JPH11127554A - 電磁ブレーキ - Google Patents

電磁ブレーキ

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JPH11127554A
JPH11127554A JP9288388A JP28838897A JPH11127554A JP H11127554 A JPH11127554 A JP H11127554A JP 9288388 A JP9288388 A JP 9288388A JP 28838897 A JP28838897 A JP 28838897A JP H11127554 A JPH11127554 A JP H11127554A
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JP
Japan
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brake
plate
manual release
fixed
core
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Application number
JP9288388A
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English (en)
Inventor
Toshio Oka
俊雄 岡
Yoshihiro Ito
佳弘 伊藤
Teruhisa Koga
輝久 古賀
Mikihiro Kanou
幹大 加納
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/14Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D2127/00Auxiliary mechanisms
    • F16D2127/02Release mechanisms
    • F16D2127/04Release mechanisms for manual operation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレーキ手動解放板を固定板で支持する構
造、及び手動解放レバーを取外せる構造の採用によりブ
レーキライニング摩耗時のギャップ調整を容易とし、か
つ、誤操作防止可能な電磁ブレーキを提供する。 【解決手段】 ブレーキ手動解放板20を固定板4上に
て支持し、支持点4Aにはゴムブッシュ22を用い、ブ
レーキライニング摩耗時のギャップ調整作業における固
定板4と手動解放板20間の間隙調整が不要な構造と
し、かつ、手動解放板20に手動解放レバー21を螺合
により結合し、ブレーキの解放不要時には手動解放レバ
ー21を取外し可能とした。又、ファンカバー27に手
動解放レバー保持用金具28を着脱自在に取り付け、手
動解放レバー保持用金具28にて手動解放レバー21を
保持し、ブレーキ解放を維持可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モータと一体に
取付けた電磁ブレーキに関し、特に、ブレーキライニン
グ摩耗時の間隙調整が容易な電磁ブレーキに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の電磁ブレーキを示す断面図
である。図において、1はモータの反負荷側ブラケット
(図示せず)に固定された固定鉄心、2は固定鉄心1と
間隙を介して対向配置され、前記モータの軸(図示せ
ず)方向に摺動可能な可動鉄心、3は通電により固定鉄
心1を励磁し、可動鉄心2を固定鉄心1側に吸着する電
磁コイル、4は固定鉄心1との間隔を調整可能に固定さ
れた固定板、5はブレーキライニング板、6はハブであ
り、ハブ6はブレーキライニング板5を保持すると共
に、ブレーキライニング板5が固定板4と可動鉄心2と
の間に位置して前記モータ軸と共に回転し、かつ、軸方
向に摺動可能に該モータ軸に取付られている。
【0003】尚、該ブレーキライニング板5を可動鉄心
2を介して固定板4に押圧するばね(図示せず)が可動
鉄心2における固定鉄心1側に存在し、電磁コイル3に
より励磁されていない時には可動鉄心2をブレーキライ
ニング板5側に押圧してブレーキがかかった状態にす
る。7はブレーキライニング板5を手動にて解放するブ
レーキ手動解放板、8はブレーキ手動解放板7に設けら
れた可動鉄心2を固定鉄心1側に移動させるように押圧
する突起部である。9はブレーキ解放板支持用ボルト、
10は間隙調整用ボルト、11は筒状スペーサ、12、
13はナット、14はばね、15は座金である。
【0004】次に、図2により電磁ブレーキの動作につ
いて説明する。通常、電磁ブレーキの機構は、電源OF
F時には固定板4と可動鉄心2に挟まれたブレーキライ
ニング板5を可動鉄心2を介してばね(図示せず)で固
定板4に押付け、ブレーキライニング板5とブレーキラ
イニング板5に接触する可動鉄心2及び固定板4との摩
擦力によりブレーキをかけている。電源が投入されると
電磁コイル3により固定鉄心1が励磁され、可動鉄心2
を吸着することによりブレーキライニング板5がフリー
となり、ブレーキは解放される。手動解放は、電源OF
F時に利用されるものであり、ブレーキ解放板支持用ボ
ルト9に支持されたブレーキ手動解放板7にてブレーキ
を解放する。
【0005】即ち、ブレーキ手動解放板7の一方の端部
におけるブレーキ解放板支持用ボルト9との係合部を回
転支点とし、他方の端部を作用点として、突起部8によ
り前記ばねの付勢力を超えた力で可動鉄心2を固定鉄心
1側へ移動させ、ブレーキライニング板5をフリーと
し、ブレーキを解放する。
【0006】固定板4は、ブレーキ解放板支持用ボルト
9及び間隙調整用ボルト10により支持されると共に、
固定鉄心1と可動鉄心2との間隙調整を行うべく、ボル
ト9及び10に貫挿させた筒状スペーサ11、ナット1
2等により、ブレーキライニング板5及び可動鉄心2を
挟んだ状態にある固定鉄心1と固定板4との間隔を調整
して固定される。
【0007】次に、ブレーキ手動解放板7の一端が、ブ
レーキ解放板支持用ボルト9により支持されると共に、
可動鉄心2を挟んだ状態にある固定鉄心1とブレーキ手
動解放板7の突起部8との間隔を適切な値に調整すべ
く、ボルト9に貫挿させたばね14及び座金15によ
り、ブレーキ手動解放板7と固定板4との間隙が調整し
て固定される。尚、上記二つの間隙調整はブレーキライ
ニング摩耗時の間隙調整を目的としたものである。
【0008】上記の如く、ブレーキ解放板支持用ボルト
9が間隙調整用ボルト10を兼用していたため、ブレー
キライニング摩耗時の間隙調整は固定鉄心1と可動鉄心
2との間隙調整を行った後、固定板4とブレーキ手動解
放板7との間隙調整を行っていた。又、従来の方式で
は、ブレーキ手動解放板7と一体に手動解放レーバー
(図示せず)が取付けられており、この手動解放レーバ
ーは、外部から操作できる状態にある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の電磁ブレーキに
おけるブレーキライニング摩耗時の間隙調整は、固定鉄
心1と可動鉄心2との間隙調整後に固定板4とブレーキ
手動解放板7との間隙調整を必要とし、この2度の調整
が極めて煩雑であるなどの問題点があった。又、ブレー
キ解放板が手動解放レバー(図示せず)と一体化されて
おり、該レバーがファンカバー(図示せず)から外部へ
突出していたため、昇降用で使用する場合、誤操作によ
りモータフリーランによる自由落下の危険性があるなど
の問題点があった。
【0010】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、ブレーキライニング摩耗時
の間隙調整において、固定板とブレーキ解放板との間隙
調整を不要とし、かつ、誤操作防止を改善した電磁ブレ
ーキを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る電磁ブ
レーキは、モータの反負荷側に固定された固定鉄心と、
該固定鉄心に対向配置され、前記モータの軸方向に摺動
可能な可動鉄心と、前記固定鉄心との間隔を調整可能に
支持された固定板と、該固定板と前記可動鉄心との間に
配置され、前記モータの軸にその軸方向に摺動可能に取
付られたブレーキライニング板と、該ブレーキライニン
グ板を前記可動鉄心を介して前記固定板に押圧する弾性
体と、通電により前記固定鉄心を励磁し、前記可動鉄心
を前記弾性体の付勢力に逆らって前記固定鉄心側に移動
させて前記ブレーキライニング板を解放する電磁コイル
と、無通電時において、手動操作により前記可動鉄心を
前記弾性体の付勢力に逆らって前記固定鉄心側に移動さ
せて前記ブレーキライニング板を解放するブレーキ手動
解放板とを備え、前記固定板が前記ブレーキ手動解放板
を支持する支持手段を有するものである。
【0012】第2の発明に係る電磁ブレーキは、第1の
発明に係る電磁ブレーキにおいて、固定板に備わるブレ
ーキ手動解放板の支持手段が前記固定板とブレーキ手動
解放板との間に弾性体を挟んでボルト締めした構造をな
すものである。
【0013】第3の発明に係る電磁ブレーキは、第1又
は第2の発明に係る電磁ブレーキにおいて、該電磁ブレ
ーキを覆うようにモータの反負荷側に配設され、開口部
が形成されたカバーと、該カバーの開口部を貫通し、ブ
レーキ手動解放板に着脱自在に装着されるブレーキ手動
解放レバーとを備えたものである。
【0014】第4の発明に係る電磁ブレーキは、第3の
発明に係る電磁ブレーキにおいて、ブレーキ手動解放レ
バーにおけるブレーキ手動解放板への装着部にオネジが
形成されると共に、前記ブレーキ手動解放板にはメネジ
が形成され、該メネジに螺合された前記ブレーキ手動解
放レバーのオネジ根元のレバー端面が前記ブレーキ手動
解放板に面接触しているものである。
【0015】第5の発明に係る電磁ブレーキは、第3の
発明に係る電磁ブレーキにおいて、一端部がカバーの端
部に着脱自在に係合し、他端部にてブレーキ手動解放レ
バーを保持してブレーキの手動解放状態を維持するブレ
ーキ解放維持手段を備えたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.第1〜第5の発明の実施の形態1を図1
に示した図面に基づき説明する。図1は電磁ブレーキを
示す断面図である。図中、従来例と同じ符号で示された
ものは従来例のそれと同一若しくは同等なものを示す。
図において、16はモータフレーム、17はモータフレ
ーム16のモータ反負荷側に取付けられた反負荷側ブラ
ケト、18はモータ軸、19は固定鉄心1を反負荷側ブ
ラケト17に取付ける固定鉄心固定用ボルト、20はブ
レーキ手動解放板、21はブレーキ手動解放レバー、2
2はゴムブッシュ、23は座金、24はナットである。
【0017】又、25はブレーキカバー、26はモータ
ファン、27はファンカバー、28は手動解放レバー保
持用金具、29は手動解放レバー保持用ボルトであり、
手動解放レバー保持用金具28及びボルト29にてブレ
ーキ解放維持手段を構成する。30は電磁ブレーキであ
り、固定鉄心1〜ハブ6、間隙調整用ボルト10〜ナッ
ト12、 固定鉄心固定用ボルト19、ブレーキ手動解
放板〜ブレーキカバー25、手動解放レバー保持用金具
28及び手動解放レバー保持用ボルト29により構成さ
れている。
【0018】ブレーキ手動解放板20の一端20Aは固
定板4上に、弾性体であるゴムブッシュ22、座金23
を介して所定の間隙を保持するように取付けられ、ナッ
ト24にて締め付け固定、支持されており、他端は略直
角に曲げられ、その先端近傍にはメネジ20Bが形成さ
れ、ブレーキ手動解放レバー21の一端に形成されたオ
ネジ21Aが螺合され、一体に結合されている。即ち、
ゴムブッシュ22、座金23及びナット24等により固
定板4上におけるブレーキ手動解放板20の支持手段を
構成している。
【0019】尚、ブレーキ手動解放レバー21はブレー
キカバー25及びファンカバー27のそれぞれに形成さ
れた開口部としての穴25A及び27Aより挿入され、
オネジ21Aの根元のレバー端面が前記ブレーキ手動解
放板20に面接触するようにメネジ20Cに螺合され、
取外し自在に、かつ、堅固に一体に結合されている。
【0020】次に、図1により動作を説明する。電磁ブ
レーキ30の基本動作は従来例の場合と同様であり、構
造の相違に基づく動作の相違点について説明する。固定
板4上に支持されたブレーキ手動解放板20の一端部2
0Aを回転支点とし、ブレーキ手動解放板20に結合さ
れたブレーキ手動解放レバー21を用いて、てこの原理
によって、ブレーキ手動解放板20上に設けられた突起
部20Bにて弾性体としてのばね(図示せず)の付勢力
を超えた力で可動鉄心2を固定鉄心1側へ移動させ、ブ
レーキライニング板5をフリーとし、ブレーキを解放す
る。
【0021】即ち、ブレーキ手動解放板20は固定板4
にゴムブッシュ22を介して取付けられ、支持されてい
るので、この支持点を中心にして板面に垂直方向に回動
可能であり、ブレーキ手動解放板20が可動鉄心2を押
圧して、モータ軸18方向に移動させ、ブレーキライニ
ング板5をフリーにしてブレーキを解放させる。尚、ブ
レーキ手動解放レバー21をフリーにすると、前記ばね
の付勢力により可動鉄心2が元の位置に戻り、ブレーキ
がかかる。
【0022】上記構造では、固定板4とブレーキ手動解
放板20との間隙がゴムブッシュ22及び座金23によ
り均一に保たれることから、従来例にて必要とした固定
板4とブレーキ手動解放板20との間の間隙調整が不要
となり、固定鉄心1と可動鉄心2間の間隙調整だけでよ
い。このように、固定板4でブレーキ解放板20を支持
する構造としたことにより、ブレーキライニング摩耗時
の固定板4とブレーキ手動解放板20との間隙調整が不
要となったので、ブレーキライニング摩耗時における間
隙調整が容易であると共に、従来例におけるブレーキ解
放板支持用ボルト9の代わりに間隙調整用ボルト10を
用いるので部品の共用化ができ、比較的安価な構造のも
のが得られる効果がある。
【0023】尚、図1に示した実施の形態1では弾性体
としてゴムブッシュ22を用いた例を示したが、ゴム材
に限定されるものではなく、コイルバネ等のバネ材であ
っても同様な効果が得られる。
【0024】又、ブレーキ手動解放板20に対し着脱自
在に装着されるブレーキ手動解放レバー21を設けたこ
とにより、手動解放を行わない場合はブレーキ手動解放
レバー21をブレーキ手動解放板20から外し、外部か
ら操作できなくしたため、誤操作防止が可能となった。
即ち、手動解放レバーを着脱式としたことから、本電磁
ブレーキをモータやギヤードモータに取付けた場合にお
いて、手動解放レバーを操作しない時はブレーキ手動解
放板から取り外すことにより誤操作防止を図れ、組立
性、安全性及び省スペースの上で有利となった。更に、
手動解放レバーも共用化でき、部品の標準化できる。
【0025】又、手動解放レバー21におけるオネジ2
1Cの根元のレバー端面をブレーキ手動解放板20に面
接触させる構造としたので、比較的小寸法ながらブレー
キ手動解放板20と手動解放レバー21との結合部が堅
固となり、強度向上を図れた。
【0026】尚、手動解放を行う際、作業の都合で長時
間手動解放を継続する場合、手動解放状態を維持する必
要がある。この実施の形態1では、図1に示す如く、手
動解放レバー保持用金具28がファンカバー27に引っ
かけて取り付けるための引っ掛け部28Aと手動解放レ
バー保持用ボルト29が螺合されるメネジ28Bを備
え、一方、ブレーキ手動解放レバー21の中心に孔21
Bを設けており、手動解放レバー保持用金具28をファ
ンカバー27に引っかけて固定し、ブレーキ手動解放レ
バー21の孔21Bにボルト29を通して保持用金具2
8のメネジ28Bに螺合させることによりボルト29の
頭部でブレーキ手動解放レバー21を保持し、ブレーキ
ライニング板5のフリー状態を維持する。
【0027】上記のように、保持用金具28はファンカ
バー27に引っかけて取付ける構造とし、ブレーキの手
動解放状態を維持するようにしたので、不要時には取外
し容易であると共に、取付けのための機械加工等を行な
わずに済み、安価かつ簡単な構造で保持が可能となり、
かつ、部品の共用化が可能なブレーキ解放維持手段が得
られる。
【0028】
【発明の効果】第1の発明によれば、電磁ブレーキにお
いて、固定板にブレーキ手動解放板を支持する支持手段
を備えたので、固定板とブレーキ手動解放板間との間隙
調整が不要となり、ブレーキライニング摩耗時における
間隙調整の容易なものが得られる効果がある。
【0029】又、第2の発明によれば、固定板が有する
ブレーキ手動解放板の支持手段を、前記固定板とブレー
キ手動解放板との間に弾性体を挟んでボルト締めした構
造としたので、ブレーキライニング摩耗時における間隙
調整の容易であると共に、比較的安価な構造のものが得
られる効果がある。
【0030】又、第3の発明によれば、ブレーキ手動解
放レバーが、カバーの開口部を貫通してブレーキ手動解
放板に着脱自在に装着できるため、手動解放レバーを操
作しない時はブレーキ手動解放板から取り外すことによ
り誤操作防止を図れるものが得られる効果がある。
【0031】又、第4の発明によれば、ブレーキ手動解
放板の主部に直角に折り曲げ部形成し、該折り曲げ部に
形成されたメネジにブレーキ手動解放レバー先端に形成
されたオネジを螺合されると共に、該オネジ根元のレバ
ー端面が前記ブレーキ手動解放板に面接触させたので、
手動解放レバーとブレーキ手動解放板との結合部の強度
向上に効果がある。
【0032】又、第5の発明によれば、ブレーキ解放維
持手段を、一端部がカバーに着脱自在に係合し、他端部
がブレーキ手動解放レバーを保持してブレーキの手動解
放状態を維持する構造としたので、安価、かつ、部品の
共用化が可能なものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1〜第5の発明の実施の形態1としての電
磁ブレーキの構造を示す断面図である。
【図2】 従来の電磁ブレーキの構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 固定鉄心、2 可動鉄心、3 電磁コイル、4 固
定板、5 ブレーキライニング板、6 ハブ、7 ブレ
ーキ手動解放板、8 突起部、9 ブレーキ解放板支持
用ボルト、10 間隙調整用ボルト、11 筒状スペー
サ、12、13ナット、14 ばね、15 座金16
モータフレーム、17 反負荷側ブラケット、18 モ
ータ軸、19 固定鉄心固定用ボルト、20 ブレーキ
手動解放板、21 手動解放レバー、22 ゴムブッシ
ュ、23 座金、24 ナット、25 ブレーキカバ
ー、26 モータファン、27 ファンカバー、28
手動解放レバー保持用金具、29 手動解放レバー保持
用ボルト、30 電磁ブレーキ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加納 幹大 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの反負荷側に固定された固定鉄心
    と、該固定鉄心に対向配置され、前記モータの軸方向に
    摺動可能な可動鉄心と、前記固定鉄心との間隔を調整可
    能に支持された固定板と、該固定板と前記可動鉄心との
    間に配置され、前記モータの軸にその軸方向に摺動可能
    に取付られたブレーキライニング板と、該ブレーキライ
    ニング板を前記可動鉄心を介して前記固定板に押圧する
    弾性体と、通電により前記固定鉄心を励磁し、前記可動
    鉄心を前記弾性体の付勢力に逆らって前記固定鉄心側に
    移動させて前記ブレーキライニング板を解放する電磁コ
    イルと、無通電時において、手動操作により前記可動鉄
    心を前記弾性体の付勢力に逆らって前記固定鉄心側に移
    動させて前記ブレーキライニング板を解放するブレーキ
    手動解放板とを備え、前記固定板は前記ブレーキ手動解
    放板を支持する支持手段を有することを特徴とする電磁
    ブレーキ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電磁ブレーキにおいて、
    固定板が有するブレーキ手動解放板の支持手段は、前記
    固定板とブレーキ手動解放板との間に弾性体を挟んでボ
    ルト締めした構造をなすことを特徴とする電磁ブレー
    キ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の電磁ブレー
    キにおいて、該電磁ブレーキを覆うようにモータの反負
    荷側に配設され、開口部が形成されたカバーと、該カバ
    ーの開口部を貫通し、ブレーキ手動解放板に着脱自在に
    装着されるブレーキ手動解放レバーとを備えたことを特
    徴とする電磁ブレーキ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電磁ブレーキにおいて、
    ブレーキ手動解放レバーにおけるブレーキ手動解放板へ
    の装着部にオネジが形成されると共に、前記ブレーキ手
    動解放板にはメネジが形成され、該メネジに螺合された
    前記ブレーキ手動解放レバーのオネジ根元のレバー端面
    が前記ブレーキ手動解放板に面接触していることを特徴
    とする電磁ブレーキ。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の電磁ブレーキにおいて、
    一端部がカバーの端部に着脱自在に係合し、他端部にて
    ブレーキ手動解放レバーを保持してブレーキの手動解放
    状態を維持するブレーキ解放維持手段を備えたことを特
    徴とする電磁ブレーキ。
JP9288388A 1997-10-21 1997-10-21 電磁ブレーキ Pending JPH11127554A (ja)

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