JP2529094Y2 - 振動ジャイロ - Google Patents

振動ジャイロ

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JP2529094Y2
JP2529094Y2 JP1992008217U JP821792U JP2529094Y2 JP 2529094 Y2 JP2529094 Y2 JP 2529094Y2 JP 1992008217 U JP1992008217 U JP 1992008217U JP 821792 U JP821792 U JP 821792U JP 2529094 Y2 JP2529094 Y2 JP 2529094Y2
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JP
Japan
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vibrator
support wire
groove
wire
support
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JP1992008217U
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JPH0569623U (ja
Inventor
雄一 清野
大輔 冨田
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日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、振動ジャイロに関
し、特に振動子の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、振動ジャイロの振動子を安定
に支持するための支持構造として、図5に示すように、
振動ジャイロ1の振動子2のノード点(振動の節)近傍
の左右外側の面に突出部3を形成し、この突出部3の先
端側の面に水平な金属性の支持ワイヤ4を当てて溶接固
定し、かつこの支持ワイヤ4の両側の屈曲させた端部4
aを図6に示すように上下のゴム材5を介して支持台又
は、ケース(図示略)に支持することが行なわれてい
る。尚、前記上下のゴム材5はそれぞれ取り付け板6に
固定され、ねじ7で上下の取り付け板6を圧下すること
で支持ワイヤ4の両端部4aを挟持する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のような支持ワイ
ヤ4を溶接固定し、この支持ワイヤ4の両端部4aをゴ
ム材5を介して支持する構造では、支持ワイヤ4を振動
子2に溶接固定する作業、および支持ワイヤ4の両端を
ゴム材5を介して固定する作業が繁雑で、振動ジャイロ
の組立が容易でないため、支持ワイヤ4を振動子2に溶
接固定する位置を精確に位置出しすることが困難であ
り、この固定位置が狂っていると振動子2を振動させた
ときの振動子2全体の振動および外部振動の振動子2へ
の伝ぱんを十分に抑制することができないという問題が
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本考
案の振動ジャイロは、振動子のノード点近傍の左右外側
の面にそれぞれ突出部を形成し、この突出部の先端側に
水平な溝を形成し、この溝に振動子を支持するための細
線様の支持ワイヤを嵌合させたことを特徴とする。
【0005】
【実施例】本考案による実施例を図1〜図4を参照して
説明する。尚、従来技術と同じ構成については、符号を
同一とし、説明を省略する。本実施例では図1、図2に
示すように、振動子2に設けた突出部3の先端部(従来
技術において支持ワイヤ4を溶接固定していた位置)に
溝3aを形成している。この溝3aに従来技術と同様に
金属細線でできた支持ワイヤ4を嵌合し固定している。
【0006】このような構造とすることにより、振動子
2の突出部3のノード点近傍の左右に精確に支持ワイヤ
4を固定することができる。
【0007】又、図3、図4に示すように溝3aの巾t
を支持ワイヤ4の直径よりも小さく形成し、支持ワイヤ
4の突出部3に嵌合される嵌合部4aを溝3aと略同一
形状に形成し、溝3aに嵌合部4bを嵌合させるように
してもよい。このようにすれば支持ワイヤ4の嵌合部4
bの両端部には段差4aが形成されるので、この段差4
aが突出部3の両側面3bに当接し、支持ワイヤ4が図
中矢印a方向に移動することを抑制することができ、矢
印a方向への精密位置出しも容易に可能となる。
【0008】尚、上記実施例においては、支持ワイヤ4
を金属製の細線で形成したが、本考案によれば振動子2
と支持ワイヤ4は嵌合により接合されるので、支持ワイ
ヤ4は金属材料に限らず、合成樹脂などで形成してもよ
い。
【0009】
【考案の効果】本考案によれば、振動子のノード点近傍
に設けた突出部の先端側に水平な溝を形成し、この溝に
支持ワイヤを嵌合する構造としたので、製造工程を複雑
化することなく、支持ワイヤの固定位置の精密な位置出
しが可能となり、支持ワイヤを介する振動モレのバラツ
キが解消できる。又、励振時の振動子全体の振動、及び
外部振動の振動子への伝搬を十分に抑制することができ
る。
【0010】又、支持ワイヤの振動子への取付を嵌合に
より行なうことにより、支持ワイヤに金属以外の合成樹
脂などを利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案の実施例を示し振動ジャイロの斜視図であ
る。
【図2】本案の実施例で示す振動ジャイロ支持部の拡大
図である。
【図3】本案の他の実施例を示す振動ジャイロの支持部
の拡大図である。
【図4】本案の他の実施例を示す振動ジャイロの支持ワ
イヤの斜視図である。
【図5】従来技術を示す斜視図である。
【図6】従来技術の他の例を示す要部側面図である。
【符号の説明】
1 振動ジャイロ 2 振動子 3 突出部 3a 溝 4 支持ワイヤ 4b 嵌合部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動子のノード点近傍の左右外側の面に
    それぞれ突出部を形成し、この突出部の先端側に水平な
    溝を形成し、この溝に振動子を支持するための細線様の
    支持ワイヤを嵌合させたことを特徴とする振動ジャイ
    ロ。
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JPH0569623U JPH0569623U (ja) 1993-09-21
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