JPH02122433A - 光記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明は、光記録再生装置に係り、と（に記録媒体上正
確なデユーティのビットを得るのに好適な光記録再生装
置に関する。

〔従来の技術〕

第３図に従来例を示す。　この第３図の従来例において
、情報を含んでいる書込信号に対応して光ビームを変調
するとともに、その光ビームを記録媒体５４上に照射し
てビットを形成せしめ、これによって当該記録媒体上に
情報を記録する光学的記録手段５０と、記録媒体５４を
駆動するモータ５６と、記録媒体５４上のビットの状態
を検知することによって情報を再生する光学的再生手段
６０と、書込信号と再生信号のデユーティを各々検出し
て両者の差分が最小となるよう書込用光ビームの強度を
制御１１する書込用光ビーム強度制御回路６５を備えて
いる。

光学的記録手段５０は、電流源回路５２からの供給電流
を書込信号に対応して変調する書込駆動回路５１と、書
込駆動回路５１の出力である書込駆動電流を光信号に変
換し記録媒体５４上に照射する書込光ヘッド５３とを備
えている。

光学的再生手段６０は、記録媒体５４上に微弱な光ビー
ムを照射し、その反射光を電気信号に変換し記録媒体５
４上の情報を検出する再生光ヘッド６１と、この再生光
ヘッド６１の出力信号を増幅する増幅回路６２とを備え
ている。

この場合、電流源回路５２からの供給電流は、書込駆動
回路５１において、書込信号に基づいて変調され、書込
駆動電流となる。この書込駆動電流は、書込光ヘッド５
３で書込用光信号に変換される。この書込用光信号は、
図示しない光学レンズ系により極小のスポットに収束さ
れて記録媒体５４上に照射され、その光エネルギーでビ
ット５５を形成し、これによって情報の記録を行う。

また、再生光ヘッド６１から記録媒体５４上に微弱な光
ビームを照射すると、記録媒体５４上のビットの有無に
よって反射光の強度が変化する。

この反射光を再生光ヘッド６１で検出し、さらに電気信
号に変換することによって、再生信号が得られる。そし
て、増幅回路６２でその再生信号は増幅される。

記録媒体５４上に形成されるビットは、第４図の波形例
に示すように、書込信号に対応した長円形をしている。

再生時には、このビットのエッヂに対応した再生信号の
立上がりと立下がりのタイミングが検出され、これによ
って情報の再生が行われる。このため、情報の記録時に
は、いかに正確なビットエッヂを形成するかが重要にな
る。

一方、ビットの有無が書込信号に対して「１：ｌ」に相
当する５０％のデユーティ比であっても、ビット形成が
光エネルギーの強度に依存するため、記録媒体５４と書
込用光ビームとの相対速度や、書込用光ビームの強度変
動や、記録媒体５４の感度のばらつき等の影響で、記録
媒体５４上でのビットのデユーティ比は一定とはならな
い。

第４図（Ｉ）（ＩＩ）に示す波形例ではデユーティにず
れが発生した場合が示されており、第４図（１）の波形
例は書込信号に対してビットが小となった場合が、また
第４図（ｎ）の波形例では書込信号に対してビットが大
となった場合が示されている。　このデユーティのずれ
を補正するために、書込用光ビーム強度制御回路６５で
、書込信号と再生信号のデユーティを各々検出し、両者
の差分が最小となるよう書込用光ビームの強度を制御し
ている。第４図（Ｉ［Ｉ）にデユーティずれのない場合
を示す。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上記従来例においては、書込信号のデユ
ーティ検出と再生信号のデユーティ検出に同時性が要求
されている。このため、適用が限定されるという不都合
があった。

すなわち、一般に書込用光ビームと再生用光ビームは物
理的に離れている場合が多く、情報を書き込んだ時点か
ら、これを再生できるまでに時間遅れが発生する。例え
ば、第５図に示すような書込信号のパターン列を考える
と、いまＡｏの信号パターンを書き込んでいる時、再生
は時間遅れからまだＡの信号パターンであったとすると
、書込信号での検出デユーティと再生信号での検出デユ
ーティとは全く異なったものになる。

この結果、本来デユーティずれのない状態でも信号パタ
ーンの影響で見かけ上デユーティずれが発生し、誤った
デユーティ補正制御が行われてしまうという不都合が生
じていた。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、かかる従来例の有する不都合を改善し
、とくに−船釣な光デイスク装置においても、書込信号
の記録変調方式に影響されることなく正確なデユーティ
のビットを記録媒体上に形成し得る光記録再生装置を提
供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

そこで、本発明では、記録媒体に対向して装備された書
込光ヘッドおよび再生光ヘッドと、外部から入力される
書込信号に基づいて書込光ヘッド駆動用の記録信号を形
成する書込駆動回路及び電流源回路と、この電流源回路
に併設され当該電流源回路の出力を可変設定する出力レ
ベル設定回路とを有している。さらに、再生光ヘッドに
より検出される記録媒体上の記録ビットが書込信号に対
してデユーティずれを生じた場合、直ちに出力レベル設
定回路を介して電流源回路の出力を調整するデユーティ
補正制御手段を装備している。そして、デユーティ補正
制御手段を、再生光ヘッドから出力される再生信号の立
上がり及び立下がりの極性変化位置を検出し２値の読出
信号を得る２値化手段と、この読出信号に同期した再生
クロック信号を発生するクロック発生手段と、この再生
クロック信号と読出信号との時間差を再生信号の立上が
り立下がり極性変化に応じて検出し、立上がり時間差信
号と立下がり時間差信号とを得る時間差検出手段と、こ
の立上がり時間差信号と立下がり時間差信号との差分を
検出して出力レベル設定回路用の制御信号を出力する時
間差差分検出手段とにより構成されている。これによっ
て前述した目的を達成しようとするものである。

〔作用〕

再生クロック信号と読出信号との時間差を再生信号の立
上がり及び立下がり極性変化に応じて検出し、立上がり
と立下がりの極性の時間差の差分を求める。そして、こ
の差分が最小となるように光学的記録手段の光ビーム強
度を制？ＩＬ、これにより正確なデユーティのビットを
記録媒体上に形成する。この場合、書込信号との比較は
特に行われないため、制御が迅速に行われる。

〔発明の実施例］ 以下、本発明の一実施例を第１図ないし第２図に基づい
て説明する。

この第１図ないし第２図に示す実施例は、記録媒体１に
対向して装備された書込光ヘッド２および再生光へラド
３と、外部から入力される書込信号に基づいて書込光ヘ
ッド駆動用の記録信号を形成する書込駆動回路４及び電
流源回路５２と、この電流源回路５２に併設され当該電
流源回路５２の出力を可変設定する出力レベル設定回路
４０とを有している。さらに、再生光ヘッド３により検
出される記録媒体１上の記録ピッ１−ＬＡが書込信号に
対してデユーティずれを生じた場合、直ちに出力レベル
設定回路４０を介して電流源回路５２の出力を調整する
デユーティ補正制御手段１１が装備されている。このデ
ユーティ補正制御回路１１は、再生信号ａの立上がり及
び立下がりの極性変化位置を検出し２値の読出信号すを
得る２値化手段１２と、この読出信号すに同期した再生
クロック信号Ｃを発生するクロック発生回路２４と、こ
の再生クロック信号Ｃと読出信号すとの時間差を再生信
号ａの立上がり立下がり極性変化に応じて検出し、立上
がり時間差信号ｅと立下がり時間差信号ｆとを得る時間
差検出手段１４と、この立上がり時間差信号ｅと立下が
り時間差信号ｆとの差分を検出して出力レベル設定回路
４０用の制御信号を出力する時間差差分検出手段１５と
により構成されている。

これを更に詳述すると、第１図の実施例は、情報を含ん
でいる書込信号に基づいて光ビームを変調し、記録媒体
１上にその光ビームを照射してピッｈｌＡを形成し、こ
れによって情報を記録する光学的記録手段５０と、記録
媒体１を駆動するモータ５６と、弱い光ビームを記録媒
体１上に照射しその反射光でビットＩＡの状態を検知し
、これによって情報を再生する光学的再生手段１０と、
さらに、光学的再生手段１０より得られる再生信号ａの
立上がりと立下がりの極性変化位置を検出して２値の読
出信号すを得る２値化手段１２と、この読出信号すに同
期した再生クロック信号Ｃを発生するクロック発生回路
２４と、この再生クロック信号Ｃと読出信号すとの時間
差を再生信号ａの立上がりと立下がりの極性変化に応じ
て検出するとともに、立上がり時間差信号ｅと立下がり
時間差信号「とを得る時間差検出手段１４と、この立上
がり時間差信号ｅと立下がり時間差信号ｆとの差分を検
出し、光学的記録手段５０の光ビーム強度を制御する出
力レベル制御信号を得る時間差差分検出手段１５とを有
している。

光学的記録手段５０は、電流源回路５２からの供給電流
を書込信号に対応して変調する書込駆動回路４と、書込
駆動回路４の出力である書込駆動電流を光信号に変換し
記録媒体１上に照射する書込光ヘッド２とを備えている
。

光学的再生手段１０は、記録媒体１上に微弱な光ビーム
を照射し記録媒体１上の情報を検出する再生光ヘッド３
と、この再生光ヘッド３の出力信号を増幅する増幅回路
３Ａとを備えている。

２値化手段１２としては、比較回路が用いられている。

時間差検出手段１４は、２値化手段１２の出力を入力と
する一方のＤ形フリップフロップ２１と、２値化手段１
２の出力を反転回路２２を介して入力とする他方のＤ形
フリップフロップ２３と、クロック発生回路２４の出力
に基づき各り形フリップフロップ２１．２３にワンショ
ット信号を出力するワンショット回路２５を備えている
。

時間差差分検出手段１５は、Ｄ形フリップフロップ２１
とＤ形フリップフロップ２３の出力をそれぞれ入力とす
る差動増幅回路１５Ａと、この差動増幅回路１５Ａの出
力を入力とするローパスフィルタ１５Ｂを備えている。

次に、本実施例の動作について説明する。

第１図において、書込信号は書込駆動回路４に供給され
、電流源回路５２から供給される所定記録ビームパワー
相当の供給電流を変調し、書込駆動電流を得る。

この書込駆動電流は、書込光ヘッド２に収容されている
レーザダイオード等の電流−光変換素子により光信号に
変換され、さらに集光されてモータ５６により回転され
ている記録媒体１上に照射される。

この動作により、書込光ヘッド２より照射される所定の
強度の光ビームがオン・オフするため、記録媒体１上に
ピッ１−ＬＡが形成され、情報の記録が行われる。

一方、再生光ヘッド３から微弱な光ビームが記録媒体１
上に照射され、ビットの有無による反射光の強度変化が
検出される。この検出信号は微弱であるために増幅回路
３Ａで増幅され、再生信号ａとなる。

この再生信号ａは、２値化手段１２である比較回路で、
再生信号ａの正負ピーク点の中央値に相当するしきい値
電圧ＶＴと比較され、読出信号すが得られる。すなわち
、読出信号すは再生信号ａにおける立ち上がり立ち下が
りの極性変化位置が検出されて２値化された信号となる
。

クロック発生回路２４では、入力である読出信号すに同
期した再生クロック信号Ｃが生成される。

そして、この再生クロック信号Ｃの立ち上がりでパルス
時間Ｔ、のリセット信号ｄがワンショット回路２５で生
成され、Ｄ形フリップフロップ２１゜２３のリセット信
号として供給される。

Ｄ形フリップフロップ２１では、再生信号ａの立ち上が
り極性変化に対応した立ち上がり時間差信号ｅが、また
Ｄ形フリップフロップ２３では、再生信号ａの立ち下が
り極性変化に対応した立ち下がり時間差信号ｆが各々得
られる。なお、リセット信号ｄのパルス時間Ｔ、はＤ形
フリップフロップ２１．２３をリセットし得る時間であ
ればよい。立ち上がり時間差信号ｅと立ち下がり時間差
信号ｆは同一振幅であるため、差動増幅回路１５Ａで両
信号の差分をとると、両信号の時間差が電圧として検出
され、時間差差分信号ｇが得られる。

時間差差分信号ｇの高周波成分はローパスフィルタ１５
Ｂで除去され、出力レベル設定回路４０に供給される。

そして、時間差差分信号ｇが最小となるように電流源回
路５２から書込光ヘッド２への供給電流を制御する。第
２図の波形例では、第４図（Ｉ）のように書込信号に対
してビットが小となるデユーティずれの生じた場合が示
されている。この場合には、時間差差分信号ｇの正側の
面積が負側の面積より大となって電流源回路５２の供給
電流を大きくするように動作する。この結果、書込光ヘ
ッド２での光ビームの強度が増大し、記録媒体１上に形
成されるビットＩＡが大きくなり第４図（ＩＩＩ）のよ
うにデユーティずれのない状態にフィードバック制御さ
れる。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によると、再生信号の立上がりと立
下がりのタイミングを利用して２値の読出信号をとり、
これに基づいてデユーティずれを算定する時間差検出手
段を設けたので、書込信号との対応を特に考えることな
く再生信号のみでデユーティずれにを有効に検出するこ
とができ、このデユーティずれに係る信号に基づいて電
流源回路を出力制御するように構成したので、−船釣な
光デイスク装置においても、書込信号の記録変調方式に
影響を受けず正確なデユーティのビットを記録媒体上に
形成し得るという従来にない優れた光記録再生装置を提
供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
第１図中の各信号の関係を示すタイミングチャート、第
３図は従来例を示すブロック図、第４図は書込信号とビ
ットと再生信号の関係を示す説明図、第５図は書込信号
と再生信号の一例を示す説明図である。 １・・・・・・記録媒体、ＩＡ・・・・・・記録ビット
、２・・・・・・書込光ヘンド、３・・・・・・再生光
ヘッド、４・・・・・・書込駆動回路、１１・・・・・
・デユーティ補正制御手段、１２・・・・・・２値化手
段、１４・・・・・・時間差検出手段、１５・・・・・
・時間差差分検出手段、４０・・・・・・出力レベル設
定回路、５２・・・・・・電流源回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）、記録媒体に対向して装備された書込光ヘッドお
   よび再生光ヘッドと、外部から入力される書込信号に基
   づいて前記書込光ヘッド駆動用の記録信号を形成する書
   込駆動回路及び電流源回路と、この電流源回路に併設さ
   れ当該電流源回路の出力を可変設定する出力レベル設定
   回路とを有する光記録再生装置において、 前記再生光ヘッドにより検出される記録媒体上の記録ビ
   ットが前記書込信号に対してデューティずれを生じた場
   合、直ちに前記出力レベル設定回路を介して電流源回路
   の出力を調整するデューティ補正制御手段を装備すると
   ともに、 前記デューティ補正制御手段を、前記再生光ヘッドから
   出力される再生信号の立上がり及び立下がりの極性変化
   位置を検出し２値の読出信号を得る２値化手段と、この
   読出信号に同期した再生クロック信号を発生するクロッ
   ク発生手段と、この再生クロック信号と前記読出信号と
   の時間差を再生信号の立上がり立下がり極性変化に応じ
   て検出し、立上がり時間差信号と立下がり時間差信号と
   を得る時間差検出手段と、この立上がり時間差信号と立
   下がり時間差信号との差分を検出して前記出力レベル設
   定回路用の制御信号を出力する時間差差分検出手段とに
   より構成したことを特徴とする光記録再生装置。