JPH11121648A - 電子部品実装体およびこれを構成する基板 - Google Patents

電子部品実装体およびこれを構成する基板

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JPH11121648A
JPH11121648A JP9286541A JP28654197A JPH11121648A JP H11121648 A JPH11121648 A JP H11121648A JP 9286541 A JP9286541 A JP 9286541A JP 28654197 A JP28654197 A JP 28654197A JP H11121648 A JPH11121648 A JP H11121648A
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JP
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hole
conductive portion
electronic component
solder bump
substrate
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JP9286541A
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Hiroteru Takahashi
宏輝 高橋
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/11Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
    • H05K1/111Pads for surface mounting, e.g. lay-out
    • H05K1/112Pads for surface mounting, e.g. lay-out directly combined with via connections
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/341Surface mounted components
    • H05K3/3431Leadless components
    • H05K3/3436Leadless components having an array of bottom contacts, e.g. pad grid array or ball grid array components

Abstract

(57)【要約】 【課題】検査専用の装置を使用することなく電子部品と
プリント基板との電気的接続状態を容易に検査すること
ができる電子部品実装体およびこれを構成する基板を提
供する。 【解決手段】電子部品の底面に配設された半田バンプ
(12)と電気的に接続される上面パッド(21)に貫
通孔(22)を形成し、この貫通孔(22)が形成され
た上面パッド(21)に半田バンプ(12)を載置し、
所定のリフロー工程を行って電子部品をプリント基板に
実装する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品実装体お
よびこれを構成する基板に関し、特に、電子部品が実装
される基板の導電部に貫通孔を設けることにより、該貫
通孔を使用して半田付けの状態を検査することができる
電子部品実装体およびこれを構成する基板に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置等の電子部品の高機能化に伴
い、当該電子部品に設けられた入出力用の端子数が増大
する傾向にある。また、プリント基板の実装密度を高く
するため、電子部品の電極間ピッチは狭くなり、例え
ば、QFP(Quad FlatPackage)で
は、0.3mmピッチといった極めて狭いものまで使用
されている。
【0003】しかし、電極間ピッチの狭小化は製造工程
の困難さを招き、電子部品の品質を確保するには、高度
な製造技術が必要である等の問題がある。
【0004】そこで、近年、電子部品の裏面にグリッド
状に半田バンプ配置し、当該半田バンプを電極として使
用するものが注目されている。この種の電子部品として
は、例えば、BGA(Ball Grid Arra
y)やCSP(Chip Scale Packag
e)、あるいはフリップチップ等が挙げられる。
【0005】上記のような半田バンプを具備する電子部
品は、プリント基板に半田付けされた際に電極部が当該
電子部品と当該プリント基板の間に隠れてしまうため、
半田付けの状態を確認することが困難である。
【0006】この問題を解決するため、従来は、半田付
けの検査方法としてX線検査装置を使用して電極部の状
態を透視する方法や、特開平7−234189に記載さ
れているように、微細管にセンサを配置し、当該微細管
を電子部品の電極部に挿入して接続状態を検知する方法
が使用されている。
【0007】また、特開平6−99429に開示されて
いるように、光ファイバーを用いて端子間の隙間を観察
するものや、特開平8−124985に開示されている
ように、端子間の隙間を機械的あるいは光学的に計測し
て検査するものが知られている。
【0008】また、特開平8−124985に開示され
ている発明では、BGA型半導体装置の半田付けが正常
に行われた場合には、当該半導体装置と基板間の隙間が
所定の寸法になることに着目し、半田付け終了後に当該
寸法を測定してその良否を判断している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、X線検査装置
を使用する方法では、検査装置が非常に高額であり、ま
た、プリント基板に設けられたパッドへの半田の濡れ不
良を判別できないという問題や、検査部位がプリント基
板の配線パターンあるいは検査部位の反対側に設置され
て半田付け部分の像と重なって良否の判定が困難である
という問題がある。
【0010】また、特開平7−234189に開示され
ている方法では、隙間の狭い部分であってもセンサーを
挿入することができるようにセンサーの固定には微細管
を使用しているが、たとえ、どのように微細な管状のも
のであっても実際にBGA等の電極部を直接センシング
することは困難であり、検出精度が低くくなるという問
題がある。
【0011】また、特開平6−94429に開示されて
いる方法では、非常に狭い隙間の中に配置された複数の
電極の状態を個々に観察しなけらばならないため、検査
に多大な時間を要するだけでなく、検査の精度が低いと
いう問題がある。
【0012】また、特開平8−124985に開示され
ている方法では、半田付けの状態を計測するための光学
的検査装置が必要となるため、検査装置自体にコストが
かかる。さらに、当該装置では、電極の数だけ検出動作
を実行する必要があるため、特開平6−94429に開
示されている方法と同様に検査に多大な時間を要すると
いう問題がある。
【0013】また、特開平8−124985に開示され
ている方法では、BGA型半導体装置とプリント基板間
の隙間の寸法は精度良く測定する必要があるため、寸法
測定用の装置または人手による精巧な検査を要し、検査
工程に費用がかかるという問題がある。
【0014】そこで、本発明は、検査専用の装置を使用
することなく電子部品とプリント基板との電気的接続状
態を容易に検査することができる電子部品実装体および
これを構成する基板を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、第1の導電部が複数配置さ
れた電子部品と、該第1の導電部に対応する位置に第2
の導電部が配置された基板とを、該第1の導電部と該第
2の導電部との間で通電用部材を溶融することにより、
該第1の導電部と該第2の導電部とを電気的に接続した
電子部品実装体において、前記基板は、前記第2の導電
部が配置されている位置に対応して、少なくとも1つの
貫通孔を具備し、前記基板の裏面から前記貫通孔を通し
て前記通電用部材の溶融状態を確認することを特徴とす
る。
【0016】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記貫通孔は、その内周面に第3の
導電部を具備することを特徴とする。
【0017】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の発明において、前記基板は、前記第2の導電部が配
置された面と反対側の面に第4の導電部を具備し、前記
第4の導電部は、前記第3の導電部と電気的に接続され
ていることを特徴とする。
【0018】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃
至請求項3のいずれかに記載の発明において、前記貫通
孔は、前記基板の裏面に望む部分に逆ロート形状を有す
ることを特徴とする。
【0019】また、請求項5記載の発明は、請求項1乃
至乃至請求項4のいずれかに記載の発明において、前記
貫通孔は、前記基板の前記第2の導電部が配置された部
分にロート形状の位置決め部を有することを特徴とす
る。
【0020】また、請求項6記載の発明は、請求項5記
載の発明において、前記基板は、前記第2の導電部に代
えて、前記位置決め部の内周面に第5の導電部を有する
ことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電子部品実装
体およびこれを構成する基板の一実施の形態を添付図面
を参照して詳細に説明する。
【0022】まず、図1を使用して本発明の概要を説明
する。図1は、本発明に係る電子部品実装体を構成する
電子部品およびプリント基板を示す斜視図である。
【0023】本発明は、同図に示すように、電子部品の
底面に配設された半田バンプ12と電気的に接続される
上面パッド21に貫通孔22を形成し、この貫通孔22
が形成された上面パッド21に半田バンプ12を載置
し、所定のリフロー工程を行って電子部品をプリント基
板に実装することにより、検査専用の装置を使用するこ
となく電子部品とプリント基板との電気的接続状態を容
易に検査することができる電子部品実装体およびこれを
構成する基板を提供するものである。
【0024】図1に示す電子部品は、BGA型半導体装
置であり、このBGA型半導体装置は、半導体チップを
内部に封止した半導体チップモールド部10と、当該半
導体チップの入出力に接続される配線パターンが形成さ
れたBGA基板11と、BGA基板11の裏側に突出す
るように設けられ、BGA基板11に形成された配線パ
ターンを介して半導体チップの入出力と接続された半田
バンプ12から構成される。
【0025】一方、プリント基板20は、前記半田バン
プ12に対応する位置に設けられた上面パッド21と、
当該パッド内に形成された貫通孔22から構成される。
【0026】上記のように構成されるBGA型半導体装
置は、各半田バンプ12と当該各半田バンプ12に対応
する上面パッド21が接触するように、図1に示す矢印
の方向に載置され、その後所定のリフロー工程を経てプ
リント基板20と電気的に接続される。このリフロー工
程は、通常行われるように、トースターを使用して半田
バンプ12を溶融させても、噴流半田槽を使用してプリ
ント基板20の裏面より半田付けを行うようにしてもよ
い。
【0027】尚、貫通孔22の形状は、半田バンプ12
の半田量を考慮し、リフロー時に半田ブリッジが起こら
ない程度の開口とする。もっとも、貫通孔22の形状に
合わせて半田バンプの半田量を決定してもよい。
【0028】図2は、図1に示すBGA型半導体装置が
プリント基板上に載置された状態を示す断面図である。
同図に示すように、プリント基板20に形成する貫通孔
22は、リフロー時に温度差が出来やすいBGA型半導
体装置の中央部および周縁部に形成することが好まし
い。特に、中央部に配設された半田バンプ12は、リフ
ロー時の温度上昇が周縁部に配設された半田バンプ12
に比べて低いため、周縁部に配設された半田バンプ12
との温度差が10度近くになることもある。
【0029】このように、BGA型半導体装置では、こ
の中央部に配設された半田バンプの半田付け不良が起こ
りやすいため、少なくとも貫通孔22を当該中央部の半
田バンプ12が配設される位置に対応させて形成してお
けば、他の半田バンプ12の半田付け状態を検査しなく
ても、半田付けの良否を判断することができる。
【0030】図3は、半田バンプ12を溶融する前およ
び溶融した後の図2に示す貫通孔22周辺の拡大構造を
示す断面図である。同図に示すように、リフロー工程終
了後の半田バンプ12は、上面パッド21に融着した形
状となる。この融着した状態は、プリント基板20の裏
面から貫通孔22を介して、検査することができる。
【0031】以下、プリント基板20に形成する貫通孔
22のその他の実施形態を、図4から図10までを使用
して説明する。
【0032】図4は、貫通孔22の周縁にメッキ処理を
行い、導電部を形成した場合の例を示す断面図である。
同図に示すように、この貫通孔22の周縁には、金、
銀、銅あるいは半田等でメッキ処理して形成されたスル
ーホールメッキ部23が設けられている。このスルーホ
ールメッキ部23は、上面パッド21と電気的に接続さ
れた状態となっている。
【0033】図5は、半田バンプ12を溶融する前およ
び溶融した後の図4に示す貫通孔22周辺の拡大構造を
示す断面図である。同図に示すように、リフロー工程終
了後の半田バンプ12は、上面パッド21およびスルー
ホールメッキ部23に融着した形状となる。この融着し
た状態は、プリント基板20の裏面から貫通孔22を介
して、検査することができる。
【0034】上記のように、貫通孔22の周縁に導電部
を形成することにより、当該導電部に融着する半田は、
プリント基板20の裏面付近まで広がるため、半田付け
の検査が容易になる。
【0035】図6は、貫通孔22の周縁にメッキ処理を
行い、かつ、プリント基板20の裏面に導電部を形成し
た場合の例を示す断面図である。同図に示すように、こ
の貫通孔22の周縁には、金、銀、銅あるいは半田等で
メッキ処理して形成されたスルーホールメッキ部23
と、このスルーホールメッキ部23に接続された裏面パ
ッド24が設けられる。
【0036】図7は、半田バンプ12を溶融する前およ
び溶融した後の図6に示す貫通孔22周辺の拡大構造を
示す断面図である。同図に示すように、リフロー工程終
了後の半田バンプ12は、上面パッド21、スルーホー
ルメッキ部23および裏面パッド24に融着した形状と
なる。この融着した状態は、プリント基板20の裏面か
ら貫通孔22を介して、検査することができる。
【0037】上記のように、プリント基板20の裏面に
導電部を形成し、該導電部を貫通孔22の周縁に形成し
た導電部と電気的に接続することにより、リフロー工程
によって融着する半田は、プリント基板20の裏面から
突出した状態で広がるため、半田付けの検査がさらに容
易になる。
【0038】図8は、プリント基板20の上面に向かっ
て貫通孔22の開口径が徐々に大きくなる部分と、プリ
ント基板20の裏面に向かって貫通孔22の開口径が徐
々に小さくなる部分とを設けた場合の例を示す断面図で
ある。同図に示すように、この貫通孔22は、プリント
基板20の上面側にロート状の上面広口開口部25を有
し、プリント基板20の裏面側に逆ロート状の裏面広口
開口部26を有する。この上面広口開口部25および裏
面広口開口部26の周縁には、金、銀、銅あるいは半田
等でメッキ処理される。
【0039】このような、上面広口開口部25および裏
面広口開口部26は、プリント基板20の上面および裏
面からそれぞれドリルで加工することにより容易に形成
することができる。
【0040】ここで、上面広口開口部25の開口径は、
この開口部に半田バンプ12の一部が入り込む程度の径
とし、半田バンプ12の位置決めができるようにするこ
とが好ましい。このような半田バンプ12の一部が入り
込む構造を一部のみに設けた場合には、当該部分だけ半
田バンプの大きさを大きくするか、または、半田バンプ
を底上げし、その配設位置をプリント基板側に近づける
ことにより、他の半田バンプとの高さをマッチさせる。
【0041】また、裏面広口開口部26の開口径は、半
田付けの検査時に、当該開口部に光が十分入り、半田の
融着部に貫通孔22の形状による影ができない程度の径
とすることが好ましい。
【0042】図9は、半田バンプ12を溶融する前およ
び溶融した後の図8に示す貫通孔22周辺の拡大構造を
示す断面図である。同図に示すように、リフロー工程終
了後の半田バンプ12は、上面広口開口部25および裏
面広口開口部26に融着した形状となる。この融着した
状態は、プリント基板20の裏面から貫通孔22を介し
て、検査することができる。
【0043】上記のように、プリント基板20の裏面に
向かって、開口径が徐々に大きくなる部分を貫通孔22
に設けることにより、半田付けの状態がより見やすくな
るため、半田付けの検査が容易となる。
【0044】また、プリント基板20の上面に向かっ
て、開口径が徐々に小さくなる部分を貫通孔22に設け
ることにより、半田バンプ12の一部が当該部分に入り
込むため、半田付けの検査を容易にすると同時に電子部
品の位置決めをも行うことができる。
【0045】図10は、貫通孔22のその他の各種構造
例を示す断面図である。同図(a)は、貫通孔22に図
8に示す上面広口開口部25のみを設けた例であり、同
図(b)は、貫通孔22に図8に示す裏面広口開口部2
6のみを設けた例である。これらの構成によれば、上面
広口開口部25および裏面広口開口部26が奏する効果
を独立して得ることができる。
【0046】また、同図(c)は、貫通孔22の開口径
を半田バンプ12の径よりも大きく形成した場合の例で
あり、同図(d)は、上面広口開口部25の開口径を半
田バンプ12の径よりも大きく形成した場合の例であ
る。いずれも半田バンプの位置決めをより確実に行える
という効果を奏する。
【0047】尚、上記各実施形態では、リフロー工程で
半田バンプ自体が溶融するものとして説明したが、半田
バンプに高融点のものを使用し、プリント基板20の上
面パッド21にクリーム半田を塗布して融着させるよう
に構成してもよい。この場合には、半田バンプは完全に
溶融しないが、クリーム半田が貫通孔に設けられた導電
部に融着するため、上記各実施形態と同様に半田付けの
検査を容易にすることができる。
【0048】また、半田バンプを有するBGA型半導体
装置以外の電子部品であっても、当該電子部品の電極
と、プリント基板に設けられた電極との間に半田やクリ
ーム半田等の通電用部材を介在させ、当該通電用部材を
溶融することにより、電子部品とプリント基板との接続
を行うものであれば、本発明を適用することができる。
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
検査専用の装置を使用することなく電子部品とプリント
基板との電気的接続状態を容易に検査することができる
電子部品実装体およびこれを構成する基板を提供するこ
とができる。
【0049】また、貫通孔22の周縁に導電部を形成す
ることにより、当該導電部に融着する半田は、プリント
基板20の裏面付近まで広がるため、半田付けの検査が
容易になる。
【0050】また、プリント基板20の裏面に導電部を
形成し、該導電部を貫通孔22の周縁に形成した導電部
と電気的に接続することにより、リフロー工程によって
融着する半田は、プリント基板20の裏面から突出した
状態で広がるため、半田付けの検査がさらに容易にな
る。
【0051】また、プリント基板20の裏面に向かっ
て、開口径が徐々に大きくなる部分を貫通孔22に設け
ることにより、半田付けの状態がより見やすくなるた
め、半田付けの検査が容易となる。
【0052】また、プリント基板20の上面に向かっ
て、開口径が徐々に小さくなる部分を貫通孔22に設け
ることにより、半田バンプ12の一部が当該部分に入り
込むため、半田付けの検査を容易にすると同時に電子部
品の位置決めをも行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子部品実装体を構成する電子部
品およびプリント基板を示す斜視図。
【図2】図1に示すBGA型半導体装置がプリント基板
上に載置された状態を示す断面図。
【図3】半田バンプ12を溶融する前および溶融した後
の図2に示す貫通孔22周辺の拡大構造を示す断面図。
【図4】貫通孔22の周縁にメッキ処理を行い、導電部
を形成した場合の例を示す断面図。
【図5】半田バンプ12を溶融する前および溶融した後
の図4に示す貫通孔22周辺の拡大構造を示す断面図。
【図6】貫通孔22の周縁にメッキ処理を行い、かつ、
プリント基板20の裏面に導電部を形成した場合の例を
示す断面図。
【図7】半田バンプ12を溶融する前および溶融した後
の図6に示す貫通孔22周辺の拡大構造を示す断面図。
【図8】プリント基板20の上面に向かって貫通孔22
の開口径が徐々に大きくなる部分と、プリント基板20
の裏面に向かって貫通孔22の開口径が徐々に小さくな
る部分とを設けた場合の例を示す断面図。
【図9】半田バンプ12を溶融する前および溶融した後
の図8に示す貫通孔22周辺の拡大構造を示す断面図。
【図10】貫通孔22のその他の各種構造例を示す断面
図。
【符号の説明】
10…半導体チップモールド部、11…BGA基板、1
2…半田バンプ、20…プリント基板、21…上面パッ
ド、22…貫通孔、23…スルーホールメッキ部、24
…裏面パッド、25…上面広口開口部、26…裏面広口
開口部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の導電部が複数配置された電子部品
    と、該第1の導電部に対応する位置に第2の導電部が配
    置された基板とを、該第1の導電部と該第2の導電部と
    の間で通電用部材を溶融することにより、該第1の導電
    部と該第2の導電部とを電気的に接続した電子部品実装
    体において、 前記基板は、 前記第2の導電部が配置されている位置に対応して、少
    なくとも1つの貫通孔を具備し、 前記基板の裏面から前記貫通孔を通して前記通電用部材
    の溶融状態を確認することを特徴とする電子部品実装
    体。
  2. 【請求項2】 前記貫通孔は、 その内周面に第3の導電部を具備することを特徴とする
    請求項1記載の電子部品実装体。
  3. 【請求項3】 前記基板は、 前記第2の導電部が配置された面と反対側の面に第4の
    導電部を具備し、前記第4の導電部は、 前記第3の導電部と電気的に接続されていることを特徴
    とする請求項2記載の電子部品実装体。
  4. 【請求項4】 前記貫通孔は、 前記基板の裏面に望む部分に逆ロート形状を有すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    電子部品実装体。
  5. 【請求項5】 前記貫通孔は、 前記基板の前記第2の導電部が配置された部分にロート
    形状の位置決め部を有することを特徴とする請求項1乃
    至乃至請求項4のいずれかに記載の電子部品実装体。
  6. 【請求項6】 前記基板は、 前記第2の導電部に代えて、前記位置決め部の内周面に
    第5の導電部を有することを特徴とする請求項5記載の
    電子部品実装体。
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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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