JP3968407B2 - 敷布団 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、保温性及びクッション性を向上させると共に、敷布団のへたりを起こし難くした敷布団に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、敷布団の保温性及びクッション性を向上させるために、中綿を多く収容する等の工夫がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかして、中綿を多量に使用することは、コスト高になる欠点がある。そればかりか、従来の中綿を均一に充填した敷布団は、人体が横臥した時は、中央が人体の重みで沈み、その結果敷布団のへたりが生じ易くなる問題があった。
【0004】
この発明は、このような問題点を解決しようとするものであり、中綿量を増やさずに、保温性及びクッション性を向上させると共に、敷布団のへたりも起こし難くした敷布団を提供することを、その目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明者等は鋭意検討の結果、同じ厚さの中綿の場合、複数枚の中綿を積層した方が保温性が向上することに着目し、更に中綿の間に中裏地を介在させることによって、一段と保温性が向上することを見出し、本発明に到達した。
【0007】
即ち、本発明は、横方向の長さの異なる複数の中綿を収容してなる敷布団半体同士を、表面から裏面に達するようにして縫着することにより対面固定して単一の敷布団を形成してなり、前記布団半体には、それぞれ横方向全体に亙って収容した第1の中綿と人体が横たわる横方向中央部のみに収容した第2の中綿とが縦方向全体に収容され、前記敷布団の中裏地を介して対向する中綿が、横方向の長さが短い中綿同士となるように収容することによって、人間が横たわる中央部の中綿の高さを高くして人間が横たわるとほぼ平坦になるようにしたことを特徴とする。
【0008】
本発明においては、一部の中綿は、人間が横たわる中央部のみに収容しているので、敷布団の長さ方向中央部は凸状になっている。この敷布団に人間が横たわると、ほぼ平坦になるので、クッション性及び寝心地に優れると共に、敷布団のへたりが起こり難くなる。
【0009】
本発明は、表地と裏地との間に中裏地を介装させたことを特徴とするものであるが、このように中裏地を介在させた敷布団は市販されていないし、このような発想も知られていない。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例を示す断面図であり、表地1と中裏地2とで形成された袋状体内に、第1の中綿3aと第2の中綿3bとを収容した布団半体4,4を、不織布2,2を重ね合わせて固定した例を示す。
【0011】
第1の中綿3aは、横方向全体に亙って収容されているが、第2の中綿3bは、長さ方向中央部のみに収容されている。従って、図1では表されていないが、実際には、中央部は若干凸状となった山形となっている。
【0012】
第1の中綿3aと第2の中綿3bとは、第1の中綿3aが表地1に接するように収容しているので、表面がなだらかになる。
【0013】
上記のように中綿を収容した布団は、図2に示すように、横方向に波縫い5されている。波縫いは、表面から裏面に達するようになっているので、中綿が強固に固定される。
【0014】
波縫いとすることによって、直線状に縫う場合と比べて、中綿を強固に固定することができる。波縫いでなくとも、曲線状に縫えば同様の効果が得られる。
【0015】
上記実施例では、中裏地2,2は、不織布で形成されている。これは必ずしもこのようでなくともよいが、不織布とすることによって、中綿のズレを防止し、より強固に固定することができると共に、洗濯した場合の型くづれが起こり難くなる。
【0016】
布団半体4,4の接合部外周には、外観を良くするため、共生地を縫着するヘリ加工を施すと良い。
【0017】
上記実施例においては、2個の布団半体4,4を結合させて、単一の敷布団を形成している。
【0018】
本発明に使用する中綿3a,3bの材質は特に限定されないが、ポリエステルのような化学繊維とするのが、容易に洗濯することができることから好ましい。
【0019】
本発明によれば、中間部に中裏地を介在させ、中綿を複数層収容しているので、同じ厚さに中綿を収容した場合と比べて、保温性が格段に向上する。
【0020】
また、第2の中綿3bは、人間が横たわる中央部にのみ収容しているので、布団内に空気層が形成されるから、この理由からも保温性が向上する。
【0021】
更に、第2の中綿3bを中央部にのみ収容することによって、クッション性が向上すると共に、寝た状態では、平坦に近くなるので、寝心地が良くなる。
【0022】
このように長さの異なる中綿を収容しても、中間に不織布を介在させ、曲線状に縫うことによって、中綿のズレを効果的に防止することができる。
【0023】
【発明の効果】
以上述べたごとく、本発明によれば、中綿の量を多くしなくとも、多くしたのと同じような優れた保温性とクッション性が得られるほか、人間が横たわった状態でほぼ平坦となるので、寝心地に優れていると共に、敷布団のへたりが起こり難くなる等の多くの利点が得られる。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の敷布団の概略断面図である。
【図2】本発明の敷布団の概略上面図である。
【符号の説明】
1 表地
2 中裏地
3a,3b 中綿
4 布団半体
5 波縫い

Claims (3)

  1. 横方向の長さの異なる複数の中綿を収容してなる敷布団半体同士を、表面から裏面に達するようにして縫着することにより対面固定して単一の敷布団を形成してなり、前記布団半体には、それぞれ横方向全体に亙って収容した第1の中綿と人体が横たわる横方向中央部のみに収容した第2の中綿とが縦方向全体に収容され、前記敷布団の中裏地を介して対向する中綿が、横方向の長さが短い中綿同士となるように収容することによって、人間が横たわる中央部の中綿の高さを高くして人間が横たわるとほぼ平坦になるようにしたことを特徴とする敷布団。
  2. 前記中裏地を不織布で形成してなる請求項に記載の敷布団。
  3. 前記敷布団の表面から裏面に達するようにして、横方向に曲線状に縫着してなる請求項1又は2に記載の敷布団。
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