JPH11122336A - 電話機の壁掛け構造 - Google Patents
電話機の壁掛け構造Info
- Publication number
- JPH11122336A JPH11122336A JP9282199A JP28219997A JPH11122336A JP H11122336 A JPH11122336 A JP H11122336A JP 9282199 A JP9282199 A JP 9282199A JP 28219997 A JP28219997 A JP 28219997A JP H11122336 A JPH11122336 A JP H11122336A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- telephone
- telephone set
- base
- lever
- Prior art date
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- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電話機の壁掛け構造は、ピースを壁に取り付
け、それに電話機を引っ掛けて固定するものが一般的で
あったが、壁が床面に対して垂直でないと取り付け時に
電話機が傾き、操作性を損ねたりハンドセットが落下し
たりする可能性がある等の問題があった。 【解決手段】 壁掛け用具１と電話機２のベース３との
嵌合面が、半球状の曲面に沿って自由に変えられ、電話
機の操作面２ａの角度が上下、又、同様の取り付け方で
左右や斜めに自由に変えられる構造とする。
け、それに電話機を引っ掛けて固定するものが一般的で
あったが、壁が床面に対して垂直でないと取り付け時に
電話機が傾き、操作性を損ねたりハンドセットが落下し
たりする可能性がある等の問題があった。 【解決手段】 壁掛け用具１と電話機２のベース３との
嵌合面が、半球状の曲面に沿って自由に変えられ、電話
機の操作面２ａの角度が上下、又、同様の取り付け方で
左右や斜めに自由に変えられる構造とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話機の壁掛け構
造に関する。
造に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の壁掛け構造は、壁掛け用ピース
を壁に取り付け、それに電話機を引っ掛け、固定するも
のが一般的であった。
を壁に取り付け、それに電話機を引っ掛け、固定するも
のが一般的であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の構造で
は、壁掛けの電話機の取り付け位置が、低すぎたり高す
ぎたり使用者の身長差により操作性が著しく損なわれ
る。
は、壁掛けの電話機の取り付け位置が、低すぎたり高す
ぎたり使用者の身長差により操作性が著しく損なわれ
る。
【０００４】また、壁が床面に対して垂直な面でないと
取り付け時、電話機が傾き操作性を損ねたり、ハンドセ
ットが落下したりする可能性がある等の問題があった。
取り付け時、電話機が傾き操作性を損ねたり、ハンドセ
ットが落下したりする可能性がある等の問題があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】壁掛け用具と電話機のベ
ースとの嵌合面が、半球状の曲面に沿って自由に変えら
れ、電話機の操作面の角度が上下、又は、同様の取り付
け方で左右や斜めに自由に変えられる構造とする。
ースとの嵌合面が、半球状の曲面に沿って自由に変えら
れ、電話機の操作面の角度が上下、又は、同様の取り付
け方で左右や斜めに自由に変えられる構造とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１は本発明の実施形態の壁掛け
用具に電話機を取り付けた状態を示す断面図である。
用具に電話機を取り付けた状態を示す断面図である。
【０００７】同図において、１は壁掛け用具、２は電話
機、２ａは操作面、２ｂは押ボタン、３は電話機２のベ
ースを示す。
機、２ａは操作面、２ｂは押ボタン、３は電話機２のベ
ースを示す。
【０００８】図２は壁掛け用具を示す図で、（ａ）は正
面図、（ｂ）はＡ−Ａ断面図である。
面図、（ｂ）はＡ−Ａ断面図である。
【０００９】この壁掛け用具１は、中央部の半球状の盛
り上り部分に十字状で弾性体のレバー１ａが形成されて
おり、その表面は球状の形状を持ち、裏面には半球状の
突起１ｂと半球状の中心部にレバー軸１ｃが形成されて
いる。又、壁掛け用具１には上下にネジ穴１ｄが設けら
れている。
り上り部分に十字状で弾性体のレバー１ａが形成されて
おり、その表面は球状の形状を持ち、裏面には半球状の
突起１ｂと半球状の中心部にレバー軸１ｃが形成されて
いる。又、壁掛け用具１には上下にネジ穴１ｄが設けら
れている。
【００１０】図３は電話機ベースの壁掛け部を示す図
で、（ａ）はベース部斜視図、（ｂ）はＢ−Ｂ断面図で
ある。
で、（ａ）はベース部斜視図、（ｂ）はＢ−Ｂ断面図で
ある。
【００１１】図４は電話機ベースの壁掛け部詳細図で、
（ａ）は壁掛け用具との嵌合面を内側から見た図、
（ｂ）はＣ−Ｃ断面図である。
（ａ）は壁掛け用具との嵌合面を内側から見た図、
（ｂ）はＣ−Ｃ断面図である。
【００１２】図３及び図４において、電話機２のベース
３には半球状の凹部が形成されており、そこにＸ状の切
り欠き３ａが設けられている。又、この半球状の凹部の
内側には斜面３ｂ、凹凸面３ｃ、ストッパ３ｄが設けら
れている。
３には半球状の凹部が形成されており、そこにＸ状の切
り欠き３ａが設けられている。又、この半球状の凹部の
内側には斜面３ｂ、凹凸面３ｃ、ストッパ３ｄが設けら
れている。
【００１３】図５は壁掛け用具に電話機を取り付けた時
の要部詳細図で、（ａ）は平面図、（ｂ）はＤ−Ｄ断面
図である。
の要部詳細図で、（ａ）は平面図、（ｂ）はＤ−Ｄ断面
図である。
【００１４】図６は壁掛け用具に電話機を取り付ける方
法を示す図である。
法を示す図である。
【００１５】図７は壁掛け用具に電話機を取り付けた状
態を示す図で、（ａ）は上に傾けた状態、（ｂ）は下に
傾けた状態を示す。
態を示す図で、（ａ）は上に傾けた状態、（ｂ）は下に
傾けた状態を示す。
【００１６】以下に、本発明の実施形態の使用状態を図
面にしたがって説明する。
面にしたがって説明する。
【００１７】まず、電話機を壁掛けにする場合、図２の
壁掛け用具１を壁に取り付ける。
壁掛け用具１を壁に取り付ける。
【００１８】次に、電話機２を図２の壁掛け用具１のレ
バー１ａが図３の切り欠き３ａに入るように約４５度に
傾けて、壁掛け用具１のレバー１ａを電話機２のベース
３の切り欠き３ａに入れる。
バー１ａが図３の切り欠き３ａに入るように約４５度に
傾けて、壁掛け用具１のレバー１ａを電話機２のベース
３の切り欠き３ａに入れる。
【００１９】次に、電話機２を正常な位置に戻す。その
とき、図２の壁掛け用具１のレバー１ａは、図４（ｂ）
の電話機ベース３の斜面３ｂを進んでいき、凹凸面３ｃ
まで来て安定する。
とき、図２の壁掛け用具１のレバー１ａは、図４（ｂ）
の電話機ベース３の斜面３ｂを進んでいき、凹凸面３ｃ
まで来て安定する。
【００２０】図４に示す電話機ベース３の３ｃは凹凸面
となっており、図２の壁掛け用具１のレバー１ａの裏側
にある突起１ｂが前述の凹凸面３ｃとの摩擦力により固
定されることになる。
となっており、図２の壁掛け用具１のレバー１ａの裏側
にある突起１ｂが前述の凹凸面３ｃとの摩擦力により固
定されることになる。
【００２１】また、ある一定以上の力で電話機を廻した
場合、図２のレバー１ａは弾性体となっているため、図
４の凹凸面３ｃの凸部を、図２の突起１ｂがのり越えて
動かすことが可能となる。
場合、図２のレバー１ａは弾性体となっているため、図
４の凹凸面３ｃの凸部を、図２の突起１ｂがのり越えて
動かすことが可能となる。
【００２２】また、図５（ｂ）に示すように壁掛け用具
１のレバー１ａと電話機ベース３の切り欠き３ａの間に
は、レバー軸１ｃの幅ｌ1 ＜ｌ2 （切り欠きの大き
さ）、ｌ3 ≒ｌ5 ＞０、ｌ4 ＞０なるすき間ｌ3 ，
ｌ4 ，ｌ5 が設けられている。
１のレバー１ａと電話機ベース３の切り欠き３ａの間に
は、レバー軸１ｃの幅ｌ1 ＜ｌ2 （切り欠きの大き
さ）、ｌ3 ≒ｌ5 ＞０、ｌ4 ＞０なるすき間ｌ3 ，
ｌ4 ，ｌ5 が設けられている。
【００２３】また、図２（ｂ）及び図３（ｂ）に示すよ
うに半球状の部分は、Ｒ1 ≒Ｒ3 ，Ｒ2 ≒Ｒ4 となって
おり、図５の壁掛け用具１と電話機のベース３の嵌合時
には、すき間ｌ3 ，ｌ4 ，ｌ5 の分だけ上下、左右、斜
めに自由に動くことができる。
うに半球状の部分は、Ｒ1 ≒Ｒ3 ，Ｒ2 ≒Ｒ4 となって
おり、図５の壁掛け用具１と電話機のベース３の嵌合時
には、すき間ｌ3 ，ｌ4 ，ｌ5 の分だけ上下、左右、斜
めに自由に動くことができる。
【００２４】以上のように本実施形態では、電話機に適
用した例を説明したが、本発明は押ボタンや表示器を持
つ、通信端末装置にも適用が可能である。
用した例を説明したが、本発明は押ボタンや表示器を持
つ、通信端末装置にも適用が可能である。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば壁
掛け用具と電話機ベースとの嵌合位置が、半球状の曲面
に沿って自由に変えられるため、電話機操作面の角度が
図７に示すように上下、又、同様の方法で左右や斜めに
自由に変えることができる。したがって、使用者の一番
操作し易い角度に操作面を自由に変えられるため、操作
性の向上が図れる。
掛け用具と電話機ベースとの嵌合位置が、半球状の曲面
に沿って自由に変えられるため、電話機操作面の角度が
図７に示すように上下、又、同様の方法で左右や斜めに
自由に変えることができる。したがって、使用者の一番
操作し易い角度に操作面を自由に変えられるため、操作
性の向上が図れる。
【図１】本発明の実施形態の断面図
【図２】（ａ）壁掛け用具の正面図 （ｂ）壁掛け用具のＡ−Ａ断面図
【図３】（ａ）電話機ベースの壁掛け部を示す斜視図 （ｂ）電話機ベースの壁掛け部を示すＢ−Ｂ断面図
【図４】（ａ）壁掛け用具との嵌合面を内側から見た電
話機ベース部詳細図 （ｂ）電話機ベースの壁掛け部詳細を示すＣ−Ｃ断面図
話機ベース部詳細図 （ｂ）電話機ベースの壁掛け部詳細を示すＣ−Ｃ断面図
【図５】（ａ）取り付け時の要部詳細を示す平面図 （ｂ）取り付け時の要部詳細を示すＤ−Ｄ断面図
【図６】取り付け方法を示す図
【図７】（ａ）電話機を上に傾けて取り付けた壁掛け状
態を示す図 （ｂ）電話機を下に傾けて取り付けた壁掛け状態を示す
図
態を示す図 （ｂ）電話機を下に傾けて取り付けた壁掛け状態を示す
図
１ 壁掛け用具 １ａ レバー １ｂ 突起 １ｃ レバー軸 １ｄ ネジ穴 ２ 電話機 ２ａ 操作面 ２ｂ 押ボタン ３ 電話機ベース ３ａ 穴 ３ｂ 斜面 ３ｃ 凹凸面 ３ｄ ストッパ
Claims (3)
- 【請求項１】 半球状の中央部分に十字状で弾性のレバ
ーを形成し、前記レバー裏面に半球状の突起と半球状の
中心部にレバー軸を有し、上下にネジ穴を設けた壁掛け
用具と、 半球状の凹部を形成し、前記凹部に上下方向から約４５
度の角度を持つＸ状の切り欠きを設け、前記切り欠きの
内側には切り欠き部から徐々に深くなっていく斜面と、
前記斜面の終わりには凹凸のある面を有する電話機のベ
ース部と、を具備したことを特徴とする電話機の壁掛け
構造。 - 【請求項２】 壁掛け用用具の半球状レバーの球の半径
と、電話機ベース部の半球状凹部の球の半径をほぼ等し
くしたことを特徴とする請求項１に記載の電話機の壁掛
け構造。 - 【請求項３】 電話機ベース部の半球状凹部の中心部の
切り欠きの大きさは壁掛け用具のレバー軸の幅より十分
大きな寸法を持つことを特徴とする請求項１に記載の電
話機の壁掛け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9282199A JPH11122336A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 電話機の壁掛け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9282199A JPH11122336A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 電話機の壁掛け構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11122336A true JPH11122336A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17649366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9282199A Withdrawn JPH11122336A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 電話機の壁掛け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11122336A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007258773A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 電話機 |
-
1997
- 1997-10-15 JP JP9282199A patent/JPH11122336A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007258773A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 電話機 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |