JPH11116718A - モールドパック及びその製造方法 - Google Patents

モールドパック及びその製造方法

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JPH11116718A
JPH11116718A JP28192197A JP28192197A JPH11116718A JP H11116718 A JPH11116718 A JP H11116718A JP 28192197 A JP28192197 A JP 28192197A JP 28192197 A JP28192197 A JP 28192197A JP H11116718 A JPH11116718 A JP H11116718A
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JP
Japan
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mold
mold pack
pack
plastic
polyethylene
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JP28192197A
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English (en)
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Shigeo Yokoi
重夫 横井
Susumu Taguchi
進 田口
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NAGANO NOBA FORM KK
NISHI NIPPON NOBA FORM KK
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NAGANO NOBA FORM KK
NISHI NIPPON NOBA FORM KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易にかつ低コストで成形でき、しかも均質
なモールドパック及びそのモールドパックの製造方法を
提供すること。 【解決手段】 メタロセン触媒を用いて重合されたポリ
エチレンが含まれるプラスチックをシート状に押し出し
て、真空成形法又は圧空成形法によりキャビティ部2を
形成する。これにより、キャビティ部2及び平坦部3を
備えたモールドパック1を得る。メタロセン触媒を用い
て重合されたポリエチレンは溶融延伸性に優れるので、
均一なキャビティ部2を形成することができる。このた
め、架橋剤の配合が不要となり、低コストでモールドパ
ック1を製造することができる。メタロセン触媒を用い
て重合されたポリエチレンの配合量は、全プラスチック
100重量部に対して10重量部以上80重量部以下が
好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモールドパック及び
その製造方法に関し、特に容易かつ低コストで成形でき
てしかも均質なモールドパック及びそのモールドパック
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トマト、ビワ、桃、リンゴ等の果実等を
輸送するための梱包材として、モールドパックが従来用
いられている。図1には本発明の一実施形態にかかるモ
ールドパックが示されているが、従来のモールドパック
もその形状はこれと同様であるので、この図1を用いて
従来のモールドパックを説明する。図1(a)はモール
ドパック1の斜視図であり、図1(b)は図1(a)の
A−A線に沿った断面図である。
【0003】このモールドパック1は、キャビティ部2
と平坦部3とが一体的に形成されたものであり、気泡を
含むプラスチックからなる。果実等は、梱包時にはキャ
ビティ部2に納置され、このモールドパック1ごとカー
トンケース等に梱包される。気泡を含むプラスチックは
衝撃吸収性に優れるので、運搬中にカートンケースに振
動が加えられた場合でもモールドパック1が衝撃を吸収
し、果実等を傷めることがない。また、気泡を含んだプ
ラスチックは表面が柔軟であるため、果実等に引っ掻き
傷を付けることもない。
【0004】モールドパック1に用いられるプラスチッ
クとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチ
レン等が一般的である。なかでもポリエチレンが衝撃吸
収性に優れるので、特に果皮の弱い果実用のモールドパ
ック1にはポリエチレンが好んで用いられている。
【0005】図2には本発明の一実施形態にかかるモー
ルドパック1の製造方法が示されているが、従来のモー
ルドパック1の製造方法も基本的にはこれと同様である
ので、この図2を用いて、真空成形法と称される従来の
モールドパック1の製造方法を説明する。
【0006】まず、図2(a)に示させるように、気泡
を含んだプラスチックシート4の周辺が上下一対のクラ
ンプ5a、5bにて挟持される。そして、例えば摂氏1
20度程度でプラスチックシート4が予熱される。次い
で、図2(b)に示されるように、金型キャビティ6を
備えた成形型7の上面にプラスチックシート1が密着さ
せられる。その後、成形型7のベント穴8から金型キャ
ビティ6内の空気が排出される。すると、金型キャビテ
ィ6の内圧が低下し、図2(c)に示されるように、大
気圧によりプラスチックシート4が金型キャビティ6の
表面9に密着する。この状態で冷却され、キャビティ部
2と平坦部3とを備えたモールドパック1が完成する。
なお、ベント穴8から空気を排出して金型キャビティ6
の内圧を低下させるのではなく、プラスチックシート4
の上方の空気を加圧して金型キャビティ6の内圧を高め
て、結果としてベント穴8から空気を排出させてプラス
チックシート4を表面9に密着させる、いわゆる圧空成
形法によりモールドパック1が製造されることもある。
【0007】ところで、通常のポリエチレンを用いてモ
ールドパック1を真空成形又は圧空成形した場合、この
通常のポリエチレンは溶融延伸性に劣るので、気圧を加
えてもプラスチックシート4が気圧変化に充分には追従
しない。従って、プラスチックシート4が金型キャビテ
ィ6の表面9に完全には型沿いせず、得られたモールド
パック1には穴あき、破れ、肉厚のばらつき等の不均一
が生じてしまう。
【0008】予熱温度を高めることにより溶融延伸性を
ある程度高めることはできるが、この場合であっても肉
厚のばらつき等の不均一を完全には解消できない。ま
た、予熱温度を高くしすぎると予熱段階でプラスチック
シート4が溶融・流動してしまい、モールドパック1の
成形が不可能となってしまうことがある。予熱段階での
溶融・流動を避けるには、精度の高い温度制御が必要と
なってしまう。
【0009】溶融延伸性を高めるため、架橋ポリエチレ
ンシートが用いられることがある。この架橋ポリエチレ
ンシートは、放射線架橋法、化学架橋法、シラン架橋法
等により架橋反応を起こさせたものである。架橋反応を
起こさせることによりプラスチックシート4の耐熱性を
高めることができ、モールドパック1の成形に必要な延
伸性を付与することができる。しかし、架橋ポリエチレ
ンシートを用いるためには、架橋剤を添加しなければな
らなかったり、架橋のための微妙な条件制御を行う必要
が生じたり、放射線照射工程が増加したりして、モール
ドパック1の製造コストが上昇してしまうという問題が
ある。また、架橋ポリエチレンシートは、架橋されてい
る故にリサイクルが困難であるという問題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した問題
に鑑みてなされたものであり、容易にかつ低コストで成
形でき、しかも均質なモールドパック及びそのモールド
パックの製造方法を提供することをその目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した問題を解決する
ためになされた発明は、被梱包物が納置されるキャビテ
ィ部を備えており、気泡を含むプラスチックからなるモ
ールドパックであって、そのプラスチックには、メタロ
セン触媒を用いて重合されたポリエチレンが含まれるこ
とを特徴とするモールドパック、である(請求項1)。
【0012】また、上記した問題を解決するためになさ
れた他の発明は、被梱包物が納置されるキャビティ部を
備えたモールドパックの製造方法であって、発泡剤が配
合され、メタロセン触媒を用いて重合されたポリエチレ
ンが含まれるプラスチックコンパウンドをシート状に押
出して発泡させることによりプラスチックシートを成形
し、次いでそのプラスチックシートを予熱した後、真空
成形又は圧空成形により上記キャビティ部を形成するこ
とを特徴とするモールドパックの製造方法、である(請
求項3)。
【0013】これらの発明によれば、メタロセン触媒を
用いて重合されたポリエチレンが含まれるのでプラスチ
ックシートの溶融延伸性が高く、従って得られたモール
ドパックに穴あき、破れ、肉厚のばらつき等の不均一が
生じてしまうことがない。また、比較的低温で予熱する
のみでキャビティ部の形成ができるので、予熱時にプラ
スチックシートが溶融・流動してしまうことがない。し
かも、溶融延伸性に優れるので架橋剤の配合及び架橋反
応工程を省略することができ、モールドパックの製造を
容易かつ低コストとすることができる。
【0014】プラスチックシートの溶融延伸性の向上と
押出成形性の維持とのバランスを考慮すれば、メタロセ
ン触媒を用いて重合されたポリエチレンの配合量を全プ
ラスチック100重量部に対して10重量部以上80重
量部以下とすることが好ましい(請求項2)。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明を
詳説する。
【0016】図1(a)には本発明の一実施形態にかか
るモールドパック1の斜視図が示されており、図1
(b)には図1(a)のA−A線に沿った断面図が示さ
れている。
【0017】このモールドパック1は、キャビティ部2
と平坦部3とを備えている。果実等の被梱包物を梱包す
る場合は、その被梱包物がキャビティ部2に納置され、
このモールドパック1ごとカートンケース等に梱包され
る。
【0018】なお、図1では単一のキャビティ部2を備
えたモールドパック1が示されているが、1つのモール
ドパック1内に複数個のキャビティ部2が連続的に形成
されたものもある。
【0019】このモールドパック1は、メタロセン触媒
を用いて重合されたポリエチレン(以下、「メタロセン
ポリエチレン」ともいう)を含むプラスチックで構成さ
れている。メタロセンポリエチレンはスーパーポリエチ
レンとも呼ばれるものであり、通常のポリエチレンに比
べ組成分布が均一で分子量分布が狭いため、溶融延伸性
に優れるものである。このようなポリエチレンとして
は、例えば宇部興産株式会社製の商品名「ユメリット」
等が挙げられる。
【0020】メタロセンポリエチレンを用いたプラスチ
ックシート4は溶融延伸性に優れるので、このプラスチ
ックシート4から真空成型法等によりキャビティ部2が
形成されたモールドパック1では、キャビティ部2の穴
あき、破れ、肉厚のばらつき等の不均一が生じてしまう
ことがない。また、比較的低温で予熱するのみで優れた
溶融延伸性が得られるので高温での予熱が不要であり、
予熱時にプラスチックシート4が溶融・流動してしまう
ことがない。
【0021】本モールドパック1をメタロセンポリエチ
レンのみから構成してもいいが、必要に応じ、メタロセ
ンポリエチレンと他のプラスチックとをブレンドして用
いてもよい。特に、メタロセンポリエチレンは押出成形
性に若干劣るので、押出成形性に優れるプラスチックと
ブレンドするのが好ましい。好ましい他のプラスチック
としては、通常のポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
スチレン等が挙げられる。
【0022】メタロセンポリエチレンと他のプラスチッ
クとをブレンドする場合、メタロセンポリエチレンの配
合量は全プラスチック100重量部に対して10重量部
以上80重量部以下が好ましく、40重量部以上60重
量部以下が特に好ましい。メタロセンポリエチレンの配
合量が上記範囲未満であると、溶融延伸性が劣り、得ら
れたモールドパック1に穴あき、肉厚のばらつき等の不
均一が見られることがある。逆に、メタロセンポリエチ
レンの配合量が上記範囲を越えると、プラスチックシー
ト4の押出成形が困難となってしまうことがある。
【0023】本モールドパック1は、気泡を含むプラス
チックで形成されている。気泡を含むプラスチックは衝
撃吸収性に優れるので、運搬中にカートンケースに振動
が加えられた場合でもモールドパック1が衝撃を吸収
し、果実等の被梱包物を傷めることがない。また、気泡
を含んだプラスチックは表面が柔軟であるため、果実等
に引っ掻き傷を付けることもない。
【0024】気泡は、連続気泡であっても独立気泡であ
ってもかまわない。発泡倍率(気泡が存在する場合の密
度に対する気泡が存在しない場合の密度の比)は、10
倍以上50倍以下が好ましい。発泡倍率が上記範囲未満
であると、モールドパック1の衝撃吸収性能が不充分と
なってしまうことがある。逆に発泡倍率が上記範囲を超
えると、モールドパックの強度が低下してしまい、使用
時の形状保持力が低下してしまうことがある。
【0025】気泡は、一般的には発泡剤を発泡させるこ
とにより形成される。用いられる発泡剤は低沸点型の発
泡剤でもいいし、熱分解型の発泡剤でもよい。特に低沸
点型の発泡剤を用いれば、発泡が瞬時に完了して量産に
適するので好ましい。低沸点型の発泡剤としては、例え
ばプロパンやブタンやペンタン等の脂肪族炭化水素類、
塩化メチレンや塩化メチル等の塩素化脂肪族炭化水素
類、フレオン、窒素や二酸化炭素等の無機ガス等が挙げ
られる。
【0026】本モールドパック1に用いられるプラスチ
ックコンパウンドには、上記した発泡剤の他、着色剤、
発泡助剤、安定剤、可塑剤、耐候剤、劣化防止剤、加工
助剤等が必要に応じ適量配合される。
【0027】次に、真空成形によるモールドパック1の
製造方法について説明する。まず、発泡剤が配合され、
メタロセン触媒を用いて重合されたポリエチレンが含ま
れるプラスチックコンパウンドが押出機からシート状に
押し出される。押出と同時に発泡剤が発泡し、気泡を含
むプラスチックシート4が形成される。このプラスチッ
クシート4の周辺が、図2(a)に示させるように上下
一対のクランプ5a、5bにて挟持される。そして、例
えば摂氏120度程度でプラスチックシート4が予熱さ
れる。次いで、図2(b)に示されるように、金型キャ
ビティ6を備えた成形型7の上面にプラスチックシート
4が密着させられる。その後、成形型7のベント穴8か
ら、矢印Vで示されるように金型キャビティ6内の空気
が排出される。すると、金型キャビティ6の内圧が低下
し、図2(c)に示されるように、大気圧によりプラス
チックシート4が金型キャビティ6の表面9に密着す
る。この状態で冷却され、キャビティ部2と平坦部3と
を備えたモールドパック1が完成する。
【0028】前述のようにメタロセンポリエチレンは溶
融延伸性に優れるので、予熱温度をさほど高くしなくて
も容易にキャビティ部2を形成することができる。従っ
て、予熱時にプラスチックシート4が溶融・流動してし
まうことがない。しかも、メタロセンポリエチレンはあ
る程度高温で予熱しても、溶融・流動を起こしにくい。
従って、予熱温度の適正範囲が広く、予熱温度の制御が
容易である。
【0029】また、メタロセンポリエチレンは溶融延伸
性に優れるので、架橋剤の配合及び架橋反応工程を省略
することができる。このため、モールドパック1の製造
を容易かつ低コストとすることができる。もちろん、所
望により、メタロセンポリエチレンを含むプラスチック
コンパウンドに架橋剤を加えて架橋反応させ、プラスチ
ックシート4の溶融延伸性をさらに向上させてもよい。
【0030】なお、前述のいわゆる真空成形法によら
ず、プラスチックシート4の上方の空気を加圧して金型
キャビティ6の内圧を高めて、結果としてベント穴8か
ら空気を排出させてプラスチックシート4を表面9に密
着させる、いわゆる圧空成形法によってもモールドパッ
ク1を製造することができる。この場合でも、溶融延伸
性に優れるメタロセンポリエチレンを用いることによ
り、モールドパック1の穴あき、破れ、肉厚のばらつき
等の不均一を防ぐことができる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の効果を実施例により明らかに
する。
【0032】[実施例1]メタロセンポリエチレン(宇
部興産株式会社製の商品名「ユメリット1520F」)
50重量部と通常の直鎖状低密度ポリエチレン(住友化
学株式会社製の商品名「F101」)50重量部とをブ
レンドし、加熱・溶融して押出機のシリンダ内に充填し
た。さらに、低沸点型の発泡剤を充填し、口金温度10
0゜Cでシート状に押し出した。冷却後裁断して、一辺
が25cmの正方形状のプラスチックシート4を得た。
【0033】次いでこのプラスチックシート4を100
゜Cで1秒間予熱し、図2に示された真空成形法にてキ
ャビティ部2を形成し、冷却して実施例1のモールドパ
ック1を得た。このモールドパック1を目視で評価した
ところ、穴あき、破れ、肉厚のばらつき等の不均一は見
られなかった。
【0034】[実施例2]予熱の温度を150゜Cとし
た他は実施例1と同様にして、実施例2のモールドパッ
ク1を得た。このモールドパック1を目視で評価したと
ころ、穴あき、破れ、肉厚のばらつき等の不均一は見ら
れなかった。
【0035】[比較例1]用いるプラスチックを通常の
直鎖状低密度ポリエチレン(住友化学株式会社製の商品
名「F101」)のみとした他は実施例1と同様にし
て、比較例1のモールドパック1を得た。このモールド
パック1を目視で評価したところ、多数の穴あき及び破
れが見られた。
【0036】[比較例2]用いるプラスチックを通常の
直鎖状低密度ポリエチレン(住友化学株式会社製の商品
名「F101」)のみとした他は実施例1と同様にし
て、プラスチックシート4を得た。このプラスチックシ
ート4を150゜Cにて予熱したところ、プラスチック
シート4が溶融・流動してしまい、モールドパック1を
成形することができなかった。
【0037】以上の実験結果が、下記の表1に示されて
いる。
【0038】
【表1】
【0039】表1に示された結果より、メタロセンポリ
エチレンを用いると、溶融延伸性が向上して均一なモー
ルドパック1を得ることができるとともに、予熱温度の
適正範囲を広くすることができることが解る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
容易にかつ低コストで成形でき、しかも均質なモールド
パック及びそのモールドパックの製造方法を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の一実施形態にかかるモー
ルドパックが示された斜視図であり、図1(b)は図1
(a)に示されたモールドパックのA−A線に沿った断
面図である。
【図2】図2(a)から図2(c)は、図1に示された
モールドパックを成形する様子が示された断面図であ
る。
【符号の説明】
1・・・モールドパック 2・・・キャビティ部 3・・・平坦部 4・・・プラスチックシート 5a、5b・・・クランプ 6・・・金型キャビティ 7・・・成形型 8・・・ベント穴 9・・・表面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被梱包物が納置されるキャビティ部を備
    えており、気泡を含むプラスチックからなるモールドパ
    ックであって、 そのプラスチックには、メタロセン触媒を用いて重合さ
    れたポリエチレンが含まれることを特徴とするモールド
    パック。
  2. 【請求項2】 上記メタロセン触媒を用いて重合された
    ポリエチレンの配合量が、全プラスチック100重量部
    に対して10重量部以上80重量部以下である請求項1
    に記載のモールドパック。
  3. 【請求項3】 被梱包物が納置されるキャビティ部を備
    えたモールドパックの製造方法であって、 発泡剤が配合され、メタロセン触媒を用いて重合された
    ポリエチレンが含まれるプラスチックコンパウンドをシ
    ート状に押出して発泡させることによりプラスチックシ
    ートを成形し、次いでそのプラスチックシートを予熱し
    た後、真空成形又は圧空成形により上記キャビティ部を
    形成することを特徴とするモールドパックの製造方法。
JP28192197A 1997-10-15 1997-10-15 モールドパック及びその製造方法 Withdrawn JPH11116718A (ja)

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Cited By (3)

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