JPH11115288A - 転写記録媒体及びその製造方法 - Google Patents
転写記録媒体及びその製造方法Info
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- JPH11115288A JPH11115288A JP20780998A JP20780998A JPH11115288A JP H11115288 A JPH11115288 A JP H11115288A JP 20780998 A JP20780998 A JP 20780998A JP 20780998 A JP20780998 A JP 20780998A JP H11115288 A JPH11115288 A JP H11115288A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】転写リボンの巻取工程での、巻芯と接着剤で貼
り合わされたリボン終端部の全辺折れ、コーナーの折
れ、カット後ズレによる袋状接着で規定の終端寸法が変
化するのを防止する転写記録媒体及びその製造方法の提
供。 【解決手段】基材シートの一方の面に転写層が形成さ
れ、前記基材シートの長手方向の終端に巻芯が接着さ
れ、前記巻芯の周囲に基材シートが巻き付けられてなる
転写記録媒体において、前記基材シートの巻芯に巻き付
けられた1周目最後の部位が巻芯に接着され、この位置
より所定の寸法の位置に転写層の終端が設けられてなる
転写記録媒体及びその製造方法。
り合わされたリボン終端部の全辺折れ、コーナーの折
れ、カット後ズレによる袋状接着で規定の終端寸法が変
化するのを防止する転写記録媒体及びその製造方法の提
供。 【解決手段】基材シートの一方の面に転写層が形成さ
れ、前記基材シートの長手方向の終端に巻芯が接着さ
れ、前記巻芯の周囲に基材シートが巻き付けられてなる
転写記録媒体において、前記基材シートの巻芯に巻き付
けられた1周目最後の部位が巻芯に接着され、この位置
より所定の寸法の位置に転写層の終端が設けられてなる
転写記録媒体及びその製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基材シートの一方の
面に転写層が形成され、巻芯に巻き付けてなる転写記録
媒体及びその製造方法に関し、特に熱転写リボンを巻芯
に巻き付けてなる感熱転写記録媒体及びその製造方法に
関する。
面に転写層が形成され、巻芯に巻き付けてなる転写記録
媒体及びその製造方法に関し、特に熱転写リボンを巻芯
に巻き付けてなる感熱転写記録媒体及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より上記のような熱転写リボンとし
ては、耐熱性基材上に、昇華性染料または熱溶融移行性
染料とバインダー樹脂とからなる転写層を形成したもの
が一般的である。この様な熱転写リボンの転写層を、ポ
リエステル樹脂や塩化ビニル系樹脂からなる受像層を有
する被転写材に重ね、熱転写リボンの背面からサーマル
ヘッドにより加熱することで、転写層中の染料が被転写
材上の受像層中に移行して被転写材上に画像が形成され
る。
ては、耐熱性基材上に、昇華性染料または熱溶融移行性
染料とバインダー樹脂とからなる転写層を形成したもの
が一般的である。この様な熱転写リボンの転写層を、ポ
リエステル樹脂や塩化ビニル系樹脂からなる受像層を有
する被転写材に重ね、熱転写リボンの背面からサーマル
ヘッドにより加熱することで、転写層中の染料が被転写
材上の受像層中に移行して被転写材上に画像が形成され
る。
【0003】このような熱転写リボンは、通常その基材
シートの終端を巻芯に接着し、始端に向けて巻芯に巻き
付けられ、これをプリンター内に設置して使用される。
この熱転写リボンの転写層の終端は、巻芯に接着した基
材シートの終端から所定距離のところに設けられる。こ
れにより無駄なく転写層を使い切ることが出来る。
シートの終端を巻芯に接着し、始端に向けて巻芯に巻き
付けられ、これをプリンター内に設置して使用される。
この熱転写リボンの転写層の終端は、巻芯に接着した基
材シートの終端から所定距離のところに設けられる。こ
れにより無駄なく転写層を使い切ることが出来る。
【0004】この所定距離に要求される精度はプリンタ
ーの使用に応じて規定されているが、通常±10mm程
度、高い精度を求めるものでは±5mm程度、より高い
精度を求めるものでは±2mm程度になる。
ーの使用に応じて規定されているが、通常±10mm程
度、高い精度を求めるものでは±5mm程度、より高い
精度を求めるものでは±2mm程度になる。
【0005】しかし、基材シートを巻芯に接着する際、
図2に示すように、全辺折れ(1)、コーナー折れ
(2)、貼り合わせ後のずれ(3)等が起こり、露出し
た接着剤に1周後の基材シートが接着し、巻芯に対して
基材シートが袋状に接着してしまい、規定の寸法より一
巻分短くなってしまう。
図2に示すように、全辺折れ(1)、コーナー折れ
(2)、貼り合わせ後のずれ(3)等が起こり、露出し
た接着剤に1周後の基材シートが接着し、巻芯に対して
基材シートが袋状に接着してしまい、規定の寸法より一
巻分短くなってしまう。
【0006】規定の寸法より短くなると、転写層が無駄
になってしまう。特にYMCの3色を1セットとした熱
転写リボンの場合などでは終端の1色が転写できない
と、1画面分が全て無駄になってしまう。さらに、感熱
転写が転写途中で止まってしまうと、サーマルヘッドが
熱転写リボンを加熱しつづけ、その熱で熱転写リボンが
切れてしまうという問題もあった。
になってしまう。特にYMCの3色を1セットとした熱
転写リボンの場合などでは終端の1色が転写できない
と、1画面分が全て無駄になってしまう。さらに、感熱
転写が転写途中で止まってしまうと、サーマルヘッドが
熱転写リボンを加熱しつづけ、その熱で熱転写リボンが
切れてしまうという問題もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらの問題
点を解決するためになされたものであり、その課題とす
るところは、特に転写リボンの巻取工程での、巻芯と接
着剤で貼り合わされたリボン終端部の全辺折れ、コーナ
ーの折れ、カット後ズレによる袋状接着で規定の終端寸
法が変化するのを防止する転写記録媒体及びその製造方
法を提供することにある。
点を解決するためになされたものであり、その課題とす
るところは、特に転写リボンの巻取工程での、巻芯と接
着剤で貼り合わされたリボン終端部の全辺折れ、コーナ
ーの折れ、カット後ズレによる袋状接着で規定の終端寸
法が変化するのを防止する転写記録媒体及びその製造方
法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこの課題を解決
するため、基材シートの一方の面に転写層が形成され、
前記基材シートの長手方向の終端に巻芯が接着され、前
記巻芯の周囲に基材シートが巻き付けられてなる転写記
録媒体において、前記基材シートの巻芯に巻き付けられ
た1周目最後の部位が巻芯に接着され、この位置より所
定の寸法の位置に転写層の終端が設けられてなることを
特徴とする転写記録媒体を提供する。また、前記基材シ
ートの終端及び1周目最後の部位と巻芯とが、液状接着
剤により接着されてなることを特徴とする転写記録媒体
を提供する。
するため、基材シートの一方の面に転写層が形成され、
前記基材シートの長手方向の終端に巻芯が接着され、前
記巻芯の周囲に基材シートが巻き付けられてなる転写記
録媒体において、前記基材シートの巻芯に巻き付けられ
た1周目最後の部位が巻芯に接着され、この位置より所
定の寸法の位置に転写層の終端が設けられてなることを
特徴とする転写記録媒体を提供する。また、前記基材シ
ートの終端及び1周目最後の部位と巻芯とが、液状接着
剤により接着されてなることを特徴とする転写記録媒体
を提供する。
【0009】またその製造方法として、基材シートの一
方の面に、その長手方向の終端より巻芯の1周分に追加
して所定の寸法の位置より転写層を形成し、前記長手方
向の終端を液状接着剤により巻芯に仮接着し、基材シー
トを固定後巻芯を基材シートと逆方向に動かすか、又は
巻芯を固定後基材シートを始端方向に動かすか、又は巻
芯を基材シートを巻き付ける際と同じ方向に回転させ、
同時に仮接着部の移動方向にその移動速度より遅い速度
で基材シートを動かすことにより、そこに生じた相対速
度の差異によって接着剤の一部を露出させ、基材シート
を巻芯に巻き付け、基材シートの巻芯に巻き付いた1周
目最後の部位を露出した液状接着剤により巻芯と接着
し、残りの基材シートを巻芯の周囲に巻き付けてなるこ
とを特徴とする転写記録媒体の製造方法を提供する。
方の面に、その長手方向の終端より巻芯の1周分に追加
して所定の寸法の位置より転写層を形成し、前記長手方
向の終端を液状接着剤により巻芯に仮接着し、基材シー
トを固定後巻芯を基材シートと逆方向に動かすか、又は
巻芯を固定後基材シートを始端方向に動かすか、又は巻
芯を基材シートを巻き付ける際と同じ方向に回転させ、
同時に仮接着部の移動方向にその移動速度より遅い速度
で基材シートを動かすことにより、そこに生じた相対速
度の差異によって接着剤の一部を露出させ、基材シート
を巻芯に巻き付け、基材シートの巻芯に巻き付いた1周
目最後の部位を露出した液状接着剤により巻芯と接着
し、残りの基材シートを巻芯の周囲に巻き付けてなるこ
とを特徴とする転写記録媒体の製造方法を提供する。
【0010】すなわち、本発明の第1の発明は、基材シ
ートの一方の面に転写層が形成され、前記基材シートの
長手方向の終端に巻芯が接着され、前記巻芯の周囲に基
材シートが巻き付けられてなる転写記録媒体において、
前記基材シートの巻芯に巻き付けられた1周目最後の部
位が巻芯に接着され、この位置より所定の寸法の位置に
転写層の終端が設けられてなることを特徴とする転写記
録媒体である。
ートの一方の面に転写層が形成され、前記基材シートの
長手方向の終端に巻芯が接着され、前記巻芯の周囲に基
材シートが巻き付けられてなる転写記録媒体において、
前記基材シートの巻芯に巻き付けられた1周目最後の部
位が巻芯に接着され、この位置より所定の寸法の位置に
転写層の終端が設けられてなることを特徴とする転写記
録媒体である。
【0011】本発明の第2の発明は、基材シートの一方
の面に、その長手方向の終端より巻芯の1周分に追加し
て所定の寸法の位置より転写層を形成し、前記長手方向
の終端を液状接着剤により巻芯に仮接着し、基材シート
を固定後、巻芯を基材シートと逆方向に動かして接着剤
の一部を露出させ、基材シートの固定を解除し、基材シ
ートを巻芯に巻き付け、基材シートの巻芯に巻き付いた
1周目最後の部位を露出した液状接着剤により巻芯と接
着し、残りの基材シートを巻芯の周囲に巻き付けてなる
ことを特徴とする転写記録媒体の製造方法である。
の面に、その長手方向の終端より巻芯の1周分に追加し
て所定の寸法の位置より転写層を形成し、前記長手方向
の終端を液状接着剤により巻芯に仮接着し、基材シート
を固定後、巻芯を基材シートと逆方向に動かして接着剤
の一部を露出させ、基材シートの固定を解除し、基材シ
ートを巻芯に巻き付け、基材シートの巻芯に巻き付いた
1周目最後の部位を露出した液状接着剤により巻芯と接
着し、残りの基材シートを巻芯の周囲に巻き付けてなる
ことを特徴とする転写記録媒体の製造方法である。
【0012】本発明の第3の発明は、基材シートの一方
の面に、その長手方向の終端より巻芯の1周分に追加し
て所定の寸法の位置より転写層を形成し、前記長手方向
の終端を液状接着剤により巻芯に仮接着し、巻芯を固定
後、基材シートを始端方向に動かして接着剤の一部を露
出させ、基材シートを巻芯に巻き付け、基材シートの巻
芯に巻き付いた1周目最後の部位を露出した液状接着剤
により巻芯と接着し、残りの基材シートを巻芯の周囲に
巻き付けてなることを特徴とする転写記録媒体の製造方
法である。
の面に、その長手方向の終端より巻芯の1周分に追加し
て所定の寸法の位置より転写層を形成し、前記長手方向
の終端を液状接着剤により巻芯に仮接着し、巻芯を固定
後、基材シートを始端方向に動かして接着剤の一部を露
出させ、基材シートを巻芯に巻き付け、基材シートの巻
芯に巻き付いた1周目最後の部位を露出した液状接着剤
により巻芯と接着し、残りの基材シートを巻芯の周囲に
巻き付けてなることを特徴とする転写記録媒体の製造方
法である。
【0013】本発明の第4の発明は、基材シートの一方
の面に、その長手方向の終端より巻芯の1周分に追加し
て所定の寸法の位置より転写層を形成し、前記長手方向
の終端を液状接着剤により巻芯に仮接着し、巻芯を基材
シートを巻き付ける際と同じ方向に回転させ、同時に仮
接着部の移動方向にその移動速度より遅い速度で基材シ
ートを動かすことにより、そこに生じた相対速度の差異
によって接着剤の一部を露出させ、基材シートを巻芯に
巻き付け、基材シートの巻芯に巻き付いた1周目最後の
部位を露出した液状接着剤により巻芯と接着し、残りの
基材シートを巻芯の周囲に巻き付けてなることを特徴と
する転写記録媒体の製造方法である。
の面に、その長手方向の終端より巻芯の1周分に追加し
て所定の寸法の位置より転写層を形成し、前記長手方向
の終端を液状接着剤により巻芯に仮接着し、巻芯を基材
シートを巻き付ける際と同じ方向に回転させ、同時に仮
接着部の移動方向にその移動速度より遅い速度で基材シ
ートを動かすことにより、そこに生じた相対速度の差異
によって接着剤の一部を露出させ、基材シートを巻芯に
巻き付け、基材シートの巻芯に巻き付いた1周目最後の
部位を露出した液状接着剤により巻芯と接着し、残りの
基材シートを巻芯の周囲に巻き付けてなることを特徴と
する転写記録媒体の製造方法である。
【0014】また本発明は上記第1の発明において、前
記基材シートの終端及び1周目最後の部位と巻芯とが、
液状接着剤により接着されてなる請求項1に記載の転写
記録媒体である。
記基材シートの終端及び1周目最後の部位と巻芯とが、
液状接着剤により接着されてなる請求項1に記載の転写
記録媒体である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明する。図1は、本発明の転写記録媒体の一
実施例の断面図的概略図を示す。図2は、従来の転写記
録媒体の基材シートの巻芯への接着の際に発生する問題
の構造を示す概略図である。図3は、本発明の転写記録
媒体の製造方法の工程の一例(この場合、基材シートの
長手方向の終端を液状接着剤により巻芯に仮接着し、該
基材シートを固定後、巻芯を基材シートと逆方向に動か
して接着剤の一部を露出させている)を示す概略図であ
る。図4は、本発明の転写記録媒体の製造方法の工程の
他例(この場合、基材シートの長手方向の終端を液状接
着剤により巻芯に仮接着し、巻芯を固定後、基材シート
を始端方向に動かして接着剤の一部を露出させている)
を示す概略図である。図5は、本発明の転写記録媒体の
製造方法の工程のまた他例(この場合、基材シートの長
手方向の終端を液状接着剤により巻芯に仮接着し、巻芯
を基材シートを巻き付ける際と同じ方向に回転させ、同
時に仮接着部の移動方向にその移動速度より遅い速度で
基材シートを動かすことにより、そこに生じた相対速度
の差異によって接着剤の一部を露出させている)を示す
概略図である。図1〜図5において、1は基材シート、
2は転写層、3は巻芯、4は液状接着剤、5は露出した
液状接着剤部分である。
き詳細に説明する。図1は、本発明の転写記録媒体の一
実施例の断面図的概略図を示す。図2は、従来の転写記
録媒体の基材シートの巻芯への接着の際に発生する問題
の構造を示す概略図である。図3は、本発明の転写記録
媒体の製造方法の工程の一例(この場合、基材シートの
長手方向の終端を液状接着剤により巻芯に仮接着し、該
基材シートを固定後、巻芯を基材シートと逆方向に動か
して接着剤の一部を露出させている)を示す概略図であ
る。図4は、本発明の転写記録媒体の製造方法の工程の
他例(この場合、基材シートの長手方向の終端を液状接
着剤により巻芯に仮接着し、巻芯を固定後、基材シート
を始端方向に動かして接着剤の一部を露出させている)
を示す概略図である。図5は、本発明の転写記録媒体の
製造方法の工程のまた他例(この場合、基材シートの長
手方向の終端を液状接着剤により巻芯に仮接着し、巻芯
を基材シートを巻き付ける際と同じ方向に回転させ、同
時に仮接着部の移動方向にその移動速度より遅い速度で
基材シートを動かすことにより、そこに生じた相対速度
の差異によって接着剤の一部を露出させている)を示す
概略図である。図1〜図5において、1は基材シート、
2は転写層、3は巻芯、4は液状接着剤、5は露出した
液状接着剤部分である。
【0016】本発明における転写記録媒体の基材シート
(1)としては、特に限定しないが、感熱転写の場合に
は耐熱性を有するもの、例えばポリエチレンテレフタレ
ートが使用可能である。ポリエチレンテレフタレート
は、終端部のめくりあがりなどが起きやすい材料である
が、本発明の構成を用いることにより、特に問題なく使
用できる。
(1)としては、特に限定しないが、感熱転写の場合に
は耐熱性を有するもの、例えばポリエチレンテレフタレ
ートが使用可能である。ポリエチレンテレフタレート
は、終端部のめくりあがりなどが起きやすい材料である
が、本発明の構成を用いることにより、特に問題なく使
用できる。
【0017】転写層(2)としては、感熱転写の場合で
はバインダー樹脂と昇華性染料もしくは熱溶融移行性染
料とからなるものが使用できる。バインダー樹脂として
は従来からあるものが使用可能であり、例えばセルロー
ス系樹脂、フェノキシ樹脂、ブチラール樹脂、アセター
ル樹脂から選ばれるいずれか1種の樹脂を主体とするも
のが使用可能である。
はバインダー樹脂と昇華性染料もしくは熱溶融移行性染
料とからなるものが使用できる。バインダー樹脂として
は従来からあるものが使用可能であり、例えばセルロー
ス系樹脂、フェノキシ樹脂、ブチラール樹脂、アセター
ル樹脂から選ばれるいずれか1種の樹脂を主体とするも
のが使用可能である。
【0018】巻芯(3)に用いる材料としては、プラス
チック、紙、金属等が適用可能であるが、接着の行いや
すさ、接着強度等の面からポリスチレン樹脂が好まし
い。
チック、紙、金属等が適用可能であるが、接着の行いや
すさ、接着強度等の面からポリスチレン樹脂が好まし
い。
【0019】本発明の転写記録媒体の製造方法にかかる
液状接着剤(4)としては、シリコーンゴム系、シアノ
アクリレート系、エポキシ系等が使用可能である。基材
シートとしてポリエチレンテレフタレートを用いた場合
はその影響を与えにくいという点からシリコーンゴム系
が好適に用いられる。
液状接着剤(4)としては、シリコーンゴム系、シアノ
アクリレート系、エポキシ系等が使用可能である。基材
シートとしてポリエチレンテレフタレートを用いた場合
はその影響を与えにくいという点からシリコーンゴム系
が好適に用いられる。
【0020】以下、本発明の転写記録媒体の製造方法に
つき詳細に説明する。図3に示すように、基材シート
(1)の長手方向の終端を液状接着剤(4)により巻芯
(3)に仮接着し、基材シート(1)を固定後巻芯
(3)を基材シート(1)と逆方向に動かすか、又は図
4に示すように巻芯(3)を固定後基材シート(1)を
始端方向に動かすか、又は図5に示すように巻芯(3)
を基材シート(1)を巻き付ける際と同じ方向に回転さ
せ、同時に仮接着部の移動方向にその移動速度より遅い
速度で基材シート(1)を動かすことにより、そこに生
じた相対速度の差異によって接着剤の一部を露出させ、
基材シート(1)を巻芯(3)に巻き付け、基材シート
(1)の巻芯(3)に巻き付いた1周目最後の部位を露
出した液状接着剤部分(5)により巻芯(3)と接着
し、残りの基材シート(1)を巻芯(3)の周囲に巻き
付ける。このような簡単な工程で、基材シート(1)を
巻芯(3)に巻き付け、1周巻き付いた部位で再度巻芯
(3)と基材シート(1)とを接着することが可能とな
る。
つき詳細に説明する。図3に示すように、基材シート
(1)の長手方向の終端を液状接着剤(4)により巻芯
(3)に仮接着し、基材シート(1)を固定後巻芯
(3)を基材シート(1)と逆方向に動かすか、又は図
4に示すように巻芯(3)を固定後基材シート(1)を
始端方向に動かすか、又は図5に示すように巻芯(3)
を基材シート(1)を巻き付ける際と同じ方向に回転さ
せ、同時に仮接着部の移動方向にその移動速度より遅い
速度で基材シート(1)を動かすことにより、そこに生
じた相対速度の差異によって接着剤の一部を露出させ、
基材シート(1)を巻芯(3)に巻き付け、基材シート
(1)の巻芯(3)に巻き付いた1周目最後の部位を露
出した液状接着剤部分(5)により巻芯(3)と接着
し、残りの基材シート(1)を巻芯(3)の周囲に巻き
付ける。このような簡単な工程で、基材シート(1)を
巻芯(3)に巻き付け、1周巻き付いた部位で再度巻芯
(3)と基材シート(1)とを接着することが可能とな
る。
【0021】
<実施例1>基材シートの一方の面に、その長手方向の
終端より巻芯の1周分に追加して所定の寸法の位置より
転写層を形成し、前記長手方向の終端を液状接着剤によ
り巻芯に仮接着し、巻芯を基材シートを巻き付ける際と
同じ方向に回転させ、同時に仮接着部の移動方向にその
移動速度より遅い速度で基材シートを動かすことにより
(このときの巻芯と基材シート巻き取りの周速比は1.
17:1であった)、そこに生じた相対速度の差異によ
って接着剤の一部を露出させ、基材シートを巻芯に巻き
付け、基材シートの巻芯に巻き付いた1周目最後の部位
を露出した液状接着剤により巻芯と接着し、残りの基材
シートを巻芯の周囲に巻き付けて、前述した(段落番号
[0006]等)ような転写層の無駄、転写画像の色数
不足そして熱転写リボンの切断等問題の無い極めて良質
な転写記録媒体を得ることができた。
終端より巻芯の1周分に追加して所定の寸法の位置より
転写層を形成し、前記長手方向の終端を液状接着剤によ
り巻芯に仮接着し、巻芯を基材シートを巻き付ける際と
同じ方向に回転させ、同時に仮接着部の移動方向にその
移動速度より遅い速度で基材シートを動かすことにより
(このときの巻芯と基材シート巻き取りの周速比は1.
17:1であった)、そこに生じた相対速度の差異によ
って接着剤の一部を露出させ、基材シートを巻芯に巻き
付け、基材シートの巻芯に巻き付いた1周目最後の部位
を露出した液状接着剤により巻芯と接着し、残りの基材
シートを巻芯の周囲に巻き付けて、前述した(段落番号
[0006]等)ような転写層の無駄、転写画像の色数
不足そして熱転写リボンの切断等問題の無い極めて良質
な転写記録媒体を得ることができた。
【0022】
【発明の効果】以上に示した構成により、本発明の転写
記録媒体は、従来、巻芯から転写層の終端までの距離を
規定のものとしていた場合に生じていた、巻芯に対して
基材シートが袋状に接着してしまい、規定の寸法より一
巻分短くなってしまうという問題点を、前記基材シート
が巻芯に1周巻き付いた部位で巻芯に接着され、この位
置より所定の寸法の位置に基材シート上の転写層の終端
が設けられるようにすることで、初期設定より袋状とな
った場合を想定して転写層への所定の寸法の設定をして
あるので、終端の全辺折れ、コーナー折れ、貼り合わせ
後のずれ等が起きても所定の寸法の位置ずれは公差内に
収められるものとなる。
記録媒体は、従来、巻芯から転写層の終端までの距離を
規定のものとしていた場合に生じていた、巻芯に対して
基材シートが袋状に接着してしまい、規定の寸法より一
巻分短くなってしまうという問題点を、前記基材シート
が巻芯に1周巻き付いた部位で巻芯に接着され、この位
置より所定の寸法の位置に基材シート上の転写層の終端
が設けられるようにすることで、初期設定より袋状とな
った場合を想定して転写層への所定の寸法の設定をして
あるので、終端の全辺折れ、コーナー折れ、貼り合わせ
後のずれ等が起きても所定の寸法の位置ずれは公差内に
収められるものとなる。
【0023】またその製造方法に示したように、液状接
着剤を用いて巻芯に対して基材シートの終端を仮接着
し、基材シートを固定して巻芯を基材シートと逆方向に
動かすか、又は巻芯を固定して基材シートを始端方向に
動かすか、又は巻芯を基材シートを巻き付ける際と同じ
方向に回転させ、同時に仮接着部の移動方向にその移動
速度より遅い速度で基材シートを動かすことにより、そ
こに生じた相対速度の差異によって液状接着剤の一部を
露出させるといった簡単な工程で上記構成を可能とし
た。
着剤を用いて巻芯に対して基材シートの終端を仮接着
し、基材シートを固定して巻芯を基材シートと逆方向に
動かすか、又は巻芯を固定して基材シートを始端方向に
動かすか、又は巻芯を基材シートを巻き付ける際と同じ
方向に回転させ、同時に仮接着部の移動方向にその移動
速度より遅い速度で基材シートを動かすことにより、そ
こに生じた相対速度の差異によって液状接着剤の一部を
露出させるといった簡単な工程で上記構成を可能とし
た。
【0024】以上のような作用効果により、従来では問
題となっていた転写記録媒体の終端近辺での転写ぬけや
転写層の無駄、熱転写の場合の転写リボンの切れといっ
たことを防ぐことが可能となった
題となっていた転写記録媒体の終端近辺での転写ぬけや
転写層の無駄、熱転写の場合の転写リボンの切れといっ
たことを防ぐことが可能となった
【図1】本発明の転写記録媒体の一実施例の断面図的概
略図を示す。
略図を示す。
【図2】従来の転写記録媒体の基材シートの巻芯への接
着の際に発生する問題の構造を示す概略図である。
着の際に発生する問題の構造を示す概略図である。
【図3】本発明の転写記録媒体の製造方法の工程の一例
(この場合、基材シートの長手方向の終端を液状接着剤
により巻芯に仮接着し、該基材シートを固定後、巻芯を
基材シートと逆方向に動かして接着剤の一部を露出させ
ている)を示す概略図である。
(この場合、基材シートの長手方向の終端を液状接着剤
により巻芯に仮接着し、該基材シートを固定後、巻芯を
基材シートと逆方向に動かして接着剤の一部を露出させ
ている)を示す概略図である。
【図4】本発明の転写記録媒体の製造方法の工程の他例
(この場合、基材シートの長手方向の終端を液状接着剤
により巻芯に仮接着し、巻芯を固定後、基材シートを始
端方向に動かして接着剤の一部を露出させている)を示
す概略図である。
(この場合、基材シートの長手方向の終端を液状接着剤
により巻芯に仮接着し、巻芯を固定後、基材シートを始
端方向に動かして接着剤の一部を露出させている)を示
す概略図である。
【図5】本発明の転写記録媒体の製造方法の工程のまた
他例(この場合、基材シートの長手方向の終端を液状接
着剤により巻芯に仮接着し、巻芯を基材シートを巻き付
ける際と同じ方向に回転させ、同時に仮接着部の移動方
向にその移動速度より遅い速度で基材シートを動かすこ
とにより、そこに生じた相対速度の差異によって接着剤
の一部を露出させている)を示す概略図である。
他例(この場合、基材シートの長手方向の終端を液状接
着剤により巻芯に仮接着し、巻芯を基材シートを巻き付
ける際と同じ方向に回転させ、同時に仮接着部の移動方
向にその移動速度より遅い速度で基材シートを動かすこ
とにより、そこに生じた相対速度の差異によって接着剤
の一部を露出させている)を示す概略図である。
1…基材シート 2…転写層 3…巻芯 4…液状接着剤 5…露出した液状接着剤部分
Claims (5)
- 【請求項1】基材シートの一方の面に転写層が形成さ
れ、前記基材シートの長手方向の終端に巻芯が接着さ
れ、前記巻芯の周囲に基材シートが巻き付けられてなる
転写記録媒体において、前記基材シートの巻芯に巻き付
けられた1周目最後の部位が巻芯に接着され、この位置
より所定の寸法の位置に転写層の終端が設けられてなる
ことを特徴とする転写記録媒体。 - 【請求項2】前記基材シートの終端及び1周目最後の部
位と巻芯とが、液状接着剤により接着されてなる請求項
1に記載の転写記録媒体。 - 【請求項3】基材シートの一方の面に、その長手方向の
終端より巻芯の1周分に追加して所定の寸法の位置より
転写層を形成し、前記長手方向の終端を液状接着剤によ
り巻芯に仮接着し、基材シートを固定後、巻芯を基材シ
ートと逆方向に動かして接着剤の一部を露出させ、基材
シートの固定を解除し、基材シートを巻芯に巻き付け、
基材シートの巻芯に巻き付いた1周目最後の部位を露出
した液状接着剤により巻芯と接着し、残りの基材シート
を巻芯の周囲に巻き付けてなることを特徴とする転写記
録媒体の製造方法。 - 【請求項4】基材シートの一方の面に、その長手方向の
終端より巻芯の1周分に追加して所定の寸法の位置より
転写層を形成し、前記長手方向の終端を液状接着剤によ
り巻芯に仮接着し、巻芯を固定後、基材シートを始端方
向に動かして接着剤の一部を露出させ、基材シートを巻
芯に巻き付け、基材シートの巻芯に巻き付いた1周目最
後の部位を露出した液状接着剤により巻芯と接着し、残
りの基材シートを巻芯の周囲に巻き付けてなることを特
徴とする転写記録媒体の製造方法。 - 【請求項5】基材シートの一方の面に、その長手方向の
終端より巻芯の1周分に追加して所定の寸法の位置より
転写層を形成し、前記長手方向の終端を液状接着剤によ
り巻芯に仮接着し、巻芯を基材シートを巻き付ける際と
同じ方向に回転させ、同時に仮接着部の移動方向にその
移動速度より遅い速度で基材シートを動かすことによ
り、そこに生じた相対速度の差異によって接着剤の一部
を露出させ、基材シートを巻芯に巻き付け、基材シート
の巻芯に巻き付いた1周目最後の部位を露出した液状接
着剤により巻芯と接着し、残りの基材シートを巻芯の周
囲に巻き付けてなることを特徴とする転写記録媒体の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20780998A JPH11115288A (ja) | 1997-08-11 | 1998-07-23 | 転写記録媒体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-216302 | 1997-08-11 | ||
| JP21630297 | 1997-08-11 | ||
| JP20780998A JPH11115288A (ja) | 1997-08-11 | 1998-07-23 | 転写記録媒体及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11115288A true JPH11115288A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=26516487
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20780998A Pending JPH11115288A (ja) | 1997-08-11 | 1998-07-23 | 転写記録媒体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11115288A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001247261A (ja) * | 2000-03-06 | 2001-09-11 | Dainippon Printing Co Ltd | ボビン |
-
1998
- 1998-07-23 JP JP20780998A patent/JPH11115288A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001247261A (ja) * | 2000-03-06 | 2001-09-11 | Dainippon Printing Co Ltd | ボビン |
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