JPH11115759A - 多重系装置 - Google Patents
多重系装置Info
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- JPH11115759A JPH11115759A JP28194397A JP28194397A JPH11115759A JP H11115759 A JPH11115759 A JP H11115759A JP 28194397 A JP28194397 A JP 28194397A JP 28194397 A JP28194397 A JP 28194397A JP H11115759 A JPH11115759 A JP H11115759A
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- transmitting
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Abstract
て、信号の帯域内雑音の影響を回避できるようにする。 【解決手段】 同種の所定の処理機能を有する処理機器
を多重系に構成してなる多重系装置において、前記多重
系に構成される処理機器で使用される信号の周波数を各
系毎に異ならせる。
Description
り、特に、自動列車制御装置(ATC)や列車位置検知
装置(TD)等のような高信頼性,高保安性の要求され
る装置に組込まれる多重系装置に関する。
ように、高信頼性,高保安性の要求される列車制御用装
置は、装置を形成する主要機器を待機二重系や並列二重
系等の多重系に構成している。
り、送信側は待機二重系に、受信側は並列二重系に構成
されている。すなわち、送信側には、所定の周波数f1
を有する同一の送信信号(以下、送信信号をf1 として
説明する。)f1 ,f1 を送信できる1号系及び2号系
を形成する一対の送信器10a,10bが設けられてい
る。
の正常リレーCORの扛上(ON)接点を介して送信器
10aからの送信信号f1 が接続トランスtを介して軌
道回路を形成するレールrの始端側に印加されるように
構成されている。
きは、その送信器10aは正常リレーCORが落下(O
FF)して切離されるとともに、それまで1号系の送信
器10aの正常リレーCORの落下(OFF)接点で切
離されて待機状態に保たれていた2号系の送信器10b
が、その正常リレーCORの落下接点を介してレールr
の始端側に接続され、その2号系の送信器10bからの
送信信号f1 がレールrの始端側に印加される。
ランスtを介して受信した信号を処理する一対の受信器
20a,20bが設けられている。これら受信器20
a,20bは、共に、レールrに印加された送信信号f
1 を通過させるバンドパスフィルタ及び増幅回路を含ん
で構成され、送信信号f1 を受信している間は、軌道リ
レーTR1 ,TR2 をそれぞれ扛上できるように構成さ
れている。
rは車軸で短絡されるので、両受信器20a,20bに
入力する送信信号f1 の出力レベルが低下するので、軌
道リレーTR1 ,TR2 は落下して列車ありが検知され
る。この際、両軌道リレーTR1 ,TR2 の接点は、並
列二重系の回路を形成している。
来の待機二重系や並列二重系等の多重系に構成される多
重系装置は、各系に共通の所定の周波数を有する信号を
用いているので、その信号の帯域内雑音が存在すると、
各系にその雑音の影響が出てくるという不都合があっ
た。
めになされたものであって、その目的は、使用する信号
をも多重系に構成して、いずれか一方の一系は、雑音の
影響を回避することのできる多重系装置を提供すること
にある。
は、上記目的を達成するために、同種の所定の処理機能
を有する処理機器を多重系に構成してなる多重系装置に
おいて、前記多重系に構成される処理機器で使用される
信号の周波数を各系毎に異ならせたことを特徴としてい
る。
いて説明する。図1は、本発明に係る多重系装置を列車
位置検知装置(TD装置)に適用したときの概略構成図
である。なお、上記図2の従来例と同一構成要素には同
一符号を用いて説明する。
信信号(送信信号をf1 として説明する。)f1 を送信
できる1号系の送信器1aと、その所定の周波数f1 と
異なる所定の周波数f2 を有する送信信号(送信信号を
f2 として説明する。)f2 を送信できる2号系の送信
器1bとが設けられていて、二重系に構成されている。
れぞれ監視機構が設けられていて、正常状態のときに扛
上(ON)する正常リレーCOR1 ,COR2 がそれぞ
れ設けられている。
正常リレーCOR1 ,COR2 の扛上接点を介して送信
信号f1 ,f2 が接続トランスtを介して軌道回路を形
成するレールrの始端側にそれぞれ印加されるように構
成されている。
ち、いずれか一方の送信器、例えば、送信器1aに故障
が発生したときは、その送信器1aは正常リレーCOR
1 が落下(OFF)して切離されるので、それまで送信
器1aからレールrの始端側に印加されていた送信信号
f1 は断たれ、レールrの始端側には、送信器1bから
の送信信号f2 のみがレールrの始端側に印加される。
いずれにしても、いずれか一方の送信器が正常であれ
ば、レールrに送信信号を印加でき、信頼性を高めるこ
とができる。
ランスtを介して受信した信号を処理する一対の受信器
2a,2bが設けられている。これら受信器2a,2b
のうち、受信器2aは、レールrに印加された送信信号
f1 を通過させるバンドパスフィルタ及び増幅回路を含
んで構成されていて、送信信号f1 を受信できるように
構成されている。また、他方の受信器2bは、レールr
に印加された送信信号f2 を通過させるバンドパスフィ
ルタ及び増幅回路を含んで構成されていて、送信信号f
2 を受信できるように構成されている。
2 をそれぞれ受信している間は、軌道リレーTR1 ,T
R2 をそれぞれ扛上できるように構成されている。
rは車軸で短絡されるので、両受信器2a,2bに入力
される信号のレベルがそれぞれ低下するので、軌道リレ
ーTR1 ,TR2 は落下して列車ありが検知される。こ
の際、両軌道リレーTR1 ,TR2 の接点は、並列二重
系の回路を形成しているので、冗長系構成となってい
る。
1a及び受信器2aと、送信器1b及び受信器2bとで
は、使用する信号の周波数が異なるために、仮に、送信
器1aで使用する信号(f1 )の帯域内に含まれる雑音
が存在しても、送信器1bでは、その雑音に影響される
ことなく列車検知を行うことができる。
検知装置を示したが、ATC装置や他の処理装置であっ
てもよいことはもちろんである。例えば、ATC装置で
地上側から所定の列車制御信号を車上に送信するとき
は、周波数の異なる2つの搬送波をその所定の列車制御
用のデータでそれぞれ変調して車上側に送出し、車上側
では、受信した信号をそれら2つの搬送波を用いて復調
処理して列車制御用のデータが抽出される。
の処理機能を有する処理機器を多重系に構成してなる多
重系装置において、前記多重系に構成される処理機器で
使用される信号の周波数を各系毎に異ならせたので、い
ずれか一方の系は、信号の帯域内雑音が存在しても雑音
の影響を回避することができる。
に適用したときの概略構成図である。
成図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 同種の所定の処理機能を有する処理機器
を多重系に構成してなる多重系装置において、 前記多重系に構成される処理機器で使用される信号の周
波数を各系毎に異ならせたことを特徴とする多重系装
置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP28194397A JP3195573B2 (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 列車制御用多重系装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28194397A JP3195573B2 (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 列車制御用多重系装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11115759A true JPH11115759A (ja) | 1999-04-27 |
JP3195573B2 JP3195573B2 (ja) | 2001-08-06 |
Family
ID=17646087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28194397A Expired - Fee Related JP3195573B2 (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 列車制御用多重系装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3195573B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006159976A (ja) * | 2004-12-03 | 2006-06-22 | Railway Technical Res Inst | 軌道回路方式 |
JP2014198510A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-23 | 日本信号株式会社 | 列車制御装置 |
JP2018164241A (ja) * | 2017-03-27 | 2018-10-18 | 日本信号株式会社 | 制御システム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1997
- 1997-10-15 JP JP28194397A patent/JP3195573B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006159976A (ja) * | 2004-12-03 | 2006-06-22 | Railway Technical Res Inst | 軌道回路方式 |
JP4555668B2 (ja) * | 2004-12-03 | 2010-10-06 | 財団法人鉄道総合技術研究所 | 軌道回路方式 |
JP2014198510A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-23 | 日本信号株式会社 | 列車制御装置 |
JP2018164241A (ja) * | 2017-03-27 | 2018-10-18 | 日本信号株式会社 | 制御システム |
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