JPH11127350A - 画像読取り装置及びその制御方法並びに記録媒体 - Google Patents

画像読取り装置及びその制御方法並びに記録媒体

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JPH11127350A
JPH11127350A JP9291346A JP29134697A JPH11127350A JP H11127350 A JPH11127350 A JP H11127350A JP 9291346 A JP9291346 A JP 9291346A JP 29134697 A JP29134697 A JP 29134697A JP H11127350 A JPH11127350 A JP H11127350A
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Yasuhiko Kitagawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続給紙を行いその際に一枚毎に白基準を読
取って白記憶を行うADF両面読取り型の画像読取り装
置において、ランプを常時点灯させても正確に白基準を
読取り、原稿を両面読取りする際の処理速度を向上させ
る、画像読取り装置及びその制御方法を提供する。 【解決手段】 駆動ローラと排出ローラとで構成される
原稿搬送経路上に形成した表面白基準および裏面白基準
と、前記原稿搬送経路を挟んで配置した表面光学ユニッ
トと裏面光学ユニットとを備え、原稿表面読取り位置と
原稿裏面読取り位置とのズレ量を小さくするとともに、
読取り対象の原稿の先端および後端をシャッターの代わ
りに利用して、白基準を読取る時に読取り面と反対側の
ランプの光が読取り面側に回り込まないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ADF(オート
・ドキュメント・フィーダ)機構付き両面読取り型の画
像読取り装置において、連続給紙を行いその際に一枚毎
に白基準を読取って白記憶を行う場合に好適な、画像読
取り装置及びその制御方法並びに記録媒体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】原稿の画像読取りでは、装置に取付けら
れている例えばシート状の白基準を光学ユニットで読取
らせることにより絶対白レベルを設定している。ところ
で、絶対白レベルを設定するに際して、図4(a)に示
すようにランプの出力が時間の経過とともに変化する。
これによりCCDの受光感度が変化する。従って、AM
Pでの増幅においてAMPの定数をその都度決定するこ
とで白レベル/黒レベルを一定に保つ必要がある。
【0003】また、読取り処理速度を向上させることが
要求されており、処理速度を向上させる手段としては、
感度の高いCCDを用いる。照度の高いランプを用いて
光量を上げる。ランプの照射時間を極限まで切り詰める
といった手法が考えられる。しかし、これらの手法はコ
ストアップを招く。また、ランプの照射時間を極限まで
切り詰めてCCDを早く動作させるとノイズが増大して
画像品質の劣化を招くといった問題がある。
【0004】さて、両面読取りを行う画像読取り装置の
構造としては、1つの光学系を用いて、一度表面を読取
ってから原稿を表裏反転させて裏面を読取る構造と、2
つの光学系を用いて、表裏同時に読取る構造とが知られ
ている。当然のことながら、2つの光学系を用いた構造
の方が読取りに際して処理速度が速いことになる。
【0005】図4(b)に、2つの光学系を用いた、両
面読取り処理の模式図を示す。同図において、原稿79
の表面読取りは、原稿表面読取り位置で表面ランプ73
を照射し原稿79表面の反射光をイメージセンサである
例えばCCD74が受光することによって読取られる。
一方、原稿79の裏面読取りは、原稿裏面読取り位置で
裏面ランプ76を照射し原稿79裏面の反射光をCCD
75が受光することによって読取られる。
【0006】このように、原稿表面読取り位置と原稿裏
面読取り位置とにおいて、副走査方向に読取り位置ズレ
量Lが存在する。従って、原稿を両面読取りする際の処
理速度は、原稿1枚分の読取り時間に加えて前記の読取
り位置ズレ量L分の読取り時間が加算されることにな
る。
【0007】両面読取りする際の処理速度を向上させる
手法としては、前述の読取り位置ズレ量Lを小さくする
ことが望ましい。理想としては、原稿表面読取り位置と
原稿裏面読取り位置とを同じポイントに設定することで
ある。しかし、実際には白基準を読取ることは難しく、
読取り光路上にシャッター等の部材を追加し、その駆動
系部材の追加も必要であり、かつ実装スペースからの制
限もある。従って、コストアップに加えて、シャッター
等の駆動時間が加わるため、結局、処理速度を向上させ
ることができないことになる。
【0008】従来においては、前述の図4(b)に示し
たように、原稿表面読取り位置と原稿裏面読取り位置と
に副走査方向に読取り位置ズレ量Lが存在する形態をと
っている。この際の問題は、白基準を読取る時に読取り
面と反対側のランプの光が読取り面側に回り込んでくる
為に正確な白基準を読取って白記憶を行うことができな
いといった問題がある。
【0009】図5は従来技術の図(その1)を示すもの
である。同図において、白基準を読取る時に読取り面と
反対側のランプを消灯させて光が読取り面側に回り込ま
ないようにするものである。
【0010】同図(a)において、表面の白記憶につい
て説明する。表面光学ユニット71と、裏面光学ユニッ
ト72とが、駆動ローラ83と排出ローラ84とで構成
される原稿搬送経路を挟んで配置されている。なお、表
面光学ユニット71は表面ランプ73と、CCD74
と、結像レンズ77と、反射鏡78とを備え、裏面光学
ユニット72は裏面ランプ76と、CCD75と、結像
レンズ77と、反射鏡78とを備えている。
【0011】また、前述の原稿搬送経路上には表面光学
ユニット71で読取られる表面白基準81と、裏面光学
ユニット72で読取られる裏面白基準82とを備えてい
る。表面の白記憶においては、前述の裏面ランプ76を
消灯してから表面光学ユニット71により表面白基準8
1を読取って白記憶を行うものである。
【0012】同図(b)において、裏面の白記憶につい
て説明する。前述の図5(a)との違いは、裏面の白記
憶においては、前述の表面ランプ73を消灯してから裏
面光学ユニット72により裏面白基準82を読取って白
記憶を行うものである。
【0013】図5に示した従来技術(その1)の処理手
順について説明する。
【0014】図6は従来技術(その1)のフローチャー
トを示すものである。ステップS51において、例え
ば、ホストの指示により読取り起動が掛かる。
【0015】ステップS52において、例えば、図示し
ない用紙サイズ検出センサが読取り対象の原稿を検知す
ると原稿を所定の位置で待避する。
【0016】ステップS53において、裏面ランプ76
を消灯し、ステップS54で表面光学ユニット71によ
り表面白基準81を読取って白記憶を行う。
【0017】ステップS55において、表面ランプ73
を消灯し、ステップS56で裏面光学ユニット72によ
り裏面白基準82を読取って白記憶を行う。
【0018】ステップS57において、原稿搬送経路上
に配置した図示しない用紙先端検出センサが原稿の先端
を検知すると、ステップS58で駆動ローラ83を駆動
して、原稿を原稿表面読取り位置までの規定量を送る。
【0019】ステップS59において、原稿の読取りを
開始する。ステップS60で表面と裏面との読取りを終
了する。
【0020】ステップS61において、次の読取り原稿
があるか判定する。次の読取り原稿がなければ処理を終
了する。次の読取り原稿があれば、ステップS52に戻
る。
【0021】図7は従来技術の図(その2)を示すもの
である。同図において、原稿表面読取り位置と原稿裏面
読取り位置とを白基準を読取る時に読取り面と反対側の
ランプの光が読取り面側に回り込まないような位置まだ
離すものである。
【0022】前述の図5との違いは、原稿表面読取り位
置と原稿裏面読取り位置との読取り位置ズレ量を大きく
設定する点と、表面ランプ73および裏面ランプ76は
常時点灯させている点である。
【0023】これによって、表面白基準81を表面光学
ユニット71で読取る時、および裏面白基準82を裏面
光学ユニット72で読取る時に、互いに読取り面と反対
側のランプの光が読取り面側に回り込まないようなした
ものである。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】前記のごとく、従来の
技術では次のような問題点がある。
【0025】1)白基準を読取る時に読取り面と反対側
のランプを消灯させて光が読取り面側に回り込まないよ
うにした形態では、ランプが瞬時に反応しない為、消灯
時の残光、点灯時の光量安定時間といった問題点があ
る。さらに、ランプは点灯消灯の繰り返しによりランプ
寿命が低下するといった問題点がある。
【0026】2)原稿表面読取り位置と原稿裏面読取り
位置とを白基準を読取る時に読取り面と反対側のランプ
の光が読取り面側に回り込まないような位置まだ離す形
態では、原稿を両面読取りする際の処理速度は読取り位
置ズレ量を大きく設定した分だけ低下するといった問題
点がある。
【0027】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、この発明では次のような手段を取る。
【0028】原稿表面読取り位置と原稿裏面読取り位置
との読取りズレ量を小さくするとともに、表面ランプお
よび裏面ランプを常時点灯させ、読取り対象の原稿の先
端および後端をシャッターの代わりに利用して、白基準
を読取る時に読取り面と反対側のランプの光が読取り面
側に回り込まないようにする。
【0029】上記の手段を取ることにより、ランプを常
時点灯させても白基準を読取る時に読取り面と反対側の
ランプの光が読取り面側に回り込まないので、正確に白
基準を読取り白記憶をする。さらに、原稿を両面読取り
する際の処理速度を向上させる。
【0030】
【発明の実施の形態】この発明は、次に示したような実
施の形態をとる。
【0031】図1に示すように、連続給紙を行いその際
に一枚毎に白基準を読取って白記憶を行うADF両面読
取り型の画像読取り装置において、駆動ローラ13と排
出ローラ14とで構成される原稿搬送経路上に形成した
表面白基準11および裏面白基準12と、前記原稿搬送
経路を挟んで配置した前記表面白基準11を読取る表面
光学ユニット1と、裏面白基準12を読取る裏面光学ユ
ニット2とを備え、同図(b)に示すように、前記原稿
搬送経路上に給紙される表面読取りを開始した原稿9b
の先端が裏面白基準12を読取る時に読取り面と反対側
に配置した表面ランプ3の光が読取り面側に回り込まな
い位置に到達した時点で裏面光学ユニット2により裏面
白基準12を読取って白記憶を行い、同図(a)に示す
ように、表面読取りを終了した原稿9aの後端が表面白
基準11を読取る時に読取り面と反対側に配置した裏面
ランプ6の光が読取り面側に回り込まない位置に到達し
た時点で表面光学ユニット1により表面白基準11を読
取って白記憶を行うように構成する。
【0032】また、図2および図3に示すように、連続
給紙を行いその際に一枚毎に白基準を読取って白記憶を
行うADF両面読取り型の画像読取り装置の制御方法に
おいて、表面読取りを開始した原稿の先端が裏面白基準
を読取る時に読取り面と反対側に配置したランプの光が
読取り面側に回り込まない位置に到達した時点で裏面光
学ユニット22により裏面白基準を読取って白記憶を行
い、表面読取りを終了した原稿の後端が表面白基準を読
取る時に読取り面と反対側に配置したランプの光が読取
り面側に回り込まない位置に到達した時点で表面光学ユ
ニット21により表面白基準を読取って白記憶を行うよ
うに制御する。
【0033】上記の実施の形態をとることにより、以下
に示す作用が働く。
【0034】ランプを常時点灯させても白基準を読取る
時に読取り対象となる原稿の先端および後端をシャッタ
ーの代わりに利用する。このため、原稿表面読取り位置
と原稿裏面読取り位置との読取りズレ量を小さくしても
読取り面と反対側のランプの光が読取り面側に回り込ま
ない。従って、正確に白基準を読取り白記憶を行う。ま
た、シャッター等の特別の機構部材を追加することな
く、原稿を両面読取りする際の処理速度が向上する。さ
らに、ランプ寿命が向上する。
【0035】
【実施例】この発明による代表的な実施例を図1ないし
図3によって説明する。なお、以下において、同じ箇所
は同一の符号を付して有り、詳細な説明を省略すること
がある。
【0036】図1は本発明の実施例の図を示す。
【0037】同図(a)において、表面の白記憶につい
て説明する。表面光学ユニット1と、裏面光学ユニット
2とが、駆動ローラ13と排出ローラ14とで構成され
る原稿搬送経路を挟んで配置されている。なお、表面光
学ユニット1は表面ランプ3と、CCD4と、結像レン
ズ7と、反射鏡8とを備え、裏面光学ユニット2は裏面
ランプ6と、CCD5と、結像レンズ7と、反射鏡8と
を備えている。
【0038】また、前述の原稿搬送経路上には表面光学
ユニット1で読取られる表面白基準11と、裏面光学ユ
ニット2で読取られる裏面白基準12とを備えている。
なお、前述の表面ランプ3および裏面ランプ6は常時点
灯している。
【0039】表面の白記憶においては、表面読取りを終
了した原稿9aの後端が表面白基準11を読取る時に裏
面ランプ6の光が読取り面側に回り込まない位置に到達
した時点で、表面光学ユニット1により表面白基準11
を読取って白記憶を行うものである。
【0040】同図(b)において、裏面の白記憶につい
て説明する。前述の図1(a)との違いは、裏面の白記
憶においては、表面読取りを開始した原稿9bの先端が
裏面白基準12を読取る時に表面ランプ3の光が読取り
面側に回り込まない位置に到達した時点で、裏面光学ユ
ニット2により裏面白基準12を読取って白記憶を行う
ものである。
【0041】図2は本発明の実施例の構成図を示す。
【0042】同図において、画像読取り装置20は、表
面光学ユニット21と、裏面光学ユニット22と、コン
トローラ23と、駆動ローラ25およびモータ24と、
用紙先端検出センサ26と、用紙サイズ検出センサ27
とを主構成としている。
【0043】表面光学ユニット21は、原稿表面および
表面白基準を照射する表面ランプ31と、表面ランプ3
1を駆動する点灯回路32と、原稿表面および表面白基
準の反射光を受光するイメージセンサである例えばCC
D33と、CCD33の入力信号を拡大してより大きい
出力を与えるAMP34と、アナログデータをデジタル
データに変換するA/D変換器35とを備える。また、
裏面光学ユニット22は、原稿裏面および裏面白基準を
照射する裏面ランプ36と、点灯回路37と、原稿裏面
および裏面白基準の反射光を受光するCCD38と、C
CD38の入力信号を拡大してより大きい出力を与える
AMP39と、アナログデータをデジタルデータに変換
するA/D変換器40とを備える。
【0044】コントローラ23はデータバス/アドレス
バス45を持ち、点灯回路32,37と、画像処理部4
6と、モータ24を駆動するモータドライブ47と、C
PU48と、ROM49と、RAM50と、EEPRO
M51と、I/F制御部52とが接続されている。
【0045】画像処理部46は前述のCCD33,38
と、AMP34,39と、A/D変換器35,40とを
経由して画像処理を実行する。CPU48は点灯回路3
2,37、モータドライブ47、RAM50の書き込み
読み出し、EEPROM51の読み出し、I/F制御部
52の制御を行う。
【0046】ROM49はCPU48を制御するための
プログラムを格納している。また、RAM50は読取ら
れた画像読取り生データ等を一旦格納する。さらに、E
EPROM51は、後述する原稿の読取り開始位置まで
の送り量、白基準読取りを行う際の原稿裏面読取り位置
および原稿表面読取り位置までの送り量等の原稿移動に
関する基準送り量といった基準値を記憶している。
【0047】図3は本発明の実施例のフローチャートを
示す。
【0048】ステップS01において、例えば、本体装
置55の指示により読取り起動が掛かる。
【0049】ステップS02において、用紙サイズ検出
センサ27が読取り対象の原稿を検知すると原稿を所定
の位置で待避する。
【0050】ステップS03において、裏面ランプ36
を消灯し、ステップS04で表面光学ユニット21によ
り表面白基準11(図1参照)を読取って白記憶を行
う。これにより、表面読取りでのAMP34の増幅にお
けるAMPの定数を決定する。以上は従来と同等の処理
となる。
【0051】ステップS05において、原稿搬送経路上
に配置した図示しない用紙先端検出センサ26が原稿の
先端を検知すると、ステップS06で駆動ローラ25を
駆動して、原稿を原稿表面読取り位置までの規定量を送
る。
【0052】ステップS07において、原稿の表面の読
取りを開始する。
【0053】ステップS08において、表面読取りを開
始した原稿9b(図1参照)の先端が裏面白基準を読取
る時に読取り面と反対側に配置した表面ランプの光が読
取り面側に回り込まない位置に到達すると、例えば一旦
原稿の搬送をストップする。
【0054】ステップS09において、裏面光学ユニッ
ト22により裏面白基準12(図1参照)を読取って白
記憶を行う。これにより、裏面読取りでのAMP39の
増幅におけるAMPの定数を決定する。
【0055】ステップS10において、原稿の表面の読
取りを再開する。そしてステップS11で原稿の裏面の
読取りを開始する。
【0056】ステップS12において、原稿の表面の読
取りが終了する。
【0057】ステップS13において、表面読取りを終
了した原稿9a(図1参照)の後端が表面白基準を読取
る時に読取り面と反対側に配置した裏面ランプの光が読
取り面側に回り込まない位置に到達すると、例えば一旦
原稿の搬送をストップする。
【0058】ステップS14において、表面光学ユニッ
ト21により表面白基準11(図1参照)を読取って白
記憶を行う。これにより、次に読取りを行う原稿の表面
読取りでのAMP34の増幅におけるAMPの定数を決
定する。
【0059】ステップS15において、原稿の裏面の読
取りを再開する。そしてステップS16で原稿の裏面の
読取りが終了する。
【0060】ステップS17において、次の読取り原稿
があるか判定する。次の読取り原稿がなければ処理を終
了する。次の読取り原稿があれば、ステップS07に戻
る。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
に示すような効果がある。
【0062】原稿表面読取り位置と原稿裏面読取り位置
との読取りズレ量を小さくするとともに、表面ランプお
よび裏面ランプを常時点灯させ、読取り対象の原稿の先
端および後端をシャッターの代わりに利用して、白基準
を読取る時に読取り面と反対側のランプの光が読取り面
側に回り込まないようにする。即ち、表面読取りを開始
した原稿の先端が裏面白基準を読取る時に読取り面と反
対側に配置した表面ランプの光が読取り面側に回り込ま
ない位置に到達した時点で裏面光学ユニットにより裏面
白基準を読取って白記憶を行い、表面読取りを終了した
原稿の後端が表面白基準を読取る時に読取り面と反対側
に配置した裏面ランプの光が読取り面側に回り込まない
位置に到達した時点で表面光学ユニットにより表面白基
準を読取って白記憶を行うようにする。
【0063】上記の手段をとることにより、ランプを常
時点灯させても白基準を読取る時に読取り対象となる原
稿の先端および後端をシャッターの代わりに利用するこ
とができる。このため、原稿表面読取り位置と原稿裏面
読取り位置との読取りズレ量を小さくしても読取り面と
反対側のランプの光が読取り面側に回り込まないように
することができる。従って、正確に白基準を読取り白記
憶を行うことができる。また、シャッター等の特別の機
構部材を追加することなく、原稿を両面読取りする際の
処理速度を向上させることができる。さらに、ランプ寿
命を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の図である。
【図2】本発明の実施例の構成図である。
【図3】本発明の実施例のフローチャートである。
【図4】両面に光学ユニットを持つ両面読取りの説明図
である。
【図5】従来技術の図(その1)である。
【図6】従来技術(その1)のフローチャートである。
【図7】従来技術の図(その2)である。
【符号の説明】
1,21:表面光学ユニット 2,22:裏面光学ユニット 3,31:表面ランプ 4,5,33,38:CCD 6,36:裏面ランプ 9a,9b:原稿 11:表面白基準 12:裏面白基準 13:駆動ローラ 14:排出ローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続給紙を行いその際に一枚毎に白基準を
    読取って白記憶を行うADF両面読取り型の画像読取り
    装置において、 駆動ローラ(13)と排出ローラ(14)とで構成され
    る原稿搬送経路上に形成した表面白基準(11)および
    裏面白基準(12)と、 前記原稿搬送経路を挟んで配置した前記表面白基準(1
    1)を読取る表面光学ユニット(1)と、裏面白基準
    (12)を読取る裏面光学ユニット(2)とを備え、 前記原稿搬送経路上に給紙される表面読取りを開始した
    原稿(9b)の先端が裏面白基準(12)を読取る時に
    読取り面と反対側に配置した表面ランプ(3)の光が読
    取り面側に回り込まない位置に到達した時点で裏面光学
    ユニット(2)により裏面白基準(12)を読取って白
    記憶を行い、 表面読取りを終了した原稿(9a)の後端が表面白基準
    (11)を読取る時に読取り面と反対側に配置した裏面
    ランプ(6)の光が読取り面側に回り込まない位置に到
    達した時点で表面光学ユニット(1)により表面白基準
    (11)を読取って白記憶を行う、 ことを特徴とする画像読取り装置。
  2. 【請求項2】連続給紙を行いその際に一枚毎に白基準を
    読取って白記憶を行うADF両面読取り型の画像読取り
    装置の制御方法において、 表面読取りを開始した原稿(9b)の先端が裏面白基準
    (12)を読取る時に読取り面と反対側に配置したラン
    プの光が読取り面側に回り込まない位置に到達した時点
    で裏面光学ユニット(22)により裏面白基準(12)
    を読取って白記憶を行い、 表面読取りを終了した原稿(9a)の後端が表面白基準
    (11)を読取る時に読取り面と反対側に配置したラン
    プの光が読取り面側に回り込まない位置に到達した時点
    で表面光学ユニット(21)により表面白基準(11)
    を読取って白記憶を行う、 ことを特徴とする画像読取り装置の制御方法。
  3. 【請求項3】コンピュータに、 表面読取りを開始した原稿の先端が裏面白基準を読取る
    時に読取り面と反対側に配置したランプの光が読取り面
    側に回り込まない位置に到達した時点で裏面光学ユニッ
    トにより裏面白基準を読取って白記憶を行う手順と、 表面読取りを終了した原稿の後端が表面白基準を読取る
    時に読取り面と反対側に配置したランプの光が読取り面
    側に回り込まない位置に到達した時点で表面光学ユニッ
    トにより表面白基準を読取って白記憶を行う手順とを実
    行させるためのコンピュータ読取り可能なプログラムを
    記録した、 ことを特徴とする記録媒体。
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Cited By (5)

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