JPH11128029A - 布 団 - Google Patents

布 団

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JPH11128029A
JPH11128029A JP30116997A JP30116997A JPH11128029A JP H11128029 A JPH11128029 A JP H11128029A JP 30116997 A JP30116997 A JP 30116997A JP 30116997 A JP30116997 A JP 30116997A JP H11128029 A JPH11128029 A JP H11128029A
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feather
cotton
feathers
fibers
futon
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JP30116997A
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English (en)
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Tadashi Nemoto
正 根本
Masahiro Nemoto
昌弘 根本
Fumio Nemoto
文男 根本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保温性、軽さ、しなやかな感触性、圧縮後の
嵩高さの回復性、及び睡眠中の汗の吸収性いずれの特性
も優れ、更にはコスト的にも羽毛布団より低廉な布団を
提供することである。 【解決手段】 中わたと側とを具備する布団であって、
前記中わたが、羽毛と、該羽毛以外の繊維とを含み、前
記羽毛以外の繊維が絹である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば掛け布団、
敷布団、座布団などの布団に関する。
【0002】
【従来の技術】布団は、中わた(わた状の繊維質成形
体)の外周を側(布地、織物)で包んだ構造をしたもの
である。そして、中わたとして、従来、綿、ポリエステ
ル、シリコン加工したポリエステル、綿とポリエステル
との混合物、麻、羊毛、絹などの天然繊維や合成繊維が
用いられて来た。
【0003】又、高価な布団にあっては、中わたとして
羽毛が用いられて来た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、中わたに綿
を用いた場合、その布団は、睡眠中の汗の吸収性が比較
的良いものの、しなやかな感触性が極めて悪く、又、保
温性に劣り、かつ、軽さや圧縮後の嵩高さの回復性にお
いても劣る。中わたに麻を用いた場合、その布団は、睡
眠中の汗の吸収性が比較的良いものの、しなやかな感触
性が極めて悪く、かつ、保温性も極めて悪く、そして軽
さにおいても劣る。
【0005】中わたにポリエステルを用いた場合、その
布団は、比較的嵩高く、軽いものの、しなやかな感触性
や睡眠中の汗の吸収性が非常に悪い。中わたにシリコン
加工したポリエステルを用いた場合、その布団は、比較
的軽く、しなやかな感触性が極めて良いものの、睡眠中
の汗の吸収性が非常に悪い。中わたに羊毛を用いた場
合、その布団は、保温性が非常に良く、又、軽さや睡眠
中の汗の吸収性にも比較的優れているものの、しなやか
な感触性にやや劣る。
【0006】中わたに絹を用いた場合、その布団は、し
なやかで、睡眠中の汗の吸収性が非常に良く、又、保温
性も比較的良いものの、嵩高さがなく、かつ、圧縮後の
嵩高さの回復性が極めて悪い。中わたに羽毛を用いた場
合、その布団は、保温性、軽さ、しなやかな感触性に非
常に優れているものの、睡眠中の汗の吸収性が悪い。か
つ、コストも高い。
【0007】従って、本発明が解決しようとする課題
は、保温性、軽さ、しなやかな感触性、圧縮後の嵩高さ
の回復性、及び睡眠中の汗の吸収性いずれの特性も優
れ、更にはコスト的にも羽毛布団より低廉な布団を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、中わたと
側とを具備する布団であって、前記中わたが、羽毛と、
該羽毛以外の繊維とを含み、前記羽毛以外の繊維が絹、
綿、麻、羊毛、合成繊維の群の中から選ばれる一種以上
のものであることを特徴とする布団によって解決され
る。
【0009】特に、中わたと側とを具備する布団であっ
て、前記中わたが、羽毛と、該羽毛以外の繊維とを含
み、前記羽毛以外の繊維が絹であることを特徴とする布
団によって解決される。すなわち、中わたとして、羽毛
だけでなく、所謂、絹、綿、麻、羊毛、合成繊維と言っ
た繊維をも併用することにより、保温性、軽さ、しなや
かな感触性、圧縮後の嵩高さの回復性、及び汗の吸収性
いずれの特性も優れたものになることが判り、本発明が
提案されるに至ったのである。
【0010】ところで、これまでも、例えば綿とポリエ
ステルの両素材を中わたとして用いた布団は提案されて
いた。しかし、中わたとして、羽毛と、絹、綿、麻、羊
毛、合成繊維と言った繊維との併用は考慮されることが
全くなかった。この点において、本発明は大きな特徴を
有する。
【0011】尚、中わたとして、綿とポリエステルとの
併用は考えられていたのに対して、羽毛との併用が一顧
だにされなかった理由は明確ではない。しかし、次のよ
うに推察している。例えば、羽毛と絹、綿、麻、合成繊
維とでは物理的特徴が全く異なっていた為であろうかと
推察している。又、綿布団は太陽の当たる場所に干すの
に対して、羽毛布団は陰干しでなければならず、取扱性
も全く異なるからであろうかと推察している。
【0012】いずれにしても、布団の分野(業界)にお
いて、中わたとして、羽毛と、絹、綿、麻、羊毛、或い
は合成繊維と言った繊維との併用は全く考慮されなかっ
たことは事実である。そして、コロンブスの卵ではあろ
うが、中わたとして、絹、綿、麻、羊毛などの繊維と羽
毛との併用を試みた処、保温性、軽さ、しなやかな感触
性、圧縮後の嵩高さの回復性、睡眠中の汗の吸収性いず
れの特性も優れたものであった。かつ、コスト的にも、
これまでの羽毛布団より低廉なものになった。
【0013】尚、上記の布団における羽毛と該羽毛以外
の繊維との配合割合は、重量比で5:95〜90:1
0、特に10:90〜85:15、更には15:85〜
80:20であるのが好ましい。すなわち、このような
配合割合とした場合、保温性、軽さ、しなやかな感触
性、圧縮後の嵩高さの回復性、睡眠中の汗の吸収性いず
れの特性も非常に優れたものであった。
【0014】羽毛と該羽毛以外の繊維とは、中わたにお
いて、一つの層内に混在させたものであっても良く、或
いは各層状に積層構成したものであっても良い。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明になる布団は、中わたと側
とを具備する布団であって、前記中わたが、羽毛と、該
羽毛以外の繊維とを含み、前記羽毛以外の繊維が絹、
綿、麻、羊毛、合成繊維(例えば、ポリエステルやアク
リル繊維)の群の中から選ばれる一種以上のものであ
る。
【0016】特に、中わたと側とを具備する布団であっ
て、前記中わたが、羽毛と、該羽毛以外の繊維とを含
み、前記羽毛以外の繊維が絹である。尚、更に、中わた
として、綿、麻、羊毛、或いは合成繊維を含むものでも
良い。或いは、中わたと側とを具備する布団であって、
前記中わたが、羽毛と、該羽毛以外の繊維とを含み、前
記羽毛以外の繊維が羊毛である。
【0017】尚、更に、中わたとして、綿、麻、或いは
合成繊維を含むものでも良い。或いは、中わたと側とを
具備する布団であって、前記中わたが、羽毛と、該羽毛
以外の繊維とを含み、前記羽毛以外の繊維が綿及び/又
は麻である。尚、更に、中わたとして、合成繊維を含む
ものでも良い。上記の布団における羽毛と該羽毛以外の
繊維との配合割合は、重量比で5:95〜90:10で
ある。特に、10:90〜85:15である。最も好ま
しいのは、15:85〜80:20である。
【0018】羽毛と該羽毛以外の繊維とは、中わたにお
いて、図1に示す如く、一つの層1内に羽毛と該羽毛以
外の繊維(絹、綿、麻、羊毛、合成繊維の群の中から選
ばれる一種以上の繊維)とが混在したものであっても良
い。或いは、図2に示す如く、羽毛の層2と羽毛以外の
繊維(絹、綿、麻、羊毛、合成繊維の群の中から選ばれ
る一種以上の繊維)の層3とが積層構成されたものでも
良い。図2の二層タイプの布団が掛け布団である場合、
上層(掛け布団を掛けた時、体に接触しない側)が羽毛
の層2であるのが好ましい。図2の布団が敷布団である
場合、下層(掛け布団を掛けた時、体に接触しない側)
が羽毛の層2であるのが好ましい。これは、体に接触す
る側が、汗の吸収性に優れたものであることが好ましい
からである。
【0019】又、図3に示す如く、羽毛の層2が羽毛以
外の繊維(絹、綿、麻、羊毛、合成繊維の群の中から選
ばれる一種以上の繊維)の層3で挟まれた(或いは、囲
まれた)積層構成のものでも良い。尚、最上層と最下層
とは、羽毛以外の繊維で構成されているが、同一のもの
でも、異なるものでも良い。図2の二層タイプの布団
は、特に、掛け布団として使用するのが好ましい。この
掛け布団とした図2タイプの場合、羽毛層2や羽毛以外
の繊維層3は、その厚さが5〜60mm、特に10〜5
0mm、合計厚さが10〜100mm(掛け布団の場
合)であるのが好ましい。敷布団の場合、合計厚さは2
0〜150mmであるのが好ましい。
【0020】図3の三層タイプの布団は、特に、敷布団
として使用するのが好ましい。この敷布団とした図3タ
イプの場合、羽毛層2や羽毛以外の繊維層3は、厚さが
5〜120mm、特に10〜100mm、合計厚さが2
0〜150mmであるのが好ましい。掛け布団の場合、
合計厚さは15〜100mm(敷布団の場合)であるの
が好ましい。
【0021】尚、本発明における布団は、敷布団、掛け
布団、座布団に限られるものではなく、例えばベットパ
ッド等の寝装品も含む。
【0022】
【実施例1】中わたとして下記の表−1に挙げた材料を
用い、打綿機を用いてこれら中わた材料を混合し、そし
てカード成形機により中わた1.5kgの成形体として
150cm×210cmの袋状に縫製した側に挿入し、
その後キルティングを施して掛け布団を作製した。
【0023】 表−1 羽毛 (重量部) 絹(重量部) 実施例1a ダウン50%−フェザー50%(0.1) 絹(1) 実施例1b ダウン90%−フェザー10%(0.2) 絹(1) 実施例1c ダウン10%−フェザー90%(0.2) 絹(1) 実施例1d ダウン10%−フェザー90%(0.6) 絹(1)
【0024】
【実施例2】中わたとして下記の表−2に挙げた材料を
混合後、吹込機により中わた1.5kgの成形体として
160cm×215cmの袋状に縫製した側に挿入し、
その後キルティングを施して掛け布団を作製した。 表−2 羽毛 (重量部) 絹(重量部) 実施例2a ダウン50%−フェザー50%(7) 絹(1) 実施例2b ダウン90%−フェザー10%(3) 絹(1) 実施例2c ダウン10%−フェザー90%(3) 絹(1) 実施例2d ダウン10%−フェザー90%(2) 絹(1)
【0025】
【実施例3】中わたとして下記の表−3に挙げた材料を
用い、打綿機を用いてこれら中わた材料を混合し、そし
てカード成形機により中わた3kgの成形体として11
0cm×220cmの袋状に縫製した側に挿入し、その
後キルティングを施して敷布団を作製した。
【0026】 表−3 羽毛 (重量部) 絹(重量部) 実施例3a ダウン50%−フェザー50%(0.1) 絹(1) 実施例3b ダウン90%−フェザー10%(0.2) 絹(1) 実施例3c ダウン10%−フェザー90%(0.2) 絹(1) 実施例3d ダウン10%−フェザー90%(0.6) 絹(1)
【0027】
【実施例4】中わたとして下記の表−4に挙げた材料を
用い、打綿機を用いてこれら中わた材料を混合し、そし
てカード成形機により中わた1.5kgの成形体として
160cm×215cmの袋状に縫製した側に挿入し、
その後キルティングを施して掛け布団を作製した。
【0028】 表−4 羽毛 (重量部) 羊毛(重量部) 実施例4a ダウン50%−フェザー50%(0.1) 羊毛(1) 実施例4b ダウン90%−フェザー10%(0.2) 羊毛(1) 実施例4c ダウン10%−フェザー90%(0.2) 羊毛(1) 実施例4d ダウン10%−フェザー90%(0.6) 羊毛(1)
【0029】
【実施例5】中わたとして下記の表−5に挙げた材料を
混合後、吹込機により中わた1.5kgの成形体として
160cm×215cmの袋状に縫製した側に挿入し、
その後キルティングを施して掛け布団を作製した。 表−5 羽毛 (重量部) 羊毛(重量部) 実施例5a ダウン50%−フェザー50%(7) 羊毛(1) 実施例5b ダウン90%−フェザー10%(3) 羊毛(1) 実施例5c ダウン10%−フェザー90%(3) 羊毛(1) 実施例5d ダウン10%−フェザー90%(2) 羊毛(1)
【0030】
【実施例6】中わたとして下記の表−6に挙げた材料を
用い、打綿機を用いてこれら中わた材料を混合し、そし
てカード成形機により中わた3kgの成形体として11
0cm×220cmの袋状に縫製した側に挿入し、その
後キルティングを施して敷布団を作製した。
【0031】 表−6 羽毛 (重量部) 羊毛(重量部) 実施例6a ダウン50%−フェザー50%(0.1) 羊毛(1) 実施例6b ダウン90%−フェザー10%(0.2) 羊毛(1) 実施例6c ダウン10%−フェザー90%(0.2) 羊毛(1) 実施例6d ダウン10%−フェザー90%(0.6) 羊毛(1)
【0032】
【実施例7】中わたとして下記の表−7に挙げた材料を
用い、打綿機を用いてこれら中わた材料を混合し、そし
てカード成形機により中わた1.5kgの成形体として
160cm×215cmの袋状に縫製した側に挿入し、
その後キルティングを施して掛け布団を作製した。
【0033】 表−7 羽毛 (重量部) 綿(重量部) 実施例7a ダウン50%−フェザー50%(0.1) 綿(1) 実施例7b ダウン90%−フェザー10%(0.2) 綿(1) 実施例7c ダウン10%−フェザー90%(0.2) 綿(1) 実施例7d ダウン10%−フェザー90%(0.6) 綿(1)
【0034】
【実施例8】中わたとして下記の表−8に挙げた材料を
混合後、吹込機により中わた1.5kgの成形体として
160cm×215cmの袋状に縫製した側に挿入し、
その後キルティングを施して掛け布団を作製した。 表−8 羽毛 (重量部) 綿(重量部) 実施例8a ダウン50%−フェザー50%(7) 綿(1) 実施例8b ダウン90%−フェザー10%(3) 綿(1) 実施例8c ダウン10%−フェザー90%(3) 綿(1) 実施例8d ダウン10%−フェザー90%(2) 綿(1)
【0035】
【実施例9】中わたとして下記の表−9に挙げた材料を
用い、打綿機を用いてこれら中わた材料を混合し、そし
てカード成形機により中わた3kgの成形体として11
0cm×220cmの袋状に縫製した側に挿入し、その
後キルティングを施して敷布団を作製した。
【0036】 表−9 羽毛 (重量部) 綿(重量部) 実施例9a ダウン50%−フェザー50%(0.1) 綿(1) 実施例9b ダウン90%−フェザー10%(0.2) 綿(1) 実施例9c ダウン10%−フェザー90%(0.2) 綿(1) 実施例9d ダウン10%−フェザー90%(0.6) 綿(1)
【0037】
【実施例10】中わたとして下記の表−10に挙げた材
料を用い、打綿機を用いてこれら中わた材料を混合し、
そしてカード成形機により中わた1.5kgの成形体と
して160cm×215cmの袋状に縫製した側に挿入
し、その後キルティングを施して掛け布団を作製した。
【0038】 表−10 羽毛 (重量部) 麻(重量部) 実施例10a ダウン50%−フェザー50%(0.1) 麻(1) 実施例10b ダウン90%−フェザー10%(0.2) 麻(1) 実施例10c ダウン10%−フェザー90%(0.2) 麻(1) 実施例10d ダウン10%−フェザー90%(0.6) 麻(1)
【0039】
【実施例11】中わたとして下記の表−11に挙げた材
料を混合後、吹込機により中わた1.5kgの成形体と
して160cm×215cmの袋状に縫製した側に挿入
し、その後キルティングを施して掛け布団を作製した。 表−11 羽毛 (重量部) 麻(重量部) 実施例11a ダウン50%−フェザー50%(7) 麻(1) 実施例11b ダウン90%−フェザー10%(3) 麻(1) 実施例11c ダウン10%−フェザー90%(3) 麻(1) 実施例11d ダウン10%−フェザー90%(2) 麻(1)
【0040】
【実施例12】中わたとして下記の表−12に挙げた材
料を用い、打綿機を用いてこれら中わた材料を混合し、
そしてカード成形機により中わた3kgの成形体として
110cm×220cmの袋状に縫製した側に挿入し、
その後キルティングを施して敷布団を作製した。
【0041】 表−12 羽毛 (重量部) 麻(重量部) 実施例12a ダウン50%−フェザー50%(0.1) 麻(1) 実施例12b ダウン90%−フェザー10%(0.2) 麻(1) 実施例12c ダウン10%−フェザー90%(0.2) 麻(1) 実施例12d ダウン10%−フェザー90%(0.6) 麻(1)
【0042】
【実施例13】中わたとして、ダウン50%−フェザー
50%の羽毛0.4重量部、綿1重量部、ポリエステル
1重量部の割合のものを用い、打綿機を用いてこれら中
わた材料を混合し、そしてカード成形機により中わた
1.5kgの成形体として160cm×215cmの袋
状に縫製した側に挿入し、その後キルティングを施して
掛け布団を作製した。
【0043】
【実施例14】中わたとして下記の表−13に挙げた材
料を用い、図2の二層積層タイプの掛け布団を作製し
た。 表−13 羽毛(ダウン50%−フェザー50%)層 絹層 1kg(厚さ35mm) 0.4kg(厚さ8mm)
【0044】
【実施例15】中わたとして下記の表−14に挙げた材
料を用い、図2の二層積層タイプの敷布団を作製した。 表−14 羽毛(ダウン50%−フェザー50%)層 羊毛層 2kg(厚さ50mm) 3kg(厚さ50mm)
【0045】
【実施例16】中わたとして下記の表−15に挙げた材
料を用い、図2の二層積層タイプの掛け布団を作製し
た。 表−15 羽毛(ダウン50%−フェザー50%)層 麻層 1kg(厚さ35mm) 0.4kg(厚さ8mm)
【0046】
【実施例17】中わたとして下記の表−16に挙げた材
料を用い、図3の三層積層タイプの敷布団を作製した。 表−16 絹層 羽毛(ダウン50%−フェザー50%)層 絹層 0.4kg 2kg 0.4kg 厚さ8mm 厚さ50mm 厚さ8mm
【0047】
【実施例18】中わたとして下記の表−17に挙げた材
料を用い、図3の三層積層タイプの敷布団を作製した。 表−17 羊毛層 羽毛(ダウン50%−フェザー50%)層 羊毛層 0.4kg 2kg 0.4kg 厚さ10mm 厚さ50mm 厚さ10mm
【0048】
【実施例19】中わたとして下記の表−18に挙げた材
料を用い、図3の三層積層タイプの敷布団を作製した。 表−18 繊維層* 羽毛(ダウン50%−フェザー50%)層 繊維層* 0.6kg 2kg 0.6kg 厚さ20mm 厚さ50mm 厚さ20mm *繊維層は羊毛とポリエステルとの混合(50%−50%)層
【0049】
【比較例1】実施例1において、中わたとして綿を用い
た以外は同様な掛け布団を作製した。
【0050】
【比較例2】実施例1において、中わたとして麻を用い
た以外は同様な掛け布団を作製した。
【0051】
【比較例3】実施例1において、中わたとしてポリエス
テルを用いた以外は同様な掛け布団を作製した。
【0052】
【比較例4】実施例1において、中わたとしてシリコン
加工したポリエステルを用いた以外は同様な掛け布団を
作製した。
【0053】
【比較例5】実施例1において、中わたとして羊毛を用
いた以外は同様な掛け布団を作製した。
【0054】
【比較例6】実施例1において、中わたとして羽毛を用
いた以外は同様な掛け布団を作製した。
【0055】
【比較例7】実施例1において、中わたとして絹を用い
た以外は同様な掛け布団を作製した。
【0056】
【比較例8】実施例1において、中わたとして綿とポリ
エステルとの混合(50%−50%)物を用いた以外は
同様な掛け布団を作製した。
【0057】
【比較例9】実施例1において、中わたとして羊毛とシ
リコン加工したポリエステルとの混合(50%−50
%)物を用いた以外は同様な掛け布団を作製した。
【0058】
【特性】上記各例の布団について、その寝心地を下記に
示す項目につき◎(非常に優れている),○(優れてい
る),△(やや劣る),×(悪い)の四段階で評価した
ので、その結果を下記の表−19に示す。 表−19 睡眠中の汗の吸収性 保温性 軽さ・しなやかさの感触 圧縮回復性 実施例1a ◎ ○ ○ ○ 実施例1b ◎ ◎ ○ ○ 実施例1c ◎ ○ ○ ◎ 実施例1d ◎ ◎ ◎ ◎ 実施例2a ○ ◎ ◎ ◎ 実施例2b ◎ ◎ ◎ ◎ 実施例2c ◎ ◎ ◎ ◎ 実施例2d ◎ ◎ ◎ ◎ 実施例3a ◎ ○ ○ ○ 実施例3b ◎ ◎ ○ ○ 実施例3c ◎ ○ ○ ◎ 実施例3d ◎ ◎ ◎ ◎ 実施例4a ◎ ◎ ○ ○ 実施例4b ◎ ◎ ○ ◎ 実施例4c ◎ ◎ ○ ◎ 実施例4d ◎ ◎ ◎ ◎ 実施例5a ○ ◎ ◎ ◎ 実施例5b ◎ ◎ ◎ ◎ 実施例5c ◎ ◎ ◎ ◎ 実施例5d ◎ ◎ ◎ ◎ 実施例6a ◎ ◎ ○ ○ 実施例6b ◎ ◎ ○ ◎ 実施例6c ◎ ◎ ○ ◎ 実施例6d ◎ ◎ ◎ ◎ 実施例7a ○ ○ ○ ○ 実施例7b ◎ ◎ ○ ○ 実施例7c ◎ ○ ○ ◎ 実施例7d ◎ ◎ ◎ ◎ 実施例8a ○ ◎ ◎ ◎ 実施例8b ◎ ◎ ◎ ◎ 実施例8c ◎ ◎ ◎ ◎ 実施例8d ◎ ◎ ◎ ◎ 実施例9a ○ ○ ○ ○ 実施例9b ◎ ◎ ○ ○ 実施例9c ◎ ○ ○ ◎ 実施例9d ◎ ◎ ◎ ◎ 実施例10a ○ ○ ○ ○ 実施例10b ◎ ○ ○ ○ 実施例10c ◎ ○ ○ ◎ 実施例10d ◎ ◎ ◎ ◎ 実施例11a ○ ◎ ◎ ◎ 実施例11b ◎ ◎ ◎ ◎ 実施例11c ◎ ◎ ◎ ◎ 実施例11d ◎ ◎ ◎ ◎ 実施例12a ○ ○ ○ ○ 実施例12b ◎ ○ ○ ○ 実施例12c ◎ ○ ○ ◎ 実施例12d ◎ ◎ ◎ ◎ 実施例13 ○ ◎ ◎ ○ 実施例14 ◎ ◎ ◎ ○ 実施例15 ◎ ◎ ○ ◎ 実施例16 ◎ ◎ ◎ ○ 実施例17 ◎ ◎ ◎ ○ 実施例18 ○ ◎ ○ ◎ 実施例19 ○ ◎ ○ ○ 比較例1 ○ △ × × 比較例2 ○ △ △ × 比較例3 × △ × △ 比較例4 × ○ ○ ○ 比較例5 ○ ○ × △ 比較例6 △ ○ ◎ ◎ 比較例7 ◎ ○ △ × 比較例8 △ △ × △ 比較例9 △ ○ ○ ○
【0059】
【発明の効果】本発明になる布団は、睡眠中の汗の吸収
性、保温性、軽さ及びしなやかさの感触いずれの特性も
優れ、寝心地が非常に良いものである。かつ、コスト的
にも羽毛布団より低廉である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる布団の第1実施形態を示す概略図
【図2】本発明になる布団の第2実施形態を示す概略図
【図3】本発明になる布団の第3実施形態を示す概略図
【符号の説明】
1 羽毛と該羽毛以外の繊維の混在層 2 羽毛層 3 羽毛以外の繊維層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中わたと側とを具備する布団であって、 前記中わたが、羽毛と、該羽毛以外の繊維とを含み、 前記羽毛以外の繊維が絹であることを特徴とする布団。
  2. 【請求項2】 中わたと側とを具備する布団であって、 前記中わたが、羽毛と、該羽毛以外の繊維とを含み、 前記羽毛以外の繊維が、綿、麻、羊毛、合成繊維の群の
    中から選ばれる一種以上のものであることを特徴とする
    布団。
  3. 【請求項3】 羽毛と該羽毛以外の繊維との配合割合
    が、重量比で5:95〜90:10であることを特徴と
    する請求項1又は請求項2の布団。
  4. 【請求項4】 中わたは、羽毛と該羽毛以外の繊維とが
    一つの層内に混在構成されたものであることを特徴とす
    る請求項1〜請求項3いずれかの布団。
  5. 【請求項5】 中わたは、羽毛層と該羽毛以外の繊維層
    とが積層構成されたものであることを特徴とする請求項
    1〜請求項3いずれかの布団。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102774091A (zh) * 2012-07-24 2012-11-14 常熟市建华织造有限责任公司 一种保暖面料

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