JPH10113265A - 角度自在型ミラー - Google Patents

角度自在型ミラー

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Publication number
JPH10113265A
JPH10113265A JP27064496A JP27064496A JPH10113265A JP H10113265 A JPH10113265 A JP H10113265A JP 27064496 A JP27064496 A JP 27064496A JP 27064496 A JP27064496 A JP 27064496A JP H10113265 A JPH10113265 A JP H10113265A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
ball joint
ball
mirror body
support
Prior art date
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Pending
Application number
JP27064496A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Imai
勤 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asvel Co Ltd
Original Assignee
Asvel Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asvel Co Ltd filed Critical Asvel Co Ltd
Priority to JP27064496A priority Critical patent/JPH10113265A/ja
Publication of JPH10113265A publication Critical patent/JPH10113265A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁面等の垂直面は勿論、テーブル等の水平面
に取付けてスタンドミラーとしても安定した状態で便利
に使用でき、その際の傾斜角度を大きくとることのでき
る汎用性の高い角度自在型ミラーを、コスト高を招かず
に提供する。 【解決手段】 鏡体3の裏面の偏心位置に一体にボール
ジョイント5を有し、そのボールジョイントの軸部5a
が鏡体の鏡面1aに対し傾斜して設けられ、ボールジョ
イントのボール部5bがボールジョイント受け部材6に
よって支承する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室や洗面所等で
主として使用される鏡面の傾斜角度を変化させることの
できる角度自在型ミラーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の角度自在型ミラーは図4に示す
ように、鏡部1を枠部2に嵌め込んだ鏡体3の裏面の中
心位置に、突部4と軸部5a及びボール部5bとからな
るボールジョイント5とが一体形成されている。Aは鏡
体3を支える突部4ないしボールジョイント5の支持点
であり、この支持点Aとボール部5bの中心Bまでの支
持線Lと鏡体3とのなす支持角度αは90°であり、支
持線Lを中心線とする軸部5aも鏡部1の鏡面に対し垂
直に設けられている。ボールジョイント5はそのボール
部5bが半球面状に窪んだボール支承部6aに無理嵌め
されることによって、吸盤(ボールジョイント受け部
材)6に支承される。吸盤6はその裏面を吸着すること
で、浴室や洗面所などの壁面7等に取付けられる。
【0003】鏡面1aの傾斜角度θは、ミラーの取付面
(図4に示すような壁面7への取付けの場合は垂直面で
あり、テーブル等への取付けの場合は水平面)ないしそ
れに平行な面と鏡体3裏面がなす角度であり、ミラーの
取付位置や用途に応じて自由に変化させることができ
る。例えば図4に仮想線で示すように、前記支持線Lが
壁面7(取付面)に対して垂直になれば、鏡面1aは壁
面7に対し平行になり、そのときの傾斜角度は0にな
る。この平行位置から、鏡面1aを傾斜させたい場合に
は、鏡体3の片側を押せばそれに一体になっている突部
4ないしボールジョイント5が傾斜し、ボール部5bが
ボール支承部6a内を自在に回転して、鏡体3の片側の
縁部3aが壁面7に当接する位置まで鏡面1aの傾斜角
度θを自在に変えることができる。傾斜角度θは、鏡体
3の半径Rと支持線Lとボール部5bの中心Bから壁面
7までの垂直線Mによって決められる。傾斜角度θを大
にする場合には、半径Rを小にするか支持線L及び垂直
線Mを大にし、逆に傾斜角度θを小にする場合には半径
Rを大にするか支持線L及び垂直線Mを小にする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例の角度自在
型ミラーは主に、浴室や洗面所などの壁面7に取付けら
れているが、吸盤6の吸着力によって、テーブル等の水
平面にも取付けが可能である。いわゆる卓上型のスタン
ドミラーとして角度自在型ミラーを使用する場合には、
傾斜角度θを大きくして鏡面1aを起立させた方が使用
に便利であるし、鏡面1aも上記従来例のものよりやや
大きめのものが望まれる。ところが既に説明したよう
に、傾斜角度θと、鏡体3の半径R、支持線L、垂直線
Mとの関係から考えると、傾斜角度θと鏡体3の半径R
は反比例するが、鏡面1aはこれ以上には小さくできな
いので、上記従来例のような構造では傾斜角度θの最大
値に制限を受ける。その上、軸部5aが大きく傾斜する
と、軸部5aがボール支承部6aの周縁に当たり、ボー
ル支承部6a内に収容されて軸部5aの傾斜に応じて回
転するボール部5bがボール支承部6aから飛び出てし
まい、鏡体3が吸盤6と分離してしまうおそれがある。
【0005】このようなことから、従来の角度自在型ミ
ラーは、卓上ミラーとして汎用はできるものの、鏡面の
傾斜角度が45°程度が限度であるので、用途は浴室や
洗面所等の垂直面に限定されがちであった。
【0006】そこで本発明は、壁面等の垂直面は勿論、
テーブル等の水平面に取付けてスタンドミラーとしても
安定した状態で便利に使用でき、その際の傾斜角度を大
きくとることのできる汎用性の高い角度自在型ミラーを
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、鏡体の裏面の偏心位置に一体にボールジ
ョイントを有し、そのボールジョイントの軸部が鏡体の
鏡面に対し傾斜して設けられ、ボールジョイントのボー
ル部がボールジョイント受け部材によって支承されてい
ることを特徴とする。
【0008】本発明によれば、鏡体の裏面の偏心位置に
ボールジョイントを有しているので、ミラーを壁面やテ
ーブル面に取付けたときの鏡体の傾斜角度を大きく設定
できる(その作用原理については発明の実施の形態で後
述する)。そしてその際、ボールジョイントの軸部が鏡
体の鏡面に対し傾斜して設けられているので、軸部が大
きく傾斜した際に、軸部がボールジョイント受け部材の
周縁に当たるのを避けることができ、ボールジョイント
のボール部がボールジョイント受け部材から抜けでるお
それがない。よって、壁面等の垂直面に取付けた場合に
は鏡体の傾斜角度を上下左右に従来のものより大きく設
定でき、テーブル等の水平面に取付けた場合には起立状
態に近い傾斜角度にまで鏡体を起立させてスタンドミラ
ーとして安定して使用できる。その際、テーブル面に鏡
体の縁部を当接させたままで鏡体を回転させることによ
って、様々な傾斜角度で使用することも可能である。
尚、ボールジョイントは鏡体裏面に一体に設けられてい
るので、製造コストは従来と変わらずコストアップを招
くことがない。
【0009】更にボールジョイント受け部材が吸盤から
なっているものにすれば、平坦で滑りのよい水平面であ
れば自由に取外しでき、両面テープ等で取付ける固定タ
イプのものに比べて使用に便利である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について、図1
〜図3に基づき説明する。
【0011】角度自在型ミラーは主に、浴室や洗面所な
どの壁面7に取付けられるが、本実施形態のものは、テ
ーブル9等の水平面に取付けてスタンドミラーとして使
用した場合を示している。この角度自在型ミラーは、図
1に示すように、円形や四方形の鏡部1を合成樹脂製の
枠部2に嵌め込んだ鏡体3の裏面の偏心位置に、突部4
と軸部5a及びボール部5bとからなるボールジョイン
ト5とが一体形成されている。
【0012】Aは鏡体3を支える突部4ないしボールジ
ョイント5の支持点であり、鏡体3の中心点Cから偏心
した位置にある。支持点Aとボール部5bの中心Bまで
の仮想支持線Lと鏡体3とのなす支持角度αは90°よ
り小さく、突部4ないし軸部5aによって鏡体3を垂直
よりやや下方位置で支持している。ボールジョイント5
はそのボール部5bが半球面状に窪んだボール支承部6
aに無理嵌めされることによって、吸盤(ボールジョイ
ント受け部材)6に支承される。吸盤6は、平滑な平面
であれば自由に取外しでき、両面テープ等で取付ける固
定タイプのものに比べて使用に便利であり、その裏面を
吸着することで、テーブル9に載置される。
【0013】鏡面1aの傾斜角度θは、テーブル9ない
しそれに平行な面と鏡体3裏面とがなす角度であり、ミ
ラーの取付位置や用途に応じて自由に変化させることが
できる。例えば図1に仮想線で示すように、鏡面1aが
壁面7に対し平行な位置のときの傾斜角度は0になる。
この平行位置から、鏡面1aを傾斜させて起立させたい
場合には、鏡体3の片側を押せばそれに一体になってい
る突部4ないしボールジョイント5が傾斜し、ボール部
5bがボール支承部6a内を自在に回転して、鏡体3の
片側縁部3aが壁面7に当接する位置まで鏡面1aの傾
斜角度θを自在に変えることができる。
【0014】本実施形態によれば、鏡体3の裏面の偏心
位置にボールジョイント5を有しているので、後述する
作用原理によってミラーをテーブル9面に載置したとき
の鏡体3の傾斜角度θを大きく設定できる。そしてその
際、ボールジョイント5の軸部5aが鏡体3の鏡面1a
に対し傾斜して設けられているので、軸部5aが大きく
傾斜した際に、軸部5aが吸盤6の周縁6bに当たるの
を避けることができ、ボール部5bがボール支承部6a
から抜けでるおそれがない。よって、図1に示すように
テーブル9面に載置した場合には起立状態に近い傾斜角
度にまで鏡体を起立させてスタンドミラーとして安定し
て使用できる。その際、テーブル9面に鏡体3の縁部3
aを当接させたままで鏡体3を回転させることによっ
て、様々な傾斜角度で使用することも可能である。尚、
ボールジョイント5は鏡体3裏面に一体に設けられてい
るので、製造コストは従来と変わらずコストアップを招
くことがない。
【0015】上記作用原理を図3に示す概略図を参照し
て従来例と比較しつつ説明する。図3(a)は本実施形
態を示し、図3(b)は従来例を示している。
【0016】従来例では、ボールジョイント5の鏡体3
に対する支持点Aが、鏡体3の中心点Cと一致してお
り、本実施形態では支持点Aが鏡体3の中心点Cとは一
致せず偏心位置にある。よって、本実施形態のボールジ
ョイント5は中心点Cから支持点Aまでの長さEだけ偏
心した位置で鏡体3を支持している。このため、支持点
Aから鏡体3の片側縁部3aとの間の長さR−Eが従来
例より小さくなって鏡体3の傾斜角度θを従来例より大
きくでき、テーブル9面に鏡体3を起立させることがで
きる。支持点Aとボール部5bの中心Bまでの支持線L
は従来例の場合にはボールジョイント5の軸部5aの中
心線と一致し、鏡体3をテーブル9面に対し平行に位置
させた際に支持線Lと垂直線Mとが一直線になるが、本
実施形態の場合にはボールジョイント5の軸部5aが鏡
体3の鏡面1aに対し傾斜して設けられているので、仮
想支持線Lと、ボールジョイント5の軸部5aの折れ線
Lbと、折れ線Lbと支持点Aを結ぶ折れ線Lbとで一
定の三角形を形成している。
【0017】折れ線Lbが傾斜している分だけ、軸部5
aが吸盤6の周縁6aに当たるのを回避することができ
る。
【0018】尚、傾斜角度θを大にするためにR−Eを
小さくする代わりに仮想支持線L及び垂直線Mを大きく
することも原理的には可能であるが、外観や鏡体3の支
持安定性の点で実用的でない。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、壁面等の垂直面は勿
論、テーブル等の水平面に取付けてスタンドミラーとし
ても安定した状態で便利に使用でき、その際の傾斜角度
を大きくとることのできる汎用性の高い角度自在型ミラ
ーを、コスト高を招かずに提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す一部を断面して見た
側面図。
【図2】本発明の一実施形態を示す斜視図。
【図3】本発明の作用原理を示す概略図。
【図4】従来例を示す一部を断面して見た側面図。
【符号の説明】
1 鏡部 1a 鏡面 3 鏡体 5 ボールジョイント 5a 軸部 5b ボール部 6 吸盤(ボールジョイント受け部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡体の裏面の偏心位置に一体にボールジ
    ョイントを有し、そのボールジョイントの軸部が鏡体の
    鏡面に対し傾斜して設けられ、ボールジョイントのボー
    ル部がボールジョイント受け部材によって支承されてい
    ることを特徴とする角度自在型ミラー。
  2. 【請求項2】 ボールジョイント受け部材が吸盤からな
    っている請求項1記載の角度自在型ミラー。
JP27064496A 1996-10-14 1996-10-14 角度自在型ミラー Pending JPH10113265A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27064496A JPH10113265A (ja) 1996-10-14 1996-10-14 角度自在型ミラー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27064496A JPH10113265A (ja) 1996-10-14 1996-10-14 角度自在型ミラー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10113265A true JPH10113265A (ja) 1998-05-06

Family

ID=17488967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27064496A Pending JPH10113265A (ja) 1996-10-14 1996-10-14 角度自在型ミラー

Country Status (1)

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JP (1) JPH10113265A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101052043B1 (ko) 2011-04-18 2011-07-26 삼성탈레스 주식회사 미러 마운트
WO2020119006A1 (zh) * 2018-12-12 2020-06-18 陈亿志 一种具有多角度旋转结构的镜子

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101052043B1 (ko) 2011-04-18 2011-07-26 삼성탈레스 주식회사 미러 마운트
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