JPH11123271A - 遊技機不正改造検出装置 - Google Patents

遊技機不正改造検出装置

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JPH11123271A
JPH11123271A JP9291056A JP29105697A JPH11123271A JP H11123271 A JPH11123271 A JP H11123271A JP 9291056 A JP9291056 A JP 9291056A JP 29105697 A JP29105697 A JP 29105697A JP H11123271 A JPH11123271 A JP H11123271A
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Michiharu Akasaka
道春 赤坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プログラムや遊技機用CPUが不正に改造され
た場合であっても、これを検出して遊技機用CPUによ
る制御動作の少なくとも一部を不能にすると共に、様々
なCPUの中から選択、採用して遊技機を製造可能とす
るための手段を提供すること。 【解決手段】遊技機用CPU100とセキュリティー回
路200とを同一基板上に配置する。セキュリティー回
路200の出力制御部55は、プログラムの不正改造を
検出した場合、電源線71を介して行う遊技機用CPU
100への電圧供給を停止する等の処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラムにした
がって遊技機の動作制御を行う遊技機用中央演算処理装
置(遊技機用CPU)のプログラムが記憶された記憶手
段の記憶内容が正当なものでない、不正に改造されたこ
とを検出し所定の動作を行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の遊技機に内蔵された遊技
機制御用の中央演算処理装置(CPU)は、ROM等の
記憶デバイスに記憶されたプログラムにしたがって、遊
技機の制御動作を行うものであるが、このプログラムを
不正に改ざんして遊技機の制御動作を所望のものにする
ことがしばしば見受けられていた。
【0003】また、プログラムを記憶する記憶手段を不
正に改造し、プログラム部以外の空きエリアに不正なプ
ログラムを追加し、アドレス線を操作する等してその不
正プログラムを走らせる不正がなされていた。
【0004】そこで、このようなプログラム改ざん等が
行われたことを検出して遊技機用CPUの通常動作の禁
止や制限を行うための様々な装置が提案されてきた。例
えば、特開平4−215782号公報、特開平7−31
737号公報によれば、遊技機用CPUの内部にチェッ
ク機能を有する回路を設けて、プログラム改ざん等が行
われたことを検出して遊技機用CPUの通常動作の禁止
や制限を行うものが開示されている。
【0005】一方、特開平8−141196号公報、特
開平5−293241号公報によれば、不正時に、遊技
機用CPUが電源部を制御して制御動作を禁止させるも
のや、デコーダ回路がデコードするアドレス信号が所定
のアドレス範囲内に存在しない場合に不正が行われたと
遊技機用CPUが判断するものが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の技術によれば以下のような問題点があっ
た。まず、特開平4−215782公報、特開平7−3
1737号公報記載のもののように、チェック機能を有
する回路を遊技機用CPU内部に設けたものでは、CP
Uに特殊な機能を持たせた構成としなくてはならず、遊
技機用CPUとして、様々なCPUの中から選択、採用
することができず、遊技機開発の際の製造工数や製造コ
ストの増加を招くという問題があった。また、内部はこ
のように特殊な機能を内蔵しているが、CPUコア自身
はプログラムの検査という観点から、CPUの外部端子
(実際のピン端子)としてパッケージに準備されている
機能は、標準的なCPUから逸脱していないものであっ
たため、外部端子を共通としてセキュリティーのみを外
したいわゆる裏CPUが製造され、検査機関の検査を合
格していない不正なプログラムを実行させるといった不
正がなされていた。
【0007】また、特開平8−141196号公報記載
のものによれば、不正時には遊技機用CPUが電源部を
制御して遊技機の通常動作を制限するため、遊技機用C
PU自体(プログラムの改ざんも含まれる)が不正改造
された場合には、これに対処することができなかった。
【0008】さらに、特開平5−293241号公報記
載のものも、チェック機能を有する回路を遊技機用CP
Uが搭載された基板と別の基板に設けたものであるが、
不正判断を遊技機用CPUが行うため、遊技機用CPU
自体が不正改造された場合には、これに対処することが
不可能であると共に、デコーダ回路がデコードするアド
レス信号が所定のアドレス範囲内に存在しない場合に不
正と判断するのでは、正規のアドレス範囲内において行
われる不正に対しては全く効果がなく、また、正規のア
ドレス範囲外においてもアドレス信号を不正に生成する
ための回路を製造すること等によって容易に不正可能で
あった。
【0009】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、その目的は、プログラムや遊
技機用CPUが不正に改造された場合であっても、これ
を検出して遊技機用CPUによる制御動作の少なくとも
一部を不能にすると共に、様々なCPUを採用可能とし
て遊技機を製造するための手段を提供する点にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明によれば、遊技機の不正改造を
検出可能な装置であって、予め定めたプログラムにした
がって遊技機の動作を制御する遊技機用中央演算処理装
置と、前記プログラムを記憶する記憶手段と、前記遊技
機用中央演算処理装置の外部に設けられ、前記不正改造
を検出して所定の処理動作を行う不正検出手段と、を備
え、前記不正検出手段は、前記プログラムが記憶された
記憶手段の記憶内容が正当なものか否かを判断し、正当
なものでないと判断した場合には、前記遊技機用中央演
算処理装置の制御動作の少なくとも一部を不能とするこ
とを特徴とする遊技機不正改造検出装置が提供される。
【0011】これによれば、不正検出手段によってプロ
グラムが記憶された記憶手段の記憶内容が正当なものか
否かを判断し、正当なものでないと判断した場合には、
遊技機CPUの制御動作の少なくとも一部を不能として
不正改造された遊技機用CPUが動作しないようにする
ことを、遊技機用CPUに特殊な機能を持たせずに行う
ことができ、様々な遊技機用CPUを採用して遊技機を
製造することが可能となる。
【0012】また、請求項2に係る発明は、遊技機の不
正改造を検出可能な装置であって、予め定めたプログラ
ムにしたがって遊技機の動作を制御する遊技機用中央演
算処理装置と、前記プログラムを記憶する記憶手段と、
前記遊技機用中央演算処理装置の外部に設けられ、前記
不正改造を検出して所定の処理動作を行う不正検出手段
と、を備え、前記不正検出手段は、前記プログラムが記
憶された記憶手段の記憶内容が正当なものでないと判断
した場合、直接、前記遊技機の動作の少なくとも一部を
不能とすることを特徴とする。
【0013】これによれば、不正検出手段は、プログラ
ムが記憶された記憶手段の記憶内容が正当なものでない
と判断した場合、遊技機用CPUを介さず、直接遊技機
の動作の少なくとも一部を不能とするので、遊技機用C
PUを不正に改造した場合であっても、遊技機の動作の
少なくとも一部を不能とすることができる。
【0014】また、請求項3に係る発明は、請求項1お
よび2のいずれかにおいて、前記不正検出手段は、正当
なプログラムが記憶された記憶手段の記憶内容の一部も
しくは全部に対して付与されるセキュリティーコードを
記憶する記憶部を備え、前記不正検出手段は、前記記憶
部に記憶されたセキュリティーコードと前記予め定めた
プログラムが記憶された記憶手段の記憶内容との整合性
を判定して、前記プログラムが記憶された記憶手段の記
憶内容が正当なものか否かを判断することを特徴とす
る。
【0015】これによれば、不正検出手段は、自身に備
えた記憶部に記憶されたセキュリティコードとプログラ
ムが記憶された記憶手段の記憶内容との整合性を判定し
て、プログラムが記憶された記憶手段の記憶内容が正当
なものか否かを判断するので、第三者機関がセキュリテ
ィーコードを付与するようにすれば、不正検出手段の秘
密性が維持され、たとえ、遊技機開発メーカーであって
も不正なプログラムが記憶された記憶手段の記憶内容を
搭載し、使用することができなくなる。
【0016】さらに、請求項4に係る発明は、請求項
1、2および3のいずれかにおいて、前記不正検出手段
が前記プログラムが記憶された記憶手段の記憶内容が正
当なものでないと判断した場合に警告を行う警告手段を
備えたことを特徴とする。
【0017】これによれば、警告手段の警告によって、
不正検出手段がプログラムが記憶された記憶手段の記憶
内容が正当なものでないと判断したことを即座に把握可
能となる。
【0018】また、請求項5に係る発明には、請求項
1、2、3および4のいずれかにおいて、前記遊技機用
中央演算処理装置と前記不正検出手段とが、同一基板上
に配置されていることを特徴とする。
【0019】これによれば、遊技機用中央演算処理装置
と不正検出手段とが同一基板上に配置されるので製造工
数が低減されるとともに、耐ノイズ性の向上等が図れ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。まず、特開平7−31737号
公報等に記載されている、遊技機の制御プログラムの開
発から量産品の製造までの手順を概説して、本発明の遊
技機不正改造検出装置の具体的な実施の形態について説
明する。
【0021】プログラムの開発から、実際の量産までの
手順の概要は以下の通りである。 遊技機メーカーで遊技機CPUを動作させるためのプ
ログラムを開発する。この際、セキュリティー回路とし
て、不正検出しても遊技機用CPUの動作を不能とする
機能であるセキュリティー機能を有さない開発用セキュ
リティー回路を用いる。
【0022】開発したプログラムを製品化するため
に、検査機関へ許認可申請手続きを行う。この際、予め
許認可申請用に第3者機関に提出したROMデータまた
はプログラムが記憶されたROMの記憶内容に対するセ
キュリティーコードが記憶されたセキュリティー回路を
支給してもらって、これを検査用遊技機に搭載して検査
を行っても良いし、前述した開発用セキュリティー回路
を搭載して検査を行っても良い。
【0023】ただし、検査の際には、開発用セキュリテ
ィー回路およびセキュリティー機能を有する量産用セキ
ュリティー回路における全ての検査結果が、セキュリテ
ィー機能を除いて同じであることが必要である。すなわ
ち、開発用セキュリティー回路を搭載していても、量産
用セキュリティー回路と同じ検査結果が得られるととも
に、その結果が良好であれば無条件に合格と判断可能で
あることが望ましい。
【0024】検査機関で遊技機の全ての機能・性能の
検査を行う。 合格ならば次のステップに進み、一方、不合格ならば
に戻る。 合格したプログラムを記憶した元マスターROMデー
タを第3者機関に提出する(上記のように検査前に提出
済の場合は不用になる)。第3者機関(前述した検査機
関や回路製造メーカーでも良い)は、各遊技機メーカー
に対してセキュリティーが保たれていることが必要とな
りその条件の下にセキュリティーコードが付与される。
【0025】遊技機メーカーはこれを量産用マスター
ROMデータとして、量産用遊技機用CPUのROMに
複製書込を行った後、実装して出荷する。以上が、遊技
機の制御プログラムの開発から量産品の製造までの手順
の概要である。
【0026】以下、本発明の実施の形態にかかる遊技機
不正改造検出装置について説明する。なお、以下の説明
中、プログラムの改ざんとは、プログラムデータ自体の
改ざんの他、プログラムが記憶された記憶手段の記憶内
容の改ざんを含むものとする。
【0027】図1は、遊技機不正改造検出装置のブロッ
ク構成図であり、図2はこの遊技機不正改造検出装置を
含んで構成される、遊技機内部の回路系全体のブロック
構成図である。
【0028】図2に示すように、遊技機内部の回路系
は、交流24(V)から直流5(V)、12(V)を生
成する電源回路300と、直流5(V)の電圧供給を受
けて、不正改造検出を行った場合、所定の処理を行うセ
キュリティー回路200と、このセキュリティー回路2
00から信号によって制御動作の少なくとも一部を不能
とされる遊技機用CPU100と、遊技機用CPU10
0から供給される制御信号に基づいて動作を行うラッチ
回路等の周辺入出力回路400と、直流12(V)の電
圧供給を受けて、各種の負荷をドライブする機能を有す
る出力ドライバ500と、モータ、ソレノイド等のアク
チュエータ、LED等の表示素子等からなる各種負荷6
00とを有している。
【0029】通常時は、遊技機用CPU100が制御信
号を周辺入出力回路400に供給することによって、周
辺入出力回路400が出力ドライバ500を所定パター
ンで駆動して、各種負荷600を所定パターンで起動、
停止して、遊技機の一連の動作を実行するようにしてい
る。
【0030】一方、セキュリティー回路200が遊技機
用CPU100に内蔵されている動作プログラムを不正
改造したことを検出した場合、セキュリティー回路20
0が遊技機用CPU100の制御動作の少なくとも一部
を不能にするための信号を、遊技機用CPU100に供
給する。
【0031】さて、本発明の主要部であるセキュリティ
ー回路200、遊技機用CPU100を含んでなる遊技
機不正改造検出装置について説明する。図1に示すよう
に、この遊技機不正改造検出装置は、セキュリティー回
路200と遊技機用CPU100とを同一基板上に配置
して構成されている。
【0032】まず、セキュリティー回路200は、水晶
発振子16の両端の夫々と接地点との間をコンデンサ1
7、18で接続したものを備え、所定周期のクロック信
号を生成、供給するクロック発生部15と、図示しない
レジスタやALU等を備え、プログラムにしたがった動
作を行うCPUコア6と、セキュリティーコードを少な
くとも記憶可能なワンタイムプログラム型のリードオン
リーメモリーであるOTPROM25(記憶手段)と、
各種の処理の際にワークエリアとして機能するRAM3
5と、2本の通信線75を介して、遊技機用CPU10
0との間で情報を送受信するシリアル通信部45と、各
種の信号を出力する出力制御部55とを有していて、各
構成部は、データ線、アドレス線およびコントロール線
を少なくとも含んでなるバス65で信号を送受可能に接
続されている。さらに、電源回路300から供給される
5(V)の直流電圧が必要な構成部に供給されるように
構成されていると共に、VSSなる接地電圧で接地され
ている。
【0033】また、出力制御部55には、電源線71、
割込信号線72、クロック信号線73、2本の制御線7
4が接続されていて、電源線71、割込信号線72、ク
ロック信号線73、2本の制御線74の夫々からは、電
源回路300から供給される5(V)の直流電圧、CP
Uコア6によって生成、供給される割り込み信号、クロ
ック発生部15から供給されるクロック、CPUコア6
によって生成され、遊技機用CPU100の動作モード
を制御するためのモード制御信号が出力可能になってい
る。
【0034】また、遊技機用CPU100は、図示しな
いレジスタやALU等を備え、プログラムにしたがった
動作を行うCPUコア5と、プログラムやセキュリティ
ーコードを記憶するワンタイムプログラム型のリードオ
ンリーメモリーであるOTPROM20と、各種の処理
の際にワークエリアとして機能するRAM30と、2本
の通信線75を介して、セキュリティー回路200との
間で情報を送受信するシリアル通信部60と、電源線7
1、割込信号線72、クロック信号線73、2本の制御
線74を介して供給された信号を受信可能なI/F部
(インタフェース部)70と、クロック信号線73を介
して供給されるクロック信号に基づき、遊技機CPU1
00内部の必要な構成部にクロックの供給動作を行うク
ロック供給部10と、周辺入出力回路400の動作制御
信号を出力する外部I/F部(外部インタフェース部)
50と、ウオッチドックタイマー機能等、通常のCPU
が有する汎用機能を備えた汎用機能部40とを有してい
て、各構成部は、データ線、アドレス線およびコントロ
ール線を少なくとも含んでなるバス80で信号を送受可
能に接続されていて、さらに、VSSなる接地電圧で接
地されている。
【0035】次に動作を説明する。今、遊技機CPU1
00のOTPROM20にセキュリティーコードとプロ
グラムが内蔵されているものとする。即ち、遊技機用C
PU100側のOTPROM20にセキュリティーコー
ドが記憶されている場合である。なお、従来技術で記載
した公報に記載されているように、このセキュリティー
コードは、第3者機関での検査の結果、合格と判定され
たプログラムまたはプログラムが記憶された記憶手段の
記憶内容に対して付与される。
【0036】まず、電源回路300から5(V)の直流
電圧が供給されると、CPUコア6は、遊技機CPU1
00の動作モードを読み出し可能モードとするようなモ
ードA、モードB信号を出力制御部44に出力させる。
このモードA、モードB信号は、制御線74を介してI
/F部70によって受信される。
【0037】CPUコア5は、バス80を介してこれを
受信して、動作モードを読み出しモードにする。これに
よって、OTPROM20に記憶された全ての内容が順
に、バス80を介してシリアル通信部60に送信され
る。シリアル通信部60は、受信した内容を通信線75
を介して、シリアル通信部45に送信する。すると、C
PUコア6は、シリアル通信部45が受信した情報を参
照して、図示しないレジスタ等を用いて所定形式の演算
を行う。そして、この所定形式の演算を全てのOTPR
OM20のデータに対し行った結果と、OTPROM2
0に記憶されているセキュリティーコードとの整合性を
判断してOTPROM20のデータが改造されていない
か否かを判断する。
【0038】整合性がある場合には、以降、遊技機用C
PU100は通常動作を行うが、整合性がない場合に
は、出力制御部55が信号を出力して、遊技機用CPU
100の制御動作を不能とする処理を行う。この処理と
しては、例えば、以下のものが挙げられる。
【0039】まず、遊技機用CPU100が電源線71
を介して供給される直流電圧を動作電源としている構成
の場合、出力制御部55が電源線71を介して直流電圧
の供給を停止すれば、遊技機用CPU100が周辺入出
力回路400の制御動作を行えなくなる。また、遊技機
用CPU100は、所定パターンでハイレベルとローレ
ベルとなる割り込み信号の供給を受けて動作を行うが、
出力制御部55が割込信号線72を介して与える割り込
み信号を常にハイレベルまたはローレベルとすることに
よっても、遊技機用CPU100が周辺入出力回路40
0の制御動作を行えなくなる。さらに、出力制御部55
がクロック信号線73を介して供給するクロック信号の
供給を停止すると、クロック供給部10からのクロック
供給が停止されて、遊技機用CPU100が周辺入出力
回路400の制御動作を行えなくなる。さらにまた、遊
技機用CPU100を停止状態モードにするように、出
力制御部55が制御線74を介してモードA、モードB
信号を与えると、遊技機用CPU100が停止状態とな
って、周辺入出力回路400の制御動作を行えなくな
る。
【0040】また、周辺入出力回路400の制御動作の
一部を行えなくすることも可能である。例えば、出力制
御部55が、図示しない制御線を介して特定コマンドを
送ると、外部I/F部50のバスの一部がハイインピー
ダンス状態となって、周辺入出力回路400の制御動作
の一部を行えなくすることが可能になる。
【0041】このようにして、セキュリティー回路20
0を遊技機CPU100の外部に設ければ、プログラム
が正当なものでないとセキュリティー回路200が判断
した場合、遊技機CPU100の制御動作の少なくとも
一部を不能として不正改造された遊技機用CPU100
が動作しないようにすることを、CPUに特殊な機能を
持たせずに、換言すれば、汎用性の高いCPUを用い
て、実行することが可能となる。なお、セキュリティー
コードの算出方法は第3者機関のみ把握しているため、
たとえ、遊技機開発メーカーであっても、不正なプログ
ラムを内蔵する事が不可能となる。
【0042】また、割り込み信号として、遊技機システ
ム全体を初期化するコールドリセットと、遊技機用CP
U100のみを初期化するウオームリセットの2種類を
使用可能にしておいて、不正改造検出時には、コールド
リセットが継続されるようにしても良いし、周期的に行
うリセットの際に用いているウオームリセットを発生さ
せないようにして、残り時間ループ処理のみを永久に実
行継続されるようにすることも考えられる。
【0043】また、セキュリティー回路200側のOT
PROM20にセキュリティーコードが記憶されている
場合の動作は以下のようになる。まず、セキュリティー
コードをOTPROM25に記憶させ、OTPROM2
0にプログラムを記憶させた構成によれば、まず、出力
制御部55が、遊技機用CPU100が読み出しモード
となるようなモードA、モードBを出力して、遊技機用
CPU100が読み出しモードにする。これによって、
OTPROM20の内容が順に、バス80を介してシリ
アル通信部60に送信される。シリアル通信部60は、
受信した内容を通信線75を介して、シリアル通信部4
5に送信する。すると、CPUコア6は、シリアル通信
部45が受信した情報を参照し、図示しないレジスタ等
を用いて所定形式の演算を行う。例えば、この所定形式
の演算を全てのOTPROM20のデータに対して行っ
た結果と、OTPROM25に予め記憶されていたセキ
ュリティーコードとの整合性を判断してプログラムが記
憶された記憶手段の記憶内容が改造されていないか否か
を判断する。
【0044】整合性がある場合には、以降、遊技機用C
PU100は通常動作を行うが、整合性がない場合に
は、出力制御部55が信号を出力して、上述したよう
に、遊技機用CPU100の制御動作の全部または一部
を不能とする処理を行う。
【0045】このように、例えば第三者機関がセキュリ
ティー回路200側に予めセキュリティーコードを記憶
させておいて、このセキュリティーコードとプログラム
が記憶された記憶手段の記憶内容との整合性を判定し
て、プログラムが記憶された記憶手段の記憶内容が正当
なものか否かを判断すれば、セキュリティーコードがO
TPROM20に記憶される構成に対しより一層とセキ
ュリティー回路の秘密性が維持され、たとえ、遊技機開
発メーカーであっても不正なプログラムを内蔵すること
ができなくなるという効果が得られる。さらに言えば、
このセキュリティーコードは第三者のみが有するセキュ
リティーコードリーダにより読み出し可能に構成されて
いれば、遊技機開発メーカーへは、ROMデータに対応
するセキュリティーコードの存在すら知らせなくても良
いため、セキュリティーコードの算出方法を解析し、不
正なプログラムに対応したセキュリティーコードを算出
し、付与してCPUを動作させる不正を事実上排除でき
る。もちろん、遊技機開発メーカーのみならず一般の不
正な第三者の不正も防止する。
【0046】なお、遊技機の電源投入によって、電源回
路300によって5(V)の直流電圧が供給されたこと
をCPUコア6が検出したときに、不正検出動作の実行
が開始されるようにしておけば、遊技機の電源投入毎に
自動的に不正検出動作が実行されるという効果が得られ
る。
【0047】また、遊技機用CPU100とセキュリテ
ィー回路200とを同一基板に配置すれば、製造工数が
低減されるとともに、耐ノイズ性の向上等が図れるとい
う効果が得られる。さらには、この基板をケースに収納
し、封止すればより一段とセキュリティーを保つ事が可
能となる。
【0048】次に、図3に示す実施の形態について説明
する。この実施の形態は、セキュリティー回路200が
プログラムが記憶された記憶手段の記憶内容の不正改造
を検出した時、遊技機用CPUを介さず、直接遊技機の
動作の少なくとも一部を不能とする点に特徴がある。な
お、図3のセキュリティー回路200において、出力制
御部55のみを特に図示している。
【0049】この実施の形態では、ベース端子とエミッ
タ端子とが抵抗211で接続されるとともにベース端子
に抵抗212が接続されたPNP型トランジスタ210
が設けられている。このトランジスタ210のエミッタ
端子には電源回路300からの12(V)の直流電圧が
供給可能に接続されているとともに、トランジスタ21
0のコレクタ端子からは出力ドライバ500の動作電源
が出力可能になっている。さらに、出力制御部55は、
トランジスタ210のベース端子にハイレベルまたはロ
ーレベルのトランジスタオン、オフ制御信号を供給可能
に接続されている。
【0050】通常時には、出力制御部55は、トランジ
スタ210のベース端子にローレベルの信号を出力しト
ランジスタ210をオン状態とするので、出力ドライバ
500は12(V)の直流電圧の供給を受けて通常動作
が可能となる。一方、セキュリティー回路200がプロ
グラムが記憶された記憶手段の記憶内容の不正改造を検
出した時には、出力制御部55は、トランジスタ210
のベース端子にハイレベルの信号を出力し、トランジス
タ210をオフ状態にするので、出力ドライバ500は
動作不能となる。この結果、出力ドライバによる駆動さ
れる各種負荷が作動不能となり、遊技機の負荷の作動に
伴う全動作が停止される。なお、出力ドライバ500
に、12(V)の直流電圧の供給を受けるための端子を
複数設けて、その一部の端子への電圧供給を停止するこ
とによって、遊技機の負荷の作動に基づく全動作のうち
の一部の動作のみ停止されるようにしてもよい。
【0051】この実施の形態によれば、セキュリティー
回路200がプログラムが記憶された記憶手段の記憶内
容の不正改造を検出した時、遊技機用CPU100を介
さず、直接遊技機の動作の少なくとも一部を不能とする
ので、遊技機用CPU100を不正改造した場合であっ
ても、遊技機の動作の少なくとも一部を不能とすること
が可能になる。
【0052】また、図4に示す実施の形態は、セキュリ
ティー回路200(出力制御部55のみを特に図示して
いる)がプログラムが記憶された記憶手段の記憶内容の
不正改造を検出した時、出力制御部55が遊技機用CP
U100を介さず、出力ドライバ500の動作制御を行
う制御信号を出力するもので、この制御信号が与えられ
ると、出力ドライバ500の少なくとも1つの出力が常
にローレベルの信号になったり、出力ドライバ500の
出力端子の少なくとも1がハイインピーダンス状態にな
るようにすれば、図3に示すものと同様に、遊技機用C
PU100を介さず直接遊技機の動作の少なくとも一部
を不能とするので、遊技機用CPU100を不正改造し
た場合であっても、遊技機の動作の少なくとも一部を不
能とすることが可能になる。
【0053】次に、図5の実施の形態について説明す
る。この実施の形態は、セキュリティー回路200がプ
ログラムが記憶された記憶手段の記憶内容の不正改造を
検出した時、その旨を警告するようにした点に特徴があ
る。なお、図5のセキュリティー回路200において、
出力制御部55のみを特に図示している。
【0054】セキュリティー回路200がプログラムが
記憶された記憶手段の記憶内容の不正改造を検出した
時、出力制御部55が、抵抗19を介して電源に接続さ
れているLED21の一端にローレベルの信号を与える
ように信号出力するので、このLED21が点灯する。
【0055】したがって、この実施の形態によれば、L
ED21等の警告手段の警告動作によって、プログラム
が正当なものでないと判断したことを即座に把握可能と
なる。なお、警告は、光によりものの他、ブザーやチャ
イム等の音によるもの、音声合成LSIの音声出力によ
るもの等が考えられる。
【0056】図1では、通信線75を用いた情報通信に
よってOTPROM20に記憶された情報を読み出して
きて、セキュリティー回路200が不正改造の検出を行
っていたが、図6に示すようにDMA(ダイレクトメモ
リアクセス)方式を用いてOTPROM20に記憶され
た情報を読み出してきて、セキュリティー回路200が
不正改造の検出をすることも考えられる。
【0057】図6では、セキュリティー回路200と遊
技機用CPU100において、説明に必要な構成部のみ
しか図示しておらず、バス65とOTPROM20とは
外部バス76で接続されていとともに、出力制御部55
からCPUコア5に対しては、バスリクエスト信号が出
力可能になっている。
【0058】まず、CPUコア6の指示によって、出力
制御部55からバスリクエスト信号が出力されると、C
PUコア5は、自分自身の実行を停止すると共に、OT
PROM20とのバス80によるバス接続を絶ち、OT
PROM20は、外部バス76にのみ接続される。
【0059】次に、OTPROM20の記憶内容が外部
バス76を介して、順次転送され、転送内容はRAM3
5に記憶される。そして、前述したように、CPUコア
6の図示しないレジスタ等を用いた動作によって、CP
Uコア6はプログラムに不正改造されているか否かを調
べる処理を行う。このようにすれば、DMA方式を用い
て、不正改造の検出を迅速に行うことが可能になる。
【0060】次に、図7に示す実施の形態について説明
する。この実施の形態は、セキュリティー回路200が
不正検出のために獲得した情報を外部装置に送信するよ
うにした点に特徴がある。
【0061】図7に示すように、この実施の形態のセキ
ュリティー回路200には、図1に示したものに、通信
ケーブル750を介して外部装置700との情報通信を
行う外部通信部90がバス65に接続されて設けられて
いる。
【0062】一方、外部装置700は、遊技機の外部に
設けられていて、通信ケーブル750を介して情報を受
信する通信部730と、通信部730によって受信した
情報を受け取って表示部720に表示されるデータを送
信する処理等を行うワンチップCPU720と、受信デ
ータを表示する表示部710とを有している。なお、通
信ケーブル750は光ファイバ等の通信媒体で、通信部
730は通信IC等の電子デバイスで、表示部720は
液晶ディスプレイ、CRT等の表示デバイスで実現でき
るため、外部装置700は、ROMチェッカはもちろん
のこと、LANに接続された管理コンピュータ等の1台
のコンピュータシステムでも構成可能である。
【0063】セキュリティー回路200が、OTPRO
M20やOTPROM25の記憶内容等を獲得すると、
外部通信部90はこれらの獲得情報を通信ケーブル75
0を介して外部装置700側の通信部730に送信す
る。ワンチップCPU720は、通信部730が受信し
た情報を表示部710に表示する処理を行う。これによ
って、外部装置によって、ROMに記憶されているプロ
グラムやセキュリティーコードの内容を表示することが
可能となり、遊技機外部から不正改造を検出可能にな
る。なお、ワンチップCPU720自体に、前述した不
正検出処理を行わせるための動作プログラムを内蔵する
ようにしても良い。
【0064】また、図7に示した外部通信部90を遊技
機用CPU100のバス80に接続した構成にして、通
信ケーブル750を介して、遊技機用CPU100と外
部装置700が情報通信可能にした構成も考えられる。
これによれば、OTPROM20の記憶内容を外部装置
700の表示部710に表示可能となる。
【0065】遊技機用CPU100のプログラムに、所
定周期毎に所定バイトずつ、OTPROM20のアドレ
スおよびそのアドレスに対する記憶データを送出するプ
ログラムが設けていれば、これによってセキュリティー
チェックをパスした後も、OTPROM20に記憶され
たデータを送出し続けるため、途中でROMが切り替わ
るような不正改造を行っても対処可能である。
【0066】また、以上述べたきた実施の形態の他に、
以下のような実施形態も考えられる。まず、不正改造検
出を、遊技機の動作に伴い発生するデータを用いて行う
ようにすることも考えられる。例えば、乱数用のカウン
ターエリアとして機能するRAMに一時記憶されたデー
タ、特に、大当たり決定用乱数等の遊技のポイントとな
るRAMデータと、正規なプログラムが実行されたとき
のRAMデータとを比較して不正改造を検出するように
しても良い。
【0067】また、遊技機用CPU100がアクセス可
能なメモリー空間が、本来アクセス可能な空間よりも小
さく設定されていることが好ましい。これは、実際に使
用可能な物理的メモリサイズが小さくなるため、不正R
OMの追加等を行いにくいためである。
【0068】以上説明してきたように、本発明の実施の
形態によれば、遊技機用CPU100の外部に、セキュ
リティー回路200を設け、プログラムが正当なもので
ないと判断した場合には、遊技機CPU100の制御動
作の少なくとも一部を不能として不正改造された遊技機
用CPU100が動作しないようにすることを、様々な
遊技機用CPUを用いて実現可能となる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、遊技機用CPUの外部に設けた不正検出手
段によってプログラムが記憶された記憶手段の記憶内容
が正当なものか否かを判断し、正当なものでないと判断
した場合には、遊技機CPUの制御動作の少なくとも一
部を不能として不正改造された遊技機用CPUが動作し
ないようにすることを、遊技機用CPUに特殊な機能を
持たせずに行うことができ、様々な遊技機用CPUを採
用して遊技機を製造することが可能となる。
【0070】また、請求項2に係る発明によれば、不正
検出手段は、プログラムが記憶された記憶手段の記憶内
容が正当なものでないと判断した場合、遊技機用CPU
を介さず、直接遊技機の動作の少なくとも一部を不能と
するので、遊技機用CPUを不正に改造した場合であっ
ても、遊技機の動作の少なくとも一部を不能とすること
が可能になる。
【0071】また、請求項3に係る発明によれば、不正
検出手段は、自身に備えた記憶部に記憶されたセキュリ
ティーコードとプログラムが記憶された記憶手段の記憶
内容との整合性を判定して、プログラムが記憶された記
憶手段の記憶内容が正当なものか否かを判断するので、
第三者機関がセキュリティーコードを付与するようにす
れば、不正検出手段の秘密性が維持され、たとえ、遊技
機開発メーカーであっても不正なプログラムを搭載し、
使用することができなくなるという効果が得られる。
【0072】さらに、請求項4に係る発明によれば、警
告手段の警告によって、不正検出手段がプログラムが記
憶された記憶手段の記憶内容が正当なものでないと判断
したことを即座に把握可能となる。
【0073】また、請求項5に係る発明によれば、遊技
機用中央演算処理装置と不正検出手段とが同一基板上に
配置されるので製造工数が低減されるとともに、耐ノイ
ズ性の向上等が図れるという効果が得られる。さらに
は、この基板をケースに収納し、封止すれば、より一層
のセキュリティーを保つことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる遊技機不正改造検
出装置のブロック構成図である。
【図2】遊技機内部の回路系全体の構成を示すブロック
図である。
【図3】不正改造検出時に、遊技機用CPUを介さずに
遊技機動作を不能にする実施形態を説明するためのブロ
ック構成図である。
【図4】不正改造検出時に、遊技機用CPUを介さずに
遊技機動作を不能にする実施形態を説明するためのブロ
ック構成図である。
【図5】不正改造検出時に、警告手段を駆動する実施形
態を説明するためのブロック構成図である。
【図6】DMA方式を用いて情報転送を行う実施形態を
説明するためのブロック構成図である。
【図7】外部装置を備えた実施形態のブロック構成図で
ある。
【符号の説明】
5 CPUコア 6 CPUコア 10 クロック供給部 15 クロック発生部 16 水晶発振子 17 コンデンサ 18 コンデンサ 19 抵抗 20 OTPROM 21 LED 25 OTPROM(記憶手段) 30 RAM 35 RAM 40 汎用機能部 45 シリアル通信部 50 外部I/F部 55 出力制御部 60 シリアル通信部 65 バス 71 電源線 72 割込信号線 73 クロック信号線 74 制御線 75 通信線 80 バス 90 外部通信部 100 遊技機用CPU 200 セキュリティー回路 210 トランジスタ 211 抵抗 212 抵抗 300 電源回路 400 周辺入出力回路 500 出力ドライバ 600 各種負荷 700 外部装置 710 表示部 720 ワンチップCPU 730 通信部 750 通信ケーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機の不正改造を検出可能な装置であ
    って、 予め定めたプログラムにしたがって遊技機の動作を制御
    する遊技機用中央演算処理装置と、 前記プログラムを記憶する記憶手段と、 前記遊技機用中央演算処理装置の外部に設けられ、前記
    不正改造を検出して所定の処理動作を行う不正検出手段
    と、を備え、 前記不正検出手段は、 前記プログラムが記憶された記憶手段の記憶内容が正当
    なものか否かを判断し、正当なものでないと判断した場
    合には、前記遊技機用中央演算処理装置の制御動作の少
    なくとも一部を不能とすることを特徴とする遊技機不正
    改造検出装置。
  2. 【請求項2】 遊技機の不正改造を検出可能な装置であ
    って、 予め定めたプログラムにしたがって遊技機の動作を制御
    する遊技機用中央演算処理装置と、 前記プログラムを記憶する記憶手段と、 前記遊技機用中央演算処理装置の外部に設けられ、前記
    不正改造を検出して所定の処理動作を行う不正検出手段
    と、を備え、 前記不正検出手段は、 前記プログラムが記憶された記憶手段の記憶内容が正当
    なものでないと判断した場合、直接、前記遊技機の動作
    の少なくとも一部を不能とすることを特徴とする遊技機
    不正改造検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1および2のいずれかにおいて、 において、 前記不正検出手段は、正当なプログラムが記憶された記
    憶手段の記憶内容の一部もしくは全部に対して付与され
    るセキュリティーコードを記憶する記憶部を備え、 前記不正検出手段は、 前記記憶部に記憶されたセキュリティーコードと前記予
    め定めたプログラムが記憶された記憶手段の記憶内容と
    の整合性を判定して、前記プログラムが記憶された記憶
    手段の記憶内容が正当なものか否かを判断することを特
    徴とする遊技機不正改造検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2および3のいずれかにおい
    て、 前記不正検出手段が前記プログラムが記憶された記憶手
    段の記憶内容が正当なものでないと判断した場合に警告
    を行う警告手段を備えたことを特徴とする遊技機不正改
    造検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3および4のいずれかに
    おいて、 前記遊技機用中央演算処理装置と前記不正検出手段と
    が、同一基板上に配置されていることを特徴とする遊技
    機不正改造検出装置。
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