JPH11131936A - 吊り戸装置における配線装置 - Google Patents

吊り戸装置における配線装置

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JPH11131936A
JPH11131936A JP9297506A JP29750697A JPH11131936A JP H11131936 A JPH11131936 A JP H11131936A JP 9297506 A JP9297506 A JP 9297506A JP 29750697 A JP29750697 A JP 29750697A JP H11131936 A JPH11131936 A JP H11131936A
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wiring
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door stop
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JP9297506A
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Tomio Chikaoka
富美夫 近岡
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Okamura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吊り戸装置への配線を、この吊り戸のための
戸当たり支柱の内部に配設し、その開口部から、メンテ
ナンスを楽に行えるようにする。 【解決手段】 吊り戸6の開閉方向の左右に立設された
中空の支柱3の少なくとも一方の支柱本体9に、その戸
当たり面12とは異なる面に、上下方向に長い開口部1
3を設け、支柱本体9の内部を、戸当たり面12に対向
して断面コ字状の中間材10を固着することにより仕切
って、中空の強度部材を形成し、中間材10の外方に形
成された開口部13と連通する上下方向の空間を、床面
または壁面から欄間部4への配線を収容する収容部と
し、かつ開口部13を閉塞しうる塞材11を、支柱3に
着脱自在に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吊り戸の操作に必
要な電気配線技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、吊り戸の操作または作動に必要な
配線、例えば移動する吊り戸の中に引き入れる配線につ
いては、実開平7−6486号公報、特開平7−238754号公
報、特開平8−13948号公報等に記載され公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような吊
り戸を含めた吊り戸装置、特に壁面に並設された吊り戸
装置への給電ケーブルの導入については、施工業者ごと
に勝手に行われていた。そのため、メンテナンス時に配
線の点検、補修に戸惑いを生じることが多かった。
【0004】本発明は、上述の従来の欠点に着目し、吊
り戸装置への配線を、この吊り戸のための戸当たり支柱
の内部に配設し、その開口部からメンテナンスを容易に
行えるようにした配線装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1)吊り戸の開閉方向の左右に立設された中空の支柱
の少なくとも一方の支柱本体における、戸当たり面とは
異なる面に、上下方向に長い開口部を設け、前記支柱本
体の内部を、前記戸当たり面に対向して断面コ字状の中
間材を固着することにより仕切って、中空の強度部材を
形成するとともに、該中間材の外方に形成された、前記
開口部と連通する上下方向の空間を、床面または壁面か
ら欄間部への配線を収容する収容部とし、かつ前記開口
部を閉塞しうる塞材を、前記支柱に着脱自在に設ける。
【0006】(2)上記(1)項において、支柱を、壁面
と並設された戸当たり支柱とし、開口部を、戸当たり面
とは逆側の面に設ける。
【0007】(3)上記(1)または(2)項において、塞
材を、面ファスナーにより着脱自在に取り付ける。
【0008】(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおい
て、配線を、吊り戸を開閉させるリニアモータ式の駆動
装置への配線とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明を実施し
た吊り戸装置を示すもので、壁(1)(図2)に並設され
た戸枠(2)を構成する左右の戸当たり支柱(3)の間に
は、欄間部(4)に取り付けられたレール(5)から、吊
り戸(6)が、壁開口部(7)を開閉するように移動可能に
吊り下げられている。
【0010】欄間部(4)には、吊り戸(6)の開閉用のリ
ニアモータ式駆動装置が取り付けられており、(8a)はそ
のパワーユニット、(8b)はコントローラ、(8c)は制御
器、(8d)はトランスである。
【0011】このリニアモータ式駆動装置を含む吊り戸
装置のための配線が、左右の戸当たり支柱(3)の少なく
とも1つに収容されている。
【0012】図3〜図5に示すように、戸当たり支柱
(3)は、鋼板を折り曲げて形成した3つの部材、すなわ
ち、支柱本体(9)と中間材(10)と塞材(11)とからなって
いる。
【0013】支柱本体(9)は、吊り戸(6)の端部が丁度
当接するように窪ませた戸当たり面(12)を形成した面
と、この面に対向する側に形成した上下方向に延びる開
口部(13)とを有する。開口部(13)を形成する鋼板の縁部
は、内方に折り曲げられて、塞材(11)の嵌め込みの案内
部分を形成している。
【0014】支柱本体(9)の内部には、断面コ字状の中
間材(10)が挿入されて、支柱本体(9)の厚さのほぼ半分
を閉鎖するようにされ、溶接などの任意適切な手段によ
り固着されている。これにより、支柱本体(9)の戸当た
り面側の半分と中間材(10)とにより、閉鎖断面の強度部
材を形成している。
【0015】中間材(10)の背面には、上下方向に適宜間
隔でファスナー台(14)が固着され、ファスナー台(14)の
上には、一方の面ファスナー(15)が接着されている。
【0016】塞材(11)は、断面コ字状の部材で、支柱本
体(9)の開口部(13)に挿入可能な幅の独立の部材で、そ
の内面には、一方の面ファスナー(15)と対応する位置
に、他方の面フアスナー(16)が接着されている。
【0017】吊り戸装置の設置に当たっては、上述の構
成の戸当たり支柱(3)を備える戸枠(2)を建て込んだ
後、塞材(11)を支柱本体(9)の開口部から外し、床面あ
るいは壁面から、給電ケーブル(17)を中間材(10)の背後
の空間すなわち配線の収容部に引き込み、吊り戸装置へ
の配線を行う。配線後、塞材(11)を支柱本体(9)の開口
部(13)に嵌め込み、面ファスナー(15)(16)の係合により
止め付ける。メンテナンスに当たっては、塞材(11)を外
して、内部の配線の点検、保守を簡単に行うことができ
る。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、中間材の固着により、
支柱本体の内部の戸当たり面側に強度部材となる閉鎖空
間を形成し、中間材の背後には、露出可能な配線空間を
形成することができ、給電ケーブルの設置、保守点検に
極めて有利である。
【0019】請求項2記載の発明のように、支柱を、壁
面と並設された戸当たり支柱とし、開口部を、戸当たり
面とは逆側の面に設けると、配線の収容場所のない壁面
並設の戸枠において、苦労なく配線を収めることができ
る。
【0020】請求項3記載の発明のように、塞材を面フ
ァスナーにより着脱自在に取り付けると、装着が簡単で
容易確実であるばかりでなく、外すのも極めて簡単に行
える。
【0021】請求項4記載の発明のように、配線を、吊
り戸を開閉させるリニアモータ式の駆動装置への配線と
すると、駆動装置への配線を全く外部に露出させずに行
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による配線装置を備える吊り戸装置の正
面図である。
【図2】図2のII−II線に沿う断面図である。
【図3】戸当たり支柱の上部を分解して示す部分斜視図
である。
【図4】塞材を外した状態で示す戸当たり支柱の横断面
図で、図1のV−V線に沿う図である。
【図5】塞材を嵌めた状態で示す戸当たり支柱の横断面
図で、図1のV−V線に沿う図である。
【符号の説明】
(1)壁 (2)戸枠 (3)戸当たり支柱 (4)欄間部 (5)レール (6)吊り戸 (7)壁開口部 (8a)パワーユニット (8b)コントローラ (8c)制御 (8d)トランス (9)支柱本体 (10)中間材 (11)塞材 (12)戸当たり面 (13)開口部 (14)ファスナー台 (15)面ファスナー (16)面ファスナー (17)給電ケーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊り戸の開閉方向の左右に立設された中
    空の支柱の少なくとも一方の支柱本体における、戸当た
    り面とは異なる面に、上下方向に長い開口部を設け、前
    記支柱本体の内部を、前記戸当たり面に対向して断面コ
    字状の中間材を固着することにより仕切って、中空の強
    度部材を形成するとともに、該中間材の外方に形成され
    た、前記開口部と連通する上下方向の空間を、床面また
    は壁面から欄間部への配線を収容する収容部とし、かつ
    前記開口部を閉塞しうる塞材を、前記支柱に着脱自在に
    設けたことを特徴とする吊り戸装置における配線装置。
  2. 【請求項2】 支柱を、壁面と並設された戸当たり支柱
    とし、開口部を、戸当たり面とは逆側の面に設けた請求
    項1記載の吊り戸装置における配線装置。
  3. 【請求項3】 塞材を、面ファスナーにより着脱自在に
    取り付けた請求項1または2記載の吊り戸装置における
    配線装置。
  4. 【請求項4】 配線を、吊り戸を開閉させるリニアモー
    タ式の駆動装置への配線とした請求項1〜3のいずれか
    に記載の吊り戸装置における配線装置。
JP29750697A 1997-10-29 1997-10-29 吊り戸装置における配線装置 Expired - Fee Related JP3525323B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012162857A (ja) * 2011-02-03 2012-08-30 Takenaka Komuten Co Ltd 建具枠
JP2016540143A (ja) * 2013-12-13 2016-12-22 ヴァルター デゲルセッガーDEGELSEGGER,Walter 建物における開口部を閉鎖するための装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012162857A (ja) * 2011-02-03 2012-08-30 Takenaka Komuten Co Ltd 建具枠
JP2016540143A (ja) * 2013-12-13 2016-12-22 ヴァルター デゲルセッガーDEGELSEGGER,Walter 建物における開口部を閉鎖するための装置

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