JPH11129829A - 車載用品固定具 - Google Patents

車載用品固定具

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JPH11129829A
JPH11129829A JP30081297A JP30081297A JPH11129829A JP H11129829 A JPH11129829 A JP H11129829A JP 30081297 A JP30081297 A JP 30081297A JP 30081297 A JP30081297 A JP 30081297A JP H11129829 A JPH11129829 A JP H11129829A
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vehicle
fixed
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rotating
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JP30081297A
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Takeshi Hashiguchi
武史 橋口
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SERUSTAA KOGYO KK
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SERUSTAA KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】受信機等の車載用品をフロントガラスやダッシ
ュボード等にその位置や向きを変更自在かつ安定に固定
する車載用品固定具を提供する。 【解決手段】 基台部2に所定間隔で設けた一対の支持
部12a、12bの間に回動部材3を回動自在に取付
け、且つ回動部材の端部に車載用品を載置する載置台3
3を備えた台座部4を回動自在に取り付け、支持部12
a、12bと回動部材3とははがたの噛合により係止及
び回動自在に構成され、回動部材3と載置台33も係止
及び回動自在に構成している。そしてこの基台部2を吸
盤13によりフロントガラスに、両面接着テープ又はマ
ジックテープ等でダッシュボードに固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車載用品、例えば受
信機を各種の車両内に固定する際に適用して好適な車載
用品固定具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知の如くトラックや乗用車等の各種車
両では、お守りを吊り下げたり、飲料用のカップを固定
したり、電波を受信するための受信機を固定したりして
いる。特に受信機を車両内に固定する場合、従来は図8
に示すような固定具61が使用されることがあった。固
定具61の構成を大別すると、フロントガラス(図示省
略)に固定される平板状の固定部62と、この固定部6
2の一端を柱状に延長した支持部63、更に支持部63
の先端にネジ64によって回動自在に取り付けられた平
板状の載置台65等により構成されている。
【0003】前記固定部62と支持部63とは、鉄板を
プレス加工して一体に構成されたものであり、フロント
ガラスに固定する際は、固定部62に形成した取付孔6
6(但し支持部63の両側に形成されている)に取り付
けた一対の吸盤67によってフロントガラスに吸着させ
ている。前記載置台65は合成樹脂を一体成形したもの
であり、下側面にネジ挿通孔(図示せず)を形成した締
付部65aが一体に形成されている。そして、そして、
支持部63の先端は締付部65aを両側から挟み付ける
ように2枚に分岐され、この分岐位置にネジ孔(図示せ
ず)が形成されている。従って、分岐位置で締付部65
aを挟むとネジ孔が連通し、ここにネジ64を挿通して
ナット締めすることにより、載置台65をシーソーのよ
うに回動自在に支持することができる。載置台65上に
は、想像線で示すように受信機68が固定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記固定具61におい
て、固定部62と支持部63とは一体であるから、固定
部62に対し支持部63の角度を変えることはできな
い。また、載置台65はネジ64を中心に、即ちネジ締
め位置Pを中心に矢印のように回動することはできる
が、水平方向に回動することはできない。このため、受
信機68をレーダー波の方向に向けにくく、指向性の強
い電波を受信しにくい面があるうえに、ダッシュボード
等に固定する際には別途形状の異なる物を用意すること
が必要であった。しかも、固定部62に対する支持部6
3の傾斜角度が一定であり、支持部63の長さも一定で
ある。このため、フロントガラスの傾斜角度によって
は、固定しにくいこともあった。また、支持部63と載
置台65との固定が1本のネジで行われているうえに、
支持部63が金属で締付部65aが合成樹脂であるた
め、ねじ締めしても滑りやすく、一旦締め付け固定した
後に載置台65が不所望に傾斜するなどの問題もあっ
た。
【0005】本発明は前記状況に鑑みてなされたもので
あり、その目的はフロントガラスやダッシュボード等の
所望位置に車載用品を固定することができるうえに、車
載用品の位置や方向を三次元的に調整し且つ設定し得る
車載用品固定具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、請求項1記載の発明によれば、車両の所望位置
に吸着または接着により固定される基台部と、前記基台
部に所定間隔で形成された一対の支持部間に挟み付けら
れるとともに前記支持部に対し回動自在に且つ係止自在
に取付られる回動部材と、前記回動部材の一端に固定さ
れる延長部材と、前記延長部材の一端に前記回動部材の
回動方向に対し直交する方向に回動自在に取り付けられ
る台座部とを備え、前記台座部に固定した車両用品を前
記回動部材の回動と前記台座部の回動とによって3次元
的に移動させることを特徴としている。また、請求項2
記載の発明によれば、前記車載用品固定具において、前
記回動部材は、棒状の基材で構成し、該棒状の基材の両
端部に歯形を形成し、前記一対の支持部であって前記基
材を挟み付ける面に歯形を形成して、歯形同士の噛合い
により前記基材を前記支持部間に係止するとともに、前
記歯形同士の間にゆるみを形成して前記回動部材及び延
長部材を回動させることを特徴としている。さらに、請
求項3記載の発明によれば、前記車載用品固定具におい
て、前記延長部材は必要に応じて長さの異なるものに交
換し得る構成であることを特徴としている。そして、請
求項3記載の発明によれば、前記車載用品固定具におい
て、前記台座部は、前記延長部材の一端に回動不可に固
定されるシャフトと、このシャフトに回動不可に係止さ
れるばね部材と、前記シャフトによって回動自在に支持
されるとともに、前記ばね部材に形成した突起が弾性的
に噛合する歯形を形成した載置台とを備えていることを
特徴としている。
【0007】上記のように車載用品固定具を構成するこ
とにより、固定部に平板部が形成されているので、車両
の所望位置、例えばフロントガラスに吸盤を用いて基台
部を固定することができるうえに、両面接着テープ等を
用いて例えばダッシュボードに固定することができる。
基台部には一対の支持部が設けられ、その間に前記回動
部材を構成する棒状の基材が挟み込まれてネジにより締
め付けられるのであるが、支持部と基材との当接位置に
は歯形が形成されているので、ネジを弛めることにより
基材を回動させ、歯形同士を噛合させることにより回動
不可に係止することができる。基材には、長さ交換自在
に延長部材が固定され、この延長部材の一端に台座部が
固定される。台座部は延長部材の一端に回動不可に固定
されるシャフトと、このシャフトに回動不可に係止され
るばね部材と、前記シャフトによって回動自在に支持さ
れるとともに前記ばね部材に形成した突起が弾性的に噛
合する歯形を形成した載置台とを備えている。従って、
載置台はシャフトを中心に回動可能となっている。回動
可能な範囲は車載用品によって決めればよい。例えば、
受信機の固定であれば、左30°、右30°に10°ず
つ6段階の構造で十分であるが、前後に向きを変える必
要がある車載用品の固定であれば、360°に向きを変
えられるようにするのがよい。前記車両用品固定具にあ
っては、基台部に対して回動部材を回動させ且つ係止す
ることができ、回動部材の回動方向に対し直交する方向
に台座部を回動、即ち方向を変えることができ、前記延
長部材の交換、基台部の固定方法の多様化と相いまって
固定具の多目的利用、使い勝手の向上を図ることができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る車載用品固定
具(以下、単に固定具と略称する)の実施形態を説明す
る。なお、実施形態の説明にあたっては、図1〜図4を
参照して固定具及び固定具を構成する各部材について説
明し、次いで図5及び図6を参照して使用形態を説明す
る。
【0009】固定具1の構成部材は、車両のフロントガ
ラスの側面やダッシュボード上に直に取り付けられる基
台部2と、この基台部2に回動自在に取り付けられる回
動部材3と、この回動部材3の先端に取り付けられると
ともに、回動部材3の回動軸に対し直交する回転軸で回
動する台座部4とに大別される。基台部2は合成樹脂を
一体成形したものであり、平板部11と左右一対の支持
部12a、12bとを備えている。平板部11には後述
する吸盤13を取り付けるための取付孔14a、14
b、14cが形成され、支持部12a、12bの先端の
内側には回動部材3の滑り止めを行う係止用の歯形15
a、15bが環状に形成されている。また、支持部12
a、12bの先端にはネジ挿通孔16a、16bが形成
され、回動部材3を一対の支持部12a、12b間に挟
み付けた状態で、しかも回動自在に且つ所定位置に係止
できるように飾りネジ17a、17bにより締め付けら
れるようになっている。
【0010】回動部材3は合成樹脂を一体成形したもの
であり、T字形の基材21と延長部材22、更に基材2
1の両端の内側に固定されるナット23a、23bを備
えている。なお、基材21の長さは、前記一対の支持部
材12a、12bの内側に嵌合するように設定され、両
端部には前記歯形15a、15bに歯合する歯形24
a、24bが環状に形成され、歯形24a、24bの中
心に前記飾りネジ17a、17bを挿通させるための挿
通孔25a、25bが形成されている。基材21は、図
1〜図3では円柱状に見えるが、実際には図4から明ら
かなように蒲鉾形とも言える形状であり、内部は中空部
21aに形成されている。そして、歯形24a、24b
に対向する位置の内側において、挿通孔25a、25b
に連通するようにしてナツト23a、23bが固定され
る。
【0011】基材21のほぼ中央部には、延長部材22
をネジ止め固定するための突状固定部26が形成されて
いる。突状固定部26の先端は段差状に形成され、延長
部材22の先端も段差状に形成されている。そして、突
状固定部26に延長部材22を固定する場合は、両者の
段差部を重ね合わせ、延長部材22に形成したネジ挿通
孔22aと突状固定部26に形成したネジ挿通孔26a
とを連通させ、図7に示すようにネジ27及びナット2
8で締め付け固定する。延長部材22の先端部には、台
座部4を回動自在に取り付けるためのネジ挿通孔22b
が形成されている。なお、延長部材22については、後
に図7を参照して説明するように固定具1の固定状況等
に応じて長さの異なるものに交換できるようになってい
る。
【0012】台座部4は、漏斗状とも言える形状のカバ
ー31と、上方に開いた状態のばね部材32と、板状の
載置台33を回動自在に受けるためのシャフト34と、
ネジ35及びワッシャ36、ナット37により構成され
ている。カバー31の中心部には固定部38が設けら
れ、この固定部38を挿通するようにしてたいこ形のシ
ャフト挿通孔38aが形成されている。固定部38は一
見すると円柱状であるが、図2及び図3に示すように一
部を切り欠いて平板部38aに形成されている。この平
板部38bは、載置台33を回動する場合にカバー31
やシャフト34の回動を阻止するためのものであって、
延長部材22の先端に取付られる際に、延長部材22の
先端に形成された直線状の壁部22bに当て付けられ
る。従って、平板部38b及び壁部22bの構造は、係
止構造と言い換えることができる。
【0013】ばね部材32は、載置台33を回動する際
にクリック感を発生させるとともに、載置台33の不所
望な回動を防止するためのものである。ばね部材32は
全体が適度な弾性を有していて、中心部にはたいこ形の
シャフト挿通孔32aが形成され、一対のばね部32b
の先端には突起32cが形成されている。シャフト34
の下部の外周はたいこ部34aに形成されているので、
このたいこ部34aをシャフト挿通孔32a、38aに
挿通させると、シャフト34、ばね部材32、カバー3
1が一体化され個々の回動が阻止される。シャフト34
の中心にはネジ挿通孔34bが形成され、外側の上部に
は小径の円柱部34cが形成されている。この円柱部3
4cは、載置台33の下側(図1の右方に図示)に形成
した凹状の嵌合部33aに嵌合して、載置台33を回動
自在に支持するものである。嵌合部33aの周囲には、
環状の歯形33bが形成されている。この構成によれ
ば、台座部4を組み立てた場合、歯形33bに想像線で
示すようにばね部材32に形成した突起32cが噛合す
る。従って、台座部4を回動させた場合、クリック感が
得られるとともに、台座部4がばね部材32の弾性によ
り係止され、台座部4の不所望な回動を防止することが
できる。
【0014】次に、固定具1の組み立てについて説明す
る。先ず、台座部4の組み立てについて述べると、延長
部材22の先端に形成したネジ挿通孔22bの下側から
上方に向けてネジ41を挿通する。次いで、ネジ41に
挿通させた状態でカバー31を延長部材22の先端に位
置決めするのであるが、ここで固定部38の側面に形成
した平板部38aを平板部22aに当て付け、カバー3
1を回動不可にする。次に、ばね部材32をカバー31
内に落とし込み、たいこ形のシャフト挿通孔32a、3
8aを連通させた状態でシャフト34のたいこ部34a
を挿通する。この状態で、円柱部34cに嵌合部33a
を嵌合すると、載置台33に形成したネジ挿通孔33c
にネジ41の先端が出るので、載置台33の抜け止め用
のワッシャ42をかけ、ナット43を螺合する。
【0015】この結果、カバー31、ばね部材32、シ
ャフト34は、延長部材22の先端に回動不可に固定さ
れるが、台座部33はシャフト34の円柱部34cによ
って回動自在に軸支されることになる。そして、ばね部
材32に形成した突起32cが歯形33bに噛合うの
で、台座部33を回動するとクリック感が得られ、ばね
部材32の弾性によって回動を停止した時の位置が保持
される。このようにして、基材21、延長部材22、台
座部4を一体化した状態で、基材21を基台部2を構成
する支持部12a、12b間に差し込み、図1に矢印で
示すように基材21に形成した中空部21aからナット
23a、23bを差し込んでネジ17a、17bと螺合
させる。
【0016】組み立て後の固定具1は、図2〜図3に示
すように基台部2、基材21、延長部材22、台座部4
が一体になる。この固定具1にあっては、ネジ17a、
17bを弛めることにより、基材21、延長部材22、
台座部4を一体にして矢印A、B方向に往復回動させる
ことができる。そして、ネジ17a、17bを締め付け
ることにより、歯形15a、15b、25a、25bが
噛合し、基台部2に対し所望の角度で台座部4等を位置
決めすることができうえに、前記噛合によって不所望な
回動を防止できる。一方、台座部4については、前記ば
ね部材32と歯形33bとの噛合作用によって矢印C、
Dに示す方向に自由に回動させることができうえに、図
3に想像線で示すように所望の位置に位置決めすること
ができる。
【0017】次に、固定具1の使用形態を説明する。固
定具1を例えば自動車のフロントガラス45に固定する
場合は、図5に示すように吸盤13を利用する。吸盤1
3自体は従来公知のものでよく、平板部11に3個の取
付孔14a〜14cによって着脱自在に取付られる。そ
して、ネジ17a、17bを弛めて基材21、延長部材
22を例えば水平に位置決めし、ネジ17a、17bを
締め付ける。台座部4上に固定される車載用品は特に限
定されないのであるが、例えばレーダー用の受信機46
を固定する場合は図4に想像線で示したように両面接着
テープ又はマジックテープ47を載置台33の表面に接
着しておき、その上に図5に想像線で示したように受信
機46を接着固定する。この取付形態にあっては、フロ
ントガラス45の角度に関わらず、ネジ17a、17b
の弛めと締め付けによって受信機46の角度を自在に設
定することができる。また。載置台33の回動によって
受信機46の受信方向を自在に設定できるうえに、特別
の係止作業を行うことなく設定角度を安定に維持でき
る。
【0018】固定具1は、フロントガラス45だけでな
く、図6に示すように車内のダッシュボード48上にも
固定することができる。この場合は、吸盤13は使用さ
れず、平板部11の下側面を両面接着テープ又はマジッ
クテープ47によってダッシュボード48に接着する。
そして、基材21、延長部材22を支持部12a、12
bに沿うように回動させ、ネジ17a、17bを締め付
けて位置決め固定する。なお、図示の例では基材21、
延長部材22はフロントパネル48に沿うように角度設
定されているが、元よりこの角度設定に限定されるもの
ではない。例えば傾斜したフロントパネル48に対し
て、基材21や延長部材22を水平(対地)に位置決め
したり、水平なフロントパネル48に対し所望の角度に
設定することもできる。なお、この固定においても、載
置台33の回転角度は前記同様に自在に設定することが
できる。
【0019】ところで、各図では所定長さの延長部材2
2を例示しているが、例えば図5の固定状況を見るとフ
ロントガラス45の傾斜がゆるやかな場合は、受信機4
6が接触する可能性がある。このような場合は、図7に
想像線で示すように、延長部材22を更に長手状の延長
部材49に交換する。延長部材49の形状や構造は長さ
以外は延長部材22と同一構成でよい。従って、延長部
材22から延長部材49への交換は、ネジ27によって
簡単に行われる。
【0020】以上の如く、本実施形態に示した固定具1
は、車両への固定位置が限定されず、車載用品の一例で
ある受信機の位置の高低や向きを自在に設定できるとと
もに、回転方向をも自在に設定できる。しかも、一旦設
定した位置は、歯形の噛合作用によって係止され、安定
に保持されるので、多目的利用と使い勝手の向上とを図
ることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る車載用品固定具は、固定部
を構成する平板部に取り付けた吸盤によって車両の所望
位置、例えばフロントガラスに固定することができるう
えに、両面接着テープ又はマジックテープを用いて例え
ばダッシュボードに固定することができるので、固定具
の固定位置が限定されず多目的利用が可能になる。平板
部と一体の基台部には一対の支持部が設けられ、その間
に回動部材を構成する棒状の基材が挟み込まれてネジに
より締め付けられるのであるが、支持部と基材との当接
位置には歯形が形成されているので、ネジを弛めること
により基材を回動させ、ネジを締めて歯形同士を噛合さ
せることにより回動不可に係止することができる。基材
には、長さ交換自在に延長部材が固定され、この延長部
材の一端に台座部が固定される。台座部は延長部材の一
端に回動不可に固定されるシャフトと、このシャフトに
回動不可に係止されるばね部材と、前記シャフトによっ
て回動自在に支持されるとともに前記ばね部材に形成し
た突起が弾性的に噛合する歯形を形成した載置台とを備
えている。従って、載置台はシャフトを中心に回動可能
に向きを変えられるとともに、歯形とばね部材との噛合
により位置決めを行うことができる。この固定具にあっ
ては、固定部に対する回動部材の回動方向に対し、車載
用品を載置した載置台の回動方向が直交するので、車載
用品の位置や方向を自在に設定することができる。ま
た、回動部材の回動位置や載置台の回動位置は係止でき
るので、車載用品の保持が安定化され、使い勝手を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車載用品固定具を構成する部材の
分解斜視図である。
【図2】車載用品固定具の形態を示す斜視図である。
【図3】車載用品固定具の他の形態を示す斜視図であ
る。
【図4】車載用品固定具の他の形態を示す斜視図であ
る。
【図5】車載用品固定具の使用形態を示す側面図であ
る。
【図6】車載用品固定具の他の使用形態を示す側面図で
ある。
【図7】延長部材の交換例を示す要部の斜視図である。
【図8】従来の固定具の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 車載用品固定具 2 基台部 3 回動部材 4 台座部 11 平板部 12a、12b 支持部 13 吸盤 15a、15b、24a、24b、33b 歯形 17a、17b 飾りネジ 21 基材 22、49 延長部材 31 カバー 32 ばね部材 33 載置台 34 シャフト 38 固定部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の所望位置に吸着または接着により
    固定される基台部と、前記基台部に所定間隔で形成され
    た一対の支持部間に挟み付けられるとともに前記支持部
    に対し回動自在に且つ係止自在に取付られる回動部材
    と、前記回動部材の一端に固定される延長部材と、前記
    延長部材の一端に前記回動部材の回動方向に対し直交す
    る方向に回動自在に取り付けられる台座部とを備え、前
    記台座部に固定した車両用品を前記回動部材の回動と前
    記台座部の回動とによって3次元的に移動させることを
    特徴とする車載用品固定具。
  2. 【請求項2】 前記車載用品固定具において、 前記回動部材は、棒状の基材で構成し、該棒状の基材の
    両端部に歯形を形成し、前記一対の支持部であって前記
    基材を挟み付ける面に歯形を形成して、歯形同士の噛合
    いにより前記基材を前記支持部間に係止するとともに、
    前記歯形同士の間にゆるみを形成して前記回動部材及び
    延長部材を回動させることを特徴とする請求項1記載の
    車載用品固定具。
  3. 【請求項3】 前記車載用品固定具において、 前記延長部材は必要に応じて長さの異なるものに交換し
    得る構成であることを特徴とする請求項1又は2記載の
    車載用品固定具。
  4. 【請求項4】 前記車載用品固定具において、 前記台座部は、前記延長部材の一端に回動不可に固定さ
    れるシャフトと、このシャフトに回動不可に係止される
    ばね部材と、前記シャフトによって回動自在に支持され
    るとともに、前記ばね部材に形成した突起が弾性的に噛
    合する歯形を形成した載置台とを備えていることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか1項記載の車載用品固定
    具。
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