JPH11118405A - ハイトゲージ - Google Patents
ハイトゲージInfo
- Publication number
- JPH11118405A JPH11118405A JP28688097A JP28688097A JPH11118405A JP H11118405 A JPH11118405 A JP H11118405A JP 28688097 A JP28688097 A JP 28688097A JP 28688097 A JP28688097 A JP 28688097A JP H11118405 A JPH11118405 A JP H11118405A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- height gauge
- gauge
- height
- set screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハイトゲージの測定針の支持構造を改良して
測定範囲の拡大を図る。 【解決手段】 ハイトゲージ100は、ベース110
と、ベース110上に直立するノギス状のゲージ120
を有する。ゲージ120上を昇降するスライダ130
は、止めねじ132で位置決めされる。スライダ130
に固着されたアーム140は、クランプ150を介して
ホルダ160を支持する。ホルダ160は止めねじ18
0で測定針170を支持する。測定針170はホルダ1
60に対して、止めねじ180の軸線まわりに回動可能
であって、測定面174を測定対象の面24に向けて調
整することができる。
測定範囲の拡大を図る。 【解決手段】 ハイトゲージ100は、ベース110
と、ベース110上に直立するノギス状のゲージ120
を有する。ゲージ120上を昇降するスライダ130
は、止めねじ132で位置決めされる。スライダ130
に固着されたアーム140は、クランプ150を介して
ホルダ160を支持する。ホルダ160は止めねじ18
0で測定針170を支持する。測定針170はホルダ1
60に対して、止めねじ180の軸線まわりに回動可能
であって、測定面174を測定対象の面24に向けて調
整することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械部品等の高さ
寸法を精密に測定する際に使用するハイトゲージに関す
る。
寸法を精密に測定する際に使用するハイトゲージに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図8は、ハイトゲージを用いて機械部品
の高さ寸法を測定する手段を示す。本体10上に取り付
けられた装置20のベース10の上面から、部材22の
上面24までの高さ寸法Hを測定する場合にハイトゲー
ジ40が使用される。ハイトゲージ40は、ベース41
上に直立するノギス状のスケール42を有し、スライダ
44はノギス42に沿って上下動し、止めねじ43で位
置決めされる。
の高さ寸法を測定する手段を示す。本体10上に取り付
けられた装置20のベース10の上面から、部材22の
上面24までの高さ寸法Hを測定する場合にハイトゲー
ジ40が使用される。ハイトゲージ40は、ベース41
上に直立するノギス状のスケール42を有し、スライダ
44はノギス42に沿って上下動し、止めねじ43で位
置決めされる。
【0003】スライダ44に固着されたアーム45は、
クランプ46を介して測定針(スクライバ)40を支持
し、止めねじ47により固定される。測定対象である部
材22の高さ寸法Hがハイトゲージ40の測定範囲内で
あれば、ハイトゲージ40のベース41を直接に本体1
0の上面に置き、測定針48の測定面49を部材22の
上面24に当てて、高さ寸法を測定することができる。
クランプ46を介して測定針(スクライバ)40を支持
し、止めねじ47により固定される。測定対象である部
材22の高さ寸法Hがハイトゲージ40の測定範囲内で
あれば、ハイトゲージ40のベース41を直接に本体1
0の上面に置き、測定針48の測定面49を部材22の
上面24に当てて、高さ寸法を測定することができる。
【0004】高さ寸法Hがハイトゲージの測定範囲を超
えている場合には、マスブロック30を本体10上に置
き、マスブロック30の上面にハイトゲージ40を載置
する。すなわち、マスブロック30の高さ寸法H1は既
知であるので、ハイトゲージ40で測定する部材22の
上面24までの高さ寸法H2をマスブロック30の高さ
寸法H1に加算することで、装置20の高さ寸法Hを測
定することができる。
えている場合には、マスブロック30を本体10上に置
き、マスブロック30の上面にハイトゲージ40を載置
する。すなわち、マスブロック30の高さ寸法H1は既
知であるので、ハイトゲージ40で測定する部材22の
上面24までの高さ寸法H2をマスブロック30の高さ
寸法H1に加算することで、装置20の高さ寸法Hを測
定することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図9は、本体10上に
装置20が配設された状態を示す平面図である。本体1
0の端面から装置20の部材22がオーバーハングして
いるような場合に、本体10上のスペースS1上にハイ
トゲージ40のベース41を載置しても、測定針48の
先端は、部材22の上面24にとどかない。またスペー
スS2上にハイトゲージ40のベースを載置しても、隣
接する装置20と干渉してしまい、測定針48を部材2
2の上面24に当接させることができない。
装置20が配設された状態を示す平面図である。本体1
0の端面から装置20の部材22がオーバーハングして
いるような場合に、本体10上のスペースS1上にハイ
トゲージ40のベース41を載置しても、測定針48の
先端は、部材22の上面24にとどかない。またスペー
スS2上にハイトゲージ40のベースを載置しても、隣
接する装置20と干渉してしまい、測定針48を部材2
2の上面24に当接させることができない。
【0006】そこで、図10に示すように、大型のマス
ブロック30aを本体10上に設置し、その上にハイト
ゲージ40を載置する必要がある。しかしながら、マス
ブロック30aは大型で重量も大きいので、その設置、
取外しに2人の作業員を要するといった不具合があっ
た。本発明は、上述した従来の不具合を解消するハイト
ゲージを提供するものである。
ブロック30aを本体10上に設置し、その上にハイト
ゲージ40を載置する必要がある。しかしながら、マス
ブロック30aは大型で重量も大きいので、その設置、
取外しに2人の作業員を要するといった不具合があっ
た。本発明は、上述した従来の不具合を解消するハイト
ゲージを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のハイトゲージ
は、基本手段としてベースと、ベース上に直立に設けら
れるノギス状のゲージと、ゲージ上を昇降するストッパ
手段を有するスライダと、スライダに設けられる測定針
を有する。スライダに固着されるアームと、アームに対
してクランプを介して支持されるホルダと、ホルダに対
して水平面内で回動自在に支持される測定針を備えるも
のである。また、ホルダは、クランプに螺合される止め
ねじによりアームに固定され、測定針は、ホルダを貫通
し、測定針に螺合される止めねじにより固定される手段
を有する。
は、基本手段としてベースと、ベース上に直立に設けら
れるノギス状のゲージと、ゲージ上を昇降するストッパ
手段を有するスライダと、スライダに設けられる測定針
を有する。スライダに固着されるアームと、アームに対
してクランプを介して支持されるホルダと、ホルダに対
して水平面内で回動自在に支持される測定針を備えるも
のである。また、ホルダは、クランプに螺合される止め
ねじによりアームに固定され、測定針は、ホルダを貫通
し、測定針に螺合される止めねじにより固定される手段
を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のハイトゲージの
側面図である。全体を符号100で示すハイトゲージは
ベース110と、ベース110上に直立するノギス状の
スケール120を有する。スライダ120はスケール1
20に沿って昇降し、止めねじ132によって位置決め
される。スライダ130に固着されるアーム140は、
クランプ150を介してホルダ160を支持する。ホル
ダ160は止めねじ152によってクランプ150に固
着される。ホルダ160は、止めねじ180により測定
針170を止めねじ180の軸線まわりに回動自在に支
持する。測定針170は、その先端下面に測定面174
を有する。
側面図である。全体を符号100で示すハイトゲージは
ベース110と、ベース110上に直立するノギス状の
スケール120を有する。スライダ120はスケール1
20に沿って昇降し、止めねじ132によって位置決め
される。スライダ130に固着されるアーム140は、
クランプ150を介してホルダ160を支持する。ホル
ダ160は止めねじ152によってクランプ150に固
着される。ホルダ160は、止めねじ180により測定
針170を止めねじ180の軸線まわりに回動自在に支
持する。測定針170は、その先端下面に測定面174
を有する。
【0009】図2は、本発明のハイトゲージの要部を示
す斜視図である。スライダに固着されるアーム140
は、止めねじ152を有するクランプ150によってホ
ルダ160を支持する。ホルダ160の先端部は幅が拡
大されたホルダ部162を有し、止めねじ180が植設
される。ホルダ160のホルダ部162は、止めねじ1
80によって測定針170を固定する。測定針170
は、矢印R方向に回動自在に支持される。
す斜視図である。スライダに固着されるアーム140
は、止めねじ152を有するクランプ150によってホ
ルダ160を支持する。ホルダ160の先端部は幅が拡
大されたホルダ部162を有し、止めねじ180が植設
される。ホルダ160のホルダ部162は、止めねじ1
80によって測定針170を固定する。測定針170
は、矢印R方向に回動自在に支持される。
【0010】図3は、本発明のハイトゲージの使用例を
示す平面図である。本体10上に固着された装置20の
本体10からオーバーハングした部材22の上面24の
高さ寸法を測定する場合には、本体10のスペースS2
上にハイトゲージ100のベース110を載置し、ホル
ダ160に対して測定針170を旋回させた位置で固定
して、測定針170の測定面を部材22の上面24に当
接して測定を実行する。必要に応じて、スペースS2上
に小型のマスブロック30を設置し、ハイトゲージ10
0のベース110を載置してもよい。
示す平面図である。本体10上に固着された装置20の
本体10からオーバーハングした部材22の上面24の
高さ寸法を測定する場合には、本体10のスペースS2
上にハイトゲージ100のベース110を載置し、ホル
ダ160に対して測定針170を旋回させた位置で固定
して、測定針170の測定面を部材22の上面24に当
接して測定を実行する。必要に応じて、スペースS2上
に小型のマスブロック30を設置し、ハイトゲージ10
0のベース110を載置してもよい。
【0011】図4はホルダ160の側面図、図5は平面
図である。ホルダ160は、先端に幅の広いホルダ部1
62を有し、中心部に止めねじ用の貫通穴を有する。止
めねじ180は、一般の調整ねじを利用することができ
る。
図である。ホルダ160は、先端に幅の広いホルダ部1
62を有し、中心部に止めねじ用の貫通穴を有する。止
めねじ180は、一般の調整ねじを利用することができ
る。
【0012】図6は、測定針170の側面図、図7は平
面図である。測定針170は、止めねじ180が螺合す
るねじ穴172を有するとともに、先端下面に測定面1
74を有する。
面図である。測定針170は、止めねじ180が螺合す
るねじ穴172を有するとともに、先端下面に測定面1
74を有する。
【0013】
【発明の効果】本発明のハイトゲージは、以上のように
ノギス状のスケール上を昇降するスライダに対して、測
定針を回動可能に装備してあるので、ベースを載置する
スペースが狭い場合でも用意に測定することができる。
ノギス状のスケール上を昇降するスライダに対して、測
定針を回動可能に装備してあるので、ベースを載置する
スペースが狭い場合でも用意に測定することができる。
【図1】本発明のハイトゲージの側面図。
【図2】本発明のハイトゲージの要部を示す斜視図。
【図3】本発明のハイトゲージの使用例を示す平面図。
【図4】ホルダの側面図。
【図5】ホルダの平面図。
【図6】測定針の側面図。
【図7】測定針の平面図。
【図8】従来のハイトゲージの側面図。
【図9】従来のハイトゲージの使用例を示す平面図。
【図10】従来のハイトゲージの使用例を示す平面図。
10 本体 20 装置 22 高さ寸法を測定する部材 24 高さ寸法を測定する部材の上面 30 マスブロック 100 ハイトゲージ 110 ベース 120 ノギス状スケール 130 スライダ 140 アーム 150 クランプ 160 ホルダ 170 測定針
フロントページの続き (72)発明者 寺本 誠也 神奈川県藤沢市土棚8番地 いすゞ自動車 株式会社藤沢工場内
Claims (3)
- 【請求項1】 ベースと、ベース上に直立に設けられる
ノギス状のゲージと、ゲージ上を昇降するストッパ手段
を有するスライダと、スライダに設けられる測定針を有
するハイトゲージであって、 スライダに固着されるアームと、アームに対してクラン
プを介して支持されるホルダと、ホルダに対して水平面
内で回動自在に支持される測定針を備えるハイトゲー
ジ。 - 【請求項2】 ホルダは、クランプに螺合される止めね
じによりアームに固定される請求項1記載のハイトゲー
ジ。 - 【請求項3】 測定針は、ホルダを貫通し、測定針に螺
合される止めねじにより固定される請求項1記載のハイ
トゲージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28688097A JPH11118405A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | ハイトゲージ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28688097A JPH11118405A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | ハイトゲージ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11118405A true JPH11118405A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17710201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28688097A Pending JPH11118405A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | ハイトゲージ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11118405A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1486754A3 (en) * | 2003-06-10 | 2006-08-23 | Cathal Gallagher | A levelling gauge |
KR101334701B1 (ko) * | 2011-08-18 | 2013-12-02 | 영진전문대학 산학협력단 | 개량형 하이트 게이지 |
CN104515456A (zh) * | 2014-12-17 | 2015-04-15 | 南车资阳机车有限公司 | 曲轴安装面高度检测量具 |
JP2018009837A (ja) * | 2016-07-12 | 2018-01-18 | 新潟精機株式会社 | 段差ゲージ |
CN113135468A (zh) * | 2021-04-06 | 2021-07-20 | 疏勒如意科技纺织有限公司 | 管纱交换抓手调节定规 |
KR20210093106A (ko) * | 2020-01-17 | 2021-07-27 | 고흥도 | 하이트 게이지의 측정 게이지핀 홀더 |
-
1997
- 1997-10-20 JP JP28688097A patent/JPH11118405A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1486754A3 (en) * | 2003-06-10 | 2006-08-23 | Cathal Gallagher | A levelling gauge |
KR101334701B1 (ko) * | 2011-08-18 | 2013-12-02 | 영진전문대학 산학협력단 | 개량형 하이트 게이지 |
CN104515456A (zh) * | 2014-12-17 | 2015-04-15 | 南车资阳机车有限公司 | 曲轴安装面高度检测量具 |
JP2018009837A (ja) * | 2016-07-12 | 2018-01-18 | 新潟精機株式会社 | 段差ゲージ |
KR20210093106A (ko) * | 2020-01-17 | 2021-07-27 | 고흥도 | 하이트 게이지의 측정 게이지핀 홀더 |
CN113135468A (zh) * | 2021-04-06 | 2021-07-20 | 疏勒如意科技纺织有限公司 | 管纱交换抓手调节定规 |
CN113135468B (zh) * | 2021-04-06 | 2022-09-06 | 疏勒如意科技纺织有限公司 | 管纱交换抓手调节定规 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040913 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041005 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050222 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |