JPH11118490A - Pzt薄膜を備えた振動ジャイロ - Google Patents

Pzt薄膜を備えた振動ジャイロ

Info

Publication number
JPH11118490A
JPH11118490A JP9277183A JP27718397A JPH11118490A JP H11118490 A JPH11118490 A JP H11118490A JP 9277183 A JP9277183 A JP 9277183A JP 27718397 A JP27718397 A JP 27718397A JP H11118490 A JPH11118490 A JP H11118490A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate portion
thin film
vibrating gyroscope
flat plate
pzt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9277183A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3825152B2 (ja
Inventor
Koichi Itoigawa
貢一 糸魚川
Hitoshi Iwata
仁 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP27718397A priority Critical patent/JP3825152B2/ja
Priority to EP98945622A priority patent/EP1020705A4/en
Priority to US09/367,894 priority patent/US6378368B1/en
Priority to PCT/JP1998/004498 priority patent/WO1999019688A1/ja
Publication of JPH11118490A publication Critical patent/JPH11118490A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3825152B2 publication Critical patent/JP3825152B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C19/00Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
    • G01C19/56Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces
    • G01C19/5642Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces using vibrating bars or beams

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Gyroscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】振動特性、或いは検出特性を安定化することが
できるPZT薄膜を備えた振動ジャイロを提供する。 【解決手段】振動ジャイロ1のステンレス製の基材4
は、四角柱をなし、同基材4の上下両部には、互いに直
交する貫通孔10,7が穿設され、平行平板部3,2が
構成されている。平行平板部2,3の外側面には、スパ
ッタリング等によって、チタン膜13が形成され、チタ
ン膜13の外面全体にはPZT薄膜14が形成され、そ
のPZT薄膜14上にはアルミニウムからなる厚さ数μ
mを有する互いに同面積の電極膜15,16が上下一対
形成されている。固定端部となる下端部には、パッド1
5b,16bが形成され、電極膜15から延出された延
出部15a,16aに接続されている。前記パッド15
a,16aにリード線19が接続されることにより、リ
ード線接続による平行平板部2,3の剛性の変化をなく
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はPZT薄膜を備えた振動
ジャイロに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の振動ジャイロとしては、図8に示
す音叉型、図9に示す音片型が知られている。
【0003】音叉型の振動ジャイロ21は、図8に示す
ように連結部22の両端に一対の駆動用圧電セラミック
ス板23が、互いに平行に立設され、その平面が図にお
いてX方向に向くように配置されている。又、駆動用圧
電セラミック板23の上端の中心上において、検出用圧
電セラミックス板24が一体に立設され、その平面が図
において、Y方向に向くように配置されている。なお、
X方向とY方向とは互いに直交している。そして、下方
の駆動用圧電セラミックス板23に交番電圧を印加する
ことにより、同圧電セラミックス板23をX,反X方向
へ振動させる。この振動状態で、振動ジャイロ21にZ
軸回りの回転が加わったときに、検出用圧電セラミック
ス24が歪み、そのときに生ずる電圧を検出することに
より、検出用圧電セラミックス24に働いた力を検知す
ることが可能となる。この力は、コリオリの力Fcとい
い、一般に、次式で表される。
【0004】Fc=2mV×Ω …(1) なお、mは振動ジャイロ21の質量、Vは振動ジャイロ
21の振動速度、Ωは振動ジャイロ25のZ軸回りの角
速度である。そして、前記質量m、振動速度Vが既知で
あれば、角速度Ωを導出することが可能となる。
【0005】又、音片型の振動ジャイロ25は、図9に
示すように恒弾性金属からなる四角柱状の音片型振動子
26を備え、同音片型振動子26の互いに180度反対
側の側面に対して、一対の駆動用圧電セラミックス板2
7が貼着されている(図面上は、片方のみ図示)。又、
残りの両側面には、一対の検出用圧電セラミックス板2
8が貼着されている(図面上は、片方のみ図示)。そし
て、この振動ジャイロ25は、駆動用圧電セラミックス
板27に交番電圧を印加することにより、同圧電セラミ
ックス板27にて音片型振動子26をX,反X方向へ振
動させる。この状態で、振動ジャイロ26にZ軸回りの
回転が加わったときに、検出用圧電セラミックス28が
歪み、そのときに生ずる電圧を検出することにより、検
出用圧電セラミックス28に働いたコリオリの力を検出
することが可能となる。
【0006】ところで、上記の駆動用圧電セラミックス
板23,27、検出用圧電セラミックス板24,28に
は、バルクのPZT(ジルコン・チタン酸鉛:チタン酸
鉛,ジルコン酸鉛の固溶体からなるセラミックス)が使
用されている。
【0007】ところが、上記のようなバルクのPZT
は、バルクそのものの薄形化が難しく、振動ジャイロ全
体の小型化が難しい問題があった。又、音片型の振動ジ
ャイロのように、圧電セラミックス板を貼着して振動ジ
ャイロを構成する場合、貼着工程が多くなるとともに、
接着精度、すなわち、位置精度が悪い問題があり、従っ
て、検出感度等に影響を及ぼし、均質なものを精度よく
製造することは難しい問題があった。
【0008】さらに、振動子が三次元構造体の場合は、
任意の場所にバルクのPZTを取付けることが困難な場
合があり、取付け場所が限られる問題がある。又、コリ
オリの力Fcは、上記(1)式に示すように、振動ジャ
イロの質量mを大きくすれば、コリオリの力が大きくな
り、この結果、検出用圧電セラミックスの歪み量が増大
して、検出電圧も大きくなる。すなわち検出感度が上が
ることになる。このため、振動ジャイロの質量は大きい
方が検出感度を得るためには好ましい。ところが、バル
クのPZTを用いた振動ジャイロの場合、バルクのPZ
Tを構成する基材を大きくしないと、質量が大きくでき
ない問題があり、検出感度を上げるには限界がある。
【0009】又、コリオリの力Fcは、上記(1)式に
示すように、振動速度Vを大きくすれば、コリオリの力
が大きくなり、この結果、検出用圧電セラミックの歪み
量が増大して、検出電圧も大きくなって検出感度も上が
る。しかし、振動速度を大きくするために、例えば、音
叉型の振動ジャイロの場合、バルクのPZTの基材を薄
くすると、剛性が低くなるため、捩じれ易くなり、正確
に振動しなかったり、検出用圧電素子の検出のための歪
みもねじれが加わった状態となって正確な検出ができな
い問題が生ずる。
【0010】そこで、出願人は、小型化が可能で、捩じ
れに強く、検出感度を上げることができる振動ジャイロ
31として、図7の構造のものを提案している。振動ジ
ャイロは、4角柱状をなす弾性金属の下端(固定端)側
と、上端(自由端)側とにそれぞれ互いに直交する貫通
孔34,35を設けて、第1の平行平板部32と、第2
の平行平板部33を形成している。前記第1の平行平板
部32及び第2の平行平板部33の外表面には、チタン
膜を形成し、同チタン膜上にPZT薄膜を形成してい
る。そして、前記第1の平行平板部32側を振動を付与
するための駆動部とし、第2の平行平板部33側を検出
部としている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成の振
動ジャイロは、PZT薄膜36上にさらにアルミニウム
等で電極37を形成し、その電極37にリード線(図示
しない)を直接接続して、駆動部である第1の平行平板
部32には、電圧を印加して、振動を付与し、検出部で
ある第2の平行平板部33では、PZT薄膜で生じた電
圧を前記電極37に直接接続したリード線(図示しな
い)を介して検出するようにしている。
【0012】ところが、上記の構成によると、リード線
の接続により、検出部である第2の平行平板部33の剛
性が変化し、その出力に影響を与えてしまうことが分か
った。従って、検出特性が安定しない問題があった。一
方、駆動部である第1の平行平板部32においても、リ
ード線の接続によって振動特性に影響を与えるため、安
定した駆動特性が得られない問題があった。
【0013】本発明は上記の課題を解消するためになさ
れたものであり、振動特性、或いは検出特性を安定化す
ることができるPZT薄膜を備えた振動ジャイロを提供
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、周方向に亘って第1乃
至第4側面を有し、第1側面と第3側面、第2側面と第
4側面とは、互いに180度反対位置に位置する四角柱
状の弾性金属を備え、その弾性金属の固定端部側には、
第1側面から第3側面まで貫通する貫通孔が形成され
て、第2側面と第4側面を含むそれぞれの平板部にて第
1の平行平板部が形成され、前記弾性金属の自由端部側
には、第2側面から第4側面まで貫通する貫通孔が形成
されて、第1側面と第3側面を含むそれぞれの平板部に
て第2の平行平板部が形成され、第1の平行平板部の第
2側面と第4側面、及び第2の平行平板部の第1側面と
第3側面とにはチタンにて形成されたベース面が形成さ
れ、同ベース面上には、PZT薄膜が形成され、同PZ
T薄膜上には、電極が設けられ、前記弾性金属の固定端
部には前記いずれかの電極に電気的に接続された接続用
のパッドが形成されていることを特徴とするPZT薄膜
を備えた振動ジャイロをその要旨としている。
【0015】請求項2の発明は、請求項1において、前
記第2の平行平板部に設けられた電極と、固定端部に設
けられたパッドとは、第1の平行平板部において、第2
側面と第4側面に設けられた延出部を介して電気的に接
続されている振動ジャイロをその要旨としている。
【0016】請求項3の発明は、請求項1において、前
記第1の平行平板部に設けられた電極と、固定端部に設
けられたパッドと電気的に接続されている振動ジャイロ
を要旨とするものである。 (作用)請求項1に記載の発明によると、振動ジャイロ
は、固定端部に設けられたパッドにリード線が接続でき
る。このため、第1の平行平板部上に電極を設けて、そ
の電極に対してリードを直接接続した場合と比較して、
振動のために駆動される第1平行平板部の駆動特性がリ
ード線を接続したことによって、その特性が変ることは
なくなる。
【0017】又、第2の平行平板部に電極を設けて、そ
の電極に対してリード線を直接接続した場合と比較し
て、第2の平行平板部の検出特性が変ることはなくな
る。請求項2に記載の発明によると、第2の平行平板部
に設けられた電極は、固定端部に設けられたパッドとに
対して、第1の平行平板部において、第2側面と第4側
面に設けられた延出部を介して電気的に接続される。こ
のことによって、請求項1の作用を得る。
【0018】請求項3に記載の発明によると、第1の平
行平板部に設けられた電極は、固定端部に設けられたパ
ッドと電気的に接続される。このことによって、請求項
1の作用を得る。
【0019】
【実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1乃至図6
を参照して説明する。図1は振動ジャイロ1の斜視図を
示している。なお、上記図面を含む各図面に図示されて
いる、チタン膜、電極膜、側板の厚みは、説明の便宜
上、実際のものより適宜拡大して図示されている。
【0020】図1に示すように振動ジャイロ1は、四角
柱状をなし、平行平板部3,2を上下に備えている。前
記平行平板部3,2は、本発明の第2及び第1の平行平
板部にそれぞれに相当する。
【0021】同図1に示すように、振動ジャイロ1の基
材4は、四角柱をなす弾性金属体としてのステンレスか
ら構成されている。なお、本実施形態では、基材4の断
面は、正方形をなしている。基材4の断面は、正方形で
有るのが好ましいが、必ずしも正方形に限定されるもの
ではない。基材4は、X方向側に向く面を第1側面5と
し、時計回り方向(周方向)にわたって第2側面6、第
3側面及び第4側面の順に配置されている。そして、第
1側面5と、第3側面とは、Z軸を中心として、180
度反対側に位置し、又、第2側面6と、第4側面とは同
じくZ軸を中心として、180度反対側に位置している
(なお、図は第1側面と、第2側面のみ図示されてい
る。)。
【0022】基材4の下部の第1側面5と、第3側面
は、X軸方向に向かう断面四角形状をなす貫通孔7が穿
設されている。この貫通孔7により、基材4の下部は、
第2側面6、及び第4側面をそれぞれ外側面とした一対
の側板8,9が形成されている。前記側板8,9は平板
部に相当する。前記側板8,9の板厚は、数十〜数百μ
mとされた、薄肉部8a,9aとされている。そして、
前記両側板8,9、及び貫通孔7とにより、基材4の下
部は互いに平行に配置された平行平板構造となってお
り、平行平板部2が構成されている。
【0023】又、基材4の上部の第2側面6と、第4側
面は、Y軸方向に向かう断面四角形状をなす貫通孔10
が穿設されている。この貫通孔10により、基材4の上
部は、第1側面5、及び第3側面をそれぞれ外側面とし
た一対の側板11,12が形成されている。前記側板1
1,12は本発明の平板部に相当する。前記側板11,
12の板厚は、前記平行平板部2の側板8,9と同一厚
みとされている。そして、前記両側板11,12、及び
貫通孔10とにより、基材4の上部は互いに平行に配置
された平行平板構造となっており、平行平板部3が構成
されている。そして、前記平行平板部2,3は互いに直
交するように配置されている。
【0024】前記平行平板部2において第2側面6と第
4側面、及び平行平板部2,3において第1側面乃至第
4側面には、スパッタリング等によって、チタン膜13
が形成されている(図4参照)。同チタン膜13によ
り、本発明のベース面が構成されている。
【0025】同チタン膜13の表面全体には厚さ数十μ
mのPZT薄膜14(図5参照)が形成されている。前
記平行平板部2における第2側面6及び第4側面のPZ
T薄膜14上には、アルミニウムからなる厚さ数μmを
有する互いに同面積の電極膜15が上下一対形成されて
いる(図1及び図6においては、第2側面6側のみ図
示)。同一対の電極膜15は互いに反対側部から下方に
延出部15aが形成されている。又、振動ジャイロ1の
下端部(固定端部)において、第2側面6及び第4側面
には、同じくアルミニウムからなる厚さ数μmを有する
互いに同面積のパッド15bが横方向に一対併設されて
いる(図1及び図6においては、第2側面6側のみ図
示)。そして、各パッド15bは前記各延出部15aに
接続されている。
【0026】又、前記平行平板部3における第1側面5
及び第3側面のPZT薄膜14上には、アルミニウムか
らなる厚さ数μmを有する互いに同面積の電極膜16が
上下一対形成されている(図1及び図6においては、第
1側面5側のみ図示)。同一対の電極膜16は互いに反
対側部から下方に延びる延出部16aが形成されてい
る。前記延出部16aは、平行平板部2の第1側面5及
び第3側面において側板8,9の薄肉部8a,9a上に
配置されている。
【0027】又、振動ジャイロ1の下端部(固定端部)
において、第1側面5及び第3側面には、同じくアルミ
ニウムからなる厚さ数μmを有する互いに同面積のパッ
ド16bが横方向に一対併設されている(図1及び図6
においては、第1側面5側のみ図示)。そして、各パッ
ド16bは前記延出部16aに接続されている。
【0028】前記電極膜15,16は本発明の電極に相
当する。そして、前記各パッド15b,16bにはリー
ド線19がそれぞれハンダ付けされている。
【0029】前記振動ジャイロ1において、本実施形態
では下端部が固定端部に相当し、上端部が自由端部に相
当する。上記のように構成された振動ジャイロ1を使用
する場合、基材4の下端部を固定した状態で、基材4の
下部の平行平板部2の側板8,9の電極膜15に対し
て、それぞれ反対電位の交番電圧をリード線19を介し
て同期して印加する。
【0030】すると、PZT薄膜の分極方向が電極膜1
5から基材4方向に向いている場合、プラス電位側に印
加された方のPZT薄膜14は圧縮され、マイナス電位
に印加された側のPZT薄膜14は引き伸ばされる。そ
して、交番電圧による極性の変化によって、PZT薄膜
14は、圧縮、引き伸ばしが交互に繰り返され、この結
果、平行平板部2は、X、反X方向に駆動され、上部に
位置する平行平板部3は同方向に振動する。
【0031】そして、この振動状態で、振動ジャイロ1
にZ軸回りの回転が加わったときに、平行平板部3にお
いて一方の側面側のPZT薄膜14は、圧縮(歪み)さ
れ、他方の側面側(一方の側面とは180度反対側の側
面)が引き伸ばされる(歪み)。この結果、そのときに
生ずる電圧をリード線19を介して検出することによ
り、振動ジャイロ1に働いたコリオリの力を検知するこ
とが可能となる。又、上記(1)に示すように、振動ジ
ャイロ1の質量m、及び振動速度Vが既知であれば、角
速度Ωが導出できる。
【0032】上記のように振動ジャイロ1を使用する場
合、リード線19が固定端部に設けたパッド15b,1
6bに接続されているため、リード線19の接続によっ
て平行平板部2の剛性が変ることはなく、その振動特性
に影響が出ることはない。
【0033】又、同じくリード線19が固定端部に設け
たパッド15b,16bに接続されているため、リード
線19の接続によって平行平板部3の剛性が変ることは
なく、その検出特性に影響が出ることはない。
【0034】次に、上記振動ジャイロ1の製造方法を図
2乃至図6を参照して説明する。図2は、基材4を示し
ている。ステンレスからなる基材4は、断面正方形をな
した四角柱状に形成されている。この基材4の上下両部
に対して、それぞれ互いに直交するように貫通孔7,1
0を形成する。この貫通孔7,10の形成は、切削でも
よく、エッチングで行ってもよい。この貫通孔7を形成
することにより、図3に示すように基材4の下部は、第
2側面6、及び第4側面がそれぞれ外側面とされ、数十
〜数百μmの板厚を有する一対の側板8,9が形成され
る。又、前記両側板8,9、及び貫通孔7とにより、基
材4の下部は側板8,9が互いに平行に配置された平行
平板構造を有する平行平板部2が形成される。
【0035】又、貫通孔10を形成することにより、図
3に示すように基材4の上部は、第1側面5、及び第3
側面がそれぞれ外側面とされ、数十〜数百μmの板厚を
有する一対の側板11,12が形成される。又、前記両
側板11,12、及び貫通孔10とにより、基材4の上
部は互いに側板11,12とが互いに平行に配置された
平行平板構造を有する平行平板部3が形成される。
【0036】次に、この基材4を酸等で、クリーニング
し、予め、PZT薄膜14を形成したい側面を除いた面
を合成樹脂、又は、スパッタリングや真空蒸着等の物理
的成膜法にてチタン以外の金属等にて、被覆してマスク
(図示しない)を形成する。
【0037】基材4の平行平板部2において第2側面6
と第4側面、及び平行平板部2,3において第1側面乃
至第4側面にスパッタリングや真空蒸着等の物理的成膜
法にてチタン膜13を成膜する(図4参照)。
【0038】次に水熱法で、チタン膜13上にPZT薄
膜14を形成する。この水熱法は2つの段階からなって
いる。 (第1段階)基材4、原材料としてのオキシ塩化ジルコ
ニウム(ZrOCl2 ・8H2 O)と硝酸鉛(Pb(N
3 2 )の水溶液、及びKOH(8N)溶液をテフロ
ン瓶(図示しない)に投入し、攪拌する。なお、PZT
薄膜14の圧電性は、PZT薄膜14におけるチタン酸
鉛,ジルコン酸鉛の構成組成比によって決まるため、後
にできあがるPZT薄膜14の圧電性に応じてオキシ塩
化ジルコニウムと硝酸鉛とのモル比を決めればよい。
【0039】次に、図示しない圧力容器内において、基
材4を上方に配置し、オキシ塩化ジルコニウム(ZrO
Cl2 ・8H2 O)、硝酸鉛(Pb(NO3 2 )の水
溶液、及びKOH(8N)溶液を攪拌しながら、加熱・
加圧する。なお、ここでいう加圧とは、加熱された溶液
の蒸気圧よる加圧のことである。温度条件は150℃
で、48時間この状態を継続する。なお、攪拌は、30
0rpmで行う。
【0040】この結果、過飽和状態で、基材4の両平行
平板部2,3のチタン膜13表面にPZTの種子結晶
(核)が形成される。上記時間の経過後、基材4を圧力
容器から取り出し、水洗・乾燥する。
【0041】(第2段階)次に、種子結晶が核付けされ
た基材4、原材料としてのオキシ塩化ジルコニウム(Z
rOCl2 ・8H2 O)と硝酸鉛(Pb(NO3 2
の水溶液、四塩化チタン(TiCl4 )及びKOH(4
N)溶液をテフロン瓶(図示しない)に投入し、攪拌す
る。なお、PZT薄膜14の圧電性は、PZTにおける
チタン酸鉛,ジルコン酸鉛の構成組成比によって決まる
ため、後にできあがるPZTの圧電性に応じてオキシ塩
化ジルコニウムと四塩化チタンと硝酸鉛とのモル比を決
めればよい。
【0042】次に、図示しない圧力容器内において、基
材4を上方に配置し、オキシ塩化ジルコニウム(ZrO
Cl2 ・8H2 O)、硝酸鉛(Pb(NO3 2 )の水
溶液、四塩化チタン(TiCl4 )及びKOH(4N)
溶液を攪拌しながら、加熱・加圧する。なお、ここでい
う加圧とは、加熱された溶液の蒸気圧よる加圧のことで
ある。温度条件は120℃で、48時間この状態を継続
する。なお、攪拌は、300rpmで行う。
【0043】この結果、過飽和状態で、基材4の両平行
平板部2,3の両外側面にPZT薄膜14が所定厚み
(この実施形態では数十μm)で形成される(図5参
照)。上記時間の経過後、基材4を圧力容器から取り出
し、水洗・乾燥する。この後、マスクを除去する。
【0044】そして、図6に示すように、PZT薄膜1
4面に電極膜15,16、延出部15a,16a、パッ
ド15b,16bをスパッタリングや真空蒸着等の物理
的成膜法により形成した後、パターニングし、不必要な
電極膜15,16、延出部15a,16a、パッド15
b,16bの部分を除去して、上下一対の電極膜15,
16、延出部15a,16a、パッド15b,16bを
形成し、振動ジャイロ1を形成する。その後、パッド1
5b,16bにリード線19をハンダ付けする。
【0045】さて、本実施形態によると、次のような作
用効果を奏する。 (1) 本実施形態では、リード線19が固定端部に設
けたパッド15b,16bに接続したため、振動ジャイ
ロ1を使用する場合、リード線19の接続によって平行
平板部2の剛性が変ることはなく、その振動特性及びに
検出特性に影響が出ることはない。
【0046】(2) 本実施形態では、基材4の両平行
平板部2,3のチタン膜13表面に形成されたPZT薄
膜14は、数十μmとして薄く形成しているため、振動
ジャイロ1を、小型化することができる。
【0047】(3) 本実施形態では、基材4の上下両
部を、平行平板構造としているため、捩じれに対して強
くすることができる。従って、振動駆動用の平行平板部
2は、正確に振動することができ、検出用の平行平板部
3は、正確に変位できるため、ノイズに強いものとな
る。
【0048】(4) 本実施形態では、水熱法により、
基材4の両平行平板部2,3の両外側面にチタン膜13
を形成した後、水熱法により、及びPZT薄膜14を形
成し、その後、前記PZT薄膜14を形成した基材4の
両側面に対して、それぞれ電極膜15,16,延出部1
5a,16a、パッド15b,16bを形成した。その
結果、同一工程(水熱法による工程)で得られた振動駆
動用の平行平板部2、検出用の平行平板部3との組合せ
で構成される振動ジャイロ1は、検出感度等の品質を一
定に、すなわち、均質なものとすることができる。又、
水熱法により、駆動用のPZT薄膜14と、検出用のP
ZT薄膜14とが一度に形成できるため、別々に駆動
用、検出用のPZT薄膜を形成する場合と異なり、作製
工数を低減できる。
【0049】(5) 検出用の平行平板部3の側板11
と側板12の上部間を連結している連結部、或いは、平
行平板部2と平行平板部3との間の部分の連結部は、上
記(1)式のコリオリの力Fcの質量mとして使用でき
る。従って、同部分の質量を適宜変更することにより振
動ジャイロ1のmを調整することが可能である。そのこ
とによって、振動ジャイロ1の検出感度を上げることも
可能である。
【0050】本発明の実施形態は、上記実施形態以外に
次のように変更することも可能である。 (1) 前記実施形態では、電極膜15,16、延出部
15a,16a、パッド15b,16bをアルミニウム
で形成したが、Au(金)にて形成してもよく、又、他
の導電性金属にて形成してもよい。
【0051】(2) 前記実施形態では、電極膜15,
16、延出部15a,16a、パッド15b,16b、
PZT薄膜14、基材4の厚みをそれぞれ所定数値とし
たが、上記数値に限定されるものではなく、必要に応じ
て、上記以外の数値としてもよい。
【0052】(3) 前記実施形態では、PZT薄膜1
4面に電極膜15,16、延出部15a,16a、パッ
ド15b,16bをスパッタリングや真空蒸着等の物理
的成膜法により形成した後、パターニングしたが、この
代わりに、これらを導電性ペーストをスクリーン印刷法
によって、印刷して形成してもよい。
【0053】(4) 前記実施形態では、音片型の振動
ジャイロ1に具体化したが、この振動ジャイロ1を連結
板の両端に固設した音叉型の振動ジャイロに具体化して
もよい。この場合、前記実施形態での振動ジャイロ1を
一対、連結部としての連結板の両端に立設固定するだけ
で、音叉型の振動ジャイロが形成できる。
【0054】(5) 前記実施形態では、電極膜15を
各PZT薄膜14に対し分離して上下一対設けたが、分
離しないでPZT薄膜14上の表面全体に設けてもよ
い。 (6) 前記実施形態では、平行平板部2,3に設けた
電極膜15,16に対して、それぞれ延出部15a,1
6aを介して固定端部である下端部に設けたパッド15
b,16bに接続した。この代わりに、一方の平行平板
部2の電極膜15を延出部15aを介してパッド15b
を接続し、他方の平行平板部3の電極膜16には、リー
ド線19を直接接続してもよい。この場合は、駆動特性
におけるリード線接続による悪影響を防止できる。
【0055】反対に、他方の平行平板部3の電極膜16
を延出部16aを介してパッド16bを接続し、一方の
平行平板部2の電極膜15には、リード線19を直接接
続してもよい。この場合は、検出特性におけるリード線
接続による悪影響を防止できる。
【0056】(7) 前記実施形態では、振動ジャイロ
1の下端部を固定端部としたが、上端部を固定端部と
し、下端部を自由端部としてもよい。この場合、駆動部
が上端部となり、検出部が下端部となる。
【0057】(8) 前記実施形態では、基材4をステ
ンレスとしたが、他の金属でもよく、チタンとした場合
は、チタン膜13の形成が不要となる。この場合、基材
4の表面が本発明のベース面を構成する。
【0058】ここで、特許請求の範囲に記載された技術
的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される
技術的思想をその効果とともに以下に挙げる。 (1) 請求項1乃至請求項3うちいずれかにおいて、
貫通孔は断面四角形状に形成されたものであるPZT薄
膜を備えた振動ジャイロ。断面四角形状の貫通孔によ
り、第1及び第2の平行平板部の側壁が板状に形成さ
れ、平行平板構造を得ることができる。
【0059】(2) 請求項1乃至請求項3のうちいず
れかにおいて、前記電極と前記パッドとは、振動ジャイ
ロの同一側面側において設けられた同士が電気的に互い
に接続されていることを特徴とする振動ジャイロ。同一
側面において設けられた電極とパッドとが電気的に接続
されるため、両者を電気的に接続する延出部を簡単に形
成できる。
【0060】(3) 請求項1乃至請求項3のいずれ
か、或いは上記(1)又は(2)において、延出部は、
平行平板部を構成する側板の薄肉部上に形成されている
PZT薄膜を備えた振動ジャイロ。延出部を薄肉部に形
成することにより、第2平行平板部の電極と固定端部の
パッドとを電気的に接続することができる。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、振動特性、或いは検出特性を安定化することが
できる。
【0062】請求項2の発明によれば、振動特性の安定
化を図ることができる。請求項3の発明によれば、検出
特性の安定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は振動ジャイロの斜視図、(b)は同じ
く側面図。
【図2】基材の斜視図。
【図3】貫通孔を形成した基材の斜視図。
【図4】チタン膜をパターンニングして形成した基材の
斜視図。
【図5】PZT薄膜を形成した基材の斜視図。
【図6】(a)は電極膜を形成した振動ジャイロの斜視
図、(b)は同じく側面図。
【図7】振動ジャイロの斜視図。
【図8】従来の振動ジャイロの斜視図。
【図9】従来の振動ジャイロの斜視図。
【符号の説明】
1…振動ジャイロ、2,3…平行平板部(第1、第2の
平行平板部を構成する)、4…基材、5…第1側面、6
…第2側面、7,10…貫通孔、8,9,11,12…
側板(平板部を構成する)、13…チタン膜(ベース面
を構成する。)、14…PZT薄膜、15,16…電極
膜、15a,16a…延出部、15b,16b…パッド
部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周方向に亘って第1乃至第4側面を有
    し、第1側面と第3側面、第2側面と第4側面とは、互
    いに180度反対位置に位置する四角柱状の弾性金属を
    備え、 その弾性金属の固定端部側には、第1側面から第3側面
    まで貫通する貫通孔が形成されて、第2側面と第4側面
    を含むそれぞれの平板部にて第1の平行平板部が形成さ
    れ、 前記弾性金属の自由端部側には、第2側面から第4側面
    まで貫通する貫通孔が形成されて、第1側面と第3側面
    を含むそれぞれの平板部にて第2の平行平板部が形成さ
    れ、 第1の平行平板部の第2側面と第4側面、及び第2の平
    行平板部の第1側面と第3側面とにはチタンにて形成さ
    れたベース面が形成され、 同ベース面上には、PZT薄膜が形成され、 同PZT薄膜上には、電極が設けられ、 前記弾性金属の固定端部には前記いずれかの電極に電気
    的に接続された接続用のパッドが形成されていることを
    特徴とするPZT薄膜を備えた振動ジャイロ。
  2. 【請求項2】 前記第2の平行平板部に設けられた電極
    と、固定端部に設けられたパッドとは、第1の平行平板
    部において、第1側面と第3側面に設けられた延出部を
    介して電気的に接続されていることを特徴とする請求項
    1に記載の振動ジャイロ。
  3. 【請求項3】 前記第1の平行平板部に設けられた電極
    と、固定端部に設けられたパッドと電気的に接続されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の振動ジャイロ。
JP27718397A 1997-10-09 1997-10-09 Pzt薄膜を備えた振動ジャイロ Expired - Lifetime JP3825152B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27718397A JP3825152B2 (ja) 1997-10-09 1997-10-09 Pzt薄膜を備えた振動ジャイロ
EP98945622A EP1020705A4 (en) 1997-10-09 1998-10-06 OSCILLATING GYROSCOPE WITH LEAD TITANATE ZIRCONATE (PZT) THIN FILM
US09/367,894 US6378368B1 (en) 1997-10-09 1998-10-06 Oscillation gyro equipped with thin PZT film
PCT/JP1998/004498 WO1999019688A1 (fr) 1997-10-09 1998-10-06 Gyroscope oscillant pourvu d'une couche mince au titanate zirconate de plomb (pzt)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27718397A JP3825152B2 (ja) 1997-10-09 1997-10-09 Pzt薄膜を備えた振動ジャイロ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11118490A true JPH11118490A (ja) 1999-04-30
JP3825152B2 JP3825152B2 (ja) 2006-09-20

Family

ID=17579971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27718397A Expired - Lifetime JP3825152B2 (ja) 1997-10-09 1997-10-09 Pzt薄膜を備えた振動ジャイロ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6378368B1 (ja)
EP (1) EP1020705A4 (ja)
JP (1) JP3825152B2 (ja)
WO (1) WO1999019688A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6378368B1 (en) * 1997-10-09 2002-04-30 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Oscillation gyro equipped with thin PZT film
WO2004003936A1 (ja) * 2002-06-28 2004-01-08 Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 可動電気回路用導電体および振動式ジャイロ

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003221229A (ja) * 2002-01-29 2003-08-05 Murata Mfg Co Ltd 膜の製造方法および膜状素子の製造方法
WO2006046672A1 (ja) * 2004-10-26 2006-05-04 Koichi Hirama 複合共振回路及び同回路を使用した発振回路
EP2092323A1 (en) * 2006-11-10 2009-08-26 Koninklijke Philips Electronics N.V. Oscillator element for photo acoustic detector

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02218913A (ja) 1989-02-18 1990-08-31 Nec Home Electron Ltd 振動ジャイロ
SE466817B (sv) * 1989-02-27 1992-04-06 Bofors Ab Foer gyro avsett sensorelement
JPH0979860A (ja) 1995-09-12 1997-03-28 Mitsubishi Cable Ind Ltd 圧電振動子及びその製造方法
JPH10206162A (ja) * 1997-01-22 1998-08-07 Citizen Watch Co Ltd 振動ジャイロセンサー
JPH112527A (ja) * 1997-06-13 1999-01-06 Toshio Fukuda Pzt薄膜バイモルフ構造を備えた振動ジャイロ及びその製造方法
JPH1114370A (ja) 1997-06-24 1999-01-22 Toshio Fukuda Pzt薄膜を備えた振動ジャイロ及びその製造方法
JP3825152B2 (ja) * 1997-10-09 2006-09-20 株式会社東海理化電機製作所 Pzt薄膜を備えた振動ジャイロ
JPH11344341A (ja) * 1998-05-29 1999-12-14 Tokai Rika Co Ltd 平行平板型振動ジャイロ及び平行平板型振動ジャイロ装置
JP2000002539A (ja) * 1998-06-15 2000-01-07 Tokai Rika Co Ltd 平行平板型振動ジャイロ及び平行平板型振動ジャイロ装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6378368B1 (en) * 1997-10-09 2002-04-30 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Oscillation gyro equipped with thin PZT film
WO2004003936A1 (ja) * 2002-06-28 2004-01-08 Sumitomo Precision Products Co., Ltd. 可動電気回路用導電体および振動式ジャイロ
US7188524B2 (en) 2002-06-28 2007-03-13 Sumitomo Precision Products, Co., Ltd Conductive element for a movable electric circuit and a vibration gyroscope

Also Published As

Publication number Publication date
EP1020705A1 (en) 2000-07-19
EP1020705A4 (en) 2003-09-10
US6378368B1 (en) 2002-04-30
WO1999019688A1 (fr) 1999-04-22
JP3825152B2 (ja) 2006-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6140739A (en) Parallel plate type oscillatory gyroscope
US6539804B1 (en) Two-axis yaw rate sensor
JP2000002539A (ja) 平行平板型振動ジャイロ及び平行平板型振動ジャイロ装置
US8065914B2 (en) Vibration gyro
JPH063455B2 (ja) 振動ジャイロ
JPS63273041A (ja) 粘度又は比重計
JP3825152B2 (ja) Pzt薄膜を備えた振動ジャイロ
JP2004085361A (ja) 物理量測定装置
JP2009074996A (ja) 圧電振動ジャイロ
JP4356881B2 (ja) 振動型ジャイロスコープ
JP2531021B2 (ja) 振動子
JP2010223622A (ja) 角速度検出装置
JP5421651B2 (ja) 3軸角速度検出振動子、3軸角速度検出装置および3軸角速度検出システム
JPH1114370A (ja) Pzt薄膜を備えた振動ジャイロ及びその製造方法
JP3310029B2 (ja) 振動子
JPH08247770A (ja) 振動ジャイロ
JPH112527A (ja) Pzt薄膜バイモルフ構造を備えた振動ジャイロ及びその製造方法
JPH10221087A (ja) 振動子、振動型ジャイロスコープ、その製造方法、振動子を励振する方法および振動子の振動を検出する方法
JP3531295B2 (ja) 振動子及びこれを用いた圧電振動角速度計
JPH08160064A (ja) 半導体角速度センサとその製造方法
JP2508384B2 (ja) 角速度センサ
JPH08261766A (ja) 振動ジャイロスコープ
JP2536151B2 (ja) 振動ジャイロ
JPH1078327A (ja) 角速度検出素子および角速度検出装置
JPH10239063A (ja) 角速度センサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060620

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060629

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100707

Year of fee payment: 4