JPH11121117A - コネクタ付きモジュール及びその製造方法 - Google Patents

コネクタ付きモジュール及びその製造方法

Info

Publication number
JPH11121117A
JPH11121117A JP9286838A JP28683897A JPH11121117A JP H11121117 A JPH11121117 A JP H11121117A JP 9286838 A JP9286838 A JP 9286838A JP 28683897 A JP28683897 A JP 28683897A JP H11121117 A JPH11121117 A JP H11121117A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
circuit board
leads
module
lead
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9286838A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Washida
哲郎 鷲田
Atsushi Obuchi
淳 大渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9286838A priority Critical patent/JPH11121117A/ja
Publication of JPH11121117A publication Critical patent/JPH11121117A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
    • H05K1/182Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with components mounted in the printed circuit board, e.g. insert mounted components [IMC]
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/3405Edge mounted components, e.g. terminals

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンダ付け作業において回路基板とコネクタ
部との平衡状態を確保し得るコネクタ付きモジュール及
びその製造方法を提供する。 【解決手段】 所定の電子部品等が実装された回路基板
と、複数のコネクタリードを備えて上記回路基板の少な
くとも一端側に取り付けられたコネクタ部とを有し、上
記回路基板とコネクタ部とがコネクタリードを介して接
続されてなるコネクタ付きモジュールにおいて、コネク
タリードに所定以上の剛性をもたせて、上記コネクタ部
の内側面の上部及び下部から突出させる。これら上側の
コネクタリード及び下側のコネクタリードの間隔を、そ
れが上記回路基板の厚さに対応するように設定して、上
記回路基板とコネクタ部とが互いに位置合せされた状態
で、上記回路基板をコネクタリード自体で挟持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品等を組込
んだ基板に、該電子部品と外部機器との電気的な接続を
得るためのコネクタ部が取り付けられたコネクタ付きモ
ジュール及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近年では、パーソナルコ
ンピュータやワークステーション等のコンピュータ装置
などの電子機器において、記憶媒体やシステム拡張等の
様々な用途に適した半導体集積回路等の電気回路、ある
いは、電子回路を備えた平板状のモジュールが使用され
ている。このようなモジュールは、通常、上記電気回路
又は電子回路等が実装された基板と、該電気回路又は電
子回路と上記電子機器との電気的な接続を得るためのコ
ネクタ部とにより構成されるものである。
【0003】これらコネクタ部及び回路基板の接続方法
に関連して、例えば実開平3−60784号公報には、
表面実装型のプリント配線板に対して、複数の接触子を
備えたコネクタを装着する場合に、接触子の変形破損を
防止し得る構造を備えたコネクタが開示されている。こ
のコネクタでは、該コネクタをなす絶縁体の内側面の少
なくとも両側部に、上記接触子の間にプリント配線板の
挿入をガイドする溝を構成するガイド突起部が一体的に
形成されている。このようなガイド突起部を設けること
により、挿入完了後のプリント配線板が、上記ガイド突
起部が構成する溝において安定して挟持されることとな
る。この従来例では、プリント配線板の挿入が完了した
状態で、該プリント配線板の表面に設けられたパッドに
コネクタ側の接触子が接触することによって、上記コネ
クタとプリント配線板との電気的な接続が達成される。
【0004】これに対して、上記コネクタ部が、その内
側面から延びるコネクタリードが上記回路基板表面にハ
ンダ付けされることにより、上記基板に対して取り付け
られるモジュールが知られている。図6に、かかるコネ
クタ付きモジュールの製造方法を示す。このモジュール
50は、半導体回路を含む電子部品57等がその両面に
実装された回路基板52と、該電子部品57とコンピュ
ータ装置等の外部電子機器との接続を得るためのコネク
タ部53とにより構成され、これら両部品52,53
は、コネクタ部53の内側面から回路基板52に向かっ
て延びる複数のコネクタリード55を介して接続され
る。コネクタリード55の材質としては、ベリリウム
銅,バネ用リン青銅等の銅合金が使用される。この方法
では、上記回路基板52とコネクタ部53とを互いに位
置合せした後、これら両部品をその裏側に摺接し得る構
造を備えたコネクタ部取付け治具59上に載置した状態
で、ハンダコテ60を用いて、上記コネクタリード55
を基板52の表面にハンダ付けすることにより、上記コ
ネクタ部53を基板52に対して取り付けるようにし
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ハンダ付け作業では、ハンダコテ60によるコテ荷重や
熱等の影響を考慮する必要がある。前述した従来方法で
は、この作業に際して、基板52及びコネクタ部53が
コネクタ部取付け治具59上に載置されるものの、これ
ら両部材はその裏面側からのみ支持される。このため、
かかるハンダ付け作業において、ハンダコテ60により
コテ荷重や熱等の負荷が加えられた場合、上記基板52
とコネクタ部53との間の平衡状態が確保され得ず、コ
ネクタ部53が基板52に対して傾いたまま取り付けら
れる可能性があった。
【0006】そこで、本発明では、ハンダ付け作業にお
いて回路基板とコネクタ部との平衡状態を確保し得るコ
ネクタ付きモジュール及びその製造方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本願の第1の
発明は、所定の電子部品等が実装された回路基板と、複
数のコネクタリードを備えて上記回路基板の少なくとも
一端側に取り付けられたコネクタ部とを有し、上記回路
基板及びコネクタ部がコネクタリードを介して接続され
てなるコネクタ付きモジュールにおいて、上記コネクタ
リードが所定以上の剛性を有し、コネクタ部の内側面の
上部及び下部から突出して上下に対をなして配置され、
上側のコネクタリードと下側のコネクタリードとの間隔
が、上記回路基板の厚さに対応するように設定されてお
り、上記回路基板とコネクタ部とが互いに位置合せされ
た状態で、上記回路基板がコネクタリードで挟持されて
いることを特徴としたものである。
【0008】また、本願の第2の発明は、所定の電子部
品等が実装された回路基板の少なくとも一端側に、複数
のコネクタリードを備えたコネクタ部を該コネクタリー
ドを介して接続するコネクタ付きモジュールの製造方法
であって、上記回路基板とコネクタ部とを互いに位置合
せした後、これら両部材をその表面側及び裏面側に摺接
し得る一体構造を備えたコネクタ部取付け治具内に挿入
した上で、上記コネクタリードを回路基板表面にハンダ
付けすることを特徴としたものである。
【0009】更に、本願の第3の発明は、所定の電子部
品等が実装された回路基板の少なくとも一端側に、複数
のコネクタリードを備えたコネクタ部を該コネクタリー
ドを介して接続するコネクタ付きモジュールの製造方法
であって、上記回路基板とコネクタ部とを互いに位置合
せした後、これら両部材をその裏面側に適合し得る構造
を備えたコネクタ部取付け治具上に載置するとともに、
該治具の本体部に連結された付勢部材で上記両部材の表
面を付勢した状態で、上記コネクタリードを回路基板表
面にハンダ付けすることを特徴としたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、本発明に係る実施の形態につい
て、添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1及び
図2は、それぞれ、本発明の実施の形態1に係るコネク
タ付きモジュール10の全体斜視図,側面図である。こ
のコネクタ付きモジュール10は、半導体回路を含む電
子部品17等がその表面及び裏面に実装された回路基板
12と、該基板12の一端側に取り付けられた、上記電
子部品17とコンピュータ装置等の外部機器との接続を
得るためのコネクタ部13とを有している。このコネク
タ部13を構成する樹脂製のコネクタハウジング14に
は、外部機器側の電極ピンが挿入されるための挿入穴
(不図示)が複数設けられ、これらの挿入穴に対応し
て、コネクタハウジング14の内側面には、複数のコネ
クタリード15が取り付けられている。
【0011】図3から良く分かるように、このコネクタ
付きモジュール10では、コネクタリード15A,15
Bが、それぞれ、上記コネクタハウジング14の内側面
の上部,下部から真直に突出している。これらコネクタ
リード15A,15Bは、前述した従来例と同様に、ベ
リリウム銅,バネ用リン青銅等の銅合金製のリードであ
るが、本実施の形態では、その厚さが大きく設定される
ことにより、コネクタリード15A,15Bが所定以上
の剛性を有している。これら上下に対をなして配置され
たコネクタリード15A,15Bの間隔は、それが上記
回路基板12の板厚寸法に相当するように設定されてい
る。これによって、上記回路基板12とコネクタ部13
とが互いに位置合せされた状態で、上記回路基板12
は、コネクタハウジング14の内側面に設けられた上側
のコネクタリード15Aと下側のコネクタリード15B
との間に、これらコネクタリード15A,15B自体に
より安定して挟持されることとなる(図2参照)。すな
わち、この状態では、上記回路基板12とコネクタ部1
3とが互いに平衡して維持される。ここで、上記コネク
タリード15A,15Bの厚さは、これらリード15
A,15B自体が上記回路基板12とコネクタ部13と
を互いに平衡させて維持するに足る剛性を備えるように
設定されている。尚、図1及び図3において、コネクタ
リード15A,15Bは、コネクタハウジング14の内
面側における一部についてのみ図示されているが、実際
には、明示されたコネクタリード15A,15Bが、コ
ネクタ部13の幅方向にわたって設けられている。
【0012】上記回路基板12に対するコネクタ部13
の接続に際して、この実施の形態では、上記基板12と
コネクタ部13とを前述したように互いに位置合せした
状態で、これら両部材の裏面側に摺接して両部材を平衡
状態に保つためのコネクタ部取付け治具(図1〜図3に
は不図示)上に載置した上で、ハンダコテを用いて、上
記コネクタリード15A,15Bを、それぞれ、回路基
板12の表裏両面に順次ハンダ付けするようにした。こ
のハンダ付け作業自体は、図6で示した従来の方法と同
様である。
【0013】かかるハンダ付け作業では、上記回路基板
12に対して、特に、回路基板12の表面に沿って伸長
するコネクタリード15及びその近傍に対して、ハンダ
コテによりコテ荷重や熱等の負荷が加えられるが、この
実施の形態では、前述したように、上記基板12及びコ
ネクタ部13が互いに位置合せされた状態で、上記回路
基板12が、コネクタハウジング14の内側面の上部及
び下部に設けられたコネクタリード15A,15Bの間
に安定して挟持されるため、上記ハンダコテによるコテ
荷重や熱等の負荷が加えられた場合にも、上記回路基板
12とコネクタ部13との間の平衡状態が確保される。
つまり、上記回路基板12及びコネクタ部13の各平面
部が互いに平行になるように維持される。この結果、ハ
ンダ付け作業完了後に、所望の平衡状態にある回路基板
12及びコネクタ部13からなるコネクタ付きモジュー
ル10が得られることになる。
【0014】以下、本発明に係るコネクタ付きモジュー
ルの製造方法について説明する。 実施の形態2.図4に、本発明の実施の形態2に係るコ
ネクタ付きモジュール30がコネクタ部取付け治具39
に挿入される様子を示す。前述した実施の形態1におけ
る場合と同様に、このコネクタ付きモジュール30は、
半導体回路を含む電子部品37等がその表面及び裏面に
実装された回路基板32と、該回路基板32の一端側
(本実施の形態ではフロント側)に取り付けられる、上
記電子部品37とコンピュータ装置等の外部機器との接
続を得るためのコネクタ部33とを有している。このコ
ネクタ部33を構成する樹脂製のコネクタハウジング3
4の内側面には、ベリリウム銅,バネ用リン青銅等の銅
合金からなる複数のコネクタリード35が取り付けられ
ている。上記回路基板32とコネクタ部33とは、この
コネクタリード35を介して接続される。
【0015】上記回路基板32に対してコネクタ部33
が接続されるために、上記コネクタリード35が、回路
基板32の各面にハンダ付けされる。本実施の形態で
は、このハンダ付け作業において、互いに位置合せされ
た回路基板32とコネクタ部33とからなる両部材の表
面側及び裏面側に摺接し得る一体構造を備えたコネクタ
部取付け治具39を用いるようにした。このコネクタ部
取付け治具39は、上記両部材32,33の裏面側の形
状に対応する摺接面を備えた本体部39bと、該本体部
39bの対向する端部に一体的に形成されて上記両部材
32,33の表面側の縁部の形状に対応する押え込み部
39aとにより構成されるものである。
【0016】上記コネクタリード35のハンダ付けに際
し、かかるコネクタ部取付け治具39に対して、その横
方向から、互いに位置合せされた回路基板32とコネク
タ部33とを挿入する。上記コネクタ部取付け治具39
の構造によれば、挿入後の回路基板32及びコネクタ部
33は、その裏面側で、上記本体部39bの摺接面によ
り支持されるとともに、その表面側では、上記押え込み
部39aにより、部分的に、すなわちコネクタ部33を
含む基板フロント側及びリヤ側の近傍で覆われる。これ
により、コネクタ部取付け治具39において、上記コネ
クタ部33と回路基板32とは、その厚さ方向の動きに
ついて制限され、互いに平衡して維持されることとな
る。
【0017】続いて、このように上記回路基板32とコ
ネクタ部33とが互い平衡した状態で、ハンダコテ(不
図示)を用いて、上記コネクタリード35を回路基板3
2の表面にハンダ付けする。このハンダ付け作業では、
上記回路基板32に対して、特に、回路基板32の表面
に沿って伸長するコネクタリード35及びその近傍に対
して、ハンダコテによりコテ荷重や熱等の負荷が加えら
れるが、この実施の形態では、前述したように、上記コ
ネクタ部取付け治具39において、回路基板32とコネ
クタ部33とが互いに平衡して維持され、その厚さ方向
の動きについて制限されるため、上記ハンダコテによる
コテ荷重や熱等の負荷が加えられた場合にも、回路基板
32とコネクタ部33との間の平衡状態が確保される。
この結果、ハンダ付け作業完了後に、所望の平衡状態に
ある回路基板32及びコネクタ部33からなるコネクタ
付きモジュール30が得られることになる。
【0018】実施の形態3.次に、本発明の実施の形態
3に係るコネクタ付きモジュール40の製造方法につい
て説明する。図5は、このコネクタ付きモジュール40
のハンダ付け作業時の状態を示す側面図である。このコ
ネクタ付きモジュール40は、上記実施の形態1及び2
における場合と同様に、半導体回路を含む電子部品47
等がその表面及び裏面に実装された回路基板42と、該
回路基板42の一端側に取り付けられる、上記電子部品
47とコンピュータ装置等の外部機器との接続を得るた
めのコネクタ部43とを有している。このコネクタ部4
3を構成する樹脂製のコネクタハウジング44の内側面
には、ベリリウム銅,バネ用リン青銅等の銅合金からな
る複数のコネクタリード45が取り付けられている。上
記回路基板42とコネクタ部43とは、このコネクタリ
ード45を介して接続される。
【0019】上記回路基板42に対してコネクタ部43
が接続されるために、上記コネクタリード45が、回路
基板42の各面にハンダ付けされる。本実施の形態で
は、このハンダ付け作業において、互いに位置合せされ
た回路基板42とコネクタ部43とからなる両方部材の
裏面側の形状に適合し得る構造を備えたコネクタ部取付
け治具49を用いるようにした。このコネクタ部取付け
治具49には、その両側の縁部に取り付られたバネ部材
48a,48bを介して、それぞれ、付勢部材48A,
48Bが連結されている。これら付勢部材48A,48
Bは、バネ部材48a,48bのバネ作用により、上記
コネクタ部取付け治具49側に付勢される。
【0020】上記コネクタリード45をハンダ付けする
際には、上記コネクタ部取付け治具49上に、互いに位
置合せされた回路基板42及びコネクタ部43を載置す
るとともに、治具本体49に連結された付勢部材48
A,48Bで、それら回路基板42及びコネクタ部43
の表面側を付勢する。上記コネクタ部取付け治具49及
び付勢部材48A,48Bの構造によれば、載置後の回
路基板42及びコネクタ部43は、その裏面側で、上記
治具本体49により支持されるとともに、その表面側で
は、部分的に(本実施の形態では、コネクタ部43及び
電子部品47において)当接する付勢部材48A,48
Bにより上記治具本体49側に押え込まれる。これによ
り、上記コネクタ部取付け治具49上で、上記回路基板
42とコネクタ部43とは、その厚さ方向の動きについ
て制限され、互いに平衡して維持されることとなる。
【0021】続いて、このように上記回路基板42及び
コネクタ部43を互い平衡させた状態で、ハンダコテ
(不図示)を用いて、上記コネクタリード45を回路基
板42の表面にハンダ付けする。このハンダ付け作業で
は、上記回路基板42に対して、特に、回路基板42の
表面に沿って伸長するコネクタリード45及びその近傍
に対して、ハンダコテによりコテ荷重や熱等の負荷が加
えられるが、この実施の形態では、前述したように、上
記コネクタ部取付け治具49及び付勢部材48A,48
Bにより、回路基板42及びコネクタ部43が互いに平
衡して維持され、その厚さ方向の動きについて制限され
るため、上記ハンダコテによるコテ荷重や熱等の負荷が
加えられた場合にも、回路基板42とコネクタ部43と
の間の平衡状態が確保される。この結果、ハンダ付け作
業完了後に、所望の平衡状態にある回路基板42及びコ
ネクタ部43からなるコネクタ付きモジュール40が得
られることになる。
【0022】尚、本発明は、以上の例示された実施態様
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
において、種々の改良あるいは設計上の変更が可能であ
ることは言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】本願の請求項1の発明によれば、コネク
タ部の内側面に取り付けられたコネクタリードが剛性を
有し、コネクタ部の内側面の上部及び下部から突出して
上下に対をなして配置され、上側のコネクタリードと下
側のコネクタリードとの間隔が、上記回路基板の厚さに
対応するように設定されることにより、上記回路基板と
コネクタ部とが互いに位置合せされた状態で、上記回路
基板がコネクタリード自体で挟持されるため、上記コネ
クタリードのハンダ付け作業において、ハンダコテによ
るコテ荷重や熱等の負荷が加えられた場合にも、回路基
板とコネクタ部との間の平衡状態を維持することができ
る。この結果、ハンダ付け作業完了後に、所望の平衡状
態にある回路基板及びコネクタ部を備えたコネクタ付き
モジュールが得られることになる。
【0024】また、本願の請求項2の発明によれば、ハ
ンダ付け作業において、回路基板とコネクタ部とを互い
に位置合せした後、これら両部材をその表面側及び裏面
側に摺接し得る一体構造を備えたコネクタ部取付け治具
内に挿入した上で、コネクタリードを回路基板表面にハ
ンダ付けするので、ハンダコテによるコテ荷重や熱等の
負荷が加えられた場合にも、回路基板とコネクタ部との
間の平衡状態を維持することができる。この結果、ハン
ダ付け作業完了後に、所望の平衡状態にある回路基板及
びコネクタ部を備えたコネクタ付きモジュールが得られ
ることになる。
【0025】更に、本願の請求項3の発明によれば、ハ
ンダ付け作業において、回路基板とコネクタ部とを互い
に位置合せした後、これら両部材をその裏面側に適合し
得る構造を備えたコネクタ部取付け治具上に載置すると
ともに、該治具本体に連結された付勢部材を上記両部材
の表面側に付勢させた状態で、コネクタリードを回路基
板表面にハンダ付けするので、ハンダコテによるコテ荷
重や熱等の負荷が加えられた場合にも、回路基板とコネ
クタ部との間の平衡状態を維持することができる。この
結果、ハンダ付け作業完了後に、所望の平衡状態にある
回路基板及びコネクタ部を備えたコネクタ付きモジュー
ルが得られることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るコネクタ付きモ
ジュールの斜視図である。
【図2】 上記コネクタ付きモジュールの側面図であ
る。
【図3】 上記コネクタ付きモジュールの分解斜視図で
ある。
【図4】 本発明の実施の形態2に係るコネクタ付きモ
ジュールがコネクタ部取付け治具へ挿入されるを示す斜
視図である。
【図5】 本発明の実施の形態3に係るコネクタ付きモ
ジュールのハンダ付け作業時の状態を示す側面図であ
る。
【図6】 従来のコネクタ付きモジュールの製造方法を
示す図である。
【符号の説明】
10,30,40 コネクタ付きモジュール、12,3
2,42 基板、13,33,43 コネクタ部、1
4,34,44 コネクタハウジング、15,35,4
5 コネクタリード、17,37,47 電子部品、1
8,38,48 突起部、39,49 コネクタ部取付
け治具、48A,48B 付勢部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の電子部品等が実装された回路基板
    と、複数のコネクタリードを備えて上記回路基板の少な
    くとも一端側に取り付けられたコネクタ部とを有し、上
    記回路基板とコネクタ部とが上記コネクタリードを介し
    て接続されてなるコネクタ付きモジュールにおいて、 上記コネクタリードが所定以上の剛性を有し、コネクタ
    部の内側面の上部及び下部から突出して上下に対をなし
    て配置され、上側のコネクタリードと下側のコネクタリ
    ードとの間隔が、上記回路基板の厚さに対応するように
    設定されており、 上記回路基板とコネクタ部とが互いに位置合せされた状
    態で、上記回路基板がコネクタリードで挟持されている
    ことを特徴とするコネクタ付きモジュール。
  2. 【請求項2】 所定の電子部品等が実装された回路基板
    の少なくとも一端側に、複数のコネクタリードを備えた
    コネクタ部を上記コネクタリードを介して接続するコネ
    クタ付きモジュールの製造方法であって、 上記回路基板とコネクタ部とを互いに位置合せした後、
    これら両部材をその表面側及び裏面側に摺接し得る一体
    構造を備えたコネクタ部取付け治具内に挿入した上で、
    上記コネクタリードを回路基板表面にハンダ付けするこ
    とを特徴とするコネクタ付きモジュールの製造方法。
  3. 【請求項3】 所定の電子部品等が実装された回路基板
    の少なくとも一端側に、複数のコネクタリードを備えた
    コネクタ部を該コネクタリードを介して接続するコネク
    タ付きモジュールの製造方法であって、 上記回路基板とコネクタ部とを互いに位置合せした後、
    これら両部材をその裏面側に適合し得る構造を備えたコ
    ネクタ部取付け治具上に載置するとともに、該治具の本
    体部に連結された付勢部材で上記両部材の表面を付勢し
    た状態で、上記コネクタリードを回路基板表面にハンダ
    付けすることを特徴とするコネクタ付きモジュールの製
    造方法。
JP9286838A 1997-10-20 1997-10-20 コネクタ付きモジュール及びその製造方法 Pending JPH11121117A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9286838A JPH11121117A (ja) 1997-10-20 1997-10-20 コネクタ付きモジュール及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9286838A JPH11121117A (ja) 1997-10-20 1997-10-20 コネクタ付きモジュール及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11121117A true JPH11121117A (ja) 1999-04-30

Family

ID=17709698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9286838A Pending JPH11121117A (ja) 1997-10-20 1997-10-20 コネクタ付きモジュール及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11121117A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6866524B2 (en) Connector mounting structure and connector mounting method
JPH08228059A (ja) 回路モジュールの実装装置およびこの回路モジュールを有する電子機器
JP5120492B2 (ja) プリント基板モジュール
US20040127072A1 (en) Connector efficiently forming a standoff region
US6764317B2 (en) Electric connector having elastic pins
JP2001143840A (ja) 電子部品用ソケット
US20050124186A1 (en) Electronic device having adapter and connection method thereof
JPH11121117A (ja) コネクタ付きモジュール及びその製造方法
JP2004296294A (ja) コネクタ
JP2009193677A (ja) アダプタ、ソケット、電子装置および実装方法
US6846190B2 (en) IC socket and gripping sheet used in the same
JP3035544B1 (ja) コネクタタ―ミナル
JP3244615B2 (ja) Pcカード
JP2002015794A (ja) コネクタ装置及び印刷配線基板の接続装置
JP2003051562A (ja) 半導体装置
JP2004303693A (ja) プリント配線基板用コネクタ
JP3371281B2 (ja) 電子カード
JP2535766Y2 (ja) 基板間相互接続装置
JP3732880B2 (ja) 板間接続用コネクタと電子回路モジュール搭載回路装置
JPH0935784A (ja) コンタクト
JP2003271071A (ja) 電子部品固定具およびそれを備えた液晶表示モジュール
JP2008016419A (ja) ソケット
JP2004235106A (ja) コネクタ装置、プリント回路板およびプリント回路板を搭載した電子機器
JP2006324186A (ja) カードコネクタ上下共用コンタクト
JP2006269282A (ja) 表面実装用端子