JP2001126600A - リレー - Google Patents

リレー

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JP2001126600A
JP2001126600A JP30539299A JP30539299A JP2001126600A JP 2001126600 A JP2001126600 A JP 2001126600A JP 30539299 A JP30539299 A JP 30539299A JP 30539299 A JP30539299 A JP 30539299A JP 2001126600 A JP2001126600 A JP 2001126600A
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JP
Japan
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base
box
relay
movable contact
iron core
Prior art date
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Pending
Application number
JP30539299A
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English (en)
Inventor
Shuichi Misumi
修一 三角
Tetsuo Shinkai
哲夫 新開
Takeshi Suzuki
健 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気接続が容易で組立作業性の良いリレーを
提供することにある。 【解決手段】 箱形ベース10と、並設した一対の起立
片21,22の上端部を固定接点23,24とし、前記
箱形ベース10の底面に配置された断面略U字形鉄芯2
0と、この鉄芯20の一方の起立片21に挿入する環状
のコイルユニット30と、外周縁部を前記箱形ベース1
0の開口縁部に位置決めされ、下面に設けた可動接点片
46を前記鉄芯20の固定接点23,24に接離可能に
対向させた可動接点プレート40と、からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリレー、特に、薄く
小さい構成部品を積み重ねて構成される超小型リレーに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、超小型リレーとしては、例えば、
国際公開番号WO97/41585に記載のリレーがあ
る。すなわち、一対の貫通孔のそれぞれの周囲に形成し
た渦巻き状フラットコイルを少なくとも一層ずつ有する
コイルプレートを、箱形ベース内に配置したものであ
る。そして、前記ベースの開口縁部に位置決めした可動
接点プレートを板厚方向に駆動し、その下面に設けた可
動接点を、前記コイルプレートの貫通孔から突出する固
定接点に接離させ、電気回路を開閉する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
リレーでは、箱形ベースの底面一杯にコイルプレートが
占有する。このため、箱形ベースの底面に設けた接続端
部との電気接続が容易でなく、接続作業に手間がかかる
という問題点がある。
【0004】本発明は、前記問題点に鑑み、電気接続が
容易で組立作業性の良いリレーを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るリレーは、
前記目的を達成するため、箱形ベースと、並設した一対
の起立片の上端部を固定接点とし、前記箱形ベースの底
面に配置された断面略U字形鉄芯と、この鉄芯の一方の
起立片に挿入する環状のコイルユニットと、外周縁部を
前記箱形ベースの開口縁部に位置決めされ、下面に設け
た可動接点を前記鉄芯の固定接点に接離可能に対向させ
た可動接点プレートと、からなる構成してある。この発
明によれば、鉄芯の他方の起立片近傍に位置するベース
の底面が露出する。このため、コイルユニットの電気接
続部分を直接目視でき、電気接続作業が容易、かつ、確
実になり、組立作業性が向上する。
【0006】また、本発明の一実施形態においては、箱
形ベースの底面隅部に、コイルユニットから側方に突出
した端子を載置,接続するための接続用台部を設けてお
いてもよい。この発明によれば、コイルユニットの端子
を折り曲げて位置調整する必要がないので、組立工数が
少なくなるとともに、電気接続作業が容易になる。
【0007】さらに、前記ベースの裏面に設けた接続パ
ッドと、前記ベースの開口縁部に設けた可動接点プレー
ト用接続パッドとを、スルーホールで電気接続してもよ
い。この発明によれば、箱形ベースの側壁を有効に活用
でき、設置スペースを節約できる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係るリレーは、図1ない
し図9に示すように、大略、箱形ベース10、略U字形
鉄芯20、コイルユニット30、可動接点プレート4
0、および、カバー50からなるものである。なお、本
実施形態にかかるリレーの一例としては、その外形寸法
が高さ2.5mm、巾5.7mm、長さ8.8mmのも
のが挙げられる。
【0009】箱形ベース10は、図1ないし図5に示す
ように、複数層のセラミックレイヤーを積み重ねて形成
したものである。そして、図4に示すように、箱形ベー
ス10の底面中央に第1接続パッド11が形成されてい
る。また、箱形ベース10の底面隅部のうち、一方側の
隣り合う隅部に接続用台部12,13が形成されてい
る。この台部12,13の一段低い段部底面には第2接
続パッド12a,13aがそれぞれ設けられている。さ
らに、箱形ベース10の開口部の内側縁部には環状の段
部14が形成され、その隅部に第3接続パッド15a,
15b,15c,15dがそれぞれ形成されている。一
方、図5に示すように、箱形ベース10の裏面隅部には
第4接続パッド16a,16b,16c,16dがそれ
ぞれ形成されている。そして、第4接続パッド16aは
スルーホール17を介して第1接続パッド11に接続さ
れている。同様に、第4接続パッド16b,16cは第
2接続パッド12a,13aに、第4接続パッド16d
は第3接続パッド15dに、スルーホール17を介し、
それぞれ接続されている。このため、従来のリレーをプ
リント基板に実装する場合と異なり、接続端子のはみ出
しがなく、実装面積の小さいリレーが得られる。また、
前記箱形ベース10の外周角部には上下方向に浅溝が設
けられている。そして、前記浅溝に前記第4接続パッド
16a,16b,16c,16dからメッキ層がそれぞ
れ延在し、ハンダ付けを確認するためのフィレット18
を形成している。
【0010】一対の起立片21,22を並設した略U字
形鉄芯20は、導電性磁性材から形成されている。ま
た、前記起立片21,22の上端部には貴金属材からな
る固定接点23,24をクラッドしてある。そして、前
記鉄芯20は前記ベース10の第1接続パッド11に導
電性接着剤11aを介して固定されるとともに、電気接
続される(図2および図3)。本実施形態の組み付け方
法としては、例えば、ベース10および鉄芯20をそれ
ぞれ異なる治具(図示せず)に組み付けておく。そし
て、これらの治具を組み合わせてベース10に導電性接
着剤11aを介して鉄芯20を位置決めした後、導電性
接着剤11aを硬化させ、両者を一体化する。この組み
付け方法によれば、ベース10と鉄芯20との間に所定
の間隙が形成され、その間隙内を接着剤11aが流動,
固化することにより、両者を一体化する。このため、高
い位置決め精度で組み付けが可能となり、動作特性にバ
ラツキが生じないという利点がある。
【0011】コイルユニット30は、図6に示すよう
に、樹脂成形品であるスプール31に巻回したコイル3
2の引き出し線を、前記スプール31に設けた一対の平
行なコイル中継端子33,34にそれぞれからげてハン
ダ付けしたものである。また、前記スプール31は、そ
の上面に位置規制用突部35を突設してある一方、その
下面に一対の突条36a,36bを平行に形成してあ
る。そして、前記スプール31の嵌合孔37を鉄芯20
の一方の起立片21に挿入し、一対の突条36a,36
bをベース10の底面に載置し、接着剤30aで固着す
る。さらに、一対のコイル中継端子33,34を、前記
ベース10の接続用台部12,13に設けた第2接続パ
ッド12a,13aにそれぞれ位置決めした後、導電性
接着剤あるいはレーザ溶接で接続一体化する(図7)。
なお、本実施形態では、コイル中継端子33,34が接
続用台部12,13の一段低い段部に位置決めされてい
る。このため、沿面距離が長くなり、絶縁性が向上する
という利点がある。
【0012】可動接点プレート40は、図8(a)に示
すように、前記ベース10の環状段部14に嵌合可能な
平面形状を有する導電性磁性材からなる薄板である。そ
して、一対の平面略U字形スリット41a,41bをプ
レス加工,エッチング等で形成し、ヒンジ部42a,4
2bを切り出してある。このため、前記ヒンジ部42
a,42bを介して可動片43が環状支持体44に板厚
方向に回動可能に支持される。また、前記環状支持体4
4の外周縁部および角部は、シール材の侵入を阻止する
ため、切り取られている。さらに、可動接点プレート4
0の一方側の隣り合う隅部には、前記コイルユニット3
0の突部35との当接を回避するために貫通孔45が設
けられている。また、図8(b)に示すように、前記可
動片43の下面には、導電性に優れた可動接点片46が
レーザ溶接で一体に設けられている。可動接点片46と
しては、例えば、パーマロイに貴金属材を接点としてク
ラッドしたものが挙げられる。そして、前記可動接点プ
レート40をベース10の環状段部14に位置決めした
後、その角部をベース10の第3接続パッド15a,1
5b,15c,15dにレーザ溶接でそれぞれ固定し、
電気接続する。これにより、可動接点片46が鉄芯20
の一対の起立片21,22に設けた固定接点23,24
に接離可能に対向する。なお、環状支持体44の角部
を、例えば、図8(a)で示す破線に沿って適宜折り曲
げることにより、接点ギャップを調整してもよい。
【0013】カバー50は、前記ベース10の開口を被
覆できる平面形状を有するシート状セラミックであり、
その下面縁部に半固形の接着剤を予め塗布してある。そ
して、内部構成部品を組み付けたベース10にカバー5
0を被せて位置決めし、加熱して接着剤を硬化させるこ
とにより、コイルユニット30の突部35が当接しつ
つ、密閉される。
【0014】次に、前述の構成からなるリレーの動作に
ついて説明する。コイルユニット30に電圧が印加され
ていない場合には、可動接点プレート40のヒンジ部4
2a,42bのバネ力により、可動接点片46が鉄芯2
0の固定接点23,24から所定の接点ギャップを確保
しながら対向している。
【0015】そして、前記コイルユニット30に電圧を
印加して励磁すると、鉄芯20に生じた磁束により、可
動接点片46がコイルユニット30に吸引される。この
ため、可動片43がヒンジ部42a,42bのバネ力に
抗して下降し、可動接点片46が固定接点23,24に
接触して電気回路および磁気回路を閉成する。すなわ
ち、電気回路は、第4接続パッド16a、第1接続パッ
ド11、鉄心20、可動接点プレート40、第3接続パ
ッド15d、および、第4接続パッド16dを介して閉
成される。
【0016】ついで、前記コイルユニット30の励磁を
解くと、前述の磁力が消失し、可動片43はヒンジ部4
2a,42bのバネ力によって引き戻される。このた
め、可動接点片46が鉄芯20の固定接点23,24か
ら開離し、可動片43が元の位置に復帰する。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、鉄芯の一方の起立部に
環状のコイルユニットを挿入するので、コイルユニット
がベースの底面全体を占有することがない。このため、
ベースの底面の一部を露出させることができ、電気接続
部分を直接目視できるので、電気接続作業が容易、か
つ、確実になり、組立作業性が向上するという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるリレーの一実施形態を示す概
略分解斜視図である。
【図2】 図1で示したリレーの横断面図である。
【図3】 図3(a)は図2の矢印A−A線断面図、図
3(b)は図2の矢印B−B線断面図である。
【図4】 図1で示したベースの平面図である。
【図5】 図1で示したベースの底面図である。
【図6】 図1で示したコイルユニットの斜視図であ
る。
【図7】 ベースにコイルユニットを組付けた状態を示
す平面図である。
【図8】 図8(a)は図1で示した可動接点プレート
の斜視図、図8(b)は可動接点プレートの底面図であ
る。
【図9】 ベースに可動接点プレートを組付けた状態を
示す平面図である。
【符号の説明】
10…箱形ベース、11…第1接続パッド、11a…導
電性接着剤、12,13…接続用台部、12a,13a
…第2接続パッド、14…環状段部、15a,15b,
15c,15d…第3接続パッド、16a,16b,1
6c,16d…第4接続パッド、17…スルーホール、
18…フィレット、20…鉄芯、21,22…起立片、
23,24…固定接点、30…コイルユニット、31…
スプール、32…コイル、33,34…コイル中継端
子、35…位置規制用突部、36a,36b…突条、3
7…嵌合孔、40…可動接点プレート、41a,41b
…スリット、42a,42b…ヒンジ部、43…可動
片、44…環状支持体、46…可動接点片、50…カバ
ー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 健 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱形ベースと、並設した一対の起立片の
    上端部を固定接点とし、前記箱形ベースの底面に配置さ
    れた断面略U字形鉄芯と、この鉄芯の一方の起立片に挿
    入する環状のコイルユニットと、外周縁部を前記箱形ベ
    ースの開口縁部に位置決めされ、下面に設けた可動接点
    を前記鉄芯の固定接点に接離可能に対向させた可動接点
    プレートと、からなることを特徴とするリレー。
  2. 【請求項2】 箱形ベースの底面隅部に、コイルユニッ
    トから側方に突出した端子を載置,接続するための接続
    用台部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のリレ
    ー。
  3. 【請求項3】 前記ベースの裏面に設けた接続パッド
    と、前記ベースの開口縁部に設けた可動接点プレート用
    接続パッドとを、スルーホールで電気接続したことを特
    徴とする請求項1または2に記載のリレー。
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