JPH11120741A - メモリ付きカートリッジ式記録媒体及びその信号記録再生装置 - Google Patents

メモリ付きカートリッジ式記録媒体及びその信号記録再生装置

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JPH11120741A
JPH11120741A JP9280509A JP28050997A JPH11120741A JP H11120741 A JPH11120741 A JP H11120741A JP 9280509 A JP9280509 A JP 9280509A JP 28050997 A JP28050997 A JP 28050997A JP H11120741 A JPH11120741 A JP H11120741A
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memory
data
recording medium
signal
cartridge
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JP9280509A
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Atsuo Suga
厚夫 菅
Tadashi Maruyama
正 丸山
Kazuo Sakai
和夫 酒井
Shigemitsu Higuchi
重光 樋口
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリ付きカートリッジ式記録媒体1におい
て、その記録媒体1と信号記録再生装置2間の伝送路に
おける接触不良や、静電気放電の発生によるメモリ1e
4等の回路素子の破壊を防止し、信頼性の向上を図る。 【解決手段】 メモリ付きカートリッジ式記録媒体1及
び信号記録再生装置2間のデータ伝送を非接触で行う構
成(1e1,1f,34,36)とし、また信号記録再
生装置2からメモリ付きカートリッジ式記録媒体1への
電源信号伝送も非接触で行う構成(37,35,1g,
1e2)とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筐体内にデータ読
書きされる記録媒体本体が収納されてなるカセット型記
録媒体等のカートリッジ式記録媒体、特に任意のデータ
を読書き可能のメモリを前記筐体内に設けてなるメモリ
付きカートリッジ式記録媒体及びその信号記録再生装置
(メモリ付きカートリッジ式記録媒体が装着されてその
記録媒体本体に対してディジタルデータあるいはアナロ
グ信号等の信号を記録再生する信号記録再生装置)の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、筐体内に記録媒体本体として
磁気テープを収納してなるカートリッジ式記録媒体であ
るカセットテープ(テープカセット)に半導体メモリを
付加することにより、そのカセットテープに新たな機能
を追加し、あるいはその性能を向上する技術が提案され
ている。例えば米国特許4338644号や米国特許5
587849号に記載のものがそれである。最近では民
生用ディジタルVTR等にもこのようなメモリ付きのカ
セットテープが実用化されている。
【0003】カセットテープにメモリを付加することの
最大の利点は、記録媒体本体としての磁気テープのもつ
アクセス性の低さを向上できる点にあるといわれてい
る。メモリに各記録内容とそのテープ位置情報を記憶し
ておき、再生時にこれを参照することにより、カセット
内の磁気テープがどの位置に巻かれていても高速に目的
の記録内容へ頭出しすることができるからである。ま
た、アクセス性の向上以外にも、例えばそのカセットテ
ープのデータ記録再生装置へのローディング回数、エラ
ー情報等の使用来歴を記憶することによりそのカセット
テープの保守管理に利用できる等の利点もある。更に、
磁気テープの記録内容のタイトル、記録年月日、データ
サイズ等のデータも記憶可能で、カセットテープの整理
にも利用できる利点もある。
【0004】ところで、上記従来技術(メモリ付きカセ
ットテープ)は、そのメモリに対する読書きデータの伝
送路のデータ記録再生装置との結合に、電極の直接接触
構造が採られていた。すなわち、カセットテープの筐体
の所定面、所定箇所にデータ記録再生装置から上記メモ
リへのアクセス用の電極が外界に直接露出して設けられ
てなるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のメ
モリ付きカセットテープは、そのメモリへのアクセス用
の電極が外界に直接露出しているものであった。このた
め、上記電極へのごみの付着や電極の腐食等によりデー
タ記録再生装置との間で接触不良が生じたり、当該電極
を一方の極とする静電気放電の発生により上記メモリ等
の回路素子を破壊する等の危険があり、信頼性が著しく
低いという問題点があった。
【0006】また、従前からの一般的なカセットテー
プ、すなわちメモリをもたないカセットテープに上記従
来技術(メモリ付きカセットテープ)を適用しようとす
る場合、その一般的なカセットテープ用の筐体内にはメ
モリ及びその駆動用回路を収納,固定し、筐体表面には
電極を露出させるという特殊な筐体構造を必要とする。
このため、一般的なカセットテープ用の筐体を転用する
ことはできず、新規に筐体構造を開発,製造する必要が
あるという問題点もあった。
【0007】本発明は、カートリッジ式記録媒体のメモ
リとデータ記録再生装置との結合構造に起因した接触不
良が生じたり、静電気放電の発生によるメモリ等の回路
素子の破壊が生ずることもなく高信頼性が図れ、またメ
モリをもたない一般的なカセットテープ等のカートリッ
ジ式記録媒体に容易に適用することができるメモリ付き
カートリッジ式記録媒体及びその信号記録再生装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、筐体内に所
望の信号を記録再生可能の記録媒体本体が収納されると
共に、任意のデータを読書き可能のメモリが前記筐体に
設けられてなるメモリ付きカートリッジ式記録媒体にお
いて、前記筐体の外部所定箇所に位置する外部データ送
受信手段の送受信部である外部データ送受信部との間で
非接触でデータ送受信可能な内部データ送受信部と、こ
の内部データ送受信部及び前記外部データ送受信部を介
して前記外部データ送受信手段との間でデータを授受す
る内部データ送受信手段と、前記メモリに前記内部デー
タ送受信手段からのデータを書き込むと共に該メモリか
らデータを読み出して前記内部データ送受信手段に与え
るデータ読書き処理手段と、前記筐体の外部所定箇所に
位置する外部電源供給手段の送信部である外部電源信号
送信部から非接触で電源信号受信可能な内部電源信号受
信部と、この内部電源信号受信部で受信された電源信号
から直流電源を生成して前記筐体内の必要箇所に駆動電
源として供給する直流電源手段とを設けることにより達
成される。
【0009】また、カートリッジ式記録媒体が所定箇所
に装着されることによって所定の操作でその記録媒体本
体に対して所望の信号を記録再生する信号記録再生装置
において、請求項1に記載の外部データ送受信手段及び
その送受信部である外部データ送受信部と、外部電源供
給手段及びその送信部である外部電源信号送信部とを備
え、請求項1に記載のメモリ付きカートリッジ式記録媒
体が装着された場合に、前記外部データ送受信部とメモ
リ付きカートリッジ式記録媒体の内部データ送受信部と
の間、及び前記外部電源信号送信部とメモリ付きカート
リッジ式記録媒体の内部電源信号受信部との間が各々非
接触にて結合され、前記外部データ送受信手段とメモリ
付きカートリッジ式記録媒体の内部データ送受信手段と
の間でデータ授受してメモリ付きカートリッジ式記録媒
体のメモリに対し任意のデータを読書き可能であると共
に、前記外部電源供給手段からメモリ付きカートリッジ
式記録媒体の直流電源手段に電源信号供給してその直流
電源手段から直流電源を生成させ得ることにより達成さ
れる。
【0010】上記のように、メモリ付きカートリッジ式
記録媒体には、内部データ送受信部及び内部データ送受
信手段と、内部電源信号受信部及び直流電源手段とが設
けられており、データ記録再生装置には、外部データ送
受信手段及び外部データ送受信部と、外部電源供給手段
及び外部電源信号送信部とが設けられている。そして、
内部データ送受信部と外部データ送受信部との間は非接
触でデータ送受信可能であり、また、内部電源信号受信
部は外部電源信号送信部と非接触で電源信号受信可能で
ある。したがって、メモリ付きカートリッジ式記録媒体
及びデータ記録再生装置相互間において非接触にて、内
部データ送受信手段と外部データ送受信手段との間でデ
ータ授受しメモリ付きカートリッジ式記録媒体のメモリ
に対し任意のデータを読書き可能である。また、外部電
源供給手段からメモリ付きカートリッジ式記録媒体の直
流電源手段に電源信号供給しその直流電源手段から直流
電源を生成させ得る。
【0011】これにより、カートリッジ式記録媒体のメ
モリへのアクセス用の電極を外界に直接露出させる必要
はなく、電極の直接露出に起因した接触不良やメモリ等
の回路素子の破壊はなくなり、信頼性が向上する。ま
た、カセットテープ用の筐体内にはメモリ及びその駆動
用回路を収納,固定し、筐体表面には電極を露出させる
という特殊な筐体構造を必要とせず、メモリをもたない
一般的なカセットテープ等のカートリッジ式記録媒体に
も容易に適用可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1は、本発明によるメモリ付きカ
ートリッジ式記録媒体及びその信号記録再生装置の一実
施形態を示すブロック図で、本発明記録媒体を同信号記
録再生装置に装着,ローディングされた状態を示してい
る。
【0013】この図1において、1aは筐体、1bは筐
体1a内に収納された記録媒体本体、ここでは磁気テー
プ(以下、テープと略称する。)1cの供給リール、1
dは巻取りリール、1eは筐体1aに設けられたのメモ
リ回路、1fは内部データ送受信部であるデータ送受信
コイル、1gは内部電源信号受信部である電源信号受信
コイルで、これらは本発明によるメモリ付きのカートリ
ッジ式記録媒体、ここではメモリ付き8mmビデオカセ
ットテープ1を構成する。メモリ回路1e及びコイル1
f,1g部分を除けば、従来の8mmビデオカセットテ
ープと同様に構成されたものである。
【0014】ここで、上記メモリ回路1eは、内部デー
タ送受信手段であるデータインターフェース回路1e
1、直流電源手段である電源回路1e2、データ読書き処
理手段であるマイクロコンピュータ(以下、マイコンと
いう。)1e3及びメモリ、ここでは不揮発性の半導体
メモリ1e4を備えてなる。この場合、データインター
フェース回路1e1は、データ送受信コイル1f及び後
述外部データ送受信部34を介して後述外部データ送受
信手段36との間でデータを授受するもので、例えばA
/D変換器やD/A変換器等を備えてなる。電源回路1
e2は、電源信号受信コイル1gで受信された電源信号
から直流電源を生成して筐体1a内の必要箇所、ここで
はメモリ回路1e内各部(データインターフェース回路
1e1、マイコン1e3及びメモリ1e4)に駆動電源と
して供給するもので、例えば整流,平滑回路や電圧安定
化回路等を備えてなる。マイコン1e3は、メモリ1e4
にデータインターフェース回路1e1からのデータを書
き込むと共に該メモリ1e4からデータを読み出してデ
ータインターフェース回路1e1に与えるものである。
メモリ1e4は、任意のデータ、例えばテープ1cの複
数の記録内容の各先頭位置情報や、テープ1cの記録内
容のタイトル、記録年月日、データサイズ等のデータが
読書き可能となされている。
【0015】またデータ送受信コイル1fは、後述外部
データ送受信手段(データインターフェース回路)36
の送受信部である外部データ送受信部(データ送受信コ
イル)34との間で非接触で、ここでは電磁誘導により
データ送受信可能である。電源信号受信コイル1gは、
後述外部電源供給手段(電源供給回路)37の送信部で
ある外部電源信号送信部(電源信号送信コイル)35か
ら非接触で、ここでは電磁誘導により電源信号受信可能
である。
【0016】以上は本発明によるメモリ付きカートリッ
ジ式記録媒体の一実施形態であるメモリ付き8mmビデ
オカセットテープ(以下、カセットテープと略称す
る。)1を説明したもので、以下に、本発明による信号
記録再生装置の一実施形態ついて説明する。ここでは、
上記メモリ付き8mmビデオテープを記録媒体として用
いた上位コンピュータ(図示せず)の外部記憶装置とし
てのデータレコーダ2に本発明を適用した場合について
説明する。
【0017】図1において、21はドラム、22はテー
プガイドである。前記カセットテープ1のテープ1cは
ドラム21の周囲の一部にテープガイド22によって巻
き付けられている。イはドラム21の回転方向、ロはテ
ープ1cの走行方向である。23はドラムモータ、24
は供給リールモータ、25は巻取りリールモータ、26
はサーボコントローラ、27はシステムコントローラで
ある。
【0018】ここで、ドラム21はドラムモータ23に
連結され、ドラム回転方向イに一定の速度で回転する。
図示していないが、サーボコントローラ26は、安定し
た一定の周期をもつ基準クロック信号と、ドラムモータ
23が1回転毎に出力するパルス信号が一定の位相関係
になるようにドラムモータ23を制御する。カセットテ
ープ1はデータの記録時や通常の再生時にテープ走行方
向ロに送られる。カセットテープ1の筐体1a内部にあ
る供給リール1bに巻かれているテープ1cは、テープ
走行方向ロに引き出されると巻取りリール1dに巻き取
られる。
【0019】供給リール1b、巻取りリール1dは、供
給リールモータ24、巻取りリールモータ25の回転軸
に各別に連結され、各モータ24,25の回転に応じて
テープ1cが走行する。図示していないが、走行中にテ
ープ1cがたるんだり、強い力で引っ張られたりしない
ようにテープパス上にテープテンションを検出する手段
が設けられている。サーボコントローラ26はテープテ
ンション量がある範囲内になるように供給リールモータ
24と巻取りリールモータ25を制御する。システムコ
ントローラ27は装置全体の動作を制御するもので、モ
ータ23〜25等を制御するサーボコントローラ26に
対してはテープ1cの走行速度や動作モード等を指定す
る。
【0020】また、28は記録用磁気ヘッド、29は再
生用磁気ヘッド、30は記録回路、31は再生回路、3
2は記録再生インターフェース回路、33はバスであ
る。ここで、バス33は上位コンピュータ(図示せず)
と記録再生インターフェース回路32との間に介在して
それら相互間においてデータや制御信号の伝送を行う。
【0021】テープ1cへのデータの記録は次のように
行われる。上記上位コンピュータからバス33を介して
送られてきたデータは記録再生インターフェース回路1
8に与えられた後、一定のデータ転送速度で記録回路3
0に送られる。記録回路30は、送られてきたデータに
対してエラー訂正符号や同期信号等、必要な信号を付加
したり、データの並べ替えや符号変調等の信号処理を施
して記録信号を生成する。記録信号は記録用磁気ヘッド
28に供給されることによりテープ1cに記録される。
【0022】図2に上記テープ1cの記録トラックパタ
ーン例を示す。この図2において、テープ1cがテープ
走行方向ロに走行し、ドラム21(図1参照)がドラム
回転方向イに回転している状態で記録信号が記録用磁気
ヘッド28に供給された場合、斜め方向に記録トラック
が形成される。図2に示すように、記録用磁気ヘッド2
8が1つの記録トラックを形成して記録トラックの上端
部を走査しているときに、再生用磁気ヘッド29は1つ
前に記録したトラックを走査し始めるトラックの下端部
に位置する。このような記録用磁気ヘッド28と再生用
磁気ヘッド29の走査位置関係となるヘッド配置によ
り、データ記録したトラックを直後に再生してその記録
状態をチェックすることができる。
【0023】テープ1cに記録されたデータの再生は次
のように行われる。図1において、再生用磁気ヘッド2
9はテープ1cの上記記録トラックを走査して再生信号
を出力する。この再生信号は、再生回路31において再
生信号をもとに作られたクロック信号によってデータに
弁別される。弁別データから同期信号を検出し、同期信
号の検出タイミングをもとにエラー訂正等の信号処理が
行われ、その結果、復元されたデータは記録再生インタ
ーフェース回路18に送られる。記録再生インターフェ
ース回路18はバス33を介して上記上位コンピュータ
から得られる命令をもとに復元されたデータ(再生デー
タ)を上記上位コンピュータに転送する。
【0024】ここで、データレコーダ2には、カセット
テープ1に設けられたメモリ1e4に対し任意のデータ
を読書きするための下記構成を備える。すなわち、外部
データ送受信手段であるデータインターフェース回路3
6及びその送受信部であるデータ送受信コイル34と、
外部電源供給手段である電源供給回路37及びその送信
部である電源信号送信コイル35とを備える。
【0025】この場合、データ送受信コイル34は前記
データ送受信コイル1fとの間で非接触で、ここでは電
磁誘導によりデータ送受信可能である。またデータイン
ターフェース回路36は、データ送受信コイル34及び
データ送受信コイル1fを介して前記データインターフ
ェース回路1e1との間でデータを授受するもので、例
えばA/D変換器やD/A変換器等を備えてなる。電源
信号送信コイル35は、電源信号受信コイル1gへ非接
触で、ここでは電磁誘導により電源信号送信可能であ
る。更に電源供給回路37は、電源信号送信コイル35
及び電源信号受信コイル1gを介して電源回路1e2に
電源信号を供給するもので、ここでは交流電力発生回路
を備えてなる。
【0026】上記コイル34,35は、データレコーダ
2にカセットテープ1が装着,ローディングされたと
き、カセットテープ1に設けられたコイル1f,コイル
1gに有効に電磁誘導結合してデータ,信号を伝送でき
る位置に配設される。ここでは、データレコーダ2のカ
セットテープローディング機構(図示せず)中に設けら
れている。なお、38はメモリ1e4に対応して設けら
れたデータレコーダ2側のメモリである。このメモリ3
8としては、不揮発性メモリ、バッテリバックアップ付
き揮発性メモリあるいは単なる揮発性メモリのいずれを
用いてもよい。前二者のメモリにあってはデータレコー
ダ2の主電源が停電等により遮断されてもそれまでの記
憶データは保持されるが、単なる揮発性メモリにあって
は保持されず、したがってその保持機能の必要性の有無
により適宜選択される。上記システムコントローラ27
は、ここでは上記カセットテープ1に設けられたメモリ
1e4に対し任意のデータの読書き制御をも行うもので
ある。
【0027】次に、カセットテープ1に設けられたメモ
リ1e4に対するデータレコーダ2側からのデータの読
出し及び書込み動作について説明する。カセットテープ
1は電源を備えていないので、まず、そのカセットテー
プ1に電源供給する必要がある。そこで、電源供給回路
37は電源信号として交流電力を発生し、電源信号送信
コイル35及び電源信号受信コイル1gを介して電源回
路1e2にそれを供給する。電源回路1e2は電源信号で
ある交流電力信号を直流電力信号に変換し、その電圧を
安定化させてカセットテープ1(筐体1a)の必要箇
所、ここではデータインターフェース回路1e1、マイ
コン1e3及びメモリ1e4に駆動電源として供給する。
なお、上記電源供給回路37はシステムコントローラ2
7によってON/OFFの制御が行われる。
【0028】システムコントローラ27の命令によるメ
モリ1e4へのデータの書込みは以下のように行われ
る。システムコントローラ27は電源供給回路37をO
Nさせてカセットテープ1の必要箇所に直流電源を供給
する。次にシステムコントローラ27は、メモリ1e4
の書込みモードに対応する命令コードをデータインター
フェース回路36、コイル34,1f及びデータインタ
ーフェース回路1e1を順に介してマイコン1e3に送
る。命令コードを認識したマイコン1e3はメモリ1e4
を書込みモードに設定し、書込みの準備ができたことを
表わすスーテタス信号を上記とは逆方向に送ってシステ
ムコントローラ27に知らせる。システムコントローラ
27はそれを受けてメモリ1e4にアドレス情報と書込
むべき任意のデータを順次送信するもので、これにより
メモリ1e4に任意のデータが書き込まれる。
【0029】システムコントローラ27の命令によるメ
モリ1e4からのデータの読出しは以下のように行われ
る。システムコントローラ27は電源供給回路37をO
Nさせてカセットテープ1の必要箇所に直流電源を供給
する。次にシステムコントローラ27は、メモリ1e4
の読出しモードに対応する命令コードをデータインター
フェース回路36、コイル34,1f及びデータインタ
ーフェース回路1e1を順に介してマイコン1e3に送
る。命令コードを認識したマイコン1e3はメモリ1e4
を読出しモードに設定し、読出し準備ができたことを表
わすスーテタス信号を上記とは逆方向に送ってシステム
コントローラ27に知らせる。システムコントローラ2
7はそれを受けると目的とするデータが記憶されている
アドレス情報をマイコン1e3に送る。これにより目的
とするデータがメモリ1e4から読み出され、システム
コントローラ27に送られる。送られたデータはシステ
ムコントローラ27を経てメモリ38に記憶される。
【0030】本発明においては、コイル34,1f及び
コイル35,1gを用いた電磁誘導によりデータ,信号
を伝送している。このような場合にはコイル34,1f
間及びコイル35,1g間においてできるだけ漏れ磁束
を少なくし効率よくデータ,信号を伝送すれば、省電力
化、不要輻射の低減に役立つ。そのためには、上記コイ
ル34,1f間及びコイル35,1g間をできるだけ接
近させて各コイル間に鎖交する磁束を増やすことが有効
である。
【0031】図3は上記コイル1f,1gのカセットテ
ープ筐体1aへの配置例を示す。この図3から分かるよ
うにコイル1f,1gは、ここでは平面状に構成され、
その磁束鎖交面がカセットテープ筐体1aの表面に平行
になるように配置されている。なお、図3においては上
記メモリ回路1eも平面状に構成され、このメモリ回路
1eと上記コイル1f,1gは1枚のフィルム状のメモ
リユニット39として構成され、これが筐体1aの表面
に貼付された例を示している。
【0032】図4は図3中のIV−IV´線断面を拡大して
示す。この図4において、40は保護層、41は磁性
層、42は粘着層である。その他、図3と同一符号は同
一又は相当部分を示す。ここで、上記保護層40はその
下部に配置されたコイル1f、コイル1g(図3参照)
やメモリ回路1e(図3参照)を機械的な衝撃から保護
する。磁性層41は透磁率の高い磁性材料を含有する層
で、上記コイル1f、コイル1gの周辺で発生する磁束
の経路として有効に機能する。この磁性層41の存在に
よれば、上記コイル1f、コイル1gの周辺で発生する
殆どの磁束をここに集中して通すことができるので、筐
体1a内部のテープ1cに達する磁束を低減でき、コイ
ル1f、コイル1gからの磁束の消磁作用によるテープ
1cの記録内容の消失を防ぐことができる。粘着層42
はメモリユニット39を上記筐体1a表面に強く接着す
るための層である。
【0033】上述したようにカセットテープ筐体1aの
表面にコイル1f,1gを配置すれば、装置側、ここで
はデータレコーダ2側のコイル34,35がそれらに密
着(電気的に導通することを意味せず、電磁気的な密着
をいう。以下同じ。)するように構成するのは容易であ
る。そのような構成の一例としては、データレコーダ2
のカセットテープローディング機構(図示せず)にコイ
ル34,35を含む部材を付加し、カセットテープ1が
データレコーダ2に装着,ローディングされると同時に
その部材(コイル34,35)が上記筐体1a表面のコ
イル1f,1g(実際にはその上部の保護層40表面)
に密着した状態で位置決めされる構成が挙げられる。従
来のメモリ付きカセットテープにおいては、カセットテ
ープ筐体に設けられた電極に装置側の電極を強く圧接す
る機構が必要であったが、ここではコイル34,35を
含む部材はカセットテープ筐体1aに対して強い圧接力
を必要としないので従来のメモリ付きカセットテープに
比べ容易に構成できる。
【0034】カセットテープ1に設けられたメモリ1e
4に対してデータ読書きする時、コイル1f,1g,3
4,35からの漏れ磁束はテープ1cの記録内容を消失
させること以外にも悪影響を及ぼす原因になり得る。例
えば本例のように磁気テープ1cからの微弱な信号を磁
気ヘッド29,28で読書きする装置(データレコーダ
2)では、漏れ磁束が読書き時の微弱な信号に畳重され
るとそれがノイズとなってエラー発生の原因となる。そ
こでこれを防ぐため、ここでは、上記メモリ1e4に対
するデータの読書きをテープ1cの記録再生時に行わな
いようになされている。
【0035】図5はデータレコーダ2(装置)に対する
カセットテープ1のローディングからアンローディング
までにおけるカセットテープ1に設けられたメモリ1e
4に対する読書き処理の流れの一例を示す。この処理に
おける主制御はシステムコントローラ27(図1参照)
により行われる。図5に示すように、カセットテープ1
がデータレコーダ2内にローディングされると(ステッ
プ501)、データレコーダ2側のコイル34,35を
含む部材をカセットテープ1側のコイル1f,1g部分
の保護層40表面に密着させる(ステップ502)。
【0036】次に、カセットテープ1に設けられたメモ
リ1e4の内容全てをデータレコーダ2側のメモリ38
にコピーする(ステップ503)。このコピー処理後、
データレコーダ2は読書き可能の準備完了状態となり
(ステップ504)、カセットテープ1(テープ1c)
に対してデータの読書きが可能となる。ここで、ステッ
プ503でのコピー処理後は、テープ1cの記録内容に
ついての任意のデータを読書きする場合、カセットテー
プ1に設けられたメモリ1e4にはアクセスせずにデー
タレコーダ2側のメモリ38を参照する。カセットテー
プ1に設けられたメモリ1e4の記録内容を書き換える
必要がある場合でも、データレコーダ2側のメモリ38
について書換えを行い、カセットテープ1に設けられた
メモリ1e4にはアクセスはしない。
【0037】カセットテープ1使用後、すなわちカセッ
トテープ1のアンローディングの実行がY(YES)と
判定されると(ステップ505)、更新すべき内容(書
き換えられたデータ)をカセットテープ1に設けられた
メモリ1e4に転送,記憶させ(ステップ506)、そ
の後、アンローディングを実行し、カセットテープ1を
データレコーダ2から排出する(ステップ507)。上
述したようにカセットテープ1に設けられたメモリ1e
4へのアクセスを極力少なくすれば、カセットテープ1
側のコイル1f,1g及びデータレコーダ2側のコイル
34,35間の送受信動作の頻度が少なくなり、読書き
時の上記ノイズによるエラー発生が低減される。
【0038】なお上述実施形態では、非接触のデータ,
信号伝送手段として電磁誘導を用いたが、これのみに限
定されることはなく、例えば電波や光(赤外線等)を用
いてもよい。データ送受信部、電源信号送信部及び電源
信号受信部は、電波を用いた場合にはアンテナが、光
(赤外線等)を用いた場合には発光素子,受光素子が、
各々用いられる。また上述実施形態では、メモリ回路1
e及びコイル1f,1gを1枚のフィルム状に構成して
なるメモリユニット39を筐体1aの表面(外側面)に
貼付したが、筐体1aの内側面に貼付してもよい。更
に、このフィルム状のメモリユニット39は筐体1aの
上面又は下面(カセットテープ1の表面側又は裏面側)
のどちら側に貼付してもよい。いずれにしても、このよ
うにメモリ回路1e及びコイル1f,1gを1枚のフィ
ルム状に構成し、筐体1a面に貼付する構成によれば、
メモリをもたない一般的なカセットテープ等のカートリ
ッジ式記録媒体にも容易に本発明を適用することができ
る。このことは、特にカセットテープ筐体1aのラベル
を貼り付ける位置等、筐体1aの表面適宜箇所にフィル
ム状のメモリユニット39を貼付することでより顕著な
ものとなる。
【0039】また上述実施形態では、上位コンピュータ
(図示せず)の外部記憶装置としてのデータレコーダ2
に本発明を適用した場合について説明したが、これのみ
に限定されることはなく、例えば民生用8mmディジタ
ルVTRあるいは同アナログVTRに本発明を適用して
もよい。この場合には、テープ1cの記録内容のタイト
ル、記録年月日、テープ位置情報、データサイズ等のデ
ータを各記憶内容毎にメモリ1e4に記憶するようにす
れば、カセットテープ1の整理や所望の記憶内容の頭出
し等に有効である。また上述実施形態では、本発明記録
媒体として8mmビデオカセットテープ1を例に採って
説明したが、これのみに限定されることはなく、オーデ
ィオカセットテープであってもよく、あるいはカートリ
ッジ式の光,磁気等のディスクであってもよい。
【0040】更に上述実施形態では、メモリ1e4に対
するデータの読書きはシステムコントローラ27からの
命令コードで行っているが、このシステムコントローラ
27における命令コードの生成は、予め作成されシステ
ムコントローラ27内のメモリ(図示せず)に格納され
たプログラムによる場合、上記上位コンピュータによる
場合、あるいはデータレコーダ2に適宜、外部入出力装
置(図示せず)を接続可能な場合にはその外部入出力装
置による場合等、種々の例が挙げられる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
極をなくし非接触でカートリッジ式記録媒体に設けられ
たメモリにアクセスできるので、カートリッジ式記録媒
体のメモリとデータ記録再生装置間の伝送路において接
触不良が生じたり、静電気放電の発生によるメモリ等の
回路素子の破壊が生ずることがなく従来のメモリ付きカ
ートリッジ式記録媒体に比べて高い信頼性が得られる。
また本発明によれば、メモリ、メモリ駆動用回路部及び
データ,信号の送受信部等をフイルム状に一体化構成し
て記録媒体の筐体面に貼付する等により、メモリをもた
ない一般的なカートリッジ式記録媒体にも容易に本発明
を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるメモリ付きカートリッジ式記録媒
体及びその信号記録再生装置の一実施形態を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1中の磁気テープの記録トラックパターン例
を示す図である。
【図3】図1中のデータ送受信コイル及び電源信号受信
コイルのカセットテープ筐体への配置例を示す図であ
る。
【図4】図3中のIV−IV´線断面拡大図である。
【図5】図1中のカセットテープのローディングからア
ンローディングまでにおけるカセットテープに設けられ
たメモリに対するデータ読書き処理の流れの一例を示す
図である。
【符号の説明】
1…メモリ付き8mmビデオカセットテープ、1a…筐
体、1b…供給リール、1c…磁気テープ(記録媒体本
体)、1d…巻取りリール、1e…メモリ回路、1e1
…データインターフェース回路(内部データ送受信手
段)、1e2…電源回路(直流電源手段)、1e3…であ
るマイクロコンピュータ(データ読書き処理手段)、1
e4…不揮発性の半導体メモリ、1f…データ送受信コ
イル(内部データ送受信部)、1g…電源信号受信コイ
ル(内部電源信号受信部)、2…データレコーダ、21
…ドラム、22…テープガイド、23…ドラムモータ、
24…供給リールモータ、25…巻取りリールモータ、
26…サーボコントローラ、27…システムコントロー
ラ、28…記録用磁気ヘッド、29…再生用磁気ヘッ
ド、30…記録回路、31…再生回路、32…記録再生
インターフェース回路、33…バス、34…データ送受
信コイル(外部データ送受信部)、35…電源信号送信
コイル(外部電源信号送信部)、36…データインター
フェース回路(外部データ送受信手段)、37…電源供
給回路(外部電源供給手段)、38…メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樋口 重光 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に所望の信号を記録再生可能の記
    録媒体本体が収納されると共に、任意のデータを読書き
    可能のメモリが前記筐体に設けられてなるメモリ付きカ
    ートリッジ式記録媒体において、 前記筐体の外部所定箇所に位置する外部データ送受信手
    段の送受信部である外部データ送受信部との間で非接触
    でデータ送受信可能な内部データ送受信部と、この内部
    データ送受信部及び前記外部データ送受信部を介して前
    記外部データ送受信手段との間でデータを授受する内部
    データ送受信手段と、前記メモリに前記内部データ送受
    信手段からのデータを書き込むと共に該メモリからデー
    タを読み出して前記内部データ送受信手段に与えるデー
    タ読書き処理手段と、前記筐体の外部所定箇所に位置す
    る外部電源供給手段の送信部である外部電源信号送信部
    から非接触で電源信号受信可能な内部電源信号受信部
    と、この内部電源信号受信部で受信された電源信号から
    直流電源を生成して前記筐体内の必要箇所に駆動電源と
    して供給する直流電源手段とを具備することを特徴とす
    るメモリ付きカートリッジ式記録媒体。
  2. 【請求項2】 記録媒体本体は磁気テープであり、メモ
    リは不揮発性メモリであることを特徴とする請求項1に
    記載のメモリ付きカートリッジ式記録媒体。
  3. 【請求項3】 カートリッジ式記録媒体が所定箇所に装
    着されることによって所定の操作でその記録媒体本体に
    対して所望の信号を記録再生する信号記録再生装置にお
    いて、 請求項1に記載の外部データ送受信手段及びその送受信
    部である外部データ送受信部と、外部電源供給手段及び
    その送信部である外部電源信号送信部とを備え、請求項
    1に記載のメモリ付きカートリッジ式記録媒体が装着さ
    れた場合に、前記外部データ送受信部とメモリ付きカー
    トリッジ式記録媒体の内部データ送受信部との間、及び
    前記外部電源信号送信部とメモリ付きカートリッジ式記
    録媒体の内部電源信号受信部との間が各々非接触にて結
    合され、前記外部データ送受信手段とメモリ付きカート
    リッジ式記録媒体の内部データ送受信手段との間でデー
    タ授受してメモリ付きカートリッジ式記録媒体のメモリ
    に対し任意のデータを読書き可能であると共に、前記外
    部電源供給手段からメモリ付きカートリッジ式記録媒体
    の直流電源手段に電源信号供給してその直流電源手段か
    ら直流電源を生成させ得ることを特徴とする信号記録再
    生装置。
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