JPH11128149A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JPH11128149A
JPH11128149A JP29598297A JP29598297A JPH11128149A JP H11128149 A JPH11128149 A JP H11128149A JP 29598297 A JP29598297 A JP 29598297A JP 29598297 A JP29598297 A JP 29598297A JP H11128149 A JPH11128149 A JP H11128149A
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JP
Japan
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temperature
heat retaining
retaining heater
heat
heater
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP29598297A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Miki
良昭 三木
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Yokogawa Denshikiki Co Ltd
Original Assignee
Yokogawa Denshikiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yokogawa Denshikiki Co Ltd filed Critical Yokogawa Denshikiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低水位センサー、温度センサ異常、制御部異
常、リレーの動作異常の場合に保温ヒータの空焚きをす
る洗浄機の実現を目的とする。 【解決手段】 洗浄槽5内の保温ヒーター13自身の温
度が、洗浄槽壁を貫通して保温ヒーターに熱結合された
ヒューズホルダー内に収納された温度ヒューズ25tに
伝導され、所定温度異常のときにヒューズが溶断して保
温ヒーター13への電力供給が強制的に遮断される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主にホテル、レ
ストラン等で用いられる業務用食器洗浄機の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の食器洗浄機の例を示す図
である。この図において、符号1は箱状をなすケースで
あり、このケース1の上部に設けられた洗浄室2内には
食器3を搭載する籠状のラック4が設置可能とされ、か
つ洗浄室2の下方には洗浄液Lを貯留する洗浄槽5が設
けられている。
【0003】また、符号6a、6bは、主洗浄ノズルで
あり、洗浄液Lを上下方向からから食器3へ向けて噴射
する。符号7は、主洗浄ポンプであり洗浄槽5内の洗浄
液Lを管路8を介して主洗浄ノズル6a、6bへ供給す
る。これら洗浄槽5、主洗浄ノズル6a,6b、主洗浄
ポンプ7、および管路8から、主洗浄部が構成される。
【0004】符号9は、ガスGを燃料とする加熱手段を
内蔵するすすぎ湯槽であり、貯留した水道水Wを加熱
し、高温のすすぎ液を生成する。符号10はすすぎポン
プであり、すすぎ湯槽9内のすすぎ湯を管路11を介し
てすすぎノズル12a、12bへ供給する。
【0005】すすぎノズル12a、12bは、すすぎ湯
を上下から食器3へ向けて噴射する。これら、すすぎ湯
槽9、すすぎポンプ10、管路11および、すすぎノズ
ル12a,12bから、すすぎ部が構成される。
【0006】符号13は、保温ヒータであり、温度制御
により洗浄液Lの液温を一定(約60℃)に維持する。
符号14は、電極式の低水位センサであり、保温ヒータ
13の取り付け位置より、やや上部に位置し、洗浄液L
の低水位を検知し、低水位を検知した場合、保温ヒータ
13をオフにするインターロック機能を有する。
【0007】符号15は、電極式の中水位センサであ
り、低水位センサ14より上部に位置し、洗浄液Lの水
位を検知する。符号16は、電極式の高水位センサあ
り、洗浄槽5の満水ラインに位置し、洗浄液Lの満水時
の水位を検知する。
【0008】符号17は、排水弁であり、洗浄作業終了
後、全開し洗浄液Lを所定量排水する。符号18は、給
水弁であり、管路19を介して開閉し、すすぎ槽9へ水
道水Wの給水を行う。
【0009】符号20は、洗浄槽5の底部外壁に取り付
けられた温度検出センサーであり、洗浄槽5内の洗浄液
Lの液温を検知して制御部を介して保温ヒータ13への
電力供給をオンオフ制御し、所定温度(例えば60℃)
に保持する。この機能はサーモスタット手段により制御
部を経由せずに直接電力供給のオンオフ制御を行う構成
もある。符号21はプログラマブルコントローラから構
成される制御部であり洗浄液Lの温度制御を含む食器洗
浄機の各部を制御する。
【0010】上記構成における食器洗浄機の動作は、当
日の洗浄作業のスタートにあたって1回だけ実行される
準備工程、繰り返し実行される洗浄工程を成す主洗浄工
程及びすすぎ工程からなり、それぞれ、制御部21で制
御する。まず、準備工程の手順を図5のフローチャート
を参照して説明する。
【0011】§準備工程 使用者が、当日の作業開始時に図示しない電源スイッチ
をオンにすると(ステップS1)、制御部21がこれを
検知し、以後、ステップS2以降の処理を行う。まず、
ステップS2では、洗浄槽5が満水か否か判断される。
すなわち、洗浄槽5内の洗浄液Lの水位が高水位センサ
16の取り付け位置にまで達しているか否かを高水位セ
ンサ16の出力に基づいて検知し、この判断結果が「Y
ES」の場合は、ステップS5へ進み、準備工程が完了
する。
【0012】また、ステップS2の判断結果が「NO」
の場合は、ステップS3へ進む。ステップS3では、す
すぎポンプ10が駆動され、次いで、ステップS4へ進
む。すなわち、ステップS3の動作により、すすぎ湯槽
9内のすすぎ湯がすすぎポンプ10の動作により管路1
1を介して、すすぎノズル12から噴射され、洗浄槽5
内へすすぎ湯が流入し洗浄液Lの水位が上昇する。ま
た、この時、洗剤が洗浄槽5内に投入される。
【0013】次に、ステップS4では、ステップS2と
同様に洗浄槽5が満水か否かが判断される。この判断結
果が「YES」の場合は、ステップS5へ進み、準備工
程が完了する。また、ステップS4の判断結果が「N
O」の場合は、ステップS3へ戻る。すなわち洗浄液L
が満水に達するまで、すすぎポンプ10からの給水が繰
り返される。
【0014】続いて、主洗浄工程において、主洗浄ポン
プ7が駆動され、洗浄槽5内の洗浄液Lが主洗浄ノズル
6a,6bから食器3に向け一定時間だけ噴射されて食
器の洗浄が行われる。主洗浄工程の後、実行されるすす
ぎ工程において、すすぎポンプ10が駆動され、高温の
すすぎ液がすすぎノズル12a,12bから食器3に向
け噴射される。
【0015】次に、準備、主洗浄、すすぎの各工程を通
じて、制御部21で行われる洗浄槽5内の洗浄液Lの温
度維持の制御方法を、図5のフローチャートを参照して
説明する。まず、ステップS1では、保温ヒータ13へ
の電力供給がオフにされている。つぎにステップS2で
は、温度センサ20で測定された、洗浄液Lの液温が6
0℃以下か否かが判断される。そして、この判断結果が
「YES」の場合は、ステップS3へ進む。ステップS
3では、保温ヒータ13への電力供給がオンとされ、洗
浄液Lの液温が上昇する。次に、ステップS4へ進む。
【0016】また、ステップS2の判断結果が、「N
O」の場合は、ステップS1へ戻り保電力の供給はオフ
のままとなる。つぎに、ステップS4では、温度センサ
20で測定された洗浄液Lの液温が、60℃より高いか
否かが判断される。そして、この判断結果が「YES」
の場合はステップS1へ戻り、電力の供給はオフとな
る。
【0017】また、ステップS4の判断結果が、「N
O」の場合は、ステップS3へ戻り、電力の供給はオン
のままとなり、洗浄液Lの加熱が継続される。以下、上
記の課程が繰り返される。このようにして、上述した洗
浄液Lの温度制御方法により、洗浄液Lの液温は、常時
に60℃以上に保たれる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の食器洗浄機の問題点の第一は、低水位センサー14
の異常、温度センサ20の異常、制御部21の異常の場
合、保温ヒータ13への電力供給をオフとすべき条件の
ときにオンの誤操作をしてしまい、保温ヒータ13の空
焚きが行われる欠点がある。、
【0019】問題点の第二は、保温ヒータ13への電力
供給をオンオフ操作するリレーの動作異常の場合、保温
ヒーター手段への電力供給がオンのままとなり、同様に
保温ヒータ13の空焚きが行われる欠点がある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るための本発明の構成上の特徴は、洗浄液を貯留する洗
浄槽と、前記洗浄槽内の洗浄液を保温する保温ヒーター
手段と、前記洗浄液の液温を検知し液温がある設定温度
以下で前記保温ヒーター手段への電力供給をオンとし、
ある設定温度以上で電力供給をオフとする温度制御手段
とを具備する食器洗浄機において、前記洗浄槽壁を貫通
して前記保温ヒーターに熱結合されたヒューズホルダー
手段と、このヒューズホルダー手段内部に配置され、前
記ヒューズホルダー手段を介して伝導された熱により作
動し前記保温ヒーター手段への電力供給を強制的にオフ
とする温度ヒューズ手段とを具備せしめた点にある。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明の実
施形態について詳しく説明する。なお、以下に説明する
図面において、図4に示した上記従来の食器洗浄機と同
一の構成を有する部分については、同一の符号を付す
る。
【0022】本発明に係わる食器洗浄機の構成を図1に
示す。この食器洗浄機は基本的には従来の食器洗浄機と
同一の構成を有しており、洗浄液の温度制御方法として
洗浄槽底部外壁面にサーモスタット20を配置し、所定
温度での接点開閉によりリレー22を介して保温ヒータ
13への電力供給をオンオフ制御し、洗浄液を所定温度
以上に保持する。
【0023】23は3相200V商用電力供給用ケーブ
ルであり、3相商用電力ACは各相に直列挿入される漏
電ブレーカー24を経由し夫々ヒューズホルダー内部に
収納された温度ヒューズ25t、25r及びリレー22
の開閉接点を介して保温ヒータ13に供給される。
【0024】温度ヒューズ25tは、3相電力線のT相
に直列挿入され、同様に温度ヒューズ25rは3相電力
線のR相に直列挿入される。これら温度ヒューズは洗浄
槽底部部材5aを貫通して保温ヒーター13に熱結合し
たヒューズホルダー(図2、図3で説明)を介して保温
ヒータ13自身の温度が即時に伝導される。
【0025】制御部21には漏電部ブレーカー24を経
た3相電力の1相が供給され、電圧変換されてマイクロ
コンピュータ等の電子回路の動作電源として使用される
と共にサーモスタット20の開閉接点を経由してリレー
22のコイルに駆動電流を供給する。
【0026】次に図2に基づき、本発明の主要部である
温度ヒューズを収納するヒューズホルダーと保温ヒータ
ーの構成例を説明する。図2(A)は洗浄槽5の上方か
ら見た平面図、同図(B)はX方向から見た側面図、同
図(C)はY方向から見た側面図である。
【0027】26t、26rは洗浄槽底部部材5aを貫
通し、保温ヒータ13の適当な発熱部に密着結合された
ヒューズホルダー、27は温度伝熱板であり、2個のヒ
ューズホルダーを保温ヒーター13に固定する。28は
ヒーター固定金具であり、保温ヒーター13の延長部を
洗浄槽底部部材5aにスペーサを介して固定する。29
は各ヒューズホルダー内の温度ヒューズからのリード線
を示す。
【0028】図3はヒューズホルダー26tの内部拡大
図である。30tは円筒状のヒューズホルダー26tの
内周壁に密着して挿入された温度伝熱内筒であり、温度
ヒューズ25tはこの温度伝熱内筒30tの内部適当な
樹脂の充填部材により固定収納されている。31tは樹
脂製のキャップである。ヒューズホルダー26rについ
ても同様な構成となっている。
【0029】このように本発明の構成では、各温度ヒュ
ーズは温度伝熱内筒及びヒューズホルダーを介して保温
ヒーター13に極めて近くに配置されており、保温ヒー
ター13の異常温度上昇を即時に検出することが可能で
ある。
【0030】次に図4により電気的接続関係につき説明
する。3相(R、S、T)200V交流電源ACは、漏
電ブレーカ24を経由し、さらにR相及びT相に直列接
続された温度ヒューズ25r及び25tを経由し、リレ
ー22の開閉接点を介して保温ヒータ13に導かれる。
【0031】32は漏電ブレーカ24を経たAC200
Vを100V単相に変換する変圧器であり、出力AC1
00Vは、補助リレー33の接点及び洗浄液の温度制御
用サーモスタット20の接点を介してリレー22の巻線
に供給されている。
【0032】補助リレー33は別な直流電源により給電
され、制御部21の操作信号でその接点が開閉制御され
る。従って、制御部からの操作で保温制御が許可され、
補助リレー33の接点がオンの期間にサーモスタット2
0の接点の開閉でリレー22の接点が開閉制御され、保
温ヒータ13への電力供給が実行される。
【0033】温度ヒューズ25t、25rは、このよう
な保温制御のループとは無関係に保温ヒータ13の温度
を監視し、所定の動作上昇が生じた場合に正常動作の逸
脱と判断し溶断により保温ヒータ13への電力供給を強
制的に遮断する。
【0034】上記構成によれば、洗浄槽内の保温ヒータ
ー自身の温度が、洗浄槽壁を貫通して保温ヒータに熱結
合したヒューズホルダーを介して内部に配置された温度
ヒューズに伝導され、所定温度異常のときにヒューズが
溶断し保温ヒーターへの電力供給が強制的にオフとされ
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
常時保温ヒータ13の温度が監視され、所定の動作上昇
が生じた場合に温度ヒューズの溶断により保温ヒータ1
3への電力供給が強制的かつ即座に遮断されるので、低
水位センサー14の異常、サーモスタット20の異常、
制御部21の異常の場合に保温ヒータ13の空焚きが防
止される。更に保温ヒータ13への電力供給をオンオフ
操作するリレーの動作異常の場合にも同様に保温ヒータ
13の空焚きが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態による食器洗浄機の全
体構成を示す図である。
【図2】 この発明の一実施形態による食器洗浄機の主
要部構成を示す図である。
【図3】 この発明の一実施形態による食器洗浄機の主
要部の拡大構成図である。
【図4】 この発明の一実施形態による食器洗浄機の電
気的構成を示す図である。
【図5】 従来の食器洗浄機の構成を示す図である。
【図6】 洗浄機の準備工程を示すフローチャートであ
る。
【図7】 洗浄液の温度制御の方法を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
L 洗浄液 5 洗浄槽 13 保温ヒータ 20 サーモスタット 21 制御部 22 リレー 24 漏電ブレーカー 25t 温度ヒューズ 25r 温度ヒューズ 26t ヒューズホルダー 26r ヒューズホルダー 27 温度伝熱板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液を貯留する洗浄槽と、前記洗浄槽
    内の洗浄液を保温する保温ヒーター手段と、前記洗浄液
    の液温を検知し液温がある設定温度以下で前記保温ヒー
    ター手段への電力供給をオンとし、ある設定温度以上で
    電力供給をオフとする温度制御手段とを具備する食器洗
    浄機において、前記洗浄槽壁を貫通して前記保温ヒータ
    ーに熱結合されたヒューズホルダー手段と、このヒュー
    ズホルダー手段内部に配置され、前記ヒューズホルダー
    手段を介して伝導された熱により作動し前記保温ヒータ
    ー手段への電力供給を強制的にオフとする温度ヒューズ
    手段とを具備する食器洗浄機。
JP29598297A 1997-10-28 1997-10-28 食器洗浄機 Withdrawn JPH11128149A (ja)

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JP29598297A JPH11128149A (ja) 1997-10-28 1997-10-28 食器洗浄機

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050104