JPH11130597A - 転位線の伝搬方向の制御方法およびその用途 - Google Patents

転位線の伝搬方向の制御方法およびその用途

Info

Publication number
JPH11130597A
JPH11130597A JP29304997A JP29304997A JPH11130597A JP H11130597 A JPH11130597 A JP H11130597A JP 29304997 A JP29304997 A JP 29304997A JP 29304997 A JP29304997 A JP 29304997A JP H11130597 A JPH11130597 A JP H11130597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gan
based crystal
crystal
growth
mask
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29304997A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Okagawa
広明 岡川
Yoichiro Ouchi
洋一郎 大内
Keiji Miyashita
啓二 宮下
Koichi Taniguchi
浩一 谷口
Kazuyuki Tadatomo
一行 只友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority to JP29304997A priority Critical patent/JPH11130597A/ja
Priority to EP98105090A priority patent/EP0874405A3/en
Priority to US09/046,638 priority patent/US6225650B1/en
Priority to TW087104335A priority patent/TW370729B/zh
Priority to CNB981082467A priority patent/CN1162919C/zh
Publication of JPH11130597A publication Critical patent/JPH11130597A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Led Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転位線の伝搬方向を意図する方向に向かわせ
得る制御方法を提供し、その制御方法によって、好まし
いGaN系結晶基材を形成する方法、さらにその用途を
提供することである。 【解決手段】 ベース基板面1上に、マスク領域12と
非マスク領域11とを形成するようにマスク層2を設け
る。非マスク領域からGaN系結晶の結晶成長を開始
し、成長するGaN系結晶の、C軸方向への成長速度と
C軸に垂直な方向への成長速度との比を制御することに
よって、転位線の伝搬方向を制御する。この方法を用い
てGaN系結晶を成長させ、マスク領域上および/また
は非マスク領域上の意図する領域に、転位線の通過を回
避させてなる低転位のGaN系結晶部分を形成し、Ga
N系結晶基材を得る。さらにこの基材を、ベース基板と
して、また発光素子として用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、GaN系結晶基材
の製造方法、特に、転位の伝搬方向を操作する技術と、
その用途に関する。
【0002】
【従来の技術】GaN系結晶材料を用いた半導体発光素
子は近年高輝度のダイオード(LED)が実現されたの
を機会に研究が活発に行われており、半導体レーザの室
温連続発振の報告も聞かれる様になっている。これらG
aN系半導体発光素子を作製する一般的な方法は、基板
としてサファイアの単結晶を用い、その上に低温でバッ
ファ層を成長し、その後GaN系結晶からなる発光部を
形成するといった手順が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】結晶基板上にGaN系
結晶層を成長させる場合、他の半導体の場合と同様、基
板とGaN系結晶との格子定数が整合しない(格子不整
合)状態では転位などの欠陥が発生する。また、転位
は、不純物の混入や多層膜界面での歪み等の要因によっ
ても発生する。これら発生した転位は、結晶層が成長す
るにつれて層の厚みが増しても上方に継承され、転位線
(貫通転位)と呼ばれる連続した欠陥部分となる。
【0004】転位線が発光特性や寿命に悪影響を及ぼす
ことは知られている。転位は結晶欠陥であるため非発光
再結合中心として働いたり、転位線が電流のパスとして
働き漏れ電流の原因になるなど、発光特性や寿命特性を
低下させる原因となる。
【0005】GaN系半導体発光素子、特にサファイア
結晶を基板として用いたものにおいては、基板とGaN
系層との間に大きな格子不整合が存在するため転位密度
が1010cm-2以上にもなることが知られており、これ
らが伝搬してなる転位線は活性層をも通過し、発光特性
や寿命特性の向上を阻害する要因となっていると考えら
れている。
【0006】本発明の目的は、上記問題に鑑み、ベース
基板とGaN系結晶層との界面において発生する転位線
の伝搬方向を意図する方向に向かわせ得る制御方法を提
供し、さらにその制御方法によって、基板上に成長させ
たGaN系結晶層中に、転位線の通過を回避させて低転
位のGaN系結晶部分を形成する方法を提供し、これら
の方法によって、得られる好ましい発光素子、GaN系
結晶基材を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の制御方法は、次
の特徴を有するものである。 (1)GaN系結晶がC軸を厚み方向として成長可能な
ベース基板面の一部または全部の領域に、マスク領域と
非マスク領域とを形成するようにマスク層を設け、マス
ク層の材料をそれ自身の表面からは実質的にGaN系結
晶が成長し得ない材料として、非マスク領域からGaN
系結晶の結晶成長を開始し、成長するGaN系結晶の、
C軸方向への成長速度とC軸に垂直な方向への成長速度
との比を制御することによって、GaN系結晶中におけ
る転位線の伝搬方向を制御することを特徴とする、Ga
N系結晶中における転位線の伝搬方向の制御方法。
【0008】(2)C軸方向への成長速度とC軸に垂直
な方向への成長速度との比の制御が、マスク層の形成パ
ターン、結晶成長法、結晶成長時の雰囲気ガスの組合わ
せを選択することによってなされるものである上記
(1)記載の転位線の伝搬方向の制御方法。
【0009】また本発明のGaN系結晶基材の製造方法
は次の特徴を有するものである。 (3)GaN系結晶がC軸を厚み方向として成長可能な
ベース基板面の一部または全部の領域に、マスク領域と
非マスク領域とを形成するようにマスク層を設け、マス
ク層の材料をそれ自身の表面からは実質的にGaN系結
晶が成長し得ない材料として、非マスク領域からGaN
系結晶の結晶成長を開始し、成長するGaN系結晶の、
C軸方向への成長速度とC軸に垂直な方向への成長速度
との比を制御することによって、転位線の伝搬方向を制
御し、マスク領域上および/または非マスク領域上の意
図する領域に、転位線の通過を回避させてなる低転位の
GaN系結晶部分を形成することを特徴とするGaN系
結晶基材の製造方法。
【0010】(4)C軸方向への成長速度とC軸に垂直
な方向への成長速度との比の制御が、マスク層の形成パ
ターン、結晶成長法、結晶成長時の雰囲気ガスの組合わ
せを選択することによってなされるものである上記
(3)記載のGaN系結晶基材の製造方法。
【0011】(5)結晶成長法が、有機金属気相成長法
(MOCVD)である上記(4)記載のGaN系結晶基
材の製造方法。
【0012】(6)結晶成長法が、ハイドライド気相エ
ピタキシャル成長法(HVPE)である上記(4)記載
のGaN系結晶基材の製造方法。
【0013】(7)雰囲気ガスが、N2 および/または
2 である上記(4)〜(6)のいずれかに記載のGa
N系結晶基材の製造方法。
【0014】本発明のGaN系半導体発光素子は、上記
(3)〜(7)のいずれかに記載のGaN系結晶基材の
製造方法によって製造されたGaN系結晶基材が用いら
れてなる半導体発光素子であって、該製造方法によって
GaN系結晶基材中に形成された、転位線の通過が回避
されてなる低転位のGaN系結晶部分が、発光層におけ
る発光の中心部に位置していることを特徴とする。
【0015】本発明のGaN系結晶基材は、上記(3)
〜(7)のいずれかに記載のGaN系結晶基材の製造方
法によって製造されたGaN系結晶基材が新たにベース
基板として用いられ、前記製造方法によって伝搬方向を
制御されて該新たなベース基板の上面に到達する転位線
の終端を覆う部分だけにマスク層が設けられて、該新た
なベース基板の上面にマスク領域と非マスク領域とが形
成され、マスク層の材料はそれ自身の表面からは実質的
にGaN系結晶が成長し得ない材料であり、非マスク領
域から前記マスク層の上面を覆うまで成長した低転位の
GaN系結晶層を有することを特徴とする。
【0016】
【作用】本明細書では、GaN系結晶やサファイア基板
などの六方格子結晶の格子面を4つのミラー指数(hk
il)によって指定する場合があれば、記載の便宜上、
指数が負のときには、その指数の前にマイナス記号を付
けて表記するものとし、この負の指数に関する表記方法
以外は、一般的なミラー指数の表記方法に準じる。従っ
て、GaN系結晶の場合では、C軸に平行なプリズム面
(特異面)は6面あるが、例えば、その1つの面は(1
−100)と表記し、6面を等価な面としてまとめる場
合には{1−100}と表記する。また、前記{1−1
00}面に垂直でかつC軸に平行な面を等価的にまとめ
て{11−20}と表記する。また、(1−100)面
に垂直な方向は〔1−100〕、それと等価な方向の集
合を〈1−100〉とし、(11−20)面に垂直な方
向は〔11−20〕、それと等価な方向の集合を〈11
−20〉と表記する。但し、図面にミラー指数を記入す
る場合があれば、指数が負のときには、その指数の上に
マイナス記号を付けて表記し、ミラー指数の一般的な表
記方法に全て準じる。
【0017】「マスク領域」と「非マスク領域」は、と
もにベース基板面(該ベース基板の表層がGaN系結晶
の薄膜層である場合には該薄膜層の上面)中の領域であ
る。マスク層の上面の領域は、マスク領域に等しいもの
とみなし、同義として説明に用いる。
【0018】本発明者らは、先にGaN系結晶とサファ
イア結晶基板との格子定数及び熱膨張係数の違いに起因
するGaN系結晶層のクラック対策として、図5(a)
に示すように、ベース基板1上に、格子状にパターニン
グしたマスク層2を設け、基板面が露出している領域1
1だけにGaN系結晶層30を成長させ、ベース基板面
全体に対してチップサイズのGaN系結晶層30を点在
させることによって、クラックを防止することを提案し
ている(特開平7−273367号公報)。
【0019】その後本発明者らがさらに研究を重ねた結
果、点在的に成長させたGaN系結晶層30をさらに成
長させると、図5(b)に示すように、厚さ方向(C軸
方向)だけでなく、各GaN系結晶層30からマスク層
2上へ向けての横方向(C軸に垂直な方向)へも成長が
行われることが確認された。しかも、横方向への成長速
度は、結晶方位によっては厚さ方向と同程度の高速な成
長が可能な場合もあり、結晶方位依存性が判明した。
【0020】このマスク層よりも上方への成長をさらに
進めると、厚み方向、横方向への成長がさらに継続さ
れ、図5(c)に示す如く、GaN系結晶は、マスク領
域12を完全に覆ってマスク層を埋め込み、非常に欠陥
の少ない平坦でクラックの無い大型且つ厚膜のGaN系
結晶層3が得られる事を見いだした。
【0021】このとき、GaN系結晶層3中に存在する
転位線は、ベース基板を含む下地から継承するか、成長
界面で発生し、図5(c)に示す如く、単に非マスク領
域から上方へ伝搬していくものと考えていた。
【0022】ところが、その後の本発明者等の研究によ
って、上記のようにマスク領域と非マスク領域とを形成
しそのマスク層を埋め込むまで結晶成長を行なう方法
(以下「埋め込み選択成長法」とも呼んで説明する)を
行う場合、マスク層の形成パターン、結晶成長法、結晶
成長時の雰囲気ガスの組合わせを選択することによっ
て、転位線の上方への伝搬方向が意図する方向を制御で
きることを見い出したのである。この制御方法によっ
て、マスク領域上、非マスク領域上のいずれの領域へも
転位線の継承方向を意図的に変化させることができるよ
うになった。換言すると、転位線の通過を回避させるこ
とによって、マスク領域上、非マスク領域上のいずれの
領域でも、低転位の部分とすることができるようになっ
たのである。転位線の伝搬方向を変化させるための要素
である、マスク層の形成パターン、結晶成長法、結晶成
長時の雰囲気ガスの組合わせの詳細については後述す
る。
【0023】
【発明の実施の形態】先ず、本発明による転位線の伝搬
方向の制御方法は、図1(a)および図2(a)に示す
ように、GaN系結晶がC軸を厚み方向として成長可能
なベース基板面1の一部または全部の領域に、マスク領
域12と非マスク領域11とを形成するようにマスク層
2を設ける。マスク層の材料をそれ自身の表面からは実
質的にGaN系結晶が成長し得ない材料とする。ここま
では、本発明者等によって提案された「埋め込み選択成
長法」と同様である。
【0024】このベース基板を用いて、非マスク領域か
らGaN系結晶の結晶成長を開始する。このとき、Ga
N系結晶を成長させるに際し、該GaN系結晶の、C軸
方向への成長速度とC軸に垂直な方向への成長速度との
比を制御することによって、結晶がマスク層よりも高く
成長する時の結晶表面の形態を、大きく分ければ、次の
(a)、(b)のように変化させることができる。
【0025】(a)C軸方向への成長速度を大きくとれ
ば、結晶成長時の表面の形態は、図1(b)に示すよう
に、先ずピラミッド状となる。このように成長させるこ
とによって、転位線Lの伝搬を、同図のようにマスク領
域側に屈曲させることができる。さらに結晶成長を続け
ると、図1(c)に示すように、隣合ったマスク領域か
らの結晶同士が合流し、平坦な上面の状態へと向かう。
このとき、転位線も結晶同士の合流面に沿って上方に向
かう。
【0026】(b)C軸に垂直な方向への成長速度を大
きくとれば、結晶成長時の表面の形態は、図2(b)に
示すように、最初から上面が平坦な台形のように成長す
る。このように成長させることによって、転位線Lを同
図のように、上方に向かって直線的に伝搬させることが
できる。この場合さらに結晶成長を続けると、図2
(c)に示すように、隣合ったマスク領域からの結晶同
士が合流し、平坦な上面の状態は維持され、結晶層の厚
みが増す。このとき、転位線はそのまま継続して上方へ
伝搬する。
【0027】上記C軸方向(厚み方向)への成長速度
と、C軸に垂直な方向(横方向)への成長速度との比を
制御するための要素は、マスク層の形成パターン、結晶
成長法、結晶成長時の雰囲気ガスであり、これらをいか
に組合せるかが重要である。その選択によって上記
(a)、(b)の結晶成長状態が達成できる。
【0028】マスクの形成パターンは、マスク領域の外
形線の方向、即ち、マスク領域と非マスク領域との境界
線の方向が重要である。マスク領域と非マスク領域との
境界線を〈1−100〉方向に伸びる直線とする場合、
GaN系結晶の{11−20}面が、この境界線を越
え、マスク層の上面に沿って横方向に成長する面として
確保される。{11−20}面はオフファセット面であ
るため、ファセット面である{1−100}面に比べ
て、GaN系結晶は横方向に高速に成長する。横方向成
長速度が速くなると、{1−101}面などの斜めファ
セットが形成され難い。その結果平坦に埋め込むのが<
11−20>に比べ薄くて済む。
【0029】逆に、マスク領域と非マスク領域との境界
線を〈11−20〉方向の直線とする場合、ファセット
面である{1−100}面がこの境界線を越えて横方向
に成長する面として確保され、横方向への成長速度は遅
くなる。横方向成長速度に対しC軸方向の成長速度が速
いため、{1−101}面などの斜めファセットが形成
され易い。よって錘状の形状が先ず形成されてから平坦
化する。このため平坦に埋め込むにはある程度の厚みが
必要となる。
【0030】上記マスクパターンの効果を最も顕著に現
すパターンの一例として、ストライプ状のマスクパター
ンが挙げられる。ストライプ状のマスクパターンは、帯
状のマスク層を縞状に配置したパターンである。従っ
て、帯状のマスク領域と帯状の非マスク領域とが交互に
並ぶ。この帯の長手方向が、上記したマスク領域と非マ
スク領域との境界線の方向である。マスクパターンは、
ストライプ状だけに限定されず、境界線を考慮して任意
のパターンとしてもよい。
【0031】結晶成長法としては、HVPE、MOCV
Dが挙げられる。特に、厚膜を作製する場合は成長速度
の速いHVPE法が好ましい。
【0032】雰囲気ガスはH2 、N2 、Ar、He等が
挙げられるが、形状等を制御するにはH2 、N2 が好ま
しく用いられる。H2 リッチな雰囲気ガス中で成長を行
った場合、C軸方向の成長速度が速くなる。特に、マス
ク領域と非マスク領域との境界線の方向を〈11−2
0〉方向の直線とする場合(横方向に遅い場合)の組合
せでは、図1(b)に示すように、顕著にピラミッド状
(錘状)の形状が先ず形成されてから平坦化する。この
ため平坦に埋め込むにはある程度の厚みが必要となる。
【0033】一方、N2 リッチな雰囲気ガス中で成長を
行った場合、H2 リッチな雰囲気の場合に比べ、C軸方
向の成長速度が遅くなるため、相対的に横方向成長速度
が速く、マスクパターンとの組合せによって横方向への
成長をより高速にした場合、転位線は、図2(b)に示
すように、C軸方向に伝搬しマスク領域上の結晶は低転
位となる。
【0034】MOCVDによる結晶成長は、主にH2
ッチ雰囲気下で行われる場合が多い。例えば、 III族ガ
スとして、キャリアガス水素10(L)+有機金属バブ
リング用水素100(cc)。V族ガスとして、キャリ
アガス水素5(L)+アンモニア5(L)。この場合、
水素濃度は75%、であり、これがH2 リッチの一例で
ある。この場合、窒素濃度は0%である。
【0035】一方、N2 リッチは、上記MOCVDによ
る結晶成長でいうと、 III族キャリアガスを窒素に変え
た場合の窒素濃度は約50%である。また、V族キャリ
アガスのみを窒素に変えた場合、窒素濃度は約25%で
ある。よって、窒素濃度が25%以上程度をN2 リッチ
という。
【0036】上記組合せによって、基板−成長層界面を
起点とし上に伸びる転位線の形成のされ方は、マスク領
域上に、{1−101}面などの斜めファセットが出る
場合この面で曲げられるため、マスク領域上に転位が形
成され、この結果マスク開口部上が低転位領域となる。
一方横方向成長速度が速く、{1−101}面などの斜
めファセット面が形成され難い場合は、貫通転位はC軸
方向に伝搬する。この場合マスク上に横方向成長した領
域は低転位となる。
【0037】成長条件を変化させる事で埋め込み厚さ・
低転位領域形成部を制御できるためにデバイス設計の自
由度が上がる。またGaN層とベース基板との直接接触
部位は非マスク部のみで接触面積は小さく両者の熱膨張
係数の相違の影響をあまりうけない事から、厚肉のGa
N層が容易に成長させ得ると言う利点もある。
【0038】ベース基板は、GaN系結晶が成長可能な
ものであればよく、例えば、従来からGaN系結晶を成
長させる際に汎用されている、サファイア、水晶、Si
C等を用いてもよい。なかでも、サファイアのC面、A
面、6H−SiC基板、特にC面サファイア基板が好ま
しい。またこれら材料の表面に、GaN系結晶との格子
定数や熱膨張係数の違いを緩和するためのZnO、Mg
OやAlN等のバッファ層を設けたものであっても良
い。
【0039】特に、ベース基板は、成長させるGaN系
結晶となるべく格子定数が近く且つ熱膨張係数ができる
だけ近いものを選択することが、転位などの欠陥を本来
的に少なくする点及びクラック等をより生じにくくする
点で望ましい。また、後述するマスク層の薄膜形成の際
における高熱やエッチングに対する耐性に優れることが
好ましい。このような点から、ベース基板は、少なくと
もその表層がInX GaY AlZ N(0≦X≦1、0≦
Y≦1、0≦Z≦1、X+Y+Z=1)からなるものが
挙げられる。具体的には、サファイア基板上に、MOV
PE法によりZnOやAlN等のバッファ層、次いでG
aN又はGaAlNの薄層を順次成膜したものが好適に
用い得る。このようなベース基板であれば、該ベース基
板上に成長させるGaN系結晶内に新たに発生する転位
の密度を低く抑える事が出来、良好な結晶性を得ること
ができる。
【0040】マスク層は、それ自身の表面からは実質的
にGaN系結晶が成長し得ない材料を用いる。このよう
な材料としては、例えば非晶質体が例示され、さらにこ
の非晶質体としてSi、Ti、Ta、Zr等の窒化物や
酸化物、即ち、SiO2 、SiNx、TiO2 、ZrO
2 等が例示される。特に、耐熱性に優れると共に成膜及
びエッチング除去が比較的容易なSiO2 膜が好適に使
用できる。
【0041】マスク層は、例えば真空蒸着、スパッタ、
CVD等の方法により基板全表面を覆うように形成した
後、通常のフォトリソグラフィー技術によって光感光性
レジストのパターニングを行い、エッチングによって基
板の一部を露出させる等の手段で形成される。
【0042】GaN系結晶は、式InX GaY AlZ
(0≦X≦1,0≦Y≦1,0≦Z≦1,X+Y+Z=
1)で決定される化合物半導体である。特に、厚膜層と
して有用なものとしてはGaNが挙げられる。
【0043】本発明によるGaN系結晶基材の製造方法
は、上記説明による転位線の伝搬方向の制御方法を利用
し、転位線を自在に湾曲させ、マスク層を覆うまでGa
N系結晶の成長を行い、所望の領域を低転位とした基材
を得るものである。
【0044】また、本発明によるGaN系半導体発光素
子は、上記GaN系結晶基材の製造方法によって製造さ
れたGaN系結晶基材を用いるものであり、そのGaN
系結晶層を発光部として用いる。特に、上記GaN系結
晶基材の製造方法によって、そのGaN系結晶層中に形
成された、転位線の通過を意図的に回避させて得た低転
位のGaN系結晶部分を、発光層における発光の中心部
に位置するように利用した発光素子である。
【0045】また、本発明によるGaN系結晶基材は、
上記GaN系結晶基材の製造方法によって製造されたG
aN系結晶基材がさらに、新たなベース基板(新ベース
基板)として用いられた基材である。本発明による基材
の製造方法によって、伝搬方向を制御されて、新ベース
基板の上面に到達させた転位線の終端を覆う部分だけに
マスク層を設ける。このマスク層は上記説明したものと
同様である。これによって新ベース基板の上面にマスク
領域と非マスク領域とを形成する。この非マスク領域か
ら前記マスク層の上面を覆うまで成長させると、層全体
が低転位のGaN系結晶層が得られるのである。
【0046】
【実施例】
実施例1 本実施例では、図1に示すように、マスク領域上に転位
線を曲げ、非マスク領域を低転位領域とした例である。 〔ベース基板の作成〕最も基礎の結晶基板としてはサフ
ァイアC面基板を用いた。まずこのサファイア基板をM
OCVD装置内に配置し、水素雰囲気下で1100℃ま
で昇温し、サーマルエッチングを行った。その後温度を
500℃まで下げAl原料としてトリメチルアルミニウ
ム(以下TMA)、N原料としてアンモニアを流し、A
lN低温バッファ層を成長させた。つづいて温度を10
00℃に昇温しGa原料としてトリメチルガリウム(以
下TMG)を、N原料としてアンモニアを流し、GaN
層を2μm成長させ、ベース基板を得た。
【0047】〔マスク層の形成〕その後成長装置から取
出しスパッタリング装置にてSiO2 マスク層を形成し
た。SiO2 マスク層のパターンは、帯の長手方向が、
成長するGaN系結晶の〈11−20〉方向になるスト
ライプ状とした。
【0048】〔GaN系結晶の成長;基材の完成〕次に
この試料をMOCVD装置内に配置し水素雰囲気(アン
モニアを含む)下で、1000℃まで昇温しTMG、ア
ンモニアを30分間流し、GaN結晶を成長させた。G
aN結晶は、先ず図1(b)に示すように、ピラミッド
状を呈し、転位線はマスク領域側に屈曲した。その後平
坦になるまで成長を続けたところ10μmで平坦になっ
た。
【0049】〔発光素子の形成〕その後、図3に示すよ
うに、低転位領域が発光層4の発光の中心に位置するよ
うに電流阻止層5を設け発光素子を形成したところ発光
効率の高いものが作製できた。図3では、6は上部側の
クラッド層、7、8は電極である。
【0050】実施例2 マスク層の帯の長手方向を、成長するGaN系結晶の
〈1−100〉方向になるストライプ状とし、雰囲気ガ
スを窒素リッチとしたこと以外は実施例1と同様にGa
N系結晶層を形成した。この結果平坦になるまでの厚み
は2μmであった。その後、図4に示すように、低転位
領域が発光層4の発光の中心に位置するように電流阻止
層5を設け発光素子を形成したところ発光効率の高いも
のが作製できた。図3と同様、6は上部側のクラッド
層、7、8は電極である。
【0051】
【発明の効果】本発明によって、ベース基板とGaN系
結晶層との界面において発生する転位線の伝搬方向を意
図する方向に向かわせることができた。これによって基
板上に成長させたGaN系結晶層の任意の部位に、転位
線の通過が回避された低転位のGaN系結晶部分を形成
できた。
【0052】また、低転位なGaN系結晶基材を作製す
る事でこれを利用した各種デバイスの性能を向上させる
事が出来た。低転位領域の形成を制御する事が出来るた
め、デバイス設計の幅が広がり、また、僅かな膜厚で埋
め込む事が可能ともなったので、そりの問題が無くなっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御方法、およびGaN系結晶基材の
製造方法の一例を示す図である。
【図2】本発明の制御方法、およびGaN系結晶基材の
製造方法の他の例を示す図である。
【図3】図1に示す本発明の製造方法によって得られた
GaN系結晶基材を用いたGaN系発光素子の一例を示
す図である。
【図4】図2に示す本発明の製造方法によって得られた
GaN系結晶基材を用いたGaN系発光素子の一例を示
す図である。
【図5】マスク層上へのGaN系結晶の成長を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 ベース基板 1a 基礎の結晶基板 1b バッファ層 1c GaN系結晶の表層 2 マスク層 11 非マスク領域 12 マスク領域 3 GaN系結晶層 L 転位線 4 発光層 5 電流阻止層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 浩一 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 只友 一行 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GaN系結晶がC軸を厚み方向として成
    長可能なベース基板面の一部または全部の領域に、マス
    ク領域と非マスク領域とを形成するようにマスク層を設
    け、マスク層の材料をそれ自身の表面からは実質的にG
    aN系結晶が成長し得ない材料として、非マスク領域か
    らGaN系結晶の結晶成長を開始し、成長するGaN系
    結晶の、C軸方向への成長速度とC軸に垂直な方向への
    成長速度との比を制御することによって、GaN系結晶
    中における転位線の伝搬方向を制御することを特徴とす
    る、GaN系結晶中における転位線の伝搬方向の制御方
    法。
  2. 【請求項2】 C軸方向への成長速度とC軸に垂直な方
    向への成長速度との比の制御が、マスク層の形成パター
    ン、結晶成長法、結晶成長時の雰囲気ガスの組合わせを
    選択することによってなされるものである請求項1記載
    の転位線の伝搬方向の制御方法。
  3. 【請求項3】 GaN系結晶がC軸を厚み方向として成
    長可能なベース基板面の一部または全部の領域に、マス
    ク領域と非マスク領域とを形成するようにマスク層を設
    け、マスク層の材料をそれ自身の表面からは実質的にG
    aN系結晶が成長し得ない材料として、非マスク領域か
    らGaN系結晶の結晶成長を開始し、成長するGaN系
    結晶の、C軸方向への成長速度とC軸に垂直な方向への
    成長速度との比を制御することによって、転位線の伝搬
    方向を制御し、マスク領域上および/または非マスク領
    域上の意図する領域に、転位線の通過を回避させてなる
    低転位のGaN系結晶部分を形成することを特徴とする
    GaN系結晶基材の製造方法。
  4. 【請求項4】 C軸方向への成長速度とC軸に垂直な方
    向への成長速度との比の制御が、マスク層の形成パター
    ン、結晶成長法、結晶成長時の雰囲気ガスの組合わせを
    選択することによってなされるものである請求項3記載
    のGaN系結晶基材の製造方法。
  5. 【請求項5】 結晶成長法が、有機金属気相成長法であ
    る請求項4記載のGaN系結晶基材の製造方法。
  6. 【請求項6】 結晶成長法が、ハイドライド気相エピタ
    キシャル成長法である請求項4記載のGaN系結晶基材
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 雰囲気ガスが、N2 および/またはH2
    である請求項4〜6のいずれかに記載のGaN系結晶基
    材の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項3〜7のいずれかに記載のGaN
    系結晶基材の製造方法によって製造されたGaN系結晶
    基材が用いられてなる半導体発光素子であって、該製造
    方法によってGaN系結晶基材中に形成された、転位線
    の通過が回避されてなる低転位のGaN系結晶部分が、
    発光層における発光の中心部に位置していることを特徴
    とするGaN系半導体発光素子。
  9. 【請求項9】 請求項3〜7のいずれかに記載のGaN
    系結晶基材の製造方法によって製造されたGaN系結晶
    基材が新たにベース基板として用いられ、前記製造方法
    によって伝搬方向を制御されて該新たなベース基板の上
    面に到達する転位線の終端を覆う部分だけにマスク層が
    設けられて、該新たなベース基板の上面にマスク領域と
    非マスク領域とが形成され、マスク層の材料はそれ自身
    の表面からは実質的にGaN系結晶が成長し得ない材料
    であり、非マスク領域から前記マスク層の上面を覆うま
    で成長した低転位のGaN系結晶層を有することを特徴
    とするGaN系結晶基材。
JP29304997A 1997-03-25 1997-10-24 転位線の伝搬方向の制御方法およびその用途 Pending JPH11130597A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29304997A JPH11130597A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 転位線の伝搬方向の制御方法およびその用途
EP98105090A EP0874405A3 (en) 1997-03-25 1998-03-20 GaN group crystal base member having low dislocation density, use thereof and manufacturing methods thereof
US09/046,638 US6225650B1 (en) 1997-03-25 1998-03-24 GAN group crystal base member having low dislocation density, use thereof and manufacturing methods thereof
TW087104335A TW370729B (en) 1997-03-25 1998-03-24 GaN group crystal base member having low dislocation density, use thereof and manufacturing methods thereof
CNB981082467A CN1162919C (zh) 1997-03-25 1998-03-25 具有低位错密度的氮化镓族晶体基底部件及其用途和制法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29304997A JPH11130597A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 転位線の伝搬方向の制御方法およびその用途

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11130597A true JPH11130597A (ja) 1999-05-18

Family

ID=17789825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29304997A Pending JPH11130597A (ja) 1997-03-25 1997-10-24 転位線の伝搬方向の制御方法およびその用途

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11130597A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001158698A (ja) * 1999-12-01 2001-06-12 Sony Corp 窒化物系iii−v族化合物の結晶製造方法、窒化物系iii−v族化合物結晶基板、窒化物系iii−v族化合物膜およびデバイスの製造方法
US6623560B2 (en) 2000-07-18 2003-09-23 Sony Corporation Crystal growth method
JP2004508268A (ja) * 2000-09-06 2004-03-18 シービーエル テクノロジーズ インコーポレーテッド 欠陥の少ない、亀裂のないエピタキシャル膜を不整合基板上に形成する方法
WO2005121418A1 (ja) * 2004-06-09 2005-12-22 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Iii族窒化物結晶およびその製造方法、ならびにiii族窒化物結晶基板および半導体デバイス
US7087930B2 (en) 2003-03-28 2006-08-08 Toyodaa Gosei Co., Ltd. Semiconductor light emitting element and method of making same
JP2006324680A (ja) * 2006-06-08 2006-11-30 Sony Corp 結晶膜、結晶基板および半導体装置
JP2006352084A (ja) * 2005-05-16 2006-12-28 Sony Corp 発光ダイオードおよびその製造方法ならびに集積型発光ダイオードおよびその製造方法ならびに窒化物系iii−v族化合物半導体の成長方法ならびに光源セルユニットならびに発光ダイオードバックライトならびに発光ダイオードディスプレイならびに電子機器
JP2007119325A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Sumitomo Electric Ind Ltd Iii族窒化物結晶およびその成長方法
JP2008063221A (ja) * 2007-09-25 2008-03-21 Sony Corp 窒化物系iii−v族化合物層およびそれを用いた基板
US7372077B2 (en) 2003-02-07 2008-05-13 Sanyo Electric Co., Ltd. Semiconductor device
JP2008523635A (ja) * 2004-12-14 2008-07-03 オプトガン オイ 半導体基板、半導体装置、および半導体基板の製造方法
JP2009057247A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Sumitomo Electric Ind Ltd Iii族窒化物結晶の成長方法およびiii族窒化物結晶基板
US7727331B2 (en) 2001-01-18 2010-06-01 Sony Corporation Crystal firm, crystal substrate, and semiconductor device
JP2015029099A (ja) * 2013-07-30 2015-02-12 ソウル セミコンダクター カンパニー リミテッド 窒化ガリウム系ダイオード及びその製造方法

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001158698A (ja) * 1999-12-01 2001-06-12 Sony Corp 窒化物系iii−v族化合物の結晶製造方法、窒化物系iii−v族化合物結晶基板、窒化物系iii−v族化合物膜およびデバイスの製造方法
US6623560B2 (en) 2000-07-18 2003-09-23 Sony Corporation Crystal growth method
JP2004508268A (ja) * 2000-09-06 2004-03-18 シービーエル テクノロジーズ インコーポレーテッド 欠陥の少ない、亀裂のないエピタキシャル膜を不整合基板上に形成する方法
US8741451B2 (en) 2001-01-18 2014-06-03 Sony Corporation Crystal film, crystal substrate, and semiconductor device
US7727331B2 (en) 2001-01-18 2010-06-01 Sony Corporation Crystal firm, crystal substrate, and semiconductor device
US7372077B2 (en) 2003-02-07 2008-05-13 Sanyo Electric Co., Ltd. Semiconductor device
US8101465B2 (en) 2003-02-07 2012-01-24 Sanyo Electric Co., Ltd. Method of fabricating a semiconductor device with a back electrode
US7589357B2 (en) 2003-02-07 2009-09-15 Sanyo Electric Co., Ltd. Semiconductor device and method of fabricating the same
US7087930B2 (en) 2003-03-28 2006-08-08 Toyodaa Gosei Co., Ltd. Semiconductor light emitting element and method of making same
US8038794B2 (en) 2004-06-09 2011-10-18 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Group III-nitride crystal, manufacturing method thereof, group III-nitride crystal substrate and semiconductor device
WO2005121418A1 (ja) * 2004-06-09 2005-12-22 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Iii族窒化物結晶およびその製造方法、ならびにiii族窒化物結晶基板および半導体デバイス
JP2008523635A (ja) * 2004-12-14 2008-07-03 オプトガン オイ 半導体基板、半導体装置、および半導体基板の製造方法
JP2006352084A (ja) * 2005-05-16 2006-12-28 Sony Corp 発光ダイオードおよびその製造方法ならびに集積型発光ダイオードおよびその製造方法ならびに窒化物系iii−v族化合物半導体の成長方法ならびに光源セルユニットならびに発光ダイオードバックライトならびに発光ダイオードディスプレイならびに電子機器
JP2007119325A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Sumitomo Electric Ind Ltd Iii族窒化物結晶およびその成長方法
JP2006324680A (ja) * 2006-06-08 2006-11-30 Sony Corp 結晶膜、結晶基板および半導体装置
JP2009057247A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Sumitomo Electric Ind Ltd Iii族窒化物結晶の成長方法およびiii族窒化物結晶基板
JP2008063221A (ja) * 2007-09-25 2008-03-21 Sony Corp 窒化物系iii−v族化合物層およびそれを用いた基板
JP2015029099A (ja) * 2013-07-30 2015-02-12 ソウル セミコンダクター カンパニー リミテッド 窒化ガリウム系ダイオード及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6380051B1 (en) Layered structure including a nitride compound semiconductor film and method for making the same
JP3620269B2 (ja) GaN系半導体素子の製造方法
JP4055304B2 (ja) 窒化ガリウム系化合物半導体の製造方法
JPH11145516A (ja) 窒化ガリウム系化合物半導体の製造方法
JPH11126948A (ja) 半導体素子およびその製造方法ならびに半導体発光素子
JP2002335051A (ja) 窒化物系半導体素子および窒化物系半導体の形成方法
JPH11135832A (ja) 窒化ガリウム系化合物半導体及びその製造方法
JPH1143398A (ja) GaN系結晶成長用基板およびその用途
JPH11130597A (ja) 転位線の伝搬方向の制御方法およびその用途
JP4734786B2 (ja) 窒化ガリウム系化合物半導体基板、及びその製造方法
JP2000223417A (ja) 半導体の成長方法、半導体基板の製造方法および半導体装置の製造方法
JPH11274082A (ja) Iii 族窒化物半導体およびその製造方法、およびiii 族窒化物半導体装置
JP2000174393A (ja) Iii族窒化物半導体およびその製造方法、およびiii族窒化物半導体装置
JP3650531B2 (ja) GaN系結晶基材およびその製造方法
JPH11145515A (ja) GaN系半導体発光素子およびその製造方法
JPH11163402A (ja) GaN系半導体発光素子
US20050132950A1 (en) Method of growing aluminum-containing nitride semiconductor single crystal
JP2001345281A (ja) Iii族窒化物系化合物半導体の製造方法及びiii族窒化物系化合物半導体素子
JP3416042B2 (ja) GaN基材及びその製造方法
US6855571B1 (en) Method of producing GaN-based semiconductor laser device and semiconductor substrate used therefor
JP3562478B2 (ja) 窒化物半導体の成長方法及びそれを用いた素子
JP2000173929A (ja) GaN系結晶成長用基板およびその用途
JP4140595B2 (ja) 窒化ガリウム系化合物半導体
JP2000174343A (ja) 窒化物半導体の製造方法及び発光素子
JP3555657B2 (ja) 低欠陥窒化物半導体基板及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040316

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040713