JPH11134742A - トラッキング制御装置 - Google Patents

トラッキング制御装置

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JPH11134742A
JPH11134742A JP9309897A JP30989797A JPH11134742A JP H11134742 A JPH11134742 A JP H11134742A JP 9309897 A JP9309897 A JP 9309897A JP 30989797 A JP30989797 A JP 30989797A JP H11134742 A JPH11134742 A JP H11134742A
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JP
Japan
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time difference
paired
tracking
magnetic heads
signal
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Application number
JP9309897A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Teranishi
康彦 寺西
Masami Mori
正己 森
Satoshi Ito
聡 伊東
Shuichi Asahara
周一 朝原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転ドラムと一体に回転するペア磁気ヘッド
を磁気テープ上に記録したぺア記録トラックに沿って良
好にトラッキングする。 【解決手段】 ペア磁気ヘッド5(5L,5R)による
ぺア記録トラックTPL,TPR中に含まれる特定の信
号の時間差を計測する時間差計測回路10と、時間差計
測回路10で計測したペア磁気ヘッド5の複数回の走査
による時間差を逐次記憶する時間差メモリ11と、時間
差メモリ11に記憶された複数回の時間差を平均化して
平均時間差を算出する時間差平均化回路12と、時間差
平均化回路12で算出した平均時間差からトラッキング
ズレの方向と量の情報を得て、平均時間差が零になるよ
うにキャプスタン6にサーボをかけてペア磁気ヘッド5
のトラッキングを制御するキャプスタンサーボ回路12
とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘリカルスキャン
方式の一般的な磁気記録再生装置により磁気テープ上に
記録した記録トラックを再生するにあたって、回転ドラ
ムと一体に回転するペア磁気ヘッドを磁気テープ上に記
録したぺア記録トラックに沿って良好にトラッキングで
きるトラッキング制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、ビデオ・テープレコーダ(V
TR),ディジタル・オーディオ・テープレコーダ(D
AT)などのヘリカルスキャン方式を採用した磁気記録
再生装置では、一対のリール間に巻回した磁気テープを
テープローディング部材により回転ドラムの方向に引き
出して、この引き出した磁気テープを回転ドラムに所定
の角度に亘って螺旋状に巻き付けて、回転ドラムと一体
に回転する磁気ヘッドによりヘリカルスキャンして記録
再生することが周知である。
【0003】ここで、磁気記録再生装置は磁気テープへ
の互換性が保たれているものの、装置内で磁気テープの
走行系が不具合であったり、磁気ヘッドの回転ドラムへ
の取り付けが不具合である場合には、磁気テープT上に
記録した記録トラックにトラック曲りが発生することが
ある。
【0004】そこで、磁気テープ上に記録した記録トラ
ックにトラック曲りがあっても、回転ドラムと一体に回
転する磁気ヘッドを記録トラックに沿ってトラッキング
できるトラッキング装置が特開平5−36042号公報
に開示されている。
【0005】上記公報では、異なるアジマス角を有する
ペア磁気ヘッドで磁気テープ上に同時に記録された少な
くとも2つの平行したぺア記録トラックを再生する際
に、アジマス角の異なる少なくとも2個のペア磁気ヘッ
ドが同時に磁気テープ上を走査して再生したぺア記録ト
ラックの各再生信号に含まれる特定の信号(同期信号)
の再生時間差を検出して、この再生時間差が予め設定し
た基準値との差が最小となるようにペア磁気ヘッドを電
気−機械変換素子を介して制御すると共に、磁気テープ
を走行させるキャプスタンの位相基準信号を制御してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来のトラッキング制御装置では、磁気テープ上に記録し
た記録トラックにトラック曲りがあっても、ぺア磁気ヘ
ッドでぺア記録トラック中に含まれる特定の信号(同期
信号)の再生時間差を検出することより、ぺア磁気ヘッ
ドのトラッキングを制御できるものの、ぺア磁気ヘッド
による磁気テープへのヘッド叩き振動などによって変動
分が加わり、再生時間差の値に変動が生じることがある
ので、この場合にぺア磁気ヘッドのトラッキング制御が
不正確となってしまう。
【0007】また、特定の信号(同期信号)の再生時間
差を検出して、この再生時間差が予め設定した基準値と
の差が最小となるようにペア磁気ヘッドを電気−機械変
換素子を介して制御すると共に、磁気テープを走行させ
るキャプスタンの位相基準信号を制御しているため、と
くに、回転ドラムにぺア磁気ヘッドを移動させるための
電気−機械変換素子を取付ける構造が複雑となってい
る。
【0008】更に、近年開発されたディジタル記録再生
可能な装置では、磁気テープ上にインサート記録が可能
になっているものの、この際、インサート記録した信号
に対するペア磁気ヘッドのトラッキング制御については
何等の対策もなされていないなどの問題が生じている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、第1の発明は、回転ドラムの外
周面に近接して取り付けられ且つ異なるアジマス角を有
するペア磁気ヘッドで磁気テープ上に記録された2本の
平行したぺア記録トラックを再生して、前記ぺア記録ト
ラックの各再生信号に含まれる特定の信号の時間差を計
測して、この時間差からトラッキングズレの方向と量の
情報を得て、前記時間差と予め設定した値との差が最小
になるように前記ペア磁気ヘッドのトラッキングを制御
するトラッキング制御装置において、前記ペア磁気ヘッ
ドによる前記ぺア記録トラック中に含まれる前記特定の
信号の時間差を計測する時間差計測手段と、前記時間差
計測手段で計測した前記ペア磁気ヘッドの複数回の走査
による前記時間差を逐次記憶する時間差メモリと、前記
時間差メモリに記憶された複数回の前記時間差を平均化
して平均時間差を算出する時間差平均化手段と、前記時
間差平均化手段で算出した前記平均時間差からトラッキ
ングズレの方向と量の情報を得て、前記平均時間差と予
め設定した値との差が最小になるようにキャプスタンに
サーボをかけて前記ペア磁気ヘッドのトラッキングを制
御するキャプスタンサーボ回路とを備えたことを特徴と
するトラッキング制御装置である。
【0010】また、第2の発明は、回転ドラムの外周面
に近接して取り付けられ且つ異なるアジマス角を有する
ペア磁気ヘッドで磁気テープ上に記録された2本の平行
したぺア記録トラックを再生して、前記ぺア記録トラッ
クの各再生信号に含まれる特定の信号の時間差を計測し
て、この時間差からトラッキングズレの方向と量の情報
を得て、前記時間差と予め設定した値との差が最小とな
るように前記ペア磁気ヘッドのトラッキングを制御する
トラッキング制御装置において、前記ペア磁気ヘッドに
よる前記ぺア記録トラック中に含まれる前記特定の信号
の時間差を計測する時間差計測手段と、前記時間差計測
手段で計測した前記ペア磁気ヘッドの複数回の走査によ
る前記時間差を逐次記憶する時間差メモリと、前記時間
差メモリに記憶された複数回の前記時間差を平均化して
平均時間差を算出する時間差平均化手段と、前記時間差
平均化手段で算出した前記平均時間差からトラッキング
ズレの方向と量の情報を得て、前記平均時間差と予め設
定した値との差が最小となるようにキャプスタンにサー
ボをかけた後、更に、前記各再生信号のRFレベルが最
大となるように前記キャプスタンにサーボをかけて前記
ペア磁気ヘッドのトラッキングを制御するキャプスタン
サーボ回路とを備えたことを特徴とするトラッキング制
御装置である。
【0011】また、上記第1又は第2の発明において、
前記ぺア記録トラックの各再生信号に含まれる複数の特
定の信号と対応する複数の部位で時間差を計測して、前
記ペア磁気ヘッドの複数回の走査による複数部位の平均
時間差を算出することを特徴とするものである。
【0012】また、上記第1又は第2の発明において、
前記時間差計測手段は前記ペア磁気ヘッドの取付け誤差
による時間差を記憶する補正メモリを有し、該時間差計
測手段で計測した時間差に取付け誤差による時間差を加
減算して真の時間差を算出することを特徴とするもので
ある。
【0013】また、第3の発明は、回転ドラムの外周面
に近接して取り付けられ且つ異なるアジマス角を有する
ペア磁気ヘッドで磁気テープ上に記録された2本の平行
したぺア記録トラックを再生して、前記ぺア記録トラッ
クの各再生信号に含まれる特定の信号の時間差を計測し
て、この時間差からトラッキングズレの方向と量の情報
を得て、前記時間差と予め設定した値との差が最小とな
るように前記ペア磁気ヘッドのトラッキングを制御する
トラッキング制御装置において、前記ぺア記録トラック
上にインサート記録した際に、前記特定の信号は書き替
えられらない領域に記録されたものであることを特徴と
するトラッキング制御装置である。
【0014】また、上記第3の発明において、前記ぺア
記録トラック上にインサート記録するエリアの近くの部
位にある前記特定の信号を用いることを特徴とするもの
である。
【0015】更に、上記第1又は第2もしくは第3の発
明において、前記ぺア記録トラックの各再生信号に含ま
れる前記特定の信号は、同期信号又は同期ブロックを識
別するための連続したシンクブロック・アドレス情報信
号であることを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係るトラッキング
制御装置の一実施例を図1乃至図8を参照して詳細に説
明する。
【0017】図1は本発明に係るトラッキング制御装置
の構成を示した構成図、図2は磁気テープ上に記録した
ぺア記録トラックをぺア磁気ヘッドで再生する状態を示
した図、図3は磁気テープ上に記録したぺア記録トラッ
クの記録フォーマットの一例を示した図、図4は本発明
に係るトラッキング制御装置の基本原理を説明するため
の模式図、図5はペア磁気ヘッドによるペア記録トラッ
クの同期信号の再生時間差を測定する部位を示した図、
図6は図1に示した時間差メモリ内を拡大して示した
図、図7は山登り方式によるキャプスタンサーボの原理
を説明するための図、図8は磁気テープ上にインサート
記録した時のトラッキング制御を説明するための図であ
る。
【0018】図1に示した本発明に係るトラッキング制
御装置1は、DIGITAL−S規格に準拠してディジ
タル記録再生可能に構成されているが、ここでは主とし
てディジタル再生の場合について説明する。
【0019】即ち、図1において、トラッキング制御装
置1では、コバルト,ニッケルなどの磁性金属材料を塗
布した薄手の磁気テープ(メタルテープ)2を、テープ
ローディング部材3,3により所定の方向(矢印K方
向)に所定の回転数(4500rpm)で回転する回転
ドラム4の外周面に沿って所定の角度(略180°)に
亘って斜めに巻回させ、且つ、磁気テープ2を回転ドラ
ム4の外周面に180°間隔を離して取り付けた2組の
ぺア磁気ヘッド5,5に添接させつつ、この磁気テープ
2をキャプスタン6とピンチローラ7とで挟持しながら
矢印X方向に走行させている。
【0020】この際、各組のぺア磁気ヘッド5は、+1
5°のアジマス角を有した磁気ヘッド5Lと、−15°
のアジマス角を有した磁気ヘッド5Rとが取付台5a上
に近接して取付けられており、且つ、両磁気ヘッド5
L,5Rの取付け角度の誤差は(1/360°)以内に
管理されており、充分な精度を維持している。そして、
図2に示したように、これらの磁気ヘッド5L,5Rが
回転ドラム4と一体に回転して磁気テープ2上に予め同
時に記録された±15°のアジマス角を有する2つの平
行したぺア記録トラックTPL,TPRをヘリカルに走
査しながら再生している。尚、1組目のぺア磁気ヘッド
5(5L,5R)と180°離れた2組目のぺア磁気ヘ
ッド5(5L,5R)は、図示しないヘッド切り換え手
段により1組目のぺア磁気ヘッド5で再生するぺア記録
トラックTPL,TPRの隣のぺア記録トラックTP
L,TPRを再生しているが、ここでは各組ごとの動作
について述べる。
【0021】この際、記録済みのぺア記録トラックTP
L,TPRは、装置内で磁気テープの走行系が不具合で
あったり、ぺア磁気ヘッド5の回転ドラム4への取り付
けが不具合である場合には、点線で示した理想的なトラ
ックパターンに対して実線で示した如くのトラック曲り
が発生することがある。
【0022】また、上記したぺア記録トラックTPL,
TPRの記録フォーマットは、図3(a)に示すよう
に、マージン領域21、プリアンブル領域22、サブコ
ード領域23、ポストアンブル領域24、IBG領域2
5、プリアンブル領域26、主要データ領域27、ポス
トアンブル領域28及びマージン領域29からなる、全
部で356シンクブロックで構成されている。なお、ト
ラックの両端に配置されているマージン領域21と29
は、それぞれ2シンクブロックである。
【0023】ここで、主要データ領域27はデータ領域
と誤り訂正符号領域からなる全部で336シンクブロッ
クからなり、そのうちデータ領域は6シンクブロックの
倍数の306シンクブロックに設定され、また、誤り訂
正符号領域は誤り訂正のための外符号(C2符号)が記
録される領域で、30シンクブロック(SB)からな
る。
【0024】また、図3(b)は上記シンクブロックの
一例のフォーマットを示す。同図に示すように、シンク
ブロックはそのシンクブロック再生のための2バイトの
同期ビット(Sync)の領域31と、3バイトで連続
性のあるシンクブロック番号を示したシンクブロック・
アドレス情報(ID)の領域32と、ヘッダを含む99
バイトの実質的なデータ格納エリア33と、このシンク
ブロックの情報の誤り訂正のための8バイトのパリティ
(内符号)の領域34とが時系列的に合成された全部で
112バイトの構成である。
【0025】次に、ぺア磁気ヘッド5(5L,5R)が
ぺア記録トラックTPL,TPR上をトラッキングする
際の基本的な原理を図4(a)〜(c)を用いて説明す
る。
【0026】まず、図4(a)に示したように、ぺア磁
気ヘッド5(5L,5R)がぺア記録トラックTPL,
TPR上をジャスト・オン・トラックした状態で再生し
た場合には、+15°のアジマス角の磁気ヘッド5L
と、−15°のアジマス角の磁気ヘッド5Rとが、±1
5°のアジマス角のぺア記録トラックTPL,TPRの
再生信号中の同期信号を夫々再生する時間は両方ともT
であり、両者に時間差は生じない。
【0027】一方、図4(b)に示したように、再生時
にぺア磁気ヘッド5(5L,5R)がぺア記録トラック
TPL,TPRに対して左側に寸法Hだけ片寄ってトラ
ッキングしている場合には、+15°のアジマス角の記
録トラックTPLではトラック長に換算してt=H×t
an15°だけ進んで同期信号を再生するので、同期信
号を再生する時間はT+tとなり、−15°のアジマス
角の記録トラックTPLではトラック長に換算してt=
H×tan15°だけ遅れて同期信号を再生するので、
同期信号を再生する時間はT−tとなる。従って、2×
t=2×H×tan15°を磁気テープ対ぺア磁気ヘッ
ドの相対速度で除算した時間だけ両磁気ヘッド5L,5
Rが再生する時間に例えば−方向の時間差が生じる。
【0028】同様、図4(c)に示したように、再生時
にぺア磁気ヘッド5(5L,5R)がぺア記録トラック
TPL,TPRに対して右側に寸法Hだけ片寄ってトラ
ッキングしている場合には、+15°のアジマス角の記
録トラックTPLではトラック長に換算してt=H×t
an15°だけ遅れて同期信号を再生するので、同期信
号を再生する時間はT−tとなり、−15°のアジマス
角の記録トラックTPLではt=H×tan15°だけ
進んで同期信号を再生するので、同期信号を再生する時
間はT+tとなる。従って、2×t=2×H×tan1
5°を磁気テープ対ぺア磁気ヘッドの相対速度で除算し
た時間だけ両磁気ヘッド5L,5Rが再生する時間に例
えば+方向の時間差が生じる。尚、左右のトラッキング
ズレの方向を示すには、左右いずれか一方を−方向に設
定し、他方を+方向に設定すれば良い。
【0029】再び図1に戻り、ぺア磁気ヘッド5の磁気
ヘッド5L,5Rで再生したぺア記録トラックTPL,
TPR中の再生信号は、後述するSW3の端子a,bに
夫々送られている。更に、ぺア磁気ヘッド5の磁気ヘッ
ド5L,5Rで再生したぺア記録トラックTPL,TP
R中の再生信号は、等価・量子化回路8L,8Rに夫々
送られてディジタル信号に変換された後、各ディジタル
信号はSync,ID抜出し回路9L,9Rに夫々送ら
れている。
【0030】そして、Sync,ID抜出し回路9L,
9Rでは、送られた各ディジタル信号中の同期(Syn
c)信号又はシンクブロック・アドレス情報(ID)信
号が抜出される。この際、先に図3で説明したように、
各ディジタル信号中から抜出された同期(Sync)信
号31又はシンクブロック・アドレス情報(ID)信号
32は、ぺア記録トラックTPL,TPRのトラックフ
ォーマットに従って出現するので、再生時にペア磁気ヘ
ッド5(5L,5R)のトラッキングズレなどにより、
再生データに誤りが多くなり、特定のシンクブロック・
アドレス情報(ID)信号32がエラーにより失われた
り、エラーによって特定のシンクブロック・アドレス情
報(ID)32と同じデータ列になる場合でも、そのシ
ンク間隔が等間隔であることや、シンクブロック・アド
レス情報(ID)信号32の連続性などにより、再生デ
ータを保護できる。このように、再生時に保護されるデ
ータ、即ち、同期(Sync)信号31又はシンクブロ
ック・アドレス情報(ID)信号32を用いてトラッキ
ング制御を行っている。
【0031】次に、ID抜出し回路9L,9Rで抜出さ
れた各同期(Sync)信号又は各シンクブロック・ア
ドレス情報(ID)信号を時間差計測回路10に送り、
ここで各同期(Sync)信号又は各シンクブロック・
アドレス情報(ID)信号の時間差を計測する。この場
合、ぺア磁気ヘッド5(5L,5R)がぺア記録トラッ
クTPL,TPRに対して左側又は右側に片寄ることに
より時間差に±符号を付加している。従って、時間差は
トラッキングズレの方向(±)と量の情報を得ることが
できる。
【0032】また、時間差計測回路10内には、各組み
ごとにぺア磁気ヘッド5(5L,5R)の取付台5aに
対する取り付け誤差による時間差を補正するための補正
メモリ10aが必要に応じて設けられている。そして、
補正メモリ10a内に各組のぺア磁気ヘッド5(5L,
5R)の取り付け誤差による時間差の方向(±)及び量
が記憶されている場合には、時間差計測回路10で計測
した時間差に補正メモリ10a内に記憶された時間差を
加減算して真の時間差を各組のぺア磁気ヘッド5ごとに
算出している。勿論、ぺア磁気ヘッド5(5L,5R)
の取付台5aに対する取り付け誤差が少ない場合には補
正メモリ10aを設ける必要がない。
【0033】この際、補正メモリ10a内にぺア磁気ヘ
ッド5(5L,5R)の取り付け誤差による時間差を設
定する方法は、標準機で再生した場合にジャスト・オン
・トラックを実現した時に時間差が得られる標準テープ
を対象機で再生し、本方式以外の方法でジャスト・オン
・トラックを実現し、その時に得られた時間差と標準機
による時間差との差を補正メモリ10a内に記憶させれ
ば良いものである。
【0034】次に、時間差計測回路10で計測した時間
差は、SW1の端子bと時間差メモリ11とに夫々送ら
れている。そして、SW1の端子bに送られた時間差は
1回のペア磁気ヘッド5の走査による記録トラックTP
L,TPRへの時間差でトラッキング制御する場合であ
り、時間差メモリ11に送られた時間差はn回のペア磁
気ヘッド5の走査による平均化した時間差でトラッキン
グ制御する場合であり、本発明では主として後者の平均
化した時間差を用いることに特徴がある。
【0035】即ち、図5及び図6に示したように、ぺア
磁気ヘッド5(5L,5R)が1回のペア記録トラック
TPL,TPRを走査する順に、時間差計測回路10で
計測した始点時間差,中間点時間差,終点時間差が時間
差メモリ11内に逐次記憶され、同様にぺア磁気ヘッド
5(5L,5R)がn回(nは2以上)連続して走査し
たペア記録トラックTPL,TPRについても始点時間
差,中間点時間差,終点時間差がマトリックス状に記憶
される。この際、始点時間差,中間点時間差,終点時間
差の検出する部位は予め1トラック中に356個あるシ
ンクブロックの特定のシンクブロック番号を設定してお
けば良い。尚、測定する部位は、始点時間差,中間点時
間差,終点時間差に限定されるものでなく、トラック中
の適宜な部位を設定しても良い。
【0036】次に、時間差メモリ11を呼び出して時間
差平均化回路12は、n回のぺア磁気ヘッド5の走査に
よるペア記録トラックTPL,TPRについて、始点時
間差,中間点時間差,終点時間差ごとに平均値を夫々算
出する。尚、時間差メモリ11にn回の時間差データが
蓄積された後には、1回目の時間差データが(n+1)
回目の時間差データに更新され、以下同様に逐次更新さ
れて、常にn回の平均時間差を算出するようになってい
る。
【0037】ここで、n回のぺア磁気ヘッド5によるペ
ア記録トラックTPL,TPRへの始点時間差,中間点
時間差,終点時間差ごとに時間差を平均化する理由は、
ぺア磁気ヘッド5(5L,5R)による磁気テープ2へ
のヘッド叩き振動などによって変動分が加わり、時間差
の値に変動が生じることがあるので、複数回のトレース
による時間差を平均化することにより、ヘッド叩き振動
などの変動分の影響を軽減できる。この際、n回の走査
時のペア記録トラックTPL,TPRのトラック曲りは
装置によって略同一傾向であることから、平均化された
時間差は誤差の少ない値となる。
【0038】次に、時間差平均化回路12で算出された
平均時間差は、SW1の端子aに送られる。ここで、予
め選択した手段によりCPU13でSW1を端子a側に
切り換えておけば、SW1の端子aに送られた平均時間
差は、SW1の端子cからSW2の端子a,cを経てキ
ャプスタンサーボ回路14に送られる。
【0039】このキャプスタンサーボ回路14では、平
均時間差からトラッキングズレ方向と量の情報を得て、
平均時間差と予め設定した零近傍の値との差が最小とな
るようにキャプスタン6にサーボをかけて磁気テープ2
の走行を制御することにより、ぺア磁気ヘッド5のトラ
ッキングを制御している。
【0040】更に、キャプスタンサーボ回路14でより
正確にぺア磁気ヘッド5のトラッキングを制御する場合
には、平均時間差を予め零近傍に設定した所定値との差
が最小となるまでキャプスタン6にサーボをかけて磁気
テープ2の走行を制御し、この後、平均時間差が零近傍
の所定値に至ると、CPU13でSW2を山登り回路1
5側の端子b側に切り換えて、山登り方式を採用したキ
ャプスタンサーボにより磁気テープ2の走行制御を行っ
ている。
【0041】上記山登り回路15は、ぺア磁気ヘッド5
(5L,5R)でぺア記録トラックTPL,TPRを再
生したアナログ信号(RF信号)のいずれか一方のRF
信号がSW3を介して入力されている。
【0042】ここで、山登り方式によるキャプスタンサ
ーボの原理について、図7を用いて説明する。
【0043】図7に示したように、横軸は、正確な記録
トラックのセンター位置に対し、実際のトラック走査時
のセンター位置からのトラッキングズレ量を表し、即
ち、センター位置より左方向が図4(b)に対応し、セ
ンター位置より右方向が図4(c)に対応するものとす
る。一方、縦軸は、横軸のセンター位置に対するアナロ
グ信号(RF信号)のRFレベルを示す。
【0044】ここで、ぺア磁気ヘッド5(5L,5R)
が、記録トラックのセンター位置から少しでもトラッキ
ングズレすると、いずれか一方の磁気ヘッド(5L,5
R)のRF信号のレベルが急激に低下する。言い換える
と、実際のトラック走査位置と正確なトラック位置との
重なり部分が多いほどRF信号のレベルが高くなる。こ
れらのことから、RFレベルが最大になるようにキャプ
スタン6にサーボをかけて磁気テープ2の走行制御を行
うことにより、ぺア磁気ヘッド5(5L,5R)のトラ
ッキングズレ量をなくして、より精密なトラッキング制
御が実現される。
【0045】また、この「山登り制御」によれば高い精
度でのトラッキング制御が可能であるが、上述したよう
に、1回の制御で移動できる幅が小さいため、最初にR
Fレベルの小さい位置から制御が開始されると、RFレ
ベルの頂上に達するまでに時間がかかるという欠点があ
る。そのため、最初に時間差が零近傍に至るまで時間差
によるトラッキング制御が行なわれ、この時間差による
段階的な制御を経てからこの「山登り制御」を行なうこ
とにより、迅速且つ正確なトラッキング制御が可能とな
る。
【0046】尚、ぺア磁気ヘッド5(5L,5R)によ
る磁気テープ2へのヘッド叩き振動などが少ない場合に
は、予め選択した手段によりCPU13でSW1を端子
b側に切り換えておけば、1回のぺア磁気ヘッド5によ
るペア記録トラックTPL,TPRへの時間差でキャプ
スタンサーボ回路14,山登り回路15によりトラッキ
ング制御を行なえば良い。
【0047】次に、今まで述べた実施例では、比較する
データについては書き替えが可能であるので、編集を繰
り返した場合にトラッキングズレが累積される。そのよ
うな不都合を解消するために、磁気テープ2上でインサ
ート記録を行う時に図7に示したような書き替えを行わ
ない特定のデータ領域(ITI領域)を用いて、ペア磁
気ヘッド5を先に説明した時間差によるトラッキング制
御及び山登り方式によるトラッキング制御を行なえば良
い。
【0048】即ち、図7に示したように、DIGITA
L−Sのトラックフォーマットにおいて、Video−
0領域へのインサート記録時にはITI−0領域でトラ
ッキング制御を行い、Video−1領域へのインサー
ト記録時にはITI−2領域でトラッキング制御を行
う。また、Subcode領域,Audio−0領域,
Audio−2領域へのインサート記録時にはITI−
1領域でトラッキング制御を行う。
【0049】このように、Video信号やAudio
信号などをインサート記録した時には、書き替えの行わ
ない特定のデータ領域(ITI領域)を用いて、トラッ
キング制御を行なえば、インサート記録に関係なく、ペ
ア磁気ヘッド5を良好にトラッキング制御することがで
きる。更に、ぺア記録トラックTPL,TPR上にイン
サート記録するエリアの近くの部位にある特定の信号
(ITI−0,ITI−2,ITI−1)を用いている
ので、インサートした記録信号(Video−0,Vi
deo−1,Audio−0,Audio−2)と特定
の信号(ITI−0,ITI−2,ITI−1)との関
連付けが明確となる。
【0050】
【発明の効果】以上詳述した本発明に係るトラッキング
制御装置において、請求項1記載によると、とくに、ペ
ア磁気ヘッドの複数回の走査による時間差を平均化して
平均時間差を算出し、この平均時間差が零になるように
キャプスタンにサーボをかけているので、ぺア磁気ヘッ
ドによる磁気テープへのヘッド叩き振動などによって変
動分が加わり、時間差の値に変動が生じることがあって
も、複数回のトレースによる時間差を平均化することに
より、ヘッド叩き振動などの変動分の影響を軽減でき
る。
【0051】また、請求項2記載によると、とくに、ペ
ア磁気ヘッドの複数回の走査による時間差を平均化して
平均時間差を算出し、この平均時間差を予め設定した値
との差が最小となるようにキャプスタンにサーボをかけ
た後、各再生信号のRFレベルが最大となるようにキャ
プスタンにサーボをかけているので、上記と同様にぺア
磁気ヘッドによる磁気テープへのヘッド叩き振動などの
影響を軽減でき、更に、より正確なトラッキング制御が
できる。
【0052】また、請求項3記載によると、請求項1又
は請求項2記載において、とくに、ぺア記録トラックの
各再生信号に含まれる複数の特定の信号と対応する複数
の部位で時間差を計測して、ペア磁気ヘッドの複数回の
走査による複数部位の平均時間差を算出することで、ペ
ア記録トラックに沿ってよりきめ細かなトラッキング制
御ができる。
【0053】また、請求項4記載によると、請求項1又
は請求項2記載において、とくに、時間差計測手段はペ
ア磁気ヘッドの取付け誤差による時間差を記憶する補正
メモリを有し、時間差計測手段で計測した時間差に取付
け誤差による時間差を加減算して真の時間差を算出して
いるので、ペア磁気ヘッドの取付け誤差があっても何等
の支障もなくペア磁気ヘッドを良好にトラッキング制御
することができる。
【0054】また、請求項5記載によると、とくに、ぺ
ア記録トラック上にインサート記録した際に、特定の信
号は書き替えられらない領域に記録されたものであるの
で、インサート記録に関係なく、ペア磁気ヘッドを良好
にトラッキング制御することができる。
【0055】また、請求項6記載によると、ぺア記録ト
ラック上にインサート記録するエリアの近くの部位にあ
る特定の信号を用いているので、インサートした記録信
号と特定の信号との関連付けが明確となる。
【0056】また、請求項7記載によると、請求項1又
は請求項2ないし請求項5記載において、前記ぺア記録
トラックの各再生信号に含まれる前記特定の信号は、同
期信号又は同期ブロックを識別するための連続したシン
クブロック・アドレス情報信号であるので、そのシンク
間隔が等間隔であることや、シンクブロック・アドレス
情報信号の連続性などにより、再生データを保護できる
ので、特定の信号を確実に再生して時間差を計測するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトラッキング制御装置の構成を示
した構成図である。
【図2】磁気テープ上に記録したぺア記録トラックをぺ
ア磁気ヘッドで再生する状態を示した図である。
【図3】磁気テープ上に記録したぺア記録トラックの記
録フォーマットの一例を示した図である。
【図4】本発明に係るトラッキング制御装置の基本原理
を説明するための模式図である。
【図5】ペア磁気ヘッドによるペア記録トラックの同期
信号の再生時間差を測定する部位を示した図である。
【図6】図1に示した時間差メモリ内を拡大して示した
図である。
【図7】山登り方式によるキャプスタンサーボの原理を
説明するための図である。
【図8】磁気テープ上にインサート記録した時のトラッ
キング制御を説明するための図である。
【符号の説明】
1…トラッキング制御装置、2…磁気テープ、4…回転
ドラム、5(5L,5R)…ぺア磁気ヘッド、5a…取
付台、6…キャプスタン、8L,8R…等化・量子化回
路、9L,9R…Sync,ID抜出し回路、10…時
間差計測回路、10a…補正メモリ、11…時間差メモ
リ、12…時間差平均化回路、14…キャプスタンサー
ボ回路、15…山登り回路、TPL,TPR…ペア記録
トラック、ITI…特定の信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朝原 周一 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ドラムの外周面に近接して取り付けら
    れ且つ異なるアジマス角を有するペア磁気ヘッドで磁気
    テープ上に記録された2本の平行したぺア記録トラック
    を再生して、前記ぺア記録トラックの各再生信号に含ま
    れる特定の信号の時間差を計測して、この時間差からト
    ラッキングズレの方向と量の情報を得て、前記時間差と
    予め設定した値との差が最小になるように前記ペア磁気
    ヘッドのトラッキングを制御するトラッキング制御装置
    において、 前記ペア磁気ヘッドによる前記ぺア記録トラック中に含
    まれる前記特定の信号の時間差を計測する時間差計測手
    段と、 前記時間差計測手段で計測した前記ペア磁気ヘッドの複
    数回の走査による前記時間差を逐次記憶する時間差メモ
    リと、 前記時間差メモリに記憶された複数回の前記時間差を平
    均化して平均時間差を算出する時間差平均化手段と、 前記時間差平均化手段で算出した前記平均時間差からト
    ラッキングズレの方向と量の情報を得て、前記平均時間
    差と予め設定した値との差が最小になるようにキャプス
    タンにサーボをかけて前記ペア磁気ヘッドのトラッキン
    グを制御するキャプスタンサーボ回路とを備えたことを
    特徴とするトラッキング制御装置。
  2. 【請求項2】回転ドラムの外周面に近接して取り付けら
    れ且つ異なるアジマス角を有するペア磁気ヘッドで磁気
    テープ上に記録された2本の平行したぺア記録トラック
    を再生して、前記ぺア記録トラックの各再生信号に含ま
    れる特定の信号の時間差を計測して、この時間差からト
    ラッキングズレの方向と量の情報を得て、前記時間差と
    予め設定した値との差が最小となるように前記ペア磁気
    ヘッドのトラッキングを制御するトラッキング制御装置
    において、 前記ペア磁気ヘッドによる前記ぺア記録トラック中に含
    まれる前記特定の信号の時間差を計測する時間差計測手
    段と、 前記時間差計測手段で計測した前記ペア磁気ヘッドの複
    数回の走査による前記時間差を逐次記憶する時間差メモ
    リと、 前記時間差メモリに記憶された複数回の前記時間差を平
    均化して平均時間差を算出する時間差平均化手段と、 前記時間差平均化手段で算出した前記平均時間差からト
    ラッキングズレの方向と量の情報を得て、前記平均時間
    差と予め設定した値との差が最小となるようにキャプス
    タンにサーボをかけた後、更に、前記各再生信号のRF
    レベルが最大となるように前記キャプスタンにサーボを
    かけて前記ペア磁気ヘッドのトラッキングを制御するキ
    ャプスタンサーボ回路とを備えたことを特徴とするトラ
    ッキング制御装置。
  3. 【請求項3】前記ぺア記録トラックの各再生信号に含ま
    れる複数の特定の信号と対応する複数の部位で時間差を
    計測して、前記ペア磁気ヘッドの複数回の走査による複
    数部位の平均時間差を算出することを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載のトラッキング制御装置。
  4. 【請求項4】前記時間差計測手段は前記ペア磁気ヘッド
    の取付け誤差による時間差を記憶する補正メモリを有
    し、該時間差計測手段で計測した時間差に取付け誤差に
    よる時間差を加減算して真の時間差を算出することを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載のトラッキング制御
    装置。
  5. 【請求項5】回転ドラムの外周面に近接して取り付けら
    れ且つ異なるアジマス角を有するペア磁気ヘッドで磁気
    テープ上に記録された2本の平行したぺア記録トラック
    を再生して、前記ぺア記録トラックの各再生信号に含ま
    れる特定の信号の時間差を計測して、この時間差からト
    ラッキングズレの方向と量の情報を得て、前記時間差と
    予め設定した値との差が最小となるように前記ペア磁気
    ヘッドのトラッキングを制御するトラッキング制御装置
    において、 前記ぺア記録トラック上にインサート記録した際に、前
    記特定の信号は書き替えられらない領域に記録されたも
    のであることを特徴とするトラッキング制御装置。
  6. 【請求項6】前記ぺア記録トラック上にインサート記録
    するエリアの近くの部位にある前記特定の信号を用いる
    ことを特徴とする請求項5記載のトラッキング制御装
    置。
  7. 【請求項7】前記ぺア記録トラックの各再生信号に含ま
    れる前記特定の信号は、同期信号又は同期ブロックを識
    別するための連続したシンクブロック・アドレス情報信
    号であることを特徴とする請求項1又は請求項2ないし
    請求項5記載のトラッキング制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002101739A1 (fr) * 2001-06-12 2002-12-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Appareil d'enregistrement/reproduction magnetique

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002101739A1 (fr) * 2001-06-12 2002-12-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Appareil d'enregistrement/reproduction magnetique
US7130147B2 (en) 2001-06-12 2006-10-31 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Magnetic recording/reproducing apparatus

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