JPH11121707A - 半導体集積回路の製造方法 - Google Patents
半導体集積回路の製造方法Info
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Abstract
を備える半導体集積回路を製造できる製造方法を提供す
る。 【解決手段】 例えば、エキシマレジストに対するエッ
チングレートの選択比が大きい材料(例えば、BPS
G)からなるマスク材料層21を、層間絶縁膜12上に
形成(e)し、そのマスク材料層21をエキシマリソグ
ラフィ技術により加工することにより、キャパシタ電極
用のホール26を形成する(f)。そして、ホール26
に、ポリシリコンを充填(g,h)し、マスク材料層2
1を除去することによって、キャパシタ電極16を形成
する(i)。
Description
などの、キャパシタを有する半導体集積回路の製造方法
に関する。
有するものがあるが、そのような半導体集積回路では、
高集積化を可能とするために、キャパシタを立体的に形
成することが行われている。
s memory)では、セル信号電圧を確保するために容量の
大きいストレージノード(キャパシタ)を設ける必要が
ある。また、いわゆる、ソフトエラーを増加させないた
めにも、ストレージノードの容量を大きくすることが必
要とされる。そして、大容量化を図るためには、ストレ
ージノードの形成に必要な面積を小さくすることが必要
である。このため、DRAMの製造は、以下に記すよう
な手順で行われている。
上に、ストレージノードを制御するためのトランジスタ
51(図では、ゲートのみを示してある)を形成し、次
いで、それらを覆うBPSG(boro-phospho-silicate
glass)からなる層間絶縁膜52を形成する。そして、
層間絶縁膜52上に、レジストパターン53を形成し、
レジストパターン53の開口部下の層間絶縁膜52をエ
ッチングにより除去することによって、トランジスタ5
1に至るコンタクトホール54を有する構造を得る。
い、ポリシリコンを堆積することによって、コンタクト
ホール54を埋め、かつ、層間絶縁膜52からの高さ
(厚さ)が形成すべきストレージ電極の高さと等しいポ
リシリコン層55を形成する。そして、ポリシリコン層
55表面に、ストレージ電極を形成するためのレジスト
パターン56を形成する(図8(b))。
してポリシリコン層55のエッチングを行い、図8(c)
に示したように、レジストパターン56の開口部下のポ
リシリコンが全て除去された構造(ストレージ電極57
を有する構造)を得る。次いで、レジストパターン56
の除去を行い(図8(d))、ストレージ電極57表面に
窒化膜などの誘電体膜58と、ポリシリコンからなるプ
レート電極59とを形成することによって、ストレージ
ノード60を得る(図8(e))。
製造可能なストレージ電極57の高さは、ポリシリコン
と、レジストパターン56の構成材料との選択比に応じ
たものとなる。レジストパターン56がi線レジストで
あった場合、ポリシリコンのi線レジストに対する選択
比(ポリシリコンのエッチング速度/i線レジストのエ
ッチング速度)は、およそ“9”であるので、所望の高
さのストレージ電極57を形成することが出来ていた。
を製造するために、リソグラフィ技術として、エキシマ
レーザ(KrF)を用いるエキシマリソグラフィ技術を
導入した場合、レジストパターン56が、i線レジスト
とは異なるレジスト(以下、エキシマレジストと表記す
る)から形成されることになる。このエキシマレジスト
に対するポリシリコンの選択比(ポリシリコンのエッチ
ング速度/エキシマレジストのエッチング速度)は、お
よそ“4”であり、また、形成可能なエキシマレジスト
の膜厚にも上限(現在の技術では、0.7μm)がある
ため、上記製造手順にエキシマリソグラフィ技術を適用
して、ある高さ以上のストレージ電極を形成した場合、
図9に模式的に示したように、形成したレジストパター
ンとは異なる形状のストレージ電極55′が形成されて
しまうという問題があった。
口部下のポリシリコンを除去する際には、マグネトロン
RIE装置などを用いた異方性エッチングが行われる
が、そのエッチング時、レジストパターン56の上部で
は、基板方向のみならず、横方向へのエッチングも進行
する。つまり、ポリシリコン層55のエッチングは、レ
ジストパターン56の厚みのみならず、その上部形状を
変えつつ進行する。このため、ポリシリコン層55の膜
厚を厚くした場合、そのエッチングが完了する前に、レ
ジストパターン56の下部形状(ポリシリコン層55と
接している部分の形状)が変わってしまい、図9に示し
たような形状のストレージ電極55′が得られてしま
う。
ストを用いなければならないリソグラフィ技術では、常
に、同様の問題が生ずる。そこで、本発明の課題は、電
極部分の高さがより高いキャパシタを、ポリシリコンと
の選択比が比較的低いレジストを用いて製造することが
出来る半導体集積回路の製造方法を提供することにあ
る。
に、本発明の第1の態様では、キャパシタと、キャパシ
タと接続される半導体素子とを含む半導体集積回路を、
(イ)半導体素子が形成された基板上に半導体素子を覆
う層間絶縁膜を形成する層間絶縁膜形成工程と、(ロ)
層間絶縁膜に、リソグラフィ技術を用いて半導体素子へ
のコンタクトホールを形成するコンタクトホール形成工
程と、(ハ)コンタクトホールの内部にポリシリコンを
充填する第1ポリシリコン充填工程と、(ニ)この第1
ポリシリコン充填工程後の構造上に、形成すべきキャパ
シタの一方の電極である第1キャパシタ電極の高さに相
当する厚さを有するマスク材料層を形成するマスク材料
層形成工程と、(ホ)マスク材料層に、リソグラフィ技
術を用いてコンタクトホール上に位置するホールであっ
て、形成すべき第1キャパシタ電極と同じ形状のホール
を形成するホール形成工程と、(へ)ホール内にポリシ
リコンを充填する第2ポリシリコン充填工程と、(ト)
マスク材料層を除去することによって第1キャパシタ電
極を形成するキャパシタ電極形成工程と、(チ)このキ
ャパシタ電極形成工程で形成された第1キャパシタ電極
の表面に誘電体膜並びに第2キャパシタ電極を形成する
キャパシタ形成工程とを含む工程により製造する。
パシタを含む半導体集積回路を製造するに際して、ポリ
シリコン膜を、リソグラフィ技術を利用して加工するこ
とによりキャパシタの電極である第1キャパシタ電極を
形成するのではなく、リソグラフィ技術を利用して、ま
ず、マスク材料層に、第1キャパシタ電極形成用のホー
ルを形成する。次いで、当該ホールにポリシリコンを充
填する工程を含む一連の工程を行うことによって、キャ
パシタを形成する。
成に用いた材料のエキシマレジストに対する選択比によ
って形成可能な第1キャパシタ電極の高さの上限が定ま
ることになるので、例えば、BPSGのように、エキシ
マレジストに対する選択比が比較的大きな材料を用いて
マスク材料層を形成しておけば、従来の製造手順で製造
されるキャパシタに比して、電極部分の高さがより高い
キャパシタを有する半導体集積回路を製造できることに
なる。
積回路を製造するに際して、マスク材料層と層間絶縁膜
とを同じ材料(例えば、BPSG)から形成した場合、
マスク材料層のみを除去すること(マスク材料層と層間
絶縁膜の境界でエッチングを停止させること)が困難と
なる。例えば、マスク材料層の除去にウェットエッチン
グを利用することが実際上不可能となるが、以下に記す
本発明の第2ないし第4の態様の製造方法を用いると、
マスク材料層の除去が、例えば、ウェットエッチングに
よっても簡単に行えることになる。
ャパシタと、キャパシタと接続される半導体素子とを含
む半導体集積回路を、(イ)半導体素子が形成された基
板上に半導体素子を覆う層間絶縁膜を形成する層間絶縁
膜形成工程と、(ロ)層間絶縁膜上に、所定材料からな
るエッチングストッパ層を形成するエッチングストッパ
層形成工程と、(ハ)エッチングストッパ層並びに層間
絶縁膜に、リソグラフィ技術を用いて半導体素子へのコ
ンタクトホールを形成するコンタクトホール形成工程
と、(ニ)コンタクトホールの内部にポリシリコンを充
填する第1ポリシリコン充填工程と、(ホ)この第1ポ
リシリコン充填工程後の構造上に、形成すべきキャパシ
タの一方の電極である第1キャパシタ電極の高さに相当
する厚さを有するマスク材料層を形成するマスク材料層
形成工程と、(へ)マスク材料層に、リソグラフィ技術
を用いてコンタクトホール上に位置するホールであっ
て、形成すべき第1キャパシタ電極と同じ形状のホール
を形成するホール形成工程と、(ト)ホール内にポリシ
リコンを充填する第2ポリシリコン充填工程と、(チ)
マスク材料層を除去することによって第1キャパシタ電
極を形成する第1キャパシタ電極形成工程と、(リ)形
成された第1キャパシタ電極の表面に誘電体膜並びに第
2キャパシタ電極を形成するキャパシタ形成工程とを含
む工程で製造する。
の態様と同様に、マスク材料層の形成に用いた材料のエ
キシマレジストに対する選択比によって、形成可能な第
1キャパシタ電極の高さが定まる手順で半導体集積回路
(キャパシタ)が製造される。ただし、第2の態様の製
造方法には、層間絶縁膜とマスク材料層との間に、エッ
チングストッパ層を形成する工程が含まれている。この
ため、この態様の製造方法によれば、層間絶縁膜とマス
ク材料層の形成に同一の材料を用いる場合にも、エッチ
ングストッパ層材料を適当に定めておきさえすれば、マ
スク材料層の除去時に、ウェットエッチングを用いて
も、マスク材料層のみを除去できることになる。
タと、キャパシタと接続される半導体素子とを含む半導
体集積回路を、(イ)半導体素子が形成された基板上に
半導体素子を覆う層間絶縁膜を形成する層間絶縁膜形成
工程と、(ロ)層間絶縁膜に、リソグラフィ技術を用い
て半導体素子へのコンタクトホールを形成するコンタク
トホール形成工程と、(ハ)コンタクトホールの内部を
埋めるとともに、層間絶縁膜を覆うポリシリコン層を形
成するポリシリコン層形成工程と、(ニ)この第1ポリ
シリコン層上に、形成すべきキャパシタの一方の電極で
ある第1キャパシタ電極の高さに相当する厚さを有する
マスク材料層を形成するマスク材料層形成工程と、
(ホ)マスク材料層に、リソグラフィ技術を用いてコン
タクトホール上に位置するホールであって、形成すべき
第1キャパシタ電極と同じ形状のホールを形成するホー
ル形成工程と、(へ)ホール内にポリシリコンを充填す
るポリシリコン充填工程と、(ト)ポリシリコンが充填
された構造からマスク材料層を除去するマスク材料層除
去工程と、(チ)このマスク除去工程後の構造表面か
ら、異方性エッチングにより、層間絶縁膜が露出する量
のポリシリコンを除去することによって、第1キャパシ
タ電極を形成する第1キャパシタ電極形成工程と、
(リ)形成された第1キャパシタ電極の表面に誘電体膜
並びに第2キャパシタ電極を形成するキャパシタ形成工
程とを含む工程で製造する。
1、第2の態様と同様に、マスク材料層の形成に用いた
材料のエキシマレジストに対する選択比によって、形成
可能な第1キャパシタ電極の高さが定まる手順で半導体
集積回路(キャパシタ)が製造されるが、第3の態様で
は、層間絶縁膜に形成されたコンタクトホールをポリシ
リコンで充填する際に層間絶縁膜上に形成されることに
なるポリシリコン層をエッチングストッパ層として利用
する。なお、この態様の製造方法では、マスク材料層を
単に除去したのでは、第1キャパシタ電極が形成されな
い。このため、マスク材料層の除去後、異方性エッチン
グを行うことによって、層間絶縁膜上に存在している不
要なポリシリコンの除去を行う。
タと、キャパシタと接続される半導体素子とを含む半導
体集積回路を、(イ)半導体素子が形成された基板上に
半導体素子を覆う層間絶縁膜を形成する層間絶縁膜形成
工程と、(ロ)層間絶縁膜を覆うポリシリコン層を形成
するポリシリコン層形成工程と、(ハ)リソグラフィ技
術を用いてポリシリコン層を加工することにより、半導
体素子へのコンタクトホールが形成されるべき部分に開
口部を有するポリシリコンパターンを形成するポリシリ
コンパターン形成工程と、(ニ)ポリシリコンパターン
が形成された構造上に、形成すべきキャパシタの一方の
電極である第1キャパシタ電極の高さに相当する厚さを
有するマスク材料層を形成するマスク材料層形成工程
と、(ホ)マスク材料層上に、形成すべき第1キャパシ
タ電極と同じ形状の開口部をポリシリコンパターンの開
口部上に相当する位置に有するレジストパターンを形成
するレジストパターン形成工程と、(へ)レジストパタ
ーン並びにポリシリコンパターンをマスクとした異方性
エッチングにより、レジストパターンの開口部下のマス
ク材料層並びにポリシリコンパターンの開口部下の層間
絶縁膜を除去することによって、半導体素子に至るホー
ルを形成するホール形成工程と、(ト)このホール形成
工程によってホールが形成された構造からレジストパタ
ーンを除去するレジストパターン除去工程と、(チ)レ
ジストパターンが除去された構造のホール内にポリシリ
コンを充填するポリシリコン充填工程と、(リ)ポリシ
リコンが充填された構造からマスク材料層を除去するマ
スク材料層除去工程と、(ヌ)このマスク除去工程後の
構造表面から、異方性エッチングにより、層間絶縁膜が
露出する量のポリシリコンを除去することによって、第
1キャパシタ電極を形成する第1キャパシタ電極形成工
程と、(ル)形成された第1キャパシタ電極の表面に誘
電体膜並びに第2キャパシタ電極を形成するキャパシタ
形成工程とを含む工程で製造する。
タクトホール用のエッチングマスクとして機能するポリ
シリコンパターンを層間絶縁膜上に形成した後、エッチ
ングを行うことなく、そのポリシリコンパターン上に、
さらに、マスク材料層並びに第1キャパシタ電極用ホー
ルのエッチングマスクとして機能するエキシマレジスト
パターンを形成する。そして、それらのパターンを利用
して、第1キャパシタ電極用ホールとコンタクトホール
とを一括して形成し、形成したホール内にポリシリコン
を充填する。次いで、マスク材料層の除去や余分なポリ
シリコンの除去等を行うことによって、キャパシタを形
成する。
タ電極用ホールとコンタクトホールが一括して形成され
るので、第3の態様に比して少ない工程数でキャパシタ
を有する半導体集積回路を形成することが出来る。ま
た、ポリシリコンパターンは、マスク材料層の除去時に
は、エッチングストッパとして機能することになるの
で、本態様の製造方法によれば、第2、第3の態様と同
様に、マスク材料層のみを除去することが簡単に行える
ことになる。
する場合には、第1キャパシタ電極形成工程後の構造の
表面に、その表面形状に則した形状のサイドウオール用
ポリシリコン層を形成するサイドウオール用ポリシリコ
ン層形成工程と、このサイドウオール用ポリシリコン層
形成工程後の構造表面から、異方性エッチングにより、
層間絶縁膜が露出する量のポリシリコンを除去すること
によって、第1キャパシタ電極を形成する第1キャパシ
タ電極形成工程とを付加することも出来る。また、第3
あるいは第4の態様の製造方法を採用する場合には、マ
スク材料層除去工程後の構造の表面に、その表面形状に
則した形状のサイドウオール用ポリシリコン層を形成す
るサイドウオール用ポリシリコン層形成工程を、付加す
ることも出来る。
を付加した場合には、多数のキャパシタを有する半導体
集積回路を形成する際に、キャパシタ間の距離を、リソ
グラフィ技術側からの制限で定まる距離よりも短くする
ことが出来ることになる。また、第1キャパシタ電極の
表面積を大きくすることが出来ることにもなるので、サ
イドウオール用ポリシリコン層形成工程を付加した場合
には、極めて占有面積が小さいキャパシタであって、容
量の大きいキャパシタを有する半導体集積回路が得られ
ることになる。
合には、リソグラフィ技術としてエキシマレーザを用い
たエキシマリソグラフィ技術を用いることができる。
面を用いて詳細に説明する。 <第1実施形態>本発明の第1実施形態では、1メモリ
セルが、1つのトランジスタと1つのキャパシタからな
るDRAMが製造される。
いて第1実施形態の半導体集積回路(DRAM)の製造
方法を説明する。本製造方法によりDRAMを形成する
際には、図1(a)に示してあるように、まず、基板10
上に、ストレージノード(キャパシタ)を制御するため
のトランジスタ11(図では、ゲートのみを明示してあ
る)と、それらを覆う層間絶縁膜12とを、周知の手順
で形成する。次いで、層間絶縁膜12上に、後述する幾
つかのエッチング工程において機能する層20(以下、
エッチングストッパ層20と表記する)を形成する。な
お、本実施形態では、層間絶縁膜12を、BPSG(bo
ro-phospho-silicate glass)を用いて形成している。
また、エッチングストッパ層20を、窒化シリコンを用
いて形成しており、その膜厚は、50nmとしている。
コンタクトホールが形成されるべき部分に開口部を有す
るエキシマレジストパターン21を形成する(図1(b)
参照)。次いで、その開口部下のエッチングストッパ層
20並びに層間絶縁膜12を異方性エッチングにより除
去することによって、図1(b)に示してあるように、ト
ランジスタ11に至るコンタクトホール22を有する構
造を得る。本実施形態では、このエッチングストッパ層
20(窒化シリコン)のエッチングを、マグネトロンR
IE(Reactive Ion Etching)装置を用いて、CHF3/
O2=20/20sccm、Pressure=50mTorr、RF Power
=500Wという条件で行っている。また、層間絶縁膜
12(BPSG)のエッチングを、マグネトロンRIE
装置を用いて、C4F8/CO/O2/Ar=14/15
0/7/200sccm、Pressure=35mTorr、RF Power
=1400Wという条件で行っている。なお、この条件
によるエッチングは、他の実施形態でも行われるもので
あるので、以下では、これを、第1BPSG用条件によ
るエッチングと表記する。
レジストパターン21の除去を行う。そして、レジスト
パターン除去後の表面に、ポリシリコンを堆積すること
によって、図1(c)に示したように、コンタクトホール
22内を埋め、エッチングストッパ層20を覆う形態の
ポリシリコン層23を有する構造を形成する。
エッチングすることにより、図1(d)に示したように、
エッチングストッパ層20が露出した構造(プラグ15
を有する構造)を得る。なお、本実施形態では、有磁場
マイクロ波エッチング装置を用いて、Cl2=100scc
m、Pressure=10mTorr、マイクロ波Power=200m
A、RF Power=10Wという条件で、このエッチング(以
下、ポリシリコン用条件によるエッチングと表記する)
を行っている。このポリシリコン用条件によるエッチン
グ時における、ポリシリコンの窒化シリコン(エッチン
グストッパ層)に対する選択比(ポリシリコンのエッチ
ング速度/窒化シリコンのエッチング速度)は、およそ
“20”となる。このため、このポリシリコン用条件に
よるエッチングで、図示したような、エッチングストッ
パ層20が残存し、かつ、コンタクトホール22内のポ
リシリコンが過度にエッチングされていない構造を容易
に得ることが出来る。
に示したように、形成すべきストレージ電極の高さに相
当する厚さのマスク材料層24を形成する。マスク材料
層24の形成に用いることが出来る材料についての説明
は後述するが、本実施形態では、マスク材料層24を、
層間絶縁膜12と同じくBPSGを用いて形成してい
る。また、その厚さを1μmとしている。
電極が形成されるべき部分に開口部を有するエキシマレ
ジストパターン25を形成する。そして、その開口部下
のマスク材料層24を異方性エッチングにより除去する
ことによって、図1(f)に示したように、マスク材料層
24内に、プラグ15に至るストレージ電極用ホール2
6を形成する。
ッチングは、マグネトロンRIE装置を用いて、C4F8
/O2/Ar=14/7/200sccm、Pressure=35m
Torr、RF Power=1400Wという条件で行っている。
この条件でのエッチング(以下、第2BPSG用条件に
よるエッチングと表記する)時における、BPSGのエ
キシマレジストに対する選択比は、およそ“7”であ
り、ポリシリコンのエキシマレジストに対する選択比
“4”よりも大きくなっている。このため、上記条件に
よるエッチングにより、1μm厚のマスク材料層24
を、エキシマレジストパターン25の開口部の形状通り
にエッチングすることが出来る。また、この条件におけ
るBPSGの窒化シリコン、ポリシリコンに対する選択
比は、それぞれ、およそ“10”、“20”であるた
め、エッチングを、エッチングストッパ層20(窒化シ
リコン)並びにプラグ15(ポリシリコン)表面で容易
に止めることが出来るようにもなっている。
除去し、レジストパターン除去後の表面に、ポリシリコ
ンを堆積することによって、図2(g)に示したように、
ストレージ電極用ホール26を埋めるポリシリコン層2
7を形成する。次いで、図2(h)に示したように、ポリ
シリコン層27表層をマスク材料層24が露出するまで
エッチングすることによって、ストレージ電極16を形
成する。本実施形態では、このポリシリコン層27のエ
ッチングを、前述したポリシリコン用条件でのエッチン
グにより行っている。
てNH4Fを用いたbuffered HF液を用いたウェットエ
ッチングにより、マスク材料層24を除去し、図2(i)
に示した構造を得る。このとき、エッチングストッパ層
20が存在しているため、マスク材料層24のみをエッ
チングすることが出来ることになる。
膜などの誘電体膜、プレート電極となるポリシリコン膜
を堆積して、ストレージノードを完成させる(図示せ
ず)。以上説明したように、本製造方法では、ポリシリ
コン膜を、エキシマリソグラフィ技術を利用して加工す
ることによりストレージ電極(キャパシタ電極)を形成
するのではなく、エキシマリソグラフィ技術を利用し
て、まず、エキシマレジストに対する選択比が比較的高
い状態でのエッチングが可能な材料で、ストレージ電極
形成用のパターン(ストレージ電極用ホール)を形成す
る。次いで、そのストレージ電極形成用のパターンを用
いて、ポリシリコンからなるストレージ電極を形成す
る。
形成に用いた材料のエキシマレジストに対する選択比に
よって、形成可能なストレージ電極の高さの上限が定ま
る方法となっている。そして、上記製造手順から明らか
なように、マスク材料層に要求される特性は、ポリシリ
コンがエッチングされない条件でエッチングできること
だけとなっている。
SGのように、エキシマレジストに対する選択比が
“4”以上の状態でエッチングが可能であり、かつ、共
存するポリシリコンに影響を与えることなくエッチング
が行える材料から形成しさえすれば、本製造手順によ
り、従来よりも、高さの高いストレージ電極、つまり、
容量の大きいストレージノード(キャパシタ)を実現で
きることになる。
は、第1実施形態と同様に、1メモリセルが1つのトラ
ンジスタと1つのキャパシタからなるDRAMが製造さ
れる。以下、図3、4に示した工程図を用いて第2実施
形態による半導体集積回路(DRAM)の製造方法を説
明する。
まず、第1実施形態と同様に、ストレージノードを制御
するためのトランジスタ11と、それらを覆う層間絶縁
膜12(BPSG)を有する構造が形成される(図3
(a))。第1実施形態に示した製造方法では、この構造
上にエッチングストッパ層を形成したが、本製造方法で
は、図3(b)に示してあるように、層間絶縁膜12上
に、コンタクトホールが形成されるべき部分に開口部を
有するエキシマレジストパターン31を、直接、形成す
る。そして、その開口部下の層間絶縁膜12を除去する
ことによって、コンタクトホール32を形成する。本実
施形態でも、このコンタクトホールの形成を、上述した
第1BPSG用条件によるエッチングにより行ってい
る。
除去した後、ポリシリコンを堆積することによって、層
間絶縁膜12上にコンタクトホール32を埋めるポリシ
リコン層33を形成する(図3(c))。
0が存在しない点を除けば、図1(c)に示した構造と同
じ構造を得た後、本製造方法では、図2(d)に示したよ
うに、ポリシリコン層33上に、形成すべきストレージ
電極の高さに相当する厚さのマスク材料層34を形成す
る。なお、本実施形態でも、マスク材料層34として、
1μm厚のBPSG層を形成している。
ジ電極が形成されるべき部分に開口部を有するエキシマ
レジストパターン35を形成する。そして、その開口部
下のマスク材料層34を異方性エッチングにより除去す
ることにより、図2(e)に示したように、ストレージ電
極用ホール36を形成する。本実施形態では、前述した
第2BPSG用条件によるエッチングで、このマスク材
料層34の除去を行っている。既に説明したように、第
2BPSG用条件におけるBPSGのエキシマレジスト
に対する選択比は、およそ“7”であるので、この条件
でのエッチングにより、ポリシリコン層33上の1μm
厚のマスク材料層34の除去が、エキシマレジストパタ
ーン35の下部形状が変形する前に完了することにな
る。また、BPSGのポリシリコンに対する選択比は、
およそ“20”であるので、この条件でのエッチングに
より、図示してあるような状態(開口部下のマスク材料
層36のみが除去され、ポリシリコン層33が残った状
態)を簡単に実現できることになる。
除去し、ポリシリコンを堆積することによって、図4
(f)に示したように、ストレージ電極用ホール36を埋
めるポリシリコン層37を形成する。次いで、ポリシリ
コン層37の表層を、エッチングにより除去することに
より、図4(g)に示したように、マスク材料層34を露
出させる。本実施形態では、このポリシリコン層37の
エッチングを、前述したポリシリコン用条件でのエッチ
ングにより行っている。
を用いたウェットエッチングにより、マスク材料層34
を除去し、図4(h)に示した構造を得る。このとき、ポ
リシリコン層33によって層間絶縁膜12が覆われてい
るので、層間絶縁膜12をエッチングせずに、マスク材
料層34のみをエッチングすることが出来ることにな
る。
ッチングにより、層間絶縁膜12が露出するまでポリシ
リコン層37を除去することによって、図4(i)に示し
たように、ストレージ電極16を形成する。そして、ス
トレージ電極16の表面に誘電体膜およびポリシリコン
膜を形成することにより、ストレージノードを完成す
る。
態で示した製造方法と同様に、エキシマレジストに対す
る選択比の高い材料からなるマスク材料層をエッチング
することによってストレージ電極形成用のパターンを形
成し、そのパターンを用いてストレージ電極を形成して
いる。このため、本製造方法によれば、従来の製造方法
に比して容量の大きいストレージ電極を有する半導体集
積回路を製造することが出来る。
層間絶縁膜12上にエッチングストッパ層20が残った
半導体集積回路が製造される方法となっている。このた
め、第1実施形態の半導体集積回路は、後工程において
熱処理等が行われた場合に、層間絶縁膜12とエッチン
グストッパ層20間に熱膨張係数の違いに起因する応力
が加わる結果として、その部分にクラック(ひび割れ)
が発生する可能性がある半導体集積回路となっている。
これに対して、本実施形態に示した製造方法では、従来
より使用されている材料のみを用いてストレージノード
が形成されているので、後工程において熱処理等が行わ
れた場合にも、クラック等が発生することがない半導体
集積回路を製造できることになる。
いて、本発明の第3実施形態を説明する。本発明の第3
実施形態では、第1、第2実施形態と同様に、1メモリ
セルが1つのトランジスタと1つのキャパシタからなる
DRAMが製造される。本製造方法でDRAMを製造す
る際には、まず、第1、第2実施形態と同様に、ストレ
ージノードを制御するためのトランジスタ11と、それ
らを覆う層間絶縁膜12(BPSG)を有する構造を形
成する。第1実施形態に示した製造方法では、この構造
上に、窒化シリコンからなるエッチングストッパ層が形
成されたが、本製造方法では、図5(a)に示してあるよ
うに、当該構造上に、100nm程度の膜厚のポリシリ
コン層40を形成する。
クトホールが形成されるべき部分に開口部を有するエキ
シマレジストパターン41を形成する。そして、その開
口部下のポリシリコン層40を、前述したポリシリコン
用条件でのエッチングにより除去することによって、図
5(b)に示したように、ポリシリコンパターン40′を
有する構造を得る。ポリシリコンパターン40′の形成
後、エキシマレジストパターン41を除去する。そし
て、図5(c)に示したように、ポリシリコンパターン4
0′上に、形成すべきストレージ電極の高さに相当する
厚さのマスク材料層44を形成する。本実施形態でも、
マスク材料層44として、1μm厚のBPSG層を形成
している。
分に開口部を有するエキシマレジストパターン45を、
マスク材料層44上に形成する。そして、その開口部下
のマスク材料層44を、第2BPSG用条件によるエッ
チングによって除去する。
施形態の製造方法におけるそれと同じであるので、この
エッチング時、マスク材料層44が、エキシマレジスト
パターン45をマスクとしてエッチングされていくこと
になる。そして、第2BPSG用条件によるエッチング
時におけるBPSGのポリシリコンに対する選択比は、
およそ“20”であるので、マスク材料層44が除去さ
れた後は、ポリシリコンパターン40′(並びにエキシ
マレジストパターン45)をマスクとして層間絶縁層1
2(BPSG)のエッチングが進むことになる。このた
め、第2BPSG用条件でのエッチングにより、図5
(d)に示したように、マスク材料層44内での形状と層
間絶縁膜12内での形状とが異なるホールを有する構造
が得られることになる。
除去を行い、ポリシリコンを堆積することによって、図
6(e)に示したように、形成したホールを埋める形態の
ポリシリコン層47を有する構造を得る。
での手順は、第2実施形態のそれと同じものとなってい
る。すなわち、マスク材料層44が露出するように、ポ
リシリコン層47の表層をエッチングし(図6(f))、
HF、buffered HFによりマスク材料層44を除去す
る(図6(g))。なお、このとき、ポリシリコンパター
ン40′は、エッチングストッパとして機能することに
なる。
に、ポリシリコン層47のエッチングを行うことによっ
て、ストレージ電極16を得る(図6(h))。そして、
ストレージ電極16の表面に誘電体膜およびポリシリコ
ン膜を形成することにより、ストレージノードを完成す
る。
コンタクトホール用のエッチングマスクとして機能する
ポリシリコンパターン40′を層間絶縁膜12上に形成
した後、そのパターンを利用したエッチングを行うこと
なく、さらに、マスク材料層44並びにストレージ電極
用ホールのエッチングマスクとして機能するエキシマレ
ジストパターン45を形成する。そして、それらのパタ
ーンを利用して、ストレージ電極用ホールとコンタクト
ホールとを一括して形成し、形成したホール内にポリシ
リコンを充填することによって、ストレージノード(キ
ャパシタ)を形成する。
し第3実施形態に示した製造方法に比して少ない工程数
で、容量の大きなキャパシタを有する半導体集積回路を
形成することが出来る。
4実施形態による半導体集積回路(DRAM)の製造方
法を説明する。第4実施形態の製造方法は、第2実施形
態の製造方法を変形したものであり、図7(h)(図4
(h)と同じ)に示した構造を得るまでの手順は、第2実
施形態のそれと同じものとなっている。このため、ここ
では、当該手順の説明は省略し、図7(h)に示した構造
を形成した後の製造手順のみを説明することにする。
得た後、図7(i)に示したように、当該構造表面を、そ
の形状どおりに覆うポリシリコン層38を形成する。次
いで、ポリシリコン用条件でのエッチングにより、層間
絶縁膜12が露出する量のポリシリコンを、ポリシリコ
ン層38並びにポリシリコン層33から除去し、図7
(j)に示したように、ストレージ電極用ホール36(図
3参照)とほぼ同形状の電極要素16′とサイドウォー
ル39からなるストレージ電極16を有する構造を得
る。その後、ストレージ電極16の表面に誘電体膜およ
びポリシリコン膜を形成することにより、ストレージノ
ードを完成する。
は、エキシマレジストパターンの寸法精度、解像度、及
びマスク合わせ精度により決定されてしまうため、ある
一定寸法より小さくすることができない。そこで、本製
造方法では、電極要素16′の周囲に、ポリシリコンか
らなるサイドウォール39を形成することによって、エ
キシマレジストにおいて形成可能なパターン幅よりも、
電極要素間の距離Lbを小さくする。また、サイドウオ
ール39の形成により、ストレージ電極16の幅Lcを
大きく出来ることにもなるので、本製造手順によれば、
占有面積が極めて小さく、また、容量の大きいストレー
ジノード(キャパシタ)を形成出来ることになる。
の変形が可能である。例えば、上記各実施形態において
BPSGが用いられている部分には、NSG(non-dope
d silicate glass)やPSG(phospho-silicate glas
s)、SOG(spin-on glass)などを用いることも出来
る。また、マスク材料層と層間絶縁膜を異なる材料から
形成しておけば、マスク材料層のみの除去が比較的簡単
に行えるようになるので、第1実施形態に示した製造手
順から、エッチングストッパ層20を設ける工程を取り
除いた工程で半導体集積回路を製造することも出来る。
ウォールを形成する工程を、第1あるいは第3実施形態
にも適用しても良い。さらに、サイドウオールを形成す
る際に、その表面を粗面化することによってストレージ
電極の表面積を増加させることも出来る。
チング条件が、各実施形態に示したものではなくとも良
いことは当然である。さらに、各実施形態で説明した製
造方法を、エキシマリソグラフィ技術以外の、ポリシリ
コンとの選択比が比較的低いレジストを用いなければな
らない他のリソグラフィ技術に適用しても良いことは当
然である。
少ないキャパシタであって、電極部分の高さが従来より
も高いキャパシタを有する半導体集積回路を製造するこ
とが出来る。
製造方法を示す工程図である。
を示す工程図である。
製造方法を示す工程図である。
を示す工程図である。
製造方法を示す工程図である。
を示す工程図である。
製造方法を示す工程図である。
である。
明するための模式図である。
キシマレジストパターン 22、32、54 コンタクトホール 23、27、33、37、40、47、55 ポリシリ
コン層 24、34、44 マスク材料層(BPSG) 26、36 ストレージ電極用ホール 58 誘電体膜 59 プレート電極 60 ストレージノード
Claims (8)
- 【請求項1】 キャパシタと、前記キャパシタと接続さ
れる半導体素子とを含む半導体集積回路の製造方法にお
いて、 前記半導体素子が形成された基板上に前記半導体素子を
覆う層間絶縁膜を形成する層間絶縁膜形成工程と、 前記層間絶縁膜に、リソグラフィ技術を用いて前記半導
体素子へのコンタクトホールを形成するコンタクトホー
ル形成工程と、 前記コンタクトホールの内部にポリシリコンを充填する
第1ポリシリコン充填工程と、 この第1ポリシリコン充填工程後の構造上に、形成すべ
きキャパシタの一方の電極である第1キャパシタ電極の
高さに相当する厚さを有するマスク材料層を形成するマ
スク材料層形成工程と、 前記マスク材料層に、リソグラフィ技術を用いて前記コ
ンタクトホール上に位置するホールであって、形成すべ
き第1キャパシタ電極と同じ形状のホールを形成するホ
ール形成工程と、 前記ホール内にポリシリコンを充填する第2ポリシリコ
ン充填工程と、 前記マスク材料層を除去することによって第1キャパシ
タ電極を形成するキャパシタ電極形成工程と、 このキャパシタ電極形成工程で形成された第1キャパシ
タ電極の表面に誘電体膜並びに第2キャパシタ電極を形
成するキャパシタ形成工程とを備えることを特徴とする
半導体集積回路の製造方法。 - 【請求項2】 キャパシタと、前記キャパシタと接続さ
れる半導体素子とを含む半導体集積回路の製造方法にお
いて、 前記半導体素子が形成された基板上に前記半導体素子を
覆う層間絶縁膜を形成する層間絶縁膜形成工程と、 前記層間絶縁膜上に、所定材料からなるエッチングスト
ッパ層を形成するエッチングストッパ層形成工程と、 前記エッチングストッパ層並びに前記層間絶縁膜に、リ
ソグラフィ技術を用いて前記半導体素子へのコンタクト
ホールを形成するコンタクトホール形成工程と、 前記コンタクトホールの内部にポリシリコンを充填する
第1ポリシリコン充填工程と、 この第1ポリシリコン充填工程後の構造上に、形成すべ
きキャパシタの一方の電極である第1キャパシタ電極の
高さに相当する厚さを有するマスク材料層を形成するマ
スク材料層形成工程と、 前記マスク材料層に、リソグラフィ技術を用いて前記コ
ンタクトホール上に位置するホールであって、形成すべ
き第1キャパシタ電極と同じ形状のホールを形成するホ
ール形成工程と、 前記ホール内にポリシリコンを充填する第2ポリシリコ
ン充填工程と、 前記マスク材料層を除去することによって第1キャパシ
タ電極を形成する第1キャパシタ電極形成工程と、 形成された第1キャパシタ電極の表面に誘電体膜並びに
第2キャパシタ電極を形成するキャパシタ形成工程とを
備えることを特徴とする半導体集積回路の製造方法。 - 【請求項3】 キャパシタと、前記キャパシタと接続さ
れる半導体素子とを含む半導体集積回路の製造方法にお
いて、 前記半導体素子が形成された基板上に前記半導体素子を
覆う層間絶縁膜を形成する層間絶縁膜形成工程と、 前記層間絶縁膜に、リソグラフィ技術を用いて前記半導
体素子へのコンタクトホールを形成するコンタクトホー
ル形成工程と、 前記コンタクトホールの内部を埋めるとともに、前記層
間絶縁膜を覆うポリシリコン層を形成するポリシリコン
層形成工程と、 この第1ポリシリコン層上に、形成すべきキャパシタの
一方の電極である第1キャパシタ電極の高さに相当する
厚さを有するマスク材料層を形成するマスク材料層形成
工程と、 前記マスク材料層に、リソグラフィ技術を用いて前記コ
ンタクトホール上に位置するホールであって、形成すべ
き第1キャパシタ電極と同じ形状のホールを形成するホ
ール形成工程と、 前記ホール内にポリシリコンを充填するポリシリコン充
填工程と、 ポリシリコンが充填された構造から前記マスク材料層を
除去するマスク材料層除去工程と、 このマスク除去工程後の構造表面から、異方性エッチン
グにより、前記層間絶縁膜が露出する量のポリシリコン
を除去することによって、第1キャパシタ電極を形成す
る第1キャパシタ電極形成工程と、 形成された第1キャパシタ電極の表面に誘電体膜並びに
第2キャパシタ電極を形成するキャパシタ形成工程とを
備えることを特徴とする半導体集積回路の製造方法。 - 【請求項4】 キャパシタと、前記キャパシタと接続さ
れる半導体素子とを含む半導体集積回路の製造方法にお
いて、 前記半導体素子が形成された基板上に前記半導体素子を
覆う層間絶縁膜を形成する層間絶縁膜形成工程と、 前記層間絶縁膜を覆うポリシリコン層を形成するポリシ
リコン層形成工程と、 リソグラフィ技術を用いて前記ポリシリコン層を加工す
ることにより、前記半導体素子へのコンタクトホールが
形成されるべき部分に開口部を有するポリシリコンパタ
ーンを形成するポリシリコンパターン形成工程と、 ポリシリコンパターンが形成された構造上に、形成すべ
きキャパシタの一方の電極である第1キャパシタ電極の
高さに相当する厚さを有するマスク材料層を形成するマ
スク材料層形成工程と、 前記マスク材料層上に、形成すべき第1キャパシタ電極
と同じ形状の開口部を前記ポリシリコンパターンの開口
部上に相当する位置に有するレジストパターンを形成す
るレジストパターン形成工程と、 前記レジストパターン並びにポリシリコンパターンをマ
スクとした異方性エッチングにより、前記レジストパタ
ーンの開口部下の前記マスク材料層並びに前記ポリシリ
コンパターンの開口部下の層間絶縁膜を除去することに
よって、前記半導体素子に至るホールを形成するホール
形成工程と、 このホール形成工程によってホールが形成された構造か
ら前記レジストパターンを除去するレジストパターン除
去工程と、 前記レジストパターンが除去された構造の前記ホール内
にポリシリコンを充填するポリシリコン充填工程と、 ポリシリコンが充填された構造から前記マスク材料層を
除去するマスク材料層除去工程と、 このマスク除去工程後の構造表面から、異方性エッチン
グにより、前記層間絶縁膜が露出する量のポリシリコン
を除去することによって、第1キャパシタ電極を形成す
る第1キャパシタ電極形成工程と、 形成された第1キャパシタ電極の表面に誘電体膜並びに
第2キャパシタ電極を形成するキャパシタ形成工程とを
備えることを特徴とする半導体集積回路の製造方法。 - 【請求項5】 前記第1キャパシタ電極形成工程後の構
造の表面に、その表面形状に則した形状のサイドウオー
ル用ポリシリコン層を形成するサイドウオール用ポリシ
リコン層形成工程と、 このサイドウオール用ポリシリコン層形成工程後の構造
表面から、異方性エッチングにより、前記層間絶縁膜が
露出する量のポリシリコンを除去することによって、第
1キャパシタ電極を形成する第1キャパシタ電極形成工
程とを、さらに、備えることを特徴とする請求項1また
は請求項2記載の半導体集積回路の製造方法。 - 【請求項6】 前記マスク材料層除去工程後の構造の表
面に、その表面形状に則した形状のサイドウオール用ポ
リシリコン層を形成するサイドウオール用ポリシリコン
層形成工程を、さらに、備えることを特徴とする請求項
3または請求項4記載の半導体集積回路の製造方法。 - 【請求項7】 前記リソグラフィ技術はエキシマレーザ
を用いたエキシマリソグラフィ技術であることを特徴と
する請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の半導体
集積回路の製造方法。 - 【請求項8】 前記マスク材料層が、BPSGからなる
層であることを特徴とする請求項1ないし請求項7のい
ずれかに記載の半導体集積回路の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28584797A JP4031852B2 (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 半導体集積回路の製造方法 |
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JP28584797A JP4031852B2 (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 半導体集積回路の製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH11121707A true JPH11121707A (ja) | 1999-04-30 |
JP4031852B2 JP4031852B2 (ja) | 2008-01-09 |
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ID=17696846
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28584797A Expired - Fee Related JP4031852B2 (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 半導体集積回路の製造方法 |
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JP (1) | JP4031852B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100323450B1 (ko) * | 1999-12-31 | 2002-02-06 | 박종섭 | 디램(dram) 셀 캐패시터의 제조 방법 |
KR100326810B1 (ko) * | 1999-12-31 | 2002-03-04 | 박종섭 | 캐패시터의 제조 방법 |
US6531362B1 (en) | 1999-06-28 | 2003-03-11 | Hyundai Electronics Industries Co. Ltd. | Method for manufacturing a semiconductor device |
JP2006203255A (ja) * | 2006-04-14 | 2006-08-03 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置の製造方法 |
JP2006261708A (ja) * | 1999-09-02 | 2006-09-28 | Samsung Electronics Co Ltd | 自己整合コンタクトを有する半導体メモリ装置及びその製造方法 |
-
1997
- 1997-10-17 JP JP28584797A patent/JP4031852B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2006203255A (ja) * | 2006-04-14 | 2006-08-03 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置の製造方法 |
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