JPH11116190A - 電装品ボックスのパネル板開閉装置 - Google Patents

電装品ボックスのパネル板開閉装置

Info

Publication number
JPH11116190A
JPH11116190A JP28155297A JP28155297A JPH11116190A JP H11116190 A JPH11116190 A JP H11116190A JP 28155297 A JP28155297 A JP 28155297A JP 28155297 A JP28155297 A JP 28155297A JP H11116190 A JPH11116190 A JP H11116190A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
panel plate
component box
electrical component
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28155297A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3251539B2 (ja
Inventor
Tomio Ozawa
富夫 小澤
Yuuji Honobe
祐治 保延
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kito KK
Kito Corp
Original Assignee
Kito KK
Kito Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kito KK, Kito Corp filed Critical Kito KK
Priority to JP28155297A priority Critical patent/JP3251539B2/ja
Publication of JPH11116190A publication Critical patent/JPH11116190A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3251539B2 publication Critical patent/JP3251539B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Patch Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気チェーンブロックに使用される電装品ボ
ックスのパネル板を開閉式とし、パネル板の裏面にも電
装品を設けることができるパネル板開閉装置を提供する
こと。 【解決手段】 電装品ボックスのパネル板開閉装置であ
って、電装品ボックス3の略両端に固設され、先端にパ
ネル板8支持用長孔14を設けたヒンジ部9と、パネル
板8の略両端に設けられ、ヒンジ部先端と係合し、パネ
ル板の回動を規制する規制板17を有する連結部16を
備え、ヒンジ部長孔14に連結部に設けた支持軸15を
貫挿し、ヒンジ部9にパネル板8を枢着したことを特徴
とする電装品ボックスのパネル板開閉装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気チェーンブロッ
ク等に設備される電装品ボックスのパネル板開閉装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気チェーンブロック等に設備さ
れる電装品ボックスの内部には表側に電装品が取着され
ている電装品パネルが設けられている。そして電装品ボ
ックスは開閉可能なカバーを備えており、カバーを開く
ことにより電装品パネルに装備された電装品の補修等の
作業が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の電装品ボックスにおいては、パネル板は電装品ボック
スに固設されているため、電装品はパネル板の表側にの
み設けられており、パネル板の裏側には電装品は設けら
れておらず、電装品ボックスの空間利用が十分に行われ
ていなかった。また、パネル板は電装品ボックスに固設
されているため、電装品ボックスのパネル板の内側の部
品等の補修等を行う場合、パネル板を取り外すことが必
要であり、作業工程が複雑になるという課題を有してい
た。
【0004】本発明は改良された開閉手段を有するパネ
ル板を電装品ボックスに取着することにより、パネル板
の表裏両面に電装品を設備でき、かつパネル板の裏面に
設けた電装品やパネル板の内側の部品等の補修を容易に
行うことができる電装品ボックスのパネル板開閉装置を
提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め本発明は、電装品ボックスのパネル板開閉装置であっ
て、電装品ボックスの略両端に固設され、先端にパネル
板支持用長孔を設けたヒンジ部と、パネル板の略両端に
設けられ、ヒンジ部間に嵌入可能なヒンジ部と係合し、
パネル板の回動を規制する規制板を有し、ヒンジ部間に
嵌入可能な連結部を備え、ヒンジ部長孔に連結部に設け
た支持軸を貫挿し、ヒンジ部にパネル板を枢着したこと
を特徴とする電装品ボックスのパネル板開閉装置であ
る。
【0006】本発明によると、パネル板を開くため回動
する時には、パネル板が略90度回動すると、パネル板
に設けた連結部の規制板の下部がヒンジ部の下方外面と
接触し、それ以上後方への回動を規制し、また、本体を
カバー取付面を上にして、パネル板を開いた状態でパネ
ル板を前方に回動しても、パネル板の自重により、連結
部に設けた支持軸がヒンジ部長孔の下方に移動している
ので、パネル板に設けた連結部の規制板の上部がヒンジ
部の上方外面と接触し、前方への回動が規制される。し
たがって、パネル板は開いた状態を確実に維持すること
ができるので、パネル板の裏面にも電装品を設けること
ができ、さらに、パネル板の裏面に設けた電装品やパネ
ル板の内側の部品の補修等を容易に行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、電装品ボックスのパネル板開閉装置であって、電装
品ボックスの略両端に固設され、先端にパネル板支持用
長孔を設けたヒンジ部と、パネル板の略両端に設けら
れ、ヒンジ部先端と係合し、パネル板の回動を規制する
規制板を有する連結部を備え、連結部に取着した支持軸
をヒンジ部長孔に貫挿し、ヒンジ部にパネル板を枢着し
たことを特徴とするものであり、本発明によると、電装
品パネル板を後方に回動すると、図2に示すように、パ
ネル板が略90度傾斜すると連結部の規制板の下部がヒ
ンジ部の下方外面と接触し、パネル板が略90度以上後
方への回動することを防止する。一方、電装品ボックス
を上にしてパネル板を開いた状態からパネル板を閉じる
方向に回動しても、パネル板の自重により連結部に設け
た支持軸がヒンジ部長孔の下方に移動しているので、パ
ネル板の連結部の規制板の上部がヒンジ部の上方外面と
接触し、パネル板の閉じる方向である前方への回動を規
制し、パネル板は図3に示すようにやや前方に傾倒した
状態で開いた状態を維持する。この状態でパネル板を閉
じるには、一担パネル板を持ち上げて連結部に設けた支
持軸をヒンジ部長孔の上方に移動させれば規制は解除さ
れ、パネル板を閉じ方向に回動できる。
【0008】したがって、パネル板を開くことにより、
パネル板の裏面やパネル板の内側の部品等の補修を容易
に行うことができ、パネル板の裏側にも電装品を設ける
ことができるので、電装品ボックスの空間を有効に利用
することができる。以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図3を用いて説明する。図1は電気チェー
ンブロックの概要を示す正面図で、図において、1は巻
上機本体で、その左右にそれぞれ巻取り用モータ2およ
び電装品ボックス3が固設されている。4は電装品ボッ
クス3のカバーである。電装品ボックス3に横設された
支柱11にはヒンジ受け10が取着され、その両端には
先端にパネル板8支持用長孔14を設けたヒンジ9が設
けられている。パネル板8の略両端には、パネル板8の
回動を規制する規制板17を備えた連結部16が設けら
れており、15は連結部16に取着された支持軸で、ヒ
ンジ部9の長孔14に貫挿されている。23はパネル板
8に設けられた電装品である。
【0009】5はトロリー18と巻上機本体1を連結す
る吊り金具で、吊り金具5の下部脚部は吊り軸と電装品
ボックス3から巻上機本体1に貫設された振り止め軸6
が嵌挿されている。7は電装品ボックス3の内端面に沿
って振り止め軸6に貫設した回り止めピンである。
【0010】12は巻上機本体の下部に装着された鎖バ
ケット、13は下フックである。18はトロリーでトロ
リーレール19を挾んで設けられた一対の車輪20と、
走行用モータ21と電装品ボックス22を備えている。
次に、上記実施例の作用について説明する。電装品パネ
ル板8はその両端に設けられた連結部16を介して、電
装品ボックス3に固設され、その先端にパネル板支持用
長孔14を設けたヒンジ部9と支持軸15により回動可
能に軸支されている。
【0011】図2に示すように、電装品パネル板8を回
動し、パネル板が略90度回動すると連結部16の規制
板17の下部がヒンジ部9の下方外面と接触し、パネル
板8の後方への回動を規制する。この時支持軸15はヒ
ンジ部9の長孔14でパネル板8を軸支し、電装品パネ
ル板8がこの状態以上に外方に傾倒するのを防止する。
【0012】一方、パネル板8を全開状態から閉じる方
向に回動すると、図3に示すように、パネル板8の連結
部16の規制板17の上方がヒンジ部9の上方外面と接
触し、パネル板8の前方への回動を規制する。したがっ
て、パネル板8はやや前方に傾倒した状態で回動を停止
する。この時支持軸15はヒンジ部9の長孔14の下方
と接触した状態でパネル板8を軸支している。
【0013】したがって、パネル板8は上記の操作によ
り容易に略90度開き、かつその状態を維持することが
できるので、パネル板8を開くことにより、パネル板の
裏面に設けた電装品やパネル板の内側の部品等の補修を
容易に行うことができ、さらにパネル板8の裏面にも電
装品を設けることができるので、電装品ボックスの空間
を有効に利用することができる。
【0014】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば電
装品ボックスの略両端に固設され、先端にパネル板支持
用長孔を設けたヒンジ部と、パネル板の略両端に設けら
れ、ヒンジ部先端と係合し、パネル板の回動を規制する
規制板を有する連結部を備え、連結部に取着した支持軸
をヒンジ部長孔に貫挿し、ヒンジ部にパネル板を枢着す
る構成としたので、パネル板を開くため回動する時に
は、パネル板が略90度以上回動すると、パネル板に設
けた連結部の規制板の下部がヒンジ部の下方外面と接触
し、それ以上後方への傾倒を規制し、また、開いた状態
でパネル板を前方に回動しても、パネル板に設けた連結
部の規制板の上部がヒンジ部の上方外面と接触し、それ
以上前方への回動が規制され、パネル板を開いた状態に
維持することができる。したがって、パネル板の開閉作
業を容易に行うことができるので、パネル板の裏面に設
けた電装品やパネル板の内側の部品等の補修を容易に行
うことができ、さらにパネル板の裏面にも電装品を設け
ることができるので、電装品ボックスの空間を有効に利
用することができきる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の巻上機を示す正面図である。
【図2】本発明のパネル板開閉装置を示す部分拡大図で
ある。
【図3】本発明のパネル板開閉装置を示す部分拡大図で
ある。
【符号の説明】
1 巻上機本体 2 モータ 3 電装品ボックス 4 カバー 5 吊り金具 6 振り止め軸 7 回り止めピン 8 電装品パネル板 9 ヒンジ部 10 ヒンジ受け 11 支柱 12 鎖バケット 13 下フック 14 長孔 15 支持軸 16 連結部 17 規制板 18 トロリー 19 トロリー用レール 20 車輪 21 走行用モータ 22 電装品ボックス 23 電装品

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電装品ボックスのパネル板開閉装置であ
    って、電装品ボックスの略両端に固設され、先端にパネ
    ル板支持用長孔を設けたヒンジ部と、パネル板の略両端
    に設けられ、ヒンジ部先端と係合し、パネル板の回動を
    規制する規制板を有する連結部を備え、連結部に取着し
    た支持軸をヒンジ部長孔に貫挿し、ヒンジ部にパネル板
    を枢着したことを特徴とする電装品ボックスのパネル板
    開閉装置。
JP28155297A 1997-10-15 1997-10-15 電装品ボックスのパネル板開閉装置 Expired - Fee Related JP3251539B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28155297A JP3251539B2 (ja) 1997-10-15 1997-10-15 電装品ボックスのパネル板開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28155297A JP3251539B2 (ja) 1997-10-15 1997-10-15 電装品ボックスのパネル板開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11116190A true JPH11116190A (ja) 1999-04-27
JP3251539B2 JP3251539B2 (ja) 2002-01-28

Family

ID=17640782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28155297A Expired - Fee Related JP3251539B2 (ja) 1997-10-15 1997-10-15 電装品ボックスのパネル板開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3251539B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008105787A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Kito Corp 電気チェーンブロックの電装品収納装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008105787A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Kito Corp 電気チェーンブロックの電装品収納装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3251539B2 (ja) 2002-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2261468A1 (en) Quick change attachment for powered auxiliary tool
JPH11116190A (ja) 電装品ボックスのパネル板開閉装置
JPH09123805A (ja) 着脱式ヒンジ機構
JPH11100864A (ja) 旋回作業機のドア構造
JP2011063329A (ja) マグネット作業機
JP2000016086A (ja) スライドドア係止装置およびスライドドア係止方法
JPH04148797A (ja) 産業車両のバランスウエイト支持構造
JPH0579058A (ja) 建設機械の運転席構造
JPH0624442Y2 (ja) 建設機械
JP2526934Y2 (ja) 建設機械
JP4688694B2 (ja) 旋回作業機
KR0123712Y1 (ko) 카운터 웨이트의 자기 탈.장착기능을 갖는 자주식크레인
JPH0755170Y2 (ja) 建設機械のワイパー装置
KR970007063Y1 (ko) 회전가능한 배터리 마운팅트레이의 고정구조
JP2538234Y2 (ja) 開閉体の開放時保持装置
JP2526932Y2 (ja) 建設機械
JPH07187013A (ja) 開閉体のヒンジ機構
JP3242329B2 (ja) 折戸のラッチ構造
JPH09228796A (ja) セグメント供給台車
KR100387846B1 (ko) 자동차의 리어 언더 미러
JPH041001Y2 (ja)
KR0148676B1 (ko) 분리형 후드 힌지 암
KR0167979B1 (ko) 노치백 차체용 트렁크 홀더
JPH01230819A (ja) 全旋回式作業機
JP2547888Y2 (ja) 産業車両のボンネット取付け構造

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081116

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091116

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101116

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111116

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111116

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121116

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131116

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131116

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141116

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees