JPH1113715A - 緊急装置駆動用油圧ユニット - Google Patents

緊急装置駆動用油圧ユニット

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Publication number
JPH1113715A
JPH1113715A JP16779797A JP16779797A JPH1113715A JP H1113715 A JPH1113715 A JP H1113715A JP 16779797 A JP16779797 A JP 16779797A JP 16779797 A JP16779797 A JP 16779797A JP H1113715 A JPH1113715 A JP H1113715A
Authority
JP
Japan
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emergency
hydraulic
emergency operation
emergency device
oil pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP16779797A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Tomimatsu
卓亮 冨松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH1113715A publication Critical patent/JPH1113715A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常の緊急動作機能を確保しながら、プラン
トなどに停電が発生した場合でも、オペレータの意志と
は関係ない緊急動作を確実に防いで安全性の向上を図れ
るようにする。 【解決手段】 油圧源1から緊急装置2への油圧供給路
3に、常時は緊急装置2に油圧を負荷して緊急動作を規
制する方向に作動され、かつ、緊急操作信号が入力され
たとき緊急装置2への油圧負荷を解除して緊急動作の規
制を解除する方向に作動する緊急動作用の第1電磁弁5
と、この第1電磁弁5よりも緊急装置2側の油圧供給路
3に配置されて常時は緊急装置2に油圧を負荷して緊急
動作を規制する方向に作動され、かつ、停電により緊急
動作の規制方向とは逆方向に作動されたときも油圧源1
から緊急装置2への油圧負荷を保持して緊急動作を規制
する第2電磁弁6とを介在させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば石油精製プ
ラント中に介在されている緊急遮断バルブなどの緊急装
置の駆動に用いられる緊急装置駆動用油圧ユニットに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の緊急装置駆動用油圧ユニ
ットは、図3に示すように、ポンプ等の油圧源1から緊
急遮断バルブ等の緊急装置2への油圧供給路3の途中に
緊急動作用の単一の電磁弁4が介在されている。この緊
急動作用電磁弁4は、常時は通電励磁により上記緊急装
置2に油圧を負荷して該緊急装置2の緊急動作を規制す
るように第1ポート4aが油圧供給路3に接続される方
向に作動されており、電源(図示省略する)の切り操作
に伴う緊急操作信号が入力されたときに上記緊急装置2
への油圧負荷を解除して緊急動作の規制を解除するよう
に通電解磁されて第2ポート4bが油圧供給路3に接続
される方向(矢印x方向)に作動されるべく構成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような構成の
従来の緊急装置駆動用油圧ユニットにおいては、石油精
製プラントなどに停電が発生した場合、作業員やプラン
ト管理者などのオペレータの意志とは関係なく、上記電
磁弁4への通電が解磁されて緊急操作信号と同様な信号
が入力され、これによって、電磁弁4はその第2ポート
4bが油圧供給路3に接続されるx方向に作動して上記
緊急装置2への油圧負荷が解除され、該緊急装置2が不
測に緊急動作してしまい、その結果、予想もしない事態
や事故を生じる可能性があった。
【0004】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、通常の緊急動作規制機能は確保しながら、プラント
などに停電が発生した場合でも、オペレータの意志とは
関係ない緊急動作を確実に防いで安全性の向上を図るこ
とができる緊急装置駆動用油圧ユニットを提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る緊急装置駆動用油圧ユニットは、油圧
源から緊急装置への油圧供給路に介在されて、常時は上
記緊急装置に油圧を負荷して緊急動作を規制する方向に
作動され、かつ、緊急操作信号が入力されたときに上記
緊急装置への油圧負荷を解除して緊急動作の規制を解除
する方向に作動する緊急動作用の第1電磁弁と、この第
1電磁弁よりも上記緊急装置側の油圧供給路に介在され
て、常時は上記緊急装置に油圧を負荷して緊急動作を規
制する方向に作動され、かつ、停電により上記緊急動作
の規制方向とは逆方向に作動されたときも上記油圧源か
ら緊急装置への油圧負荷を保持して緊急動作を規制する
第2電磁弁とを備えていることを特徴とするものであ
る。
【0006】上記構成の本発明によれば、通常時には上
記第1電磁弁および第2電磁弁共に緊急装置に油圧を負
荷して緊急動作を規制する方向に作動され、所定の緊急
動作待機状態に保持されており、この状態でオペレータ
が電源を切り操作して緊急操作信号を入力させると、第
1電磁弁の作動により上記緊急装置への油圧負荷が解除
されて所定の緊急動作機能が確実に発揮される。そし
て、停電が発生した時、第1電磁弁は緊急動作の規制を
解除する方向に作動する一方、第2電磁弁も通常の緊急
動作の規制方向とは逆方向に作動されることになるが、
その逆方向への作動状態においても油圧源から緊急装置
への油圧負荷を保持して緊急動作を規制することにな
り、オペレータの意志とは関係ない緊急動作が防止さ
れ、油圧ユニット、緊急装置を含むプラント全体の安全
性が保てる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係る緊急装置駆動
用油圧ユニットの回路構成図であり、この緊急装置駆動
用油圧ユニットは、ポンプ等の油圧源1から緊急遮断バ
ルブ等の緊急装置2への油圧供給路3の途中に、常時は
通電励磁により上記緊急装置2に油圧を負荷して該緊急
装置2の緊急動作を規制するように第1ポート5aが油
圧供給路3に接続される方向に作動され、かつ、電源
(図示省略する)の切り操作に伴う緊急操作信号が入力
されたときに上記緊急装置2への油圧負荷を解除して緊
急動作の規制を解除するように通電解磁されて第2ポー
ト5bが油圧供給路3に接続される方向(矢印x方向)
に作動されるべく構成された緊急動作用の第1電磁弁5
(これは、図3に示す従来の電磁弁4と全く同一であ
る。)が介在されている。
【0008】加えて、本発明では、上記第1電磁弁5よ
りも上記緊急装置2側の油圧供給路3に第2電磁弁6が
介在されている。この第2電磁弁6は、常時は通電励磁
により上記緊急装置2に油圧を負荷して該緊急装置2の
緊急動作を規制するようにその第1ポート6aが上記油
圧供給路3に接続される方向に作動され、かつ、停電に
より上記緊急動作の規制方向とは逆方向(矢印y方向)
に作動されたときはその第2ポート6bが上記油圧供給
路3から分岐された油圧供給分岐路3Aに接続されて上
記油圧源1から緊急装置2への油圧負荷を保持して緊急
動作の規制を保持するように構成されている。
【0009】上記のような構成の緊急装置駆動用油圧ユ
ニットにおいては、通常時には図1に示すように、上記
第1電磁弁5および第2電磁弁6共にその第1ポート5
a,6aが油圧供給路3に接続される方向に作動されて
おり、これによって、油圧源1から油圧供給路3、第1
電磁弁5および第2電磁弁6を経て緊急装置2に油圧が
負荷されて該緊急装置2の緊急動作が規制され、所定の
緊急動作待機状態に保持されている。この状態ではオペ
レータが電源を切り操作して緊急操作信号を入力させる
と、第1電磁弁5のx方向への作動に伴い上記油圧供給
路3が遮断され緊急装置2への油圧負荷が解除されて所
定の緊急動作機能が確実に発揮される。
【0010】そして、停電が発生し、オペレータの意志
とは関係なく緊急操作信号と同様な信号が入力される
と、図2に示すように、第1電磁弁5は緊急動作の規制
を解除するx方向に作動しその第2ポート5bが油圧供
給路3に接続されて油圧の供給が遮断される一方、第2
電磁弁6も通常の緊急動作の規制方向とは逆のy方向に
作動されることになるが、この逆方向への作動状態にお
いては、第2電磁弁6の第2ポート6bが上記油圧供給
路3から分岐された油圧供給分岐路3Aに接続されるこ
とになるため、油圧源1から油圧供給路3、油圧供給分
岐路3A、第2電磁弁6を経て緊急装置2への油圧負荷
が保持されて緊急動作の規制が保たれることになり、し
たがって、停電時においても、オペレータの意志とは関
係ない緊急動作が防止され、油圧ユニット、緊急装置2
を含むプラント全体の安全性が保たれる。
【0011】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、既存の
油圧ユニットにおける油圧供給路にもう1つの電磁弁
(第2電磁弁)を付加するという簡単な構成改良を施す
だけで、通常の緊急動作機能は確保しながら、プラント
などに停電が発生した場合でも、オペレータの意志とは
関係ない強制的な緊急動作を確実に防止することがで
き、緊急装置を備えたプラント全体の安全性の向上を達
成することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る緊急装置駆動用油圧ユニットの通
常時における作動状態を示す回路構成図である。
【図2】同上緊急装置駆動用油圧ユニットの停電時にお
ける作動状態を示す回路構成図である。
【図3】従来の緊急装置駆動用油圧ユニットの通常時に
おける作動状態を示す回路構成図である。
【符号の説明】
1 油圧源 2 緊急装置 3 油圧供給路 3A 油圧供給分岐路 5 第1電磁弁 6 第2電磁弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧源から緊急装置への油圧供給路に介
    在されて、常時は上記緊急装置に油圧を負荷して緊急動
    作を規制する方向に作動され、かつ、緊急操作信号が入
    力されたときに上記緊急装置への油圧負荷を解除して緊
    急動作の規制を解除する方向に作動する緊急動作用の第
    1電磁弁と、 この第1電磁弁よりも上記緊急装置側の油圧供給路に介
    在されて、常時は上記緊急装置に油圧を負荷して緊急動
    作を規制する方向に作動され、かつ、停電により上記緊
    急動作の規制方向とは逆方向に作動されたときも上記油
    圧源から緊急装置への油圧負荷を保持して緊急動作を規
    制する第2電磁弁とを、備えていることを特徴とする緊
    急装置駆動用油圧ユニット。
JP16779797A 1997-06-25 1997-06-25 緊急装置駆動用油圧ユニット Pending JPH1113715A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104482277A (zh) * 2014-12-31 2015-04-01 安徽江淮汽车股份有限公司 一种电控双联电磁阀
JP2017078456A (ja) * 2015-10-20 2017-04-27 Jfeスチール株式会社 緊急ガス遮断システム
CN109073111A (zh) * 2016-04-06 2018-12-21 株式会社多田野 紧急操作阀以及卸载回路

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Effective date: 20040413

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