JPH11131903A - 自動引き戸 - Google Patents

自動引き戸

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JPH11131903A
JPH11131903A JP9340486A JP34048697A JPH11131903A JP H11131903 A JPH11131903 A JP H11131903A JP 9340486 A JP9340486 A JP 9340486A JP 34048697 A JP34048697 A JP 34048697A JP H11131903 A JPH11131903 A JP H11131903A
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JP
Japan
Prior art keywords
sliding door
light
sliding
doors
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP9340486A
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English (en)
Inventor
Masazumi Morishita
正純 森下
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Abstract

(57)【要約】 【目的】両方の引き戸にそれぞれ駆動装置及び制御装置
を持つ自走式両引き自動引き戸において、両方の引き戸
の動作が同期して行われる手段と、引き戸移動線上(敷
居上)の安全検出を手段を兼ねた構成を提供する。 【構成】両方の戸先部に、投光部と受光部を持ち、相手
の引き戸からの光線を受光できるように投光部と受光部
が対向する位置に配置し、投光部からの投光光線を引き
戸の状態及び位置を示す信号で変調し、もう一方の引き
戸の位置及び状態を把握することで、両方の引き戸が同
期して動作することを可能にすると共に、光線が通行者
によって遮られることで、通行者の存在を検知すること
を兼ねた構成とすることを特徴とする自動引き戸。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[産業上の利用分野]本発明は、自動引き
戸に関する。
【0002】[従来の技術]従来技術の例として、特開
平8−177308に示される例がある。
【0003】[発明が解決しようとする課題]上記従来
例では、引き戸の内部に駆動装置を内蔵している。本例
では片引き自動引き戸の例となっているため、片方の制
御を片側のみで完結しているが、両引き自動引き戸を構
成する場合、両方の引き戸間に一方からもう一方の引き
戸の位置又は、状態を知る方法が無く、個々に制御した
場合、両方の引き戸の同期をとることができず、片側が
開き初めが遅くなることで両引き戸間の開度が小さくな
ることで、通行の妨げになることや、同時に開閉しない
ことによって、動作が非常に不調和感を与えることにな
るという欠点を持つ。
【0004】その上、引き戸の移動線上を通行者が通行
することを検知するために、一般的に使用される光線式
安全装置を使用するためには、投光部及び受光部を引き
戸以外の引き戸の近傍の支柱に設置することが一般的で
あり、引き戸移動線上の通行者検出ができないという問
題点と、その投受光部から両引き戸の制御部までを電気
的に結合しなくてはならず、比較的長い距離を持つ電線
の使用が必要になることと、自動引き戸設置の施工段階
で光線式安全装置を設置する事となり、施工時間が長く
なり、コスト高になるという欠点も併せ持つ。
【0005】[課題を解決するための手段]両方の引き
戸の戸先にそれぞれ、投光部と受光部を備え、相対する
両方の引き戸から投光された光線を受光可能となるよう
に、投光部と受光部が対向するように位置を定める。両
方の投光光線を、投光側の引き戸の状態を示す信号によ
って変調し、受光部によって相手側からの光線を受光
し、復調する事によって、他方の引き戸の位置又は状態
を把握し、両方の動作の同期をとることと同時に、引き
戸移動線上を通行者が通行し、光線を遮る事で受光部へ
の信号が遮断される事で、引き戸移動中の通行者の存在
を検知することができる。
【0006】[実施例]本発明に係る実施例を図1を参
照しながら説明する。建築躯体開口部(図示せず)に、
枠体19a,19b,19cが固定され、枠体19cに
ガイドレール18が固定されている。吊り下げローラー
17a,17b,17c,17dが引き戸11a,11
bの上端部に固定され、ガイドレール18上に乗って、
引き戸11a,11bが左右に自在に開閉できるように
なっている。前記引き戸には、それぞれ駆動部14a,
14bと、制御装置20a,20bを持ち、前記駆動部
より駆動力を伝達され回転する駆動プーリー15a,1
5bと、駆動プーリーの回転によって手繰られる歯付き
ベルト16a,16bがガイドレール18の下方部に固
定されている。引き戸戸先近傍の両面に起動センサー2
2a,22bが設置されている。
【0007】引き戸機構1と引き戸機構2は互いに前記
投受光部によって交信される信号によって、お互いの位
置及び状態を知って、同期を取るが、個々には独立して
制御され、駆動される。引き戸11a、11bの戸先部
に投光部12a,12b、受光部13a,13bが設置
され、ケーブル21a,21bによって制御装置20
a,20bに接続され、それぞれ、投光部から投光され
た光線が、受光部によって受光されるように配置されて
いる。制御部20a。20bは、駆動部14a14bの
回転を制御すると共に、駆動部に組み込まれている回転
エンコーダ(図示せず)からの信号を受け、引き戸の位
置を算出する機能を持っている。また、制御装置は、投
光部の光源には、引き戸の状態を示す信号によって変調
する。変調の方法は光の断続変調であっても、強弱変調
であってもその変調方法には依存しない。
【0008】以下に自動引き戸に使用する信号内容の1
例について説明する。全閉状態で静止中、通行者が少な
くとも片方の引き戸の正面付近に接近する事で、通行者
の体の一部か、持ち物の一部を起動センサー22a又
は、22bに接近させる事によって起動センサーが通行
者を検出し(以下起動検出と呼ぶ)、その検出した信号
を制御装置に送信する。制御装置は、その信号によって
駆動装置を駆動するための電力を送出すると共に、投光
部に引き戸スタート信号を送信し、その後決められた手
順によって一連の開閉動作を実行する。通行者の検出を
しなかったもう一方の引き戸は、検出した側の引き戸か
らの投光光線を受光部によって受光し、その光線に重乗
されているスタート信号を得ると同時に制御装置は、駆
動部に制御電力を送出し、引き戸は開き動作を開始し、
同時に投光部からスタート信号を送出し、その後両方の
引き戸は、その位置及び状態を投受光部間の信号交信に
よって知って、同期を取りながら一連の開閉動作を実行
する。
【0009】この一連の開閉動作の中の、閉じ動作期間
中は、通行者に対して、引き戸が近ずき、衝突する危険
の可能性を持つ。しかし、閉じ動作期間中に通行者が引
き戸移動線上に存在する場合、投受光間の光線は通行者
によって遮られることになり、受光部に光線が到達しな
いことになる。この理由で光線が受光できない場合、通
行者が存在することを意味し、両引き戸は停止し、開き
動作へと向かい全開状態で決められた時間停止し、再度
閉じ動作を繰り返す事で安全検出機能を構成している。
【0010】引き戸機構1で通行者を検出した場合の通
常動作の手順例を示す。最初に、引き戸機構1側の手順
を以下の1から10で示す。通常状態を全閉位置とす
る。1(引き戸機構1側起動検出)、2(投光部12a
よりスタート信号送出)、3(駆動部14aへ駆動電力
送出)、4(開き動作を継続し、引き戸位置に合った位
置信号を投光部12aより送出しながら受光部13aに
受信される引き戸機構2からの信号を受信する)、5
(全開位置に到達、全開位置信号送出)、6(決められ
た時間停止)、7(閉じ開始信号送出)、8(引き戸位
置に応じた位置信号を投光部12aより送出し、受光部
13aに受信される引き戸機構2からの信号を受信しな
がら閉じ動作を継続し、光線の受光が無くなった場合停
止し、反転全開位置へ向かう)、9(全閉位置に到
達)、10(全閉位置信号を投光部12aより送出)
【0011】次に引き戸機構2側の手順を以下に1から
12で示す。全閉位置、1(受光部13bに投光部12
aからのスタート信号受信)、2(投光部12bよりス
タート信号送出)、3(制御部20bより駆動部14b
へ駆動電力送出)、4(開き動作を継続し、引き戸位置
に合った位置信号を投光部12bより送出しながら受光
部13bに受信される引き戸機構1からの信号受信)、
5(全開位置に到達)、6(全開位置信号送出)、7
(全開位置で停止し待機)、8(引き戸機構1からの閉
じ開始信号受信)、9(閉じ開始信号を送出し、同時に
閉じ動作開始のため、駆動部14bへ駆動電力送出)、
10(引き戸位置に応じた位置信号を投光部12bより
送出し、受光部13bで信号を受信しながら閉じ動作を
継続し、光線の受光が無くなった場合停止し、反転全開
位置へ向かう)11(全閉位置に到達)、12(全閉位
置信号を投光部12bより送出)以上の本発明による構
成と手順によって、自動引き戸は、通行者を検出し、両
引き戸の同期を取りながら動作し、閉じ動作中に通行者
が引き戸移動線上に存在する場合、安全機構としても投
受光部の光線による交信を利用し、安全に動作できる。
本実施例は、回転モーターによる駆動方式の例を示した
が、駆動方式に対しては制約が無く、例えばリニアモー
ターによる駆動方式であってもこの特徴については変わ
りない。
【0012】[発明の効果]本発明によって、実施例に
示したように、2個の引き戸が本来独立して制御され、
駆動される両引き式引き戸が、両方の引き戸の動作の同
期をとって、単一の制御装置によって制御されているよ
うに動作することができると共に、通行者が引き戸移動
線上に存在する場合に、通行者を検出する事ができ、安
全検出装置として機能することと、引き戸製造段階で前
記信号通信及び、安全検出に使用する投受光部は、引き
戸の中に内蔵する構造で製造が可能になるため、引き戸
内部の配線に要するコードの長さは、引き戸外部に設置
することに比較して、短くなることで安価になること
と、投受光部を引き戸内部に設置することで、危険回避
の最も重要な位置である引き戸移動線上の安全検出にな
ることと、工場生産での製造は、自動引き戸施工段階で
設置工事することに比較して、安価に構成することを可
能にする事を特徴としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動引き戸の全体を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
11a,11b 引き戸 12a,12b 投光部 13a,13b 受光部 14a,14b 駆動部 15a,15b 駆動用プーリー 16a,16b 駆動用歯付きベル
ト 17a,17b、17c、17d 吊り下げローラー 18 ガイドレール 19a、19b 縦固定枠 19c 上部固定枠 20a,20b 制御部 21a,21b ケーブル 22a,22b 起動センサー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両方の引き戸それぞれに少なくとも駆動装
    置を持つ両開き自動引き戸において、両方の引き戸の戸
    先部に、他の一方の引き戸の戸先に向けて光線を出射す
    る投光部と、他のもう一方の引き戸からの光線を受ける
    受光部を備え、その光線を投光する側の引き戸の状態を
    示す信号によって変調する事で、双方向の通信を行うと
    共に、引き戸が開いてる状態で通行者が引き戸移動線上
    に存在する事を、光線が遮断されることで検出すること
    を特徴とする自動引き戸。
JP9340486A 1997-11-04 1997-11-04 自動引き戸 Pending JPH11131903A (ja)

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JP9340486A JPH11131903A (ja) 1997-11-04 1997-11-04 自動引き戸

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JP9340486A JPH11131903A (ja) 1997-11-04 1997-11-04 自動引き戸

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JPH11131903A true JPH11131903A (ja) 1999-05-18

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ID=18337433

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JP9340486A Pending JPH11131903A (ja) 1997-11-04 1997-11-04 自動引き戸

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JP (1) JPH11131903A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102817520A (zh) * 2012-08-30 2012-12-12 南京康尼机电股份有限公司 双控双驱门系统
CN105298286A (zh) * 2015-11-12 2016-02-03 广州新科佳都科技有限公司 一种屏蔽门门机系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102817520A (zh) * 2012-08-30 2012-12-12 南京康尼机电股份有限公司 双控双驱门系统
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