JPH11123010A - 播種方法と播種機 - Google Patents

播種方法と播種機

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JPH11123010A
JPH11123010A JP9289945A JP28994597A JPH11123010A JP H11123010 A JPH11123010 A JP H11123010A JP 9289945 A JP9289945 A JP 9289945A JP 28994597 A JP28994597 A JP 28994597A JP H11123010 A JPH11123010 A JP H11123010A
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seeding
seedling
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culture
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Tetsuo Setogawa
哲夫 瀬戸川
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】従来、土を造粒した床土を用いて播種する方法
は作業性が悪かった。そこで圧縮成形されたペレット状
の培地を用いる播種方法とその播種機を提供する。 【解決手段】育苗器に圧縮成型されたペレット状の培地
を入れ、水を含ませて膨脹させ、そのまゝ又は培地を押
圧して播種した後に覆土する播種方法において、育苗器
に入れる培地供給装置8と、培地に水を含ませて膨脹さ
せる培地用灌水装置10と、膨脹した培地を押圧する鎮
圧装置11と、播種装置12と、覆土供給装置13とが
装備されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、圧縮成形された
ペレット状の培地を用いた播種方法とその播種機に関す
る。
【0002】
【従来技術とその課題】従来、土を造粒した床土を用い
て播種するのが一般的であったが、土は重くて嵩張り、
播種作業時に非常に作業性が悪く、然も、その保管場所
も広いところが必要となり効率の悪いものであった。ま
た、土を造粒した床土を輸送する場合も、重くて嵩張る
為に輸送コストが高く産業性の悪いものであった。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、従来の課題
を解決するために、請求項1記載の発明は、育苗器7・
16に圧縮成形されたペレット状の培地1…を入れ、該
培地1…に水を含ませて膨張させ、播種した後に、覆土
した播種方法としたものであり、請求項2記載の発明
は、育苗器7・16に圧縮成形されたペレット状の培地
1…を入れ、該培地1…に水を含ませて膨張させ、培地
1を押圧して播種した後に、覆土した播種方法としたも
のであり、請求項3記載の発明は、圧縮成形されたペレ
ット状の培地1…を育苗器7・16に入れる培地供給装
置8・22と、該培地1…に水を含ませて膨張させる培
地用灌水装置10・24と、播種装置12・26と、覆
土供給装置13・27とを装備してなる播種機としたも
のであり、請求項4記載の発明は、圧縮成形されたペレ
ット状の培地1…を育苗器7・16に入れる培地供給装
置8・22と、該培地1…に水を含ませて膨張させる培
地用灌水装置10・24と、膨張した培地1’を押圧す
る鎮圧装置11・25と、播種装置12・26と、覆土
供給装置13・27とを装備してなる播種機としたもの
であり、請求項5記載の発明は、圧縮成形されたペレッ
ト状の培地1…を育苗器7・16に入れる培地供給装置
8・22と、該培地1…に水を含ませて膨張させる培地
用灌水装置10・24と、膨張した培地1’を押圧する
鎮圧装置11・25と、播種装置12・26と、覆土供
給装置13・27とを装備してなる播種機において、培
地用灌水装置10・24と鎮圧装置11との間に培地1
…の膨張が終了する手段を設けた播種機としたものであ
る。
【0004】
【発明の作用効果】請求項1記載の発明及び請求項3記
載の発明は、育苗器7・16に圧縮成形されたペレット
状の培地1…を入れ、該培地1…に水を含ませて膨張さ
せ、播種した後に、覆土した播種方法及び圧縮成形され
たペレット状の培地1…を育苗器7・16に入れる培地
供給装置8・22と、該培地1…に水を含ませて膨張さ
せる培地用灌水装置10・24と、播種装置12・26
と、覆土供給装置13・27とを装備してなる播種機と
したものであるから、圧縮成形されたペレット状の培地
1は軽くて量が嵩張らず取扱い性も良いので、従来例に
比して、播種作業性が非常に良く、然も、保管場所も狭
くて済み、更に、輸送コストが安くなり、産業性におい
て非常に優れている。
【0005】請求項2記載の発明及び請求項4記載の発
明は、請求項1記載の発明及び請求項3記載の発明に加
えて、水を含ませて膨張させた培地1を押圧して播種す
るので、取扱い性の良いペレット状の培地1…の欠点で
ある膨張させた時の培地1…間の空隙を押圧によりなく
すことができ、然も、育苗器7・16の内部に適切に充
填できて、良質の苗を得ることができる。
【0006】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明に加えて、培地用灌水装置10・24と鎮圧装置11
との間に培地1…の膨張が終了する手段を設けたもので
あるから、適切に培地1…が膨張した後に鎮圧装置11
にて押圧することができ、更に、育苗器7・16に培地
を充填することができ、良質の苗を得ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】最初に、この発明の実施の一形態
である水稲を播種して所謂マット状苗を育苗する場合に
ついて、以下に詳述する。図1に示すものは、圧縮成形
した培地(圧縮成形培地)1の一実施例で、タブレット
(錠剤)の形状に成形したものである。この培地1の材
料となる植物繊維を含む材料としては、ピートやヤシ類
の果実繊維(ヤシの実の果肉部の繊維を圧搾裁断したも
の)、おが屑、樹皮(パーク)などを用いることができ
る。特に、好ましいのはピートであって、しかもそのう
ち、ミズゴケ類が堆積してできたピートモスが最も好ま
しい。なお、ピートモスとヤシ類の果実繊維等を混合し
た材料を用いることもできる。
【0008】なお、ピートモスは、含水率約30%以下
に乾燥すると撥水性が顕著となる。そのため、ピートモ
スを圧縮成形する材料に使用する場合は、それが乾燥し
ていると、圧縮成形後使用時に水で膨張させるとき、そ
の水が吸収されにくくなり、取扱いが不便となる。そこ
で、圧縮成形前にピートモスを、ベントナイト或はモン
モリロナイトの水溶液に浸して、ピートモスの繊維表面
にベントナイト或はモンモリロナイトの微粒子を付着さ
せ、それを乾燥して圧縮成形すれば、圧縮成形されたピ
ートモスが乾燥していても吸水しやすいものとなり、上
記問題は解消される。なお、ベントナイト或はモンモリ
ロナイトは粘土成分の一種で天然の物から抽出できるも
のであるが、化学物質のものを用いるならば、アルキレ
ンオキサイド系やエステル系の非イオン活性剤などを撥
水防止剤として用いることができる。また、ピートモス
は、一般にpH3.5〜5.5と、pHが低いため、消
石灰や生石灰、苦土石灰、炭酸カルシウムなどでpH調
節を行う。なお、取扱易さと効果の面から消石灰が好ま
しい。ところで、上記ベントナイト或はモンモリロナイ
トは、ピートモスを圧縮成形する時のバインダーとして
作用する粘結剤にもなり、成形時の粘結効果を高めるも
のとなる。ほかのバインダーとしてアルギン酸ナトリウ
ム等を使用することもできる。
【0009】また、圧縮成形した培地1が水を含んで膨
張するときの膨張倍率を大きくするため、前記ピートモ
ス等の植物繊維を含む材料に、市販の高吸水性ポリマー
等を混入させて用いることもできる。上記の植物繊維を
含む材料の圧縮成形には、プレス機を用い、下型2の円
筒状の穴内に材料(ピートモスの繊維の内部空間及び表
面にベントナイト或はモンモリロナイトの微粒子を付着
させて被膜を形成した後に乾燥させたもの等)を詰めて
上型3の円筒状突部が上方から下降して圧縮成形する
(図2参照)。このときの各円筒状突部の圧力は、材料
の含水率によって異なるが、50〜300kg/cm2
の圧力で圧縮すると良好に圧縮成形できる。また、圧縮
する材料の含水は、ピートモスの圧縮の場合、繊維質を
傷めないよう、45〜60%の含水率のものが好まし
い。
【0010】また、具体的な寸法を示すと、圧縮成形培
地1の大きさは、直径D1=3mm、高さH1=3mm
の円筒形状に圧縮成形されて、所謂ペレット状になって
いる。図3に示す播種機4は、連続移送用の第1コンベ
ア5と連続移送用の第2コンベア6とが移送上手側から
連ねて設置されており、その両コンベア5・6上を順に
引き継がれて育苗器の一種である水稲用の苗箱7(一般
的な平面視が長方形で、内法が縦=30cm・横=60
cm・深さ=3cmで、底に水抜き孔7aが多数設けら
れた箱)が移送されていくようになっている。そして、
第1コンベア5上に前記圧縮成形培地1を苗箱7内に薄
く敷き詰める培地供給装置8とその下手側に均平装置と
しての均平ブラシ9と圧縮成形培地1を膨張させる培地
用灌水装置10が設置され、第2コンベア6上に鎮圧装
置11と散播型播種装置12と覆土供給装置13と灌水
装置14が設置されている。
【0011】ここで、上記水稲苗箱7用の播種機4の各
装置の構成と前記圧縮成形培地1を用いた播種作業につ
いて詳述する。第1コンベア5及び第2コンベア6は、
各々移送モータM1・M2で駆動される構成となってい
る。これにより、その上に載せられた苗箱7は、各移送
モーターM1・M2が回転するとベルト移動イ方向に同
速度で連続移送される。
【0012】培地供給装置8は、一般的なベルト式の床
土供給装置と同じもので、培地ホッパー8aとベルト式
の培地繰出部8bからなる。培地繰出部8bは、モータ
ーM3により回転駆動されるローラー8cと従動ローラ
ー8dとにベルト8eが巻き掛けられ、そのベルト8e
の回転により上部の培地ホッパー8内の圧縮成形培地1
を定量づつ繰出し、この装置8の下をくぐるように移送
される苗箱7内にその培地1が図4に示すようにH2=
10mmの厚さになるように供給されていく。
【0013】均平ブラシ9は前記モーターM3から伝動
されて駆動回転され、苗箱7内に供給された圧縮成形培
地1の厚さH2を均一にする。培地用灌水装置10は、
ポンプにより水を灌水することができる一般的な灌水装
置で、その下方を移送される苗箱7の圧縮成形培地1…
に灌水する。苗箱7内の圧縮成形培地1…は、ピートモ
スの繊維の内部空間及び表面にベントナイト或はモンモ
リロナイトの微粒子を付着させて被膜が形成されている
ので、急速に水を吸収して膨張し(灌水装置10から次
行程の鎮圧装置11の鎮圧ローラー11aまでの距離R
を苗箱7が移送される間に膨張は終了する。換言する
と、圧縮成形培地1…の膨張が終了するに必要な距離R
が、灌水装置10と次行程の鎮圧装置11との間に設定
されている。)、図4の仮想線に示すようにH3=27
〜29mmの厚さになる。尚、圧縮成形培地1の膨張
は、テストすると3〜5秒で終了する。
【0014】鎮圧装置11は、左右支持フレーム間に一
般的なマット苗用の鎮圧ローラー11aが軸支されて設
けられており、この鎮圧ローラー11aが移送されてく
る苗箱7内の膨張した培地1…を上から押圧作用して図
5のように鎮圧し、圧縮成形培地1…間の内部の空隙を
無くすと共に、表面を平らにして均一な苗床状態(一枚
のマット状苗床1’)にする。
【0015】散播型播種装置12は、種子ホッパー12
aと種子繰出部12bからなる。種子繰出部12bは、
ホッパー12a内の種子を定量ずつ繰り出す繰出ローラ
ー12cがモーターM4により回転駆動されるように設
けられている。この散播型播種装置12により、この下
を移送される苗箱7の培地1’上面に一様に種子が播種
される。
【0016】覆土供給装置13は、覆土ホッパー13a
とベルト式の覆土繰出部13bからなる。覆土繰出部1
3bは、モーターM5により回転駆動されるローラー1
3cと従動ローラー13dとにベルト13eが掛けら
れ、そのベルト13cの回転により上部の覆土ホッパー
13a内の覆土を定量づつ繰出し、この装置13の下を
移送される苗箱7内に覆土が図6のように供給される。
【0017】灌水装置14は、ポンプにより水を灌水す
ることができる一般的なもので、その下方を移送される
図6のように覆土された苗箱7に均一に灌水する。そし
て、播種作業を終えた苗箱7は、発芽装置に入れられて
発芽させた後に、育苗が行われる。このようにして播種
作業が行なわれるのであるが、ペレット状の培地1…
は、ピートモスの繊維の内部空間及び表面にベントナイ
ト或はモンモリロナイトの微粒子を付着させて被膜を形
成した後に圧縮成形したものであるから、軽くて嵩張ら
ないので、培地供給装置8の培地ホッパー8aへの培地
1…の供給作業は非常に容易に行なえ、保管場所も狭く
て良い。また、培地ホッパー8aへ培地1…を培地保管
ホッパーから自動供給する場合にも、培地1…は嵩張ら
ないので培地保管ホッパーは小型のもので良く、然も、
供給の為の移送手段も軽量の培地1…を移送するもので
あるから小型で駆動力の少ないもので良く、低コストの
構成となる。更に、軽くて嵩張らない培地1…の輸送コ
ストは安く、産業上でも優れている。そして、培地1…
は、ピートモスの繊維の内部空間及び表面にベントナイ
ト或はモンモリロナイトの微粒子を付着させて被膜を形
成しているので、灌水すると急速に膨張し、作業効率が
良い。
【0018】また、培地用灌水装置10と鎮圧装置11
との間に培地1…の膨張が終了する手段としての圧縮成
形培地1…の膨張が終了するに必要な距離Rを設けたの
で、適切に培地1…が膨張した後に、ペレット状の培地
1…が膨張した時に生じる培地1…間の空隙を鎮圧装置
11の押圧によりなくすことができて、育苗器7の内部
に適切に充填でき、然も、表面を平らにして均一な苗床
状態(一枚のマット状苗床1’)にすることができるの
で、良質の苗を得ることができる。尚、培地用灌水装置
10と鎮圧装置11との間に培地1…の膨張が終了する
手段としては、上記のように距離Rを設ける以外に、培
地用灌水装置10と鎮圧装置11との間に苗箱7の間歇
移送装置を設けて、培地1…の膨張が終了するまで鎮圧
装置11の手前で苗箱7を一時停止させる構成としても
良い。
【0019】そして、育苗時には、マット状苗床1’の
主成分がピートモスであるので、保水性が良くて育苗作
業が容易であり、良質の苗を簡単に育成でき、然も、育
苗が終了した苗を圃場への移植の為に圃場まで運ぶ際に
も、軽量であるから、従来の土のように重労働ではなく
非常に作業が容易である。次に、育苗器の一種である一
株毎に分かれた育苗ポット15を多数連結して形成され
た所謂セルトレイ16で白菜・キャベツ・ブロッコリー
・玉葱・ネギ等の野菜苗や水稲の成苗を播種育苗する場
合について、以下に詳述する。
【0020】圧縮成形培地1は、前例のものと同じもの
を用いる。尚、育苗ポットの小さいものの場合は、もっ
と小さなペレット状のものを用いた方が良い。セルトレ
イ16は、円柱形状の育苗ポット15を多数設けたセル
トレイの一種であり、セルトレイ16全体が多少撓んで
曲がるような合成樹脂にて一体成形されている。また、
このセルトレイ16は、小さな育苗ポット15…の口縁
部側を縦横に連結し、各育苗ポット15…の底部には水
抜き孔17が形成され、縦横10個×20個の育苗ポッ
ト15…を縦横に整然と配列し連結したものである(図
7)。
【0021】図8に示す播種機18は、連続移送用の第
1コンベア19a・第2コンベア19bと、連続移送と
間歇移送とを切替可能な播種コンベア20と、連続移送
用の第3コンベア21とが移送上手側から順に連ねて設
置されており、その各コンベア19a、19b、20、
21上を順に引き継がれてセルトレイ16が移送されて
いくようになっている。そして、第1コンベア19a上
に前記圧縮成形培地1を各育苗ポット15内に少量供給
する培地供給装置22とその下手側に回転ブラシ23と
圧縮成形培地1を膨張させる培地用灌水装置24が設置
され、第2コンベア19b上に鎮圧装置25が設置さ
れ、播種コンベア20上に点播型播種装置26が設置さ
れ、第3コンベア21上に覆土供給装置27・霧状灌水
装置28が設置されている。ここで、このセルトレイ1
6用の播種機18の各装置の構成と前記圧縮成形培地1
を用いた播種作業について詳述する。
【0022】第1コンベア19a及び第2コンベア1b
は、移送モータM6で駆動される構成となっている。こ
れにより、その上に載せられたセルトレイ16は、移送
モーターM6が回転するとベルト移動イ方向に連続移送
される。尚、セルトレイ16が厚みの薄いものや全体が
軟らかい材質でできているものの場合は、図9・図10
に示すようにセルトレイ16を前記箱状の苗箱7に載置
して播種育苗する。
【0023】播種コンベア20は、フレーム20a・2
0aで支持されたローラー軸20b、20cにローラー
20d、20eがそれぞれ取り付けられ、そのローラー
20d・20e間に移送ベルト20fが巻き掛けられて
いる。そして、一方のローラー軸20b、即ち播種コン
ベア20の駆動軸には、連続移送用の駆動モータM7に
よる連続駆動機構と、間歇移送用のエアーシリンダーC
1による間歇駆動機構とが連動連結している。具体的に
は、まず、ローラー軸20bには、連続移送用のスプロ
ケット29が連続駆動側一方向クラッチ29aを介して
取り付けられ、そのスプロケット29と駆動モーターM
7の駆動軸30に一体回転するように取り付けた連続駆
動スプロケット30aとの間にチェン31が掛けられ
て、連続駆動機構が構成されている。これにより、連続
駆動側一方向クラッチ29aを境界に連続駆動側(駆動
モーターM7側)とローラー軸20b側とにおいて、連
続駆動側が駆動側となるときには連続駆動側からローラ
ー軸20bへ伝動し、ローラー軸20b側が駆動側とな
るときにはローラー軸20bから連続駆動側へは伝動し
ない。即ち、駆動モーターM7が駆動回転するとき、そ
の駆動モーターM7の連続回転がローラー軸20bへ伝
動して播種コンベア20が連続移送状態になる。駆動モ
ーターM7が駆動しないときには、間歇駆動機構により
ローラー軸20b側が間歇駆動されても、駆動モーター
M7は強制的に回転されることはない。
【0024】また、ローラー軸20bには、間歇移送用
のスプロケット32が取り付けられ、そのスプロケット
32と間歇駆動軸33に一体回転するように取り付けた
間歇駆動スプロケット34とにチェン35が掛けられ、
更に、間歇駆動軸33に、遊端側が間歇駆動用のエアー
シリンダーC1のピストンC1aが連結するアーム36
aの基部が固着するアーム筒36が間歇駆動側一方向ク
ラッチ37を介して取り付けられて、間歇駆動機構が構
成されている。間歇駆動側一方向クラッチ37により、
エアーシリンダC1のピストンC1aが突出してアーム
筒36が回転するときは間歇駆動軸33が一体回転する
よう伝動され、エアーシリンダC1のピストンC1aが
引っ込んでアーム筒36が逆回転するときは間歇駆動軸
33は無駆動となり伝動しない。これにより、エアーシ
リンダC1のピストンC1aが所定のタイミングで一定
ストローク作動すると、間歇駆動軸33が一定角度づつ
間歇に回転してローラー軸20bが間歇駆動回転し、播
種コンベア20が間歇移送状態となる。また、間歇駆動
側一方向クラッチ37を境界に間歇駆動側(エアーシリ
ンダC1側)とローラー軸20b側との間で、間歇駆動
側が駆動側となるときには間歇駆動側からローラー軸2
0bへ伝動して前述の通り間歇回転がローラー軸20b
へ伝動し、エアーシリンダC1が作動せず、連続駆動機
構によりローラー軸20b側が連続駆動されても、間歇
駆動側一方向クラッチ37からエアーシリンダC1側へ
はその連続回転が伝動することはない。
【0025】ところで、播種コンベア20の間歇移送
は、セルトレイ16の育苗ポット15…一列分づつ正確
に且つ迅速に間歇移送しなければならないので、ローラ
ー軸20bが所定量回転したら、直ちに停止し、播種動
作が終了すれば、再び直ちに回転し始めなければならな
い。そこで、上記播種コンベア20の駆動機構におい
て、連続移送用のスプロケット29がローラー軸20b
に一体回転するように取り付けられず連続駆動側一方向
クラッチ29aが介装されて取り付けられていることに
より、以下の点の効果が生じている。即ち、エアーシリ
ンダC1が作動して間歇駆動機構側からローラー軸20
bが間歇回転駆動されたときに、その回転は連続駆動側
一方向クラッチ29aから駆動モーターM7側には伝動
されず、モーターM7が強制的に回転されることはな
い。これにより、間歇駆動時におけるローラー軸20b
の慣性重量を小さく留めることができる。よって、エア
ーシリンダC1のピストンC1aが所定のストローク突
出した後のローラー軸20b側の惰性回転を抑えること
ができ、また、エアーシリンダC1のピストンC1aの
突出時の負荷を小さくできて、所定の移送量づつ正確且
つ迅速な間歇移送ができるようになる。これにより、各
育苗ポット15…の中央により正確に播種されるように
なって播種精度が向上し、また、播種作業スピードも高
められて播種能率も向上する。尚、BLはブレーキ装置
で、間歇移送用のスプロケット32に一体の回転ディス
ク32aを挾み込んでローラー軸20bにブレーキ作用
を施すもので、前述の間歇駆動時におけるローラー軸2
0bの惰性回転を更に抑えるためのものである。
【0026】以上のように、播種コンベア20の駆動機
構が構成されたので、移送ベルト20f上に載せられた
苗箱7は、モーターM7とエアーシリンダC1の作動切
替により、ベルト移動方向に連続移送或は間歇移送され
る。そして、モーターM7により移送ベルト20f上に
載せられた苗箱7が連続移送されるときの速度は、第1
コンベア19a・第2コンベア19b上に載せられた苗
箱7の移動速度と同じ速度になるように構成されてお
り、エアーシリンダC1により間歇移送される速度は当
然に遅い速度となる。
【0027】第3コンベア21は、移送モータM8で駆
動される構成となっている。これにより、苗箱7は、移
送モーターM8が回転するときはベルト移動方向に連続
移送、停止するときは移送停止される。尚、第3コンベ
ア21上に載せられた苗箱7は、第1コンベア19a・
第2コンベア19b上に載せられた苗箱7の移動速度と
同じ速度にて移送されるように構成している。
【0028】培地供給装置22は、一般的なベルト式の
床土供給装置と同じもので、培地ホッパー22aとベル
ト式の培地繰出部22bからなる。培地繰出部22b
は、モーターM9により回転駆動されるローラー22c
と従動ローラー22dとにベルト22eが巻き掛けら
れ、そのベルト22eの回転により上部の培地ホッパー
22内の圧縮成形培地1を定量づつ繰出し、この装置2
2の下をくぐるように移送される苗箱7に載置されたセ
ルトレイ16の各育苗ポット15…内にペレット状の圧
縮成形培地1が図14に示すように育苗ポット15の深
さの約1/3まで供給される。
【0029】回転ブラシ23は前記モーターM9から伝
動されて駆動回転され、セルトレイ16の各育苗ポット
15…間の上に載ってしまった圧縮成形培地1を育苗ポ
ット15…内に掃き落とす。培地用灌水装置24は、ポ
ンプにより水を灌水することができる一般的な灌水装置
で、その下方を移送されるセルトレイ16の各育苗ポッ
ト15…内の圧縮成形培地1…に灌水する。
【0030】セルトレイ16の各育苗ポット15…内の
圧縮成形培地1…は、ピートモスの繊維の内部空間及び
表面にベントナイト或はモンモリロナイトの微粒子を付
着させて被膜が形成されているので、急速に水を吸収し
て膨張し(灌水装置24から次行程の鎮圧装置25のポ
ット用鎮圧ローラー25aまでの距離Rを移送される間
に膨張は終了する。換言すると、圧縮成形培地1…の膨
張が終了するに必要な距離Rが、灌水装置24と次行程
の鎮圧装置25との間に設定されている。)、図15に
示すように各育苗ポット15…の上端部の高さまで一杯
になる。
【0031】鎮圧装置25は、左右支持フレーム間に各
育苗ポット15…に対応する押圧突起を有する一般的な
ポット用鎮圧ローラー25aが軸支されて設けられてお
り、この鎮圧ローラー25aが移送されてくるセルトレ
イ16の育苗ポット15…内の膨張した培地1…を上か
ら押圧作用して図16のように鎮圧し、圧縮成形培地1
…間の内部の空隙を無くしてポット内形状の培地1’に
すると共に、表面に播種穴38を形成する。
【0032】点播型播種装置26は、種子S…を一粒づ
つ吸着する吸着ノズル39…が、エアータンク40に前
記セルトレイ16の左右方向の育苗ポット15…の数
(10個)だけ取り付けられている。エアータンク40
はバキュウム装置Vと連結しており、吸着ノズル39…
が種子S…を収容する種子受け樋41上に移動したとき
にバキュウム装置Vが吸引作動し、受け樋41に収容さ
れた種子S…をノズル39…の先端口にそれぞれ一粒づ
つ吸着する。そして、吸着ノズル39…の先端口に種子
S…が吸着された状態で、エアータンク40の左右に設
けられた移動リンク42に連結するエアーシリンダーC
2のピストンC2aが突出作動して、各ノズル39…が
それに対応する漏斗43…上に位置するようにエアータ
ンク40が移動する。そして、前記バキュウム装置Vに
作動が停止して逆にエアーがノズル39…の先端口から
吐出し、更に、ノズル39…の内側のニードル39a…
が各ノズル39…の先端口から突出する。これにより、
ノズル39…の先端口に吸着していた種子S…が放出さ
れて、それぞれ対応する漏斗43…内に落下する。漏斗
43…の出口はそれぞれ播種ホース44…が連結され、
そのホース44…の下端口に播種ノズル45…が取り付
けられている。よって、漏斗43…内に落下した種子S
…は播種ホース44…内を通って播種ノズル45…の下
端口から放出される。以上のように、この播種装置26
は、吸着ノズル39…が一粒づつ吸着して播種位置に放
出するように構成されている。吸着ノズル39…の先端
口の口径は小さく設けられるので、粒径の小さい裸種子
でも確実に一粒づつ播種できる。
【0033】更に、上記播種装置26の播種ノズル45
…は、その下方に移送される苗箱7内のセルトレイ16
の左右方向の育苗ポット15…の配列ピッチに合わせて
ノズル45の下端口が各育苗ポット15…の口部中央に
前記鎮圧装置25にて形成された播種穴38…に対応し
て位置するようにノズル固定部材46で固定されてい
る。ノズル固定部材46は、その両端部で播種ノズル上
下用シリンダC3、C4のピストンC3a、C4aと連
結し、また、固定部材46の上下移動をガイドするガイ
ド棒47、47に摺動自在に係合している。上下用エア
ーシリンダC3、C4のピストンC3a、C4aが突出
作動して固定部材46が上から下に移動すると、播種ノ
ズル45…が前工程で形成された育苗ポット15…内の
各播種穴38…近くまで下動し、その播種穴38…内に
一粒ずつ播種する。この間、播種コンベア20は移送停
止状態にあり、横一列の育苗ポット15…への播種が完
了すると、上下用エアーシリンダC3、C4のピストン
C3a、C4aが引っ込み作動して固定部材46が下か
ら上に移動する。その後、播種コンベア20が間歇移送
作動して、苗箱7に載置されたセルトレイ16の育苗ポ
ット左右横方向一列分15…だけ移送し再び停止する。
そして、再び、上下用エアーシリンダC3、C4のピス
トンC3a、C4aが突出作動して、播種ノズル45…
の下端口直下の左右一列の育苗ポット15…に対して播
種する。
【0034】上記播種装置26で苗箱7に載置されたセ
ルトレイ16の各育苗ポット15…内に播種される間
は、播種コンベア20は間歇移送状態となるが、その前
後は連続移送状態に切り替わる。即ち、連続移送状態
で、苗箱7の先端部が位置X1(苗箱7に載置されたセ
ルトレイ15…の移送方向最前列の育苗ポット15…が
播種位置に来た時の苗箱7の先端位置)に移送される
と、それを第1苗箱位置検出器(ここでは、接触式のリ
ミットスイッチ)が検出し、播種コンベア20を連続移
送状態から間歇移送状態に切り替える。そして、間歇移
送状態にて、各育苗ポット15…内に一粒づつ播種さ
れ、移送方向最後列の育苗ポット15…が播種ノズル4
5から播種された後で、苗箱7の先端部が位置X2(苗
箱7に載置されたセルトレイ16…の移送方向最後列の
育苗ポット15…が播種ノズル45…の真下となる位置
から一回間歇送りをした苗箱7の先端位置)に移送され
ると、それを第2苗箱位置検出器(ここでは、接触式の
リミットスイッチ)が検出し、播種コンベア20を間歇
移送状態から連続移送状態に切り替える。よって、位置
X1から位置X2の区間の距離は、苗箱7の移送方向の
長さL+α(セルトレイ16の移送方向の育苗ポット列
分+1列)の距離となる。そして、次の苗箱7が移送上
手側から前記位置X1まで移送されてくると、再び間歇
移送状態に切り替わる。ところで、第1コンベア19a
及び第2コンベア19bの苗箱7の移送速度は、播種コ
ンベア20が連続移送状態に切り替わる時に丁度播種コ
ンベア20の始端部に苗箱7が一箱載っているようなタ
イミングになる速度に設定されている。また、第3コン
ベア21は、播種コンベア20が連続移送状態の速度と
同じ速度に設定されている。
【0035】覆土供給装置27は、覆土ホッパー27a
とベルト式の覆土繰出部27bからなる。覆土繰出部2
7bは、モーターM10により回転駆動されるローラー
27cと従動ローラー27dとにベルト27eが掛けら
れ、そのベルト27cの回転により上部の覆土ホッパー
27a内の覆土を定量づつ繰出し、この装置27の下を
くぐるように移送される苗箱7に載置された各育苗ポッ
ト15…内に覆土が図17のように供給される。尚、野
菜の場合は、覆土14にバーミキュライトを用いると、
比重が軽いので、種子が出芽し易く出芽率が向上し、ま
た、保水性が良いので育苗も容易である。
【0036】霧状灌水装置28は、ポンプにより水を霧
状に散水して覆土の飛散や種子の移動を防止して灌水す
ることができる一般的なもので、その下方を移送される
図17のように覆土された育苗ポット15…に均一に灌
水する。このようにして播種作業を終えた苗箱7に載置
されたセルトレイ16は、そのまま圃場若しくはハウス
内に置いて灌水して育苗が行われる。また、セルトレイ
16を苗箱7から取り出して、格子状若しくは網状の台
の上に載置して育苗される。
【0037】このようにして播種作業が行なわれるので
あるが、播種作業は前例の播種機4と同じく産業上優れ
ており作業効率が良い。そして、育苗時には、ポット内
の培地1’の主成分がピートモスであるので、保水性が
良くて育苗作業が容易であり、良質の苗を簡単に育成で
き、然も、育苗が終了した苗を圃場への移植の為に圃場
まで運ぶ際にも、軽量であるから、従来の土のように重
労働ではなく非常に作業が容易である。また、野菜苗の
場合、圃場は畑であるが、この育苗された苗は根部に培
地1’の主成分である保水性の良いピートモスを持った
まま移植されるので、苗は容易に圃場に活着する(移植
後に雨が降らなくて、多少、圃場が乾いても、苗の根部
の培地1’は保水性が良い為)。従って、良好なる野菜
作が行なえる。
【0038】尚、上記の例においては、育苗器としてセ
ルトレイ16に多数配列した育苗ポット15…の例を示
したが、植木鉢やビニールポット(鉢)等の単体の育苗
器に本願発明を用いても良いことは、謂うまでもない。
最後に、図19は圧縮成形培地1の他の製造例を示し、
圧縮成形培地1の直径D1=3mmに等しい径の孔50
が多数設けられたシリンダー51内に材料(ピートモス
の繊維の内部空間及び表面にベントナイト或はモンモリ
ロナイトの微粒子を付着させて被膜を形成した後に乾燥
させたもの等)を入れて、ピストン52にて圧縮押出し
成形し、孔50より押し出された培地1をカッター53
にて3mmの長さに切断して、ペレット状の圧縮成形培
地1を製造するものである。この製造方法によれば、容
易に大量生産できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧縮成形培地1の一例を示す斜視図である。
【図2】圧縮成形培地1の圧縮成形の一例を示す側面図
である。
【図3】水稲用の播種機4の全体側面図である。
【図4】圧縮成形培地1…を苗箱7内に薄く敷き詰めた
例を示す断面側面図である。
【図5】苗箱7内の膨張した培地1…を上から押圧作用
して鎮圧した状態(一枚のマット状苗床1’)を示す断
面側面図である。
【図6】一枚のマット状苗床1’に播種して覆土した状
態を示す断面側面図である。
【図7】育苗器の他例を示すセルトレイ16の全体斜視
図である。
【図8】他例の播種機18を示す全体側面図である。
【図9】播種機18の播種装置26の要部を示す側面図
である。
【図10】播種機18の播種装置26の要部を示す正面
断面図である。
【図11】播種コンベア20の駆動を説明する側面図で
ある。
【図12】吸着ノズル39の作用を示す正面断面図であ
る。
【図13】吸着ノズル39の作用を示す正面断面図であ
る。
【図14】圧縮成形培地1…を育苗ポット15…に入れ
た例を示す断面側面図である。
【図15】育苗ポット15へ入れた圧縮成形培地1が水
を含んで膨張が終了した状態を示す断面側面図である。
【図16】育苗ポット15内の膨張した培地1’を上か
ら押圧作用して鎮圧し播種穴38を形成した状態を示す
断面側面図である。
【図17】播種穴38に播種して覆土した状態を示す断
面側面図である。
【図18】苗が成育した状態を示す断面側面図である。
【図19】圧縮成形培地1の成形の他例を示す断面側面
図である。
【符号の説明】 1 培地(圧縮成形培地) 4 水稲
苗箱7用の播種機 7 苗箱 8 培地
供給装置 10 培地用灌水装置 11 鎮
圧装置 12 散播型播種装置 13 覆
土供給装置 15 育苗ポット(育苗器) 16 セ
ルトレイ 18 セルトレイ16用の播種機 22 培
地供給装置 23 回転ブラシ 24 培
地用灌水装置 25 鎮圧装置 26 点
播型播種装置 27 覆土供給装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A01G 27/00 A01G 27/00 505Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 育苗器7・16に圧縮成形されたペレッ
    ト状の培地1…を入れ、該培地1…に水を含ませて膨張
    させ、播種した後に、覆土したことを特徴とする播種方
    法。
  2. 【請求項2】 育苗器7・16に圧縮成形されたペレッ
    ト状の培地1…を入れ、該培地1…に水を含ませて膨張
    させ、培地1を押圧して播種した後に、覆土したことを
    特徴とする播種方法。
  3. 【請求項3】 圧縮成形されたペレット状の培地1…を
    育苗器7・16に入れる培地供給装置8・22と、該培
    地1…に水を含ませて膨張させる培地用灌水装置10・
    24と、播種装置12・26と、覆土供給装置13・2
    7とを装備してなる播種機。
  4. 【請求項4】 圧縮成形されたペレット状の培地1…を
    育苗器7・16に入れる培地供給装置8・22と、該培
    地1…に水を含ませて膨張させる培地用灌水装置10・
    24と、膨張した培地1’を押圧する鎮圧装置11・2
    5と、播種装置12・26と、覆土供給装置13・27
    とを装備してなる播種機。
  5. 【請求項5】 圧縮成形されたペレット状の培地1…を
    育苗器7・16に入れる培地供給装置8・22と、該培
    地1…に水を含ませて膨張させる培地用灌水装置10・
    24と、膨張した培地1’を押圧する鎮圧装置11・2
    5と、播種装置12・26と、覆土供給装置13・27
    とを装備してなる播種機において、培地用灌水装置10
    ・24と鎮圧装置11との間に培地1…の膨張が終了す
    る手段を設けたことを特徴とする播種機。
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