JPH11135968A - プリント基板の挿抜装置 - Google Patents

プリント基板の挿抜装置

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JPH11135968A
JPH11135968A JP33667697A JP33667697A JPH11135968A JP H11135968 A JPH11135968 A JP H11135968A JP 33667697 A JP33667697 A JP 33667697A JP 33667697 A JP33667697 A JP 33667697A JP H11135968 A JPH11135968 A JP H11135968A
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JP
Japan
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circuit board
printed circuit
lever
mounting
extraction
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JP33667697A
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Kazuhiro Ozawa
一拡 小澤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板の挿入時、挿抜レバーを意識的
に保持する必要があった。 【解決手段】 ブックシェルフ筐体1内へ挿脱自在なプ
リント基板2の後端側角部に、上記ブックシェルフ筐体
1の開口部1aに設けられた係合部材10に係脱自在な
挿抜レバー8を回動自在に設けると共に、上記挿抜レバ
ー8側にガイド突起8dを、また上記係合部材10側
に、挿脱レバー8の挿入用突出部8aが係合部材10の
係合部10aと干渉しない位置まで挿抜レバー8を回動
させるガイド突片10bを突設したもので、プリント基
板2の挿入時、意識的に挿抜レバー8を保持しなくてよ
いので、挿入作業が簡単に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はブックシェルフ筐
体を有する電子装置のプリント基板挿抜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の電子装置においては、ブッ
クシェルフ筐体内に1枚ないし複数枚のプリント基板が
実装できるようになっており、各プリント基板には、ブ
ックシェルフ筐体内よりプリント基板を抜き出す際、抜
き出しやすいように挿抜レバーが設けられている。
【0003】図4は従来のブックシェルフ筐体内にプリ
ント基板を実装した状態の一部切欠斜視図、図5の
(イ)及び(ロ)はプリント基板に取付けられた挿抜レ
バーの作用説明図を示すもので、ブックシェルフ筐体a
の内には、プリント基板bの上下縁部をガイドする複数
対のガイドレールcが横方向に等間隔に布設されてお
り、その奥には各ガードレールc毎にコネクタdの設け
られたマザーボードeが設けられている。
【0004】またプリント基板bの前端側には、上記マ
ザーボードeのコネクタdに接続自在なコネクタfが、
そして後端の上下角部には、ブックシェルフ筐体aの開
口部に設けられた係合部材gに係脱自在に係合する挿抜
レバーhが設けられている。
【0005】上記挿抜レバーhは、中間部よりやや一端
側に寄った位置をピンiによりプリント基板bに回動自
在に枢着されていて、ブックシェルフ筐体a内にプリン
ト基板bを挿入した状態では、一端部が上記係合部材g
の先端に内側より係合されており、ブックシェルフ筐体
aよりプリント基板bを抜き出すときは、他端側をブッ
クシェルフ筐体aの奥方側へ押し込むことにより、テコ
の原理でプリント基板bに大きな抜出力が発生し、マザ
ーボードeのコネクタdとプリント基板bのコネクタf
間が切離せるため、ブックシェルフ筐体a内よりプリン
ト基板bが簡単に抜き出せるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記上記従来の
プリント基板挿抜装置では、プリント基板bの上側角部
に枢着された挿抜レバーhは、他端側の自重により起立
状態にある。
【0007】このためブックシェルフ筐体a内にプリン
ト基板bを挿入すると、図5の(イ)に示すように、挿
抜レバーhの一端側前面が係合部材gの前面に突き当た
って、先端部が係合部材g内に挿入されず、プリント基
板bの実装が困難となる。
【0008】このため従来では、図5の(ロ)に示すよ
うに作業者が意識的に上側の挿抜レバーhをほぼ水平状
態に手で保持しながらプリント基板bを挿入し、挿抜レ
バーhの先端を係合部材g内へ挿入する操作を行わなけ
ればならず、プリント基板の実装作業に手間がかかる不
具合があった。
【0009】この発明はかかる従来の不具合を改善する
ためになされたもので、挿抜レバーを手で保持するなど
の操作を必要とせずにプリント基板の挿入が行えるプリ
ント基板の挿抜装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、プリント基板の挿抜を行う挿抜レバー側に
ガイド突起を、また係合部材側に、プリント基板の挿入
時、上記挿抜レバーの挿入用突出部が係合部材の係合部
と干渉しない位置まで挿抜レバーを回動させるガイド突
片を設けたもので、プリント基板の挿入時、挿抜レバー
を保持せずにプリント基板の挿入が行えるため、プリン
ト基板の実装作業が容易に行えるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の請求項1記載の発明
は、ブックシェルフ筐体内へ挿脱自在なプリント基板の
後端側角部に、上記ブックシェルフ筐体の開口部に設け
られた係合部材に係脱自在な挿抜レバーを回動自在に設
けると共に、上記挿抜レバー側にガイド突起を、また上
記係合部材側に、挿脱レバーの挿入用突出部が係合部材
の係合部と干渉しない位置まで挿抜レバーを回動させる
ガイド突片を突設したものである。
【0012】上記構成により、プリント基板の挿入時、
挿抜レバーが係合部材の係合部と干渉することがないの
で、作業者が手で意識的に挿抜レバーを保持する必要が
なく、これによってプリント基板の挿入作業が短時間で
容易に行えるようになる。
【0013】この発明の請求項2記載の発明は、ガイド
突起を挿抜レバーと一体に形成したものである。
【0014】上記構成により、部品点数が増すことがな
いので、材料費や組立て工数の削減が図れるようにな
る。
【0015】この発明の請求項3記載の発明は、ガイド
突片を係合部材と一体に形成したものである。
【0016】上記構成により、部品点数が増すことがな
いので、材料費や組立て工数の削減が図れるようにな
る。
【0017】以下この発明の実施の形態を図1ないし図
3に示す図面を参照して詳述する。
【0018】図1は電子装置に使用されているブックシ
ェルフ筐体の一部切欠斜視図、図2は図1のA円内の拡
大図、図3の(イ)ないし(ホ)は作用説明図である。
【0019】図1において1は前面(または後面)が開
口するブックシェルフ筐体で、内側の上下面に、プリン
ト基板2の上下縁をガイドする複数対のガードレール3
が横方向に等間隔に布設されており、その奥方には各ガ
ードレール3毎にコネクタ4が設けられたマザーボード
5が設けられている。
【0020】上記プリント基板2には、複数の電子部品
(図示せず)が実装されていると共に、プリント基板2
の前端側には、上記マザーボード5のコネクタ4に接続
自在なコネクタ6が、そして後端側の上下角部には、一
対の挿抜レバー8が設けられている。
【0021】上記挿抜レバー8は樹脂などにより一体成
形されていて、一端側に寄った位置がピン9によりプリ
ント基板2に回動自在に枢着されており、一端側には上
記ブックシェルフ筐体1の開口部1aの上下縁に固着さ
れた係合部材10の係合部10aに内側より係合する挿
入用突出部8aと、係合部10aに外側より係合する抜
出用突出部8bが凹部8cを挟んで対向するよう突設さ
れている。
【0022】また上記挿入用突出部8aの下方はほぼ直
角に形成されていて、この角部側面に前面側が円弧状に
形成されたガイド突起8dが突設されていると共に、上
記係合部材10側には、上記ガイド突起8dが当接する
位置に、ほぼJ字形のガイド突片10bが突設されてい
る。
【0023】次に上記構成されたプリント基板の挿抜装
置の作用を図3の(イ)ないし(ホ)を参照して説明す
ると、ブックシェルフ筐体1内にプリント基板2を実装
するに当って、まずプリント基板2の前端側の上下縁を
ガイドレール3の凹溝3aに差し込んで、ガイドレール
3に沿ってプリント基板2をブックシェルフ筐体1内へ
押し込む。
【0024】このときプリント基板2の上側角部の挿抜
レバー8は、他端側の自重により図3の(イ)に示すよ
うに起立状態にある。
【0025】この状態でさらにプリント基板2を押し込
むと、図3の(ロ)に示すように挿抜レバー8の側面に
突設されたガイド突起8dの円弧面が係合部材10の係
合部10a外側に当接して、ピン9を中心に挿抜レバー
8が時計回り方向へ回動され、これによって挿入用突出
部8aの先端が係合部10aの先端より低くなるため、
この状態でさらにプリント基板2を押し込むことによ
り、挿入用突出部8aの先端が係合部10aの先端を通
過すると共に、プリント基板2のコネクタ6とマザーボ
ード5のコネクタ4が接続されて、プリント基板2の実
装が完了する。
【0026】また挿抜レバー8のガイド突起8dも係合
部材10のガイド突片10bを通過して、図3の(ハ)
に示すように他端側の自重により反時計回り方向へ回動
し、図3の(ニ)に示す位置で停止する。
【0027】一方ブックシェルフ筐体1内に実装された
プリント基板2を抜き出す場合は、図3の(ホ)に示す
ように挿抜レバー8の他端側を時計回り方向へ回動す
る。
【0028】なお図示しないが下側角部の挿抜レバー8
の他端は反時計回り方向へ回動する。
【0029】これによって抜出用突出部8bが係合部材
10の係合部10aに外側より当接するので、さらに挿
抜レバー8を回動することにより、テコの原理でプリン
ト基板2に大きな抜出力が作用して、プリント基板2の
コネクタ6とマザーボード5のコネクタ4が切離される
ので、その後はプリント基板2を引き出すことにより、
ブックシェルフ筐体1より簡単にプリント基板2を抜き
出すことができる。
【0030】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、プリン
ト基板に設けられた挿抜レバー側にガイド突起を、また
挿抜レバーが係合する係合部材側に、プリント基板の挿
入時上記ガイド突起と当接して、挿抜レバーを回動させ
るガイド突片を設けたことから、ブックシェルフ筐体内
へプリント基板を挿入する際、作業者が意識的に挿抜レ
バーを水平位置に保持しなくとも、プリント基板の挿入
が行えるようになる。
【0031】これによってプリント基板の実装作業が短
時間で容易に行えると共に、ブックシェルフ筐体内に実
装されたプリント基板を抜き出す場合は、挿抜レバーを
回動させることにより、テコの原理で簡単に抜き出すこ
ともできる。
【0032】またガイド突起を挿抜レバーと一体に、そ
してガイド突片を係合部材と一体に形成したことから、
部品点数が増加することがないため、材料費や組立てに
要する工数などは従来のものとほとんど同じとなり、コ
ストアップとなることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態になるプリント基板の挿
抜装置が設けられたブックシェルフ筐体の一部切欠斜視
【図2】図1のA円内の拡大図
【図3】(イ)ないし(ヘ)はこの発明の実施の形態に
なるプリント基板の挿抜装置の作用説明図
【図4】従来のプリント基板の挿抜装置が設けられたブ
ックシェルフ筐体の一部切欠斜視図
【図5】(イ)及び(ロ)は従来のプリント基板の挿抜
装置の作用説明図
【符号の説明】
1 ブックシェルフ筐体 2 プリント基板 3 ガイドレール 3a 凹溝 4,6 コネクタ 5 マザーボード 8 挿抜レバー 8a 挿入用突出部 8b 抜出用突出部 8c 凹部 8d ガイド突起 9 ピン 10 係合部材 10a 係合部 10b ガイド突片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブックシェルフ筐体内へ挿脱自在なプリ
    ント基板の後端側角部に、上記ブックシェルフ筐体の開
    口部に設けられた係合部材に係脱自在な挿抜レバーを回
    動自在に設けると共に、上記挿抜レバー側にガイド突起
    を、また上記係合部材側に、挿脱レバーの挿入用突出部
    が係合部材の係合部と干渉しない位置まで挿抜レバーを
    回動させるガイド突片を突設したことを特徴とするプリ
    ント基板の挿抜装置。
  2. 【請求項2】 ガイド突起を挿抜レバーと一体に形成し
    てなる請求項1記載のプリント基板の挿抜装置。
  3. 【請求項3】 ガイド突片を係合部材と一体に形成して
    なる請求項1記載のプリント基板の挿抜装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111726960A (zh) * 2019-03-22 2020-09-29 发那科株式会社 电路板防脱构造和数值控制装置

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CN111726960A (zh) * 2019-03-22 2020-09-29 发那科株式会社 电路板防脱构造和数值控制装置

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