JPH11208472A - 列車制御用地上送受信装置 - Google Patents

列車制御用地上送受信装置

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JPH11208472A
JPH11208472A JP943498A JP943498A JPH11208472A JP H11208472 A JPH11208472 A JP H11208472A JP 943498 A JP943498 A JP 943498A JP 943498 A JP943498 A JP 943498A JP H11208472 A JPH11208472 A JP H11208472A
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秀隆 三枝
Shoji Irie
章二 入江
Takashi Kaneko
隆 金子
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つの送受信架に送信器と受信器を設けたと
きの混触による誤検出を効果的に防止する。 【解決手段】 地上に設けられた一つの送受信架に、所
定の周波数からなる送信信号を軌道回路を形成するレー
ルの始端側に送信する送信器と、上記レールの終端側か
ら受信した受信信号を上記所定の周波数と異なる所定の
周波数に変換して受信する受信器とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATC等の列車制
御用に好適な列車制御用地上送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の列車制御用地上送受信装
置(以下、「地上送受信装置」という)a′の概略構成
図であって、送信器10aと受信器10bとから構成さ
れている。これら送信器10a及び受信器10bは、同
一の機器室(送受信架)11内に所定の距離を保って設
置されている。
【0003】送信器10aは、所定の周波数(f0 )か
らなる搬送波を所定の列車制御用データを用いて変調処
理する変調回路(MOD)1と、変調処理された送信信
号(以下、送信信号をf0 で説明する)を増幅処理して
レールrの始端側に供給する増幅回路2とから構成され
ている。
【0004】受信器10bは、レールrの終端側から受
信した受信信号から送信信号(f0)を通過させるバン
ドパスフィルタ3と、フィルタ処理された信号を復調処
理して送信信号(f0 )を抽出し、軌道リレーTRを駆
動する復調回路(DEM)4とから構成されている。
【0005】上記構成の地上送受信装置a′において、
軌道回路Tを形成するレールrが列車イの車軸で短絡さ
れる前は、送信器10aからの送信信号(f0 )が受信
器10bで受信されるので、軌道リレーTRが扛上(O
N)して、列車なしが検知される。
【0006】軌道回路Tを形成するレールrに列車イが
在線すると、レールrは列車イの車軸で短絡されるの
で、受信器10bには送信器10aからの送信信号(f
0 )が受信されず、軌道リレーTRが落下(OFF)し
て、列車ありが検知される。また、軌道回路Tのレール
r上に在線した列車イの車上装置bは、受電器(アンテ
ナ)b′を介して送信信号(f0 )を受信することがで
き、したがって、列車イは、受信した受信信号に基づい
て速度制御等の所定の列車制御を行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記図2に示される従
来の地上送受信装置a′は、送信器10aを設置する送
信架11aと受信器10bを設置する受信架11bとが
別架構成で、2つの架を設置しなければならず、設備コ
ストがかさむ欠点があった。
【0008】このような欠点を解決するために、一つの
架に送信器及び受信器を設置することも考えられるが、
一つの架に送信器と受信器とを接近して設置すると、送
信器と受信器とで用いられる周波数が同じなので混触の
問題点が発生する。
【0009】そこで、本発明は、上記混触の問題を解決
して、一つの架に送信器及び受信器を設置することので
きる地上送受信装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る地上送受信
装置は、上記目的を達成するために、地上に設けられた
一つの送受信架に、所定の周波数からなる送信信号を軌
道回路を形成するレールの始端側に送信する送信器と、
上記レールの終端側から受信した受信信号を上記所定の
周波数と異なる所定の周波数に変換して受信する受信器
とを設けたことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態に
係る地上送受信装置aの概略構成図であって、複数(図
示の例では3個)の軌道回路1T〜3T用の送信器a1
と受信器a2 とを一つの送受信架Lに設置して構成され
ている。
【0012】送信器a1 は、各軌道回路1T,2T,3
T毎の互いに周波数の異なる所定の周波数(f1 ,f2
,f3 )からなる搬送波を所定の列車制御用データを
用いて変調処理する変調回路(MOD)1a,1b,1
cと、変調処理された送信信号f1 ,f2 ,f3 をそれ
ぞれ増幅処理して、各軌道回路1T,2T,3Tを形成
するレールrの始端側にそれぞれ供給する増幅回路2a
〜2cとから構成されている。
【0013】受信器a2 は、各軌道回路1T〜3Tをそ
れぞれレールrの終端側から受信した受信信号の周波数
(f1 ,f2 ,f3 )を他の周波数(f1 ′,f2 ′,
f3′)にそれぞれ変換する周波数変換回路t1 〜t3
と、変換された信号f1 ′,f2 ′,f3 ′をそれぞれ
通過させるバンドパスフィルタ3a,3b,3cと、フ
ィルタ処理された信号を復調処理して変換処理された送
信信号(f1 ′,f2′,f3 ′)をそれぞれ抽出し、
各軌道回路1T,2T,3T用の軌道リレーTR1 ,T
R2 ,TR3 をそれぞれ駆動する復調回路(DEM)4
a,4b,4cとから構成されている。
【0014】上記の変換される周波数(f1 ′,f2
′,f3 ′)は、他の周波数と一致しないように決め
られている。すなわち、f1 ′は、f1 ,f2 ,f2
′,f3 ,f3 ′と一致せず、f2 ′は、f2 ,f1
,f1 ′,f3 ,f3 ′と一致せず、さらには、f3
′は、f3 ,f1 ,f1 ′,f2 ,f2 ′と一致しな
いように決められている。このように、送受信架L内に
おける送信器及び受信器の周波数が互いに異なるため
に、混触による誤検出を効果的に防止することができ
る。
【0015】上記構成の地上送受信装置aにおいて、各
軌道回路1T,2T,3Tを形成するレールrが列車イ
の車軸で短絡される前は、レールrの各始端側から供給
された各送信信号(f1 ,f2 ,f3 )を変換した信号
(f1 ′,f2 ′,f3 ′)が各復調回路4a,4b,
4cで受信されるので、各軌道リレーTR1 ,TR2,
TR3 がそれぞれ扛上(ON)して、列車なしが検知さ
れる。
【0016】今、軌道回路3Tを形成するレールrに列
車イが在線すると、レールrは列車イの車軸で短絡され
るので、復調回路4cにはレールrの始端側から供給さ
れた送信信号(f3 )の変換された信号(f3 ′)が受
信されず、軌道リレーTR3が落下(OFF)して、軌
道回路3T上に列車ありが検知される。また、この軌道
回路3Tのレールr上に在線した列車イの車上装置b
は、受電器(アンテナ)b′を介して送信信号(f3 )
を受信することができ、したがって、列車イは、受信し
た受信信号に基づいて速度制御等の所定の列車制御を行
うことができる。
【0017】以上のように、受信器a2 においては、送
信信号(f1 ,f2 ,f3 )と異なる周波数(f1 ′,
f2 ′,f3 ′)に変換し、さらに、その周波数(f1
′,f2 ′,f3 ′)をフィルタ処理するので、送信
器a1 と受信器a2 とで用いる周波数が異なり混触によ
る誤検出を効果的に防止することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る地上送受信装置は、地上に
設けられた一つの送受信架に、所定の周波数からなる送
信信号を軌道回路を形成するレールの始端側に送信する
送信器と、上記レールの終端側から受信した受信信号を
上記所定の周波数と異なる所定の周波数に変換して受信
する受信器とを設けたので、一つの送受信架に送信器と
受信器とを設けても、送信器と受信器とで用いる周波数
が異なり、混触による誤検出を効果的に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る地上送受信装置の
概略構成図である。
【図2】従来の地上送受信装置の概略構成図である。
【符号の説明】
a 列車制御用地上送受信装置(地上送受信装置) a1 送信器 a2 受信器 L 送受信架 b 車上装置 r レール 1T,2T,3T 軌道回路 t1 ,t2 ,t3 周波数変換回路 1a,1b,1c 変調回路(MOD) 2a,2b,2c 増幅回路 3a,3b,3c バンドパスフィルタ 4a,4b,4c 復調回路(DEM)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上に設けられた一つの送受信架に、所
    定の周波数からなる送信信号を軌道回路を形成するレー
    ルの始端側に送信する送信器と、上記レールの終端側か
    ら受信した受信信号を上記所定の周波数と異なる所定の
    周波数に変換して受信する受信器とを設けたことを特徴
    とする列車制御用地上送受信装置。
JP00943498A 1998-01-21 1998-01-21 列車制御用地上送受信装置 Expired - Lifetime JP3167291B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007182120A (ja) * 2006-01-05 2007-07-19 Hitachi Ltd 送受信間における混触検知装置
JP2008037155A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Hitachi Ltd デジタルatcシステム

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JP2007182120A (ja) * 2006-01-05 2007-07-19 Hitachi Ltd 送受信間における混触検知装置
JP4574556B2 (ja) * 2006-01-05 2010-11-04 株式会社日立製作所 送受信間における混触検知装置
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