JP3034838U - グラスホルダー - Google Patents

グラスホルダー

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JP3034838U
JP3034838U JP1996007389U JP738996U JP3034838U JP 3034838 U JP3034838 U JP 3034838U JP 1996007389 U JP1996007389 U JP 1996007389U JP 738996 U JP738996 U JP 738996U JP 3034838 U JP3034838 U JP 3034838U
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glass
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glass holder
plate
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JP1996007389U
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Inventor
浩一 古見澤
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株式会社シー・エフ・アイ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 立食用の皿に取りつけるグラスホルダーを、
広範囲なグラス径及び形状に適合させること。 【解決手段】 皿の縁部に着脱できる取付部(3)と、
該取付部に支持されたグラス保持部(4)とをプラスチ
ック成形等により一体に形成され、前記グラス保持部
(4)は、前記取付部(3)に結合した基部(5)と該
基部から延びて円形のグラス収容開口(8)を形成する
ほぼC字形の保持部材(6)から形成され、保持部材の
一部の切欠き部(7)はワイングラスの脚を通し得る寸
法を有しているグラスホルダーにおいて、前記保持部材
は前記グラス収容開口側の壁面の少なくとも3か所にグ
ラスに接触する小突起(20)を有することを特徴とす
るグラスホルダー。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はコップ、グラス、ワイングラス等を保持するためのグラスホルダーに 関し、特に立食パーティーにおいて取り皿の縁部に着脱できるグラスホルダーに 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、グラスホルダーには図1〜2に示したように、ワイングラスやコップ( 特に断らない限り以下に「グラス」と称する)が上部から下方に向けて径が細く なることを利用してある範囲の径の各種グラス類を皿の縁に保持する構造のもの が知られている。すなわち、グラスホルダー1は、皿2の縁部に着脱できる取付 部3と、該取付部3に支持されたグラス保持部4とをプラスチック成形等により 一体に形成したものであり、グラス保持部4は、前記取付部に結合した基部5と から延びて円形のグラス収容開口8を形成するほぼC字形の保持部材6から形成 される。また、保持部材6の線端部の間には切欠き部7が各種のワイングラス( 細い脚を有し、広い円板状の底部を有するもの)の脚9を通し得る寸法に形成さ れている。 一方、皿縁部への取付部3は基部5から皿の下面へと延びる一対の平板状の脚 11、11と、前記脚の間で皿の上面に延びる上部押え板10とを有し、これら の間隔を皿の縁部の厚さより若干狭く形成しておくことにより、それらの部材1 0、11、11で皿の縁をしっかりと挟持する。 立食パーティーでのグラスホルダーの使用方法は図1から明らかであろう。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図1〜2に示した従来のグラスホルダーには次の欠点がある。 (1)グラスとグラスホルダーの開口8の真円性が精密でないために両者はぴっ たりと嵌合できないためにグラスががたつく。 (2)横方向の外力で挟持部が容易にはずれる。 (3)グラスホルダーの開口8が一定径であるのでこのグラスホルダーで保持で きるグラスの寸法範囲が限定され、融通性に欠ける。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は皿の縁部に着脱できる取付部と、この取付部に支持されたグラス保持 部とをプラスチック成形等により一体に形成し、グラス保持部は、取付部に結合 した基部とそこから延びて円形のグラス収容開口を形成するほぼC字形の保持部 材から形成され、保持部材の一部の切欠き部はワイングラスの脚を通し得る寸法 を有するグラスホルダーにおいて、保持部材は前記グラス収容開口側の壁面の少 なくとも2か所にグラスに接触する小突起を有することを特徴とする。 この構造により、グラスは安定に保持でき、がたつきが減少する。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案はまた、基部には開口に臨む位置に駒保持部を形成し、この駒保持部に は、複数の向きで着脱できる駒を取りつける。駒はその中心軸線からの距離が異 なる頂点位置を有するほぼ多角形の駒がその選択された一つの頂点を前記開口に 突出するようにして駒保持部に保持される。これにより、頂点は駒の選択された 向きに対応してた突出距離の小突起を形成する。 この構造により、本考案のグラスホルダーはグラスの径の変更に容易に対応で きる。
【0006】 本考案の駒保持部は好ましくは取付軸を有し、また駒には取付軸に弾性的に嵌 合するスリーブを設ける。これにより駒を着脱して駒取付方向を変更して小突起 の向きを容易に変更することができる。 更に、前記取付軸の先端には膨径部を設け、それに対応してスリーブは内部に 膨径部を受け入れる内孔膨径部を形成する。これにより、突出距離の異なる任意 の頂点(すなわち小突起)を開口に突出させることができる。 次に、駒保持部には選択した駒の方向を一定に維持するための方向規制手段例 えば平らな壁面を形成することができる。これによれば駒の方向は選択されて設 定位置から回転移動しないように停止される。 一方、取付部には基部から皿の下面に延びる一対の平板状の脚と、前記脚の間 で皿の上面に延びる上部押え板とを設けるが、更に一対の脚の先端を結合板で互 いに結合することにより、強度を増し、更に皿との係止力を増す。 また、押え板及び一対の脚の少なくとも一方には皿に面する位置にエラストマ ー弾性板を配置すると横方向の力に対して摩擦力が増し、グラスホルダーを安定 に更に取りつけて保持することができる。
【0007】
【実施例の説明】
次に本考案の好ましい実施例を図面の符号を参照して説明する。なお、実施例 の符号としては従来例と同様な部分には同一の参照符号を使用する。 実施例1 図3〜6は本考案の第1実施例を示す。グラスホルダー1は皿の縁部に着脱で きる取付部3と、この取付部に支持されたグラス保持部4とをプラスチック成形 等により一体に形成したものであり、グラス保持部4は、取付部3に結合した基 部5とそこから延びて円形のグラス収容開口8を形成するほぼC字形の保持部材 6から形成されている。保持部材6の一部の切欠き部7はワイングラスの脚を通 し得る寸法を有する。グラスホルダーは好ましくは上面を平面部及び凸面のみか ら構成し、肉盗みは図5のようにすべて下面側に形成することにより、こぼれる ことがあるグラス内容物の液が溜らないようする。保持部材6はグラス収容開口 8の内壁面の少なくとも3か所にグラスに接触するように内方に突出する小突起 20を有する。 この実施例によると、グラスの該周部はこれらの小突起20により3点支持さ れるので、グラスやグラスホルダーのグラス収容開口8の真円度の精度は高くな くて良く、がたつきを完全に防ぐことができる。
【0008】 一方、取付部3には基部5から皿の下面に延びる一対の平板状の脚11、11 と、前記脚の間で皿の上面に延びる上部押え板10とを皿縁部の角度例えば10 〜20度に合わせて傾斜して設けるが、脚11、11の先端を結合板24で互い に結合することにより、強度を増し、更に皿との係止力を増す。 また、押え板10の底面の凹所には、ゴム弾性体のような柔らかいエラストマ ー材料の板又はパッド21を挿入して接着する。このように弾性板を設けると、 グラスホルダーに加わる横方向の力に対して摩擦力が増し、グラスホルダーを安 定に更に取りつけて保持することができる。 また、一対の平板状の脚11、11の先端には球面状の凸面23を設けると、 抑え板10との間の間隔が狭くなり、皿に対する支持が面接触ではなくて点接触 となるのでがたつきが減じる作用がある。
【0009】 実施例2 図7〜11は本考案の第2のより好ましい実施例を示す。なおこの例に特有な 構造以外の構造は実施例1のものと実質的に同一又は類似なので必要な場合以外 は説明しないのでそちらを参照されたい。 図7〜8において、基部5には開口8に臨む位置に駒保持部30を形成し、こ の駒保持部30には、複数の向きで着脱できる、頂点位置が異なるほぼ多角形の 駒25が装着固定される。駒25はその軸線から異なった距離にある3つの頂点 26、27、28を有し、図示のように選択された一つの頂点が前記開口8の周 壁面から突出するように駒保持部30に取りつけられている。 より詳しく説明するに、グラスホルダーの基部5には規制板33、33により ほぼ台形の凹所が形成され、この凹所の台形頂部に相当する部分は開口8に臨ん でいる。凹所の中央には下方に向けて取付軸31が形成され、好ましくはその先 端に若干直径の大きい膨径部32が形成され、戻り止めとして作用する。
【0010】 図9〜11に示したように、駒25は取付軸31に弾性的に嵌合し得るスリー ブ29を一体に設ける。さらに、取付軸31の膨径部32に対応した内面膨径部 34を軸穴の内底部に設ける。駒25の三角形の頂点26の部分は駒の軸線から 最も離れた頂点26と、それよりも近い頂点27と、最も近い頂点28とを有し 、それらを判別し易いようにそれぞれグラスの径に対応してS(小)、M(中) 、L(大)符号を付してある。 従って、例えばSの描いてある頂点26を開口8に臨ませるように選択した上 、取付軸31に駒のスリーブ29を嵌合させると、図7の頂点は開口から最も突 出することになり、小径のグラスに対応できる。また、寸法を変更したい場合に は駒を取付軸31から外して所定の頂点が開口8に突出するようにして定着すれ ば良い。
【0011】
【考案の効果】
本考案によると、グラスとグラスホルダーの開口の真円性にかかわらずがたつ きがなく安定にグラスを保持でき、グラスホルダーの開口を調整できるのでこの グラスホルダーで保持できるグラスの寸法範囲が広くなり、グラスの寸法に応じ た別のグラスホルダーを用意する必要がなく経済的である。エラストマー弾性板 を使用したので、グラスホルダーが横方向の外力に対して強くなり、安定に保持 できる。取付部には基部から皿の下面に延びる一対の平板状の脚の先端を結合板 で互いに結合することにより、強度を増し、更に皿との係止力を増すことができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のグラスホルダーの側面図である。
【図2】従来のグラスホルダーの斜視図である。
【図3】本考案の実施例によるグラスホルダーの平面図
である。
【図4】本考案の実施例によるグラスホルダーの側面図
である。
【図5】本考案の実施例によるグラスホルダーの底面図
である。
【図6】駒を省略して示した図3のA−A拡大断面図で
ある。
【図7】本考案の他の実施例によるグラスホルダーの底
面図である。
【図8】駒を省略して示した図7のA−A拡大断面図で
ある。
【図9】本考案の駒の平面図である。
【図10】本考案の駒の正面図である。
【図11】本考案の駒の底面図である。
【符号の説明】
1:グラスホルダー 3:取付部 4:グラス保持部 5:基部 6:保持部材 7:切欠き部 8:グラス収容開口 10:押え板 11:脚 20:小突起 21:弾性板又はパッド 23:凸面 25:駒 26、27、28:頂点 29:スリーブ 30:駒保持部 31:取付軸 32:膨径部 33:方向規制手段又は規制板 34:膨径部
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月13日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 皿の縁部に着脱できる取付部(3)と、
    該取付部に支持されたグラス保持部(4)とをプラスチ
    ック成形等により一体に形成され、前記グラス保持部
    (4)は、前記取付部(3)に結合した基部(5)と該
    基部から延びて円形のグラス収容開口(8)を形成する
    ほぼC字形の保持部材(6)から形成され、保持部材の
    一部の切欠き部(7)はワイングラスの脚を通し得る寸
    法を有しているグラスホルダーにおいて、前記保持部材
    は前記グラス収容開口側の壁面の少なくとも3か所にグ
    ラスに接触する小突起(20)を有することを特徴とす
    るグラスホルダー。
  2. 【請求項2】 前記保持部材の前記基部(5)には前記
    開口に臨む位置に駒保持部(30)が形成され、前記駒
    保持部には、複数の向きで着脱できる、駒の中心軸線か
    らの距離が異なる頂点(26、27、28)を有するほ
    ぼ多角形の駒(25)が前記頂点の選択された一つを前
    記開口に突出して取りつけられており、前記頂点は駒の
    選択された向きにおいて前記小突起(20)の一つを形
    成することを特徴とする、請求項1のグラスホルダー。
  3. 【請求項3】 前記駒保持部(30)は取付軸(31)
    を有し、前記駒は前記取付軸(31)に弾性的に嵌合す
    るスリーブ(29)を有する請求項2のグラスホルダ
    ー。
  4. 【請求項4】 前記取付軸(31)は先端に膨径部(3
    2)を有し、前記スリーブ(29)は内部に前記膨径部
    (32)を受け入れる戻り止め用の膨径部(34)を有
    する請求項3のグラスホルダー。
  5. 【請求項5】 前記駒保持部は方向規制手段(33、3
    3)を有し、前記駒を選択された向きで定置させる請求
    項1ないし4のいずれかのグラスホルダー。
  6. 【請求項6】 前記取付部は前記基部から皿の下面に延
    びる一対の平板状の脚と、前記脚の間で皿の上面に延び
    る上部押え板とを有し、前記一対の脚は先端で結合板
    (24)で互いに結合されている請求項1ないし5のい
    ずれかのグラスホルダー。
  7. 【請求項7】 前記押え板には皿に面する位置にエラス
    トマー弾性板(21)を配置している請求項1ないし6
    のいずれかに記載のグラスホルダー。
JP1996007389U 1996-07-10 1996-07-10 グラスホルダー Expired - Lifetime JP3034838U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5833796A (en) 1994-03-04 1998-11-10 Armacel Pty Limited Method and apparatus for forming structural articles
JP2011529380A (ja) * 2008-07-28 2011-12-08 ザ・コールマン・カンパニー・インコーポレイテッド 脚付きグラス用ホルダ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5833796A (en) 1994-03-04 1998-11-10 Armacel Pty Limited Method and apparatus for forming structural articles
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