JPH04249683A - 電動三方弁の制御装置 - Google Patents
電動三方弁の制御装置Info
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- JPH04249683A JPH04249683A JP40948190A JP40948190A JPH04249683A JP H04249683 A JPH04249683 A JP H04249683A JP 40948190 A JP40948190 A JP 40948190A JP 40948190 A JP40948190 A JP 40948190A JP H04249683 A JPH04249683 A JP H04249683A
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Landscapes
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
- Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
- Multiple-Way Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動三方弁の制御に関
するもので、温水暖房装置など流体の切替を行う電動三
方弁の制御に用いて好適なものである。
するもので、温水暖房装置など流体の切替を行う電動三
方弁の制御に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】電動三方弁の一例として、温水暖房装置
を示す。2つの放熱器を備える温水暖房装置は、加熱手
段で加熱された温水を一方の放熱器または他方の放熱器
へ切り換える電動三方弁を備える。電動三方弁には、分
岐管内のバルブボディ(分岐管の一部)に弁体を押しつ
けて、流路の切替を行うものがある。
を示す。2つの放熱器を備える温水暖房装置は、加熱手
段で加熱された温水を一方の放熱器または他方の放熱器
へ切り換える電動三方弁を備える。電動三方弁には、分
岐管内のバルブボディ(分岐管の一部)に弁体を押しつ
けて、流路の切替を行うものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】バルブボディに弁体を
押しつけて流路の切替を行う電動三方弁は、一方の放熱
器のみに温水を供給する状態で運転が停止した場合、つ
まり、バルブボディに弁体を押しつけた状態で電動三方
弁が停止した場合、その状態で長期に亘って電動三方弁
が使用されないと、弁体とバルブボディとが固着する可
能性がある。
押しつけて流路の切替を行う電動三方弁は、一方の放熱
器のみに温水を供給する状態で運転が停止した場合、つ
まり、バルブボディに弁体を押しつけた状態で電動三方
弁が停止した場合、その状態で長期に亘って電動三方弁
が使用されないと、弁体とバルブボディとが固着する可
能性がある。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、長期に亘って電動三方弁を使用し
なくても、弁体がバルブボディに固着することの無い電
動三方弁の制御装置の提供にある。
もので、その目的は、長期に亘って電動三方弁を使用し
なくても、弁体がバルブボディに固着することの無い電
動三方弁の制御装置の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電動三方弁の制
御装置は、次の技術的手段を採用する。電動三方弁の制
御装置は、流体を流入する1つの流入口、およびこの流
入口より流入した流体を流出する2つの流出口を備え、
内部に前記流入口に連通する入口、前記2つの流出口に
それぞれ連通する2つの出口を備えた分岐管、この分岐
管内で移動可能に配設され、前記2つの出口の一方、ま
たは他方の周囲に押しつけられて、前記2つの出口の一
方、または他方を閉塞する弁体、この弁体を前記分岐管
内で移動させる電動アクチュエータを備えた電動三方弁
と、前記電動アクチュエータを制御して前記弁体の位置
を制御する制御装置とを具備する。そして、この制御装
置は、前記電動三方弁の使用停止時に、前記弁体の位置
が、入口より流入した流体が2つの出口の両方へ流れる
位置となるように前記電動アクチュエータを制御する固
着防止手段を備える。
御装置は、次の技術的手段を採用する。電動三方弁の制
御装置は、流体を流入する1つの流入口、およびこの流
入口より流入した流体を流出する2つの流出口を備え、
内部に前記流入口に連通する入口、前記2つの流出口に
それぞれ連通する2つの出口を備えた分岐管、この分岐
管内で移動可能に配設され、前記2つの出口の一方、ま
たは他方の周囲に押しつけられて、前記2つの出口の一
方、または他方を閉塞する弁体、この弁体を前記分岐管
内で移動させる電動アクチュエータを備えた電動三方弁
と、前記電動アクチュエータを制御して前記弁体の位置
を制御する制御装置とを具備する。そして、この制御装
置は、前記電動三方弁の使用停止時に、前記弁体の位置
が、入口より流入した流体が2つの出口の両方へ流れる
位置となるように前記電動アクチュエータを制御する固
着防止手段を備える。
【0006】なお、本発明は、好ましい態様として、次
の構成を採用しうる。電動アクチュエータは、少なくと
もパルスモータを備えてなる。そして、制御装置は、弁
体によって2つの出口の一方、または他方を閉塞する時
、目標位置に到達後、数パルス戻す第2固着防止手段を
備える。
の構成を採用しうる。電動アクチュエータは、少なくと
もパルスモータを備えてなる。そして、制御装置は、弁
体によって2つの出口の一方、または他方を閉塞する時
、目標位置に到達後、数パルス戻す第2固着防止手段を
備える。
【0007】
【作用】電動三方弁の使用停止時、つまり、制御装置に
よって電動三方弁が制御されない状態になると、制御装
置の固着防止手段が電動アクチュエータを制御して、弁
体の位置を、入口より流入した流体が2つの出口の両方
へ流れる位置にする。
よって電動三方弁が制御されない状態になると、制御装
置の固着防止手段が電動アクチュエータを制御して、弁
体の位置を、入口より流入した流体が2つの出口の両方
へ流れる位置にする。
【0008】
【発明の効果】電動三方弁の使用停止時は、弁体が分岐
管から離れた状態となるため、電動三方弁を長期に使用
しなくても、弁体が分岐管に固着することが確実に防が
れる。
管から離れた状態となるため、電動三方弁を長期に使用
しなくても、弁体が分岐管に固着することが確実に防が
れる。
【0009】実施態様の作用および効果を示す。弁体に
よって2つの出口の一方、または他方を閉塞する時、制
御装置は、弁体が目標位置に到達したのち、第2固着防
止手段の働きによってパルスモータを数パルス戻す。こ
の結果、弁体が分岐管に強く押しつけられることが防が
れ、弁体が分岐管に強く押しつけられることによる固着
の発生を防ぐことができる。
よって2つの出口の一方、または他方を閉塞する時、制
御装置は、弁体が目標位置に到達したのち、第2固着防
止手段の働きによってパルスモータを数パルス戻す。こ
の結果、弁体が分岐管に強く押しつけられることが防が
れ、弁体が分岐管に強く押しつけられることによる固着
の発生を防ぐことができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の電動三方弁の制御装置を、温
水暖房装置に適用した実施例に基づき図面を用いて説明
する。
水暖房装置に適用した実施例に基づき図面を用いて説明
する。
【0011】〔実施例の構成〕図1ないし図5は本発明
の第1実施例を示すもので、図2は温水暖房装置の温水
回路図、図3は制御装置の概略ブロック図を示す。温水
暖房装置1は、温水(熱媒体、例えば不凍液が混入され
た水)を加熱する加熱手段2を備えた室外機3と、室内
暖房用放熱器4を備えた室内暖房機5と、室内の床にひ
かれた温水マットあるいは床内に組付けられた温水パネ
ルなどの床暖房用放熱器6とからなる。本実施例の加熱
手段2は、ガスや灯油などの燃料を燃焼する燃焼装置7
と、この燃焼装置7の発生した熱と温水とを熱交換する
室外熱交換器8とからなる。室外熱交換器8と室内暖房
用放熱器4とは、温水配管9によって連結されて温水回
路を形成している。この温水配管9には、温水を循環さ
せるポンプ10、および温水を蓄えるプレッシャータン
ク11が設けられている。この温水回路には、室内暖房
用放熱器4と並列に床暖房用放熱器6が接続されている
。室内暖房用放熱器4と床暖房用放熱器6との分岐部分
には、室外熱交換器8から導かれた温水を、室内暖房用
放熱器4または床暖房用放熱器6に切替えて供給可能な
電動三方弁12が設けられている。本実施例の電動三方
弁12は、温水の切替の他に、室内暖房用放熱器4と床
暖房用放熱器6との両方へ同時に温水を送ることができ
、その際、室内暖房用放熱器4および床暖房用放熱器6
への供給割合を変化させることができるものである。
の第1実施例を示すもので、図2は温水暖房装置の温水
回路図、図3は制御装置の概略ブロック図を示す。温水
暖房装置1は、温水(熱媒体、例えば不凍液が混入され
た水)を加熱する加熱手段2を備えた室外機3と、室内
暖房用放熱器4を備えた室内暖房機5と、室内の床にひ
かれた温水マットあるいは床内に組付けられた温水パネ
ルなどの床暖房用放熱器6とからなる。本実施例の加熱
手段2は、ガスや灯油などの燃料を燃焼する燃焼装置7
と、この燃焼装置7の発生した熱と温水とを熱交換する
室外熱交換器8とからなる。室外熱交換器8と室内暖房
用放熱器4とは、温水配管9によって連結されて温水回
路を形成している。この温水配管9には、温水を循環さ
せるポンプ10、および温水を蓄えるプレッシャータン
ク11が設けられている。この温水回路には、室内暖房
用放熱器4と並列に床暖房用放熱器6が接続されている
。室内暖房用放熱器4と床暖房用放熱器6との分岐部分
には、室外熱交換器8から導かれた温水を、室内暖房用
放熱器4または床暖房用放熱器6に切替えて供給可能な
電動三方弁12が設けられている。本実施例の電動三方
弁12は、温水の切替の他に、室内暖房用放熱器4と床
暖房用放熱器6との両方へ同時に温水を送ることができ
、その際、室内暖房用放熱器4および床暖房用放熱器6
への供給割合を変化させることができるものである。
【0012】使用される電動三方弁12について説明す
る。本実施例の電動三方弁12は、図1に示されるよう
に、分岐管13、バルブボディ14、弁体15および電
動アクチュエータ16からなる。分岐管13は、温水配
管9と接続されるもので、温水配管9を介して室外熱交
換器8に接続される流入口17と、温水配管9を介して
室内暖房用放熱器4に接続される第1流出口18と、温
水配管9を介して床暖房用放熱器6に接続される第2流
出口19とを備える。分岐管13は、内部にバルブボデ
ィ14を配する筒状体20の両端側面にそれぞれ第1流
出口18および第2流出口19を設け、第1流出口18
と第2流出口19との中間位置の筒状体20の側面に流
入口17を設けたものである。バルブボディ14は、分
岐管13の筒状体20内に設けられた略筒状のもので、
側面に流入口17と連通する入口21、両端に第1、第
2流出口18、19にそれぞれ連通する第1、第2出口
22、23を備えたものである。弁体15は、バルブボ
ディ14内で、移動可能な状態で配された円盤形状を呈
する金属板24と、その金属板24の両面に設けられた
テフロン(商標)などの樹脂パッキング25とからなる
。この樹脂パッキング25は、弁体15が第1出口22
または第2出口23の何れか一方を塞ぐ際に、バルブボ
ディ14と当接して、塞がれた出口から温水が漏れない
ようにするものである。電動アクチュエータ16は、弁
体15をバルブボディ14内で移動させるもので、パル
スモータ26と、このパルスモータ26によって回転す
る回転体27と、この回転体27の回転を変移量に変換
して弁体15へ伝える操作扞28とからなる。なお、本
実施例のパルスモータ26は、1000パルスで1回転
するもので、下述する制御装置29によって通電制御さ
れる。また、パルスモータ26の出力部分には、弁体1
5がバルブボディ14に当接して移動できなくなると、
空回りする空転機構(図示しない)が設けられている。 そして、弁体15によって、第1出口22または第2出
口23を塞ぐ際は、制御装置29によって少し過剰にパ
ルスモータ26を回転させて、確実に弁体15が第1出
口22または第2出口23を塞ぐように設けられている
。
る。本実施例の電動三方弁12は、図1に示されるよう
に、分岐管13、バルブボディ14、弁体15および電
動アクチュエータ16からなる。分岐管13は、温水配
管9と接続されるもので、温水配管9を介して室外熱交
換器8に接続される流入口17と、温水配管9を介して
室内暖房用放熱器4に接続される第1流出口18と、温
水配管9を介して床暖房用放熱器6に接続される第2流
出口19とを備える。分岐管13は、内部にバルブボデ
ィ14を配する筒状体20の両端側面にそれぞれ第1流
出口18および第2流出口19を設け、第1流出口18
と第2流出口19との中間位置の筒状体20の側面に流
入口17を設けたものである。バルブボディ14は、分
岐管13の筒状体20内に設けられた略筒状のもので、
側面に流入口17と連通する入口21、両端に第1、第
2流出口18、19にそれぞれ連通する第1、第2出口
22、23を備えたものである。弁体15は、バルブボ
ディ14内で、移動可能な状態で配された円盤形状を呈
する金属板24と、その金属板24の両面に設けられた
テフロン(商標)などの樹脂パッキング25とからなる
。この樹脂パッキング25は、弁体15が第1出口22
または第2出口23の何れか一方を塞ぐ際に、バルブボ
ディ14と当接して、塞がれた出口から温水が漏れない
ようにするものである。電動アクチュエータ16は、弁
体15をバルブボディ14内で移動させるもので、パル
スモータ26と、このパルスモータ26によって回転す
る回転体27と、この回転体27の回転を変移量に変換
して弁体15へ伝える操作扞28とからなる。なお、本
実施例のパルスモータ26は、1000パルスで1回転
するもので、下述する制御装置29によって通電制御さ
れる。また、パルスモータ26の出力部分には、弁体1
5がバルブボディ14に当接して移動できなくなると、
空回りする空転機構(図示しない)が設けられている。 そして、弁体15によって、第1出口22または第2出
口23を塞ぐ際は、制御装置29によって少し過剰にパ
ルスモータ26を回転させて、確実に弁体15が第1出
口22または第2出口23を塞ぐように設けられている
。
【0013】具体的な一例を示す。弁体15のストロー
ク量は、パルスモータ26が7000パルスで、一方の
出口を塞ぐ際は、弁体15のストローク量より過剰な9
000パルスを与え、2000パルス分空転させる。
ク量は、パルスモータ26が7000パルスで、一方の
出口を塞ぐ際は、弁体15のストローク量より過剰な9
000パルスを与え、2000パルス分空転させる。
【0014】室内暖房機5は、室内の空気を吸引し、再
び室内へ吹き出す対流ファン30を備える。そして、室
内暖房機5内の対流ファン30による空気流路に、室内
暖房用放熱器4が配置され、室内暖房用放熱器4に供給
された温水と室内に吹き出される空気とが熱交換されて
室内を暖房する。
び室内へ吹き出す対流ファン30を備える。そして、室
内暖房機5内の対流ファン30による空気流路に、室内
暖房用放熱器4が配置され、室内暖房用放熱器4に供給
された温水と室内に吹き出される空気とが熱交換されて
室内を暖房する。
【0015】温水暖房装置1に設けられた、燃焼装置7
、ポンプ10、電動三方弁12、対流ファン30、使用
者に運転状態を表示する表示手段31等の電気部品は、
第3図に示す制御装置29によって制御される。本実施
例の制御装置29は、マイクロコンピュータを用いたも
ので、使用者によって操作される室内暖房スイッチ32
、床暖房スイッチ33、室内温度を検出する室温検出手
段34、使用者の希望する室温が設定される室温設定手
段35、室外熱交換器8を通過した湯温を検出する湯温
検出手段36等の入力群を備え、温水暖房装置1の各電
気部品の作動を制御する。
、ポンプ10、電動三方弁12、対流ファン30、使用
者に運転状態を表示する表示手段31等の電気部品は、
第3図に示す制御装置29によって制御される。本実施
例の制御装置29は、マイクロコンピュータを用いたも
ので、使用者によって操作される室内暖房スイッチ32
、床暖房スイッチ33、室内温度を検出する室温検出手
段34、使用者の希望する室温が設定される室温設定手
段35、室外熱交換器8を通過した湯温を検出する湯温
検出手段36等の入力群を備え、温水暖房装置1の各電
気部品の作動を制御する。
【0016】制御装置29には、温水暖房装置1の作動
停止時(電動三方弁12の使用停止時)に弁体15の固
着を防ぐ固着防止手段37と、電動三方弁12の弁体1
5が第1出口22または第2出口23を塞いだ際に弁体
15の固着を防ぐ第2固着防止手段38とがプログラミ
ングされている。
停止時(電動三方弁12の使用停止時)に弁体15の固
着を防ぐ固着防止手段37と、電動三方弁12の弁体1
5が第1出口22または第2出口23を塞いだ際に弁体
15の固着を防ぐ第2固着防止手段38とがプログラミ
ングされている。
【0017】固着防止手段37の作動の一例を図4のフ
ローチャートに基づき説明する。まず、ステップS1
において暖房運転が停止したか否かの判断を行う。この
判断結果がNOの場合は、ステップS1 へ戻る。ステ
ップS1 の判断結果がYES の場合は、ステップS
2 において電動三方弁12を室内暖房と床暖房との同
時運転状態とし、その後終了する。
ローチャートに基づき説明する。まず、ステップS1
において暖房運転が停止したか否かの判断を行う。この
判断結果がNOの場合は、ステップS1 へ戻る。ステ
ップS1 の判断結果がYES の場合は、ステップS
2 において電動三方弁12を室内暖房と床暖房との同
時運転状態とし、その後終了する。
【0018】第2固着防止手段38の作動の一例を図5
のフローチャートに基づき説明する。まず、ステップS
3 において第1出口22を閉じる指示信号があったか
否かの判断を行う。この判断結果がYES の場合は、
ステップS4 において第1出口22を弁体15が閉じ
るように、電動アクチュエータ16に動作信号を与える
。具体的には、弁体15が第1出口22の周囲のバルブ
ボディ14に押しつけられた状態で、電動アクチュエー
タ16が空転するように、電動アクチュエータ16に少
し過剰のパルス信号(例えば2000パルス)を与える
。続いて、ステップS5 において弁体15が第1出口
22をほんの僅か緩める程度に、電動アクチュエータ1
6に数パルス(具体的には、第1出口22へ流体が流れ
ない程度のパルス数、例えば1500パルス)与え、終
了する。また、ステップS3 の判断結果がNOの場合
は、ステップS6 において第2出口23を閉じる指示
信号があったか否かの判断を行う。この判断結果がYE
S の場合は、ステップS7 において第2出口23を
弁体15が閉じるように、電動アクチュエータ16に動
作信号を与える。具体的には、弁体15が第2出口23
の周囲のバルブボディ14に押しつけられた状態で、電
動アクチュエータ16が空転するように、電動アクチュ
エータ16に少し過剰のパルス信号(例えば2000パ
ルス)を与える。続いて、ステップS8において、弁体
15が第2出口23をほんの僅か緩める程度に、電動ア
クチュエータ16に数パルス(具体的には、第2出口2
3へ流体が流れない程度のパルス数、例えば1500パ
ルス)与える。一方、ステップS6 の判断結果がNO
の場合は、ステップS3へ戻る。
のフローチャートに基づき説明する。まず、ステップS
3 において第1出口22を閉じる指示信号があったか
否かの判断を行う。この判断結果がYES の場合は、
ステップS4 において第1出口22を弁体15が閉じ
るように、電動アクチュエータ16に動作信号を与える
。具体的には、弁体15が第1出口22の周囲のバルブ
ボディ14に押しつけられた状態で、電動アクチュエー
タ16が空転するように、電動アクチュエータ16に少
し過剰のパルス信号(例えば2000パルス)を与える
。続いて、ステップS5 において弁体15が第1出口
22をほんの僅か緩める程度に、電動アクチュエータ1
6に数パルス(具体的には、第1出口22へ流体が流れ
ない程度のパルス数、例えば1500パルス)与え、終
了する。また、ステップS3 の判断結果がNOの場合
は、ステップS6 において第2出口23を閉じる指示
信号があったか否かの判断を行う。この判断結果がYE
S の場合は、ステップS7 において第2出口23を
弁体15が閉じるように、電動アクチュエータ16に動
作信号を与える。具体的には、弁体15が第2出口23
の周囲のバルブボディ14に押しつけられた状態で、電
動アクチュエータ16が空転するように、電動アクチュ
エータ16に少し過剰のパルス信号(例えば2000パ
ルス)を与える。続いて、ステップS8において、弁体
15が第2出口23をほんの僅か緩める程度に、電動ア
クチュエータ16に数パルス(具体的には、第2出口2
3へ流体が流れない程度のパルス数、例えば1500パ
ルス)与える。一方、ステップS6 の判断結果がNO
の場合は、ステップS3へ戻る。
【0019】〔実施例の作動および効果〕次に、上記実
施例の作動を簡単に説明する。室内暖房または床暖房の
運転が停止すると、制御装置29の働きによって、弁体
15が室内暖房と床暖房とを行う位置で停止する。室内
暖房と床暖房とを行う位置は、入口21と第1出口22
、入口21と第2出口23とが連通する状態であって、
弁体15は、バルブボディ14と接触しない。この結果
、この状態で長期に放置しても、弁体15がバルブボデ
ィ14に固着する不具合は生じない。
施例の作動を簡単に説明する。室内暖房または床暖房の
運転が停止すると、制御装置29の働きによって、弁体
15が室内暖房と床暖房とを行う位置で停止する。室内
暖房と床暖房とを行う位置は、入口21と第1出口22
、入口21と第2出口23とが連通する状態であって、
弁体15は、バルブボディ14と接触しない。この結果
、この状態で長期に放置しても、弁体15がバルブボデ
ィ14に固着する不具合は生じない。
【0020】また、第1出口22または第2出口23を
弁体15によって塞ぐ際は、一旦電動アクチュエータ1
6で出口を塞いだのち、流体が流れない程度に緩む。こ
の結果、弁体15が強くバルブボディ14に押しつけら
れることにより弁体15がバルブボディ14に固着する
不具合を無くすことができる。
弁体15によって塞ぐ際は、一旦電動アクチュエータ1
6で出口を塞いだのち、流体が流れない程度に緩む。こ
の結果、弁体15が強くバルブボディ14に押しつけら
れることにより弁体15がバルブボディ14に固着する
不具合を無くすことができる。
【0021】〔第2実施例〕第6図に第2実施例にかか
る電動三方電磁弁の断面図を示す。本実施例の電動三方
弁は、分岐管13の筒状体20内をバルブボディ(第1
実施例参照)として用いたものである。
る電動三方電磁弁の断面図を示す。本実施例の電動三方
弁は、分岐管13の筒状体20内をバルブボディ(第1
実施例参照)として用いたものである。
【0022】
【変形例】上記の実施例では、温水暖房装置の温水の切
替を行う電動三方弁に本発明を適用した例を示したが、
他の流体の切替を行う電動三方弁に本発明を適用しても
良い。また、実施例中に示した数値は、説明のために用
いた一例を示すものであって、本発明が本実施例の数値
に限定されるものでは無い。
替を行う電動三方弁に本発明を適用した例を示したが、
他の流体の切替を行う電動三方弁に本発明を適用しても
良い。また、実施例中に示した数値は、説明のために用
いた一例を示すものであって、本発明が本実施例の数値
に限定されるものでは無い。
【図1】第1実施例の電動三方弁の断面図である。
【図2】温水暖房装置の温水回路図である。
【図3】制御装置の概略ブロック図である。
【図4】固着防止手段の作動を示すフローチャートであ
る。
る。
【図5】第2固着防止手段の作動を示すフローチャート
である。
である。
【図6】第2実施例の電動三方弁の断面図である。
12 電動三方弁
13 分岐管
15 弁体
16 電動アクチュエータ
17 流入口
18 第1流出口(2つの流出口)
19 第2流出口(2つの流出口)
21 入口
22 第1出口(2つの出口)
23 第2出口(2つの出口)
29 制御装置
37 固着防止手段
Claims (2)
- 【請求項1】 (a)(a−1)流体を流入する1つ
の流入口、およびこの流入口より流入した流体を流出す
る2つの流出口を備え、内部に前記流入口に連通する入
口、前記2つの流出口にそれぞれ連通する2つの出口を
備えた分岐管、(a−2) この分岐管内で移動可能に
配設され、前記2つの出口の一方、または他方の周囲に
押しつけられて、前記2つの出口の一方、または他方を
閉塞する弁体、(a−3) この弁体を前記分岐管内で
移動させる電動アクチュエータを備えた電動三方弁と、
(b) 前記電動アクチュエータを制御して前記弁体の
位置を制御する制御装置とを具備し、(b−1) この
制御装置は、前記電動三方弁の使用停止時に、前記弁体
の位置が、入口より流入した流体が2つの出口の両方へ
流れる位置となるように前記電動アクチュエータを制御
する固着防止手段を備える、電動三方弁の制御装置。 - 【請求項2】 前記電動アクチュエータは、少なくと
もパルスモータを備えたもので、前記制御装置は、前記
弁体によって前記2つの出口の一方、または他方を閉塞
する時、目標位置に到達後、数パルス戻す第2固着防止
手段を備える、請求項1の電動三方弁の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2409481A JPH086831B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 電動三方弁の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2409481A JPH086831B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 電動三方弁の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04249683A true JPH04249683A (ja) | 1992-09-04 |
JPH086831B2 JPH086831B2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=18518811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2409481A Expired - Fee Related JPH086831B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 電動三方弁の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086831B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11132475A (ja) * | 1997-10-28 | 1999-05-21 | Osaka Gas Co Ltd | 暖房装置 |
KR20040001795A (ko) * | 2002-06-28 | 2004-01-07 | 웅진코웨이개발 주식회사 | 투-웨이 밸브 |
KR100461181B1 (ko) * | 2002-03-04 | 2004-12-13 | 삼성전자주식회사 | 마이크로 록밸브 |
JP2005016653A (ja) * | 2003-06-27 | 2005-01-20 | Rinnai Corp | 電磁式切換弁 |
JP2008527262A (ja) * | 2005-01-10 | 2008-07-24 | イネルジー オートモーティヴ システムズ リサーチ | 電子制御式の電気機械バルブ |
JP2018197526A (ja) * | 2017-05-24 | 2018-12-13 | 株式会社デンソー | 電動ポンプ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001108131A (ja) * | 1999-10-13 | 2001-04-20 | Ichimaru Giken:Kk | ピストンバルブ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55100767U (ja) * | 1979-01-08 | 1980-07-14 | ||
JPH02188635A (ja) * | 1989-01-17 | 1990-07-24 | Nissan Motor Co Ltd | 電子制御用スロットル弁制御装置 |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP2409481A patent/JPH086831B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
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KR100461181B1 (ko) * | 2002-03-04 | 2004-12-13 | 삼성전자주식회사 | 마이크로 록밸브 |
KR20040001795A (ko) * | 2002-06-28 | 2004-01-07 | 웅진코웨이개발 주식회사 | 투-웨이 밸브 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH086831B2 (ja) | 1996-01-29 |
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