JPH0489666A - 記録方法 - Google Patents

記録方法

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JPH0489666A
JPH0489666A JP2196808A JP19680890A JPH0489666A JP H0489666 A JPH0489666 A JP H0489666A JP 2196808 A JP2196808 A JP 2196808A JP 19680890 A JP19680890 A JP 19680890A JP H0489666 A JPH0489666 A JP H0489666A
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JP
Japan
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track
pilot signal
tracking
recorded
signal
Prior art date
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JP2196808A
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English (en)
Inventor
Hisafumi Yanagihara
尚史 柳原
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C従来の技術 D 発明が解決しようとする課題 E 課題を解決するための手段 F 作用 G 実施例 G1第1の実施例の説明(第1図〜第3図)G2第2の
実施例の説明(第4図) G3第3の実施例の説明(第5図) H発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、例えばデジタル信号化された映像信号或いは
オーダ・イオ信号を単位時間ずつ回転ヘッドによりテー
プ上に1本ずつの斜めのトラックとして記録する記録方
法に関し、特にトラッキング制御のための記録方法に関
する。
B 発明の概要 本発明は、それぞれのトラックが長手方向に対し傾斜し
て順次形成されると共に、このトラックの所定領域にト
ラッキング用パイロット信号を記録するようにした記録
媒体の記録方法において、トラッキング用パイロット信
号の記録領域を、所定周期で1トラック或いは数トラッ
ク毎に変化させるようにし、再住時にこのトラッキング
用パイロット信号の再生により良好なトランキング制御
ができるようにしたものである。
C従来の技術 ヘリカルスキャン型の回転ヘッド装置によって、磁気テ
ープ上に映像信号やオーディオ信号を単位時間毎に1木
ずつの斜めトラックを形成して記録し、これを再生する
場合に、映像信号やオーディオ信号をデジタル化して記
録再生することが実用化されている。これはデジタル化
すれば高品位の記録再生ができるからである。
この場合において、再生時、記録トラック上を正しく回
転ヘッドが走査するようにするトラッキング制御は、従
来は、テープの幅方向の一端側に記録されているコント
ロール信号を固定された磁気ヘッドで再生し、この再生
コントロール信号と回転ヘッドの回転位相とが一定位置
関係となるようにすることにより行っているのが通常で
ある。
しかし、この方法ではトラッキング制御用に専用の固定
の磁気ヘッドを設けなければならない。
このような固定の磁気ヘッドを設けることは、記録再生
装置を小型化したい場合に、その取付場所等の関係で不
都合を来す。
そこで、この固定ヘッドを用いずに再生用回転ヘッドの
再生出力のみを利用してその回転ヘットのトラッキング
制御を行う方法を、本出願人によって、先に提案した(
特開昭59−112406号公報等)。
この方法は、デジタル信号は時間軸の圧縮・伸長が容易
であり、したがって、アナログ信号のように信号を常に
時間的に連続させて記録再生する必要はなく、そこで、
1本のトラックに領域を分けてこのデジタル信号と、こ
れとは別個の信号を記録することが容易にできることに
着目してなされたものである。
すなわち、デジタル信号を時間軸圧縮して複数個の回転
ヘッドによって斜めにトラックをガートバンドを形成し
ない状態で記録媒体上に形成して記録する際に、各トラ
ンクの長手方向にデジタル信号とは記録領域として独立
にトランキング用パイロット信号を記録し、再生時、走
査幅がトランクの幅より広い回転ヘッドによって記録ト
ラックを走査し、回転ヘッドが走査中のトラックの両隣
りのトラックからのパイロット信号の再生出力によって
回転ヘッドのトラッキングを制御するものである。
ここで、PCMオーディオ信号を記録するデジタルオー
ディオテープレコーダ(DAT)のトラックパターンの
一例を示すと、このトラックパターンは第6図に示す如
く回転ヘッドドラム(1)上に180°離れて配され各
々アジマス角が異なる2個の磁気ヘッドHA、H,によ
り磁気テープレコーダ(2)に形成されるもので、磁気
テープレコーダ(2)は回転ヘッドドラム(1)の周面
に90°以上巻付けられる。そして、磁気テープレコー
ダ(2)上に傾斜して形成されるトラックのパターンは
、第7図に示す如く、4トラックで1周期となっており
、各トラックTa、 Tb、 Tc、 Td、 Ta、
 Tb ・・・・の始端部と終端部の近傍に夫々トラッ
キングエリアTA。
TA2が設けてあり、このトラッキングエリアTA、、
TA2は、パイロット信号Pと同期信号S。
S2とが所定の状態で記録されている。即ち、方のアジ
マス(Aアジマス)の磁気ヘッドHAにより形成される
トラックTa及びTcのトラキングエリアTA、及びT
A2には、パイロット信号Pと同期信号S、とを記録し
、他方のアジマス(Bアジマス)の磁気ヘッドHBによ
り形成れるトラックTb及びTdのトラッキングエリア
TA。
及びTA2には、パイロット信号Pと同期信号S2とを
記録する。そして、各トラックの同期信号S1又はS2
の記録箇所の一方の隣接した箇所(トラック)にパイロ
ット信号Pが記録されるようにすると共に、反対側の隣
のトラックの多少ずれた位置にパイロット信号Pが記録
されるようなパターンとする。この場合、パイロット信
号Pはアジマスロスの少ない比較的低周波数の信号とし
、同期信号S + 、 S 2はこのパイロット信号P
よりも高い周波数信号とする。
そして、各トラックT a = T dの中央部にはデ
ータエリアDが設けてあり、このデータエリアDに所定
のフォーマットでブロック化されたデジタルデータを記
録する。
そして、このように形成された各トラックを磁気ヘッド
HA、HBにより再生する際には、例えば磁気ヘッドH
AがトラックTa又はTcに記録された同期信号SIを
検出したときに、一方の隣りのトラックTb又はTdに
記録されたパイロット信号Pのクロストーク量を検出す
ると共に、この同期信号S1の検出タイミングより所定
時間後に他方の隣のトラックTd又はTbに記録された
パイロット信号Pのクロストーク量を検出する。
このようにすることで、隣接したトラックからのパイロ
ット信号のクロストーク量により、磁気ヘッドHAのト
ラッキングずれ量が判別できる。
即ち、両隣りのトラックパイロット信号Pのクロストー
ク量が等しいとき、磁気ヘッドH7がトラックTa又は
Tcの中心を正確にトレースしていることになる。そし
て、この判別したトラッキングずれ量に応じて、テープ
走行キャプスタンモータ(図示せず)のサーボ回路等を
制御することで、良好なトラッキング制御が行われる。
また、トラックTb及びTdのトラッキング制御も同様
にして、磁気ヘッドHEがトラックTb又はTdに記録
された同期信号S2を検出したとき及び所定時間後に、
隣接トラックTa及びTcよりのパイロット信号Pのク
ロストーク量を検出することで行われる。
ところが、このような従来の自動的なトラッキング制御
方法によると、トラッキングエリアにパイロット信号P
とこのパイロット信号検出用の同期信号S、、S2との
3種類の周波数信号を記録する必要があり記録・再生装
置の構成が複雑化すると共に、記録パターン自体も第7
図に示す如く複雑である不都合があった。
このため、このようなパイロット信号を使用したトラッ
キング制御が簡単にできる方式として、回転ヘッドドラ
ムにアジマス角が異なる2個の磁気ヘッドを近接させて
取付け、この2個の磁気ヘッドで1トラックずつ交互に
記録及び再生を行うようにしたものが提案されている。
即ち、第8図に示すように、磁気テープ(2)が例えば
90°以上周面に装着される回転ヘッドドラム(3)の
所定箇所に、夫々アジマス角が異なる磁気ヘッドHL及
びH7を近接させて取付ける。このとき、先行ヘッドH
Lと後行ヘツドH1との間隔をGLとし、この先行ヘッ
ドHLと後行ヘツドH0とは1トラックピッチ分高さ方
向(ドラムの回転軸方向)にずれて固定しである。この
ようにしであることで、両ヘッドHt 、  H’rの
取付箇所が磁気テープ(2)の表面上を走査することで
、1度にそれぞれのヘッドで1トラックずつ合計2トラ
ック分走査することになり、2トラックずっ略同時に記
録及び再生が行われる。
この第8図例の構成の場合には、2個のヘッドを180
 ″離して配置した通常のヘリカルスキャン方式の回転
ヘッドドラムの場合に比べ、磁気テープ上に斜めに形成
される各トラックの直線性がよくなる。即ち、従来(第
6図例)のように18o。
離して配した場合には、回転ドラムの回転精度上の問題
等より、一方の磁気ヘッドで形成されるトラックと他方
の磁気ヘッドで形成されるトラックとが揃わないことが
ある。これに対し、第8図例のように2個の磁気ヘッド
Ht、Htを接近して固定することで、双方のヘッドに
より形成されるトラックが略同−条件で磁気テープ上を
走査するようになり、各トラックの直線性が向上し、特
に1トラックのピッチが狭い場合に顕著な効果がある。
ここで、このように磁気ヘッドが取付けられた回転ヘッ
ドドラムにより再生を行う場合に、上述したトラッキン
グ用パイロット信号を用いて自動的なトラッキング制御
を行うときのトラックパターンの一例を第9図に示すと
、先行ヘッドHLにて形成されるトラックT、、T、・
・・・の所定箇所に、パイロット信号f0を所定長記録
する。このパイロット信号f。の周波数は、数百kl(
z程度の比較的アジマスロスの少い信号とする。
そして、後行ヘツドHTにて形成されるトラックT2.
T4.・・・・には、このパイロット信号f。を記録し
ない。
そして、このトラックパターンの磁気テープを再生する
際には、先行ヘッドHLによる再生信号からパイロット
信号f。を検出する。このパイロット信号f。を検出し
た位置をも。点とすると、このt0点を先行ヘッド11
Lが走査しているタイミングで後行ヘツドH0が隣接し
たトラックを走査している点をt。′点とする。このと
き、1o点とL0′点とは、ヘッド間隔CLだけ離れて
いる。
ここで、to′点は隣接!・ラックのパイロット信号f
。の記録位置から離れているので、右隣のトラック(例
えばT 3 )にだけパイロット信号f。
が記録された位置1.を走査するようになるまでの間t
3だけり。′点(to点)の検出タイミングから遅れて
、パイロット信号f。のクロストーク量を検出する。さ
らに、左隣のトラック(例えばTI)にだけパイロット
信号f。が記録された位置t2を走査するようになるま
での間t、たけto′点(も。点)の検出タイミングか
ら遅れて、パイロット信号f。のクロストーク量を検出
する。
このようにして、右隣のトラックからのパイロット信号
f。のクロストーク量と、左隣のトラックからのパイロ
ット信号f0のクロストーク量とを個別に検出すること
で、両クロストーク量の差からトラッキングエラー信号
が検出され、このトラッキングエラー信号に基づいて自
動トラッキング制御が行われる。
このようにして、所定間隔CLだけ離れた2個の磁気ヘ
ッドHL、HTの場合には、両ヘッドHL、HTの間隔
が一定であることを利用して、1種類のパイロット信号
f。だけによる比較的簡単なトラックパターンでトラッ
キングエラー信号の検出が行われる。
D 発明が解決しようとする課題 ところが、この第9図例のように各トラックの1箇所に
だけトラッキングエリアであるパイロット信号の記録箇
所を設けると、他の箇所で良好なトラッキング制御がで
きなくなる場合がある。即ち、例えば第10図に示すよ
うに、テープ(2′)が経時変化により歪んで、このテ
ープ(2′)に形成された各トラックが曲がってしまっ
た場合、再生時にはこの曲がったトラックに追随してヘ
ッドの軌跡も曲がれば正確に記録信号を再生できる。と
ころが、各トラックの位置を検出するパイロット信号f
oが各トラックの始端部にだけ記録されていると、この
各トラックの始端部でだけ正確にトラッキング制御が行
われ、第10図に破線で示すようにヘッドの軌跡は直線
状になり、各トラックの終端部で軌跡が記録トラックか
らずれてしまう。
このようなヘッド軌跡のずれを防止するためには、例え
ば第7図に示したDATのトラックフォーマットのよう
に、トラッキングエリアを各トラックの始端側と終端側
の2箇所に設ければ、それぞれのトラッキングエリアで
ジャストトラッキングとなるように制御され、大幅なず
れが阻止されるが、各トラック毎に複数箇所のトラッキ
ングエリアを設けると、それだけ映像データ、音声ブタ
等の各種データを記録するエリアが少なくなり、記録で
きる情報量が少なくなってしまう。このため、トラッキ
ングエリアはできるだけ少ない方が好ましい。
本発明の目的は、データ記録エリアを少なくすることな
く、良好なトラッキング制御ができるようにすることに
ある。
E 課題を解決するための手段 本発明は、例えば第1図に示す如く、それぞれのトラッ
クT、。3.T、。2.Tl03・・・・が長手方向に
対し傾斜して順次形成されると共に、このトラックTl
01. Tl0Zl’T103・・・・の所定領域にト
ラッキング用パイロット信号f。を記録するようにした
記録媒体の記録方法において、トラッキング用パイロッ
ト信号f。の記録領域を、所定周期で1トラック或いは
数トラック毎に変化させるようにしたものである。
F 作用 このようにしたことで、各トラックには1箇所しかトラ
ッキング用パイロット信号が記録されず情報記録エリア
を多くとれると共に、再生時には複数トラックの走査中
に異なる位置からトラッキング用パイロット信号が検出
され、例えばこの異なる位置でのトラッキングエラー信
号を加算して平均化することで、各トラックの全区間を
走査するのに最も適したトラッキングエラー信号が得ら
れ、各トラックの全区間で適正なトラッキング制御部が
行われる。
G 実施例 G、第1の実施例の説明 以下、本発明の第1の実施例を、第1図〜第3図を参照
して説明する。この第1図〜第3図において、第8図及
び第9図に対応する部分には同一符号を付し、その詳細
説明は省略する。
本例においては、第8図に示したアジマス角が異なる2
個の磁気ヘッドH,,H,を近接させて取付けた回転ヘ
ッド装置により記録・再生を行うものに適用される記録
方法で、まずトラックパターンを第1図に示す。
第1図において、T101.Tl02.Tl03 ・・
・・は磁気テープ(2)の長手方向と傾斜して順次形成
されるトラックを示し、本例においては先行ヘッドH1
゜で奇数トラックT+o+、T+o:+・・・・の走査
(記録・再生)を行い、後行ヘッドHアで偶数トラック
T、。2.T1゜4・・・・の走査(記録・再生)を行
う。
この場合、奇数トラックと偶数トラックとで記録アジマ
ス角が異なる。
そして本例においては、先行ヘッドHLで走査される各
奇数トラックT I OI + T I 03 = T
 I OS・・・・に所定の周波数のパイロット信号f
0.f、’を記録し、この記録箇所をトラッキングエリ
アとする。
この場合、トラックT101 とトラックT、。3との
始端部の同じ位置にパイロット信号f。、fo′を記録
し、次の奇数トランクT、。、とトラックT107との
ほぼ中央部の同じ位置にパイロット信号f。
fo′を記録し、次の奇数トラックTl09とトラック
Tll+ との終端部の同じ位置にパイロット信号f。
、ro′を記録する。そして、奇数トラックT113と
トラックTll5とには、再び始端部にパイロット信号
f o、 f o’を記録し、以後この始端部、中央部
、終端部の順序で2奇数トラックずつ同様に繰り返し記
録する。
また、各偶数トラックT、。2. T I 041 T
 Ioa・・・・には、パイロット信号f。、ro′を
記録しない。
次に、このようにトラッキングエリアが形成された磁気
テープ(2)を再生する再生装置の、トラッキング制御
部の構成を第2図に示すと、先行ヘッドHLよりの再生
信号を、プリアンプ(11)を介してバンド・バス・フ
ィルタ(以下BPFと称する)(12)に供給し、この
B P F (12)でパイロット信号f、の周波数帯
を通過させる。そして、このPBF (12)の出力信
号を周波数検出器(13)に供給し、この周波数検出器
(13)でパイロット信号f。が再生信号に含まれてい
るか否かを検出する。そして、パイロット信号f。の検
出信号を第1の遅延回路(14)を介して後述する第1
のサンプリング・ホールド回路(24)にサンプリング
制御信号として供給すると共に、第2の遅延回路(15
)を介して後述する第2のサンプリング・ホールド回路
(33)にサンプリング制御信号として供給する。この
場合、第1の遅延回路(14)の遅延量は、先行ヘッド
H4がパイロット信号f0の記録箇所を操作し始めてか
ら、後行ヘツドH1がパイロット信号f。′だけを隣接
トラックから検出できる位置(例えばt1点)を走査す
るまでの時間とする。また、第2の遅延回路(15)の
遅延量は、先行ヘッドHLがパイロット信号f0の記録
箇所を走査し始めてから、後行ヘツドがパイロット信号
f。だけを隣接トラックから検出できる位置(例えばt
1□点)を走査するまでの時間とする。
そして、後行ヘツドH7よりの再生信号を、プリアンプ
(21)を介してB P F (22)及び(31)に
供給する。この場合、B P F (22)はパイロッ
ト信号fo′の周波数帯を通過させ、B P F (3
1)はパイロット信号f。の周波数帯を通過させる。そ
して、B P F (22)及び(31)の出力信号を
、エンベロープ検波器(23)及び(32)に供給し、
このエンベロープ検波器(23)及び(32)でパイロ
ット信号f。′及びfoの検出レベルを判別する。
そして、このエンベロープ検出器(23)が出力する検
波信号を、第1のサンプリング・ホールト回路(24)
のザンプリング信号入力部に供給する。そして、この第
1のサンプリング・ホールド回路(24)の出力信号を
、比較器を構成する演算増幅器(25)の非反転入力端
子に供給する。また、このエンベロープ検出器(32)
が出力する検波信号を、第2のサンプリング・ホールド
回路(33)のサンプリング信号入力部に供給する。そ
して、この第2のサンプリング・ホールド回路(33)
の出力信号を、比較器を構成する演算増幅器(25)の
反転入力端子に供給する。そして、この演算増幅器(3
5)の出力信号を、トラッキングエラー信号としてRA
M(26)に供給する。
そして、このRA M (26)にトラッキングエラー
信号を記憶させる。この場合、RA M (26)は3
回分トラッキングエラー信号を記憶できる容量を有し、
3回分トラッキングエラー信号を記憶すると、このRA
M(26)に記憶されたそれぞれのトラッキングエラー
信号を加算して出力し、加算されたトラッキングエラー
信号を平均回路(27)に供給する。
そして、この平均回路(27)で加算されたトラッキン
グエラー信号を1/3に平均化し、平均化されたトラッ
キングエラー信号を出力端子(28)に供給する。
そして、この端子(28)に得られるトラッキングエラ
ー信号を、磁気テープ走行系のキャプスタンモータのサ
ーボ回路(図示せず)に供給し、トラッキングエラー信
号により示されるトラッキングずれ量に応じたキャプス
タンの制御を行い、自動的なトラッキング制御が行われ
る。
ここで、この回路構成によりトラッキングエラー信号を
作成する際の動作を説明すると、再生時先行へラドHL
が各奇数トラックT1゜I+TI+ll+T1゜5・・
・・を走査して、パイロット信号f。の記録箇所上を走
査するようになると、この先行へラドHLからの再生信
号が供給される周波数検出器(13)は、パイロット信
号f。を検出し、検出パルス信号を出力する。この検出
パルス信号は、第1及び第2の遅延回路(14)及び(
25)を介して第1及び第2のサンプリング・ホールド
回路(24)及び(33)に供給され、後行ヘツドH7
よりの再生信号のエンベロープ検波信号のサンプリング
が制御される。このとき、第1及び第2の遅延回路(1
4)及び(15)での遅延量を上述したように設定した
ことで、第1のサンプリング・ホールド回路(24)で
は右隣のトラックにだけパイロット信号f。′が記録さ
れた位置を後行ヘツドH7が走査しているとき、サンプ
リングが行われる。また、第2のサンプリング・ホール
ド回路(33)では左隣のトラックにだけパイロット信
号f。が記録された位置を後行ヘツドH1が走査してい
るとき、サンプリングが行われる。従って、第1のサン
プリング・ホールド回路(24)で右隣のトラックから
のパイロット信号のクロストーク量がサンプリングされ
、第2のサンプリング・ホールド回路(33)で左隣の
トラックからのパイロット信号のクロストーク量がサン
プリングされる。そして、演算増幅器(25)で両クロ
ストーク量の差が検出され、この差信号をトラッキング
エラー信号としてRA M (26)に供給する。
このようにして、先行ヘッドHtがパイロット信号f。
の記録箇所を走査する毎に、トラッキングエラー信号が
RA M (26)に供給され、3回このトラッキング
エラー信号が供給されることで、トラックの始端部と中
央部と終端部とのそれぞれに記録されたパイロット信号
に基づいたトラッキングエラー信号が得られ、この3回
分のトラッキングエラー信号が平均回路(27)で平均
化されることで、出力端子(28)から始端部、中央部
、終端部のトラッキングエラー信号が平均化されて順次
出力されるようになる。
ここで、RA M (26)から後の処理を第3図のフ
ローチャートに示すと、トラッキングエラー信号がRA
 M (26)に供給されると、このRA M (26
)に既に記憶されたトラッキングエラー信号があるとき
には加算し、このトラッキングエラー信号の加算が3回
分行われたか否かを判断し、3回分行われたときには出
力端子(28)からこのVTRのキャプスクン制御ルー
プに加算すると共にRA M (26)に記憶されたト
ラッキングエラー信号を消去する。
そして、トラッキングエラー信号が供給される毎にこの
動作を繰り返す。なお、本例では12トラッりで1周期
となるようにパイロット信号が記録されているので、1
2トラックの走査毎に1回キャプスクン制御ループにト
ラッキングエラー信号が供給される。
このように本例によると、各トラックの始端部。
中央部、終端部に順次形成されたパイロット信号に基づ
いて平均化されたトラッキングエラー信号が得られる。
従って、このトラッキングエラー信号で各トラックの始
端部、中央部、終端部何れでも良好にトラッキング制御
が行え、各トラックの始端部から終端部まで良好に各ヘ
ッドが走査するようになる。この場合、1トラックには
パイロット信号が1箇所以上記録されていないので、複
数箇所からパイロット信号の検出ができる構成としたの
にもかかわらず、パイロット信号の記録エリアが少なく
、映像信号等の各種情報の記録エリアが少なくなること
がない。
なお、3回分のトラッキングエラー信号の平均処理は、
単純に平均するのではなく、重みづけを行って平均する
ようにしても良い。また、パイロット信号のクロストー
ク量を検出するタイミングを指示するための同期信号を
所定のトラック(例えば偶数トラック)に記録し、この
同期信号の再生タイミングに基づいてクロストーク量を
検出するようにしても良い。このようにした場合には、
第6図に示した2個の磁気ヘッドHA、H,を180°
離して配置した通常の回転ヘッド装置で記録・再生する
こともできる。
G2第2の実施例の説明 次に、本発明の第2の実施例について、第4図を参照し
て説明する。
第4図はトラックパターンを示す図で、第4図において
、T2.、、 T2O21T2O3・・”は磁気テープ
(2)の長手方向と傾斜して順次形成されるトラックを
示し、本例においては先行ヘッドHLで奇数トランクT
 201+ T2O:l・・・・の走査(記録・再生)
を行い、後行ヘツドH1で偶数トラックT 202. 
T 204・・・・の走査(記録・再生)を行う。この
場合、奇数トラックと偶数トラックとで記録アジマス角
が異なる。
そして本例においては、先行ヘッドHLで走査される各
奇数トラックT2o1. Tea’s、 Tz。、・・
・・に所定の周波数のパイロット信号f。を記録し、こ
の記録箇所をトラッキングエリアとする。この場合、ト
ラックT2O1の始端部にパイロット信号f。
を記録し、次の奇数トラックTZO3のほぼ中央部にパ
イロット信号f。を記録し、次の奇数トラックT2O5
の終端部にパイロット信号f。を記録する。そして、奇
数トラックT2O7には、再び始端部にパイロット信号
f0を記録し、以後この始端部、中央部、終端部の順序
で各奇数トラックに同様に繰り返しパイロット信号f。
を記録する。
また、各偶数トラックT I 02. T 164. 
T I 06 ” ・・には、パイロット信号f。を記
録しない。
このようにしてパイロット信号を記録するようにしたこ
とで、再生時には後行ヘツドHtで偶数トラックT 2
02. T 2114 ・・・・の走査を行うときに、
隣接した奇数トラックに記録されたパイロット信号f。
のクロストーク量を検出し、両隣からのクロストーク量
の差からトラッキングエラー信号を検出する。例えば、
トラックT2O2を後行ヘツドHTが走査するとき、左
隣のトラックTzo+ の始端部に記録されたパイロッ
ト信号f。のクロストーク量を検出すると共に、右隣の
トラックT2O3の中央部に記録されたパイロット信号
f0のクロストーク量を検出し、両クロストーク量の差
からトラッキングエラー信号を検出する。このようにし
て、右隣と左隣とで異なる位置に記録されたパイロット
信号よりトラッキングエラー信号を検出する。そして、
このトラッキングエラー信号を3回分記憶させた後、平
均化してキャプスクン制御ループにトラッキングエラー
信号を供給する。
この第4図例の場合にも、第1図例と同様に、各トラッ
クの始端部、中央部、終端部に順次形成されたパイロッ
ト信号に基づいて平均化されたトラッキングエラー信号
が得られ、各トラックの始端部から終端部まで良好に各
ヘッドが走査するようになる。そして、この場合にも、
1トラックにはパイロット信号が1箇所以上記録されて
いないので、複数箇所からパイロット信号の検出ができ
る構成としたのにもかかわらず、パイロット信号の記録
エリアが少なく、映像信号等の各種情報の記録エリアが
少なくなることがない。
なお、パイロット信号のクロストーク量を検出するタイ
ミングを指示するための同期信号を何れかのトラックに
記録し、この同期信号の再生タイミングに基づいてクロ
ストーク量を検出するようにしても良い。また、この第
4図例の場合には、第8図に示したアジマス角が異なる
2個の磁気ヘッドHt、H7を近接させて取付けた回転
ヘッド装置の他に、第6図に示した2個の磁気ヘッドH
A、HBを180°離して配置した通常の回転ヘッド装
置で記録・再生するようにしても良い。
G3第3の実施例の説明 次に、本発明の第3の実施例について、第5図を参照し
て説明する。
第5図はトラックパターンを示す図で、第5図において
、T30+1 T302. T3113 ・・・・は磁
気テープ(2)の長手方向と傾斜して順次形成されるト
ラックを示す。
本例においては、各トラックT3G+、 T3021 
T303・・・・に所定の周波数のパイロット信号f0
を順次記録し、この記録箇所をトラッキングエリアとす
る。この場合、トラックT301 の始端部にパイロッ
ト信号f0を記録し、次のトラックT 302の中央部
の若干始端部よりにパイロット信号f。を記録し、次の
トラックT 303の中央部の若干終端部よりにパイロ
ット信号f。を記録し、次のトラックT 304の終端
部にパイロット信号f0を記録する。そして、トラック
T30Sには、再び始端部にパイロット信号f。を記録
し、以後この始端部。
中央部の始端部より、中央部の終端部より、終端部の順
序で各トラックに同様に繰り返し記録する。
このようにしてパイロット信号を記録するようにしたこ
とで、再生時には各磁気ヘッドが隣接したトラックに記
録されたパイロット信号f0のクロストーク量を検出し
、両隣からのクロストーク量の差からトラッキングエラ
ー信号を検出する。
この場合、第4図例と同様に右隣と左隣とで異なる位置
に記録されたパイロット信号よりトラツキングエラー信
号を検出する。そして、このトラッキングエラー信号を
4回分記憶させた後、平均化してキャプスクン制御ルー
プにトラッキングエラー信号を供給する。
この第5図例の場合にも、第1図例.第4図例と同様に
、各トラックにずれて形成されたパイロット信号に基づ
いて平均化されたトラッキングエラー信号が得られ、各
トラックの始端部から終端部まで良好に各ヘッドが走査
するようになる。そして、この場合にも、1トラックに
はパイロット信号が1箇所以上記録されていないので、
複数箇所からパイロット信号の検出ができる構成とした
のにもかかわらず、パイロット信号の記録エリアが少な
く、映像信号等の各種情報の記録エリアが少な(なるこ
とがない。
なお、本例においても、パイロット信号のクロストーク
量を検出するタイミングを指示するための同期信号を何
れかのトラックに記録し、この同期信号の再生タイミン
グに基づいてクロストーク量を検出するようにしても良
い。また、回転ヘッド装置は第6図例.第8図例等、何
れの構成のものとしても良い。
また、本発明は上述実施例に限らず、その他種々の構成
が取り得ることは勿論である。
H 発明の効果 本発明によると、各トラックには1箇所しかトラッキン
グ用パイロット信号が記録されず情報記録エリアを多く
とれると共に、再生時に各トラックの全区間を走査する
のに最も適したトラッキングエラー信号が得られ、各ト
ラックの全区間で適正なトラッキング制御が行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例による記録トラックパタ
ーンを示す構成図、第2図は第1の実施例により記録さ
れたテープの再生系回路の構成図、第3図は第1の実施
例の説明に供するフローチャート図、第4図は本発明の
第2の実施例による記録トラックパターンを示す構成図
、第5図は本発明の第3の実施例による記録トラックパ
ターンを示す構成図、第6図及び第8図はそれぞれ回転
ヘッド装置の例を示す断面図、第7図及び第9図はそれ
ぞれ従来のトラックパターンの例を示す構成図、第10
図は従来の再生状態を示す説明図である。 (2)は磁気テープ、HLは先行ヘッド、H7は後行ヘ
ツド、fo、fo’はパイロット信号である。 代 理 人 松 隈 秀 盛

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 それぞれのトラックが長手方向に対し傾斜して順次形成
    されると共に、上記トラックの所定領域にトラッキング
    用パイロット信号を記録するようにした記録媒体の記録
    方法において、 上記トラッキング用パイロット信号の記録領域を、所定
    周期で1トラック或いは数トラック毎に変化させるよう
    にした記録方法。
JP2196808A 1990-07-25 1990-07-25 記録方法 Pending JPH0489666A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007265568A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Sony Corp 磁気記録再生方法、記録装置、再生装置、及び磁気記録メディア
JP2009032320A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Sony Corp トラックフォーマット、記録媒体、記録装置、再生装置、再生方法、及び記録再生装置

Cited By (2)

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