JPH11127142A - タイミング回路 - Google Patents

タイミング回路

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JPH11127142A
JPH11127142A JP28709897A JP28709897A JPH11127142A JP H11127142 A JPH11127142 A JP H11127142A JP 28709897 A JP28709897 A JP 28709897A JP 28709897 A JP28709897 A JP 28709897A JP H11127142 A JPH11127142 A JP H11127142A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力データ信号のデューティが100%でな
くても出力データ信号のデューティを100%にしてタ
イミング回路の動作を安定にする。 【解決手段】 入力データ信号のデューティをモニタ
し、制御回路14はデューティ情報に基づいて出力デー
タ信号のデューティが100%になるようにフィードフ
ォワードでデューティ可変手段13を制御し、クロック
発生部15はデューティ可変手段13から出力されるデ
ータ信号と同期したデータ識別用のクロック信号を発生
する。あるいは、デューティ可変手段21から出力され
るデータ信号のデューティをモニタし、制御回路23は
フィードバック制御でデューティが100%になるよう
にデューティ可変手段を制御し、クロック発生部24は
デューティモニター手段22から出力されるデータ信号
と同期したデータ識別用のクロック信号を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高速光通信システム
の光受信回路におけるタイミング回路に係わり、特に、
受信したデータ信号の識別タイミングを与えるクロック
信号を発生するタイミング回路に関する。
【0002】
【従来の技術】高速光通信システムの光受信回路は、伝
送により歪んだデータ波形、あるいは、雑音がのったデ
ータ波形をきれいなデジタル信号に変換するものであ
り、いわゆるデータ再生を行うものである。かかるデー
タ再生に際して、光受信回路は受信したデータ信号を用
いてクロック信号を発生し、このクロック信号の発生タ
イミングを基準にして識別部でデータの再生を行う。
【0003】図19は光通信システムにおける光受信機
の構成例であり、1は光電気変換回路で、光信号を電気
信号に変換するもの、2は光電気変換回路から出力され
る例えば10Gbpsのデータ信号を等化増幅する等化増幅回
路、3はタイミング回路で、受信したデータ信号からそ
のビットレートと同じ周波数のクロック信号を取り出す
もの、4はタイミング回路から出力されるクロック信号
を用いてデータ信号を識別する識別回路である。光ファ
イバを通って送られて来た光信号を光電気変換回路1に
より電気信号に変換し、等化増幅回路2で等化増幅を行
い、タイミング回路3で等化波形あるいはアンプ出力か
らクロック信号を取り出して識別回路5をトリガーし、
識別回路4は等化波形がサンプリング時点で”0”であ
るか”1”であるか判定して元の符号パルスを復元す
る。伝送路での遅延時間の変化等が有るため、受信デー
タ信号と同期したクロック信号で識別回路5をトリガす
る。
【0004】光通信では、伝送路符号としてNRZ符号
とRZ符号等が用いられ、600Mbps以上の光通信装置で
は、電気回路や光デバイスの所要帯域の要求が緩いNR
Z符号が標準となっている。NRZ符号を用いた場合、
データ信号にはクロック成分がないため、データ信号を
処理してクロック信号を生成する必要がある。かかるク
ロック信号を生成する光受信器のタイミング回路には、
従来、(1) タイミングフィルタを用いる構成(図20)
と、(2) PLLを用いる構成(図21)がある。
【0005】図20はタイミングフィルタを用いたタイ
ミング回路の構成図であり、入力したデータ信号の立ち
上がり、立ち下がりを検出する非線形抽出回路110
と、中心周波数がデータのビットレートと同一周波数を
有するバンドパスフィルタ111と、狭帯域増幅器であ
るリミッタアンプ112から構成されている。非線形回
路110は、データ信号を二分岐する二分岐回路110
aと、分岐された一方のデータ信号を所定時間(1ビッ
トに相当する時間の1/2)遅延する遅延回路110b
と、データ信号と遅延回路の出力信号の排他的論理和演
算を行ってデータ信号の立ち上がり及び立ち下がりでパ
ルスを有するエッジ信号を発生するEXOR回路(イク
スクルーシブオア回路)110cを有している。図22
は動作波形図であり、EXOR回路110cはデータ信
号の立ち上がり、立ち下がりを検出してパルスを発生
し、バンドパスフィルタ111はEXOR回路出力より
データのビットレートと同一周波数を有するクロック成
分を抽出し、リミッタアンプ112はクロック成分を一
定振幅に増幅する。尚、非線形抽出回路110は図20
に示した構成以外に微分回路と全波整流回路を組み合わ
せた構成などが提案されている。
【0006】図21はPLLを用いたタイミング回路の
構成図であり、データ信号とクロック信号の位相を比較
する位相比較回路121と、位相比較回路の出力レベル
を変換するレベル変換器122と、レベル変換器より出
力される位相差に応じた電圧信号を平滑化するループフ
ィルタ123と、ループフィルタ出力に応じた周波数を
有するクロック信号を発生する電圧制御発振器(VC
O)124を備えている。位相比較回路121の構成例
としては、図23及び図24に示す構成が提案されてい
る。
【0007】図23の位相比較回路は、データ信号DATA
の立ち上がり、立ち下がり別にクロック信号CLOCKとの
位相を比較し、立ち上がり、立ち下がりにおける位相を
合成してPLL制御を行うもので、位相比較回路として
機能する2つのD型フリップフロップ(D−FF)20
1,202と、データ信号DATAの論理を反転する反転ゲ
ート203と、D−FF出力を加算する加算器(ADD
ER)204を備えている。D−FFは、クロック入力
端子(C端子)に入力された信号(データ信号DATA,*DAT
A)の立ち上がりで、データ入力端子(D端子)に入力さ
れた信号(クロック信号CLOCK)のレベル("1"または"0")
を記憶して出力すると共に、該レベルを次のデータ信号
の立ち上がりまで保持する。従って、図25の(1)に示
すようにクロック信号CLOCKの位相がデータ信号DATAよ
り遅れている場合には、D−FFはローレベル(=
L)の信号D−FF OUTを出力する。また、図25の
(2)に示すようにクロック信号CLOCKの位相がデータ信号
DATAより進んでいる場合には、D−FFはハイレベル
(=EH)の信号D−FF OUTを出力する。
【0008】従って、D−FF201はデータの立ち上
がり時におけるクロック位相に応じた信号を出力し、D
−FF202はデータの立ち下がり時におけるクロック
位相に応じた信号を出力し、加算器204はこれらを合
成してなる位相検出信号PDSを出力する。PLL構成
のタイミング回路は、この位相検出信号PDSが設定レ
ベルになるように制御する。例えば、データ信号のデュ
ーティが変化してデューティが100%以下になると、
データ信号の立ち上がりがクロック位相に対して遅れ、
立ち下がりがクロック位相に対して進む。この遅れ量と
進み量に応じた位相検出信号PDSが位相検出回路12
1より出力し、タイミング回路は位相検出信号PDSが
設定レベルになるように、すなわち、遅れ量と進み量が
等しくなるようにクロック信号CLOCKを発生する。
【0009】図24の位相比較回路は、データ信号DATA
の立ち上がり、立ち下がりエッジを検出し、その検出波
形である立ち上がりエッジEGU、立ち下がりエッジE
GDとクロック信号CLOCKとで位相比較を行うもので、
エッジ検出回路251とD−FF252を備えている。
D−FF252は、立ち上がりエッジEGU、立ち下が
りエッジEGD発生時のクロックCLOCKのレベルを位相
検出信号PDSとして出力するD−FF252を備えて
いる。この位相検出回路は、エッジ検出回路251を設
けることによD−FFを1つにしたもので、図23の位
相比較回路と同様に動作する。
【0010】図26はクロック信号CLOCKとデータ信号D
ATA間の位相差θと位相検出出力(位相検出信号PD
S)の関係を示す説明図であり、データ信号DATAのデュ
ーティが100%で、データ信号DATAがクロックCLOCK
に対して位相が進んでいる場合を示している。デューテ
ィとは、その厳密な定義は後述するが、わかりやすくい
うと、ビットレートをf(=1/T)とするとき、デー
タ”1”の期間T1とTの比である。図のようにデュー
ティが100%の場合(T=T1)、データの立ち上が
りとクロックの位相関係は、データの立ち下がりとクロ
ックの位相関係と同じである。このため、位相検出器出
力(位相検出信号PDS)は周期T/2で交番する矩形
波形になる。
【0011】データ信号DATAのLOWレベルとHIGH
レベルの切り換わる点にクロック信号CLOCKの立ち上が
り位相を制御することにより、クロック信号CLOCKとデ
ータ信号DATAの位相関係を固定することができる。しか
し、位相検出信号PDSは図示のようにLOWレベルと
HIGHレベルの切り換え特性が急峻なため(2値であ
るため)、連続したクロック信号の位相制御ができず、
制御が不安定になる。すなわち、上記2値の位相検出信
号PDSを用いてクロック信号を発生し、該クロック信
号を位相検出回路にフィードバックしてデータ信号とク
ロック信号の位相を一致させるようにすると、位相検出
信号PDSの不連続点で制御が不安定になる。そこで、
D−FFのCLOCKリファレンス端子に微小な低周波信号
を重畳して変調する。このようにすれば、クロック入力
端子Cに入力されたデータ信号DATAの位相に摂動を与え
ることができ、位相比較回路から出力する位相検出信号
PDSを図26の点線で示すように目標位相(θ=0)
を中心になだらかに傾斜させることができ、制御を安定
に行うことができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来、高速光通信シス
テムでは、NRZ符号を用いており、伝送前後でデュー
ティはほぼ100%である。しかし、伝送速度の高速化
に伴い、1ビット当たりのパルス幅が狭くなり、非線形
効果の影響や光ファイバの波長分散の影響を受け、伝送
波形が大きく歪むようになってきた。図27(a)はデ
ューティ100%の送信光波形、図27(b)はデュー
ティが100%以下になった場合の伝送光波形(左側)
と等化波形(右側)、図27(c)はデューティが10
0%以上になった場合の伝送光波形(左側)と等化波形
(右側)である。このように波形歪みにより、受信波形
のデューティは大きく変化し、伝送条件によりデューテ
ィが50%〜120%と変化する。なお、デューティと
は図27を参照すると、波高値の中央値での1パルスの
占める時間幅(T1)の1タイムスロットTに対する割
合と定義する。
【0013】分散補償ファイバ等を伝送路に挿入するこ
とにより伝送波形のゆがみを緩和することもできるが、
高いコストが必要になり、かかる付加部品を使用せず、
できるだけ長距離伝送を行えることが望ましい。このた
め、光受信機では分散補償することなく、大きく歪んだ
波形を受信し、元のデータを正しく再生することが求め
られている。また、文献(1992年電子情報通信学会春季
大会、頁 4-77、 斉藤他、 「IM-DD光直接増幅中継系に
おける符号形式の比較」)に示されるように、伝送条件に
よっては伝送符号としてRZ符号を用いた方が伝送特性
が改善する場合がある。このため、RZ符号、NRZ符
号どちらにも対応ができることが望ましい。RZ符号を
用いた場合、光受信器の入力波形のデューティは50%
となる。
【0014】さて、デューティが可変すると、タイミン
グ回路の動作に悪影響を及ぼす。すなわち、タイミング
フィルタを用いた図20のタイミング回路において、デ
ューティが変化すると、データの立ち上がり検出パルス
の位置が遅れ、データの立ち下がり検出パルスの位置が
進み、これらパルスが合成されてクロック成分が抽出さ
れる。抽出されるクロック成分の位相は変化しないが、
キャンセルする部分が生じるため、抽出されるクロック
成分が減少する。そして、デューティが50%になる
と、立ち上がり検出パルスと立ち下がり検出パルスの位
相関係が逆相になるため、ビットレートのクロック成分
が零となり、非線形抽出回路110が正常に動作しなく
なる。図28はデューティが100%、75%、50%
の場合のEXOR出力波形を示し、デューティが50%
になるとビットレートの周波数成分がなくなることが判
る。以上はデューティが減小した場合であるが増加する
場合も同様であり、デューティと抽出クロック成分の大
きさの関係は図29に示すようになる。尚、デューティ
が50%近くになると、雑音の影響により入力デューテ
ィ信号の位相が揺らぎ、また、ビットレートのクロック
成分が零になり、非線形抽出回路が正常に動作しなくな
る。
【0015】一方、PLLを用いた図21のタイミング
回路において、位相検出回路121を図24の位相検出
回路で構成する場合には、タイミングフィルタを用いる
タイミング回路と同様に、デューティ50%になると、
正常に動作しなくなる。また、位相検出回路121を図
23の位相検出回路で構成する場合には、デューティが
狭く(または広く)なってくると、位相検出特性(位相検
出信号PDSの波形)が図30の(6)に示すようにな
り、 (100-デューティ(%))×360°/100 で与えられる長さのHIGH,LOWレベルの中間レベ
ルMLVが発生する。
【0016】図30において、(1)はD−FF201、
202のD端子に入力されるクロックCLOCK、(2)はD−
FF 201のC端子に入力されるデータ信号DATAで、
点線はデューティ100%、実線はデューティ100%
以下の場合、(3)はD−FF 201から出力されるD−
FF出力(立ち上がり検出出力)と位相差θの関係を示
す位相差・D−FF出力特性、、(4)はD−FF 202
のC端子に入力される反転データ信号*DATA(データ信号
の反転信号)、(5)はD−FF 202から出力されるD
−FF出力(立ち下がり検出出力)と位相差θの関係を
示す位相差・D−FF出力特性、(6) はD−FF20
1、202の出力を合成した位相検出出力(位相検出信
号PDS)、である。
【0017】尚、図30の波形図はD−FFのクロック
リファレンス端子に低周波信号を重畳せず、従って、デ
ータ信号の位相に摂動を与えない場合である。しかし、
実際にはクロックリファレンス端子に低周波信号が印加
され、各D−FF出力はなだらかな傾斜をもっている
(図26参照)。デューティに依らずにDATA信号とクロ
ック信号CLOCKとの位相関係を一定にするため、図30
の(6) のA点に位相を固定したい。このA点を検出する
ためには、デューティが100%からずれた分だけ余分
に、クロック入力端子Cに入力されるデータ信号の位相
に与える摂動量を増やす必要がある。すなわち、希望の
固定点をさがすために重畳するクロックリファレンス端
子への低周波重畳成分が増加することになる。しかし、
クロックリファレンス端子に印加する電圧を可変して実
現できる位相変調量には限界があり、大きな位相可変量
を確保することが困難であった。
【0018】以上より、本発明の目的は、入力波形歪み
が大きく、波形デューティの変化が大きい場合でも、安
定に動作するタイミング回路を提供することである。本
発明の別の目的は、データ信号のデューティが変化して
も100%にできるタイミング回路を提供することであ
る。本発明の目的は簡単な構成でデューティが変化して
も、正常に動作するタイミング回路を提供することであ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】
(A)本発明の第1のタイミング回路 図1は本発明の第1のタイミング回路の原理説明図で、
フィードフォワード制御でデューティを100%にする
タイミング回路の原理説明図である。図中、11はデー
タ信号DATAを2分岐する分岐手段、12は分岐手段から
分岐出力される第1のデータ信号のデューティをモニタ
するデューティモニタ手段、13は分岐手段から出力さ
れる第2のデータ信号のデューティを可変するデューテ
ィ可変手段、14はデューティモニタ手段からのデュー
ティ情報に基づいて出力データ信号のデューティが所定
値(例えば100%)になるようにデューティ可変手段
13を制御する制御回路、15はデューティ可変手段か
ら出力されるデータ信号と同期したデータ識別用のクロ
ック信号を発生するクロック発生部である。
【0020】具体的に、デューティモニタ手段12は、
データ信号の平均値をデューティ情報として出力する平
均値回路で構成される。また、デューティ可変手段13
は、信号入力端子と入力信号の増幅中心レベルを規定す
るリファレンス端子を備えたアンプで構成され、信号入
力端子にデータ信号を入力し、リファレンス端子に制御
回路14から出力されるリファレンス信号を入力してア
ンプより出力するデータ信号のデューティを可変する。
クロック発生部15は図20に示すタイミングフィルタ
を用いた従来のタイミング回路、あるいは、図21に示
すPLLを用いた従来のタイミング回路で構成する。
【0021】かかる構成によれば、フィードフォワード
制御により簡単な構成で出力データ信号のデューティを
100%にでき、従って、入力波形歪みが大きく、波形
デューティの変化が大きい場合でも、安定にデータ識別
用のクロック信号を発生することができる。この場合、
クロック発生部15におけるデジタル回路のうち信号入
力端子とリファレンス端子を備えたデジタル回路(例え
ばEXOR回路)内蔵のアンプでデューティ可変手段を
構成するようにすれば、デューティ可変手段を省略で
き、回路構成をますます簡単にすることができる。
【0022】(B)本発明の第2のタイミング回路 図2は本発明の第2のタイミング回路の原理説明図で、
フィードバック制御でデューティを100%にするタイ
ミング回路の原理説明図である。図中、21はデータ信
号のデューティを可変するデューティ可変手段、22は
デューティ可変手段から出力されるデータ信号のデュー
ティをモニタするデューティモニタ手段、23はデュー
ティモニタ手段からのデューティが所定値(例えば10
0%)になるようにデューティ可変手段21を制御する
制御回路、24はデューティモニター手段22から出力
されるデータ信号と同期したデータ識別用のクロック信
号を発生するクロック発生部である。
【0023】具体的に、デューティモニタ手段22は、
データ信号の平均値をデューティ情報として出力する平
均値回路で構成される。また、デューティ可変手段21
は、信号入力端子と入力信号の増幅中心レベルを規定す
るリファレンス端子を備えたアンプで構成され、信号入
力端子にデータ信号を入力し、リファレンス端子に制御
回路23から出力されるリファレンス信号を入力してア
ンプより出力するデータ信号のデューティを可変する。
クロック発生部24は図20に示すタイミングフィルタ
を用いた従来のタイミング回路、あるいは、図21に示
すPLLを用いた従来のタイミング回路で構成する。
【0024】かかる構成によれば、フィードバック制御
により簡単な構成でデータ信号のデューティを100%
にでき、従って、入力波形歪みが大きく、波形デューテ
ィの変化が大きい場合でも、安定にデータ識別用のクロ
ック信号を発生することができる。また、デューティ可
変手段を、信号入力端子とリファレンス端子に入力され
るデータ信号とリファレンス信号の差に応じた正転信号
及び反転信号を出力する差動アンプで構成し、制御回路
は正転信号及び反転信号の平均値が一致するように差動
アンプのリファレンス信号レベルを制御してデューティ
を可変する。このようにデューティ可変手段を差動アン
プで構成すれば、予めリファレンス値を求めて記憶して
おく必要がなく構成を簡単にできる。
【0025】(C)本発明の第3のタイミング回路 図3は本発明の第3のタイミング回路の原理説明図で、
クロック成分が最大になるようにフィードバック制御
し、これによりデューティを100%にするタイミング
回路の原理説明図である。図中、31はデータ信号DATA
のデューティを可変するデューティ可変手段、32はデ
ューティ可変手段31より出力されるデータ信号から非
線形抽出されたクロック成分の大きさを検出するクロッ
ク成分検出器、33はクロック成分が最大になるように
デューティ可変手段を制御してデューティを可変する制
御回路、34はデューティ可変手段から出力されるデー
タ信号と同期したデータ識別用のクロック信号を発生す
るクロック発生部である。
【0026】具体的には、デューティ可変手段31は、
信号入力端子と入力信号の増幅中心レベルを規定するリ
ファレンス端子を備えたアンプで構成し、信号入力端子
に前記データ信号DATAを入力し、リファレンス端子に制
御回路33から出力されるリファレンス信号を入力して
該アンプより出力するデータ信号のデューティを可変す
る。制御回路33は、(1) 低周波信号を発生する発振
器、(2) クロック成分が最大になるようにリファレンス
信号を発生するリファレンス発生部、(3) リファレンス
信号に低周波信号を重畳して前記デューティ可変手段
(アンプ)31のリファレンス端子に入力する手段を備
え、デューティ可変手段(アンプ)31はデューティが
低周波で摂動するデータ信号から出力し、クロック成分
検出器32はデューティ可変手段31の出力側の信号か
ら抽出したクロック成分を低周波信号で同期検波するこ
とによりクロック成分の大小を検出する。クロック発生
部34は図20に示すタイミングフィルタを用いた従来
のタイミング回路で構成する。
【0027】かかる構成によれば、フィードバック制御
によりデータ信号のデューティを100%にでき、従っ
て、入力波形歪みが大きく、波形デューティの変化が大
きい場合でも、安定にデータ識別用のクロック信号を発
生することができる。また、クロック発生部34におけ
るデジタル回路のうち信号入力端子とリファレンス端子
を備えたデジタル回路(例えばEXOR回路)内蔵のア
ンプでデューティ可変手段を構成するようにすれば、デ
ューティ可変手段を省略でき、回路構成をますます簡単
にすることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
(A)第1実施例 (a)構成 図4は本発明の第1実施例のタイミング回路の構成図で
あり、フィードフォワード制御でデューティを100%
にする構成を有している。図中、11はデータ信号DATA
を2分岐する分岐回路、12はデータ信号のデューティ
をモニタするデューティモニタ手段としての平均値回路
で、例えば、積分回路である。平均値回路12は分岐回
路から分岐出力される第1のデータ信号DATA1の平均値
を求め、該平均値をデューティ情報として出力する。デ
ータ信号DATAはスクランブル処理により、その"1"の数
と"0"の数が等しくなっている。従って、平均値回路1
2から出力される平均値は図5に示すようにデューティ
に比例する。すなわち、平均値はデータ信号のデューテ
ィ情報を含んでいる。
【0029】13は分岐回路から出力される第2のデー
タ信号DATA2のデューティを可変するデューティ可変回
路であり、信号入力端子inと入力信号の増幅中心レベ
ルを規定するリファレンス端子refを備えたアンプ1
3aで構成されている。信号入力端子にデータ信号を入
力し、リファレンス端子refにリファレンス信号を入
力し、リファレンス信号のレベルを制御することにより
アンプ13aから出力するデータ信号のデューティを変
化することができる。例えば、図6(a)に示すように
データ信号DATAのデューティが100%の場合、リファ
レンスレベルをデータ信号の中心レベルVr0にし、図6
(b)に示すようにデューティが100%以上の場合、
リファレンスレベルをデータ信号の中心レベルVroより
大きいVruとする。また、図示しないがデューティが1
00%以下の場合、リファレンスレベルをデータ信号の
中心レベルVroより小さいレベルとする。
【0030】図7はアンプ13aの出力波形のリファレ
ンスレベル依存性の説明図であり、図7(a)はアンプ
入力信号(データ信号)のデューティが100%以上の
場合に、リファレンスレベルを中心レベルVroとした場
合の出力波形である。アンプ入力信号であるデータ信号
はリファレンスレベルVroを中心に増幅され、+側、−
側の飽和レベルでカットされて出力され、その出力波形
のデューティは右側に示すように100%以上になる。
図7(b)はアンプ入力信号(データ信号)のデューテ
ィが100%以上の場合、リファレンスレベルを中心レ
ベルVroより大きなVruとした場合の出力波形である。
アンプ入力信号であるデータ信号はリファレンスレベル
Vruを中心に増幅され、+側、−側の飽和レベルでカッ
トされて出力され、その出力波形のデューティは右側に
示すように100%になる。すなわち、データ信号DATA
のデューティが100%でなくても、該デューティに応
じてアンプ13aのリファレンスレベルを制御すること
により出力信号のデューティを100%にすることがで
きる。
【0031】図4に戻って、14は制御回路であり、ア
ンプ13aから出力されるデータ信号のデューティが1
00%になるように該アンプ13aのリファレンスレベ
ルを決定し、リファレンス信号をリファレンス端子re
fに入力するものである。入力するデータ信号のデュー
ティと該データ信号の平均値Vmは比例するから、予
め、種々の平均値(デューティ)Vmに対応させて、ア
ンプ13aの出力波形のデューティが100%になるリ
ファレンスレベルを測定し、その対応をテーブルTBL
に設定しておく。このようにすれば、制御回路14はテ
ーブルTBLを参照することにより、入力データ信号の
平均値Vmより出力波形のデューティを100%にする
ためのリファレンスレベルを決定してアンプ13aのリ
ファレンス端子に入力できる。15はクロック発生部で
あり、デューティ可変回路であるアンプ13から出力さ
れるデータ信号と同期したデータ識別用のクロック信号
CLKを発生する。このクロック発生部は図20に示す
タイミングフィルタを用いた従来のタイミング回路、あ
るいは、図21に示すPLLを用いた従来のタイミング
回路で構成される。
【0032】(b)動作 第1実施例において、分岐回路11は入力データ信号DA
TAを2分岐して、平均値回路12とデューティ可変回路
13のアンプ13aに入力する。平均値回路12はデー
タ信号の平均値Vmを演算して制御回路14に入力し、
制御回路14はテーブルTBLを参照して入力された平
均値Vmに応じたリファレンスレベルを求め、該リファ
レンスレベルを有するリファレンス信号を発生してアン
プ13aのリファレンス端子refに入力する。アンプ
13aはリファレンスレベルを中心に入力信号を増幅
し、デューティ100%の波形を有するデータ信号をク
ロック発生部15に入力する。クロック発生部15はア
ンプ13aから入力したデータ信号と同期したデータ識
別用のクロック信号CLKを発生し、該クロックを図示
しない光受信機(図19)の識別回路に入力する。以上
のように、第1実施例によれば、フィードフォワード制
御により簡単な構成でデータ信号のデューティを100
%にしてクロック発生部15に入力できる。このため、
入力波形歪みが大きく、波形デューティの変化が大きい
場合でも、安定にデータ識別用のクロック信号を発生し
て識別回路に入力でき、識別回路は入力データを正しく
識別して再生することができる。
【0033】(c)第1変形例 第1実施例ではデューティ可変手段としてのアンプ13
aを別途設けた。ところで、クロック発生部15におけ
るデジタル回路には信号入力端子とリファレンス端子を
備えたもの、例えば、EXOR回路があり、このEXO
R回路が内蔵するアンプで第1実施例におけるデューテ
ィ可変手段としてのアンプの機能を代用することができ
る。図8は第1実施例の変形例であるタイミング回路の
構成図であり、図4の第1実施例と同一部分には同一符
号を付している。11は分岐回路、12は平均値回路、
14は制御回路、15はクロック発生部である。
【0034】クロック発生部15は図20に示すタイミ
ング回路と同一の構成を備えている。すなわち、クロッ
ク発生部15は、入力するデータ信号を二分岐する二分
岐回路15aと、分岐された一方のデータ信号を所定時
間遅延する遅延回路15bと、データ信号と遅延回路の
出力信号の排他的論理和演算を行ってデータ信号の立ち
上がり及び立ち下がりでパルスを有するエッジ信号を発
生するEXOR回路15cと、EXOR回路出力よりデ
ータのビットレートと同一周波数を有するクロック成分
を抽出して出力するバンドパスフィルタ15dと、クロ
ック成分を一定振幅に増幅するリミッタアンプ15eを
備えている。
【0035】EXOR回路15cはデジタルICで構成
されており、図9に示すように2つのアンプ15c-1、15c
-2と、EXORゲート15c-3を備えている。各アンプ15c
-1、15c-2はそれぞれ信号入力端子IN1,IN2とリ
ファレンス端子ref1,ref2を有し、リファレン
スレベルを中心に入力信号を増幅する。すなわち、図4
のアンプ13aと同様に、各アンプ15c-1、15c-2はリフ
ァレンスレベルを変えることにより出力信号のデューテ
ィを変えることができる。そこで、予め、データ信号の
種々の平均値(デューティ)に応じて、アンプ15c-1、1
5c-2の出力波形のデューティが100%になるリファレ
ンスレベルを測定し、その対応をテーブルTBLに設定
しておく。このようにすれば、制御回路14はテーブル
TBLを参照することにより、入力データ信号の平均値
より出力波形のデューティを100%にするためのリフ
ァレンスレベルを決定してアンプ15c-1、15c-2のリファ
レンス端子に入力できる。この変形例によれば、クロッ
ク発生部15を形成するデジタル回路(例えばEXOR
回路)内蔵のアンプでデューティ可変手段の機能を代用
させることができ、第1実施例のデューティ可変手段と
してのアンプ13aを省略でき、回路構成を簡単にする
ことができる。
【0036】(d)第2変形例 図10は第1変形例と同一原理に基づいた第2の変形例
であり、クロック発生部をPLLで構成した場合で、図
4の第1実施例と同一部分には同一符号を付している。
図中、11は分岐回路、12は平均値回路、14は制御
回路、15はクロック発生部である。クロック発生部1
5は図21に示すタイミング回路と同一の構成を備え、
該タイミング回路の位相比較回路として図24の構成を
備えている。すなわち、クロック発生部15は、データ
信号とクロック信号の位相を比較する位相比較回路16
aと、位相比較回路の出力レベルを変換するレベル変換
器16bと、レベル変換器より出力される位相差に応じ
た電圧信号を平滑化するループフィルタ16cと、ルー
プフィルタ出力に応じた周波数を有するクロック信号を
発生する電圧制御発振器(VCO)16dを備えてい
る。
【0037】位相比較回路16aは、分岐回路11から
入力するデータ信号DATAの立ち上がり、立ち下がりエッ
ジを検出し、立ち上がりエッジEGU、立ち下がりエッ
ジEGDとクロック信号CLKとの位相比較を行うもの
で、エッジ検出回路17とD型フリップフロップ(D−
FF)18で構成されている。D−FF18は、データ
信号の立ち上がりエッジEGU、立ち下がりエッジEG
D発生時のクロックCLKのレベル(ローレベル/ハイ
レベル)を位相検出信号PDSとして出力し、PLL構
成のクロック発生部15は、この位相検出信号が設定レ
ベルになるように制御する。
【0038】エッジ検出回路17は、入力するデータ信
号を二分岐する二分岐回路17aと、分岐された一方の
データ信号を所定時間遅延する遅延回路17bと、デー
タ信号と遅延回路の出力信号の排他的論理和演算を行っ
てデータ信号の立ち上がり及び立ち下がりでパルスを有
するエッジ信号を発生するEXOR回路17cを備え、
EXOR回路17cは図9に示す構成を有している。従
って、第1変形例と同様に、EXOR回路17cのリフ
ァレンスレベルを変えることにより該EXOR回路が内
蔵するアンプの出力信号のデューティを変えることがで
きる。この第2変形例によれば、第1変形例と同様に、
クロック発生部15を形成するデジタル回路(例えばE
XOR回路)内蔵のアンプでデューティ可変手段を構成
することができ、第1実施例のデューティ可変手段とし
てのアンプ13aを省略でき、回路構成を簡単にするこ
とができる。
【0039】(B)第2実施例 (a)構成 図11は本発明の第2実施例のタイミング回路の構成図
であり、フィードバック制御でデューティを100%に
する構成を有している。図中、21はデータ信号DATAの
デューティを可変するデューティ可変回路であり、信号
入力端子inと入力信号の増幅中心レベルを規定するリ
ファレンス端子refを備えたアンプ21aで構成され
ている。信号入力端子inにデータ信号を入力し、リフ
ァレンス端子refに入力するリファレンス信号のレベ
ルを制御することによりアンプ21aから出力するデー
タ信号のデューティを変化することができる。例えば、
図6(a)に示すようにデータ信号DATAのデューティが
100%の場合には、リファレンスレベルをデータ信号
の中心レベルVr0にし、図6(b)に示すようにデュー
ティが100%以上の場合には、リファレンスレベルを
データ信号の中心レベルVroより大きいVruとする。ま
た、図示しないがデューティが100%以下の場合に
は、リファレンスレベルをデータ信号の中心レベルVro
より小さいレベルとする。
【0040】22はアンプから出力されるデータ信号の
デューティをモニタするデューティモニタ部であり、ア
ンプ21aから出力されるデータ信号を2分岐する分岐
回路22aと分岐された一方のデータ信号の平均値Vm
を求めて出力する平均値回路22bを有している。平均
値回路22bは例えば積分回路であり、分岐回路22a
から分岐出力されるデータ信号の平均値を求め、該平均
値をデューティ情報として出力する。データ信号DATAは
スクランブル処理により、その"1"の数と"0"の数が等し
くなっている。従って、平均値回路22bから出力され
る平均値は図5に示すようにデューティに比例する。す
なわち、平均値はデータ信号のデューティ情報を含んで
いる。
【0041】23は制御回路であり、アンプ21aから
出力されるデータ信号のデューティが100%になるよ
うにフィードバック制御により該アンプ21aのリファ
レンスレベルを決定し、該リファレンスレベルを有する
制御信号をリファレンス端子refに入力するものであ
る。予め、デューティ100%に応じた平均値V100
測定して制御回路23に設定しておくことにより、制御
回路は実際の平均値VmとV100の大小に基づいてリファ
レンスレベルを大きくするか小さくするかを決定するこ
とができる。24はクロック発生部であり、デューティ
モニタ部22から出力されるデータ信号と同期したデー
タ識別用のクロック信号CLKを発生する。このクロッ
ク発生部は図20に示すタイミング回路、あるいは、図
21に示すタイミング回路で構成される。
【0042】(b)動作 第2実施例において、デューティ可変回路21のアンプ
21aは所定のリファレンスレベルを中心に入力信号を
増幅して出力する。分岐回路22aは入力データ信号DA
TAを2分岐し、一方をクロック発生部24に入力し、他
方を平均値回路22bに入力する。平均値回路22bは
データ信号の平均値Vmを演算して制御回路23に入力
し、制御回路23は平均値VmとV100の差に基づいてリ
ファレンスレベルを決定し、該リファレンスレベルを有
する制御信号を発生してアンプ21aのリファレンス端
子 refに入力する。これにより、アンプ21aは新
たなリファレンスレベルを中心に入力信号を増幅し、出
力信号のデューティを100%に近づける。
【0043】以後、上記フィードバック制御が繰り返さ
れ、アンプ21aは最終的にデューティ100%の波形
を有するデータ信号を発生し、分岐回路22aを介して
クロック発生部24に入力する。クロック発生部24は
アンプ21aから入力したデータ信号と同期したデータ
識別用のクロック信号CLKを発生し、該クロック信号
を図示しない光受信機(図19)の識別回路に入力す
る。以上のように、第2実施例によれば、フィードバッ
ク制御により簡単な構成でデータ信号のデューティを1
00%にしてクロック発生部24に入力できる。このた
め、入力波形歪みが大きく、波形デューティの変化が大
きい場合でも、安定にデータ識別用のクロック信号を発
生して識別回路に入力でき、識別回路は入力データを正
しく識別して再生することができる。
【0044】(C)第3実施例 (a)構成 図12は本発明の第3実施例のタイミング回路の構成図
であり、第2実施例と同様にフィードバック制御でデュ
ーティを100%にする構成を有している。図中、21
はデータ信号DATAのデューティを可変するデューティ可
変回路であり、信号入力端子inと入力信号の増幅中心
レベルを規定するリファレンス端子refと、差動出力
端子Q,QBを備えた差動アンプ21bで構成されてい
る。信号入力端子にデータ信号DATAを入力し、リファレ
ンス端子refにリファレンス信号を入力し、リファレ
ンス信号のレベルを制御することにより、差動アンプか
ら出力されるQ出力信号及びQB出力信号のデューティ
を可変にすることができる。すなわち、データ信号DATA
のデューティが100%でなくても、リファレンスレベ
ルを制御することにより差動アンプ21bの差動出力端
子Q,QBから出力する信号のデューティを100%に
することができる。
【0045】例えば、図13(a)に示すように入力デ
ータ信号DATAのデューティが100%以上の場合におい
て、リファレンスレベルをデータ信号の中心レベルVro
とすると、図13(b)に示すようにQ出力及びQB出
力のデューティを100%にできない。すなわち、Q出
力のデューティは100%以上、QB出力のデューティ
は100%以下となる。しかし、リファレンスレベルを
データ信号の中心レベルVroより大きいVruとすると、
図13(c)に示すように、Q出力及びQB出力のデュ
ーティを100%にできる。
【0046】22は差動アンプ21bから出力されるQ
出力、QB出力の平均値に基づいてデューティをモニタ
するデューティモニタ部であり、差動アンプ21bから
出力されるQ出力(データ信号)を2分岐する分岐回路
22aと、該分岐された一方のQ出力信号の平均値を求
めて出力する平均値回路22bと、差動アンプ21bか
ら出力されるQB出力を2分岐する分岐回路22cと、
該分岐された一方のQB出力信号の平均値を求めて出力
する平均値回路22dを備えている。平均値回路22
b,22dは例えば積分回路で構成され、Q出力信号、
QB出力信号の平均値を求め、該平均値をデューティ情
報として出力する。すなわち、データ信号DATAはスクラ
ンブル処理により、その"1"の数と"0"の数が等しくなっ
ているから、平均値回路22b,22dから出力される
平均値はデューティに比例する。デューティが100%
の場合、平均値回路22b,22dから出力される平均
値は等しい。換言すれば、フィードバック制御でこれら
平均値が等しくなるようにすれば、差動アンプ21bの
Q出力のデューティを100%にすることができる。
【0047】23は制御回路であり、Q出力信号、QB
出力信号の平均値の差が零となるように、すなわち、差
動アンプ21bのQ出力信号(データ信号)のデューテ
ィが100%になるように、平均値の差に基づいて差動
アンプ21bのリファレンスレベルを決定し、該リファ
レンスレベルを有する制御信号をリファレンス端子re
fに入力するもので、正転入力端子、反転入力端子を有
するアンプで構成されている。24はクロック発生部で
あり、デューティ可変回路としての差動アンプ21bか
ら分岐回路22aを介して出力されるQ出力信号(デー
タ信号)と同期したデータ識別用のクロック信号CLK
を発生する。このクロック発生部は図20に示すタイミ
ング回路、あるいは、図21に示すタイミング回路で構
成される。
【0048】(b)動作 第3実施例において、デューティ可変回路21の差動ア
ンプ21bは所定のリファレンスレベルを中心に入力信
号を増幅して出力する。分岐回路22a,22cは差動
アンプのQ出力信号(データ信号)、QB出力信号をそ
れぞれ2分岐し、平均値回路22b,22dはデータ信
号の平均値Vm1、Vm2を演算し、これらを制御回路23
を構成するアンプ23aの正転及び反転入力端子に入力
する。制御回路23のアンプ23aは平均値Vm1とVm2
の差に基づいてリファレンスレベルを決定し、該リファ
レンスレベルを有する制御信号を発生して差動アンプ2
1bのリファレンス端子 refに入力する。これによ
り、差動アンプ21bは新たなリファレンスレベルを中
心に入力信号を増幅し、Q出力信号、QB出力信号のデ
ューティを100%に近づける。
【0049】以後、上記フィードバック制御が繰り返さ
れ、差動アンプ21bは最終的にデューティ100%の
波形を有するQ出力信号(データ信号)を発生し、分岐
回路22aを介してクロック発生部24に入力する。ク
ロック発生部24は差動アンプ21bから入力したデー
タ信号と同期したデータ識別用のクロック信号CLKを
発生し、該クロックを図示しない光受信機の識別回路に
入力する。この第3実施例によると、図14(a)に示
すように差動アンプ21bの入力波形アイパターンのク
ロスポイントをリファレンスレベルとし、該レベルを中
心に増幅することがわかる。そして、クロスポイントを
リファレンスレベルとすることにより、図14(b)に
示すようにデューティ100%のQ出力信号、QB出力
信号が得られる。
【0050】以上のように、第3実施例によれば、フィ
ードバック制御により簡単な構成でデータ信号のデュー
ティを100%にしてクロック発生部24に入力でき
る。このため、入力波形歪みが大きく、波形デューティ
の変化が大きい場合でも、安定にデータ識別用のクロッ
ク信号を発生して識別回路に入力でき、識別回路は入力
データを正しく識別して再生することができる。また、
第3実施例では、Q出力信号とQB出力信号レベルが等
しくなるようにフィードバック制御すればよいため、第
1、第2実施例のように事前に平均値レベルとリファレ
ンスレベルあるいは平均値レベルとデューティの関係を
調べておく必要がない。
【0051】(D)第4実施例 (a)構成 デューティが100%から減小するにつれ、あるいは、
100%から増大するにつれてデータ信号を非線形抽出
した信号に含まれるクロック成分が少なくなる。従っ
て、クロック成分を検出し、該クロック成分が最大とな
るようにデューティをフィードバック制御すれば、該デ
ューティを100%にすることができる(図29参
照)。
【0052】図15はかかる原理に基づいた本発明の第
4実施例のタイミング回路の構成図である。図中、31
はデータ信号DATAのデューティを可変するデューティ可
変回路、32はデータ信号に含まれるクロック成分の大
きさを検出するクロック成分検出器、33はクロック成
分が最大になるように制御する制御回路、34はデータ
信号と同期したデータ識別用のクロック信号CLKを発
生するクロック発生部である。デューティ可変回路31
は、信号入力端子inと入力信号の増幅中心レベルを規
定するリファレンス端子refを備えたアンプ31aで
構成されている。信号入力端子inにデータ信号を入力
し、リファレンス端子refにリファレンス信号を入力
し、リファレンス信号のレベルを制御することによりア
ンプ31aから出力するデータ信号のデューティを変化
することができる。例えば、図6(a)に示すようにデ
ータ信号DATAのデューティが100%の場合、リファレ
ンスレベルをデータ信号の中心レベルVr0にし、図6
(b)に示すようにデューティが100%以上の場合、
リファレンスレベルをデータ信号の中心レベルVroより
大きいVruとする。また、図示しないがデューティが1
00%以下の場合、リファレンスレベルをデータ信号の
中心レベルVroより小さいレベルとする。
【0053】クロック発生部34は、データ識別用のク
ロック信号CLKを発生するもので図20に示すタイミ
ング回路と同一の構成を備えている。すなわち、クロッ
ク発生部34は、デューティ可変回路31から入力する
データ信号を二分岐する二分岐回路34aと、分岐され
た一方のデータ信号を所定時間遅延する遅延回路34b
と、データ信号と遅延回路の出力信号の排他的論理和演
算を行ってデータ信号の立ち上がり及び立ち下がりでパ
ルスを有するエッジ信号を発生するEXOR回路34c
と、EXOR回路出力よりデータのビットレートと同一
周波数を有するクロック成分を抽出して出力するバンド
パスフィルタ34dと、クロック成分を一定振幅に増幅
するリミッタアンプ34eを備えている。
【0054】クロック成分検出器32はデータ信号に含
まれるクロック成分の大きさを検出するもので、バンド
パスフィルタ34dの出力端子に接続されたレベル検出
器32b、レベル検出器の出力信号に含まれる低周波数
0の成分を同期検波して出力する同期検波器32cを
備えている。制御回路33は、クロック成分が最大にな
るようにフィードバック制御によりデューティ可変回路
31のアンプ31aのリファレンスレベルを決定し、該
リファレンスレベルを有する制御信号をリファレンス端
子refに入力するもので、低周波数f0の微小信号を
発生する発振器33a、クロック成分が最大になるよう
にリファレンス信号Vrを発生するリファレンス発生部
33b、リファレンス信号Vrに低周波信号を重畳して
デューティ可変部31に入力する加算器33cを有して
いる。
【0055】(b)動作 図16に示すように、デューティが100%から減小す
るにつれ、あるいは、100%から増大するにつれて、
データ信号に含まれるビットレート周波数と同一のクロ
ック成分が少なくなる。そこで、例えばデータ信号のデ
ューティが70%、100%、130%であるとき、デ
ューティが低周波数f0で摂動するようにアンプ31a
のリファレンス端子に周波数f0の制御信号A′、
B′、C′を入力すると、アンプ出力信号に含まれるク
ロック成分はA,B,Cで示すようになる。すなわち、
(1) デューティが70%の場合、クロック成分は周波数
0で変化し、(2) デューティが130%の場合、クロ
ック成分は周波数f0でデューティが70%の場合と逆
位相で変化し、(3) デューティが100%の場合、クロ
ック成分は周波数2f0で変化する。
【0056】従って、周波数f0の低周波信号をレベル
検出器32bの出力信号に乗算して得られる同期検波出
力は図17に示すようにデューティに応じて変化する。
すなわち、デューティ100%の場合に同期検波器32
cの出力は零となり、その点を境に符号が反転する。従
って、同期検波出力が零となるように制御すれば、クロ
ック成分が最大となるように、すなわち、デューティ1
00%となるように制御できる。
【0057】デューティ可変回路31を構成するアンプ
31aのリファレンス端子に低周波数f0の微小信号を
入力し、アンプ31aよりデューティが該低周波数で摂
動するデータ信号を出力する。クロック発生部34はア
ンプ31aから出力されるデータ信号よりクロックCL
Kを抽出して出力する。クロック成分検出器32は、ク
ロック発生部34を構成するバンドパスフィルタ34d
の出力信号を周波数f 0の低周波信号で同期検波する。
制御回路33のリファレンス発生部33bは同期検波出
力信号を増幅してリファレンス信号Vrを発生し、加算
器33cは該リファレンス信号Vrと低周波信号を重畳
してアンプ31aのリファレンス端子refに入力す
る。この結果、アンプ31aの出力信号のデューティが
100%になるように、すなわち、同期検波出力が零と
なるようにフィードバック制御が行われる。以後、上記
と同様の制御が繰り返され、アンプ31aの出力である
データ信号のデューティが100%になる。この結果、
クロック発生部34は、アンプ31aから入力したデー
タ信号と同期したデータ識別用のクロック信号CLKを
発生し、該クロックを図示しない光受信機(例えば図1
9)の識別回路に入力する。以上のように、第4実施例
によれば、フィードバック制御によりデータ信号のデュ
ーティを100%にでき、従って、入力波形歪みが大き
く、波形デューティの変化が大きい場合でも、安定にデ
ータ識別用のクロック信号を発生することができる。
【0058】(c)変形例 第4実施例ではデューティ可変手段としてアンプ31a
を別途設けた。ところで、クロック発生部34を構成す
るデジタル回路には信号入力端子とリファレンス端子を
備えたもの、例えば、EXOR回路34cがあり、この
EXOR回路が内蔵するアンプで第4実施例におけるデ
ューティ可変手段としてのアンプ31aの機能を代用さ
せることができる。図18は第4実施例の変形例である
タイミング回路の構成図であり、図15の第4実施例と
同一部分には同一符号を付している。変形例が実施例と
相違する点は、(1) デューティ可変手段としてのアンプ
31aを削除した点、(2) 制御回路33の出力信号をE
XOR回路34cのリファレンス端子に入力している点
である。
【0059】EXOR回路34cはデジタルICで構成
されており、図9に示すように2つのアンプ15c-1, 15c
-2と、EXORゲート15c-3を備えている。各アンプは
それぞれ信号入力端子IN1,IN2とリファレンス端
子ref1,ref2を有し、リファレンスレベルを中
心に入力信号を増幅する。すなわち、図15(第4実施
例)のアンプ31aと同様に、各アンプ15c-1, 15c-2は
リファレンスレベルを変えることにより出力信号のデュ
ーティを変えることができ、かつ、該リファレンス端子
に低周波信号を入力することにより出力信号のデューテ
ィを摂動することができる。
【0060】そこで、低周波数f0の信号を重畳するこ
とによりEXOR回路34cのリファレンスレベルを変
化して出力信号のデューティを変化し、該デューティの
変化を通じて抽出クロック成分が変化する。抽出クロッ
ク成分と低周波発振器との同期検波出力は、図17に示
すように、クロック成分が最大になるところで零、その
点を境に符号が反転する。従って、同期検出波出力が零
になるようにリファレンスレベルを制御すれば、クロッ
ク成分が最大になるように、すなわち、デューティが1
00%となるように制御できる。この変形例によれば、
クロック発生部34を形成するデジタル回路(例えばE
XOR回路)内蔵のアンプでデューティ可変手段を構成
することができ、第1実施例のデューティ可変手段とし
てのアンプ31aを省略でき、回路構成を簡単にでき
る。以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は
請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変形が
可能であり、本発明はこれらを排除するものではない。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、フィードフォワード制
御により簡単な構成でデータ信号のデューティを100
%にでき、従って、入力波形歪みが大きく、波形デュー
ティの変化が大きい場合でも、安定にデータ識別用のク
ロック信号を発生することができる。また、クロック発
生部のデジタル回路(例えばEXOR回路)が内蔵する
アンプでデューティ可変手段の機能を代用させることが
でき、回路構成を簡単にできる。
【0062】本発明によれば、データ信号の平均値がデ
ューティ100%に応じた値となるようにフィードバッ
ク制御してデータ信号のデューティを100%にでき、
従って、入力波形歪みが大きく、波形デューティの変化
が大きい場合でも、簡単な構成で、安定にデータ識別用
のクロック信号を発生することができる。本発明によれ
ば、データ信号が入力される差動アンプの正転信号及び
反転信号の平均値が一致するように差動アンプのリファ
レンスレベルを制御してデューティを100%にするよ
うに構成したから、フィードフォワード制御等のように
予めリファレンス値を求めて記憶しておく必要がなく制
御を簡単にすることができる。
【0063】本発明によれば、クロック成分が最大とな
るようにフィードバック制御することによりデューティ
を100%にでき、従って、入力波形歪みが大きく、波
形デューティの変化が大きい場合でも安定にデータ識別
用のクロック信号を発生することができる。また、クロ
ック発生部のデジタル回路(例えばEXOR回路)が内
蔵するアンプでデューティ可変手段の機能を代用させる
ことができ、回路構成を簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の原理説明図である。
【図2】本発明の第2の原理説明図である。
【図3】本発明の第3の原理説明図である。
【図4】本発明の第1実施例である。
【図5】波形デューティと平均値の関係説明図である。
【図6】デューティとリファレンスレベルの関係説明図
である。
【図7】出力波形のリファレンスレベル依存性説明図で
ある。
【図8】本発明の第1実施例の第1変形例である。
【図9】EXOR回路の構成図である。
【図10】本発明の第1実施例の第2変形例である。
【図11】本発明の第2実施例である。
【図12】本発明の第3実施例である。
【図13】第3実施例の動作説明図である。
【図14】第3実施例の別の動作説明図である。
【図15】本発明の第4実施例のタイミング回路の構成
図である。
【図16】第4実施例の動作説明図である。
【図17】同期検波出力説明図である。
【図18】本発明の第4実施例の変形例である。
【図19】光受信機のブロック図である。
【図20】タイミングフィルタを用いた従来のタイミン
グ回路の構成図である。
【図21】PLLを用いた従来のタイミング回路の構成
図である。
【図22】タイミングフィルタを用いたタイミング回路
の動作説明用の波形図である。
【図23】位相検出回路である。
【図24】別の位相検出回路である。
【図25】D−FFによる位相検出のタイムチャートで
ある。
【図26】クロック信号とデータ信号間の位相差と位相
検出出力との関係説明図である。
【図27】伝送波形例である。
【図28】デューティとEXOR出力の関係説明図であ
る。
【図29】デューティと抽出クロック成分の関係図であ
る。
【図30】デューティ可変時の位相検出出力説明図であ
る。
【符号の説明】
11 分岐手段 12 デューティモニタ手段 13 デューティ可変手段 14 制御回路 15 クロック発生部 21 デューティ可変手段 22 デューティモニタ手段 23 制御回路 24 クロック発生部 31 デューティ可変手段 32 クロック成分検出器 33 制御回路 34クロック発生部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ信号の識別タイミングを与えるク
    ロック信号を発生するタイミング回路において、 データ信号を2分岐する分岐手段、 分岐手段から分岐出力される第1のデータ信号のデュー
    ティをモニタするデューティモニタ手段、 分岐手段から出力される第2のデータ信号のデューティ
    を可変するデューティ可変手段、 デューティモニタ手段からのデューティ情報に基づいて
    出力データ信号のデューティが所定値になるようにデュ
    ーティ可変手段を制御する制御回路、 デューティ可変手段から出力されるデータ信号と同期し
    たデータ識別用のクロック信号を発生するクロック発生
    部、を備えたことを特徴とするタイミング回路。
  2. 【請求項2】 前記デューティモニタ手段は、第1のデ
    ータ信号の平均値をデューティ情報として出力する平均
    値回路を有することを特徴とする請求項1記載のタイミ
    ング回路。
  3. 【請求項3】 前記デューティ可変手段は、信号入力端
    子と入力信号の増幅中心レベルを規定するリファレンス
    端子を備えたアンプを有し、信号入力端子に前記第2の
    データ信号を入力し、リファレンス端子に制御回路から
    出力されるリファレンス信号を入力して該アンプより出
    力するデータ信号のデューティを可変することを特徴と
    する請求項1記載のタイミング回路。
  4. 【請求項4】 前記デューティ可変手段は、前記クロッ
    ク発生部を形成するデジタル回路のうち信号入力端子と
    リファレンス端子を備えたデジタル回路であり、信号入
    力端子に前記第2のデータ信号を入力し、リファレンス
    端子に制御回路から出力されるリファレンス信号を入力
    してデータ信号のデューティを可変することを特徴とす
    る請求項1記載のタイミング回路。
  5. 【請求項5】 前記クロック発生部は、デューティ可変
    手段から出力されるデータ信号を2分岐する分岐回路
    と、一方の分岐出力を遅延する遅延回路と、他方の分岐
    出力と遅延回路出力の排他的論理和演算を行うEXOR
    回路と、データのビットレートに応じた周波数を中心周
    波数として有し、前記EXOR回路出力を入力されて該
    ビットレートに応じた周波数信号を発生するバンドパス
    フィルタと、バンドパスフィルタ出力を増幅するリミッ
    タアンプを備えたことを特徴とする請求項1記載のタイ
    ミング回路。
  6. 【請求項6】 前記クロック発生部は、デューティ可変
    手段から出力されるデータ信号とクロック信号の位相を
    比較する位相比較回路と、位相差に応じた電圧信号を平
    滑化するループフィルタと、ループフィルタ出力に応じ
    た周波数を有するクロック信号を発生する電圧制御発振
    器を備えたことを特徴とす請求項1記載のタイミング回
    路。
  7. 【請求項7】 データ信号の識別タイミングを与えるク
    ロック信号を発生するタイミング回路において、 データ信号のデューティを可変するデューティ可変手
    段、 デューティ可変手段から出力されるデータ信号のデュー
    ティをモニタするデューティモニタ手段、 デューティモニタ手段からのデューティが所定値になる
    ようにデューティ可変手段を制御する制御回路、 デューティモニター手段から出力されるデータ信号と同
    期したデータ識別用のクロック信号を発生するクロック
    発生部、を備えたことを特徴とするタイミング回路。
  8. 【請求項8】 前記デューティモニタ手段は、データ信
    号の平均値をデューティ情報として出力する平均値回路
    を有することを特徴とする請求項7記載のタイミング回
    路。
  9. 【請求項9】 前記デューティ可変手段は、信号入力端
    子と入力信号の増幅中心レベルを規定するリファレンス
    端子を備えたアンプを有し、信号入力端子に前記データ
    信号を入力し、リファレンス端子に制御回路から出力さ
    れるリファレンス信号を入力して該アンプより出力する
    データ信号のデューティを可変することを特徴とする請
    求項7記載のタイミング回路。
  10. 【請求項10】 前記デューティ可変手段は、信号入力
    端子とリファレンス端子にそれぞれ入力されたデータ信
    号とリファレンス信号の差に応じた正転信号及び反転信
    号を出力する差動アンプを備え、 前記デューティモニタ手段は、差動アンプの正転出力と
    反転出力の平均値をそれぞれ出力する平均値回路を備
    え、 制御回路は、両平均値回路の出力が一致するように差動
    アンプのリファレンス信号レベルを制御し、該差動アン
    プの入力データ信号の増幅中心レベルを可変する手段を
    備えたことを特徴とする請求項7記載のタイミング回
    路。
  11. 【請求項11】 前記クロック発生部は、デューティモ
    ニタ手段から出力されるデータ信号を2分岐する分岐回
    路と、一方の分岐出力を遅延する遅延回路と、他方の分
    岐出力と遅延回路出力の排他的論理和演算を行うEXO
    R回路と、データのビットレートに応じた周波数を中心
    周波数として有し、前記EXOR回路出力を入力されて
    該ビットレートに応じた周波数信号を発生するバンドパ
    スフィルタと、バンドパスフィルタ出力を増幅するリミ
    ッタアンプを備えたことを特徴とする請求項7記載のタ
    イミング回路。
  12. 【請求項12】 前記クロック発生部は、デューティモ
    ニタ手段から出力されるデータ信号とクロック信号の位
    相を比較する位相比較回路と、位相差に応じた電圧信号
    を平滑化するループフィルタと、ループフィルタ出力に
    応じた周波数を有するクロック信号を発生する電圧制御
    発振器を備えたことを特徴とす請求項7記載のタイミン
    グ回路。
  13. 【請求項13】 データ信号の識別タイミングを与える
    クロック信号を発生するタイミング回路において、 データ信号のデューティを可変するデューティ可変手
    段、 デューティ可変手段より出力されるデータ信号から抽出
    されるクロック成分の大きさを検出するクロック成分検
    出器、 抽出されるクロック成分が最大になるようにデューティ
    可変手段を制御してデューティを可変する制御回路、 デューティ可変手段から出力されるデータ信号と同期し
    たデータ識別用のクロック信号を発生するクロック発生
    部、を備えたことを特徴とするタイミング回路。
  14. 【請求項14】 前記デューティ可変手段は、信号入力
    端子と入力信号の増幅中心レベルを規定するリファレン
    ス端子を備えたアンプを有し、信号入力端子に前記デー
    タ信号を入力し、リファレンス端子に制御回路から出力
    されるリファレンス信号を入力して該アンプより出力す
    るデータ信号のデューティを可変することを特徴とする
    請求項13記載のタイミング回路。
  15. 【請求項15】 前記デューティ可変手段の機能を、前
    記クロック発生部を形成するデジタル回路のうち信号入
    力端子とリファレンス端子を備えたデジタル回路で代用
    させ、該デジタル回路の信号入力端子にデータ信号を入
    力し、リファレンス端子に制御回路から出力されるリフ
    ァレンス信号を入力してデータ信号のデューティを可変
    することを特徴とする請求項13記載のタイミング回
    路。
  16. 【請求項16】 前記制御回路は、 低周波信号を発生する発振器、クロック成分が最大にな
    るようにリファレンス信号を発生するリファレンス発生
    部、リファレンス信号に低周波信号を重畳して前記デュ
    ーティ可変手段のリファレンス端子に入力する手段を備
    え、 前記デューティ可変手段はデューティが前記低周波数で
    摂動するデータ信号を出力し、 クロック成分検出器は前記デューティ可変手段の出力信
    号を低周波信号で同期検波することによりデータ信号ク
    ロック成分の大小を検出することを特徴とする請求項1
    4または請求項15記載のタイミング回路。
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