JP3572683B2 - 育苗培土 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、セル成形苗用育苗培土に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
近年、野菜、花卉類の育苗において、省力化、機械化、苗輸送の簡便さなどの点から、プラスチックなどの小さなセル(ポット)を連結した育苗容器(トレー)を使用したセル成形苗育苗が増加している。このセル成形苗育苗の利点としては、トレーへの培土の充填、播種、散水管理などの機械化が容易であること、単位面積当たりの育苗本数が多く集約的で効率的な育苗管理ができること、育苗された苗をトレーのままダンボール箱などのケースで輸送することが可能であり、さらには圃場への定植、ポットへの移植、あるいは接ぎ木作業が機械化しやすいことなどが挙げられる。
【0003】
しかしながら、上記の利点を生かすためには、育苗する作物種類、育苗時期、期間、管理法に応じたトレーや培土の選定、散水、養分管理などに細心の注意が払われなければならない。特に、使用する培土の選定は重要で、一般的なポット育苗培地に比べて非常に少ない容積の培土で育苗されるために、同じトレーと育苗管理であっても、培土の通気性、保水性、空隙率などの物理的特性や養分含量、pHなどの化学的特性の違い、培土量の違いなどにより、苗の生育が著しく異なる。
【0004】
そこで、セル成形苗育苗においては、市販されている多種多様な培土を購入したり、育苗者が独自に素材を混合したりして使用しているのが現況である。
【0005】
ところで、トレーへの培土の充填は、通常、手作業か充填機によって、トレーの上方より培土を散布する形態で行なわれる。培土としては、一般的に保水性や空隙率の高いものが多く使用されるため、トレーへの充填前に水分を多く含有させると、流動性が低下して充填作業の効率が悪くなるだけでなく、作業中に培土の物理的特性が悪化する。この悪化した物理的特性を、充填後に修復することは困難である。また、培土を乾燥した状態で充填すると、作業効率は上がるが、充填した培土容量がセルごとに不均一になりやすく、その結果、苗に供給される水分、養分などが不均一となり、生育が不揃いになる。
【0006】
また、セル成形苗用培土は、一般土壌に比べて容積当たりの重量が軽いものが多いが、その反面、容積が大きいために輸送、保管などが不便になる場合がある。
【0007】
近年、セル成形苗育苗システムにおいては、育苗トレー、播種機、散水装置、定植機、培土などについての開発がすすんでいる。しかし、培土の充填法に関しては、手作業か機械によって、トレーの上方から培土を散布するか、または散布後に軽く押えるなどの方法が採用されているにすぎず、いずれもセル当たりの培土容量を一定にするために充分な方法とはいえない。
【0008】
また、苗ごとの培土量を一定にするものとして、従来から、土壌とピートモスなどを水と混合してブロック状にしたものや、フェノール樹脂の発泡体、ロックウールなどの人工繊維をブロック状にしたものなどがあるが、いずれもセル成形苗育苗には適していない。また、ピートモスを円形や板状に圧縮したものもあるが、これらをセル成形苗育苗に用いた例は少なく、ピートモスのみでは多種多様な作物の育苗に適応できない。
【0009】
本発明の課題は、野菜類、花卉類のセル成形苗育苗において、トレーへの培土の充填作業を簡便化し、しかもセル当たりの培土容量を一定にすることのできる、成形された育苗培土を提供する処にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のセル成形苗用育苗培土は、植物繊維素材50〜100重量%を含有する培土と、該培土に対して1〜15重量%の高吸水性ポリマーおよび0.01〜2重量%の浸透剤とからなる混合物を成形してなる。成形する方法としては、打錠法が好ましい。また、打錠法により得られる育苗培土の、吸水による膨張倍率が10〜15倍であることが好ましい。
【0011】
本発明のセル成形苗用育苗培土を、育苗トレーの1穴(1セル)当たり1個ずつ入れ、散水すれば、直ちに膨張して穴一杯になる。そのため、本発明によれば、また、上記育苗培土を、育苗トレーの1セル当たり1個ずつ入れ、散水し膨張させることにより各セルに充填することを特徴とする育苗培土の充填方法が提供される。
【0012】
本発明に用いる培土としては、植物繊維素材を含有するものであればよい。本発明における植物繊維素材とは、植物性の繊維を用いた培土用素材のことであり、例えば、ピート、ヤシ類の果実繊維、おが屑、樹皮(パーク)などが挙げられる。
【0013】
ピートとは、各種植物が主に寒冷地で堆積し、全体的または部分的に腐植化したものである。ピートには、ミズゴケ類が堆積したミズゴケピート(ピートモス、sphagnum peat)、アシ、ヨシ類が堆積したリードピート(reed peat)、樹木類が堆積した木質ピート(woody peat)、腐植化が非常に進んだブラックピート(black peat)などがある。
【0014】
ヤシ類の果実繊維としては、ヤシの実の果肉部を繊維束の方向とほぼ直交する方向に圧搾した後、断裁してなるものが好ましい。
【0015】
植物繊維素材としては、ピートとヤシ類の果実繊維が好ましく、特にピートモスが好ましい。また、培土中の植物繊維素材の割合は、50〜100重量%であるのが好ましい。
【0016】
培土は、育苗用として通常用いられているものでよいが、打錠またはプレス成形する時に水が滲み出て機器に付着することは望ましくないので、水が滲み出ない程度に乾燥したものがよい。好ましい含水率は、一概にいえないが、10重量%以下である。
【0017】
このような培土のみを打錠またはプレス成形したものに散水すれば、植物繊維素材の膨潤性のために、ある程度は膨張する。しかしながら、植物繊維素材の膨張力のみでは、成形して小型化するための圧縮倍率を極めて大きくしなければならない上に、圧縮されて緻密になるために表面の濡れ性が悪くなり、散水しても吸水・膨張に時間がかかる。散水すれば直ちに膨張し、しかも膨張倍率を大きくするためには、植物繊維素材だけではなく、それ以外の膨張性成分が必要である。そこで、本発明においては、その成分として高吸水性ポリマーと浸透剤を用いる。
【0018】
本発明で用いる高吸水性ポリマーは、特殊品である必要はなく、市販の粒状または球状の高吸水性ポリマーでよい。高吸水性ポリマーとしては、例えば、架橋あるいは橋掛けされたポリアクリル酸塩系、イソブチレン/マレイン酸系、デンプン/ポリアクリル酸塩系、ポリビニルアルコール/ポリアクリル酸塩系、橋掛けポリビニルアルコール系、橋掛けポリエチレングリコール系、橋掛けポリ−N−ビニルアセトアミド系、橋掛けカルボキシメチルセルロースなど、高分子電解質などの水溶性ポリマーを何らかの方法で不溶化した化学製品が挙げられる。吸水倍率は、脱イオン水または水道水で50倍以上であり、できるだけ高いものが好ましい。粒径は、吸水倍率にもよるが、0.5〜2mm程度のものが好ましい。添加量は、培土に対して1〜15重量%であるのが好ましく、より好ましくは3〜12重量%である。
【0019】
浸透剤は、成形品への水の浸透性を高めるために用いる。浸透剤の働きにより、成形品の表面の濡れ性がよくなり、散水すると直ちに吸水して膨張する。
【0020】
浸透剤としては、アニオン系のスルホコハク酸タイプやアルキルベンゼンスルホン酸タイプよりも、非イオン系が好ましく、高級アルコール、アルキルアリール、ポリプロピレングリコールなどにアルキレンオキサイドを付加したアルキレンオキサイド系非イオン活性剤、ソルビトールや蔗糖を高級脂肪酸でエステル化したエステル系非イオン活性剤、このエステル系非イオン活性剤にさらにアルキレンオキサイドを付加したアルキレンオキサイド付加エステル系非イオン活性剤が好ましい。添加量は、培土に対して0.01〜2重量%であるのが好ましい。
【0021】
なお、予め培土に肥料や栄養剤を添加していてもよい。
【0022】
培土、高吸水性ポリマーおよび浸透剤の混合物を成形するには、打錠法またはプレス成形法によるのがよいが、圧縮比率の調整、生産性の点より、打錠機を用いた打錠法が特に好ましい。
【0023】
市販のセル成形苗育苗トレーのセルの口径は、11〜45mmで20mm前後が標準であり、セルの容量は、1.5〜85mlで30ml前後が標準である。これに従い、膨張倍率10〜15倍前後を標準に考えると、標準のセル形の場合には、成形培土の大きさを錠径(錠直径)20mmで錠厚7〜10mmとするように、混合物の組成を設定すればよい。
【0024】
成形培土の形状は特に限定されないが、セルに入れるのに転がして入れるのが便利であることから、球状に近いものが好ましい。
【0025】
このような成形培土は、例えば畑鉄工所の打錠機FXOONなどで容易に製造することができる。
【0026】
【実施例】
以下実施例により本発明を説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0027】
実施例1〜3、比較例1〜3
ピートモス、バーミュキライトおよびパーライトを主成分とする成形苗用培土(タキイ種苗社製:マザーソイルたねまき用)を含水率10重量%以下に乾燥したもの100重量部に、表1に示すように高吸水性ポリマー(日本触媒化学工業社製:アクマリックCA H−2)と浸透剤(BASF−Wyandat製:プルロニックL63:ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックコポリマー)を配合し、錠径20mmで錠厚7mmの碁石形になるように調整して打錠した。
【0028】
打錠品に散水して膨張状態を観察した。その結果を表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】
表1から明らかなように、高吸水性ポリマーと浸透剤を配合したもののみが本発明の目的を達成できた。
【0031】
実施例4〜9
ピートモス(三洋貿易社製:ACADIAN PEAT MOSS)とバーミュキライト(旭工業社製:バーミュキライトS)の7/3混合培土(含水率10重量%以下)100重量部に、表2に示すように各種の高吸水性ポリマーと浸透剤としてTween80(ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル:J.T.Baker Chemicals社製)を加えて、実施例1〜3と同様に打錠した。
【0032】
打錠品に散水して膨張状態を観察した。その結果を表2に示す。
【0033】
【表2】
【0034】
表2から明らかなように、高吸水性ポリマーの品種によらず本発明の目的を達成できた。
【0035】
実施例10〜14
実施例4〜9と同様の培土100重量部と高吸水性ポリマー(アクマリックCA H−2)5重量部に対し、各種浸透剤(ジオクチルスルホコハク酸エステルナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、Tween80)0.1重量部を加え、実施例1〜3と同様に打錠した。
【0036】
打錠品に散水すると、いずれも直ちに吸水し、約12倍に膨張した。
【0037】
実施例15〜17、比較例4〜6
ピートモス、バーミュキライトおよびパーライトを主成分とする市販の成形苗用培土(タキイ種苗社製:マザーソイルたねまき用)を含水率10重量%以下に乾燥したもの100重量部に、高吸水性ポリマー(日本触媒化学工業社製:アクマリックCA H−2)5重量部と浸透剤(BASF−Wyandat製:プルロニックL63)0.1重量部を配合し、錠径15mmで錠厚7mmの碁石形になるように調整して打錠した。
【0038】
プラスチック製の連結ポット(ヤンマー農機社製:30cm×60cm、200穴)3個の各穴に上記の打錠培土を1個ずつ入れ、穴一杯に膨張するまで充分に散水した。別に、同様の連結ポット3個に成形苗用培土(タキイ種苗社製:マザーソイルたねまき用)を慣行の方法で充填した(比較例)。ハクサイ(タキイ種苗社製:空海70)、レタス(タキイ種苗社製:極早生シスコ)、トマト(タキイ種苗社製:桃太郎)の種子を、打錠培土を入れた連結ポットと成形苗用培土を充填した連結ポットの1個ずつに播種し、慣行の育苗を行なった。30日後に生育調査を行ない、その結果を表3に示した。この結果は、本発明の打錠培土の生育性が従来の充填培土の生育性と同様であることを示している。
【0039】
【表3】
【0040】
実施例18〜20
ヤシの果実繊維加工品(株式会社フジック製:ベラボン)とバーミュキライト(旭工業社製:バーミュキライトS)の7/3混合培土(含水率10重量%以下)100重量部に、表4に示すように高吸水性ポリマー(日本触媒化学工業社製:アクマリックCA H−2)と浸透剤としてTween80(ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル:J.T.Baker Chemicals社製)を加えて、実施例1〜3と同様に打錠した。
【0041】
打錠品に散水し、膨張状態を観察した結果を表4に示す。この結果は、ヤシの果実繊維加工品の混合培土を用いても、本発明の目的が達成されることを示している。
【0042】
【表4】
【0043】
これらの打錠培土を用いて、実施例15〜17と同様に生育調査を行なったところ、従来の充填培土と同様な生育性であった。
【0044】
【発明の効果】
本発明のセル成形苗用育苗培土を、育苗トレーの1穴(1セル)当たり1個ずつ入れ、散水すれば、直ちに膨張して穴一杯になる。従って、育苗トレーへの培土の充填作業を簡便化でき、しかもセル当たりの培土容量を一定にすることができる。
Claims (4)
- 植物繊維素材50〜100重量%を含有する培土と、該培土に対して1〜15重量%の高吸水性ポリマーおよび0.01〜2重量%の浸透剤とからなる混合物を成形してなるセル成形苗用育苗培土。
- 成形する方法が打錠法である請求項1記載の育苗培土。
- 打錠法により得られる育苗培土の、吸水による膨張倍率が10〜15倍である請求項2記載の育苗培土。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の育苗培土を、育苗トレーの1セル当たり1個ずつ入れ、散水し膨張させることにより各セルに充填することを特徴とする育苗培土の充填方法。
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