JPH11123464A - パネルベンダにおけるワーク加工制御方法 - Google Patents

パネルベンダにおけるワーク加工制御方法

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JPH11123464A
JPH11123464A JP29370697A JP29370697A JPH11123464A JP H11123464 A JPH11123464 A JP H11123464A JP 29370697 A JP29370697 A JP 29370697A JP 29370697 A JP29370697 A JP 29370697A JP H11123464 A JPH11123464 A JP H11123464A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネルベンダにおいて、逆曲げしたフランジ
をボトムダイ上に載せることにより、逆曲げヘミング加
工を可能にし、ワークの加工範囲を拡大することにあ
る。 【解決手段】 A軸20とD軸21の2軸補間動作によ
り、曲げ加工されたワーク先端部F2を、ベンドビーム
33の下曲げ刃33B上に搭載して上昇させ、A軸20
とD軸21とY軸37の3軸補間動作により、ワーク先
端部F2を搭載して上昇した下曲げ刃33Bをボトムダ
イ32の近傍まで移動させ、Y軸37のみの各軸個別動
作により、ワーク先端部F2を後退させ下曲げ刃33B
からボトムダイ32上に載せてヘミング加工を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパネルベンダにおけ
るワーク加工制御方法、特にトップダイとボトムダイに
よりワークを挟み、ベンドビームにより曲げ加工を施す
パネルベンダにおいて、逆曲げしたフランジをボトムダ
イ上に載せることにより、逆曲げヘミング加工を可能に
し、ワークの加工範囲を拡大するようにしたワーク加工
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ワークを自動的に折り曲げる
ことにより、製品を大量に生産する場合には、しごき折
曲げ加工機と称されるパネルベンダが使用されている。
【0003】このパネルベンダは、例えば図6(A)に
示す構成を有し、トップダイ31とボトムダイ32によ
りワークWを挟み、ベンドビーム33を上下に旋回移動
することにより、該ワークWを折り曲げる。
【0004】即ち、図3(B)に示すように、パネルベ
ンダ30は、下押さえ板であるボトムダイ32と、上押
さえ板であるトップダイ31を有し、該トップダイ31
は、モータ駆動するZ軸22により上下動するクランプ
ビーム39に支持されている。
【0005】また、ベンドビーム33は、上曲げ刃33
Aと下曲げ刃33Bを有し、いずれもモータ駆動するA
軸20とD軸21により、前後方向と上下方向に移動す
るようになっている。
【0006】更に上記パネルベンダ30は、その後方
に、ワーク搬送・位置決め装置であるマニピュレータ3
4を備えている。
【0007】このマニピュレータ34は、ワークWを回
転軸35により上下方向に把持し、加工する辺の回転割
り出しを行いながら該ワークWをパネルベンダ30へ供
給する。また、マニピュレータ34は、モータ7Cとボ
ールねじ37(Y軸)とナット36から成る駆動系によ
り、パネルベンダ側へ位置決め自在となっている。
【0008】このような構成を有するパネルベンダにお
いて、ワークWを加工する方式には、正曲げ加工と逆曲
げ加工がある。
【0009】正曲げ加工は、図7(A)に示すように、
トップダイ31とボトムダイ32で挟んだワークWの先
端部を、ベンドビーム33の下曲げ刃33Bにより上方
に折曲げ、フランジF1を加工する方式である。
【0010】この正曲げしたフランジF1は、マニピュ
レータ34を後方へ移動させれば、ボトムダイ32上に
載せることができ(図7(A)の真ん中の図)、更にト
ップダイ31を降下させることにより、正曲げしたフラ
ンジF1を押しつぶせば、正曲げヘミング加工を行うこ
とができる(図7(A)の右図)。
【0011】一方、逆曲げ加工は、図7(B)に示すよ
うに、トップダイ31とボトムダイ32で挟んだワーク
Wの先端部を、ベンドビーム33の上曲げ刃33Aによ
り下方に折曲げ、フランジF2を加工する方式である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7(B)に
示す従来の逆曲げ加工方式の場合には、正曲げ加工方式
と異なり(図7(A)の真ん中の図)、逆曲げしたフラ
ンジF2をボトムダイ32上に載せることができないと
いう課題がある。
【0013】即ち、従来は、逆曲げしたフランジF2を
ボトムダイ32上に載せようとする場合、ベンドビーム
33の移動パターンとして、次の2つがある。
【0014】第一の移動パターンは、図8(A)に示す
ように、先ず、ベンドビーム33の下曲げ刃33Bを、
逆曲げしたフランジF2の真下に移動させ、次に、D軸
21(図6(B))のみを動かして、ベンドビーム33
を上昇させる。
【0015】しかし、D軸21は偏心軸であり、このD
軸21のみを動かしても、下曲げ刃33Bは直動せずに
円弧運動を行うため、ボトムダイ32と干渉し、逆曲げ
したフランジF2をボトムダイ32上に載せることはで
きない。その結果、逆曲げヘミング加工(図7(A)の
右図に相当)ができず、加工範囲が狭められてしまう。
【0016】また、第二の移動パターンは、図8(B)
に示すように、先ず、ベンドビーム33の下曲げ刃33
Bを、逆曲げしたフランジF2から離れた位置に移動さ
せ、次に、D軸21(図6(B))のみを動かして、ベ
ンドビーム33を上昇させる。
【0017】しかし、上述したようにD軸21は偏心軸
であり、このD軸21のみを動かしても、下曲げ刃33
Bは直動せずに円弧運動を行うため、下曲げ刃33Bと
接触したワークWが滑り、逆曲げしたフランジF2が下
曲げ刃33Bの裏側に落ちてしまう。
【0018】従って、逆曲げしたフランジF2をボトム
ダイ32上に載せることはできず、その結果、逆曲げヘ
ミング加工(図7(A)の右図に相当)が不可能とな
り、加工範囲が狭められてしまう。
【0019】即ち、従来は、D軸21のみでベンドビー
ム33を移動させていたため、逆曲げしたフランジF2
をボトムダイ32上に載せることができなかった。
【0020】本発明の目的は、パネルベンダにおいて、
逆曲げしたフランジをボトムダイ上に載せることによ
り、逆曲げヘミング加工を可能にし、ワークの加工範囲
を拡大することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、図1〜図6に示すように、ワークWに曲
げ加工を施す一対の曲げ刃を有し、前後方向と上下方向
に移動するベンドビーム33、ボトムダイ32と協働し
てワークWを挟持するトップダイ31を有し、上下方向
に移動するクランプビーム39、及びワークWを搬送・
位置決めし、前後方向に移動するマニピュレータ34に
より構成されるパネルベンダにおいて、(1)トップダ
イ31とボトムダイ32で挟持されたワークWに、ベン
ドビーム33により曲げ加工を行うステップと、(2)
曲げ加工されたワーク先端部F2の直下へ、ベンドビー
ム33の下曲げ刃33Bを移動させるステップと、
(3)ベンドビーム33の前後方向移動手段と上下方向
移動手段を同時に動作させることにより、ワーク先端部
F2を下曲げ刃33B上に搭載した状態で、ベンドビー
ム33を上昇させるステップと、(4)ベンドビーム3
3の前後方向移動手段と上下方向移動手段、及びマニピ
ュレータ34の前後方向移動手段を同時に動作させるこ
とにより、上昇したベンドビーム33のワーク先端部F
2を搭載した下曲げ刃33Bを、ボトムダイ32の近傍
まで移動させるステップと、(5)マニピュレータ34
の前後方向移動手段のみを動作させることにより、ボト
ムダイ32の近傍まで移動した下曲げ刃33Bから、ワ
ーク先端部F2を後退させてボトムダイ32上に載せる
ステップと、(6)ボトムダイ32上に載せたワーク先
端部F2に、トップダイ31によりヘミング加工を行う
ステップから成ることを特徴とするパネルベンダにおけ
るワーク加工制御方法という技術的手段を講じている。
【0022】従って、本発明の構成によれば、例えば、
上記(1)のステップにおいて、ベンドビーム33の上
曲げ刃33Aにより、ワークWに逆曲げ加工を行えば、
(2)〜(4)のステップを経て、(5)のステップに
おいて、逆曲げ加工したワークWの先端部をボトムダイ
32上に載せることができるので、(6)のステップに
おいて、逆曲げヘミング加工が可能となり、ワークの加
工範囲を拡大することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、実施の形態によ
り添付図面を参照して、説明する。図1は本発明の実施
形態の全体図であり、参照符号1は入力手段、2は演算
手段、3は記憶手段、4はシーケンサ、5はベンドビー
ム制御手段、6はクランプビーム制御手段、7はマニピ
ュレータ制御手段である。
【0024】上記入力手段1は、本発明の動作の手順を
定めたプログラム3Aを作成するキーボードであり、該
プログラム3Aは、後述する演算手段2を介して記憶手
段3に格納される(信号S1、S2)。
【0025】上記演算手段2は、例えばパソコンであ
り、前記プログラム3Aを元にして制御コードを生成す
ると共に、該制御コードの動作手順により、後述する加
工制御に必要な位置決めデータを生成し、更に図1の装
置全体の制御を掌どる。
【0026】この演算手段2は、制御コード生成部2A
と位置決めデータ生成部2Bにより構成されている。
【0027】制御コード生成部2Aは、ワークWの形
状、加工手順等から成るプログラム3Aと、機械の寸
法、各軸のストローク等から成るパラメータ3Bを呼び
出すことにより(信号S2)、制御コードを生成し、該
制御コードをシーケンサ4へ伝送する(信号S10、信
号S3)。
【0028】位置決めデータ生成部2Bは、後述するベ
ンドビーム33、クランプビーム39、及びマニピュレ
ータ34が動作する場合に必要なA軸20等の移動量
(信号S8)、又は加速度、速度、及び減速度(図4
(B)、図5(B))を算出して(信号S9)、それら
を位置決めデータとしてシーケンサ4へ伝送する(信号
S3)。そして、これら位置決めデータは、ディスプレ
ィ8に表示される。
【0029】この位置決めデータ生成部2Bは、位置算
出手段2B1と目標値算出手段2B2と移動量算出手段
2B3と加減速度算出手段2B4により構成されてい
る。
【0030】位置算出手段2B1は、ベンドビーム3
3、クランプビーム39、及びマニピュレータ34が移
動する場合に、その移動先のY−Z平面座標上における
位置を算出する。
【0031】例えば、ベンドビーム33の下曲げ刃33
Bを、逆曲げしたフランジF2の真下に位置決めする場
合には(図2のステップ103、図3))、その真下の
位置(−4,−9)を算出し、下曲げ刃33B上に逆曲
げしたフランジF2を搭載した状態で、ベンドビーム3
3を上昇させる場合には(図2のステップ104、図
4)、その上昇先の位置(−4,4)を算出し、下曲げ
刃33Bをボトムダイ32の近傍まで移動させると同時
に、マニピュレータ34を後退させる場合には(図2の
ステップ105、図5)、下曲げ刃33Bの移動先の位
置(0,4)を算出する。
【0032】目標値算出手段2B2は、前記位置算出手
段2B1により算出された位置に基づいて、ベンドビー
ム33の前後方向移動手段であるA軸20、上下方向移
動手段であるD軸21、クランプビーム39の上下方向
移動手段であるZ軸22、及びマニピュレータ34の前
後方向移動手段であるY軸37の目標値(パルス値)を
算出する。
【0033】移動量算出手段2B2は、前記目標値算出
手段2B2により算出された目標値に基づいて、上述し
たA軸20、D軸21、Z軸22、及びY軸37の移動
量を算出する。
【0034】そして、移動量算出手段2B3により算出
された移動量は、A軸20、D軸21、Z軸22、及び
Y軸37を同時に動作させない、いわば各軸個別動作の
場合は(例えば、逆曲げ加工の場合や(ステップ10
1)、ベンドビーム33を上昇させる場合や(ステップ
102)、ベンドビーム33の下曲げ刃33Bを、逆曲
げしたフランジF2の真下に位置決めする場合(ステッ
プ103)等)、直接にシーケンサ4を介して(信号S
8、信号S3)、位置決めユニット5A1、5B1、6
A、7Aへ送信され、指令値が算出される(例えばステ
ップ103(図2)を構成するステップ103D(図
3))。
【0035】しかし、移動量算出手段2B3により算出
された移動量は、A軸20とD軸21を同時に動作させ
る2軸補間動作の場合や(ステップ104(図2)を構
成するステップ104C(図4))、A軸20とD軸2
1とY軸37を同時に動作させる3軸補間動作の場合に
は(ステップ105(図2)を構成するステップ105
C(図5))、次段の加減速度算出手段2B4へ送信さ
れる。
【0036】加減速度算出手段2B4は、前記移動量算
出手段2B3により算出された各移動量に基づいて、2
軸補間動作(図2のステップ104)と3軸補間動作
(図2のステップ105)の場合に、各軸を所定の時間
0〜t1、t1〜t2、t2〜t3内(図4(B)の右
図、図5(B)の右図)に同時に動作させる場合の加速
度、速度、及び減速度を算出する(ステップ104(図
2)を構成するステップ104D(図4)、ステップ1
05(図2)を構成するステップ105D(図5))。
【0037】そして、この加減速度算出手段2B4によ
り算出された加速度等は、シーケンサ4を介して(信号
S9、信号S3)、2軸補間動作の場合には、位置決め
ユニット5A1、5B1へ(信号S4、信号S5)、ま
た3軸補間動作の場合には、位置決めユニット5A1、
5B1、7Aへ(信号S4、信号S5、信号S7)送信
され、指令値が算出される(ステップ104(図2)を
構成するステップ104E(図4)、ステップ105
(図2)を構成するステップ105E(図5))。
【0038】また、上記シーケンサ4は、演算手段2か
ら伝送された制御コードと位置決めデータを一旦格納
し、制御タイミングを調整することにより(信号S4〜
S7)、後述するベンドビーム制御手段5等へ伝送す
る。
【0039】更にベンドビーム制御手段5は、上記位置
決めデータ生成部2Bの移動量算出手段2B3により算
出された移動量や、加減速度算出手段2B4により算出
された各加速度、速度、及び減速度に基づいて指令値を
算出し、各指令値により、A軸20とD軸21を動作さ
せることにより、ベンドビーム33を制御する。
【0040】このベンドビーム制御手段5により、既述
した2軸補間動作(図2のステップ104)等のベンド
ビーム33自体の移動制御の他、該ベンドビーム33を
利用した逆曲げ加工(図2のステップ101)等ワーク
Wの曲げ加工が行われる。
【0041】ベンドビーム制御手段5は、A軸20の動
作を制御するA軸制御部5AとD軸21の動作を制御す
るD軸制御部5Bにより構成され、A軸制御部5Aは、
位置決めユニット5A1とサーボアンプ5A2とサーボ
モータ5A3とエンコーダ5A4により、D軸制御部5
Bは、位置決めユニット5B1とサーボアンプ5B2と
サーボモータ5B3とエンコーダ5B4により、それぞ
れ構成されている。
【0042】このうち、位置決めユニット5A1と5B
1は、シーケンサ4を介して伝送されたA軸20とD軸
21の移動量や、加速度等に基づき、目標値としての指
令値をそれぞれ算出し、サーボアンプ5A2と5B2
は、各指令値を増幅し、サーボモータ5A3と5B3
は、各指令値により回転しそれぞれA軸20とD軸21
を動作させる。
【0043】また、サーボモータ5A3と5B3には、
A軸20とD軸21がそれぞれ結合されている。
【0044】A軸20とD軸21は共に偏心軸であって
(図6(B))、A軸20は、ベンドビーム33を前後
方向に移動させることにより、該ベンドビーム33とボ
トムダイ32のクリアランス調整を行い、D軸21は、
ベンドビーム33を上下方向に移動させることにより、
ワークWの逆曲げ加工等を行う。
【0045】エンコーダ5A4と5B4は、各指令値を
位置決めユニット5A1と5B1へフィードバックする
ことにより、目標値と現在値との差が誤差信号として検
出され、ベンドビーム33が正確に位置決めされるよう
になっている。
【0046】クランプビーム制御手段6は、上記位置決
めデータ生成部2Bの移動量算出手段2B3により算出
された移動量に基づいて指令値を算出し、該指令値によ
り、Z軸22(図6(B))を動作させることにより、
トップダイ31を支持するクランプビーム39を上下方
向に移動させる。
【0047】このクランプビーム制御手段6により、例
えばトップダイ31を降下させ、逆曲げ加工を行う場合
に(図2のステップ101)ボトムダイ32と協働して
ワークWを挟んだり、逆曲げしたフランジF2をボトム
ダイ32上に載せた後に、逆曲げヘミング加工を行う
(図2のステップ107)。
【0048】クランプビーム制御手段6は、位置決めユ
ニット6Aとサーボアンプ6Bとサーボモータ6Cとエ
ンコーダ6Dにより、構成されている。
【0049】このうち、位置決めユニット6Aは、シー
ケンサ4を介して伝送されたZ軸22の移動量に基づ
き、目標値としての指令値を算出し、サーボアンプ6B
は、その指令値を増幅し、サーボモータ6Cは、該指令
値により回転しZ軸22を動作させる。
【0050】また、サーボモータ6Cには、Z軸22が
結合されている。
【0051】Z軸22は偏心軸であって(図6
(B))、該Z軸22は、クランプビーム39を上下方
向に移動させ、例えば該クランプビーム39に支持され
たトップダイ31を降下させることにより、既述したよ
うに、ボトムダイ32と協働してワークWを挟んだり
(図2のステップ101)、逆曲げヘミング加工を行う
(図2のステップ107)。
【0052】エンコーダ6Dは、指令値を位置決めユニ
ット6Aへフィードバックすることにより、目標値と現
在値との差が誤差信号として検出され、クランプビーム
39が正確に位置決めされるようになっている。
【0053】マニピュレータ制御手段7は、上記位置決
めデータ生成部2Bの移動量算出手段2B3により算出
された移動量や、加減速度算出手段2B4により算出さ
れた各加速度、速度、及び減速度に基づいて指令値を算
出し、該指令値により、Y軸37を動作させることによ
り、マニピュレータ34を前後方向に移動させる。
【0054】このマニピュレータ制御手段7は、前記ベ
ンドビーム制御手段5と協働することにより、既述した
3軸補間動作を行ったり(図2のステップ105)、マ
ニピュレータ34のみを後退させることにより、逆曲げ
したフランジF2をボトムダイ32上に載せる(図2の
ステップ106)。
【0055】マニピュレータ制御手段7は、位置決めユ
ニット7Aとサーボアンプ7Bとサーボモータ7Cとエ
ンコーダ7Dにより、構成されている。
【0056】このうち、位置決めユニット7Aは、シー
ケンサ4を介して伝送されたY軸37の移動量や、加速
度等に基づき、目標値としての指令値を算出し、サーボ
アンプ7Bは、該指令値を増幅し、サーボモータ7C
は、該指令値により回転しY軸37を動作させる。
【0057】また、サーボモータ7Cには、Y軸37が
結合されている。
【0058】Y軸37は、例えばボールねじであって
(図6(A))、マニピュレータ34を前後方向に移動
させることにより、クランプ手段35により把持された
ワークWの搬送・位置決めを行う。
【0059】エンコーダ7Dは、指令値を位置決めユニ
ット7Aへフィードバックすることにより、目標値と現
在値との差が誤差信号として検出され、マニピュレータ
34が正確に位置決めされるようになっている。
【0060】以下、上記構成を有する本発明による動作
を、図2に基づいて説明する。
【0061】先ず、ステップ101においては、トップ
ダイ31とボトムダイ32によりワークWを挟み、該ワ
ークWの先端部を、ベンドビーム33の上曲げ刃33A
で下方に折曲げることにより、逆曲げ加工を行い、逆曲
げしたフランジF2を形成する。
【0062】次に、ステップ102において、ベンドビ
ーム33を上昇させる。即ち、A軸20(図6(B))
はそのままで、D軸21を動作させてワークWと干渉し
ない位置までベンドビーム33を上昇させ、またY軸3
7を動作させてワークWを押し込む。
【0063】次いで、ステップ103において、ベンド
ビーム33の下曲げ刃33Bを、逆曲げしたフランジF
2の真下に移動し位置決めする。
【0064】このステップ103の詳細は、図3に示さ
れており、先ず、ステップ103Aにおいて、位置算出
手段2B1(図1)により、逆曲げしたフランジF2の
真下の下曲げ刃33BのY−Z平面座標上における位
置、例えば(−4,−9)を算出し、次に、ステップ1
03Bにおいて、前記下曲げ刃33Bの位置(−4,−
9)に基づき、目標値算出手段2B2(図1)により、
A軸20とD軸21の目標値を算出し、ステップ103
Cにおいて、この目標値に基づいて、移動量算出手段2
B3により移動量を算出する(信号S8)。
【0065】そして、該移動量をシーケンサ4を介して
(信号S3)位置決めユニット5A1、5B1に伝送す
ると(信号S4、信号S5)、ステップ103Dにおい
て、A軸20、D軸21の指令値が算出され、ステップ
103Eにおいて、この指令値により、ベンドビーム3
3を所定の位置まで移動させる。
【0066】ステップ104においては、下曲げ刃33
B上に逆曲げしたフランジF2を搭載した状態で、ベン
ドビーム33を上昇させる。
【0067】このステップ104の詳細は、図4に示さ
れており、先ず、ステップ104Aにおいて、位置算出
手段2B1(図1)により、逆曲げしたフランジF2を
持ち上げる場合のベンドビーム33の下曲げ刃33Bの
位置、例えば(−4,4)を算出し、ステップ104B
において、この位置に基づき、目標値算出手段2B2に
より、A軸20とD軸21の目標値を算出し、ステップ
104Cにおいて、目標値に基づいて、移動量算出手段
2B3により、A軸20とD軸21の移動量を算出す
る。
【0068】そして、ステップ104Dにおいては、前
記各移動量に基づいて、A軸20とD軸21を同時に動
作させる場合の加速度、速度、及び減速度を算出する。
【0069】即ち、本発明は、例えば図4(B)の右図
に示す連続した時間0〜t1とt1〜t2とt2〜t3
内において、A軸20とD軸21とを同時に移動させる
ことにより、下曲げ刃33Bが直進するようにして、ベ
ンドビーム33を上昇させようとするものである。
【0070】従って、A軸20とD軸21とが同時に、
0〜t1では加速運動を行い、t1〜t2では等速運動
を行い、t2〜t3では減速運動を行うように、加速
度、速度、減速度をそれぞれ設定する必要がある。
【0071】このため、加減速度算出手段2B4におい
ては、上記移動量算出手段2B2により算出したA軸2
0の移動量とD軸21の移動量に基づき、2軸補間動作
が可能なように、加速度、速度、及び減速度をそれぞれ
算出する。
【0072】次いで、ステップ104Eにおいては、各
加速度、速度、及び減速度に基づいて、位置決めユニッ
ト5A1、5B1により指令値を算出し、ステップ10
4Fにおいては、この指令値により、下曲げ刃33B上
に逆曲げしたフランジF2を搭載した状態で(図4
(A))、ベンドビーム33を制御し、位置(−4,
4)まで上昇させる。
【0073】次に、図2のステップ105において、ベ
ンドビーム33の下曲げ刃33Bをボトムダイ32の近
傍まで移動させると同時に、マニピュレータ34を後退
させる。即ち、下曲げ刃33Bを、逆曲げしたフランジ
F2を搭載した状態で、ボトムダイ32の近傍まで移動
させる。
【0074】このステップ105の詳細は、図5に示さ
れており、先ず、ステップ105Aにおいて、逆曲げし
たフランジF2を搭載した下曲げ刃33Bの移動先の位
置、例えば(0,4)を算出し、ステップ105Bにお
いて、下曲げ刃33Bの位置からA軸20とD軸21の
目標値を算出すると共に、下曲げ刃33BのY軸座標上
の位置からY軸37の目標値を算出する。
【0075】次に、ステップ105Cにおいては、前記
目標値に基づいて、A軸20、D軸21、Y軸37の移
動量を算出し、ステップ105Dにおいて、移動量に基
づき、A軸20とD軸21とY軸37を同時に動作させ
る場合の加速度、速度、及び減速度を算出する。
【0076】即ち、本発明は、例えば図5(B)の右図
に示す連続した時間0〜t1とt1〜t2とt2〜t3
内において、A軸20とD軸21とY軸方向とを同時に
動作させることにより、下曲げ刃33Bを直進させてボ
トムダイ32の近傍まで移動させると共に、マニピュレ
ータ34を後退させようとするものである。
【0077】従って、A軸20とD軸21とY軸37と
が同時に、0〜t1では加速運動を行い、t1〜t2で
は等速運動を行い、t2〜t3では減速運動を行うよう
に、加速度、速度、減速度をそれぞれ設定する必要があ
る。
【0078】このため、加減速度算出手段2B4におい
ては、上記移動量算出手段2B2により算出したA軸2
0とD軸21とY軸37の移動量に基づき、3軸補間動
作が可能なように、加速度、速度、及び減速度をそれぞ
れ算出する。
【0079】次いで、ステップ105Eにおいては、各
加速度、速度、及び減速度に基づいて、位置決めユニッ
ト5A1、5B1、7Aにより指令値を算出し、ステッ
プ105Fにおいては、この指令値により、ベンドビー
ム33とマニピュレータ34を同時制御し、下曲げ刃3
3Bを、逆曲げしたフランジF2を搭載した状態で、位
置(0,4)まで(図5(B))移動させる。
【0080】更に、図2のステップ106において、Y
軸37を制御してマニピュレータ34のみを後退させる
ことにより、逆曲げしたフランジF2をボトムダイ32
上に載せ、最後に、ステップ107において、Z軸22
を制御してトップダイ31を降下させることにより、逆
曲げヘミング加工を行う。
【0081】
【発明の効果】上記のとおり、本発明によれば、パネル
ベンダにおけるワーク加工制御方法を、A軸とD軸の2
軸補間動作により、曲げ加工されたワーク先端部を、ベ
ンドビームの下曲げ刃上に搭載して上昇させ、A軸とD
軸とY軸の3軸補間動作により、ワーク先端部を搭載し
て上昇した下曲げ刃をボトムダイの近傍まで移動させ、
Y軸のみの各軸個別動作により、ワーク先端部を後退さ
せ下曲げ刃からボトムダイ上に載せてヘミング加工を行
うように構成したことにより、パネルベンダにおいて、
逆曲げしたフランジをボトムダイ上に載せることによ
り、逆曲げヘミング加工を可能にし、ワークの加工範囲
を拡大するという技術的効果を奏することとなった。
【0082】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す全体図である。
【図2】本発明の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図3】図2のステップ103の詳細を説明する図であ
る。
【図4】図2のステップ104の詳細を説明する図であ
る。
【図5】図2のステップ105の詳細を説明する図であ
る。
【図6】本発明の対象であるパネルベンダの説明図であ
る。
【図7】従来の加工方式を説明する図である。
【図8】従来技術の課題を説明する図である。
【符号の説明】
1 入力手段 2 演算手段 2A 制御コード生成部 2B 位置決めデータ生成部 2B1 位置算出手段 2B2 目標値算出手段 2B3 移動量算出手段 2B4 加減速度算出手段 3 記憶部 4 シーケンサ 5 ベンドビーム制御手段 6 クランプビーム制御手段 7 マニピュレータ制御手段 8 ディスプレィ W ワーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークに曲げ加工を施す一対の曲げ刃を
    有し、前後方向と上下方向に移動するベンドビーム、ボ
    トムダイと協働してワークを挟持するトップダイを有
    し、上下方向に移動するクランプビーム、及びワークを
    搬送・位置決めし、前後方向に移動するマニピュレータ
    により構成されるパネルベンダにおいて、(1)トップ
    ダイとボトムダイで挟持されたワークに、ベンドビーム
    により曲げ加工を行うステップと、(2)曲げ加工され
    たワーク先端部の直下へ、ベンドビームの下曲げ刃を移
    動させるステップと、(3)ベンドビームの前後方向移
    動手段と上下方向移動手段を同時に動作させることによ
    り、ワーク先端部を下曲げ刃上に搭載した状態で、ベン
    ドビームを上昇させるステップと、(4)ベンドビーム
    の前後方向移動手段と上下方向移動手段、及びマニピュ
    レータの前後方向移動手段を同時に動作させることによ
    り、上昇したベンドビームのワーク先端部を搭載した下
    曲げ刃を、ボトムダイの近傍まで移動させるステップ
    と、(5)マニピュレータの前後方向移動手段のみを動
    作させることにより、ボトムダイの近傍まで移動した下
    曲げ刃から、ワーク先端部を後退させてボトムダイ上に
    載せるステップと、(6)ボトムダイ上に載せたワーク
    先端部に、トップダイによりヘミング加工を行うステッ
    プから成ることを特徴とするパネルベンダにおけるワー
    ク加工制御方法。
  2. 【請求項2】 上記(3)のステップにおいて、ベンド
    ビームの前後方向移動手段であるA軸と、ベンドビーム
    の上下方向移動手段であるD軸の2軸補間動作により、
    ワーク先端部を下曲げ刃上に搭載した状態で、ベンドビ
    ームを上昇させる請求項1記載のパネルベンダにおける
    ワーク加工制御方法。
  3. 【請求項3】 上記(4)のステップにおいて、ベンド
    ビームの前後方向移動手段であるA軸と、ベンドビーム
    の上下方向移動手段であるD軸と、マニピュレータの前
    後方向移動手段であるY軸の3軸補間動作により、上昇
    したベンドビームのワーク先端部を搭載した下曲げ刃
    を、ボトムダイの近傍まで移動させる請求項1記載のパ
    ネルベンダにおけるワーク加工制御方法。
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