JPH11138948A - シート材搬送装置及び記録装置 - Google Patents

シート材搬送装置及び記録装置

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JPH11138948A
JPH11138948A JP9330875A JP33087597A JPH11138948A JP H11138948 A JPH11138948 A JP H11138948A JP 9330875 A JP9330875 A JP 9330875A JP 33087597 A JP33087597 A JP 33087597A JP H11138948 A JPH11138948 A JP H11138948A
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sheet
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conveying
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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Manual Feeding Of Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 重量増加やコストアップを出来るだけ抑え、
かつ装置を構成する筐体部の剛性を高めることにより、
荷重や衝撃に対し強く、しかも重量増加が抑えられた携
帯性に優れた装置を提供する。 【解決手段】 閉じられた状態で上ケース22(第1の
筐体部)の係合部22aに係合して梁となる給紙トレー
6(蓋部材)を、下ケース(第2の筐体部)の軸受部2
1a(係合部)に回動自在に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート材搬送装置
及び記録装置に関し、特にそれらの装置の筐体の剛性を
高める技術に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機およびファクシミリ等
の機能を有する記録装置、あるいはコンピュータやワー
ドプロセッサ等を含む複合型電子機器やワークステーシ
ョンの出力機器として用いられる記録装置は、画像情報
に基づいて用紙やプラスチック薄板等のシート材(記録
媒体)をシート材搬送装置により搬送すると共に、記録
手段により画像を記録していくように構成されている。
【0003】また、これらの記録装置は、該記録手段の
記録方式によりインクジェット式、ワイヤドット式、サ
ーマル式およびレーザビーム式等に分けることができ
る。
【0004】一般的に、シート材の搬送方向(副走査方
向)に対して略直交する方向に主走査するシリアルスキ
ャン方式を採用するシリアルタイプの記録装置において
は、シート材が所定の記録位置にセットされた後、シー
ト材上を記録手段である記録ヘッドを搭載したキャリッ
ジ等が移動することにより、シート材に所定の幅の主走
査方向の画像を記録する。
【0005】そして、1行分の記録が終了すると、所定
量の紙送り(ピッチ搬送)が行われ、その後再び、停止
したシート材に対して、次の行の画像の記録が主走査方
向に行われる。
【0006】また一方、近年ではノート型等の携帯型コ
ンピューターが普及している。それに伴い携帯性に主眼
をおいた小型の記録装置も提案されている。
【0007】図5に、このような小型の記録装置であ
り、シリアル型の携帯型の記録装置100の断面構成説
明図を示す。
【0008】1011は記録媒体に記録を行う記録ヘッ
ドで、記録媒体であるシート材Pは給紙トレー1016
と下ガイド1014と上ガイド1015によって形成さ
れるシート材搬送経路H100に沿って紙送りローラ1
013によって搬送され記録部Mに搬送される。
【0009】記録部Mで記録の行われたシート材Pは排
紙ローラ1012により機外に排出される。
【0010】通常記録装置を最小幅で設計しようとした
場合、用紙幅にキャリッジの幅、キャリッジ走査の加速
のための幅を加算する。このため搬送経路Hは記録装置
の幅方向の6割〜9割程度の幅となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来例の記録装置100では搬送経路H100が記
録装置本体の幅方向の6割〜9割程度の幅で装置のシー
ト材搬送方向にトンネル状の空間を構成しているため、
装置の搬送経路H100に対して略垂直の方向からの押
圧力に対しては弱くなり易い。
【0012】従って、携帯時の衝撃等や、小型であるが
ゆえに装置の上に他の装置や書籍等を載置されることも
考慮すると、より一層の堅牢性を備えることが望まし
い。
【0013】また、このような小型の装置では携帯性も
考慮されて設計されており、装置重量を出来る限り抑え
ることも重要な設計項目の一つとなっている。従って、
単に搬送経路H100を取り囲む筐体部の剛性を高めて
しまうと、装置重量が重くなってしまったり、強度が高
くしかも重量が軽い材料を採用すると、コスト的な問題
を発生させてしまう等の問題が発生し、これらをバラン
スよく解決する必要がある。
【0014】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、重量増
加やコストアップを出来るだけ抑え、かつ装置を構成す
る筐体部の剛性を高めることにより、荷重や衝撃に対し
強く、しかも重量増加が抑えられた携帯性に優れた装置
を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、筐体内に設けられ、シート材を搬
送する搬送経路と、前記搬送経路の入口及び出口側に設
けられた開口部と、前記入口又は出口に設けられた開口
部の少なくとも一方を塞ぐことが可能な蓋部材と、前記
蓋部材が前記開口部を塞ぐことにより、前記筐体の撓み
を低減することを特徴とする。
【0016】前記蓋部材が前記開口部を開閉するために
前記筐体に回動可能に取付けられ、該蓋部材が開いた状
態では、搬送経路の一部を構成してシート材をガイドす
る搬送ガイドとなることも好適である。
【0017】前記蓋部材は前記開口部の内側に嵌り込む
ことも好適である。
【0018】また、シート材を搬送する搬送経路と、こ
の搬送経路を挟むように対向して配置される第1及び第
2の筐体部と、を備えたシート材搬送装置において、前
記第1及び第2の筐体部のそれぞれに設けた係合部に係
合し両筐体部の相対位置関係を保持可能とする第1の位
置と、少なくとも一方の筐体部の係合部とは係合しない
第2の位置とに選択的に配置される蓋部材を備えること
を特徴とする。
【0019】前記搬送経路は、シート材が通過する開口
部を有し、前記蓋部材は、前記搬送経路の開口部近傍に
配置されると共に、前記第1の位置では開口部を覆い、
前記第2の位置では開口部を開くことも好適である。
【0020】前記第2の位置にある蓋部材は、前記搬送
経路の一部を構成してシート材をガイドする搬送ガイド
となることを特徴とすることも好適である。
【0021】前記蓋部材は、いずれか一方の筐体部に回
動自在に取り付けられていることも好適である。
【0022】前記蓋部材は、他方の筐体部の内側部に備
えられた係合部と係合することも好適である。
【0023】前記第1及び第2の筐体部は、それぞれ前
記搬送経路を構成する搬送ガイド部を備え、前記蓋部材
は、この搬送ガイド部を係合部として係合することも良
い。
【0024】前記搬送経路を、略水平方向に配置するこ
とも良い。
【0025】記録装置にあっては、上記記載のシート材
搬送装置と、このシート材搬送装置により搬送されるシ
ート材に記録を行なう記録手段とを備えることを特徴と
する。
【0026】
【発明の実施の形態】図1〜図4に基づき、本発明を適
用した第1の実施の形態における記録装置1の構成を説
明する。記録装置1のシート材搬送系及び画像記録系に
関しては、従来の構成と同じ構成を採用することが可能
である。
【0027】図1は記録装置1の外観斜視図であり、図
2は断面構成を説明する図である。図3は給紙トレー6
を開いた状態の記録装置1の外観斜視図であり、図4は
給紙トレーの詳細図である。以下、これらの図を参照し
ながら記録装置1の構成を説明する。
【0028】(操作部)図1において、1は装置のエラ
ー状態を解除するレジュームキーであり記録装置の障害
状態を解除した後、押すことによりエラーが解除され
る。2は装置のエラー状態を表すエラーLEDであり記
録装置の各種の障害状態が発生した場合点灯する。
【0029】3は電源の投入状態を表すパワーLED、
4は装置内部に配置される印字ヘッド9等を交換する際
に開けることの可能なヘッドカバー、5は印字ヘッド9
をクリーニングする際等に押されるカートリッジスイッ
チ、6は蓋部材としての給紙トレー、7は装置の電源の
入切を行うパワーキーである。
【0030】これら操作部は記録装置の使用者(ユーザ
ー)が左右どちらかでも操作しやすいように装置上面の
の略中央に設けてある。
【0031】記録装置1の外装である筐体は後述する2
つの筐体部(上ケース22,下ケース21)から構成さ
れる。
【0032】(電気部)図2において、基板30は第1
の筐体部としての上ケース22の直下に設けられており
操作部の入力スイッチであるレジュームキー1,パワー
キー7やLED2,3は基板30に設けられている。こ
の基板30にはこれら操作部の入出力デバイスのほか、
記録装置全体をコントロールするロジック部、記録ヘッ
ドやロジック部に電源を供給する電源部などが設けられ
ている。
【0033】またこの基板30に電力を供給するバッテ
リー11が基板30の下方に着脱自在に設けられてい
る。
【0034】(印字部)図2において、記録手段として
の印字ヘッド9は、ガイドシャフト24とガイドレール
25により主操作方向に移動自在とされるキャリッジ8
に搭載されている。このキャリッジ8は、付図示のキャ
リッジモータの回転により不図示のモータプーリ及びタ
イミングベルトを介して往復駆動可能になっている。
尚、このキャリッジ8の移動方向は、前記キャリッジモ
ータの回転方向を変えることで行われる。
【0035】また、印字ヘッド9がインクジェット記録
方式の場合シート材上のインクが流れてしまわない事
と、インクの吐出速度が重力に反しないよう略水平にシ
ート材Pを搬送し、かつインクの吐出方向を下向きにし
た方がよい。
【0036】(搬送部)給紙口26から挿入されたシー
ト材Pは、搬送経路Hを通過することになる。シート材
Pは、LFローラ12とピンチローラ13によって印字
部Mに送られる。さらに下流には排紙ローラ14と排紙
ピンチローラ20を有し搬送される。
【0037】シート材Pは前記LFローラ12と排紙ピ
ンチローラ20の位置を基準にピンチローラ13と排紙
ローラ14で押し上げる構造となっており、シート材P
の印字面と印字ヘッド9との間隔はシート材Pの厚さに
関係なく一定となる。
【0038】(排紙部)記録の終了したシート材Pは2
組の排紙ローラ14と排紙ピンチローラ20に狭持され
記録装置外に排出される。2組の排紙ローラによりシー
ト材Pに方向性が付けられシート材Pの後端がLFロー
ラ12を外れた後もシート材Pと印字ヘッド9の間隔は
一定に維持される。
【0039】(給紙トレー)蓋部材としての給紙トレー
6は記録装置1の第2の筐体部としての下ケース21に
回動可能に取り付けられ、下ケース21においては軸受
部21aが給紙トレー6に対する係合部となっている。
また、給紙トレー6は記録装置にシート材Pを挿入する
際、図3の状態に開いて使用する(第2の位置)。
【0040】給紙トレー6には給紙トレー6に一体的に
構成された左ガイド28を有し、シート材Pの左端を沿
うようにして記録装置1の搬送経路Hにシート材Pを挿
入する。また右ガイド27は、給紙トレー6に一定のフ
リクションを有しながら摺動自在に設けられ、シート材
Pの幅に応じてユーザーが適宜移動させて使用する。
【0041】給紙トレー6の左ガイドと対向する軸部に
は図4に示すような押圧機構を有している。給紙トレー
6の穴部にバネ28により押圧された軸29が設けられ
ており左ガイド28の方向に押圧する力を発生させてい
る。
【0042】通常下ケース21の給紙トレーはめあい部
の幅(搬送経路Hの開口部近傍の給紙口26の幅)は部
品寸法のばらつき等を考慮して給紙トレー6の幅より若
干大きめに設計する。
【0043】しかしながらバネ28により押圧する事
で、給紙トレー6全体が常に下ケース21の片側に押し
つけられることになり左ガイド28側におけるがたの発
生を抑制する。
【0044】よってシート材Pの基準である左ガイド2
8の位置が下ケース21の給紙トレーはめあい部の幅と
給紙トレー6の幅の余裕(がたの発生)により移動する
ことなく一定に維持される。
【0045】記録装置を使用しないときは給紙トレー6
を図1のごとく閉じる(第1の位置)。この給紙トレー
6を閉めた状態では装置の搬送経路Hの開口部である給
紙口26を閉じることにより給紙トレー6は防塵カバー
及び補強部材としての両方の機能を有する。
【0046】防塵効果は説明するまでもなく、以下に補
強効果について説明する。
【0047】図2に示すように給紙トレー6は,その先
端部6aが筐体部としての上ケース22の内側部(給紙
口26側の開口部近傍位置)に備えられた係合部22a
に入り込むように閉じられる。
【0048】搬送経路Hは記録装置の紙搬送方向にトン
ネル状の空間ができるため装置の紙パスと垂直の方向か
らの押圧力によりたわみが発生し易いが、給紙トレー6
が上ケース22の内部に入り込むように閉じられるた
め、搬送経路Hの開口部が閉じられると共に、給紙トレ
ー6の先端部6aが係合部22aと当接して梁となり押
圧力に対して強くなる効果がある。従って、給紙トレー
6が閉じられた状態においては、両ケース21,22に
押圧方向の圧力が加わっても撓んだりすることが抑制さ
れ、相対位置関係が保持可能となる。
【0049】給紙側にバッテリー11や基板30が配置
してあり、記録部Mはキャリッジ走査スペースがあるた
め空間が多く、装置の重心は装置の給紙側と排紙側の線
上で見た場合、中心より給紙側にあることが多い。
【0050】このためユーザーが手に持って移動する場
合、給紙側を持つ方が安定する。従って、手で持ったと
きの安定感を考慮し給紙トレー6の外形部を曲面で構成
してもよい。
【0051】(実施の形態2)前記第1の実施の形態で
は給紙側のみに開閉可能なトレー(給紙トレー6)を設
けたが排紙側にも排紙トレーを兼ねて開閉可能なトレー
を設けることも可能であり、その場合にもトレーを梁と
して利用可能な構成とすることにより、装置本体の剛性
を高めることができる。
【0052】また、開閉可能なトレーとして、搬送経路
Hの給紙側または排紙側の開口部に直接係合する係合部
を備える構成のものを採用することも可能であり、この
場合に、トレー側の係合部が搬送経路Hの開口部に挿入
されることにより、トレーの閉じた状態を保持すること
もできる。
【0053】(実施の形態3)前記第1及び第2の実施
の形態では記録手段としての記録ヘッドにインクジェッ
ト式のもので説明したが、記録方式としてはインクジェ
ット式に限定されるものではなく、その他に、ワイヤー
ドット式や熱転写式の物を用いても良い。
【0054】また、記録装置に限定する物ではなく、画
像読み取り装置に本発明を適用することや、その他各種
のシート搬送装置に適用しても良い。
【0055】
【発明の効果】上記発明の実施の形態に説明されるよう
に、シート材の搬送経路を構成する筐体及び筐体部を、
重量増加やコストアップを伴わずにその剛性を高めるこ
とが可能となり、荷重や衝撃に対し強く、しかも重量増
加が抑えられ携帯性に優れた装置が得られる。
【0056】また、蓋部材により搬送経路への開口部か
らの埃や異物の進入が防止され、防塵性を得ることがで
きる。
【0057】蓋部材は搬送ガイドとして利用されるの
で、シート材を正確に搬送させることが可能となる。よ
って良好なシート材の搬送により、シート材の画像形成
位置を正確に設定することができる。
【0058】蓋部材が一方の筐体部に回動自在に取り付
けられることにより、第1の位置から第2の位置、また
は逆方向の位置へと容易に配置させることができ、操作
性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態における記録装置の
斜視図。
【図2】図2は本発明の実施の形態における記録装置の
断面構成を説明する図。
【図3】図3は本発明の実施の形態の記録装置の使用時
の斜視図。
【図4】図4は本発明の実施の形態の記録装置の給紙ト
レーの詳細図。
【図5】図5は従来の記録装置の断面構成を説明する
図。
【符号の説明】
1 レジュームキー 2 エラーLED 3 パワーLED 4 ヘッドカバー 5 カートリッジスイッチ 6 給紙トレー(蓋部材) 7 パワーキー 8 キャリッジ 9 印字ヘッド 11 バッテリー 12 LFローラ 13 ピンチローラ 14 排紙ローラ 20 排紙ピンチローラ 21 下ケース(第2の筐体部) 21a 軸受部(係合部) 22 上ケース(第1の筐体部) 22a 係合部 24 ガイドシャフト 25 ガイドレール 26 給紙口 27 右ガイド 28 バネ 29 軸 30 基板 H 搬送経路 M 印字部 P シート材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】また、このような小型の装置では携帯性も
考慮されて設計されており、装置重量を出来る限り抑え
ることも重要な設計項目の一つとなっている。従って、
単に搬送経路H100を取り囲む筐体部の剛性を高めて
しまうと、装置重量が重くなってしまったり、強度が高
くしかも重量が軽い材料を採用すると、コスト的な問題
を発生させてしまう等の問題が発生し、これらをバラン
スよく解決する必要がある。すなわち据え置き型の記録
装置であれば、例えば外装の肉厚を増す、外装を二重に
する、等の方法で堅牢性を高めることが可能であるが、
携帯型の記録装置の場合は軽量性と小型化も求められる
ために前記手法は使えない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】このためユーザーが手に持って移動する場
合、給紙側を持つ方が安定する。従って、手で持ったと
きの安定感を考慮し給紙トレー6の外形部を曲面で構成
してもよい。本記録装置はバッテリーを内蔵しており携
帯して使用される事を主眼においた考慮がされている。
手のひらの長さは70mm〜120mm程度なので握り
易さを考慮すると厚さは60mm以下が携帯性に好適で
ある。このため、装置のサイズは巾約300mm、奥行
き約110mm、厚さ約50mmとして、手でつかむこ
とが可能な寸法に設定し携帯性を向上させている。また
アルミ製のピンチローラー、中空紙送りローラ、中空ガ
イドシャフト、体積効率の良いリチウムイオンバッテリ
ー等の軽量化技術により記録装置の総重量を約900g
とし携帯性を向上した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03G 15/00 550 G03G 15/00 550

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に設けられ、シート材を搬送する
    搬送経路と、 前記搬送経路の入口及び出口側に設けられた開口部と、 前記入口又は出口に設けられた開口部の少なくとも一方
    を塞ぐことが可能な蓋部材と、 前記蓋部材が前記開口部を塞ぐことにより、前記筐体の
    撓みを低減することを特徴とするシート材搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記蓋部材が前記開口部を開閉するため
    に前記筐体に回動可能に取付けられ、該蓋部材が開いた
    状態では、搬送経路の一部を構成してシート材をガイド
    する搬送ガイドとなることを特徴とする請求項1に記載
    のシート材搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記蓋部材は前記開口部の内側に嵌り込
    むことを特徴とする請求項1または2に記載のシート材
    搬送装置。
  4. 【請求項4】 シート材を搬送する搬送経路と、 この搬送経路を挟むように対向して配置される第1及び
    第2の筐体部と、を備えたシート材搬送装置において、 前記第1及び第2の筐体部のそれぞれに設けた係合部に
    係合し両筐体部の相対位置関係を保持可能とする第1の
    位置と、少なくとも一方の筐体部の係合部とは係合しな
    い第2の位置とに選択的に配置される蓋部材を備えるこ
    とを特徴とするシート材搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記搬送経路は、シート材が通過する開
    口部を有し、 前記蓋部材は、前記搬送経路の開口部近傍に配置される
    と共に、前記第1の位置では開口部を覆い、前記第2の
    位置では開口部を開くことを特徴とする請求項4に記載
    のシート材搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の位置にある蓋部材は、前記搬
    送経路の一部を構成してシート材をガイドする搬送ガイ
    ドとなることを特徴とする請求項5に記載のシート材搬
    送装置。
  7. 【請求項7】 前記蓋部材は、いずれか一方の筐体部に
    回動自在に取り付けられていることを特徴とする請求項
    4乃至6のいずれか1項に記載のシート材搬送装置。
  8. 【請求項8】 前記蓋部材は、他方の筐体部の内側部に
    備えられた係合部と係合することを特徴とする請求項7
    に記載のシート材搬送装置。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2の筐体部は、それぞれ
    前記搬送経路を構成する搬送ガイド部を備え、 前記蓋部材は、この搬送ガイド部を係合部として係合す
    ることを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項に記
    載のシート材搬送装置。
  10. 【請求項10】 前記搬送経路を、略水平方向に配置す
    ることを特徴とする請求項4乃至9のいずれか1項に記
    載のシート材搬送装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれか1項に記
    載のシート材搬送装置と、 このシート材搬送装置により搬送されるシート材に記録
    を行なう記録手段とを備えることを特徴とする記録装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100485794B1 (ko) * 2003-01-18 2005-04-28 삼성전자주식회사 화상 형성 장치의 용지 공급 장치
JP2019171826A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 サトーホールディングス株式会社 プリンタ

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