JPH1112191A - エタノール吸収阻害剤 - Google Patents

エタノール吸収阻害剤

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JPH1112191A
JPH1112191A JP9184480A JP18448097A JPH1112191A JP H1112191 A JPH1112191 A JP H1112191A JP 9184480 A JP9184480 A JP 9184480A JP 18448097 A JP18448097 A JP 18448097A JP H1112191 A JPH1112191 A JP H1112191A
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crystalline
absorption
ethanol
carnosine
zinc complex
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JP9184480A
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Hajime Fujimura
一 藤村
Masakatsu Nozaki
正勝 野崎
Reiko Natsuki
令子 夏木
Michiichi Sawada
道一 沢田
Masahiro Takatani
昌弘 高谷
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Hamari Chemicals Ltd
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Hamari Chemicals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消化管から血中へのエタノールの吸収を阻害
する効果を有する薬剤を提供すること。 【解決手段】 結晶性L−カルノシン亜鉛錯体を薬理活
性成分として含有することを特徴とする、エタノール吸
収阻害剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消化管からのエタ
ノールの吸収を阻害する薬剤に関し、より詳しくは、消
化管からのエタノールの吸収を阻害する、結晶性L−カ
ルノシン亜鉛錯体含有の薬剤に関する。
【0002】
【従来の技術】L−カルノシン亜鉛錯体は、例えば特開
昭59─33270 に記載されているように、粘膜を保護し、
組織を修復させ、かつ副作用の少ない消化性潰瘍治療薬
として優れていることが知られている。しかしながら、
L−カルノシン亜鉛錯体を同公報や、Weitzel ら(G. W
eitzel et al., Hoppe-S-Z. Physiol. Chem., 307, 23
(1957).)によって開示されている方法によって水を溶媒
として合成したとき、得られる生成物は通常、IR、遠赤
外、NMR 等のスペクトルが非常に幅広く、明らかに各種
の亜鉛キレート化合物の混合物と考えられる。このもの
はX線粉末法において回折パターンを示さない不定型
(アモルファス)物質であり、安定性の低さ及び製造時
の濾過困難性という問題がある。これに対して、異なっ
た特定の条件下に反応を行って得られる結晶性L−カル
ノシン亜鉛錯体が知られており(特開平1-42471 )、こ
のものは、2個の水素がとれたL−カルノシンが亜鉛と
結合した形の、1:1の組成を有する錯体であり、安定
性及び作業性の双方において優れ、また不定型L−カル
ノシン亜鉛錯体よりも強い抗潰瘍作用を有することも知
られている(特開平1-42471 )。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、安定性
・作業性等に優れる上記の結晶性L−カルノシン亜鉛錯
体を用いてその薬理作用について更に検討を行った結
果、後述の薬理試験例に明らかなように、14C標識した
エタノールの経口投与後の血中14Cレベルが、結晶性L
−カルノシン亜鉛錯体の経口投与によって用量依存的に
顕著に低下することを見出し、本物質が消化管から血中
へのエタノールの吸収を阻害するという予想外の効果を
有することを発見し、更に検討を加えて本発明を完成さ
せた。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、結
晶性L−カルノシン亜鉛錯体を薬理活性成分として含有
することを特徴とする、エタノール吸収阻害剤を提供す
る。また本発明は、エタノール吸収阻害剤を製造するた
めの結晶性L−カルノシン亜鉛錯体の使用をも提供す
る。
【0005】本発明の薬剤を投与すると、飲用したアル
コール飲料中のエタノールの吸収が阻害されることか
ら、本発明の薬剤は、例えば、事情により飲酒を避ける
ことの困難な状況にあるヒトにおいて、過度の飲酒によ
る身体への悪影響の発生を予防するために使用すること
ができる。また、エタノールの吸収に伴うカロリー摂取
を抑制することができるため、カロリー摂取量を制限す
べきヒト、例えば肥満者ないし糖尿病患者において、飲
酒によるカロリーの余分な摂取を最小限に止めるために
も使用することができる。
【0006】本発明の薬剤は、内用製剤の形態で提供す
るのが好ましい。その場合、錠剤、カプセル剤、顆粒
剤、散剤、懸濁剤その他内服に適した製剤形態で提供す
ることができる。結晶性L−カルノシン亜鉛錯体は安定
性が高いため、これを含有するエタノール吸収阻害のた
めの内用製剤の製造においては、通常用いられる賦形
剤、結合剤、滑沢剤、崩壊剤、溶解補助剤、分散剤、懸
濁化剤等を用いて通常の仕方で製剤化することができ
る。
【0007】本薬剤は、例えば約1時間前等、飲酒開始
に先立って服用することが最も好ましいが、飲酒開始後
速やかに服用してもよい。服用量は、結晶性L−カルノ
シン亜鉛錯体として、1回当たり通常5〜500 mg/成
人、より好ましくは50〜200mg/成人である。
【0008】本発明の薬剤における薬理活性物質である
結晶性L−カルノシン亜鉛錯体は、特開平1-42471 に記
載されているところに従って次のようにして得ることが
できる。すなわち、無水又は含水極性有機溶媒中で、L
−カルノシン1モルに対し、亜鉛塩及びアルカリ金属化
合物それぞれ0.8 〜1.2 モル及び1.6 〜2.4 モルを作用
させる。
【0009】製造に用いられる極性有機溶媒の例として
は、メタノール、アセトニトリル等が特に好適なものと
して挙げられる。
【0010】また製造に用いられるアルカリ金属化合物
の特に好適な例としては、水酸化ナトリウムが挙げられ
る。使用される亜鉛塩の特に好適な例としては、酢酸亜
鉛二水和物等が挙げられる。
【0011】反応は、アルカリ金属化合物及びL−カル
ノシンを極性有機溶媒に溶かした溶液に、酢酸亜鉛を極
性有機溶媒に溶かした溶液を滴下し、通常、室温下にて
攪拌することにより、十分速やかに進行する。反応完了
後、析出した結晶を濾過し、水洗し、乾燥させることに
より、目的とする結晶性L−カルノシン亜鉛錯体が得ら
れる。
【0012】これにより得られる結晶性L−カルノシン
亜鉛錯体は、式C9 124 3 Znに対応する元素分
析値を示し、粉末X線回折法においては、ニッケルフィ
ルターを通したCu−Kα線を用いたとき、少なくとも
格子面間隔5.97,4.52,3.96Åに特徴的な回折パターン
を与える。
【0013】またこうして得られる結晶性L−カルノシ
ン亜鉛錯体は、以下の性質の何れかによっても更に特徴
づけることができる。
【0014】(1)IRスペクトル(KBr法)におい
て、吸収波数(cm-1):3292,1626,1563,1389,12
62,1230,1117,1060,1030,999 ,982 ,883 ,787
に吸収を示すこと。
【0015】(2)遠赤外線スペクトルにおいて、吸収
波数(cm-1):694 ,678 ,658 ,614 ,579 ,568
,448 ,429 ,403 ,375 ,340 ,291 ,231 ,214
,183 ,150 に吸収を示すこと。
【0016】(3)固体13C−NMR スペクトルにおい
て、177.19,172.52,149.41,135.81,128.04,57.34
,38.69 ,32.28 ppm (TMS標準)に吸収を与える
こと。
【0017】(4)固体15N−NMR スペクトルにおい
て、177.11,106.83,0.18 ppm(4NO3 標準)に
吸収を与えること。
【0018】
【発明の実施の形態】
【0019】次に本発明の薬剤の薬効成分である結晶性
L−カルノシン亜鉛錯体の合成例を示す。
【0020】〔合成例1〕メタノール100 mLに3.15g
の水酸化ナトリウムを溶解させ、L−カルノシン9.96g
を加えて、均一な溶液とした。これに酢酸亜鉛二水和物
9.67gをメタノール145 mLに溶解させた溶液を、攪拌
下に30分かけて滴下した。次第に白色沈殿が生じた。滴
下終了後、2時間攪拌し、一夜放置後、濾過し、140 m
Lの水で洗浄し、80℃にて5時間風乾して白色粉末状結
晶12.4gを得た。この結晶の物性は次の通りであった。
【0021】(1)外観(色): 白色乃至帯微黄白
色。
【0022】(2)形状: 一万倍の電子顕微鏡写真に
おいて粒子状。
【0023】(3)溶解性: 通常の有機溶媒及び水に
不溶。
【0024】(4)元素分析:CHNについては柳本製
作所製CHNコーダーMT−3を用い、Znについて
は、原子吸光法で測定を行った。結果は次の通りであ
る。 C9 124 3 Znとして: 理論値:C;37.33 ,H;4.18,N;19.35 ,Zn;22.58 実測値:C;37.07 ,H;4.27,N;19.06 ,Zn;22.50 この結果は、該錯体が、L−カルノシンから水素が2個
とれたものに亜鉛が結合した、1:1の組成を有する錯
体であることを示す。
【0025】(5)赤外線吸収スペクトル: ニコレッ
ト(Nicolet)製5ZDX FT-IRを用い、KBr法で測定した
とき、次の主要な吸収を示した。 吸収波数(cm-1):3292,1626,1563,1389,1262,
1230,1117,1060,1030,999 ,982 ,883 ,787
【0026】(6)遠赤外線吸収スペクトル: ブルカ
ー(Bruker) 製IFS-113V FT-IRを用い、ヌジョール法で
測定したとき、次の主要な吸収を示した。 吸収波数(cm-1):694 ,678 ,658 ,614 ,579 ,
568 ,448 ,429 ,403,375 ,340 ,291 ,231 ,214
,183 ,150
【0027】(7)粉末X線回折: 理学電機製RU-200
B の装置で、ニッケルフィルターを通したCu−Kαの
X線を用いて測定したとき、次の回折パターンを与え
た。
【0028】
【表1】
【0029】(8)固体高分解能13C−NMR スペクト
ル: 日本電子製JNM-GX270 及びNM-GSH27M を用いて得
13C−CP/MAS-NMRスペクトルにおいて、次の吸収を認
めた。 177.19,172.52,149.41,135.81,128.04,57.34 ,3
8.69 ,32.28 ppm (TMS標準)。
【0030】(9)固体高分解能15N−NMR スペクト
ル: 日本電子製JNM-GX270 及びNM-GSH27M を用いて得
15N−CP/MAS-NMRスペクトルにおいて、次の吸収を認
めた。 177.11,106.83,0.18 ppm(4 NO3 標準)。
【0031】〔合成例2〕L−カルノシン9.96gをアセ
トニトリル70mLに懸濁させ、3.52gの水酸化ナトリウ
ムを加えた。攪拌して均一な溶液としてから、酢酸亜鉛
二水和物9.67gをアセトニトリル145 mLに溶解させた
溶液を30分かけて滴下した。次第に白色沈殿が生じた。
滴下終了後、2時間攪拌し、一夜放置後、濾過し、140
mLの水で洗浄し、80℃にて5時間風乾して白色粉末状
結晶12.1gを得た。このものの諸物性値は、合成例1で
得たものと一致した。
【0032】以下の薬理試験例に、マウスのエタノール
吸収に対する結晶性L−カルノシン亜鉛錯体の阻害効果
を示す。
【0033】〔薬理試験例〕 エタノールの吸収に及ぼ
す亜鉛錯体の影響 (方法)一夜絶食させたddYマウス(雄性、25〜30
g)に被検物質を経口投与した。被検物質は、0.5 %カ
ルボキシメチルセルロース溶液に懸濁させて投与し、投
与液量は、1mL/100 g体重とした。この投与液量で
被検物質の投与量が100 mg/kg又は200 mg/kg
となるように、濃度を調節しておいた。被検物質投与の
1時間後、14C−エタノール(1000Bq、20V/V%、
10mL/kg)を投与し、経時的に無麻酔拘束下(採血
時のみ約30秒)に、尾静脈より10μLずつ採血し、バイ
アルに入れ、10mLのシンチレーションカクテル、AC
SII(Amersham,Arlington Heights, IL,アメリカ合衆
国)を加えた後、液体シンチレーションカウンターで14
C−放射活性を測定した。なお10μLの血液によるクエ
ンチングは約20%であった。14C−エタノールの標識部
位は次の通りである。
【0034】
【化1】
【0035】(比活性:0.17GBq/mmol)
【0036】(結果)経時的に採取した血液10μL中の
14C放射活性(DPM)の測定の結果を表2及び3に示す。
表中、Z−103 は結晶性L−カルノシン亜鉛錯体を示
す。また時間は、エタノール経口投与後の時間を示す。
放射活性の数値は、平均±標準誤差(SE)として示さ
れている。
【0037】
【表2】 n=5、* p<0.05、 ** p<0.01
【0038】
【表3】 n=5、* p<0.05、 ** p<0.01
【0039】上記表2及び3及びこれらに基づく図1及
び2に示すように、結晶性L−カルノシン亜鉛錯体の投
与により、14C−エタノール投与後の血中の14C放射活
性のレベルが顕著に抑制されているのが分かる。このこ
とは、投与した14C−エタノールの第1位の炭素の血中
への移行が抑制されていることを意味し、従って投与し
たエタノールの吸収が抑制されていることを明らかに示
している。
【0040】
【実施例】以下に典型的な実施例を挙げて本発明をより
詳細に説明する。
【0041】〔実施例1〕次の処方比率に従って各成分
をとり、常法により散剤を製造した。 (処方) 結晶性L−カルノシン亜鉛錯体 ・・・・ 50 mg 乳糖 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 940 mg ヒドロキシプロピルセルロース ・・・・ 5 mg無水ケイ酸 ・・・・・・・・・・・・・ 5 mg 全量 1000 mg
【0042】〔実施例2〕次の処方比率に従って各成分
をとり、常法により顆粒剤を製造した。 (処方) 結晶性L−カルノシン亜鉛錯体 ・・・・ 200 mg 乳糖 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 540 mg トウモロコシデンプン ・・・・・・・・ 250 mgヒドロキシプロピルセルロース ・・・・ 10 mg 全量 1000 mg
【0043】〔実施例3〕 内服錠剤 次の処方比率に従って各成分をとり、常法により顆粒と
し、打錠して錠剤を製造した。 (処方) 結晶性L−カルノシン亜鉛錯体 ・・・・・・・ 100 mg 乳糖 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50.0 mg トウモロコシデンプン ・・・・・・・・・・・ 23.5 mg カルボキシメチルセルロースカルシウム ・・・ 4.0 mg メチルセルロース ・・・・・・・・・・・・・ 2.0 mgステアリン酸マグネシウム ・・・・・・・・・ 0.5 mg 全量 180 mg
【0044】〔実施例4〕 硬カプセル剤 次の処方比率に従って各成分をとり、常法により顆粒と
し、2号カプセルに充填して硬カプセル剤を製造した。 (処方) 結晶性L−カルノシン亜鉛錯体 ・・・・ 250 m トウモロコシデンプン ・・・・・・・・ 33.5 mgステアリン酸マグネシウム ・・・・・・ 1.5 mg 全量 285 mg
【0045】〔実施例5〕 懸濁剤 次の処方比率に従って各成分をとり、常法により懸濁剤
とした。 (処方) 結晶性L−カルノシン亜鉛錯体 ・・・・・・・ 5000 mg 白糖 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10000 mg 70%D−ソルビット液 ・・・・・・・・・・・ 20000 mg カルボキシメチルセルロースナトリウム ・・・ 300 mg ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60 ・・・・・ 300 mg 安息香酸ナトリウム ・・・・・・・・・・・・ 500 mg パラオキシ安息香酸ナトリウム ・・・・・・・ 200 mg シリコン樹脂 ・・・・・・・・・・・・・・・ 微量精製水 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 適量 全量 100 mL
【図面の簡単な説明】
【図1】 エタノール吸収に対する被検薬物100 mg/
kg経口投与の効果
【図2】 エタノール吸収に対する被検薬物200 mg/
kg経口投与の効果
フロントページの続き (72)発明者 高谷 昌弘 滋賀県野洲郡野洲町大字行畑121の11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】結晶性L−カルノシン亜鉛錯体を薬理活性
    成分として含有することを特徴とする、エタノール吸収
    阻害剤。
  2. 【請求項2】内用製剤の形態である、請求項1のエタノ
    ール阻害剤。
  3. 【請求項3】該結晶性L−カルノシン亜鉛錯体が、式C
    9 124 3 Znに対応する元素分析値を示すもので
    ある、請求項1のエタノール吸収阻害剤。
  4. 【請求項4】該結晶性L−カルノシン亜鉛錯体が、粉末
    X線回折法において、ニッケルフィルターを通したCu
    −Kα線を用いたとき、少なくとも格子面間隔5.97,4.
    52,3.96Åに特徴的な回折パターンを与えるものであ
    る、請求項1のエタノール吸収阻害剤。
  5. 【請求項5】該結晶性L−カルノシン亜鉛錯体が、IRス
    ペクトル(KBr法)において、吸収波数(cm-1):
    3292,1626,1563,1389,1262,1230,1117,1060,10
    30,999 ,982 ,883 ,787 に吸収を示すものである、
    請求項1のエタノール吸収阻害剤。
  6. 【請求項6】該結晶性L−カルノシン亜鉛錯体が、遠赤
    外線スペクトルにおいて、吸収波数(cm-1):649 ,
    678 ,658 ,614 ,579 ,568 ,448 ,429 ,403 ,37
    5 ,340 ,291 ,231 ,214 ,183 ,150 に吸収を示す
    ものである、請求項1のエタノール吸収阻害剤。
  7. 【請求項7】該結晶性L−カルノシン亜鉛錯体が、固体
    13C−NMR スペクトルにおいて、177.19,172.52,149.
    41,135.81,128.04,57.34 ,38.69 ,32.28 ppm (T
    MS標準)に吸収を与えるものである、請求項1のエタ
    ノール吸収阻害剤。
  8. 【請求項8】該結晶性L−カルノシン亜鉛錯体が、固体
    15N−NMR スペクトルにおいて、177.11,106.83,0.18
    ppm(4 NO3 標準)に吸収を与えるものである、
    請求項1のエタノール吸収阻害剤。
  9. 【請求項9】エタノール吸収阻害剤の製造のための、結
    晶性L−カルノシン亜鉛錯体の使用。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1586332A1 (en) 2003-01-20 2005-10-19 Innovative Vision Products, Inc. Combined use of carnosinase inhibitor with l-carnosines and composition
JP2008127355A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Yaizu Suisankagaku Industry Co Ltd アルコール酔い軽減用組成物及びそれを含有する飲食品

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