JPH11132475A - 暖房装置 - Google Patents

暖房装置

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JPH11132475A
JPH11132475A JP9295315A JP29531597A JPH11132475A JP H11132475 A JPH11132475 A JP H11132475A JP 9295315 A JP9295315 A JP 9295315A JP 29531597 A JP29531597 A JP 29531597A JP H11132475 A JPH11132475 A JP H11132475A
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Takeshi Takeda
剛 竹田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱源機と複数の暖房機の加熱手段とを並列接
続するための配管経路の短縮化並びに簡素化を図る。 【解決手段】 室内の空気を循環させるように通風作用
する循環通風手段Fにて通風される空気を、熱媒が供給
される加熱手段Hにて加熱する暖房機Uが複数設けら
れ、熱源機Gと複数の暖房機Uの加熱手段Hとが、熱媒
を循環流動させるように並列接続された暖房装置におい
て、複数の暖房機Uのうちの特定の主暖房機U1の内部
又は近くに、熱源機Gからの主往路9を通して供給され
る熱媒を分岐させる分岐部B、及び、複数の加熱手段H
夫々から排出される熱媒を合流させて主復路10を通し
て熱源機Gに戻すための合流部Aが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の空気を循環
させるように通風作用する循環通風手段にて通風される
空気を、熱媒が供給される加熱手段にて加熱する暖房機
が複数設けられ、熱源機と前記複数の暖房機の加熱手段
とが、前記熱媒を循環流動させるように並列接続された
暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる暖房装置において、従来は、熱源
機と複数の暖房機の加熱手段夫々とを各別の熱媒循環路
にて接続することにより、熱源機と複数の暖房機の加熱
手段とを熱媒を循環流動させるように並列接続してい
た。例えば、図11に示すように、暖房機Uを2台設け
る場合は、熱源機Gと一方の暖房機Uの加熱手段Hと熱
媒循環路51にて接続し、熱源機Gと他方の暖房機Uの
加熱手段Hと熱媒循環路52にて接続していた。そし
て、熱媒循環路51には熱媒の供給を断続する熱動弁5
3を、熱媒循環路52には同様の熱動弁54を夫々介装
していた。尚、図11中のFは、各暖房機Uに設けた循
環通風手段である。又、各暖房機Uが暖房対象とする室
R1,R2夫々を換気するために、各室毎に専用の換気
装置55,56及び排気ダクト57,58を設けてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は、熱源機と複数の暖房機の加熱手段とを並列接続する
ための配管経路が長くしかも複雑であるため、コストダ
ウンを図る上で改善の余地があった。
【0004】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、熱源機と複数の暖房機の加熱手
段とを並列接続するための配管経路の短縮化並びに簡素
化を図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の特徴構
成によれば、予め、分岐部及び合流部を複数の暖房機の
うちの特定の主暖房機の内部又は近くに設けるととも
に、それら分岐部及び合流部と主暖房機の加熱手段とを
接続する。そして、施工時には、主暖房機の内部又は近
くに設けられた分岐部及び合流部に主往路及び主復路に
て熱源機を接続し、並びに、それら分岐部及び合流部に
主暖房機とは別の暖房機(以下、子暖房機と略称する場
合がある)の加熱手段を接続する。熱源機からの主往路
を通して分岐部に供給された熱媒は、分岐部で分岐し
て、主暖房機の加熱手段や子暖房機の加熱手段に供給さ
れ、主暖房機の加熱手段から排出された熱媒や子暖房機
の加熱手段から排出された熱媒は合流部で合流されて、
主復路を通して熱源機に戻る。つまり、熱源機と複数の
暖房機の加熱手段とを並列接続するにあたっては、主暖
房機の内部又は近くに設けられた分岐部及び合流部と熱
源機及び子暖房機の加熱手段夫々とを管路にて接続す
る。従って、従来に比べて、配管経路の短縮化並びに簡
素化を図ることができるようになり、その結果、コスト
ダウンを図ることができた。
【0006】又、主暖房機のみが既に設置されている場
合に、その主暖房機に備えられている分岐部及び合流部
に、後から子暖房機の加熱手段を管路接続して設けるこ
とにより、熱源機と主暖房機の加熱手段及び子暖房機の
加熱手段とを熱媒を循環流動させるように並列接続する
ことができる。つまり、当初は主暖房機だけを設置して
おいて、後で子暖房機を増設することが可能であり、し
かも、子暖房機の増設する際の配管経路の短縮化並びに
簡素化を図ることができる。
【0007】請求項2に記載の特徴構成によれば、切り
換え手段によって、複数の加熱手段夫々について熱媒を
供給する熱媒供給状態と熱媒の供給を停止する熱媒供給
停止状態に切り換えることができる。つまり、複数の暖
房機夫々が独立して暖房運転の断続が可能になってい
る。ちなみに、複数の加熱手段夫々に対応させて熱動弁
等の開閉弁を設けることにより、各開閉弁の切り換えに
よって、複数の加熱手段夫々について熱媒供給状態と熱
媒供給停止状態の切り換えが可能なように構成すること
ができる。これに対して、請求項2に記載の特徴構成に
よれば、複数の加熱手段夫々について熱媒供給状態と熱
媒供給停止状態の切り換えを行うためのアクチュエータ
として、1個の切り換え手段を設けるだけでよいので、
装置のコストダウンを図ることができるとともに、施工
時の配管工事も簡単になるので、全体としてのコストダ
ウン効果が一層大きくなる。
【0008】請求項3に記載の特徴構成によれば、主暖
房機が浴室を暖房対象とするように設けられ、子暖房機
が浴室とは別の室を暖房対象とするように設けられる。
つまり、通常、熱源機は屋外の浴室近傍に設置されるこ
とが多い。そこで、分岐部及び合流部が備えられた主暖
房機を浴室の暖房を対象として設けることにより、配管
経路の短縮化並びに簡素化を図る上で一層効果的であ
る。
【0009】請求項4に記載の特徴構成によれば、主暖
房機に、その主暖房機が暖房対象とする室内の空気を換
気するように換気通風手段が設けられる。そして、その
換気通風手段と子暖房機が暖房対象とする室とを、他室
用換気通風路にて連通接続する。つまり、1個の換気通
風手段により、主暖房機の暖房対象室及び子暖房機の暖
房対象室を同時に換気することができる。従って、図1
1に示す従来技術のように、各室毎に専用の換気装置及
び排気ダクトを設ける場合に比べて、1台の換気通風手
段を複数の室の換気用のために共用化することができ
て、装置のコストダウンを図ることができるとともに、
排気ダクト等のダクト配設経路の短縮化並びに簡素化を
図ることができるので、全体としてのコストダウン効果
が一層大きくなる。
【0010】請求項5に記載の特徴構成によれば、換気
通風手段の作動が停止されているときは、流出阻止手段
が閉じているので、主暖房機の循環通風手段が作動され
た場合や、主暖房機の循環通風手段の作動が停止されて
いる場合も、主暖房機の暖房対象室内の空気が子暖房機
の暖房対象室内に流入するのを防止することができる。
一方、換気通風手段の作動に伴って、流出阻止手段が開
くので、主暖房機の暖房対象室と共に、子暖房機の暖房
対象室も換気することができる。従って、主暖房機の暖
房対象室内の空気が子暖房機の暖房対象室内に流入する
のを防止しながら、換気通風手段を共用化して、コスト
ダウンを図ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態を説明する。図1ないし図3に示すように、
暖房装置には、室内の空気を循環させるように通風作用
する循環通風手段Fにて通風される空気を熱媒が供給さ
れる加熱手段Hにて加熱する2台の暖房機Uを設けてあ
る。そして、外部熱源機G(熱源機に相当する)と複数
の暖房機Uの加熱手段Hとを、熱媒を循環流動させるよ
うに並列接続してある。2台の暖房機Uうちの1台は、
浴室R1を暖房対象として設けられる浴室用暖房機(主
暖房機に相当する)U1であり、別の1台は、浴室に隣
接する脱衣室R2を暖房対象に設けられる脱衣室用暖房
機(子暖房機に相当する)U2である。そして、この暖
房装置には、浴室R1内を暖房する機能、浴室R1内を
乾燥する機能、浴室R1内を空気を循環通風させる機
能、脱衣室R2を暖房する機能、及び、浴室R1と脱衣
室R2とを同時に換気する機能を備えさせてある。
【0012】図1に示すように、浴室用暖房機U1は、
浴室R1内に備えられたユニットバスYの天井に形成さ
れた開口部に臨ませた状態で設置する。尚、図示は省略
するが、浴室用暖房機U1は、浴室R1内の天井部にお
いて、建物のスラブ面に吊り下げ支持することによって
設置する。浴室用暖房機U1には、吸気口2と吹き出し
口3とを連通する浴室用循環路L1と、浴室R1内の空
気を吸気口2から吸い込み、浴室用循環路L1を通流さ
せて、吹き出し口3から吹き出すように通風作用するこ
とによって、浴室R1内の空気を循環させる循環通風手
段Fとしての浴室用循環ファン1と、浴室用循環路L1
内に設けられて、その浴室用循環路L1を通流する空気
を加熱する加熱手段Hとしての浴室用熱交換器4を備え
てある。
【0013】図1に示すように、脱衣室用暖房機U2
は、脱衣室R2の天井に形成された開口部に臨ませた状
態で、脱衣室R2の天井裏に設置する。脱衣室用暖房機
U2には、吸気口6と吹き出し口7とを連通する脱衣室
用循環路L2と、脱衣室R2内の空気を吸気口6から吸
い込み、脱衣室用循環路L2を通流させて、吹き出し口
7から吹き出すように通風作用することによって、脱衣
室R2内の空気を循環させる循環通風手段Fとしての脱
衣室用循環ファン5と、その脱衣室用循環路L2を通流
する空気を加熱する加熱手段Hとしての脱衣室用熱交換
器8を備えてある。尚、脱衣室用循環路L2において、
脱衣室用熱交換器8は脱衣室用循環ファン5よりも空気
流動方向上手側に位置するように設けてある。
【0014】更に、浴室用暖房機U1内に、外部熱源機
Gから主往路9を通して供給される熱媒の一例としての
温水(約80°C)を分岐させる分岐部B、及び、浴室
用熱交換器4と脱衣室用熱交換器8とから排出される温
水を合流させて主復路10を通して外部熱源機Gに戻す
合流部Aを設けてある。分岐部Bは、一つの弁体11b
の移動によって、浴室用熱交換器4及び脱衣室用熱交換
器8夫々について熱媒を供給する状態と熱媒の供給を停
止する状態の切り換えが可能な切り換え手段としての三
方弁11を備えて構成してある。
【0015】又、浴室用暖房機U1に、その浴室用暖房
機U1が暖房対象とする浴室R1内の空気を吸気口2や
吹き出し口3から吸引して、換気ダクト13を通して外
部に排出する換気通風手段としての換気ファン12を設
けてある。更に、その換気ファン12を脱衣室用暖房機
U2が暖房対象とする脱衣室R2にも換気作用させるよ
うに、換気ファン12と脱衣室R2とを他室用換気通風
路としての脱衣室用換気通風路L3にて連通接続してあ
る。浴室暖房機U1の浴室用循環ファン1によって通風
される空気が脱衣室用換気通風路L3を通じて脱衣室R
2内に対して流出するのを阻止する開閉自在な流出阻止
手段としてのシャッタ部材14を設けてあり、シャッタ
部材14は、換気ファン12の作動に伴って開き、且
つ、作動の停止に伴って閉じるように構成してある。
【0016】図1ないし図3に基づいて、浴室用暖房機
U1について説明を加える。下方側が開放された筐体1
5の内部に、循環路形成部材16によって浴室用循環路
L1を区画形成し、その浴室用循環路L1の内部に、浴
室用循環ファン1及び浴室用熱交換器4を配置し、浴室
用循環ファン1により通風される空気が浴室用熱交換器
4を有効に通風するように構成してある。循環路形成部
材16における浴室用熱交換器4よりも空気流動方向上
手側の箇所には、循環する空気の一部を、換気ファン1
2の吸気作用によって吸気するための開口17を形成し
てある。筐体15には、換気用の開口18を形成し、換
気用接続口19を備えたファンボックス20を、換気用
接続口19が開口18に連通する状態で、筐体15に取
り付けてある。換気ファン12をその吸入部が換気用接
続口19に連通する状態でファンボックス20内に収納
してある。
【0017】筐体15内には、三方弁11を、その一つ
の流出部を浴室用熱交換器4の温水供給部に連通接続し
た状態で収納し、筐体15には、三方弁11の流入部に
連通接続した本機用温水往き接続部21、三方弁11の
もう一方の流出部に連通接続した子機用温水往き接続部
22を取り付けてある。更に、筐体15には、本機用温
水戻り接続部23と子機用温水戻り接続部24を取り付
け、それら本機用温水戻り接続部23及び子機用温水戻
り接続部24夫々と浴室用熱交換器4の温水排出部とを
接続管25にて連通接続して、合流部Aを形成してあ
る。ファンボックス20には、換気ファン12の吸入部
に連通する2個の子機用換気ダクト接続部26,27、
及び、換気ファン12の吐出部に連通する排気ダクト接
続部28を取り付けてある。
【0018】シャッタ部材14は、ファンボックス20
内における換気ファン12の吸入部に近い箇所に配置し
て、浴室R1内の湿気が脱衣室R2のみならず、脱衣室
用換気通風路L3を形成する後述する接続ダクト37に
も流入しないようにしてある。更に、排気ダクト接続部
28にも、シャッタ部材29を配置してある。シャッタ
部材14及びシャッタ部材29は、共に換気ファン12
が作動していない状態では、その自重によって閉じ、換
気ファン12が作動すると、その通風力によって開くよ
うに構成してある。
【0019】図1ないし図3に基づいて、脱衣室用暖房
機U2について説明を加える。下方側が開放された筐体
30の内部に、脱衣室用循環路L2を区画形成し、その
脱衣室用循環路L2の内部に、脱衣室用循環ファン5及
び脱衣室用熱交換器8を配置してある。更に、筐体30
には、脱衣室用熱交換器8の温水供給部に連通接続した
温水供給用接続部31、及び、脱衣室用熱交換器8の温
水排出部に連通接続した温水排出用接続部32を取り付
け、並びに、筐体30における脱衣室用熱交換器8より
も空気流動方向上手側の箇所には、換気ダクト接続部3
3を取り付けてある。換気ダクト接続部33には、脱衣
室用循環ファン5を作動させて脱衣室R2を暖房運転中
に、脱衣室R2内の空気が後述する接続ダクト37側に
流出することを阻止し、換気ファン12が作動すると、
脱衣室R2内の空気が後述する接続ダクト37側に流出
すること許容するシャッタ部材34を配置してある。
【0020】図1ないし図3に示すように、浴室用暖房
機U1及び脱衣室用暖房機U2を設置するにあたって
は、外部熱源機Gの温水流出部と浴室用暖房機U1の本
機用温水往き接続部21とを主往路9で接続し、外部熱
源機Gの温水流入部と浴室用暖房機U1の本機用温水戻
り接続部23とを主復路10にて接続し、浴室用暖房機
U1の子機用温水往き接続部22と脱衣室用暖房機U2
の温水供給用接続部31とを接続用往路35にて接続
し、浴室用暖房機U1の子機用温水戻り接続部24と脱
衣室用暖房機U2の温水排出用接続部32とを接続用復
路36にて接続する。並びに、浴室用暖房機U1の排気
ダクト接続部28に排気ダクト13を接続し、浴室用暖
房機U1の一方の子機用換気ダクト接続部26と脱衣室
用暖房機U2の換気ダクト接続部33とを脱衣室用換気
通風路L3を形成する接続ダクト37にて接続する。
【0021】図1に示すように、マイクロコンピュータ
を利用して構成して暖房装置の各種制御を司る制御部4
0と、その制御部40との間で各種制御情報を有線ある
いは無線にて通信するリモコン操作部50とを設けてあ
る。制御部40は浴室用暖房機U1に取り付けてあり、
リモコン操作部50は浴室R1の入口等に設置する。リ
モコン操作部50には、図4に示すように、浴室R1内
の乾燥を行う〔乾燥運転モード〕を指令する乾燥スイッ
チ51、浴室用循環ファン1の通風作動だけを実行する
〔涼風運転モード〕を指令する涼風スイッチ52、浴室
R1を暖房する〔浴室暖房運転モード〕を指令する浴室
暖房スイッチ53、〔換気運転モード〕を指令する換気
スイッチ54、脱衣室R2を暖房する〔脱衣室暖房運転
モード〕を指令する脱衣室暖房スイッチ55、脱衣室R
2の暖房のタイマー運転を指令する入りタイマースイッ
チ56、タイマー時間を設定するタイマー設定スイッチ
57を備えてある。各運転モードを指令する各スイッチ
の近くには、各モードに設定されていることを表示する
モード表示ランプ51a,52a,53a,54a,5
4b,55a,55bを夫々備えさせてある。換気運転
モードを表示するモード表示ランプ54a,54bは、
ファン強度を強弱2種の夫々の状態を表示するように2
個設け、脱衣室暖房運転モードを表示するモード表示ラ
ンプ55a,55bは、後述するような動作状態の差異
に応じて赤色表示と緑色表示の2種を設けてある。
【0022】制御部40は、リモコン操作部50から送
信される制御情報に基づいて、外部熱源機G、浴室用循
環ファン1、脱衣室用循環ファン5及び換気ファン12
夫々の作動制御、並びに、三方弁11の作動制御を実行
する。即ち、リモコン操作部50の各モード指令スイッ
チ51〜55のいずれかがオン操作されると、その選択
された運転モードで運転を開始し、その後、別の運転モ
ードが指令されると、新たな運転モードで運転を開始す
る。但し、〔脱衣室暖房運転モード〕で運転が行われて
いるときに、乾燥スイッチ51、換気スイッチ54の各
スイッチを操作しても、これらの状態は受け付けない。
又、〔乾燥〕、〔換気〕の各運転モードで運転が行われ
ているときに、脱衣室暖房スイッチ55が操作されても
受け付けない。つまり、〔浴室暖房運転モード〕と〔脱
衣室暖房運転モード〕は、単独運転並びに同時運転が可
能であり、〔涼風運転モード〕と〔脱衣室暖房運転モー
ド〕は、単独運転並びに同時運転が可能である。
【0023】〔乾燥〕、〔涼風〕、〔浴室暖房〕、〔換
気〕のいずれかの運転モードにて運転を行う場合に、タ
イマー設定スイッチ57にて運転時間を設定することが
でき、その設定時間が経過すると自動的に運転が停止す
るようになっている。尚、設定時間が経過する前であっ
ても、運転中のモード指令用スイッチを再度、操作する
と運転が停止する。入りタイマースイッチ56によるタ
イマー運転については、タイマー設定スイッチ57にて
設定された時間が経過した後に、〔脱衣室暖房運転モー
ド〕が自動的に開始するようになっている。
【0024】次に、各運転モードにおける制御作動につ
いて説明する。 〔浴室暖房運転モード〕浴室暖房スイッチ53が操作さ
れると、モード表示ランプ53aを点灯させるととも
に、タイマー表示部58を点灯させる。このとき、使用
者によってタイマー設定スイッチ57で任意の設定時間
が設定される。そして、外部熱源機Gの運転を開始さ
せ、且つ、弁体11bを移動させることにより三方弁1
1を浴室用熱交換器4のみに温水を供給する状態に切り
換えて、浴室用熱交換器4に温水を供給する。又、浴室
用循環ファン1を運転開始させて、浴室R1の暖房運転
を開始する。この運転モードにおいては、図5に示すよ
うに、浴室用循環ファン1の通風作動によって、浴室R
1内の空気が吸気口2を通して吸気され、浴室用循環路
L1に沿って案内され、吹き出し口3から吹き出される
ように循環通風されるが、浴室用循環路L1に備えられ
た浴室用熱交換器4によって通流する空気が加熱される
ことで、浴室R1内が暖房される。その後、浴室暖房ス
イッチ53が再度操作されるか又は前記設定時間が経過
すると、外部熱源機G、浴室用循環ファン1の運転を停
止させ、並びに、三方弁11を浴室用熱交換器4及び脱
衣室用熱交換器8のいずれにも温水を供給しない状態
(以下、閉弁状態と略記する場合がある)に切り換えて
暖房運転を停止させ、モード表示ランプ53a及びタイ
マー表示部58を消灯させる。
【0025】〔乾燥運転モード〕この運転モードは浴室
R1内に吊るされた洗濯物等の水分を含む被乾燥物を乾
燥させる場合に用いる。乾燥スイッチ51が操作される
と、モード表示ランプ51aを点灯させるとともに、タ
イマー表示部58を点灯させる。このとき、タイマー設
定スイッチ57で任意の設定時間が設定される。そし
て、外部熱源機Gの運転を開始させ、且つ、三方弁11
を浴室用熱交換器4のみに温水を供給する状態に切り換
えて、浴室用熱交換器4に温水を供給する。又、浴室用
循環ファン1と換気ファン12を運転開始させる。この
運転モードにおいては、図6に示すように、浴室暖房運
転と同様に、浴室用循環ファン1の通風作動によって、
浴室R1内の空気が浴室用循環路L1に沿って案内され
ながら、浴室用熱交換器4にて加熱されることで、浴室
R1内が暖房される。又、換気ファン12の作動によ
り、浴室用循環路L1を通流する空気の一部を開口17
から吸気するとともに、浴室R1内の空気を循環路形成
部材16の周囲から吸気して、換気ダクト13を通して
外部に排気させる、このとき、換気ファン12の通風作
動によってシャッタ部材14,34が開放して、脱衣室
R2内の空気も合わせて吸気口6及び接続ダクト37を
通して吸気されて排気されることになり、脱衣室R2の
換気も合わせて実行される。このようにして、洗濯物等
の水分を蒸発させ、蒸発した水分を含む空気は換気ファ
ン12にて外部に排出され、浴室R1に設置された洗濯
物等が乾燥するとともに、浴室R1内の湿気が脱衣室R
2側に流入しないようになっている。その後、乾燥スイ
ッチ51が再度操作されるか又は前記設定時間が経過す
ると、外部熱源機G、浴室用循環ファン1及び換気ファ
ン12の運転を停止させ、並びに、三方弁11を前記閉
弁状態に切り換えて乾燥運転を停止させ、モード表示ラ
ンプ54a及びタイマー表示部58を消灯させる。
【0026】〔換気運転モード〕換気スイッチ54が操
作されると、モード表示ランプ54aを点灯させるとと
もに、タイマー表示部58を点灯させる。このとき、タ
イマー設定スイッチ57で任意の設定時間が設定され
る。そして、換気ファン12を運転開始させる。この運
転モードにおいては、図7に示すように、換気ファン1
2の通風作動により、浴室R1内の空気が吸気口2や吹
き出し口3等を通して吸気されるとともに、シャッタ部
材14,34が開放して、脱衣室R2内の空気も合わせ
て吸気口6及び接続ダクト37を通して吸気されて、換
気ダクト13を通して外部に排気され、各室が換気され
る。換気ファン12は、通風能力(回転数)が強弱2段
階に切り換え自在に設けられ、初回の操作においては
「強」に設定され、換気スイッチ54が再度操作される
と「弱」に設定される。その後、換気スイッチ54が再
度操作されるか又は前記設定時間が経過すると、換気フ
ァン12の運転を停止させ、モード表示ランプ54a及
びタイマー表示部58を消灯させる。
【0027】〔涼風運転モード〕この運転モードは、例
えば夏場の入浴時等に通風循環させて涼風感覚を得るた
めに用いられる。涼風スイッチ52が操作されると、モ
ード表示ランプ52aを点灯させるとともに、タイマー
表示部58を点灯させる。このとき、タイマー設定スイ
ッチ57で任意の設定時間が設定される。そして、浴室
用循環ファン1を運転開始させる。この運転モードにお
いては、浴室用循環ファン1の通風作動によって、浴室
R1内の空気が浴室用循環路L1を通して循環通風さ
れ、加熱されることなく吹き出し口3から吹き出され
る。その後、涼風スイッチ52が再度操作されるか又は
前記設定時間が経過すると、浴室用循環ファン1の運転
を停止させ、モード表示ランプ52a及びタイマー表示
部58を消灯させる。
【0028】〔脱衣室暖房運転モード〕脱衣室暖房スイ
ッチ55が操作されると、モード表示ランプ(赤色)5
5aを点灯させる。そして、外部熱源機Gの運転を開始
させ、且つ、三方弁11を脱衣室用熱交換器8のみに温
水を供給する状態に切り換えて、脱衣室用熱交換器8に
温水を供給する。又、脱衣室用循環ファン5を運転開始
させて、脱衣室R2の暖房運転を開始する。この運転モ
ードにおいては、図8に示すように、脱衣室用循環ファ
ン5の通風作動によって、脱衣室R2内の空気が吸気口
6を通して吸気され、脱衣室用循環路L2に沿って案内
され、吹き出し口7から吹き出されるように循環通風さ
れるが、脱衣室用循環路L2に備えられた脱衣室用熱交
換器8によって通流する空気が加熱されることで、脱衣
室R2内が暖房される。尚、このとき、シャッタ部材1
4,34の閉じ状態が維持され、浴室R1内の湿った空
気が脱衣室R2側に流入することがない。その後、脱衣
室暖房スイッチ55が再度操作されるか、又は、予め設
定された所定時間(12時間)が経過すると、外部熱源
機G、脱衣室用循環ファン5の運転を停止させ、且つ、
三方弁11を前記閉弁状態に切り換えて暖房運転を停止
させ、モード表示ランプ(赤色)55aを消灯させる。
【0029】この運転モードにおいては、入タイマース
イッチ56によりタイマー運転を設定することができ
る。このタイマー運転は、設定時間が経過した後に運転
を自動で開始させるためのものであり、次に、このタイ
マー運転について説明する。入タイマースイッチ56が
操作されると、タイマー表示部58が点滅表示する。こ
こで、使用者がタイマー設定スイッチ57を操作するこ
とでタイマー作動時間(現在から運転するまでの経過時
間)が設定される。入タイマースイッチ56が操作され
てから30秒間経過するまでに、脱衣室暖房スイッチ5
5が操作されると、モード表示ランプ(緑色)55bを
点灯させてタイマー運転が設定されていることを表示す
るとともに、計時を開始させる。尚、タイマー表示部5
8はその後、約2秒間経過すると消灯する。入タイマー
スイッチ56が操作されてから30秒間経過するまで
に、脱衣室暖房スイッチ55が操作されなければ、初期
待機状態に戻る。設定時間の計時が終了すると、モード
表示ランプ(緑色)55bが消灯し、モード表示ランプ
(赤色)55aが点灯して、上述したような脱衣室暖房
運転を開始させる。その後、運転を開始してから3時間
が経過すると自動的に脱衣室暖房運転を停止させ、モー
ド表示ランプ(赤色)55aを消灯させる。又、脱衣室
暖房運転中に、脱衣室暖房スイッチ55が操作される
と、計時時間にかかわらず運転を停止させる。
【0030】上記タイマー運転が設定されているとき
(緑色モード表示ランプ55bが点灯している状態)に
おいては、上記各運転モードでの運転を実行することが
可能であるが、上記各運転モードのうち〔乾燥〕、〔換
気〕の各モードのいずれかの運転が実行されているとき
に、計時が終了して、脱衣室暖房運転が開始されると、
〔乾燥〕、〔換気〕の各モードにおける運転は強制的に
停止されるようになっている。但し、〔涼風〕、〔浴室
暖房〕の各モードでの運転はそのまま継続できる。そし
て、〔乾燥〕、〔涼風〕、〔浴室暖房〕、〔換気〕のい
ずれかの運転が実行されているときに、入タイマースイ
ッチ56による脱衣室暖房のタイマー運転の設定が行え
るように構成してある。
【0031】〔浴室暖房運転モード〕及び〔脱衣室暖房
運転モード〕の同時運転 浴室暖房スイッチ53及び脱衣室暖房スイッチ55の夫
々が操作されると、各モード表示ランプ53a,55a
を点灯させる。そして、外部熱源機Gの運転を開始さ
せ、且つ、三方弁11を浴室用熱交換器4及び脱衣室用
熱交換器8の両方に温水を供給する状態に切り換えて、
浴室用熱交換器4及び脱衣室用熱交換器8の両方に温水
を供給する。又、浴室用循環ファン1及び脱衣室用循環
ファン5を運転開始させる。従って、図1に示すよう
に、浴室暖房運転と脱衣室暖房運転とが並行して実行さ
れることになる。
【0032】〔涼風運転モード〕及び〔脱衣室暖房運転
モード〕の同時運転 涼風スイッチ52及び脱衣室暖房スイッチ55の夫々が
操作されると、各モード表示ランプ52a,55aを点
灯させる。そして、外部熱源機Gの運転を開始させ、且
つ、三方弁11を脱衣室用熱交換器8のみに温水を供給
する状態に切り換えて、脱衣室用熱交換器8のみに温水
を供給する。又、浴室用循環ファン1及び脱衣室用循環
ファン5を運転開始させる。従って、図9に示すよう
に、涼風運転と脱衣室暖房運転とが並行して実行される
ことになる。
【0033】〔別実施形態〕次に別実施形態を説明す
る。 (イ) 上記の実施形態においては、子暖房機U2を1
台だけ設ける場合について例示したが、子暖房機U2を
2台以上設けてもよい。従って、分岐部Bの分岐部の数
や、合流部Aの合流部の数は、子暖房機U2の設置台数
に応じて設定すればよい。前記切り換え手段を設ける場
合は、熱媒流出状態と流出停止状態の切り換えが夫々で
可能な熱媒流出部の数を、子暖房機U2の設置台数に応
じて設定すればよい。 (ロ) 前記切り換え手段の具体構成としては、上記の
実施形態において例示した三方弁11に限定されるもの
ではない。例えば、熱動弁等の開閉弁を複数個組み合わ
せて構成してもよい。
【0034】(ハ) 上記の実施形態においては、分岐
部B及び合流部Aを浴室用暖房機U1の内部に設ける場
合について例示したが、これに代えて、分岐部B及び合
流部Aの両方、又は、分岐部B及び合流部Aのいずれか
一方を浴室用暖房機U1の外部近傍に設けてもよい。
【0035】(ニ) 上記の実施形態においては、複数
の暖房機U夫々について暖房運転の断続が可能なように
構成する場合について例示したが、その必要がない場合
は、前記切り換え手段を省略することができる。 (ホ) 上記の実施形態においては、浴室用暖房機U1
に設けた換気ファン12によって、浴室R1と脱衣室R
2を同時に換気するように構成する場合について例示し
たが、これに代えて、脱衣室用換気通風路L3を省略し
て、浴室R1のみを換気するように構成してもよい。あ
るいは、脱衣室用換気通風路L3を省略して、脱衣室用
暖房機U2に脱衣室R2の換気用の専用の換気ファンを
設けてもよい。この場合は、浴室R1の換気運転及び脱
衣室R2の換気運転夫々を各別に断続することができ
る。
【0036】(ヘ) 上記の実施形態においては、主暖
房機U1を浴室R1を対象に設けるとともに、主暖房機
U1に換気ファン12を設けて、浴室R1内を乾燥する
機能や換気する機能を備えさせる場合について例示し
た。これに代えて、換気ファン12を省略して、主暖房
機U1を暖房機能のみ備えるように構成してもよい。例
えば、主暖房機U1を浴室R1以外の室内を乾燥する必
要のない室を対象に設ける場合に、このような暖房機能
のみを備えるように構成すると、コストダウンを図るこ
とができて好ましい。
【0037】(ト) 上記の実施形態においては、各暖
房機Uを各室の天井裏に設置する場合について例示した
が、各暖房機Uの設置場所は変更可能である。例えば、
各室内や各室の壁の外部に設置してもよい。又、換気を
行わない場合は、壁に設置してもよい。
【0038】(チ) 上記の実施形態においては、子暖
房機U2を脱衣室R2を対象に設ける場合について例示
したが、子暖房機U2は、脱衣室R2以外に、洗面室、
居間等種々の室を対象に設けることができる。
【0039】(リ) 図10に示すように、子暖房機U
2に分岐部Bと合流部Aを設け、そのような子暖房機U
2の複数を互いに、分岐部B同士を接続用往路35にて
接続し、且つ、合流部A同士を接続用復路36にて接続
する状態で設けてもよい。図10は、子暖房機U2を2
台設けた場合を示す。一方の子暖房機U2は例えば脱衣
室R2を暖房対象として設け、他方の子暖房機U2は脱
衣室R2以外の例えば洗面室R3を暖房対象として設け
てある。分岐部Bを構成する三方弁11を、その流入部
に温水供給用接続部31を連通接続し、且つ、一方の流
出部に子機用熱交換器8の温水供給部を連通接続した状
態で、筐体30内に収納するとともに、三方弁11の他
方の流出部に連通接続した温水供給用経由部41を筐体
30に取り付けてある。更に、筐体31に、温水排出用
経由部42を取り付け、子機用熱交換器8の温水排出部
と、温水排出用接続部32と、温水排出用経由部42と
を接続管25にて連通接続して、合流部Aを形成してあ
る。そして、子暖房機U2同士は、温水供給用経由部4
1と温水供給用接続部31とを接続用往路35にて接続
し、並びに、温水排出用経由部42と温水排出用接続部
32とを接続用復路36にて連通接続する。
【0040】更に、浴室用暖房機U1の他方の子機用換
気ダクト接続部27と、洗面室R3を暖房対象とする子
暖房機U2の換気ダクト接続部33とを他室用換気通風
路L3を形成する接続ダクト37にて接続する。従っ
て、浴室R1、脱衣室R2及び洗面室R3を同時に換気
することができる。上述のように構成すると、子暖房機
U2を更に増設することができる。
【0041】(ヌ) 上記の実施形態においては、脱衣
室用熱交換器8を、脱衣室用循環路L2において、脱衣
室用循環ファン5に対して空気流動方向上手側に位置す
るように設ける場合について例示したが、これに代え
て、空気流動方向下手側に位置するように設けてもよ
い。 (ル) 〔乾燥運転モード〕は、浴室R1内の乾燥を行
う場合や、浴室R1内に洗濯物等の水分を含む被乾燥物
を配置して、浴室R1内及び被乾燥物の乾燥を行う場合
に用いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】暖房装置の全体構成、及び、浴室脱衣室同時暖
房運転時の通風状態を示す図
【図2】浴室用暖房機及び脱衣室用暖房機の概略構成を
示す図
【図3】暖房装置の温水配管経路及び排気ダクト配設経
路を示す図
【図4】リモコン操作部の正面図
【図5】浴室暖房運転時の通風状態を示す図
【図6】乾燥運転時の通風状態を示す図
【図7】換気運転時の通風状態を示す図
【図8】脱衣室暖房運転時の通風状態を示す図
【図9】涼風、脱衣室暖房同時運転時の通風状態を示す
【図10】別実施形態における暖房装置の温水配管経路
及び排気ダクト配設経路を示す図
【図11】従来の暖房装置の温水配管経路及び排気ダク
ト配設経路を示す図
【符号の説明】
9 主往路 10 主復路 11 切り換え手段 12 換気通風手段 14 流出阻止手段 A 合流部 B 分岐部 F 循環通風手段 G 熱源機 H 加熱手段 L3 他室用換気通風路 U 暖房機 U1 主暖房機 U2 子暖房機

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の空気を循環させるように通風作用
    する循環通風手段にて通風される空気を、熱媒が供給さ
    れる加熱手段にて加熱する暖房機が複数設けられ、 熱源機と前記複数の暖房機の加熱手段とが、前記熱媒を
    循環流動させるように並列接続された暖房装置であっ
    て、 前記複数の暖房機のうちの特定の主暖房機の内部又は近
    くに、前記熱源機からの主往路を通して供給される熱媒
    を分岐させる分岐部、及び、前記複数の加熱手段夫々か
    ら排出される熱媒を合流させて主復路を通して前記熱源
    機に戻すための合流部が設けられている暖房装置。
  2. 【請求項2】 前記分岐部が、一つの弁体の移動によっ
    て、前記複数の加熱手段夫々について熱媒を供給する状
    態と熱媒の供給を停止する状態の切り換えが可能な切り
    換え手段を備えて構成されている請求項1記載の暖房装
    置。
  3. 【請求項3】 前記主暖房機が浴室を暖房するように設
    けられ、その主暖房機とは別の子暖房機が浴室とは別の
    室を暖房するように設けられている請求項1又は2記載
    の暖房装置。
  4. 【請求項4】 前記主暖房機に、その主暖房機が暖房対
    象とする室内の空気を室外に排出する換気通風手段が設
    けられ、 その換気通風手段を前記主暖房機とは別の子暖房機が暖
    房対象とする他室にも換気作用させるように、前記換気
    通風手段と前記他室とが他室用換気通風路にて連通接続
    されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の暖房装
    置。
  5. 【請求項5】 前記主暖房機の循環通風手段によって通
    風される空気が前記他室用換気通風路を通じて前記他室
    内に対して流出するのを阻止する開閉自在な流出阻止手
    段が設けられ、 その流出阻止手段が、前記換気通風手段の作動に伴って
    開き、且つ、作動の停止に伴って閉じるように構成され
    ている請求項4記載の暖房装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55172717U (ja) * 1979-05-29 1980-12-11
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JPH0914687A (ja) * 1995-06-30 1997-01-17 Tokyo Gas Co Ltd 放熱器
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