JPH079212Y2 - レ−ザ−ドライブ回路 - Google Patents
レ−ザ−ドライブ回路Info
- Publication number
- JPH079212Y2 JPH079212Y2 JP5348386U JP5348386U JPH079212Y2 JP H079212 Y2 JPH079212 Y2 JP H079212Y2 JP 5348386 U JP5348386 U JP 5348386U JP 5348386 U JP5348386 U JP 5348386U JP H079212 Y2 JPH079212 Y2 JP H079212Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- laser
- level
- output
- control signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は、記録可能な光ディスク装置におけるレーザー
ドライブ回路に関する。
ドライブ回路に関する。
従来技術 記録可能な光ディスクは、その組成に応じて種々の記録
感度を有する。従って光ディスクに記録を行うため必要
かつ十分なレーザー出力は、光ディスクの種類により異
なっている。それ故に光ディスク装置においては、使用
する光ディスクに応じて、レーザー出力が可変である必
要がある。光ディスク装置においては、記録中にもトラ
ッキングおよび焦点サーボを行うため、記録を形成しな
い部分、例えばデジタル情報の“0"を記録する部分にお
いても所定の低レベルレーザー出力を発生しなければな
らない。従って記録レーザー出力を調節する際に、記録
を行わない部分の低レベルレーザー出力がいっしょに変
化してしまってはサーボゲインが変化するなどふつごう
である。
感度を有する。従って光ディスクに記録を行うため必要
かつ十分なレーザー出力は、光ディスクの種類により異
なっている。それ故に光ディスク装置においては、使用
する光ディスクに応じて、レーザー出力が可変である必
要がある。光ディスク装置においては、記録中にもトラ
ッキングおよび焦点サーボを行うため、記録を形成しな
い部分、例えばデジタル情報の“0"を記録する部分にお
いても所定の低レベルレーザー出力を発生しなければな
らない。従って記録レーザー出力を調節する際に、記録
を行わない部分の低レベルレーザー出力がいっしょに変
化してしまってはサーボゲインが変化するなどふつごう
である。
通常の方法によりレーザー駆動回路の電力利得を変えた
のでは、この要求は満たされない。
のでは、この要求は満たされない。
また、レーザーダイオードの供給電力と出力光量の関係
は、その使用環境に応じて変化する。そのため連続動作
するレーザーダイオードでは、ホトダイオードにより平
均出力光量を監視し、負帰還ループを形成し、発光量を
調整することが周知である。このような負帰還ループを
備えたレーザー駆動回路において、低レベルレーザー出
力を所望する最適レベルに調整維持したまま記録用高レ
ベルレーザー出力だけを変化させるには、特別の手段が
必要である。
は、その使用環境に応じて変化する。そのため連続動作
するレーザーダイオードでは、ホトダイオードにより平
均出力光量を監視し、負帰還ループを形成し、発光量を
調整することが周知である。このような負帰還ループを
備えたレーザー駆動回路において、低レベルレーザー出
力を所望する最適レベルに調整維持したまま記録用高レ
ベルレーザー出力だけを変化させるには、特別の手段が
必要である。
考案の目的 本考案の目的は、低レベルレーザー出力を一定に維持し
たまま、高レベルレーザー出力を変化できる、記録可能
な光ディスク装置におけるレーザードライブ回路を提供
することにある。
たまま、高レベルレーザー出力を変化できる、記録可能
な光ディスク装置におけるレーザードライブ回路を提供
することにある。
考案の構成 レーザー出力の平均光量信号とレベル設定信号の比較に
基づいて平均光量制御信号を出力してレーザー出力光の
平均光量を負帰還制御する負帰還手段と、 デジタル記録パルス信号に基づいてレベル変化するも、
入力する振幅設定信号に基づいてその振幅が設定される
変調信号を出力する変調信号出力手段と、 前記平均光量制御信号に前記変調信号を加算した変調レ
ーザー制御信号を出力する重畳手段とからなり、 前記変調レーザー制御信号に基づいて前記レーザーを駆
動するも、前記変調レーザー制御信号の低レベルを設定
すべく入力する低レベル設定信号と前記振幅設定信号と
の加算信号に基づいて前記レベル設定信号を形成する。
基づいて平均光量制御信号を出力してレーザー出力光の
平均光量を負帰還制御する負帰還手段と、 デジタル記録パルス信号に基づいてレベル変化するも、
入力する振幅設定信号に基づいてその振幅が設定される
変調信号を出力する変調信号出力手段と、 前記平均光量制御信号に前記変調信号を加算した変調レ
ーザー制御信号を出力する重畳手段とからなり、 前記変調レーザー制御信号に基づいて前記レーザーを駆
動するも、前記変調レーザー制御信号の低レベルを設定
すべく入力する低レベル設定信号と前記振幅設定信号と
の加算信号に基づいて前記レベル設定信号を形成する。
作用 前記変調レーザー制御信号の低レベル設定と振幅設定ま
たは高レベルの設定とを別々に行うことが出来る。従っ
て、レーザー出力の再生時パワーを変えることなく、記
録時パワーのみを自由に設定できる。
たは高レベルの設定とを別々に行うことが出来る。従っ
て、レーザー出力の再生時パワーを変えることなく、記
録時パワーのみを自由に設定できる。
実施例の説明 第１図には、本考案によるレーザードライブ回路の実施
例が示されている。この回路の入力端子16,17には、再
生時のレーザー出力を設定する低レベル基準電圧Vl、記
録パルスの振幅を設定する振幅基準電圧Vhがそれぞれ印
加されると共に、“0",“1"状態をとるデジタル記録パ
ルス信号Ｓが入力端子18に供給されている。低レベル基
準電圧Vlと振幅基準電圧Vhは、それぞれゲイン１のバッ
ファ増幅器1,2を介して演算回路３に供給され、ここで
両方の電圧Vl、Vhの和であるレベル設定信号が形成され
る。このレベル設定信号は、後述するように、記録の際
のレーザー出力の中央レベルに相当し、負帰還ループを
備えたレーザー出力制御回路19に供給され、ここにおい
てレーザーダイオード７を中央レベルで駆動する。
例が示されている。この回路の入力端子16,17には、再
生時のレーザー出力を設定する低レベル基準電圧Vl、記
録パルスの振幅を設定する振幅基準電圧Vhがそれぞれ印
加されると共に、“0",“1"状態をとるデジタル記録パ
ルス信号Ｓが入力端子18に供給されている。低レベル基
準電圧Vlと振幅基準電圧Vhは、それぞれゲイン１のバッ
ファ増幅器1,2を介して演算回路３に供給され、ここで
両方の電圧Vl、Vhの和であるレベル設定信号が形成され
る。このレベル設定信号は、後述するように、記録の際
のレーザー出力の中央レベルに相当し、負帰還ループを
備えたレーザー出力制御回路19に供給され、ここにおい
てレーザーダイオード７を中央レベルで駆動する。
負帰還ループは、増幅器５、レーザーダイオード７、ホ
トダイオード８、ローパスフィルタ９および差回路４か
ら成る。さらにこのループ内には重畳回路６が含まれて
おり、それにより中央レベルにあるレーザー出力は、記
録パルス信号によって変調できる。ただし説明を簡単に
するため、レーザーダイオード７の安定状態時に演算回
路３の出力レベルと、増幅器５の出力レベルが一致する
ように負帰還ループがあらかじめ設定されているものと
する。
トダイオード８、ローパスフィルタ９および差回路４か
ら成る。さらにこのループ内には重畳回路６が含まれて
おり、それにより中央レベルにあるレーザー出力は、記
録パルス信号によって変調できる。ただし説明を簡単に
するため、レーザーダイオード７の安定状態時に演算回
路３の出力レベルと、増幅器５の出力レベルが一致する
ように負帰還ループがあらかじめ設定されているものと
する。
記録パルス信号Ｓは、バッファ増幅器14を介して利得−
１のインバータ15に供給される。インバータ15の入力側
と出力側において、相補的なパルス信号が得られる。相
補的なパルス信号は、直列接続した相補型のFETから成
るスイッチ12,13の制御入力端子に供給される。
１のインバータ15に供給される。インバータ15の入力側
と出力側において、相補的なパルス信号が得られる。相
補的なパルス信号は、直列接続した相補型のFETから成
るスイッチ12,13の制御入力端子に供給される。
一方これらスイッチ12,13のスイッチ区間には、振幅基
準電圧Vhおよび符号を反転した振幅基準電圧−Vhが加え
られている。振幅基準電圧Vhは、利得１のバッファ増幅
器10を介して利得−１のインバータ11に供給され、ここ
で符号を反転（−Vh）される。
準電圧Vhおよび符号を反転した振幅基準電圧−Vhが加え
られている。振幅基準電圧Vhは、利得１のバッファ増幅
器10を介して利得−１のインバータ11に供給され、ここ
で符号を反転（−Vh）される。
スイッチ12と13のスイッチ区間の間の接続点は、重畳回
路６に接続されている。重畳回路６は、増幅器５から供
給される平均光量制御信号とスイッチ12、13から供給さ
れる変調信号とを重ねあわせた変調レーザー制御信号を
レーザーダイオード７に供給してデジタル記録パルス信
号をディスクに記録する。従って、レーザーダイオード
７の出力、及びこの出力状況を監視するホトダイオード
８の出力もこの変調レーザー制御信号に応じてレベルが
変化するが、変調信号によるレベル変動成分はローパス
フィルタ９によってカットされる。従って、このローパ
スフィルタ９から出力される信号はレーザー出力の平均
を示す平均光量信号であり、レーザー出力制御回路19
は、これが前記したレベル設定信号に追従するように制
御するため、レベル設定信号が記録の際のレーザー出力
の中央レベルに相当する。
路６に接続されている。重畳回路６は、増幅器５から供
給される平均光量制御信号とスイッチ12、13から供給さ
れる変調信号とを重ねあわせた変調レーザー制御信号を
レーザーダイオード７に供給してデジタル記録パルス信
号をディスクに記録する。従って、レーザーダイオード
７の出力、及びこの出力状況を監視するホトダイオード
８の出力もこの変調レーザー制御信号に応じてレベルが
変化するが、変調信号によるレベル変動成分はローパス
フィルタ９によってカットされる。従って、このローパ
スフィルタ９から出力される信号はレーザー出力の平均
を示す平均光量信号であり、レーザー出力制御回路19
は、これが前記したレベル設定信号に追従するように制
御するため、レベル設定信号が記録の際のレーザー出力
の中央レベルに相当する。
第２図には、本考案によるレーザードライブ回路の出力
信号の波形が示されている。低レベル基準電圧Vlは、再
生の際のレーザー出力に相当し、この電圧は一定であ
る。同時にこの電圧は、記録の際に０信号を記録するレ
ベルであり、光ディスクにこのレベルの光が当たって
も、ディスク表面になんの変化も生じない。
信号の波形が示されている。低レベル基準電圧Vlは、再
生の際のレーザー出力に相当し、この電圧は一定であ
る。同時にこの電圧は、記録の際に０信号を記録するレ
ベルであり、光ディスクにこのレベルの光が当たって
も、ディスク表面になんの変化も生じない。
中央レベルVh＋Vlは、演算回路３によって形成されるレ
ーザーダイオード駆動信号の中央レベルである。このレ
ベルを中心にして駆動信号は、上下にVhの振幅だけ変化
するので、駆動信号の最低レベルはVlであり、最高レベ
ルは2Vh＋Vlとなる。この最高レベルのレーザー出力に
よれば、光ディスクの表面に記録を行うことができる。
従って本考案によれば、各基準電圧Vl,Vhを任意に設定
することにより最適再生レベルを一定に維持しながら、
自由に記録レベルのみを調整することができる。前記実
施例では入力端子17に記録パルスの振幅を設定する振幅
基準電圧Vhを印加したが、記録パルスの高レベルを設定
するための電圧をVpとしたとき、（Vp−V1）/2の電圧が
入力端子17に印加されるように構成することにより、低
レベルレーザー出力と高レベルレーザー出力とをそれぞ
れ直接調整することができるなど種々の態様が考えられ
る。
ーザーダイオード駆動信号の中央レベルである。このレ
ベルを中心にして駆動信号は、上下にVhの振幅だけ変化
するので、駆動信号の最低レベルはVlであり、最高レベ
ルは2Vh＋Vlとなる。この最高レベルのレーザー出力に
よれば、光ディスクの表面に記録を行うことができる。
従って本考案によれば、各基準電圧Vl,Vhを任意に設定
することにより最適再生レベルを一定に維持しながら、
自由に記録レベルのみを調整することができる。前記実
施例では入力端子17に記録パルスの振幅を設定する振幅
基準電圧Vhを印加したが、記録パルスの高レベルを設定
するための電圧をVpとしたとき、（Vp−V1）/2の電圧が
入力端子17に印加されるように構成することにより、低
レベルレーザー出力と高レベルレーザー出力とをそれぞ
れ直接調整することができるなど種々の態様が考えられ
る。
考案の効果 本考案によるレーザードライブ回路によれば、光ディス
クの種類により異なる記録時のレーザー出力を任意に設
定できる。しかもその際記録レベルのみ変化し、再生レ
ベルは変化しない。この再生レベルも光ディスクの種類
により異なる最適値に設定することができるので、記録
時にも安定したトラッキングおよび焦点サーボが可能と
なる。
クの種類により異なる記録時のレーザー出力を任意に設
定できる。しかもその際記録レベルのみ変化し、再生レ
ベルは変化しない。この再生レベルも光ディスクの種類
により異なる最適値に設定することができるので、記録
時にも安定したトラッキングおよび焦点サーボが可能と
なる。
第１図は、本考案によるレーザードライブ回路の実施例
を示すブロック図、第２図は、本考案によるレーザード
ライブ回路の出力信号の波形を示す線図である。 1,2−バッファ増幅器、３−演算回路、４−差回路、５
−増幅器、６−重畳回路、７−レーザーダイオード、８
−ホトダイオード、11,15−インバータ、12、13−スイ
ッチ、Vl−低レベル基準電圧、Vh−振幅基準電圧
を示すブロック図、第２図は、本考案によるレーザード
ライブ回路の出力信号の波形を示す線図である。 1,2−バッファ増幅器、３−演算回路、４−差回路、５
−増幅器、６−重畳回路、７−レーザーダイオード、８
−ホトダイオード、11,15−インバータ、12、13−スイ
ッチ、Vl−低レベル基準電圧、Vh−振幅基準電圧
Claims (1)
- 【請求項１】レーザー出力の平均光量信号とレベル設定
信号の比較に基づいて平均光量制御信号を出力してレー
ザー出力光の平均光量を負帰還制御する負帰還手段と、 デジタル記録パルス信号に基づいてレベル変化するも、
入力する振幅設定信号に基づいてその振幅が設定される
変調信号を出力する変調信号出力手段と、 前記平均光量制御信号に前記変調信号を加算した変調レ
ーザー制御信号を出力する重畳手段とからなり、 前記変調レーザー制御信号に基づいて前記レーザーを駆
動するも、前記変調レーザー制御信号の低レベルを設定
すべく入力する低レベル設定信号と前記振幅設定信号と
の加算信号に基づいて前記レベル設定信号を形成するこ
とを特徴とするレーザードライブ回路。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5348386U JPH079212Y2 (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 | レ−ザ−ドライブ回路 |
| US07/036,619 US4796267A (en) | 1986-04-11 | 1987-04-10 | Laser control circuit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5348386U JPH079212Y2 (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 | レ−ザ−ドライブ回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62168118U JPS62168118U (ja) | 1987-10-24 |
| JPH079212Y2 true JPH079212Y2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=30879589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5348386U Expired - Lifetime JPH079212Y2 (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 | レ−ザ−ドライブ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079212Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-04-11 JP JP5348386U patent/JPH079212Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62168118U (ja) | 1987-10-24 |
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