JPH08164U - 遊戯機器の保全監視装置 - Google Patents

遊戯機器の保全監視装置

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JPH08164U
JPH08164U JP6013593U JP6013593U JPH08164U JP H08164 U JPH08164 U JP H08164U JP 6013593 U JP6013593 U JP 6013593U JP 6013593 U JP6013593 U JP 6013593U JP H08164 U JPH08164 U JP H08164U
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maintenance monitoring
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JP6013593U
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俊夫 武澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 健全な状態での遊戯が可能になる保全監視装
置の提供。 【構成】 保全監視装置10は、コンピュータを利用した
遊戯機器12に使用されるものであって、遊戯機器10は、
cpu12aと、記憶部12bと、ディスプレイ部12cとを
有している。装置10は、遊戯機器12に直流電力を供給す
る電源装置14と遊戯機器12との間に直列接続されるもの
であって、判断手段10aと、補助記憶手段10bと、電源
供給部10cとから構成されている。判断手段10aは、c
pu12aと同様な装置であって、予め記憶されている制
御手順により各種の演算処理が行われる。補助記憶手段
10bには、遊戯機器12の記憶部12bと同じ内容が記憶格
納されている。判断手段10aは、遊戯機器12に電力が供
給された際に、記憶部12bと補助記憶部10bの記憶内容
とを比較して、変更があるか否かを判断する判断する。
そして、記憶内容に変更があると判断したときに、これ
を警告報知する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、遊戯機器の保全監視装置に関し、特に、コンピュータを利用した 遊戯機器の保全監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、現在市場に提供されている遊戯機器のうちコンピュータを利用 するものが数多く存在している。例えば、パチンコ用の遊戯機器では、複数の数 字ないしは絵柄が揃うと、一度に多数の玉がでるいわゆるデジパチと称される遊 戯機器があって、このような機器にもコンピュータが組み込まれている。このよ うなパチンコ用の遊戯機器では、パチンコ玉を弾いたりする機械的な構成以外に 、数字や絵柄を表示するディスプレイ部と、このディスプレイ部の表示内容を制 御する制御演算部と、この制御演算部で行う制御手順やデータなどが記憶されて いる不揮発性の記憶部とを有している。
【0003】 ところで、この種のパチンコ用遊戯機器では、複数の数字ないしは絵柄が揃う 当たりの確率は、法的に規制されていて、徒に射幸性を煽らないように配慮され ている。そこで、この種の遊戯機器では、当たりの確率を左右する制御手順やデ ータなどを不揮発性の記憶部に記憶させ、その書換えが簡単にできないようにし ている。しかしながら、このような遊戯機器の保全手段には、以下に説明する問 題が指摘されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
すなわち、前述した如き遊戯機器の保全手段では、記憶部のデータなどは簡単 に書き換えることはできないが、制御用の電子部品などが記憶用のメモリーとと もに組み込まれた基板は比較的簡単に取り替えられる。このため、この種の遊戯 機器では、制御用コンピュータのプログラムを故意に改造し、遊戯機器の機能ま たは性能を変更することが、しばしば行われているのが実情である。
【0005】 本考案は、このような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とすると ころは、遊戯機器のプログラムの変更を検出排除することで、健全な状態での遊 戯が可能になる保全監視装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、制御演算処理部と、制御処理手順やデー タが記憶されている記憶部と、ディスプレイ部とを備えた遊戯機器と電源装置と の間に直列接続される保全監視装置であって、前記記憶部の記憶内容と同一内容 が記憶された補助記憶手段と、前記遊戯機器に前記電源装置を介して電力が供給 された際に、前記記憶部の記憶内容と前記補助記憶部の記憶内容とを比較して、 前記記憶部の記憶内容に変更があるか否かを判断する判断手段と、この判断手段 が前記記憶部の記憶内容に変更があると判断したときに、少なくとも変更がある ことを報知する警報手段とを有することを特徴とする。
【0007】 前記判断手段は、当該判断手段が前記記憶部の記憶内容に変更があると判断し たときに、前記遊戯機器に電源の供給を停止させるか、または、前記制御演算処 理部の機能を停止させるかのいずれか一方を行うことができる。
【0008】
【作用】
上記構成の遊戯機器の保全監視装置によれば、記憶部の記憶内容と同一内容が 記憶された補助記憶手段と、遊戯機器に電源装置を介して電力が供給された際に 、記憶部の記憶内容と補助記憶部の記憶内容とを比較して、記憶部の記憶内容に 変更があるか否かを判断する判断手段と、この判断手段が記憶部の記憶内容に変 更があると判断したときに、少なくとも変更があることを報知する警報手段とを 有しているので、電源を投入して機器を使用する際には、必ず遊戯機器側の記憶 部の記憶内容がチェックされる。
【0009】 また、請求項2の構成によれば、判断手段が前記記憶部の記憶内容に変更があ ると判断したときに、遊戯機器に電源の供給を停止するか、あるいは制御演算処 理部の機能を停止させるので、いずれにしても遊戯機器の記憶部の記憶内容に変 更があったときに、遊戯機器の使用を禁止することができる。
【0010】
【実施例】
以下本考案の好適な実施例について添附図面を参照して詳細に説明する。図1 および図2は、本考案にかかる遊戯機器の保全監視装置の一実施例を示している 。同図に示す保全監視装置10は、コンピュータを利用した遊戯機器12に使用 されるものであって、遊戯機器10は、制御演算処理部(cpu)12aと、記 憶部12bと、遊戯内容などがcpu12aの指示により表示されるディスプレ イ部12cとを有している。
【0011】 記憶部12bは、cpu12aの演算処理手順やディスプレイ部12cの処理 手順など格納されている読み出し専用メモリROMと、データが格納されている ランダムアクセスメモリRAMとから構成されており、例えば、不揮発性のマス クROMなどにより簡単にその記憶内容の変更ができないようになっている。保 全監視装置10は、遊戯機器12に直流電力を供給する電源装置14と遊戯機器 12との間に直列接続されるものであって、判断手段10aと、補助記憶手段1 0bと、電源供給部10cとから構成されている。
【0012】 電源装置14は、交流の商用電源を入力として、これを直流に変換して出力す るものであって、保全監視装置10の電源供給部10cにその出力側が接続され ている。判断手段10aは、具体的には、遊戯機器12のcpu12aと同様な マイクロコンピュターの中央演算装置であって、例えば、読み出し専用メモリに 予め記憶されている制御手順により各種の演算処理が行われる。
【0013】 補助記憶手段10bは、例えば、不揮発性のランダムアクセスメモリから構成 され、この補助記憶手段10b内には、遊戯機器12の記憶部12b(ROM, RAM)と同じ内容が記憶格納されている。すなわち、補助記憶手段10b内に は、cpu12aの演算処理手順やディスプレイ部12cの処理手順などが格納 されている読み出し専用メモリROMの内容と、データが格納されているランダ ムアクセスメモリRAMの内容とが記憶されている。
【0014】 このように構成された保全監視装置10では、図2に示すような手順で装置1 0を作動させる。同図に示す処理手順では、電源装置14が始動されると手順が スタートし、まず、ステップs1で保全監視装置10が作動し、次のステップs 2で遊戯機器10にも一胆電源が供給される。次のステップs3では、遊戯機器 12側の記憶部12bの内容がcpu12aを介して、保全監視装置10側の判 断手段10aに取り込まれ、この内容と補助記憶手段12bに記憶されている内 容とが比較される。
【0015】 このときの比較は、記憶部12bと補助記憶手段10bとに記憶されているお 互いに対応するもの同士で行われる。このような比較は、例えば、Sum C heck方式,bit単位に比較する方式,byte単位に比較する方式, CRC(Cyclic Redundancy Check)方式などがある が、特に、Sum Check方式が好適である。
【0016】 このSum Check方式は、記憶されている処理手順やデータのbitが ”1”ないしは”0”になっているものの数を計数する方式であって、その計数 値が奇数か偶数かによってチェックするので、比較的簡単にかつ迅速に比較する ことができる。ステップs3で記憶部12bと補助記憶手段10bとの記憶内容 が全てチェックされ、これらが全て一致していて、その変更がないと判断される と、ステップs4で電源供給部10cに信号が送出され、遊戯機器12側への電 源供給がそのまま継続され、これにより遊戯機器12は使用可能な状態になる( ステップs5)。
【0017】 一方、ステップs3で記憶部12bと補助記憶手段10bとの記憶内容が全て チェックされ、これらに不一致があって、記憶内容が変更されていると判断され ると、ステップs6に移行する。ステップs6では、不一致の程度が判断され、 この不一致の程度が所定の許容値以内であると判断された場合には、ステップs 7で警報信号、例えば、ブザーを鳴動させるとか、あるいは、ディスプレイ12 cにその旨を表示することなどにより、変更があることを報知して、ステップs 5に移行し、遊戯機器12は使用可能な状態になる。
【0018】 そして、ステップs6で変更の程度が許容値以上であると判断された場合には 、ステップs8に移行し、電源供給部10cに信号を送出して、遊戯機器12側 への電源供給を停止して、手順が終了する。この場合、ステップs8では、遊戯 機器12側への電源供給を停止することに代えて、遊戯機器12側の制御演算処 理部(cpu)12aに信号を送出して、その機能を停止させることもできる。
【0019】 さて、以上のように構成された本考案の遊戯機器12の保全監視装置10によ れば、記憶部12bの記憶内容と同一内容が記憶された補助記憶手段10bと、 遊戯機器12に電源装置14を介して電力が供給された際に、記憶部12bの記 憶内容と補助記憶部10bの記憶内容とを比較して、記憶部12bの記憶内容に 変更があるか否かを判断する判断手段10aと、この判断手段10aが記憶部1 2bの記憶内容に変更があると判断したときに、少なくとも変更があることを報 知する警報手段とを有しているので、電源を投入して機器を使用する際には、必 ず遊戯機器12の記憶部12bの記憶内容がチェックされる。
【0020】 また、判断手段10aが記憶部12bの記憶内容に許容できない程度の変更が あると判断したときに、遊戯機器12に電源の供給を停止する電源供給部10c を有しているので、遊戯機器12の記憶部12bの記憶内容に許容できない程度 の変更があったときに、遊戯機器12の使用を禁止することができ、このような 作用により、例えば、パチンコなどの遊戯機器12を健全に使用することができ る。
【0021】 なお、保全監視装置10の制御手順は、図2に示したものに限られることはな く、例えば、図2において、ステップs6で記憶部12bの変更内容が許容値以 上でであると判断された場合に、補助記憶手段10bの記憶内容を使用して遊戯 機器12を使用することも可能である。また、記憶部12bや補助記憶手段10 bは、外部からその内容の読み取りが困難なマスクROMを用いたり、あるいは 、各データを暗号化するなど、変更が難しいものが望ましい。
【0022】
【考案の効果】
以上、実施例で詳細に説明したように、本考案にかかる遊戯機器の保全監視装 置によれば、遊戯機器のプログラムの変更を検出排除することで、健全な状態で の遊戯が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる保全監視装置の一例を示す構成
ブロック図である。
【図2】本考案にかかる保全監視装置で行われる処理手
順の一例を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
10 保全監視装置 10a 判断手段 10b 補助記憶手段 10c 電源供給部 12 遊戯機器 12a cpu 12b 記憶部 12c ディスプレイ 14 電源装置

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御演算処理部と、制御処理手順やデー
    タが記憶されている記憶部と、ディスプレイ部とを備え
    た遊戯機器と電源装置との間に直列接続される保全監視
    装置であって、 前記記憶部の記憶内容と同一内容が記憶された補助記憶
    手段と、前記遊戯機器に前記電源装置を介して電力が供
    給された際に、前記記憶部の記憶内容と前記補助記憶部
    の記憶内容とを比較して、前記記憶部の記憶内容に変更
    があるか否かを判断する判断手段と、この判断手段が前
    記記憶部の記憶内容に変更があると判断したときに、少
    なくとも変更があることを報知する警報手段とを有する
    ことを特徴とする遊戯機器の保全監視装置。
  2. 【請求項2】 前記判断手段は、当該判断手段が前記記
    憶部の記憶内容に変更があると判断したときに、前記遊
    戯機器に電源の供給を停止させるか、または、前記制御
    演算処理部の機能を停止させるかのいずれか一方を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の遊戯機器の保全監視装
    置。
JP6013593U 1993-11-09 1993-11-09 遊戯機器の保全監視装置 Pending JPH08164U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11123271A (ja) * 1997-10-23 1999-05-11 Heiwa Corp 遊技機不正改造検出装置
JP2002000898A (ja) * 2000-06-19 2002-01-08 Heiwa Corp 遊技機
JP2002018072A (ja) * 2000-07-05 2002-01-22 Heiwa Corp 遊技機用電子デバイス搭載回路基板

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