JPH1113538A - 推力逆転装置の閉塞装置の鎖錠及び閉鎖装置 - Google Patents

推力逆転装置の閉塞装置の鎖錠及び閉鎖装置

Info

Publication number
JPH1113538A
JPH1113538A JP10092072A JP9207298A JPH1113538A JP H1113538 A JPH1113538 A JP H1113538A JP 10092072 A JP10092072 A JP 10092072A JP 9207298 A JP9207298 A JP 9207298A JP H1113538 A JPH1113538 A JP H1113538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latch
lock
closing
closed position
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10092072A
Other languages
English (en)
Inventor
Pierre Andre Marcel Baudu
ピエール・アンドレ・マルセル・ボーデユ
Patrick Gonidec
パトリツク・ゴニデツク
Pascal Gerard Rouyer
パスカル・ジエラール・ルイエ
Guy Bernard Vauchel
ギ・ベルナール・ボシエル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Safran Transmission Systems SAS
Original Assignee
Hispano Suiza SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hispano Suiza SA filed Critical Hispano Suiza SA
Publication of JPH1113538A publication Critical patent/JPH1113538A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02KJET-PROPULSION PLANTS
    • F02K1/00Plants characterised by the form or arrangement of the jet pipe or nozzle; Jet pipes or nozzles peculiar thereto
    • F02K1/54Nozzles having means for reversing jet thrust
    • F02K1/76Control or regulation of thrust reversers
    • F02K1/766Control or regulation of thrust reversers with blocking systems or locking devices; Arrangement of locking devices for thrust reversers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02KJET-PROPULSION PLANTS
    • F02K1/00Plants characterised by the form or arrangement of the jet pipe or nozzle; Jet pipes or nozzles peculiar thereto
    • F02K1/54Nozzles having means for reversing jet thrust
    • F02K1/76Control or regulation of thrust reversers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T292/00Closure fasteners
    • Y10T292/08Bolts
    • Y10T292/1043Swinging
    • Y10T292/1075Operating means
    • Y10T292/1082Motor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T292/00Closure fasteners
    • Y10T292/68Keepers
    • Y10T292/696With movable dog, catch or striker
    • Y10T292/699Motor controlled
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T292/00Closure fasteners
    • Y10T292/68Keepers
    • Y10T292/696With movable dog, catch or striker
    • Y10T292/702Pivoted or swinging

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 航空機用推力逆転装置(1)の閉塞装置(1
2)の閉鎖及び鎖錠装置(30)を提供する。 【解決手段】 このような装置(30)は、原動機(3
8)によって与えられるエネルギーによって閉塞装置
(12)の閉鎖を完了し、その結果、前記閉塞装置(1
2)を作動させるジャッキ(15)を解放するために、
ロック(21)のラッチ(22)が駆動される点が注目
される。このような装置はまた、ロック(21)のラッ
チ(22)に向かい合ったストッパ(31)を備え、閉
塞装置(12)を閉鎖位置に固定し、そのようにして、
前記閉塞位置(12)がもとになる振動及び揺動を減少
させるために、前記ストッパ(31)がカウンタストッ
パ(34)と協働する点が注目される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空機のための推
力逆転装置、とりわけ 前記逆転装置の閉鎖を行い、閉
塞装置の閉鎖位置における鎖錠を行なうための装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】航空機用推力逆転装置は、ターボエンジ
ンを取り囲むほぼ環状の薄型構造であり、前記ターボエ
ンジンの幾何学的軸上にその中心が位置する。推力逆転
装置は特に、ターボエンジンを取り囲む固定構造を備
え、前記固定構造は、可動型閉塞装置によって塞がれる
複数の径方向開口部によって貫通している。閉塞装置が
閉じている時は、推力逆転装置の機能は、ターボエンジ
ンによって発生する推進ガスの流束を高方に向けること
にある。閉塞装置が開いている時は、推進ガスは径方向
の開口部を通り、前方に向かって迂回し、そのことによ
って推力が逆転する。
【0003】この閉塞装置は通常、逆転装置の構造の厚
みの中に収納されなければならない少なくとも一つのジ
ャッキによって再び閉鎖され、ジャッキの一端は固定構
造に結び付けられ、もう一端は閉塞装置に結び付けられ
る。閉塞装置は、通常固定構造に連動する少なくとも一
つのロックによって閉鎖位置で保持される。このロック
は、鎖錠用インターフェースすなわち接点部品を介して
閉塞装置を固定する可動ラッチを備え、この鎖錠用イン
ターフェースは、それ自体が、閉塞装置に連動する。ロ
ックはまた、閉塞装置に連動することができ、その結
果、鎖錠用インターフェースは、固定構造に連動する点
が注目される。鎖錠用インターフェースは通常、タイロ
ッドの先端に取付けられた軸回転型ローラを備え、ロッ
クのラッチは、閉鎖位置で閉塞装置を固定するためのロ
ーラに働きかける。閉塞装置が再び閉鎖され、その閉鎖
位置付近に来る場合には、ジャッキは以下のために大き
な追加引張り応力を加えなければならない。
【0004】− 閉鎖位置の付近に前記閉塞装置を正確
に位置づけるための軸受上に閉塞装置を移動させる、 − 一般的にエラストマでできたパッキンを圧縮する。
このパッキンは、閉塞装置の周囲と固定構造の間に配置
される。
【0005】− 通常は受動タイプである閉塞装置のロ
ックを外す。すなわち、ロックのラッチは、ロックのラ
ッチに寄りかかり、そのラッチを閉鎖位置に移動させる
閉塞装置の鎖錠用インターフェースの運動自体によって
機械的に閉鎖位置に動かされ、その結果、前記ラッチ
は、カムとスプリング機構によって閉鎖位置で自動的に
鎖錠される。
【0006】− 閉塞装置を「過剰収納する」。すなわ
ち、ラッチの自動的な鎖錠を可能にするために閉塞装置
の閉鎖位置をわずかに超えるようにする。「過剰収納」
は、閉塞装置と固定構造との間でパッキンの追加圧縮を
一時的に引き起こす。この追加応力によって、ジャッキ
と固定構造と閉塞装置を補強することが必要となり、そ
の結果、質量もコストも増大する。
【0007】この追加応力は、よく知られている「軸回
転扉型」と呼ばれるタイプの推力逆転装置の場合には非
常に不都合な条件で加えられなければならない。このよ
うな逆転装置においては、径方向の各開口部は、この場
合には「扉」と呼ばれる閉塞装置によって塞がれ、この
閉塞装置は、固定構造において軸回転するように取付け
られ、軸回転は、通常、逆転装置の幾何学的軸を有する
平面において行われる。実際に、この場合、閉塞装置が
閉鎖位置の付近に来る場合には、ジャッキの幾何学軸
は、閉塞装置の軸回転の幾何学軸に近づき、その結果、
ジャッキは、閉塞装置において、小さい軸回転トルクの
みを発生するために非常に大きな追加応力を加えなけれ
ばならない。
【0008】この追加応力は、その軸回転閉塞装置が
「自動開放型」と呼ばれる逆転装置の場合には、さらに
大きくしなければならない。実際に、このような推力逆
転装置においては、閉塞装置は、ターボエンジンによっ
て発生する推進ガスの圧力作用の下に自然に開こうとす
る傾向があり、これは、軸回転軸の偏った位置に起因し
ており、ジャッキは、この傾向を防ぐために追加応力を
与えなければならないことが知られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】解決すべき第一の問題
は、閉塞装置の閉鎖位置付近で、ジャッキに要求される
応力を減少させることにある。
【0010】閉塞装置が再閉鎖され鎖錠されるとすぐ
に、ジャッキは起動しなくなる。その結果、閉塞装置は
緩められ、以下を組み合わせた作用によって振動し、揺
れ動き始めることができる: − ターボエンジンによって逆転装置に伝達される振
動、 − 閉塞装置の先端における大気と推進ガスの乱流。こ
の振動または揺動が、鎖錠機構、特にロックのラッチ及
び鎖錠インターフェースの摩耗やコーキングの促進を引
き起こす。
【0011】軸回転閉塞装置付き推力逆転装置は、前記
閉塞装置の前端が、大気または推進ガスの流れにさらさ
れる前縁を構成することによって、この現象からより大
きな影響を受ける。この場合「フラッピング」と呼ばれ
るこの揺動は、主に、ターボエンジンの低回転数におい
て現れ、その結果、推進ガスの圧力は、鎖錠インターフ
ェースを介してロックのラッチに対して閉塞装置を押し
当てるには不十分となる。
【0012】解決すべき第二の問題は、鎖錠位置におい
て閉塞装置の振動と揺動を抑え、ひいてはなくすことで
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、推力逆転装置
の閉塞装置の閉鎖及び鎖錠装置であって、前記の推力逆
転装置は、第一部とも呼ばれる固定構造を有し、前記推
力逆転装置はまた、第二部と呼ばれる少なくとも一つの
閉塞装置を備え、前記閉鎖及び鎖錠装置は、その一部分
に連動するロックと、他の部分に連動する鎖錠インター
フェースを有し、前記ロックは、閉鎖された閉塞装置を
保持するために鎖錠用インターフェースとともに協働す
るラッチを備えている閉鎖及び鎖錠装置を提案する。こ
のような装置は、少なくとも閉鎖においてラッチを動か
すために、ラッチに接続された原動機を備えており、そ
の閉鎖運動中に、ラッチが、原動機によって供給された
エネルギーとともに閉塞装置の閉鎖を行うために、閉鎖
位置に向かって鎖錠インターフェースを押し戻すことが
できるという点が注目される。
【0014】この装置は、閉塞装置の閉鎖位置付近で、
すなわち、このジャッキがより大きな引張り応力を与え
なければならない瞬間に、扉のジャッキの代用をするこ
とができ、その結果第一の問題を解決できることがわか
る。
【0015】本発明は、閉塞装置の「過剰収納」をなく
すという利点を有し、その結果、閉塞装置と固定構造の
形状を簡略化し、閉塞装置と固定構造に閉鎖において加
えられる応力を減少させることができる。
【0016】本発明の他の利点は、前記の鎖錠用インタ
ーフェースが、閉鎖位置に向かってロックのラッチをも
はや作動させる必要がないことから、逆転装置の製造ラ
インについて、またロック−固定構造−閉塞装置−鎖錠
用インターフェースのアセンブリ側のラインについて、
逆転装置の製造の製造公差を大きくすることができる点
である。以前は、そのためにラッチ及び鎖錠用インター
フェースの空間における正確な位置ぎめが必要であっ
た。
【0017】都合よく、原動機は回転型であり、小型原
動機からラッチ上に大きな力を発生するために、減速
型、つまり速度を小さくするトランスミッションによっ
てラッチに接続される。このアセンブリはサイズが小さ
く、このように原動機はロックのケースの中に直接収納
することができる。
【0018】さらに好都合なことに、トランスミッショ
ンは逆進しない、すなわち、ラッチに対して鎖錠用イン
ターフェースによって加えられる反応作用の下に開放方
向において、ラッチの移動に対抗できるように、ラッチ
から原動機に向けてではなく、原動機からラッチに向か
って運動を伝える。このようなトランスミッションは、
歯車とかみ合うウォームで構成することができ、このウ
ォームは、原動機に連結され、歯車はラッチに連結され
る。このようなトランスミッションはまた、ナットを連
動させるネジで構成することもでき、この場合、ネジが
原動機に、ナットがラッチに連結される。
【0019】さらに好都合なことに、装置は、ロックと
向かい合った鎖錠用インターフェースの存在の検知器を
備え、原動機は、存在検知器によって閉鎖において制御
される。その結果、ラッチの閉鎖を鎖錠用インターフェ
ースの存在に従属させ、閉塞装置が閉鎖位置の付近に来
るのを妨げるような異常の場合にはロックの閉鎖を防ぐ
ことができる。
【0020】こうした措置によって、閉塞装置の移動と
ロックの閉鎖を同期させる必要がなくなり、結果的に、
製造公差をさらに広げることができる。
【0021】さらに好都合なことに、装置は、ラッチの
閉鎖位置の検知器を備えており、前記検知器は、ラッチ
が閉鎖位置に来ると原動機の停止を制御する。このこと
から、原動機の停止によって、閉鎖位置に向けてのラッ
チの連動を停止させ、結果的に、原動機の加熱やエネル
ギーの無駄な消費を防ぐことができる。
【0022】さらに好都合なことに、閉鎖位置の検知器
は、ラッチが閉鎖位置から遠ざかると、閉鎖方向におい
て原動機を再び始動させることができるように、逆進で
きるように閉鎖するように原動機を制御する。このこと
から、たとえば原動機とラッチの間をトランスミッショ
ンが滑ることによって、ラッチが偶発的に開こうとする
場合に、ラッチを再び閉鎖させることができる。こうし
て、鎖錠の安全性が改善される。
【0023】さらに好都合なことに、ロックがきちんと
閉鎖されていることを知らせるために、航空機の計器板
の標示ランプのような信号装置が、ラッチの閉鎖位置の
検知器に接続される。このような信号装置は、ロックの
閉鎖の制御によってではなく、ロックの実際の閉鎖によ
って制御されることから、非常に信頼度が高いという利
点を有している。
【0024】さらに好都合なことに、原動機は、上述の
鎖錠用インターフェースの存在の検知器によって閉鎖を
制御され、鎖錠用インターフェース上のロックの閉鎖を
知らせることができるように、航空機の計器板の標示ラ
ンプのような信号装置がラッチの閉鎖位置の検知器に接
続される。鎖錠用インターフェースの存在検知器と、ラ
ッチの閉鎖位置検知器及び信号装置の組合わせによっ
て、固定構造において扉が実際に鎖錠されているかどう
かを、どんなミスもなく確認することができる。
【0025】本発明の独自の実施形態においては、装置
はまた、ロックを支える逆転装置の部分とロック自体に
よって構成されるアセンブリに連動するストッパを備
え、このストッパは、ラッチが再び閉鎖される時にラッ
チと向かい合い、一方、鎖錠用インターフェースを支え
る逆転装置の部分と鎖錠用インターフェース自体で構成
されるアセンブリは、閉塞装置の閉鎖位置において、前
記ストッパにぴったり接するカウンタストッパを備えて
いる。この組合わせは、結果的に、ラッチとそれに向か
い合ったストッパの作用の組合わせによって閉塞装置を
閉鎖位置で固定させ、さらにその結果、閉塞装置の振動
と揺動を減少させる。
【0026】閉塞装置は、ラッチと、ラッチと向かい合
ったストッパである堅固な二つの機構の作用の組合わせ
によって留められ、その結果閉塞装置が固定され、振動
や揺動が小さくなる。反対に従来の技術では、固定は不
完全である。なぜなら、固定は、閉塞装置と固定構造の
間のパッキンとラッチの作用の組合わせによって行わ
れ、このパッキンは弾力性があるからである。
【0027】さらに、閉塞装置の固定は、非常にわずか
な遊び、さらにはまったく遊びのない状態で行なうこと
ができる。なぜなら、原動機によって供給されたエネル
ギーとともに、鎖錠用インターフェースに働きかけるこ
とによって、扉の閉鎖運動を行うのはラッチ自体だから
である。
【0028】都合よく、原動機とラッチの間のトランス
ミッションは、閉鎖位置におけるラッチに対して、閉鎖
方向において恒常的な押力を加えることができるよう
に、弾力性はあるが、十分な剛性を有するエレメントを
備えている。この恒常的な押力は、鎖錠用インターフェ
ース及びカウンタストッパに影響を及ぼし、次に、押力
は、ストッパによって回収される、その結果遊びなく閉
鎖された扉を保持し、振動及び揺動を完全になくすこと
ができる。当業者は、閉塞装置の振動と揺動によって鎖
錠用インターフェースとラッチの間に発生した力のレベ
ルに応じて弾性エレメントの剛性を調整することができ
る。
【0029】この弾性エレメントはまた、扉が閉鎖位置
で固定されるときであって、なおかつ閉鎖位置の検知器
が原動機を遮断する前に、トランスミッションと原動機
に加えられる応力を減少させるという利点を有してい
る。
【0030】本発明の第一の実施形態においては、スト
ッパは、ロックを支える逆転装置の部分、たとえば固定
構造に連動しているのに対して、カウンタストッパは、
もう一方の部分、すなわちこの場合には閉塞装置に連動
している。都合よく、固定構造と閉塞装置に加えられる
ねじり応力を小さくするために、ストッパはロックの付
近に置かれ、カウンタストッパは、鎖錠用インターフェ
ースの付近に置かれる。
【0031】ただし、本発明の望ましい実施形態におい
ては、ラッチによって加えられ、ストッパによって回収
される応力をロックのケースによって直接回収できるよ
うに、ストッパはロックに、より正確にはそのケースに
連動している。そのことから、ロックを支える逆転装置
の部分、たとえば固定構造に対するこの応力を軽減する
ことができる。このような措置はまた、ロックを支える
逆転装置の部分に手を加える必要がないという利点を有
している。
【0032】さらに好都合なことに、カウンタストッパ
は鎖錠用インターフェースで構成され、それに対して、
ラッチとストッパはピンチを形成し、その結果、ボトル
とストッパとの間で前記鎖錠用インターフェースを「挟
み」、鎖錠用インターフェースを支える逆転装置の部分
に、前記鎖錠用インターフェースに対してラッチによっ
て加えられ、ストッパによって回収される応力を押し付
けないという結果となる。この「ピンチ型」措置はま
た、たとえば閉塞装置といった鎖錠用インターフェース
を支える逆転装置の部分を手直しする必要がないという
利点を有している。
【0033】本発明の他の独自の実施形態においては、
ラッチは、ロックのケースに連動するフックの内側で軸
回転するように取付けられた筒形であり、前記ラッチ
は、径方向開口部によって延長された中央空洞部を有
し、鎖錠用インターフェースは、閉塞装置が閉鎖位置に
来ると、径方向開口部の中に入り込み、その後、筒の回
転によって中央空洞部の中に閉じ込められる。このよう
な措置は、ロックに対して、鎖錠用インターフェースを
閉じ込め、たとえば、ターボエンジンのディスクがバー
ストした結果逆転装置の固定構造が変形してしまったこ
とによって、扉の偶発的開放で鎖錠用インターフェース
が取外されるといったあらゆる危険を防ぐことができる
という利点を有している。
【0034】好都合なことに、弾性プッシャは、鎖錠用
インターフェースを中央空洞部の壁面にぴったりと押し
付けることができるように、開放方向に鎖錠用インター
フェースを押し戻す。このような措置によって、遊びな
く扉を保持し、その影響によって扉の揺動をなくすこと
ができる。
【0035】添付の図面を参照して、従来の技術を手短
に説明するとともに例示的で限定的でないいくつかの実
施形態を詳細に説明することによって、本発明の利点が
より明らかになるだろう。
【0036】
【発明の実施の形態】まず第一に図1を参照する。推力
逆転装置1は、ここに図示されていないターボエンジン
を取り囲む幾何学的軸2のほぼ環状の構造である。推力
逆転装置1は、ターボエンジンによって発生した推進ガ
ス5を後方4に向かわせる内壁3を有する。推力逆転装
置1はまた、外壁6を有するが、この外壁に沿って大気
7が流れる。推力逆転装置1はまた、ほぼ径方向の複数
の開口部11によって貫通した第一の部分または固定構
造10を有し、前記開口部11は、固定構造10に軸回
転軸13とともに取付けられた第二の部分または閉塞装
置12によって閉鎖される。このタイプの逆転装置にお
いては、閉塞装置12はまた「扉」と呼ばれる。弾性パ
ッキン14は、閉塞装置12の周辺と固定構造10の間
で圧縮される。
【0037】閉塞装置は通常、その一端が連接16によ
って閉塞装置12に接続され、もう一端は、玉継手17
によって固定構造10に接続されたジャッキ15によっ
て開放及び閉鎖において作動する。閉塞装置12が開い
ている時には、推進ガス5の流束は径方向開口部11を
通り、デフレクタの代用となる閉塞装置12によって前
方18に向かって迂回し、その結果、推力逆転が得られ
る。
【0038】ジャッキ15が閉塞装置12の閉鎖を行な
うと、ジャッキは、その影響が相乗的に累積する以下の
原因によって非常に大きな引張り応力を与えなければな
らない。
【0039】− その内壁3と外壁6の間の逆転装置1
の厚さeが小さいのために、ジャッキ15の幾何学軸1
5aが、軸回転軸13の幾何学軸に近づき、その結果、
一定の引張り力については、ジャッキ15によって扉1
2に伝えられる閉鎖トルクが減少する。
【0040】− パッキン14の圧縮が、ジャッキ15
に追加引張り応力を加え、その時、ジャッキは最も不都
合な位置にくる。
【0041】扉12が完全に閉鎖されると、閉塞装置1
2を構造10につなげる鎖錠システム20によって、扉
がその位置で保持される。鎖錠システム20は、通常、
しかし必然的に、閉塞装置12の前方に配置される。
【0042】ここで、図2を参照してみよう。鎖錠シス
テム20は、通常、固定構造10に連動するロック21
を備え、前記ロック21は、先端が、上方分岐部25と
下方分岐部26との間に窪み24を形成するフォーク2
3状である軸回転ラッチ22を備えている。鎖錠システ
ム20はまた、一端が扉12に連動し、もう一端には、
たとえば軸回転するように取付けられたローラである鎖
錠用インターフェース28が取付けられたタイロッド2
7を備えている。また、参照番号28aは、閉鎖位置に
近づく鎖錠用インターフェース28の軌道を示してい
る。また28bは、扉の閉鎖位置に対応する軌道の先端
を示している。
【0043】次に、図1と図2を同時に見てみよう。扉
12が、ジャッキ15の引張り応力の作用の下に再び閉
鎖すると、ラッチ22が鎖錠用インターフェース28に
向かって回転する窪み24を有しているので、この鎖錠
用インターフェース28は、窪み24の中に入り込み、
下方分岐部26に寄りかかる。その結果、ラッチ22が
閉鎖位置に向かって軸回転し、上方分岐部25を、鎖錠
用インターフェース28の高方に移動させる。ロック2
1の内部鎖錠メカニズムが、ラッチ22をこの閉鎖位置
に保持する。ジャッキ15の引張り応力は緩められ、推
進ガス5によって加えられる圧力作用の下に閉塞装置1
2が開こうとするが、このとき、ラッチ22のフォーク
23の上方分岐部25に寄りかかろうとする鎖錠用イン
ターフェース28によって引き留められる。
【0044】しかしながら、このような配置には二つの
欠点がある。
【0045】− まず第一に、鎖錠用インターフェース
28が、窪み24の中に非常に正確に入り込み、ラッチ
22を閉鎖位置に移動させるために下方分岐部26に寄
りかかることができるようにするためには、逆転装置の
製造に非常に大きな精度を必要とする。
【0046】− 第二に、ターボエンジンが低回転数で
作動する時には、推進ガス5の圧力は小さくなるので、
もはや閉塞装置を十分に押しもどすことができず、鎖錠
用インターフェース28がラッチ22の上方分岐部25
に寄りかかるように保持することができない。特に、鎖
錠用インターフェース28と、ラッチ22の分岐部25
及び26の間に存在する遊びによって、閉塞装置12は
揺れ動き始め、その結果、特に、ラッチ22と鎖錠用イ
ンターフェース28のコーキングと摩耗が引き起こさ
れ、さらに固定構造10と扉12の疲労が促進される。
【0047】ここで、図3を参照してみよう。閉鎖及び
鎖錠装置30は、固定構造10に連動するロック21を
備え、タイロッド27を介して閉塞装置12に連動する
鎖錠用インターフェース28とともに協働するラッチ2
2を備えている。
【0048】本発明によれば、ロック21に連動するス
トッパ31は、閉塞装置12の閉鎖位置において鎖錠用
インターフェース28が寄りかかる支持面32を提供す
る。支持面32は、鎖錠用インターフェースの軌道28
aの先端にほぼ直交しており、ラッチ22の正面に、前
記ラッチ22と向かい合って位置している。閉塞装置1
2が閉鎖位置に向かうと、鎖錠用インターフェース28
は、ストッパ31の支持面32に近づき、ここには図示
されていない電気的マイクロ接点スイッチすなわちマイ
クロコンタクトに連結された連接レバー33を押し戻
し、そのことから、閉鎖方向に電動機が始動し、前記電
動機は支持面32に向かって、駆動されるラッチ22の
移動を引き起こす。マイクロ接点スイッチに連結された
連接レバー33は存在検知器の代用となる。その移動に
よって、駆動されるラッチ22が、ストッパ31の支持
面32に対して鎖錠用インターフェース28を押し戻
す。その結果、ここには図示されていない電動機によっ
て与えられるエネルギーとともに扉12の閉鎖を完了
し、図1においては参照番号15が付されたジャッキを
解放する。さらに、鎖錠用インターフェース28は、ス
トッパ31の支持面32と駆動されるラッチ22の間に
挟まれ、その結果、最小の遊びとともに、前記鎖錠用イ
ンターフェース28を保持し、閉塞装置12の揺動を最
小限に戻すことができる。本発明はまた、鎖錠用インタ
ーフェース28が、固定されたストッパ31にぴったり
と接することから、閉鎖位置における閉塞装置12の正
確な位置決めを行なうことができるという利点も有す
る。
【0049】ストッパ31は、鎖錠用インターフェース
28において前記ストッパ31と同じ作用を有する可動
フックに置き換えることもできる。このフックの操作方
向は、ラッチ22の操作方向と反対にすることもでき
る。
【0050】ロック21はまた、鎖錠用インターフェー
ス28に対してラッチ22によって加えられる応力を測
定するために、鎖錠用インターフェース28に向かって
原動機38によって伝達される応力の図示されない測定
システムを有することもできる。このような測定システ
ムは、たとえば、原動機38によって消費される電流の
強さを測定することによって、純粋に電気的なものとす
ることができるし、または機械的なものとすることもで
きる。このシステムは以下の二つの利点を有する。
【0051】a)鎖錠用インターフェース28が実際に
ラッチ22とストッパ31の間に挟まれる時に原動機3
8を停止させるために使用することができる。
【0052】b)航空機のパイロット用の信号装置に連
結させることで、ロック21のメカニズム、主にラッチ
22とトランスミッション40の破断の場合を検知する
ことができる。この破断は、通常、航空機が着陸した時
には気づかないものである。
【0053】さらに、以下の例においては参照番号34
が付されたカウンタストッパは、この例においては、ス
トッパ31の支持面32に寄りかかった鎖錠用インター
フェース28によって直接構成される点が指摘できる。
【0054】ここで、図3と図4を同時に見てみよう。
外側にある上述のロック21は、固定構造10と連動す
るケース35を備え、ケース35はそれ自体が、ラッチ
22が通る開口部36を有しており、このラッチ22
は、軸回転の幾何学軸37に沿ってケース35の内側で
軸回転する。ロック21はまた、ケース35に連動する
回転型電動機38を備え、前記電動機38は、鎖錠用イ
ンターフェース28の存在検知器33に接続され、前記
電動機38は、ラッチ22を動かすことができるように
トランスミッション40によってラッチ22に連結され
る。トランスミッション40は、特に、この例において
は電動機38に連結されたウォーム41と、ウォーム4
1にかみ合わされる歯車42を有し、前記歯車42は、
ラッチ22の幾何学軸37と同心であり、前記ラッチ2
2に連結されている。
【0055】ここで図3と図4と図5を参照してみよ
う。セクタ歯車付きホイール42をラッチ22に接続す
るたわみ連結装置45は、以下のように構成される:ラ
ッチ22は、それに連動し、ラッチ22の軸回転の幾何
学軸37に沿って同じように軸回転する側板46を備え
ている。この側板46は歯車42にぴったりと接してお
り、幾何学軸37に沿って、前記歯車42と同心であ
り、前記歯車42に対して自由に回転する。側板46
は、幾何学軸37上に中心が位置する円弧の形の複数の
スリット47を備えている。47aと47bは、それぞ
れラッチ22の閉鎖方向と開放方向における各スリット
47の先端を示している。歯車42は、各々が一つのス
リット47の中に入り込む複数の突起48を有し、あら
かじめ圧縮された螺旋形のばね49が、各スリット47
の中で、閉鎖側の先端47aと突起48の間に配置され
ている。
【0056】セクタ歯車付きホイール42はまた、その
周辺に、ケース35に連動するマイクロ接点スイッチ5
2に向かい合うように配置され、ラッチ22の閉鎖位置
検知器50の代用となる径方向突起51を備えている。
【0057】アセンブリの閉鎖における作動は以下の通
りである。回転型原動機38は、ウォーム41とセクタ
歯車付きホイール42を介して、突起48を駆動する。
突起48は、プレストレスばね49を介して閉鎖位置に
向けてラッチ22を回転させ、ラッチ22は、ストッパ
31の支持面32に対して鎖錠用インターフェース28
を押し戻す。鎖錠用インターフェース28がストッパ3
1と接触すると、プレストレスばね49が圧縮され、そ
のことから、原動機38は、ウォーム41を介して、セ
クタ歯車付きホイール42をの回転駆動を続行すること
ができる。このとき突起51は、マイクロ接点スイッチ
52に接触し、それによって原動機38の電源を切断す
る。トランスミッション40が逆進しないので、セクタ
歯車付きホイール42は、その通常の位置において固定
され、鎖錠用インターフェース28は、ラッチ22に連
動する側板46に対してばね49によって加えられる押
力の作用の下に、ラッチ22を介して、ストッパ31に
寄りかかった状態を保持される。その結果、鎖錠用イン
ターフェース28をプレストレス状態に置くことができ
る。都合よく、ラッチ22が閉鎖位置に来ると、当業者
によって知られている何らかの手段によって、ウォーム
41を回転するように固定することもできる。セクタ歯
車付きホイール42もまた、閉鎖位置において回転する
ように固定することができる。
【0058】しかしながら、ウォーム41または側板4
2の鎖錠がまったく考えられないと、セクタ歯車付きホ
イール42とウォーム41との間で開口部方向へのスラ
イドが生じた場合には、セクタ歯車付きホイール42
は、後方に再び動き出し、その結果、径方向の突起51
がマイクロ接点スイッチ52から遠ざかり、閉鎖に向け
て原動機を再び始動させる。この間に、鎖錠用インター
フェース28は、ばね49の圧力作用の下にラッチ22
によってストッパ31に寄りかかった状態を保持されて
いる点が注目される。
【0059】ここで、図6を参照してみよう。たわみ連
結装置45はまた、一方の側はセクタ歯車付きホイール
42に連動し、他方の側はラッチ22の側板46に連動
する、たとえばエラストマでできた弾性ブロックによっ
て構成することができる。
【0060】ここで、図3と図7を同時に見てみよう。
この実施形態においては、トランスミッション40は、
原動機38に連結され、その原動機によって駆動される
ネジ55と、そのネジ55にネジ止めされているナット
56と、一端がラッチ22に連動されているのに対して
他端はフォーク58状になっているアーム57を備えて
いる。フォーク58は、ナット56を取り囲み、各分岐
部の中に、細長い穴59を有し、その穴の各々の中をナ
ット56に連動する突起60が通る。
【0061】次に図3と図8を同時に参照してみよう。
この実施形態においては、原動機38は、ケース35上
でピボット70とともに傾動するように取付けられ、ネ
ジ55に連結され、そのネジの上にナット72が配置さ
れる。ナット72は、各先端がショルダー部74aと7
4bによって縁取られた円筒形外側支え面73を備えて
いる。スライダ75は、円筒形支え面73上をスライド
し、それぞれ76aと76bの圧縮螺旋状ばねによって
ショルダー部74aと74bの各々に寄りかかる。スラ
イダ75は、他端78bがラッチ22に連動するアーム
78の自由端78aで軸回転する玉継手77を支えてい
る。
【0062】次に図9を見てみよう。この例において
は、駆動されるロック21は、ラッチ22を作動させ、
このラッチ22が、タイロッド27の先端で鎖錠用イン
ターフェース28を閉鎖位置の方向に駆動する。ロック
21はこの例においては固定構造10に取付けられてい
るので、ストッパ31は逆転装置の同じ部分に、つまり
固定構造10上に配置される。ストッパ31は、ラッチ
22に向かい合って支持面32を有している、すなわ
ち、ラッチ22の閉鎖方向と逆の方向に回転する。カウ
ンタストッパ34は、閉塞装置12が再び閉鎖すると、
ストッパ31の支持表面32の正面において閉塞装置1
2上に配置される。閉塞装置10が、鎖錠用インターフ
ェース28に対してラッチ22によって加えられる押力
の作用の下に閉鎖位置に来ると、カウンタストッパ34
は、この支持面32にぴったりと接触する。
【0063】ここで図10と図11を同時に見てみよ
う。本発明の他の実施形態においては、ラッチ22は、
幾何学軸37に沿って軸回転するが、この軸は、ここで
は、閉塞装置12の閉鎖位置の付近で鎖錠用インターフ
ェース28の軌道28aにほぼ平行である。開放位置に
おいては、ラッチ22の先端80は、ストッパ31の支
持面32を解放し、前記支持表面32を閉鎖位置に再び
戻す。ラッチ22の先端80はまた、突出しており、閉
塞装置12の閉鎖方向82に回転する接触子81を備え
ている。鎖錠用インターフェース28は、後方に、すな
わち閉塞装置12の開放方向83に、ラッチ22の軸回
転の幾何学軸37に対してほぼ螺旋状の細長い支え面8
4を備え、ラッチ22は、前記の細長い支え面83に寄
りかかる閉鎖位置に来る。このようにして、閉塞装置1
2が再び閉鎖すると、ラッチ22は開放位置にあるの
で、鎖錠用インターフェース28はストッパ31の支持
面32に近づく。このとき、ラッチ22は、その閉鎖位
置に向かって軸回転し、ラッチ22の軸回転の幾何学軸
37に対して円形の軌道を描く突出した接触子81は、
鎖錠用インターフェース28の後方で細長い支え面84
に接触し、ストッパ31の支持面32に対して前記鎖錠
用インターフェース28を押し戻す。閉鎖位置に向かっ
てのラッチ22の回転は、前記の例と同じ要領で停止す
る。このようにして、この例においては、カウンタスト
ッパ34の機能は、鎖錠用インターフェース28によっ
て直接的に保証される。
【0064】細長い支え面84の傾斜が小さいことか
ら、ラッチ22の突出した接触子81と細長い支え面8
4との協働は逆進させない。いいかえれば、鎖錠用イン
ターフェース28は、開放においてはラッチ22に対し
て、主に、軸回転の幾何学軸37に沿ってラッチ22を
ケース35に接続するピボット85によって回収される
力を加えるが、この力は、支持面84とラッチ22の突
出した接触子81との間の機械的摩擦のために開放方向
にラッチ22を軸回転させることはできない。したがっ
て、図10と図11には図示されていないが、ラッチへ
の原動機の動きのトランスミッションは、閉鎖位置にお
けるラッチ22の保持応力の大半から解放される。
【0065】ここで図12を参照してみよう。本発明の
他の実施形態によれば、ロック21のケース35は、開
口部91を有するフックの形状の突出部90を有し、鎖
錠用インターフェース28は、軌道28aに沿って閉鎖
位置に来ると、この開口部91を通り、前記鎖錠用イン
ターフェース28は、フック90の内側に位置する閉鎖
位置にある。ラッチ22は、円筒の形状をもち、軸回転
の幾何学軸37に沿ってフック90の中で軸回転する。
円筒22は、幾何学軸37上に中心が位置する円筒形の
中央空洞部92を有し、この空洞部は、閉塞装置12が
閉鎖位置にある時に鎖錠用インターフェース28を受取
ることができる。鎖錠用インターフェース28は都合よ
く、軸回転ローラであるが、必ずしも、ローラである必
要はない。中央空洞部92は、径方向開口部93によっ
て円筒22の外側に径方向に延長しているが、この径方
向開口部93の幅は、鎖錠用インターフェース28を遊
びとともに通すことができるように、このインターフェ
ース28の幅より大きくなっている。
【0066】径方向開口部93の壁面93aは、交差直
線94に沿って中央空洞部92の壁面92aとつながっ
ている。交差線94の付近で、径方向開口部93の壁面
93aは、カムの代用となり、円筒22が閉鎖位置に向
かって回転する時に、この円筒22の中央空洞部92の
中に鎖錠用インターフェース28を押し戻すことができ
る。原動機38と円筒22との間のトランスミッション
40はさまざまな方法で行なうことができる。図12の
例においては、原動機38は、円筒22の軸回転の幾何
学軸37に平行であり、円筒22の周辺においてセクタ
歯車100とかみ合わされるピニオン99を介して円筒
22を動かす。ロック21はまた、ばね97によって引
き戻される連接レバー96によって構成されたプッシャ
95を備え、前記プッシャ95は、閉鎖位置に向かう軌
道の終わりに、鎖錠用インターフェース28と接触し、
このとき、前記プッシャ95は、鎖錠用インターフェー
ス28に対して、開放方向83に押力を加える。都合よ
く、鎖錠用インターフェース28の存在の検知器33
は、前記プッシャ95によって構成され、このプッシャ
とマイクロ接点スイッチ98が協働し、このマイクロ接
点スイッチ98は原動機38に接続される。
【0067】都合よく、プッシャ95は、最小の反作用
力とともに閉塞装置の存在を同時に検知することがで
き、次に、中央空洞部92の壁面92aに対して前記鎖
錠用インターフェース28を力で押し戻すことができる
ように、軌道の始めは非常に柔軟であり、軌道の終わり
には硬くなる。
【0068】閉塞装置12の閉鎖に関しては、装置の作
動は以下の通りであるが、円筒22は、鎖錠用インター
フェース28の方向に回転する径方向開口部93を有し
ている。
【0069】− 閉塞装置12の閉鎖運動の作用の下
で、鎖錠用インターフェース28は、円筒22の径方向
開口部93の中に入り込み、連接レバー96にぴったり
と接触する。
【0070】− 鎖錠用インターフェース28によって
連接レバー96に対して加えられる圧力の作用の下で、
このレバーが移動し、マイクロ接点スイッチを98を閉
鎖し、このマイクロ接点スイッチが原動機38の回転を
始動させる。
【0071】− 原動機38は、ピニオン99を介して
円筒22をおよそ半回転させる。
【0072】− 円筒22の回転作用の下に、交差線9
4の付近の径方向開口部93の壁面93aは、鎖錠用イ
ンターフェース28の上方を通り、このインターフェー
ス28を円筒22の中央空洞部92の中の閉鎖位置に向
かって押し戻す。この鎖錠用インターフェース28の移
動が、レバー96の戻しばね97をさらに圧縮する。
【0073】− 円筒22の回転が続行するので、交差
線94とさらに中央空洞部92の壁面92aは鎖錠用イ
ンターフェース28の上方を通り、その結果このインタ
ーフェース28は中央空洞部92の中に閉じ込められ
る。
【0074】− 次に、原動機38の回転は、先の例に
おいてすでに説明したのと同等の要領で、円筒22の図
示されていない閉鎖位置検知器によって中断される。
【0075】本発明は、上記に説明した実施形態に限定
されるものではなく、反対に、本発明の範囲及び精神を
逸脱しない限り、あらゆる変形代案を対象とする。
【0076】ロック21は、閉塞装置12上に配置する
ことができ、このとき鎖錠用インターフェース28はそ
れ自体が、タイロッド27を介して固定構造10上に配
置される。このような配置は、原動機が電気的であり、
閉塞装置12の内部空間が通常は空いているということ
から簡単に行なうことができるが、この配置は、ロック
21を収納するために固定構造10の中に空洞部をつく
りだす必要がないという利点を有し、その結果、前記固
定構造10の剛性を高めるとともに、その実施を簡略化
することができる。この場合、鎖錠用インターフェース
28の軌道28aは、ロック21に対する前記鎖錠用イ
ンターフェース28の相対的軌道である。
【0077】空間におけるロック21の方向は、鎖錠用
インターフェースの軌道28aと閉鎖方向82に応じて
決まる。「扉」タイプまたは「掛け金」タイプの推力逆
転装置に対応する上記の実施形態においては、この場合
には閉塞装置12は通常「扉」と呼ばれるが、閉鎖方向
82は求心方向である。「くみ出し(フランス語で、ec
ope)」タイプの推力逆転装置の場合は、閉塞装置12
は、推進ガス5の流束を中断することができるように求
心運動にしたがって開放され、このとき閉鎖方向82は
遠心方向である。「グリル型(フランス語で、grill
e)」と呼ばれる逆転装置の場合には、閉塞装置12
は、固定構造10を取り囲み、幾何学軸2に沿った並進
運動を受ける金環であり、この場合、軌道28aは幾何
学軸に並行しており、閉鎖方向82は後方4から前方1
8に向かう。
【図面の簡単な説明】
【図1】閉塞装置が固定構造に軸回転するように取付け
られた推力逆転装置の従来の一般的設計を示す図であ
る。
【図2】このタイプの逆転装置における「受動型」と呼
ばれる従来のロックの使用法を示す図である。
【図3】「ピンチ」タイプの閉鎖及び鎖錠装置を表わす
図である。
【図4】「ピンチ」タイプの閉鎖及び鎖錠装置に適用さ
れるホイール及びウォームによるトランスミッションを
表わす図である。
【図5】螺旋状ばね付き弾性ハブをともなうホイール及
びウォームによるトランスミッションであって、前記ト
ランスミッションは「ピンチ」タイプの閉鎖及び鎖錠装
置に適用されることを示す図である。
【図6】弾性連結装置をともなうホイール及びウォーム
によるトランスミッションであって、前記トランスミッ
ションは「ピンチ」タイプの閉鎖及び鎖錠装置に適用さ
れることを示す図である。
【図7】「ピンチ」タイプの閉鎖及び鎖錠装置に適用さ
れるネジ及びナットによるトランスミッションを表わす
図である。
【図8】弾性手段をともなうネジ及びナットによるトラ
ンスミッションであって、前記トランスミッションは
「ピンチ」タイプの閉鎖及び鎖錠装置に適用されること
を示す図である。
【図9】鎖錠用インターフェースとは区別されるストッ
パ及びカウンタストッパをともなう閉鎖及び鎖錠装置を
表わす図である。
【図10】鎖錠用インターフェースがカムであって、そ
のラッチの軌道が鎖錠用インターフェースの軌道にほぼ
直交している閉鎖及び鎖錠装置のBBに沿って切断した
断面図である。
【図11】このような閉鎖及び鎖錠装置において鎖錠用
インターフェースとラッチの協働を表わすAAに沿った
断面図である。
【図12】「円筒」タイプの閉鎖及び鎖錠装置を表わす
図である。
【符号の説明】
1 航空機用推力逆転装置 12 閉塞装置 15 ジャッキ 21 ロック 22 ラッチ 30 鎖錠装置 31 ストッパ 34 カウンタストッパ 38 原動機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パスカル・ジエラール・ルイエ フランス国、76430・サン・トバン・ルト、 バル・ボスケ・49 (72)発明者 ギ・ベルナール・ボシエル フランス国、76610・ル・アーブル、リ ユ・ピエール・マンデス・フランス、316

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 航空機用推力逆転装置の閉塞装置の閉鎖
    及び鎖錠装置であって、前記の推力逆転装置(1)は、
    固定構造または第一部分(10)を備え、前記の推力逆
    転装置(1)はまた、少なくとも一つの閉塞装置または
    第二部分(12)を備え、前記閉鎖及び鎖錠装置(3
    0)は、前記第一部分及び第二部分のうちの一方の部分
    (10、12)に連動するロック(21)と、他方の部
    分(12、10)に連動する鎖錠用インターフェース
    (28)とを備え、前記ロック(21)は、閉鎖された
    閉塞装置(12)を保持するために鎖錠用インターフェ
    ース(28)と協働するラッチ(22)を備え、さら
    に、少なくとも閉鎖においてはこのラッチ(22)を動
    かすことができるように、ラッチ(22)に接続された
    原動機(38)を備え、その閉鎖運動中に、ラッチ(2
    2)が、原動機(38)によって与えられるエネルギー
    によって閉塞装置(12)の閉鎖を完了することができ
    るように、閉鎖位置(28b)に向かって鎖錠用インタ
    ーフェース(28)を押し戻すことができることを特徴
    とする装置。
  2. 【請求項2】 原動機(38)が回転型であり、ラッチ
    (22)上に、小型原動機(38)から大きな力を発生
    させることができるように、この原動機が、減速トラン
    スミッション(40)によってラッチ(22)に接続さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 鎖錠用インターフェース(28)によっ
    てラッチ(22)に対して加えられる反応作用の下でラ
    ッチ(22)の開放に対抗することができるように、ト
    ランスミッション(40)が逆進しないことを特徴とす
    る請求項1または2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 トランスミッション(40)が、セクタ
    歯車付きホイール(42)にかみ合わされるウォーム
    (41)を備え、ウォーム(41)が原動機(38)に
    連結され、セクタ歯車付きホイール(42)がラッチ
    (22)に連結されることを特徴とする請求項3に記載
    の装置。
  5. 【請求項5】 トランスミッション(40)が、ナット
    (56)を駆動するネジ(55)を備え、ネジ(55)
    が原動機(38)に連結され、ナット(56)がラッチ
    (22)に連結されることを特徴とする請求項3に記載
    の装置。
  6. 【請求項6】 ラッチ(22)によって鎖錠用インター
    フェース(28)に加えられる応力を測定することがで
    きるように、鎖錠用インターフェース(28)に向かっ
    て原動機(38)によって伝達される応力の測定システ
    ムを備えていることを特徴とする請求項1から5までの
    いずれか一項に記載の装置。
  7. 【請求項7】 ロック(21)に向かい合って、鎖錠用
    インターフェース(28)の存在検知器(33)を備
    え、ロック(21)の正面にある鎖錠用インターフェー
    ス(28)の存在にラッチ(22)の閉鎖を従属させる
    ことができるように、原動機(38)が閉鎖において存
    在検知器(33)によって制御されることを特徴とする
    請求項1から6までのいずれか一項に記載の装置。
  8. 【請求項8】 ラッチ(22)の閉鎖位置検知器(5
    0)を備え、前記閉鎖位置検知器(50)が、ラッチ
    (22)が閉鎖位置に来るとラッチ(22)の閉鎖にお
    ける駆動を停止することができるように、ラッチ(2
    2)が閉鎖位置に来ると原動機(38)の停止を制御す
    ることを特徴とする請求項1から7までのいずれか一項
    に記載の装置。
  9. 【請求項9】 ラッチ(22)がその閉鎖位置から遠ざ
    かると、閉鎖方向において原動機(38)を再び始動さ
    せることができるように、閉鎖位置検知器(50)が、
    逆進できるように閉鎖において前記原動機(38)を制
    御することを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 ロック(21)がきちんと閉鎖されて
    いることを知らせるために、信号装置がラッチ(22)
    の閉鎖位置検知器(50)に接続されていることを特徴
    とする請求項8または9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 原動機(38)が閉鎖において鎖錠用
    インターフェース(28)の存在検知器(33)によっ
    て制御され、鎖錠用インターフェース(28)における
    ロック(21)の閉鎖を知らせるために、信号装置がラ
    ッチ(22)の閉鎖位置検知器(50)に接続されてい
    ることを特徴とする請求項8または9に記載の装置。
  12. 【請求項12】 ロック(21)と、前記ロック(2
    1)を支持する逆転装置の部分(10、12)で構成さ
    れたアセンブリに連動するストッパ(31)を備え、前
    記ストッパ(31)はラッチ(22)が再び閉鎖すると
    このラッチ(22)に向かい合い、さらに鎖錠用インタ
    ーフェース(28)と、前記鎖錠用インターフェース
    (28)を支持する逆転装置の部分(12、10)で構
    成されたアセンブリが、ラッチ(22)とそのラッチ
    (22)に向かい合ったストッパ(31)の作用の組合
    わせによって閉塞装置(12)を閉鎖位置で固定するこ
    とができるように、前記ストッパ(31)にぴったりと
    接した閉鎖位置に来るカウンタストッパ(34)を備え
    ていることを特徴とする請求項1から11までのいずれ
    か一項に記載の装置。
  13. 【請求項13】 閉鎖位置におけるラッチ(22)に対
    して、閉鎖方向において恒常的押力を加えるために、ト
    ランスミッション(40)が十分な剛性を有する弾性エ
    レメント(45)を備えていることを特徴とする請求項
    12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 ストッパ(31)が、ロック(21)
    を支持する逆転装置の部分(10、12)に連動し、カ
    ウンタストッパ(34)が他方の部分(12、10)に
    連動することを特徴とする請求項12または13に記載
    の装置。
  15. 【請求項15】 固定構造(10)及び閉塞装置(1
    2)に加えられる捩じり応力を小さくするために、スト
    ッパ(31)がロック(21)の付近にあり、カウンタ
    ストッパ(34)が鎖錠用インターフェース(28)の
    付近にあることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 【請求項16】 ロック(21)がケース(35)を備
    え、ラッチ(22)によって加えられ、ケース(35)
    によって回収される応力をロック(21)のケース(3
    5)によって直接回収するために、ストッパ(31)が
    ロック(21)のケース(35)に連動することを特徴
    とする請求項12または13に記載の装置。
  17. 【請求項17】 ラッチ(22)とストッパ(31)の
    間に鎖錠用インターフェース(28)を挟むことができ
    るように、カウンタストッパ(34)が前記鎖錠用イン
    ターフェース(28)自体で構成されることを特徴とす
    る請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 ロック(21)のラッチ(22)が、
    閉鎖位置の付近における鎖錠用インターフェース(2
    8)の相対的軌道(28a)にほぼ平行な幾何学軸(3
    7)に沿って軸回転し、鎖錠用インターフェース(2
    8)が、後方に、ラッチ(22)の軸回転の幾何学軸
    (37)に対してほぼ螺旋状の細長い支え面(84)を
    備え、前記ラッチ(22)が前記の細長い支え面(8
    4)に寄りかかることによって閉鎖位置に来ることを特
    徴とする請求項12から17までのいずれか一項に記載
    の装置。
  19. 【請求項19】 ロック(21)がケース(35)を備
    え、ラッチ(22)が、ロック(21)のケース(3
    5)に連動するフック(90)の内側で軸回転するよう
    に取付けられた円筒形をしており、前記ラッチ(22)
    が、この円筒形ラッチ(22)が開放位置に来ると、鎖
    錠用インターフェース(28)を通すことができる径方
    向開口(93)によって延長された中央空洞部(92)
    を備え、さらに、鎖錠用インターフェース(28)が、
    円筒(22)の回転によって中央空洞部(92)の内部
    に閉鎖位置において閉じ込められることを特徴とする請
    求項1から11までのいずれか一項に記載の装置。
  20. 【請求項20】 鎖錠用インターフェース(28)を開
    放方向(83)に押し戻すことができるように弾性プッ
    シャ(95)を備えていることを特徴とする請求項19
    に記載の装置。
  21. 【請求項21】 ラッチ(22)の存在検知器(33)
    が、原動機(38)に接続されたマイクロ接点スイッチ
    と協働するプッシャ(95)によって構成されているこ
    とを特徴とする請求項20に記載の装置。
  22. 【請求項22】 プッシャ(95)が軌道の始めには非
    常に柔軟であり、軌道の終わりには硬くなることを特徴
    とする請求項21に記載の装置。
JP10092072A 1997-04-03 1998-04-03 推力逆転装置の閉塞装置の鎖錠及び閉鎖装置 Pending JPH1113538A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9704049A FR2761734B1 (fr) 1997-04-03 1997-04-03 Dispositif de fermeture et de verrouillage des obturateurs d'un inverseur de poussee
FR9704049 1997-04-03

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1113538A true JPH1113538A (ja) 1999-01-19

Family

ID=9505464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10092072A Pending JPH1113538A (ja) 1997-04-03 1998-04-03 推力逆転装置の閉塞装置の鎖錠及び閉鎖装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5997054A (ja)
EP (2) EP1457660B1 (ja)
JP (1) JPH1113538A (ja)
CA (1) CA2234436C (ja)
DE (1) DE69833235T2 (ja)
FR (1) FR2761734B1 (ja)

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2754314B1 (fr) * 1996-10-03 1999-01-08 Hispano Suiza Sa Procede et dispositifs de fermeture des portes d'inverseurs de poussee
GB9907614D0 (en) * 1999-04-06 1999-05-26 Lucas Ind Plc Lock for a thrust reverser
GB0002392D0 (en) * 2000-02-02 2000-03-22 Dowty Boulton Paul Ltd Locks and locking systems
US6604355B1 (en) * 2001-08-31 2003-08-12 The Boeing Company Thrust reverser hook latch system
WO2003089741A2 (en) * 2002-04-14 2003-10-30 Southco, Inc. Electromechanical latching system
KR100503479B1 (ko) * 2003-01-24 2005-07-28 삼성전자주식회사 휴대용단말기의 크레들 및 이를 이용한 휴대용단말기고정방법
US7146796B2 (en) * 2003-09-05 2006-12-12 The Nordam Group, Inc. Nested latch thrust reverser
US7455335B2 (en) * 2005-05-29 2008-11-25 Southco, Inc. Electromechanical push to close latch
FR2887930B1 (fr) * 2005-06-30 2007-08-17 Snecma Systeme de detection de fermeture et de verrouillage pour inverseur de poussee de turboreacteur
EP1764499B1 (en) * 2005-09-14 2017-12-13 The Boeing Company Thrust reverser including a latching mechanism and method of operating a latching mechanism of a thrust reverser
US8015797B2 (en) 2006-09-21 2011-09-13 Jean-Pierre Lair Thrust reverser nozzle for a turbofan gas turbine engine
US7946105B2 (en) * 2006-11-02 2011-05-24 Honeywell International Inc. Bi-directional locking ring assembly for aircraft thrust reverser manual drive unit
US7766397B2 (en) * 2006-11-20 2010-08-03 Southco, Inc. Electromechanical rotary pawl latch
FR2920143B1 (fr) * 2007-08-20 2010-01-22 Aircelle Sa Dispositif de commande des actionneurs de maintenance de capots d'une nacelle de turboreacteur
US8091827B2 (en) 2007-11-16 2012-01-10 The Nordam Group, Inc. Thrust reverser door
US8051639B2 (en) 2007-11-16 2011-11-08 The Nordam Group, Inc. Thrust reverser
US8172175B2 (en) 2007-11-16 2012-05-08 The Nordam Group, Inc. Pivoting door thrust reverser for a turbofan gas turbine engine
US8052086B2 (en) 2007-11-16 2011-11-08 The Nordam Group, Inc. Thrust reverser door
US7735778B2 (en) 2007-11-16 2010-06-15 Pratt & Whitney Canada Corp. Pivoting fairings for a thrust reverser
US8052085B2 (en) 2007-11-16 2011-11-08 The Nordam Group, Inc. Thrust reverser for a turbofan gas turbine engine
FR2927061B1 (fr) * 2008-02-01 2010-02-12 Aircelle Sa Systeme de verrouillage pour structure d'entree d'air d'une nacelle de turboreacteur
DE102008035928A1 (de) * 2008-08-01 2010-02-04 Assa Abloy Sicherheitstechnik Gmbh Türöffner mit fernansteuerbarem Ventil
US8672368B2 (en) * 2010-03-16 2014-03-18 Southco, Inc. Electromechanical compression latch
FR2960917B1 (fr) * 2010-06-03 2012-05-18 Aircelle Sa Inverseur de poussee a section de tuyere variable verrouillable
FR2998266B1 (fr) * 2012-11-19 2015-01-02 Aircelle Sa Nacelle de turboreacteur avec serrure cooperant avec un organe de blocage de sa fermeture
FR2998619B1 (fr) * 2012-11-28 2021-05-07 Aircelle Sa Verrou actif avec assistance de mobilisation et inverseur de poussee incorporant un tel verrou
US9850849B2 (en) * 2015-07-07 2017-12-26 Rohr, Inc. Thrust reverser tertiary lock
US11512505B2 (en) * 2016-03-31 2022-11-29 Trimark Corporation Motorized movable strike for a vehicle door
US10087656B1 (en) * 2017-05-17 2018-10-02 Dee Cee Marketing, Inc. Keyless locking system
FR3079213B1 (fr) * 2018-03-23 2020-02-28 Airbus Operations Nacelle equipee d'un systeme inverseur comportant des portes et des systemes anti-vibration des portes en position stockee
US11787551B1 (en) * 2022-10-06 2023-10-17 Archer Aviation, Inc. Vertical takeoff and landing aircraft electric engine configuration

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3600023A (en) * 1970-02-09 1971-08-17 Rohr Corp Locking system
US3926460A (en) * 1974-07-15 1975-12-16 Hager & Sons Hinge Mfg Locking device for doors
US4021065A (en) * 1975-07-08 1977-05-03 Geringer Arthur V Electric lock
FR2488335B1 (fr) * 1980-08-11 1986-01-31 Snecma Dispositif detecteur de position d'un inverseur de poussee de turboreacteur et de son verrouillage
US4418950A (en) * 1981-01-09 1983-12-06 Beckman Instruments, Inc. Motion sensing apparatus
DK391082A (da) * 1981-09-28 1983-03-29 Vmw Ranshofen Berndorf Ag Laaseindretning til doere i koeretoejer, navnlig skinnekoeretoejer
US4395000A (en) * 1981-09-30 1983-07-26 The Boeing Company Latch and lock mechanism for an aircraft cargo door assembly
US4796932A (en) * 1987-09-22 1989-01-10 Hoover Universal, Inc. Remote release and pull-down unit
FR2632003B2 (fr) * 1987-10-21 1993-12-03 Vachette Sa Perfectionnements aux serrures assistees a pene rotatif
GB2217380B (en) * 1988-04-16 1992-03-04 Rockwell Automotive Body Co Vehicle door lock actuator.
JPH02100857A (ja) * 1988-10-03 1990-04-12 Murata Mach Ltd 工作機械の負荷監視装置
SE8803688D0 (sv) * 1988-10-17 1988-10-17 C A Weidmueller Gmbh & Co Handverktyg med elektrisk drift
US5224342A (en) * 1992-02-13 1993-07-06 Lair Jean Pierre Latching and sealing arrangement for jet engine thrust reverser
US5437173A (en) * 1993-02-18 1995-08-01 Truth Division Of Spx Corporation Window lock with indicator
FR2711733B1 (fr) * 1993-10-22 1996-01-26 Hurel Dubois Avions Inverseur de poussée à portes pour moteur d'avion à réaction équipées d'un volet auxiliaire.
GB9418895D0 (en) * 1994-09-20 1994-11-09 Lucas Ind Plc Lock mechanism
FR2726849B1 (fr) * 1994-11-14 1996-12-13 Valeo Securite Habitacle Serrure electrique destinee a equiper des ouvrants de vehicule
FR2754314B1 (fr) * 1996-10-03 1999-01-08 Hispano Suiza Sa Procede et dispositifs de fermeture des portes d'inverseurs de poussee

Also Published As

Publication number Publication date
EP1457660A1 (fr) 2004-09-15
EP1457660B1 (fr) 2006-01-18
DE69833235D1 (de) 2006-04-06
FR2761734A1 (fr) 1998-10-09
FR2761734B1 (fr) 1999-06-11
EP0869271A1 (fr) 1998-10-07
US5997054A (en) 1999-12-07
CA2234436A1 (fr) 1998-10-03
CA2234436C (fr) 2005-11-15
DE69833235T2 (de) 2006-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1113538A (ja) 推力逆転装置の閉塞装置の鎖錠及び閉鎖装置
US20120274084A1 (en) Motor vehicle lock
US20080129058A1 (en) Lock for Two-Notch Locking Bolt Comprising a Single Switch
JPH1179098A (ja) 改善された衝撃耐性をもつ逆スラスト装置
US5673578A (en) Motor vehicle door lock with central locking system drive
JPS6259782A (ja) 特に自動車ドア用の電気的開閉ラツチ
US20040099077A1 (en) Drive device
US4747380A (en) Throttle valve control device for internal combustion engines
JPS62111085A (ja) 自動車に使用される施錠装置
JP2000160902A5 (ja)
US4283607A (en) Cam control mechanism
JP4405096B2 (ja) 車両ドア開閉装置及び車両ドア開閉装置の制御プログラム
CN113838694A (zh) 用于双电源转换开关的操作机构和双电源转换开关
GB1577552A (en) Tape recorder control arrangement
US4797873A (en) Disk cramp apparatus
EP0718455A1 (en) Vehicle door lock
SU1119072A1 (ru) Устройство дл автоматической остановки магнитофона (его варианты)
JP7069092B2 (ja) 係止装置
JP2718430B2 (ja) 内燃機関のスロットル弁制御装置
JP2000238622A (ja) 車両用ワイパ装置
JP3068126B2 (ja) テープデッキにおけるブレーキ装置
JP2756690B2 (ja) ドアロック装置
JPS6346923Y2 (ja)
KR790002241Y1 (ko) 대문 자동 개폐기
GB2426283A (en) Lock mechanism with damage indication