JPH1113471A - エンジン冷却装置 - Google Patents
エンジン冷却装置Info
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- JPH1113471A JPH1113471A JP17031797A JP17031797A JPH1113471A JP H1113471 A JPH1113471 A JP H1113471A JP 17031797 A JP17031797 A JP 17031797A JP 17031797 A JP17031797 A JP 17031797A JP H1113471 A JPH1113471 A JP H1113471A
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- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
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Abstract
ンを冷却するエンジン冷却装置に関し、暖機性能を従来
より大幅に向上すること、および、エンジン負荷を有効
に低減することを目的とする。 【解決手段】 シリンダヘッド13からの冷却水をラジ
エータ17に導く出口管路19と、ラジエータ17から
の冷却水をシリンダブロック15に導く第1の入口管路
21と、出口管路19と第1の入口管路21とを接続す
るバイパス管路23と、バイパス管路23から分岐して
配置される第2の入口管路31と、出口管路19に配置
される感温弁25と、第2の入口管路31に配置される
電動ポンプ33と、第2の入口管路31の出口側に配置
される切換弁35と、第1の入口管路21に配置され電
磁クラッチ37を介してエンジンにより駆動されるポン
プ39とを有することを特徴とする。
Description
水によりエンジンを冷却するエンジン冷却装置に関す
る。
は、ラジエータの冷却水によりエンジンを冷却すること
が行われている。
すもので、このエンジン冷却装置では、エンジンのシリ
ンダヘッド1には、シリンダヘッド1からの冷却水をラ
ジエータ2に導く出口管路3が配置されている。ラジエ
ータ2の出口側には、ラジエータ2からの冷却水をシリ
ンダブロック4に導く入口管路5が配置されている。
パス管路6が配置されている。出口管路3には、メイン
バルブ7aの開時にバイパスバルブ7bによりバイパス
管路6を閉じる感温弁7が配置されている。そして、入
口管路5には、エンジンにより直接駆動されるポンプ8
が配置されている。
転時には、感温弁7のメインバルブ7aが開とされバイ
パスバルブ7bによりバイパス管路6が閉じられ、ラジ
エータ2で冷却された冷却水は、入口管路5からシリン
ダブロック4に流入し、シリンダブロック4およびシリ
ンダヘッド1を冷却した後、出口管路3からラジエータ
2に循環される。
バルブ7aが閉とされバイパスバルブ7bによりバイパ
ス管路6が開かれ、シリンダヘッド1からの冷却水は、
出口管路3からバイパス管路6、入口管路5を通った
後、シリンダブロック4に流入し、シリンダヘッド1に
循環される。
うな従来のエンジン冷却装置では、暖機運転時に、シリ
ンダヘッド1からの冷却水が、出口管路3、バイパス管
路6、入口管路5およびシリンダブロック4を通って、
シリンダヘッド1に循環されるため、充分な暖機性能を
得ることができないという問題があった。
動されているため、エンジン負荷が増大するという問題
があった。本発明は、かかる従来の問題を解決するため
になされたもので、暖機性能を従来より大幅に向上する
ことができるとともに、エンジン負荷を有効に低減する
ことができるエンジン冷却装置を提供することを目的と
する。
装置は、シリンダヘッドからの冷却水をラジエータに導
く出口管路と、前記ラジエータからの冷却水をシリンダ
ブロックに導く第1の入口管路と、前記出口管路と前記
第1の入口管路とを接続するバイパス管路と、前記バイ
パス管路から分岐して配置される第2の入口管路と、前
記出口管路に配置され、メインバルブの開時にバイパス
バルブにより前記バイパス管路を閉じる感温弁と、前記
第2の入口管路に配置される電動ポンプと、前記第2の
入口管路の出口側に配置され、冷却水の流路を前記シリ
ンダヘッド側と前記シリンダブロック側とに切り換える
切換弁と、前記第1の入口管路に配置され電磁クラッチ
を介してエンジンにより駆動されるポンプとを有するこ
とを特徴とする。
記載のエンジン冷却装置において、前記感温弁は、ヒー
タへの通電により前記メインバルブの開弁温度を低温側
に変更可能とされていることを特徴とする。
は、暖機運転時には、先ず、感温弁のメインバルブが
閉、バイパスバルブが開、切換弁がシリンダヘッド側に
開、電動ポンプがオフ、電磁クラッチがオフとされ、こ
れにより冷却水の循環が停止され、暖機時間が短縮化さ
れる。
ッドからの冷却水が、出口管路、バイパス管路および第
2の入口管路を介してシリンダヘッドのみに循環され、
シリンダヘッドのヒートスポット対策をしながらエンジ
ンの暖機が行われる。次に、シリンダブロックの冷却水
の温度が設定温度になると、切換弁がシリンダブロック
側に開とされ、シリンダブロックの冷却水が、シリンダ
ヘッド、出口管路、バイパス管路および第2の入口管路
を介してシリンダブロックに循環される。
た一般走行時には、感温弁のメインバルブが開、バイパ
スバルブが閉、切換弁がシリンダブロック側に開、電動
ポンプがオン、電磁クラッチがオフとされ、これにより
電動ポンプにより冷却水のラジエータへの循環が行わ
れ、冷却水の循環に必要なエネルギが最小にされる。ま
た、耐熱走行後のアイドリング時には、電動ポンプの最
大流量によりピーク水温が低下される。
プの最大能力では冷却水の許容水温を越える耐熱走行時
には、電動ポンプがオフ、電磁クラッチがオンとされ、
エンジンにより駆動されるポンプにより冷却水のラジエ
ータへの循環が行われる。請求項2のエンジン冷却装置
では、感温弁が、ヒータへの通電によりメインバルブの
開弁温度を低温側に変更可能とされ、エンジンの負荷が
急激に増大しそうな場合に、ヒータへの通電が行われ、
メインバルブの開弁温度が低温側に変更される。
実施形態について説明する。図1は、本発明のエンジン
冷却装置の一実施形態を示しており、符号11は、シリ
ンダヘッド13とシリンダブロック15とを有するエン
ジンのシリンダを示している。
13からの冷却水をラジエータ17の入口側に導く出口
管路19が配置されている。ラジエータ17の出口側に
は、ラジエータ17からの冷却水をシリンダブロック1
5に導く第1の入口管路21が配置されている。出口管
路19と第1の入口管路21とを接続してバイパス管路
23が配置されている。
部には、サーモスタットからなる感温弁25が配置され
ている。この感温弁25は、出口管路19のラジエータ
17側への開閉を行うメインバルブ27と、バイパス管
路23の開閉を行うバイパスバルブ29とを有してい
る。そして、メインバルブ27の開時にバイパスバルブ
29によりバイパス管路23が閉じられ、メインバルブ
27の閉時にバイパスバルブ29によりバイパス管路2
3が開とされる。
水の温度が90℃になった時に開になるように設定され
ており、従来より10℃程度開となる冷却水の温度が上
昇されている。バイパス管路23から分岐して、第2の
入口管路31が配置されている。この第2の入口管路3
1には、電動ポンプ33が配置されている。
の流路をシリンダヘッド13側とシリンダブロック15
側とに切り換える切換弁35が配置されている。この切
換弁35は、2系統バルブを有する電磁弁からなる。第
1の入口管路21には、電磁クラッチ37を介してエン
ジンにより駆動されるポンプ39が配置されている。
ないヒータへの通電によりメインバルブ27の開弁温度
を低温側に変更可能とされている。すなわち、感温弁2
5には、例えば、特開平6−207685号公報に開示
される感温弁25が使用されており、図示しない感温ケ
ース内のワックス内に配置されるヒータを加熱すること
によりワックスを膨張し、メインバルブ27の開弁温度
を、例えば、90℃から80℃に変更可能とされてい
る。
口管路31に接続される管路41が接続されており、こ
の管路41には、ヒータコア43が配置されている。上
述したエンジン冷却装置では、図示しないエンジンの制
御装置によりエンジンの各種状態に応じて、感温弁25
のヒータへの通電、切換弁35のシリンダヘッド13ま
たはシリンダブロック15側への開閉、電動ポンプ33
のオン,オフ、電磁クラッチのオン,オフが制御され
る。
暖機運転時には、先ず、図2に示すように、感温弁25
のメインバルブ27が閉、バイパスバルブ29が開、切
換弁35がシリンダヘッド13側に開、電動ポンプ33
がオフ、電磁クラッチ37がオフとされ、これにより冷
却水の循環が停止され、初期暖機時間が短縮化される。
次に、図3に示すように、電動ポンプ33がオンされ、
シリンダヘッド13からの冷却水が、出口管路19、バ
イパス管路23および第2の入口管路31を介してシリ
ンダヘッド13のみに循環され、シリンダヘッド13の
ヒートスポット対策をしながらエンジンの中期暖機が行
われる。
ク15の冷却水の温度が設定温度になると、切換弁35
がシリンダブロック15側に開とされ、シリンダブロッ
ク15の冷却水が、シリンダヘッド13、出口管路1
9、バイパス管路23および第2の入口管路31を介し
てシリンダブロック15に循環され終期暖機が行われ
る。そして、冷却水の温度が所定の温度を越えた一般走
行時には、図5に示すように、感温弁25のメインバル
ブ27が開、バイパスバルブ29が閉、切換弁35がシ
リンダブロック15側に開、電動ポンプ33がオン、電
磁クラッチ37がオフとされ、これにより電動ポンプ3
3により冷却水のラジエータ17への循環が行われ、冷
却水の循環に必要なエネルギが最小にされる。
電動ポンプ33の最大流量によりピーク水温が低下され
る。そして、エンジンの負荷が大きく電動ポンプ33の
最大能力では冷却水の許容水温を越える耐熱走行時に
は、図6に示すように、電動ポンプ33がオフ、電磁ク
ラッチ37がオンとされ、エンジンにより駆動されるポ
ンプ39により冷却水のラジエータ17への循環が行わ
れる。
5および図6に示す一般走行および耐熱走行時に、エン
ジンの負荷が急激に増大しそうな場合には、ヒータへの
通電が行われ、メインバルブ27の開弁温度が、例え
ば、90℃から80℃に変更される。以上のように構成
されたエンジン冷却装置では、第2の入口管路31に電
動ポンプ33を配置し、第2の入口管路31の出口側
に、冷却水の流路をシリンダヘッド13側とシリンダブ
ロック15側とに切り換える切換弁35を配置したの
で、暖機性能を従来より大幅に向上することができる。
37を介してエンジンにより駆動されるポンプ39を配
置したので、電磁クラッチ37をオフにすることによ
り、エンジン負荷を有効に低減することができる。さら
に、上述したエンジン冷却装置では、感温弁25が、ヒ
ータへの通電によりメインバルブ27の開弁温度を低温
側に変更可能とされるため、エンジンの負荷が急激に増
大しそうな場合に、ヒータへの通電を行い、メインバル
ブ27の開弁温度を低温側に変更することにより、エン
ジン冷却水温上昇を待たずに開弁することが可能にな
り、エンジンの安全性を確保することができる。
冷却装置では、第2の入口管路に電動ポンプを配置し、
第2の入口管路の出口側に、冷却水の流路をシリンダヘ
ッド側とシリンダブロック側とに切り換える切換弁を配
置したので、暖機性能を従来より大幅に向上することが
できる。
してエンジンにより駆動されるポンプを配置したので、
電磁クラッチをオフにすることにより、エンジン負荷を
有効に低減することができる。請求項2のエンジン冷却
装置では、感温弁が、ヒータへの通電によりメインバル
ブの開弁温度を低温側に変更可能とされるため、エンジ
ンの負荷が急激に増大しそうな場合に、ヒータへの通電
を行い、メインバルブの開弁温度を低温側に変更するこ
とにより、エンジン冷却水温上昇を待たずに開弁するこ
とが可能になり、エンジンの安全性を確保することがで
きる。
配管系統図である。
期の状態を示す配管系統図である。
期の状態を示す配管系統図である。
期の状態を示す配管系統図である。
態を示す配管系統図である。
態を示す配管系統図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 シリンダヘッド(13)からの冷却水を
ラジエータ(17)に導く出口管路(19)と、 前記ラジエータ(17)からの冷却水をシリンダブロッ
ク(15)に導く第1の入口管路(21)と、 前記出口管路(19)と前記第1の入口管路(21)と
を接続するバイパス管路(23)と、 前記バイパス管路(23)から分岐して配置される第2
の入口管路(31)と、 前記出口管路(19)に配置され、メインバルブ(2
7)の開時にバイパスバルブ(29)により前記バイパ
ス管路(23)を閉じる感温弁(25)と、 前記第2の入口管路(31)に配置される電動ポンプ
(33)と、 前記第2の入口管路(31)の出口側に配置され、冷却
水の流路を前記シリンダヘッド(13)側と前記シリン
ダブロック(15)側とに切り換える切換弁(35)
と、 前記第1の入口管路(21)に配置され電磁クラッチ
(37)を介してエンジンにより駆動されるポンプ(3
9)と、 を有することを特徴とするエンジン冷却装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のエンジン冷却装置におい
て、 前記感温弁(25)は、ヒータへの通電により前記メイ
ンバルブ(27)の開弁温度を低温側に変更可能とされ
ていることを特徴とするエンジン冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17031797A JP3810892B2 (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | エンジン冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17031797A JP3810892B2 (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | エンジン冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1113471A true JPH1113471A (ja) | 1999-01-19 |
JP3810892B2 JP3810892B2 (ja) | 2006-08-16 |
Family
ID=15902726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17031797A Expired - Fee Related JP3810892B2 (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | エンジン冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3810892B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007522388A (ja) * | 2004-02-19 | 2007-08-09 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 内燃機関の冷却回路を制御する方法及び装置 |
JP2008240686A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Aisin Seiki Co Ltd | 熱源用冷却システム |
JP2009121339A (ja) * | 2007-11-14 | 2009-06-04 | Toyota Motor Corp | エンジンの冷却装置 |
JP2013096301A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Toyota Motor Corp | エンジンの冷却制御装置 |
JP2013144934A (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-25 | Toyota Motor Corp | 冷却システムの制御装置 |
-
1997
- 1997-06-26 JP JP17031797A patent/JP3810892B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007522388A (ja) * | 2004-02-19 | 2007-08-09 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 内燃機関の冷却回路を制御する方法及び装置 |
JP2008240686A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Aisin Seiki Co Ltd | 熱源用冷却システム |
JP2009121339A (ja) * | 2007-11-14 | 2009-06-04 | Toyota Motor Corp | エンジンの冷却装置 |
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JP2013144934A (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-25 | Toyota Motor Corp | 冷却システムの制御装置 |
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JP3810892B2 (ja) | 2006-08-16 |
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