JPH11134995A - リレー - Google Patents

リレー

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JPH11134995A
JPH11134995A JP29971197A JP29971197A JPH11134995A JP H11134995 A JPH11134995 A JP H11134995A JP 29971197 A JP29971197 A JP 29971197A JP 29971197 A JP29971197 A JP 29971197A JP H11134995 A JPH11134995 A JP H11134995A
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JP
Japan
Prior art keywords
movable contact
iron core
fixed contacts
contact piece
piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP29971197A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Yamada
隆章 山田
Shuichi Misumi
修一 三角
Takeshi Nishida
剛 西田
Takeshi Suzuki
健 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP29971197A priority Critical patent/JPH11134995A/ja
Publication of JPH11134995A publication Critical patent/JPH11134995A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数,組立工数が少なく、接触信頼性の
高い薄型のリレーを提供することにある。 【解決手段】 電磁石ブロック20が、コイル26を巻
回した鉄芯21の胴部21aの両端に位置する磁極部2
2,23の上端面に、固定接点24,25を有する。ま
た、可動接点プレート30が、前記電磁ブロック20の
一対の前記固定接点24,25に同時に接離する可動接
点片31を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、略板状の部品を積
み重ねて構成される薄型のリレーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、略板状の部品を積み重ねて構成さ
れる小型リレーとしては、例えば、特開平1−2927
25号公報に記載のリレーがある。すなわち、2個の嵌
合孔を有し、かつ、この嵌合孔を中心として略渦巻き状
に印刷して形成された少なくとも2個のプリントコイル
部を有する基板と、断面略コ字形状を有し、かつ、両端
部を前記嵌合穴にそれぞれ嵌合して突出させた鉄芯と、
一端部を前記鉄芯の突出する一方の端部に固着し、か
つ、中間部を前記鉄芯の突出する他方の端部に接離可能
に配するとともに、自由端部に設けた可動接点が前記基
板に設けた固定接点に接離可能に対向する可動接触片と
からなることを特徴とするリレーである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のリレー
では、電気伝導部と磁気伝導部とが別部材で構成され、
それぞれ異なる方向から組み付けねばならないので、部
品点数,組立工数が多いだけでなく、装置の薄型化が困
難である。また、従来例はシングル接点であるので、接
触信頼性が低いという問題点がある。
【0004】本発明は、前記問題点に鑑み、部品点数,
組立工数が少なく、接触信頼性の高い薄型のリレーを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるリレー
は、前記目的を達成するため、コイルを巻回した鉄芯胴
部の両端に位置する磁極部の上端面を固定接点とした電
磁石部ブロックと、この電磁ブロックの一対の前記固定
接点に同時に接離する可動接点片を備えた可動接点プレ
ートとからなる構成としてある。
【0006】前記可動接点プレートは、前記可動接点片
の対向する角部から平行に延在した一対の薄板梁部を、
前記電磁石ブロックの固定接点に前記可動接点片が接離
可能に対向するように支持してもよい。
【0007】前記鉄芯は、両端縁部に貴金属層を形成し
た短冊状母材を、略C字形状に屈曲して形成してもよ
い。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる実施形態を
図1ないし図7の添付図面に従って説明する。第1実施
形態にかかるリレーは、図1ないし図3に示すように、
大略、箱形ベース10と、電磁石ブロック20と、可動
接点プレート30と、カバー40とからなるものであ
る。
【0009】箱形ベース10は、一対のコイル端子1
1,12、可動接点端子13、および、固定接点端子1
4をインサート成形したものである。そして、前記箱形
ベース10の開口縁部に、前記コイル端子11,12お
よび可動接点端子13の接続端部11a,12a,13
aが面一にそれぞれ露出している。さらに、前記箱形ベ
ース10の底面15の隅部に、固定接点端子14の接続
端部14aが露出している。
【0010】電磁石ブロック20は、断面略H字形鉄芯
21の胴部21aにコイル26を巻回したものである。
そして、両端に位置する磁極部22,23の上面に貴金
属層を形成し、固定接点24,25としてある。そし
て、前記箱形ベース10の底面に電磁石ブロック20を
位置決めし、固定接点端子14の接続端部14aに鉄芯
21の磁極部23を電気接続して固定する。一方、前記
コイル26の引き出し線26a,26bをコイル端子1
1,12の接続端部11a,12aにそれぞれ電気接続
する。
【0011】可動接点プレート30は、導電性磁性材の
弾性薄板からなるものであり、前記箱形ベース10に嵌
合可能な平面形状を有する可動接点片31と、この可動
接点片31の対向する角部から平行に延在する薄板梁部
32,33とからなる。そして、この薄板梁部32,3
3の自由端部には、巾広の接続舌片34,35をそれぞ
れ形成してある。そして、一方の接続舌片34を前記可
動接点端子13の接続端部13aに位置決めして電気接
続する。さらに、他方の接続舌片35を前記箱形ベース
10の開口縁部に位置決めすることにより、可動接点片
31が固定接点24,25に接離可能に対向する。な
お、可動接点プレート30は、説明の便宜上、肉厚に図
示しているが、実際は極めて薄いものである。
【0012】カバー40は、前記ベース10の開口縁部
を被覆できる平面形状の板材であり、前記箱形ベース1
0の開口縁部に接着剤を介して接合される(図2)。
【0013】次に、前述の構造を有するリレーの動作に
ついて説明する。コイル26に電圧が印加されていない
場合には、可動接点プレート30の薄板梁部32,33
のばね力で可動接点片31が固定接点24,25から開
離している。
【0014】そして、前記コイル26に電圧を印加して
励磁すると、磁極部22,23に可動接点片31が吸引
され、薄板梁部32,33のバネ力に抗し、可動接点片
31が平行に下降して固定接点24,25に接触する。
したがって、固定接点端子14の接続端部14aから入
力された電流は、鉄芯21の磁極部22,23に配置さ
れた固定接点24,25から可動接点片31に流れる。
そして、この可動接点片31から延在する薄板梁部32
の接続舌片34を介して接続端部13aに電流が流れ、
可動接点端子13から外部に出力される。
【0015】ついで、前記励磁を解くと、薄板梁部3
2,33のバネ力で可動接点片31が固定接点24,2
5から開離し、元の状態に復帰する。
【0016】本実施形態によれば、可動接点片31が直
接接触する鉄芯21の磁極部22,23における磁路面
積が、コイルを巻回した鉄芯21の胴部21aの断面積
よりも大きい。このため、磁極部22,23における磁
気抵抗が小さくなり、磁気効率が向上するので、磁力が
大きくなり、駆動電圧を低くできるという利点がある。
【0017】第2実施形態は、図4および図5に示すよ
うに、導電性磁性材からなる板材で電磁石ブロック20
の鉄芯21を形成する場合である。すなわち、帯状導電
性磁性材50の両側縁部に貴金属層51,52を形成し
た帯状母材53を、プレス等で切断して短冊状の鉄芯2
1を得る(図4(b))。そして、プレス等の機械加工
で所定の形状に打ち抜くとともに(図5(a))、所定
の箇所を折り曲げることにより、コイル26を巻回する
胴部21aと、その両側に位置する脚部27と、両端に
位置する固定接点24,25とを形成する(図5
(b))。ついで、前記胴部21aにコイル26を巻回
することにより、電磁石ブロック20が完成する(図5
(c))。他は前述の第1実施形態と同様であるので、
説明を省略する。なお、前記貴金属層51,52の形成
は、部分クラッド法の他、メッキ等を利用してもよい。
【0018】第3実施形態は、図6(a)に示すよう
に、第2実施形態と同様に切り出した短冊状鉄芯21の
胴部21aにコイル26を巻回した後、その両側端部を
内側に曲げ起こし、一対の固定接点24,25が露出す
るように並設して電磁石ブロック20を形成する場合で
ある。そして、箱形ベース10の一方の底面隅部から露
出する固定接点端子14の接続端部14aに、中継導電
部16を設置して電気接続した後、この中継導電部16
に鉄芯21の角部を当接して電気接続する。また、箱形
ベース10の他方の底面隅部には、ガタツキの発生を防
止するため、位置決め部材17が設置されている。
【0019】なお、必ずしも前記磁極部22,23の上
面全面に貴金属層を形成する必要はない。例えば、図7
に示すように、可動接点片31が当接する部分に貴金属
材からなる固定接点25を突設しておいてもよい。ま
た、前記鉄芯には、必ずしも、貴金属層を設ける必要は
なく、鉄芯の素材に可動接点片を直接当接させてもよ
い。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかるリレーによれば、電気伝導部と磁気伝導部とが
同一部材で構成されるので、部品点数,組立工数が少な
く、装置の薄型化が容易である。特に、本発明の実施形
態によれば、構成部品を同一方向から組み付けることが
できるので、組立作業が容易になり、組立精度が向上
し、動作特性のバラツキがなくなる。また、一対の固定
接点に可動接点片が接触するダブル接点構造であるの
で、接触信頼性が高い。
【0021】請求項2のリレーによれば、可動接点が平
行移動して一対の固定接点に同時に接離するので、片当
たりを防止できる。請求項3によれば、電磁石ブロック
の床面積を増大させることなく所望の磁力が得られるの
で、より一層小型のリレーが得られるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明にかかるリレーの第1実施形態を示
す斜視図である。
【図2】 図1で示したリレーを組み立てた後の断面図
である。
【図3】 図1で示した箱形ベースの平面図である。
【図4】 本願発明の第2実施形態にかかる鉄芯を形成
するための母材を示し、図4(a)は平面図、図4
(b)は図4(a)の母材を所定の巾寸法で切断して得
た短冊状鉄芯の正面図である。
【図5】 図4(b)で示した短冊状鉄芯から電磁石ブ
ロックを形成するための工程を示す斜視図である。
【図6】 本願発明にかかるリレーの第3実施形態の電
磁石ブロックを示し、図6(a)は斜視図、図6(b)
は組立後の断面図である。
【図7】 第3実施形態の変形例を示す部分斜視図であ
る。
【符号の説明】
10…ベース、20…電磁石ブロック、21…鉄芯、2
1a…胴部、22,23…磁極部、24,25…固定接
点、26…コイル、30…可動接点プレート、31…可
動接点片、32,33…薄板梁部、34,35…接続舌
片、40…カバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 健 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを巻回した鉄芯胴部の両端に位置
    する磁極部の上端面を固定接点とした電磁石部ブロック
    と、 この電磁ブロックの一対の前記固定接点に同時に接離す
    る可動接点片を備えた可動接点プレートと、からなるこ
    とを特徴とするリレー。
  2. 【請求項2】 前記可動接点プレートが、前記可動接点
    片の対向する角部から平行に延在した一対の薄板梁部
    を、前記電磁石ブロックの固定接点に前記可動接点片が
    接離可能に対向するように支持したことを特徴とする請
    求項1に記載のリレー。
  3. 【請求項3】 前記鉄芯が、両端縁部に貴金属層を形成
    した短冊状母材を、略C字形状に屈曲して形成したこと
    を特徴とする請求項1または2に記載のリレー。
JP29971197A 1997-10-31 1997-10-31 リレー Pending JPH11134995A (ja)

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