JP2002348075A - エレベーターの出入り口安全装置 - Google Patents

エレベーターの出入り口安全装置

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JP2002348075A
JP2002348075A JP2001157448A JP2001157448A JP2002348075A JP 2002348075 A JP2002348075 A JP 2002348075A JP 2001157448 A JP2001157448 A JP 2001157448A JP 2001157448 A JP2001157448 A JP 2001157448A JP 2002348075 A JP2002348075 A JP 2002348075A
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JP
Japan
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door
car
elevator
opening
safety device
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Pending
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JP2001157448A
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English (en)
Inventor
Keiichi Senda
圭一 仙田
Takayuki Matsui
孝行 松井
Yoshifusa Tai
由房 田井
Atsushi Daikokuya
篤 大黒屋
Takeshi Fukuya
毅 福家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開動作するドアと出入り口枠の間隙に人の指
等の異物が引き込まれるのを未然に防止し、かつ、運行
効率を低下させることなく、かご内の乗客の乗り降りが
可能であるとともに、ドア駆動系の故障による閉じ込め
を回避することが可能なエレベーターの出入り口安全装
置を得る。 【解決手段】 本発明に係わるエレベーターの出入り口
安全装置は、左右の引き込まれ検知手段14aと14b
の左右の信号15a、15bに基づいて、ドアを独立し
て左右に開閉する左側ドア駆動装置17aと右側ドア駆
動装置17bを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーターの出
入り口安全装置に関するものであり、特に開動作するド
アと出入り口枠の間隙に人の指等の異物が引き込まれる
のを未然に防止し、かつ、運行効率を低下させることな
く、かご内の乗客の乗り降りが可能なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなエレベーターの出入り
口安全装置としては、特開平7−149489号公報で
示されているものがある。図3は、上記公報に記載され
たエレベーターの出入り口安全装置を示す図である。図
3において、1は左右に開閉するかごドア、2は乗客が
乗り降りするかごに設けられた出入り口枠、4は手の指
等3が接触したことを検出し、電気信号を出力する接触
検出物である。接触検出物4は例えば電極であり、人の
指先の有する静電容量をこの電極を通して印加して電気
信号を取り出すものである。
【0003】上記エレベーターの出入り口安全装置は、
誤って手の指等3をかごドア1と出入り口枠2との間隙
に近づけ、接触検出物4に触れた場合、接触したことを
検出し、この信号によりかごドア1を開放させないよう
にするものである。
【0004】また、他の従来の技術では、特公平7−1
06867号公報に示すように、乗場ドアまたはかごド
アと対向する出入り口枠の側の長手方向に凹部を設け、
この凹部内の長手方向に沿って投受光させた光電センサ
からなる異物検出手段を設け、乗場ドアまたはかごドア
が開き始める時、誤って手の指等を乗場ドアまたはかご
ドアと出入り口枠との間隙に近づけた場合に、手の指等
異物を異物検出手段が検出することで動作し、かごドア
を停止させるものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の特開平
7−149489号公報及び特公平7−106867号
公報によるエレベーターの出入り口安全装置では、乗場
ドアまたはかごドアと出入り口枠との間隙に手の指等を
近づけた場合、事前に検知し、手の指等が引き込まれる
ことを防止することができるが、検知している間はドア
が開かず、エレベーターが停止した状態になり、運転効
率が低下する問題があった。また、ドア駆動系が故障し
た場合、閉じ込められる問題があった。
【0006】本発明は、前記のような従来に係わる問題
点を解決するためになされたものであり、開動作するド
アと出入り口枠の間隙に人の指等の異物が引き込まれる
のを未然に防止し、かつ、運行効率を低下させることな
く、かご内の乗客の乗り降りが可能なエレベーターの出
入り口安全装置を得ることを目的としている。
【0007】また、ドア駆動系の故障による閉じ込めを
回避することが可能なエレベーターの出入り口安全装置
を得ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、エレベーターのかごの出入り口に開閉自
在に配置された2枚以上のドアと、前記ドアを左右に開
閉させるための電動機と、前記電動機の開閉動作を制御
する制御装置と、前記ドア開閉時に引き込まれを検知す
る検知手段とを備えたエレベーターの出入り口安全装置
において、左右のドア引き込まれ検知手段の信号に基づ
いて、ドアを独立して左右に開閉する手段を備えた構成
としたものである。
【0009】すなわち、本発明は、左右のドア引き込ま
れ検知手段の信号に基づいて、ドアを独立して左右に開
閉する手段を備えたことにより、開動作するドアと出入
り口枠の間隙に人の指等の異物が引き込まれるのを未然
に防止し、かつ、片側が検知しても独立してドアの開閉
が可能であるため、運行効率を低下させることなく、か
ご内の乗客の乗り降りが可能で、ドア駆動系の故障によ
る閉じ込めも防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
用いて説明する。
【0011】図1は本発明の実施形態に係わるエレベー
ターの出入り口安全装置を示す正面図である。1、2
は、図示しないかごに配置されたドアで、1は左側のか
ごドア、2は右側のかごドアである。3は図示しないか
ご枠の上部に横架された駆動装置枠である。4は前記駆
動装置枠3に固定されたドアレールである。5は前記ド
アレール4に沿って開閉方向に滑動自在に係合されたド
アローラで、片側のドア、例えば、前記左側のかごドア
1に対して少なくとも2個設置されている。前記左側の
かごドア1と前記右側のかごドア2は、それぞれ独立し
たドア吊り部材6に固定され、さらに、前記ドア吊り部
材6は前記ドアローラ5に開閉方向に滑動自在に固定さ
れている。7は独立して設けられた前記左側ドア駆動装
置17aと前記右側ドア駆動装置17bの左側開閉ベル
ト8a、右側開閉ベルト8bに前記ドア吊り部材6を接
続するための接続部材である。前記左側開閉ベルト8
a、右側開閉ベルト8bは左側従動プーリ9a、右側従
動プーリ9bと左側駆動プーリ10a、右側駆動プーリ
10bに巻き掛けられている。前記左側駆動プーリ10
a、前記右側駆動プーリ10bには、右側電動機12
a、左側電動機12bの駆動力を伝達するために左側駆
動ベルト11aと右側駆動ベルト11bが巻き掛けられ
ている。前記左側電動機12aと前記右側電動機12b
は1台の制御装置13によってその駆動を制御されてい
る。14a、14bは前記左側のかごドア1と前記右側
のかごドア2に上下方向で一対となるように配置された
左側の引き込まれ検知手段と右側の引き込まれ検知手段
である。15a,15bは前記左側の引き込まれ検知手
段14aと右側の引き込まれ検知手段14bから出され
る左側の検知信号と右側の検知信号で、16a、16b
は前記左側の検知信号15aと前記右側の検知信号15
bの状態を前記制御装置13にフィードバックする左側
の信号線と右側の信号線である。
【0012】上記のように構成されたエレベーターの出
入り口安全装置においては、前記左側のかごドア1と前
記右側のかごドア2を開閉する駆動装置を前記左側ドア
駆動装置17aと前記右側ドア駆動装置17bを独立し
て設けたことにより、片側のドアのみ開閉が可能とな
る。
【0013】次に、図2を用いて本発明に係わるエレベ
ーターの出入り口安全装置の動作について説明する。
【0014】図示しないかごが走行中あるいは、行先階
に停止するとき、乗客18が、前記右側のかごドア2に
設置された前記右側の引き込まれ検知手段14aから出
されている前記右側の検知信号15bを指や腕等で遮断
すると、前記右側の引き込まれ検知手段14aは前記制
御装置13に前記右側のかごドア2と図示しない出入り
口枠との間に引き込まれる可能性のある異物が存在する
ことを前記右側の信号線16bを介して伝達する。前記
制御装置13は入力された前記右側の引き込まれ検知手
段14bの信号に基づき、前記左側ドア駆動装置17a
と前記右側ドア駆動装置17bを構成している前記左側
電動機12aと前記右側電動機12bを制御する。この
時、前記左側のかごドア1には異物などの検知はしてい
ないため、制御装置13から前記左側電動機12aに前
記左側のかごドア1の開指令が出される。本開指令に基
づき、前記左側電動機12aは、前記左側のかごドア1
が開方向に動作するように回転する。前記左側電動機1
2aには前記左側駆動ベルト11aを介して前記左側駆
動プーリ10aに回転可能に接続され、前記左側駆動プ
ーリ10aは、前記左側開閉ベルト8aと前記左側従動
プーリ9aに接続されているため、前記左側電動機12
aの回転力は前記左側開閉ベルト8aに開方向の力にな
り伝達される。前記左側開閉ベルト8aに伝達された開
方向の力は前記左側開閉ベルト8aに接続された前記接
続部材7と前記ドア吊り部材6と前記左側のかごドア1
に伝達される。ここで、前記かごドア1は前記ドアレー
ル4に沿って開閉方向に滑動自在に係合された前記ドア
ローラ5がドア吊り部材6を介して固定されているた
め、滑らかに開動作する。また、反対の前記右側のかご
ドア2は、前記右側の引き込まれ検知手段により異物を
検知しているため、前記制御装置13は前記右側電動機
12bを開かないように制御する。ここで、乗客19は
開いた前記左側のかごドア2から降りることができるた
め、エレベーターの運行効率を低下させることなく運転
が可能となる。また、乗客18も前記右側のかごドア2
と図示しない出入り口枠との隙間に引き込まれることが
ない。また、ドア駆動装置を独立させたことにより、例
えば、前記右側ドア駆動装置17bが故障した場合で
も、反対側の前記左側ドア駆動装置17aを動作させる
ことにより閉じ込め事故を回避することが可能である。
【0015】従来では引き込まれを検知している間はド
アが開かず、エレベーターが停止した状態になり、運転
効率が低下する問題があり、また、ドア駆動装置が故障
した場合、閉じ込められる問題があった。
【0016】本発明は、前記のような従来に係わる問題
点を解決するためになされたものであり、開動作するド
アと出入り口枠の間隙に人の指等の異物が引き込まれる
のを未然に防止し、かつ、運行効率を低下させることな
く、かご内の乗客の乗り降りが可能なエレベーターの出
入り口安全装置を得ることができる。また、ドア駆動装
置の故障による閉じ込めを回避することが可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
左右のドア引き込まれ検知手段の信号に基づいて、ドア
を独立して左右に開閉する手段を備えたため、開動作す
るドアと出入り口枠の間隙に人の指等の異物が引き込ま
れるのを未然に防止し、かつ、運行効率を低下させるこ
となく、かご内の乗客の乗り降りが可能なエレベーター
の出入り口安全装置を得ることができる。また、ドア駆
動装置の故障による閉じ込めを回避することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエレベーターの出入り口安全装置
の一実施形態を示す正面図である。
【図2】本発明に係るエレベーターの出入り口安全装置
の動作を示す正面図である。
【図3】従来のエレベーターの出入り口安全装置の正面
図である。
【符号の説明】
1 左側のかごドア 2 右側のかごドア 3 駆動装置枠 4 ドアレール 5 ドアローラ 6 ドア吊り部材 7 接続部材 8a 左側開閉ベルト 8b 右側開閉ベルト 9a 左側従動プーリ 9b 右側従動プーリ 10a 左側駆動プーリ 10b 右側駆動プーリ 11a 左側駆動ベルト 11b 右側駆動ベルト 12a 左側電動機 12b 右側電動機 13 制御装置 14a 左側の引き込まれ検知手段 14b 右側の引き込まれ検知手段 15a 左側の検知信号 15b 右側の検知信号 16a 左側の信号線 16b 右側の信号線 17a 左側ドア駆動装置 17b 右側ドア駆動装置 18 乗客 19 乗客
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 孝行 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 田井 由房 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 大黒屋 篤 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 福家 毅 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所ビルシステムグループ内 Fターム(参考) 3F307 AA02 DA02 DA33 EA18 EA39

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベーターのかごの出入り口に開閉自
    在に配置された2枚以上のドアと、前記ドアを左右に開
    閉させるための電動機と、前記電動機の開閉動作を制御
    する制御装置と、前記ドア開閉時に引き込まれを検知す
    る検知手段とを備えたエレベーターの出入り口安全装置
    において、左右のドア引き込まれ検知手段の信号に基づ
    いて、ドアを独立して左右に開閉する手段を備えたこと
    を特徴とするエレベーターの出入り口安全装置。
JP2001157448A 2001-05-25 2001-05-25 エレベーターの出入り口安全装置 Pending JP2002348075A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100863514B1 (ko) * 2007-02-06 2008-10-15 주식회사 명원 엘리베이터 도어 개폐 장치
WO2013141881A1 (en) * 2012-03-23 2013-09-26 Otis Elevator Company Elevator car door drive mechanism
US10011463B2 (en) 2013-01-08 2018-07-03 Otis Elevator Company Elevator door friction belt drive including one or more markers
CN114644274A (zh) * 2017-10-11 2022-06-21 欧捷有限公司 电梯系统、测试系统、门阻塞检测系统、紧急呼叫处理系统、呼叫单元、监控系统及方法

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