JP2001275919A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JP2001275919A
JP2001275919A JP2000089826A JP2000089826A JP2001275919A JP 2001275919 A JP2001275919 A JP 2001275919A JP 2000089826 A JP2000089826 A JP 2000089826A JP 2000089826 A JP2000089826 A JP 2000089826A JP 2001275919 A JP2001275919 A JP 2001275919A
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JP
Japan
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cleaning
rinsing
tank
temperature
dishwasher
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Application number
JP2000089826A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kameyama
寛 亀山
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Yokogawa Denshikiki Co Ltd
Original Assignee
Yokogawa Denshikiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気ヒータを使用せずに洗浄液の液温を所定
温度に保つことが可能な食器洗浄機を提供することを目
的とする。 【解決手段】 主洗浄のための洗浄液を貯留し洗浄室下
部に配置された洗浄槽と、主洗浄シーケンス期間洗浄液
を主洗浄ノズルを介して洗浄室に配置される食器に噴射
する主洗浄ポンプ手段と、ガスにより供給水を加熱して
高温のすすぎ湯を生成して貯留するすすぎ湯槽と、すす
ぎのシーケンス期間すすぎ湯を管路を介してすすぎノズ
ルに圧送するすすぎポンプ手段とを有する食器洗浄機に
おいて、すすぎ湯槽を洗浄槽に密接配置することによっ
てすすぎ湯槽に発生する熱により洗浄液を保温せしめ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にホテル、レス
トラン等で用いられる業務用の食器洗浄機の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の食器洗浄機の構成例を示
す図である。この図において、符号1は箱状をなすケー
スであり、このケース1の上部に設けられた洗浄室2内
には食器3を搭載する篭状のラック4が設置可能とさ
れ、かつ洗浄室2の下方には洗浄液Lを貯留する洗浄槽
5が設けられている。6a,6bは、主洗浄ノズルであ
り、洗浄液Lを上下方向から食器3へ向けて噴射する。
7は、主洗浄ポンプであり洗浄槽5内の洗浄液Lを管路
8を介して主洗浄ノズル6a,6bへ供給する。なお、
これら洗浄槽5、主洗浄ノズル6a,6b、主洗浄ポン
プ7および管路8によって主洗浄部が構成される。
【0003】符号9は、ガスGを燃料とする加熱手段を
内蔵するすすぎ湯槽であり、ケース1の外部に設置さ
れ、水道水又は湯沸し機(図示せず)等で所定温度に昇
温された供給水Wを加熱し、高温(85乃至90℃)の
すすぎ湯Fを生成貯留する。10はすすぎポンプであ
り、すすぎ湯槽9内のすすぎ湯Fを管路11を介してす
すぎノズル12a,12bへ供給する。すすぎノズル1
2a,12bは、すすぎ湯を上下から食器3へ向けて噴
射する。なお、これらすすぎ湯槽9、すすぎポンプ1
0、管路11およびすすぎノズル12a,12bによっ
てすすぎ部が構成されている。
【0004】符号13は、保温用電気ヒータであり、温
度制御により洗浄液Lの液温を一定(約60℃)に維持
する。14は、電極式の低水位センサであり、保温用電
気ヒータ13の取り付け位置より、やや上部に位置し、
洗浄液Lの低水位を検知し、低水位を検知した場合、保
温用電気ヒータ13をオフにするインターロック機能を
有する。
【0005】符号15は、電極式の中水位センサであ
り、低水位センサ14より上部に位置し、洗浄液Lの水
位を検知する。16は、電極式の高水位センサあり、洗
浄槽5の満水ラインに位置し、洗浄液Lの満水時の水位
を検知する。17は、排水弁であり、洗浄作業終了後、
全開し洗浄液Lを所定量排水する。
【0006】符号18は、給水弁であり、管路19を介
して開閉し、すすぎ湯槽9へ水Wの供給を行う。20
は、サーミスタを使用した温度センサであり、洗浄槽5
内の洗浄液Lの液温を検知する。21はプログラマブル
コントローラから構成される制御部であり洗浄液Lの温
度制御を含む食器洗浄機の各部を制御する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の食器洗浄機における問題点の第一は、洗浄液の保温
手段として電気ヒータ13を用いているために、ユーザ
ーの設置場所の電力供給量に制限があって電力容量が不
足する場合は、電力容量に合わせたヒータの特別設計ま
たはヒータ無しの設計とならざるを得ない。この場合
は、所望の洗浄効果を得ることができず、同時に部品の
標準化によるコストダウンの障害要因ともなっている。
【0008】問題点の第二は、保温用電気ヒータ13を
用いた方式では、温度制御手段を設けないと洗浄液温度
を適温を保持できないので、ヒーターを含めた温度制御
のための部材、更には安全のための空焚き防止装置が必
要とされるので、コストダウンの障害要因となってい
る。
【0009】問題点の第三は、電気のエネルギーコスト
はガスの2倍であり、保温のための電力消費により、ラ
ンニングコストの増加を招く点である。
【0010】本発明は、このような背景の下になされた
もので、電気ヒータを使用しない保温手段を導入して上
記各種問題点を解決した食器洗浄機を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るための本発明の構成上の特徴の第1は、主洗浄のため
の洗浄液を貯留し洗浄室下部に配置された洗浄槽と、主
洗浄シーケンス期間前記洗浄液を主洗浄ノズルを介して
洗浄室に配置される食器に噴射する主洗浄ポンプ手段
と、ガスにより供給水を加熱して高温のすすぎ湯を生成
して貯留するすすぎ湯槽と、すすぎのシーケンス期間前
記すすぎ湯を管路を介してすすぎノズルに圧送するすす
ぎポンプ手段とを有する食器洗浄機において、前記すす
ぎ湯槽を前記洗浄槽に密接配置することによってすすぎ
湯槽に発生する熱により前記洗浄液を保温せしめる点に
ある。
【0012】特徴の第2は、洗浄槽とすすぎ湯槽とが洗
浄機ケース内に一体に収納されてなる構成にあり、更に
特徴の第3は、洗浄槽と前記すすぎ湯槽とが熱伝導部材
を介して密接配置されてなる構成にある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明の一
実施形態について説明する。なお、以下に説明する図面
において、図3に示した従来の食器洗浄機と同一の構成
を有する部分については、同一の符号を付してその説明
を省略する。
【0014】図1は、ケース1内部における洗浄槽5と
すすぎ湯槽9の関係を示す斜視図である。すすぎ湯槽9
は、従来装置に比較して格段に小型化されており、ケー
ス1下部のスペースに収納可能となっている。
【0015】ケース1内下部において5aは洗浄槽5の
平板状の側壁であり、この側壁とすすぎ湯槽9の側壁9
aが密着配置され、高温(85乃至90℃)のすすぎ湯
Fによりこれら側壁9a、5aを介して洗浄液Lが加熱
保温され、略60℃に保持される。
【0016】図2は、すすぎ湯槽9から洗浄槽5への熱
移動に関する説明図である。洗浄液Lは洗浄シーケンス
のスタート時は略60℃であるが、加熱手段をもたなけ
れば放熱により時間と共に温度が低下する。本実施形態
では、密着したすすぎ湯槽9内の高温のすすぎ湯Fから
熱を奪い温度低下が阻止され、洗浄液Lの温度は放熱と
加熱の平衡が取れたところでほぼ一定に保持される。こ
の場合の平衡温度は外気温度などにも影響されるので、
厳密な温度管理はできないが、実用上不都合はない。
【0017】洗浄槽5への熱移動で、すすぎ湯槽9のす
すぎ湯Fの温度が低下すれば、すすぎ湯の温度制御系が
作動し、すすぎ湯Fは常に所定の温度に調節されるの
で、熱移動によるすすぎ湯の温度低下は発生しない。
【0018】本実施形態のポイントは、すすぎ湯槽9を
従来装置に比較して格段に小型化し、ケース内に収納可
能にした点である。従来のすすぎ湯の貯蔵概念は、ガス
バーナーの能力の問題で、数回分のすすぎ湯をあらかじ
め保持しておくものであり、タンクの容積が大きくな
り、ケースの外部に設置せざるを得なかった。
【0019】効率的なガスバーナーの開発により、洗浄
シーケンス期間中に次のすすぎシーケンスに要するすす
ぎ湯(約4リットル)を確保することが可能となり、タ
ンクの容量を、一回のすすぎに要する容量にまで格段に
小型化することが可能となった。
【0020】図1の実施形態は、すすぎ湯槽9の側壁と
洗浄槽5の側壁を直接的に密接配置する構造であるが、
両側側壁間に適当な熱伝導部材20を介在させ、この部
材の選択で熱移動量を調節し、洗浄液Lの保温温度を調
節することが可能である。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果を期待できる。
【0022】(1)洗浄液の加熱保温手段として大きな
電力容量を必要とする電気ヒータを使用することなく、
食器洗浄機のすすぎ湯槽に燃料として供給されているガ
スにより加熱生成されたすすぎ湯を利用するために、ユ
ーザー側の供給電力の制約を配慮する必要がない標準設
計及び設置が可能となる。
【0023】(2)保温用電気ヒータ13を不要とした
結果、ヒーターを含めた温度制御のための部材、安全の
ための空焚き防止装置が不要となり、コストダウンに大
幅に貢献できる。
【0024】(3)保温のためにエネルギーコストの高
い電力を使用せず、コストの安いガスの利用により、装
置運転のランニングコストを低く抑えられる
【0025】(4)すすぎ湯槽9をケース1内に収納で
きるため、狭いスペースへの設置が可能となり、メンテ
ナンスの効率もアップする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による食器洗浄機の構成
例を示す斜視図である。
【図2】 同一実施形態による熱移動の仕組みに関する
説明図である。
【図3】 従来の食器洗浄機の構成を示す図である。
【符号の説明】
L……洗浄液 G……ガス W……供給水 F……すすぎ湯 5……洗浄槽 9……すすぎ湯槽 20……熱伝導部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主洗浄のための洗浄液を貯留し洗浄室下
    部に配置された洗浄槽と、主洗浄シーケンス期間前記洗
    浄液を主洗浄ノズルを介して洗浄室に配置される食器に
    噴射する主洗浄ポンプ手段と、ガスにより供給水を加熱
    して高温のすすぎ湯を生成して貯留するすすぎ湯槽と、
    すすぎのシーケンス期間前記すすぎ湯を管路を介してす
    すぎノズルに圧送するすすぎポンプ手段とを有する食器
    洗浄機において、 前記すすぎ湯槽を前記洗浄槽に密接配置することによ
    り、すすぎ湯槽に発生する熱により前記洗浄液を保温す
    ることを特徴とする食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 洗浄槽とすすぎ湯槽とが洗浄機ケース内
    に一体に収納されてなる請求項1記載の食器洗浄機。
  3. 【請求項3】 洗浄槽とすすぎ湯槽とが熱伝導部材を介
    して密接配置されてなる請求項1及び2記載の食器洗浄
    機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100854979B1 (ko) 2007-10-17 2008-08-28 박호권 단일 열원을 이용한 식기 세척기
KR100854980B1 (ko) 2007-10-17 2008-08-28 박호권 식기 세척기의 헹굼수 예열 장치
JP2020171553A (ja) * 2019-04-11 2020-10-22 ホシザキ株式会社 洗浄機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100854979B1 (ko) 2007-10-17 2008-08-28 박호권 단일 열원을 이용한 식기 세척기
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JP2020171553A (ja) * 2019-04-11 2020-10-22 ホシザキ株式会社 洗浄機
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030930