JPH11138016A - 機能性シート - Google Patents

機能性シート

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JPH11138016A
JPH11138016A JP9313003A JP31300397A JPH11138016A JP H11138016 A JPH11138016 A JP H11138016A JP 9313003 A JP9313003 A JP 9313003A JP 31300397 A JP31300397 A JP 31300397A JP H11138016 A JPH11138016 A JP H11138016A
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JP
Japan
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photocatalyst
sheet
functional sheet
functional
resin
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JP9313003A
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English (en)
Inventor
Kaoru Shimizu
薫 志水
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明が切れ暗くなった状態でも光触媒を機能
(活性化)させる。 【解決手段】 蓄光部材2を混入するとともに微細な貫
通孔6をマトリクス状に穿孔したフィルムシート1のす
くなくとも一方の表面に、光触媒3を混合した液状体4
を塗布し、乾燥した構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓄光部材、光触
媒、太陽電池などの機能性部材を備えた機能性シートに
関する。
【0002】
【従来の技術】殺菌、たばこのヤニまたは窒素酸化物等
の汚染物質の分解、防かび、防曇等を目的とし各種構造
部材の表面に光触媒を備えた構成が例えば、特開平9−
111022号公報、特開平9−217028号公報、
特開平9−187359号公報、特開平9−20726
3号公報、特開平9−173865号公報等に提案され
ている。蓄光部材を備えた構成として例えば、特開平8
−133868号公報、特開平9−127892号公
報、特開平9−134637号公報等が提案されてい
る。
【0003】前記各種構造部材はガラス、セラミック
ス、コンクリート構造体、樹脂部材等からなり、フィル
ムシート、板状体、ブロック体、箱体、球体、角錐体、
円錐体またはその組み合わせ等任意の3次元形状を構成
する。例えば、眼鏡、タイル、レンガ、交通標識、反射
鏡(リフレクタ)、各種電子機器等を構成するキャビネ
ット、各種電子部品の外装部材、蛍光ランプ、照明器
具、衛生陶器等である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、構造物の基材表
面に光触媒、着色部材、蓄光部材などの機能性部材を一
つ備えた構成は提案されている。しかし、基材に少なく
とも2つの機能性部材を備えた構成、例えば、蓄光部材
と光触媒、太陽電池と蓄光部材、または光触媒と太陽電
池を備えたフレキシブルなフィルムシートは提案されて
いない。
【0005】本発明は前記2種類の機能性部材を備えた
フィルムシートを提供することを目的とする。
【0006】少なくとも2種類の機能性部材を備えるこ
とにより、汚染物質の分解、殺菌、防曇、防カビ、夜光
性、発電などを図れる。
【0007】また、光触媒と蓄光部材とを併設した基材
は、照明が切れ暗くなった状態でも蓄光部材から受光し
光触媒か機能して汚染物質を分解する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明における機能性シートは、 (1)光触媒を混入した液状体を、蓄光部材を混入する
とともに貫通孔を穿孔したシート基材の両主面に塗布し
たことを特徴とする機能性シートとした。 (2)蓄光部材を混入したシート基材の両面に液状部材
を塗布したのち光触媒を散布し前記基材表面に固定した
ことを特徴とする機能性シートとした。 (3)蓄光部材を混入したシート基材の少なくとも一方
の表面に光触媒を直接固定したことを特徴とする機能性
シートとした。 (4)光触媒を混入した液状体を、蓄光部材を混入した
シート基材の一方の表面に塗布し、もう一方の表面に粘
着剤を備えたことを特徴とする機能性シートとした。 (5)蓄光部材を混入したシート基材の一方の表面に液
状部材を塗布したのち光触媒を散布し、固定し、もう一
方の表面に粘着剤を備えたことを特徴とする機能性シー
トとした。 (6)蓄光部材を混入したシート基材の一方の表面に光
触媒を直接固定し、もう一方の表面に粘着剤を備えたこ
とを特徴とする機能性シートとした。 (7)光触媒を混入した液状体を、蓄光部材を混入した
シート基材の一方の表面に塗布し、もう一方の表面にA
L膜を備えたことを特徴とする機能性シートとした。 (8)蓄光部材を混入したシート基材の一方の表面に液
状部材を塗布した後、光触媒を散布し、前記基材表面に
固定し、もう一方の表面にAL膜を備えたことを特徴と
する機能性シートとした。 (9)蓄光部材を混入したシート基材の一方の表面を軟
化させた後、光触媒を散布して直接固定し、もう一方の
表面にAL膜を備えたことを特徴とする機能性シートと
した。 (10)蓄光部材を混入したシート基材の一方の表面に
光触媒を備え、もう一方の表面にAL膜と粘着剤層とを
備えたことを特徴とする機能性シートとした。 (11)透光型太陽電池層の一方の表面に光触媒を備
え、もう一方の表面に透光型接着剤層を備えたことを特
徴とする機能性シートとした。 (12)蓄光部材を混入するとともに貫通孔を穿孔した
シート基材の少なくとも一方の表面に薄膜型太陽電池を
備えたことを特徴とする機能性シートとした。 (13)さらに、薄膜型太陽電池に重ねて光触媒を備え
たことを特徴とする請求項27記載の機能性シートとし
た。 (14)蓄光部材を混入したシート基材の一方の表面に
薄膜型太陽電池層と光触媒層とを備え、もう一方の表面
にAL膜と粘着剤層との内少なくとも一方を備えたこと
を特徴とする機能性シートとした。
【0009】上記構成において、シート基材の表面に前
記光触媒を配設する手段の一つとして、光触媒を液状体
に混合し塗布する構成とした。例えば、光触媒をアナタ
ーゼ結晶形の酸化チタン粒子とし、該酸化チタン粒子を
水および/または有機溶媒に懸濁させたものあるいはス
ラリーにしたものを塗布する構成とした。
【0010】前記有機溶媒としてはプロパノール、アル
コール、エステル、エーテル、アミン、炭化水素、また
はそれらの混合物、または水に塩酸や硝酸などを加えた
部材等とした。
【0011】チタニアゾル液にシランカップリング剤、
チタンカップリング剤を加えたり、溶媒に海面活性剤を
加えること等は任意に実施してよい。
【0012】光触媒を混合するもうひとつの液状体とし
ては、アクリル系樹脂、アルキッドメラミン樹脂、酢酸
ビニール系樹脂、フッ素系樹脂、シリコン系樹脂、エポ
キシ系樹脂、ウレタン系樹脂、シロキサン樹脂、UV樹
脂(紫外線硬化樹脂)、天然ゴム、ブチルゴム、塩化ビ
ニール系樹脂、フェノール樹脂、ABS樹脂、PS樹
脂、スチレン系樹脂、ポリアミド樹脂、無機ガラス(釉
薬)、PVA(ポリビニールアルコール/ポバール)等
の内いずれか一つとした。
【0013】なお、光触媒または蓄光部材を混合する部
材は近紫外線を受光するため透光性を有していることが
望ましい。ただし、光触媒または蓄光部材が水またはア
ニリン等を含浸している場合はこの限りでない。
【0014】機能性シートを構成する基材はガラス、セ
ラミックス、樹脂部材等からなり、フィルムシート、板
状体を構成する。
【0015】光触媒を基材に配設する手段として前記塗
布方法の他に、スパッタ、蒸着、CVD、PVD、電着
など任意の手段を用いてよいことは言うまでもない。
【0016】本発明の上記構成において、機能性部材と
しては蛍光顔料、蓄光部材、光触媒、薄膜型太陽電池、
透光薄膜型太陽電池等とした。組合せとしては、蓄光部
材と光触媒,蓄光部材と太陽電池等とした。勿論、これ
以外の任意の組合せが可能である。
【0017】光触媒としても任意の部材を用いてよい。
例えば、二酸化チタン、または二酸化チタンと活性炭と
の混合物等からなる光触媒の微粉末粒子を用いた。
【0018】光触媒の粉末粒子、または光触媒を含んだ
液状体(溶媒、ビヒクル、塗料、接着材等の形態の内の
いずれか一つ。)の薄膜を対象物表面に配設することに
より、表面の汚れを防いだり,表面の菌を殺したり,付
着した臭いを取る。
【0019】即ち、太陽光や蛍光灯など300nm〜4
00nmの近紫外線を受けた光触媒は活性化して有機物
(アセトアルデヒドやアンモニア等)、窒素酸化物、塩
素化合物等を酸化し分解する。
【0020】二酸化チタンまたは二酸化チタンと活性炭
との混合物等からなる光触媒の微粉末粒子は数nm〜数
十μmの外形を有する。また、液状体に含ませる割合は
0.1重量%〜10重量%程度とすればよい。
【0021】塗布膜厚については使用目的に応じ任意に
実施すればよい。例えば0.1μm〜数μmの膜厚に塗
布すればよい。
【0022】基材への塗布手段はディップ、スプレー、
印刷(スクリーン印刷、グラビヤ印刷静電印刷、インク
ジェット、タンポ印刷等)、スピンコーティングなどに
より行う。
【0023】二酸化チタンは上記塗布方法の他に、真空
蒸着、CVD、スパッタなど任意の手段を用いてよい。
【0024】なお、二酸化チタンはアナターゼ型のもの
が好ましいが、銅、銀、白金、その他の金属でメタライ
ズされたルチル型二酸化チタンとしてもよい。
【0025】また、WO↓2,Cds,SrTiO↓
2,MoS↓2のような半導体で光触媒を形成するよう
にしてもよい。
【0026】さらに、光触媒に水または有機溶剤(アニ
リン等)を含浸させてもよいことも同様である。水また
は有機溶剤を含浸した光触媒を無機、有機の任意のバイ
ンダ、ビヒクル、塗料、接着材等の液状体に混合し、対
象部材の表面に塗布するようにしてもよい。液状体の加
熱、乾燥過程で水または有機溶剤が蒸発し、光触媒の保
持膜に気孔を形成し、光触媒に近紫外線を直接照射可能
にする。
【0027】蓄光物質としては、例えば根本特殊化学/
N夜光、またはSrAl↓2O↓4:Eu(発光ピーク
波長520nm、残光輝度300mcd/m↑2(20
0LXで4分照射した20分後の輝度)、残光時間20
00分以上(0.32mcd/m↑2に減衰するまで要
する時間))、またはZNs:Cu、またはZnS,C
dS,CaS,(ZnCd)S等の一種または二種類の
硫化物系蓄光物質など任意の部材としてよい。
【0028】蓄光物質を含んだ液状体(溶媒、ビヒク
ル、塗料、接着材の内いずれか一つまたはその組み合わ
せ。)の塗布厚さは最小0.1μm〜10μm程度とし
た。液状体に配合する蓄光物質の配合比は0.1重量%
〜10重量%の範囲とした。
【0029】基材を樹脂で構成する場合、例えば、アク
リル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリカーボネート、塩化
ビニル、塩化ビニリデン、スチロール、ポリアセター
ル、ABS、PS、PP、ウレタン等とした。
【0030】セラミックスの場合は例えば、アルミナ、
フォルステライト、炭化珪素、窒化珪素等とした。
【0031】ガラスの場合は例えば、シリカガラス、ホ
ウケイサ酸ガラス、ソーダ石灰ガラス等とした。
【0032】フィルムシートの場合はPET、ホリイミ
ド、塩化ビニール、アクリル、ビニール、ナイロン等の
樹脂シート、他ステンレススティール、アルミニウム等
とした。
【0033】太陽電池の構成も任意に実施してよい。例
えば、図9に示すように、フレキシブルな透光性PET
基材61に下部電極62、n層63、i層64、p層6
5、上部電極66の薄層を順次積層し、可撓性のある薄
膜型太陽電池を構成した(特開平6−204544号公
報参照)。
【0034】また、図10に示す薄膜型太陽電池は、高
分子フィルム基板71の上に金属電極72、CIS系薄
膜73、CdS74系薄膜、透明電極75、取り出し電
極76を順次積層してなる(特開平5−259494号
公報)。
【0035】この他、アモルファスシリコン太陽電池
(a−Si)、アモルファスシリコン・カーボン太陽電
池(a−Si・C)、アモルファスシリコン・ゲルマニ
ウム太陽電池(a−Si・Ge)、Cd−Te等であっ
てもよい。
【0036】さらに、デラフォサイトの結晶を用いて透
明で導電性のあるp型金属酸化物を形成し、n型の金属
酸化物と組み合わせることにより、可視光を透過する半
導体としてよい。この半導体は発電とあわせて紫外線を
吸収、赤外線を反射する。
【0037】本発明の機能性シートは上記した構成によ
って、光触媒、太陽電池、蓄光物質等の内、少なくとも
2種類以上を配設できる。
【0038】そして、光触媒は大気中または表面に付着
した汚染物質を分解する。また、蓄光物質は太陽光や蛍
光灯の光を吸収・蓄積し、照明が途切れ暗くなっても一
定時間、明るさを維持でき、周辺を照らし電子機器等の
操作を容易に、また光触媒を活性化し機能させる。太陽
電池は太陽光や蛍光灯を受光し発電(起電)。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明における第1の発明は、光
触媒を混入した液状体を、蓄光部材を混入するとともに
貫通孔を穿孔したシート基材の両主面に塗布したことを
特徴とする機能性シートとしたもので、光触媒は大気中
または表面に付着した汚染物質を分解する。また、蓄光
物質は照明が途切れ暗くなっても一定時間周辺を照ら
し、光触媒を活性化するという作用を有する。
【0040】さらに、第2の発明は、蓄光部材を混入し
たシート基材の両面に液状部材を塗布したのち光触媒を
散布し前記基材表面に固定したことを特徴とする機能性
シートとしたもので、光触媒は汚染物質を分解し、蓄光
物質は照明が途切れ暗くなっても一定時間周辺を照ら
し、光触媒を活性化するという作用を有する。
【0041】さらに、第3の発明は、蓄光部材を混入し
たシート基材の少なくとも一方の表面に光触媒を直接固
定したことを特徴とする機能性シートとしたもので、光
触媒は汚染物質を分解し、蓄光物質は照明が途切れ暗く
なっても一定時間周辺を照らし、光触媒を活性化すると
いう作用を有する。
【0042】さらに、第4の発明は、光触媒を混入した
液状体を、蓄光部材を混入したシート基材の一方の表面
に塗布し、もう一方の表面に粘着剤を備えたことを特徴
とする機能性シートとしたもので、光触媒は汚染物質を
分解し、蓄光物質は照明が途切れ暗くなっても一定時間
周辺を照らし、光触媒を活性化するという作用を有す
る。また、任意部材表面への貼付けを容易にする。
【0043】さらに、第5の発明は、蓄光部材を混入し
たシート基材の一方の表面に液状部材を塗布したのち光
触媒を散布し、固定し、もう一方の表面に粘着剤を備え
たことを特徴とする機能性シートとしたもので、光触媒
は汚染物質を分解し、蓄光物質は照明が途切れ暗くなっ
ても一定時間周辺を照らし、光触媒を活性化するという
作用を有する。また、任意部材表面への貼付けを容易に
する。
【0044】さらに、第6の発明は、蓄光部材を混入し
たシート基材の一方の表面に光触媒を直接固定し、もう
一方の表面に粘着剤を備えたことを特徴とする機能性シ
ートとしたもので、光触媒は汚染物質を分解し、蓄光物
質は照明が途切れ暗くなっても一定時間周辺を照らし、
光触媒を活性化するという作用を有する。また、任意部
材表面への貼付けを容易にする。
【0045】さらに、第7の発明は、光触媒を混入した
液状体を、蓄光部材を混入したシート基材の一方の表面
に塗布し、もう一方の表面にAL膜を備えたことを特徴
とする機能性シートとしたもので、光触媒は汚染物質を
分解し、蓄光物質は照明が途切れ暗くなっても一定時間
周辺を照らし、光触媒を活性化するという作用を有す
る。また、AL膜は光線を反射して蓄光部材や光触媒を
より一層活性化させる。
【0046】さらに、第8の発明は、蓄光部材を混入し
たシート基材の一方の表面に液状部材を塗布した後、光
触媒を散布し、前記基材表面に固定し、もう一方の表面
にAL膜を備えたことを特徴とする機能性シートとした
もので、光触媒は汚染物質を分解し、蓄光物質は照明が
途切れ暗くなっても一定時間周辺を照らし、光触媒を活
性化するという作用を有する。また、AL膜は光線を反
射して蓄光部材や光触媒をより一層活性化させる。
【0047】さらに、第9の発明は、蓄光部材を混入し
たシート基材の一方の表面を軟化させた後、光触媒を散
布して直接固定し、もう一方の表面にAL膜を備えたこ
とを特徴とする機能性シートとしたもので、光触媒は汚
染物質を分解し、蓄光物質は照明が途切れ暗くなっても
一定時間周辺を照らし、光触媒を活性化するという作用
を有する。また、AL膜は光線を反射して蓄光部材や光
触媒をより一層活性化させる。
【0048】さらに、第10の発明は、蓄光部材を混入
したシート基材の一方の表面に光触媒を備え、もう一方
の表面にAL膜と粘着剤層とを備えたことを特徴とする
機能性シートとしたもので、上記(9)の効果に加えて
任意部材表面への貼付けを容易にする。
【0049】さらに、第11の発明は、透光型太陽電池
層の一方の表面に光触媒を備え、もう一方の表面に透光
型接着剤層を備えたことを特徴とする機能性シートとし
たもので、太陽電池は発電し任意の部材表面に貼付けで
きる。
【0050】さらに、第12の発明は、蓄光部材を混入
するとともに貫通孔を穿孔したシート基材の少なくとも
一方の表面に薄膜型太陽電池を備えたことを特徴とする
機能性シートとしたもので、蓄光物質は照明が途切れ暗
くなっても一定時間周辺を照らし光触媒を活性化し、太
陽電池は発電する。
【0051】さらに、第13の発明は、薄膜型太陽電池
に重ねて光触媒を備えたことを特徴とする第12記載の
機能性シートとしたもので、光触媒は汚染物質を分解
し、太陽電池は発電する。
【0052】さらに、第14の発明は、蓄光部材を混入
したシート基材の一方の表面に薄膜型太陽電池層と光触
媒層とを備え、もう一方の表面にAL膜と粘着剤層との
内少なくとも一方を備えたことを特徴とする機能性シー
トとしたもので、上記(12)の効果に加えて任意部材
表面への貼付けを可能とし、光線の利用率を向上させ
る。
【0053】以下、本発明の実施の形態について図1か
ら図8を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
機能性シートの要部断面図を示す。図1において符号1
はシート基材を構成するフィルムシート、2は蓄光部
材、3は光触媒、4は光触媒を担持する液状体、6は微
細な貫通孔を示す。
【0054】フィルムシート1は透光性部材からなり、
ニーダ等の押し出し成形過程ですでに蓄光部材2を所定
量混入してなる(図示せず)。
【0055】また、フィルムシート1は直径0.5μm
〜1μm程度の微細な貫通孔6を,間隔1mm〜数mm
程度のマトリクス状(多行多列)に穿孔してなる。穿孔
手段は例えば、レーザー加工とした。勿論、金型を用い
たパンチ加工としてよい。
【0056】微細な貫通孔6は光の回折を可能とするこ
とを第1の目的とする。即ち、一方の側から入射した直
線光が貫通孔6を通過すると円弧状の光として伝波し、
他方の光触媒3を活性化させる。
【0057】そして、貫通孔6はフィルムシートに塗布
した塗布物(液状体4)の剥離を防止するもので、塗布
物を固定するアンカー効果を第2の目的とする。
【0058】図1に示すように、機能性シート100は
光触媒3を混入した液状体4を、蓄光部材2を混入した
フィルムシート1の両主面に塗布したことを特徴とす
る。
【0059】前記透光性フィルムシート1はPET樹
脂、ポリイミド、塩化ビニール、ナイロン、セラミック
ス、ガラス等の部材からなる。厚さ寸法は数μm〜10
0μm程度の範囲とした。
【0060】なお、蓄光部材と光触媒の各混入量ととも
に、塗布膜厚によって透過光量や呈色調整が可能であ
る。
【0061】蓄光部材や光触媒等の機能性部材は粒径を
0.1μm〜数μmの範囲の粒子状とし、液状体たとえ
ば透明なアクリル系樹脂、エポキシ樹脂、塩化ビニル等
の樹脂部材、または無機ガラス(釉薬)等に、それぞれ
数重量%〜数10重量%の範囲で混入、練り込んでな
る。各層の塗布厚さは0.1μm〜数μmの範囲とし
た。
【0062】塗布手段はスプレー、静電印刷、インクジ
ェット、浸漬、スクリーン印刷などの内いずれか一つと
した。勿論、他の任意手段としてよい。塗布物は摂氏約
150度に加熱、乾燥させてなる。
【0063】前記各機能性部材の配設手段として、必ず
しも樹脂系の液状体を用いることに限定するものでな
い。機能性部材を分散する溶媒は、水または/および有
機溶媒たとえばアルコール等に懸濁させたもの,あるい
はスラリーとしたものであってもよい。
【0064】光触媒粒子は結晶形アナターゼとし、0.
001μm〜数μmの範囲の粒子を水または/および有
機溶媒に懸濁させたもの,あるいはスラリーとしたもの
を厚さ0.01μm〜数μmの範囲に塗布する場合と、
粒子径を数μm〜数十μmの範囲としプロピレングリコ
ールに懸濁させたものを塗布する場合等、任意に実施し
てよい。
【0065】さらに、上記のごとく液状体に混合して塗
布することの他に、蒸着、スパッタ、CVD、PVD、
溶着等の手段により配設するようにしてよい。
【0066】上記機能性シートは蓄光部材が暗い場所で
も一定時間周囲を照明し、併設した光触媒を活性化す
る。光触媒は有機物、窒素酸化物、塩素化合物等を酸化
し分解する。その結果、実施の形態1における機能性シ
ートは高速道路の防音壁やブラインドの羽などに応用で
きる。
【0067】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2における機能性シートの要部断面図を示す。図2に
おいて符号24は液状体を示す。
【0068】図2に示すように、機能性シート110
は、蓄光部材2を混入したフィルムシート(シート基
材)1の両面に液状部材24を塗布したのち光触媒を散
布し、加熱乾燥して前記基材表面に固定したことを特徴
とする。
【0069】また、必要に応じ前記散布した光触媒3を
プレートやローラ等で押圧し、少なくとも光触媒の一部
分を前記液状部材24の表面に埋設したことを特徴とす
る。
【0070】液状体24は一般的な接着材、塗料、ビヒ
クル等を厚さ数μm〜数十μmに塗布し、表面が濡れ性
(接着性)を有している間に光触媒を散布した。
【0071】当然のことながら、実施の形態1で用いた
液状体を塗布するようにしてもよい。即ち、各種樹脂部
材、釉薬、水または/および有機溶剤など任意の部材と
してよい。機能性部材の種類や粒子径等も実施の形態1
と同様にしてよい。
【0072】光触媒を散布、押圧した後、150度以下
の温度で液状部材を加熱し、乾燥・硬化して前記光触媒
を固定した。
【0073】なお、この場合も光触媒をアナターゼ結晶
形の酸化チタン粒子とした。また、液状体を水および/
または有機溶媒、またはアクリル系樹脂、アルキッドメ
ラミン樹脂、酢酸ビニール系樹脂、フッ素系樹脂、シリ
コン系樹脂、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂、UV樹
脂(紫外線硬化樹脂)、天然ゴム、ブチルゴム、塩化ビ
ニール系樹脂、フェノール樹脂、ABS樹脂、PS樹
脂、スチレン系樹脂、ポリアミド樹脂、無機ガラスの内
いずれか一つとした。
【0074】前記光触媒の散布量はフィルムシート表面
をくまなく覆う程度とした。液状体の硬化後、フィルム
シートを反転すれば固定されなかった光触媒粒子や余分
の光触媒は落下し取り除かれる。この実施の形態2の場
合も実施の形態1と同様の作用・効果を有する。
【0075】(実施の形態3)図3は本発明の実施の形
態3における機能性シートの要部断面図を示す。図3に
おいて符号5は軟化・溶融層を示す。
【0076】この場合の機能性シート130は、蓄光部
材2を混入したフィルムシート1の少なくとも一方の表
面に光触媒3を直接固定したことを特徴とする。
【0077】フィルムシート1の押し出し成形過程にお
いて、まだ表面が粘着性を有する間に光触媒3を散布ま
たはスプレーして固定した。
【0078】また、もう一つの構成方法は、フィルムシ
ート1の表面を加熱活性または溶剤活性等の手段により
軟化・溶融させる。その後、光触媒を篩振動機構、スプ
レー等の手段を用いて散布し、前記フィルムシート1の
表面に固定した。
【0079】なお、必要に応じ光触媒3を押圧し、少な
くとも光触媒の一部分を前記フィルムシートの表面に埋
設した。
【0080】溶剤により活性化して粘着性を発揮するフ
ィルムシートは例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂、スチロール樹脂等とした。加熱により粘着性を
発揮するフィルムシートは各種樹脂部材等限定されな
い。
【0081】この実施の形態3における機能性シートも
実施の形態1と同様の効果を発揮するとともに、ホット
スタンプ(加熱した刻印を押圧しで局部を加熱、溶
融)、レーザー照射、ホットエヤー噴射等の手段併用に
より、基材の任意部分に任意の文字・図形に従って機能
性部材を配設できる。なお、蓄光部材、光触媒の形状、
大きさ寸法、混入量などは実施の形態1〜2と同程度と
した。
【0082】(実施の形態4)図4は本発明の実施の形
態4における機能性シートの要部断面図を示す。図4に
おいて符号7は粘着剤層、30光触媒層を示す。
【0083】この場合の機能性シート130は、光触媒
を混入した液状体を、蓄光部材2を混入したフィルムシ
ート1の一方の表面に塗布し、もう一方の表面に粘着剤
7を備えたことを特徴とする機能性シートとしたもの
で、光触媒3は汚染物質を分解し、蓄光物質2は照明が
途切れ暗くなっても一定時間周辺を照らし、光触媒を活
性化するという作用を有する。また、任意部材表面への
貼付けを容易にする。
【0084】また、蓄光部材2を混入したフィルムシー
ト1の一方の表面に液状部材を塗布したのち光触媒を散
布して直接固定し、もう一方の表面に粘着剤7を備えた
ことを特徴とする機能性シートとした。
【0085】さらに、蓄光部材2を混入したフィルムシ
ートの一方の表面に光触媒を直接固定し、もう一方の表
面に粘着剤7を備えたことを特徴とする機能性シートと
した。
【0086】前記粘着シート(または両面粘着シート)
は溶剤活性型、加熱活性型、常温で粘着性を有する常温
活性型など任意の部材を用いてよい。本実施例では常温
で粘着性を有する両面粘着シートを用いた。粘着剤はア
クリル系樹脂、シリコン系樹脂、エポキシ系樹脂等任意
の部材としてよい。
【0087】次に、実施の形態4におけるもう一つの実
施例を図5に示す。図5において符号8はAL膜(AL
蒸着膜、スパッタ膜等)を示す。この場合は、図4の構
成にAL膜を付加したものとした。即ち、蓄光部材2を
混入したフィルムシート1の一方の表面に光触媒を備
え、もう一方の表面にAL膜8を備えたことを特徴とす
る機能性シートとした。
【0088】また、光触媒を混入した液状体を、蓄光部
材2を混入したフィルムシート1の一方の表面に塗布
し、もう一方の表面にAL膜8を備えたことを特徴とす
る機能性シートとした。
【0089】蓄光部材2を混入したフィルムシート1の
一方の表面に液状部材を塗布した後、光触媒を散布し、
前記基材表面に固定し、もう一方の表面にAL膜8を備
えたことを特徴とする機能性シートとした。また、光触
媒を押圧し少なくとも一部分を液状部材表面に埋設し
た。
【0090】蓄光部材2を混入したフィルムシート1の
一方の表面を軟化させた後、光触媒を散布し、固定し、
もう一方の表面にAL膜8を備えたことを特徴とする機
能性シートとした。また、光触媒を押圧し少なくとも一
部分をシート基材表面に埋設した。
【0091】蓄光部材2を混入したフィルムシート1の
一方の表面に光触媒を備え、もう一方の表面にAL膜8
と粘着剤層7とを備えたことを特徴とする機能性シート
とした。
【0092】この実施の形態4の場合も機能性部材は実
施の形態1と同様の作用・効果を有する。なお、蓄光部
材、光触媒の形状、大きさ寸法、混入量、液状体、塗布
量などは実施の形態1〜3と同程度とした。
【0093】(実施の形態5)図6は本発明の実施の形
態5における機能性シートの要部断面図を示す。図6に
おいて7は粘着剤層、符号9は太陽電池層、30光触媒
層を示す。
【0094】この場合の機能性シート150は、透光型
太陽電池層9の一方の表面に光触媒を備え、もう一方の
表面に透光型接着剤層を備えたことを特徴とする機能性
シートとした。光触媒は汚染物質を分解し、太陽電池は
発電し、粘着剤は任意の部材表面に貼付けできる。即
ち、太陽電池と接着剤を透光型とすることにより窓ガラ
ス等に貼付け使用てきる。前記太陽電池としてはデラフ
ォサイトによるp型金属酸化物にn型半導体を組み合せ
てなり、発電と赤外線の反射により省エネルギーと環境
保全を図れる。なお、光触媒の配設手段や種類等は実施
の形態1〜4と同様とした。
【0095】(実施の形態6)図7は本発明の実施の形
態4における機能性シートの要部断面図を示す。図7に
おいて1はフィルムシート、2は蓄光部材、符号9は太
陽電池層、30光触媒層を示す。
【0096】この場合の機能性シート160は、蓄光部
材2を混入するとともに貫通孔6を穿孔したフィルムシ
ート1の少なくとも一方の表面に薄膜型太陽電池を備え
たことを特徴とする。また、前記薄膜型太陽電池に重ね
て光触媒を備えた構成とした。
【0097】この実施の形態6の場合も機能性部材は実
施の形態1〜5と同様の作用・効果を有する。なお、蓄
光部材、光触媒の形状、大きさ寸法、混入量などは実施
の形態1〜5と同程度とした。太陽電池は図9、図10
等に示した薄膜半導体型とした。
【0098】(実施の形態7)図8は本発明の実施の形
態7における機能性シートの要部断面図を示す。図8に
おいて1はフィルムシート、2は蓄光部材、符号9は太
陽電池層、30光触媒層を示す。
【0099】この場合の機能性シート170は、蓄光部
材2を混入したフィルムシート1の一方の表面に薄膜型
太陽電池層9と光触媒層30とを備え、もう一方の表面
にAL膜8と粘着剤層7との内少なくとも一方を備えた
ことを特徴とする機能性シートとした。図8ではAL膜
8と粘着剤層7との両方を備えた例を示す。
【0100】蓄光物質は照明が途切れ暗くなっても一定
時間周辺を照らし光触媒を活性化する。光触媒は汚染物
質を分解し、太陽電池は発電する。粘着剤は任意部材表
面への貼付けを可能とし、AL膜は光線の利用率を向上
させる。
【0101】この実施の形態7の場合も機能性部材は実
施の形態1〜6と同様の作用・効果を有する。なお、蓄
光部材、光触媒の形状、大きさ寸法、混入量などは実施
の形態1〜6と同程度とした。太陽電池は図9、図10
等に示した薄膜半導体型とした。
【0102】
【発明の効果】以上のように本発明は、蓄光部材、光触
媒、太陽電池等の機能性部材を組み合わせて備えること
により、光触媒は大気中や表面に付着した汚染物質(汗
や手脂、窒素酸化物等)を分解する。
【0103】蓄光物質は照明が切れてからも一定時間、
自己発光し周囲を照らして光触媒や太陽電池を機能させ
る。太陽電池は発電により省エネルギーと環境保全を図
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における機能性シートの
要部断面図
【図2】本発明の実施の形態2における機能性シートの
要部断面図
【図3】本発明の実施の形態3における機能性シートの
要部断面図
【図4】本発明の実施の形態4における機能性シートの
要部断面図
【図5】本発明の実施の形態4におけるもう一つの機能
性シートの要部断面図
【図6】本発明の実施の形態5における機能性シートの
要部断面図
【図7】本発明の実施の形態6における機能性シートの
要部断面図
【図8】本発明の実施の形態7における機能性シートの
要部断面図
【図9】本発明の実施の形態5〜8を構成する太陽電池
の一例の要部断面図
【図10】本発明の実施の形態5〜8を構成する太陽電
池の一例の要部断面図
【符号の説明】
1 フィルムシート 2 蓄光部材 3 光触媒 4 液状体 5 軟化・溶融層 7 粘着剤層 6 貫通孔 8 AL膜(AL蒸着膜) 9 太陽電池層 30 光触媒層 61 基材 62 下部電極(AL,Ag,Cr等) 63 n層 64 i層 65 p層 66 上部電極 67 グリッド電極 71 高分子フィルム基材 72 金属電極 73 CIS系薄膜 74 CdS系薄膜 75 透明電極 76 取り出し電極 60,70,100,110,120,130,14
0,150,160,170 機能性シート

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄光部材を混入するとともに貫通孔を穿
    孔したシート基材の両面に光触媒を備えたことを特徴と
    する機能性シート。
  2. 【請求項2】 光触媒を蒸着、スパッタ、CVDの内い
    ずれか一つの手段により備えたことを特徴とする請求項
    1記載の機能性シート。
  3. 【請求項3】 光触媒を混入した液状体を、蓄光部材を
    混入したシート基材の両主面に塗布したことを特徴とす
    る機能性シート。
  4. 【請求項4】 液状体を水および/または有機溶媒とし
    たことを特徴とする請求項3記載の機能性シート。
  5. 【請求項5】 液状体をアクリル系樹脂、アルキッドメ
    ラミン樹脂、酢酸ビニール系樹脂、フッ素系樹脂、シリ
    コン系樹脂、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂、UV樹
    脂(紫外線硬化樹脂)、天然ゴム、ブチルゴム、塩化ビ
    ニール系樹脂、フェノール樹脂、ABS樹脂、PS樹
    脂、スチレン系樹脂、ポリアミド樹脂、無機ガラスの内
    いずれか一つとしたことを特徴とする請求項3記載の機
    能性シート。
  6. 【請求項6】 蓄光部材を混入したシート基材の両面に
    液状部材を塗布したのち光触媒を散布し前記基材表面に
    固定したことを特徴とする機能性シート。
  7. 【請求項7】 光触媒を押圧し少なくとも一部分を液状
    部材表面に埋設したことを特徴とする請求項6記載の機
    能性シート。
  8. 【請求項8】 蓄光部材を混入したシート基材の少なく
    とも一方の表面に光触媒を直接固定したことを特徴とす
    る機能性シート。
  9. 【請求項9】 光触媒を押圧し少なくとも一部分をシー
    ト基材表面に埋設したことを特徴とする請求項8記載の
    機能性シート。
  10. 【請求項10】 蓄光部材を混入したシート基材の押し
    出し成形過程で前記シート基材の表面に光触媒を散布
    し、固定したことを特徴とする請求項8記載の機能性シ
    ート。
  11. 【請求項11】 加熱活性または溶剤活性の内いずれか
    一つの手段により蓄光部材を混入したシート基材表面を
    軟化させ、その後、光触媒を散布し固定したことを特徴
    とする請求項8記載の機能性シート。
  12. 【請求項12】 シート基材表面の軟化手段としてホッ
    トスタンプ、レーザ加熱、ホットエヤー噴射の内いずれ
    か一つを用いたことを特徴とする請求項11記載の機能
    性シート。
  13. 【請求項13】 蓄光部材を混入したシート基材の一方
    の表面に光触媒を備え、もう一方の表面に粘着剤を備え
    たことを特徴とする機能性シート。
  14. 【請求項14】 光触媒を混入した液状体を、蓄光部材
    を混入したシート基材の一方の表面に塗布し、もう一方
    の表面に粘着剤を備えたことを特徴とする機能性シー
    ト。
  15. 【請求項15】 蓄光部材を混入したシート基材の一方
    の表面に液状部材を塗布したのち光触媒を散布し、固定
    し、もう一方の表面に粘着剤を備えたことを特徴とする
    機能性シート。
  16. 【請求項16】 光触媒を押圧し少なくとも一部分を液
    状部材表面に埋設したことを特徴とする請求項15記載
    の機能性シート。
  17. 【請求項17】 蓄光部材を混入したシート基材の一方
    の表面に光触媒を直接固定し、もう一方の表面に粘着剤
    を備えたことを特徴とする機能性シート。
  18. 【請求項18】 光触媒を押圧し少なくとも一部分をシ
    ート基材表面に埋設したことを特徴とする請求項17記
    載の機能性シート。
  19. 【請求項19】 蓄光部材を混入したシート基材の一方
    の表面に光触媒を備え、もう一方の表面にAL膜を備え
    たことを特徴とする機能性シート。
  20. 【請求項20】 光触媒を混入した液状体を、蓄光部材
    を混入したシート基材の一方の表面に塗布し、もう一方
    の表面にAL膜を備えたことを特徴とする機能性シー
    ト。
  21. 【請求項21】 蓄光部材を混入したシート基材の一方
    の表面に液状部材を塗布した後、光触媒を散布し、前記
    基材表面に固定し、もう一方の表面にAL膜を備えたこ
    とを特徴とする機能性シート。
  22. 【請求項22】 光触媒を押圧し少なくとも一部分を液
    状部材表面に埋設したことを特徴とする請求項21記載
    の機能性シート。
  23. 【請求項23】 蓄光部材を混入したシート基材の一方
    の表面を軟化させた後、光触媒を散布し、固定し、もう
    一方の表面にAL膜を備えたことを特徴とする機能性シ
    ート。
  24. 【請求項24】 光触媒を押圧し少なくとも一部分をシ
    ート基材表面に埋設したことを特徴とする請求項23記
    載の機能性シート。
  25. 【請求項25】 蓄光部材を混入したシート基材の一方
    の表面に光触媒を備え、もう一方の表面にAL膜と粘着
    剤層とを備えたことを特徴とする機能性シート。
  26. 【請求項26】 透光型太陽電池層の一方の表面に光触
    媒を備え、もう一方の表面に透光型接着剤層を備えたこ
    とを特徴とする機能性シート。
  27. 【請求項27】 蓄光部材を混入するとともに貫通孔を
    穿孔したシート基材の少なくとも一方の表面に薄膜型太
    陽電池を備えたことを特徴とする機能性シート。
  28. 【請求項28】 さらに、薄膜型太陽電池に重ねて光触
    媒を備えたことを特徴とする請求項27記載の機能性シ
    ート。
  29. 【請求項29】 蓄光部材を混入したシート基材の一方
    の表面に薄膜型太陽電池層と光触媒層とを備え、もう一
    方の表面にAL膜と粘着剤層との内少なくとも一方を備
    えたことを特徴とする機能性シート。
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