JPH0716449Y2 - 熱転写リボン - Google Patents
熱転写リボンInfo
- Publication number
- JPH0716449Y2 JPH0716449Y2 JP1987154650U JP15465087U JPH0716449Y2 JP H0716449 Y2 JPH0716449 Y2 JP H0716449Y2 JP 1987154650 U JP1987154650 U JP 1987154650U JP 15465087 U JP15465087 U JP 15465087U JP H0716449 Y2 JPH0716449 Y2 JP H0716449Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal transfer
- ribbon
- ink layer
- lead tape
- transfer ribbon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [技術分野] この考案は、熱転写記録に用いる熱転写リボンの改良に
関する。
関する。
[従来技術] 従来の熱転写リボンは第2図に示すように、リボンコア
3に熱転写性インク層2を有するリボン1をパンケーキ
状態に巻回し、所定のカセットに詰めて印字に用いられ
る。そのパンケーキのリボンコア3の部分と外周にはリ
ードテープ4が接続テープ5によって接続されている。
ところがそのリードテープ4の面と熱転写性インク層2
とが接触する部位において、高温保存でのブロッキング
が発生し、しばしばリボン不良となっていた。
3に熱転写性インク層2を有するリボン1をパンケーキ
状態に巻回し、所定のカセットに詰めて印字に用いられ
る。そのパンケーキのリボンコア3の部分と外周にはリ
ードテープ4が接続テープ5によって接続されている。
ところがそのリードテープ4の面と熱転写性インク層2
とが接触する部位において、高温保存でのブロッキング
が発生し、しばしばリボン不良となっていた。
[目的] この考案は熱転写リボンにおける熱転写性インク層とリ
ードテープとのブロッキングを防止し、その高温保存性
を改善することを目的とするものである。
ードテープとのブロッキングを防止し、その高温保存性
を改善することを目的とするものである。
[構成] この考案はリボンコアに熱転写性インク層を有するリボ
ンを巻回してなる熱転写リボンパンケーキにおいて、熱
転写リボンの端部に接続したリードテープの熱転写性イ
ンク層との接触面に離型性層を形成してなることを特徴
とする熱転写リボンである。
ンを巻回してなる熱転写リボンパンケーキにおいて、熱
転写リボンの端部に接続したリードテープの熱転写性イ
ンク層との接触面に離型性層を形成してなることを特徴
とする熱転写リボンである。
これを図面に基づいて説明すると、第1図はその一実施
例であって、熱転写性インク層を外側にした場合の例を
示す。リボンコア3にリボンエンド等を検知するための
リードテープ4がつながれ、次に熱転写性インク層2を
有するリボン1さらにリードテープ4という順に接続テ
ープ5によってつながれている。
例であって、熱転写性インク層を外側にした場合の例を
示す。リボンコア3にリボンエンド等を検知するための
リードテープ4がつながれ、次に熱転写性インク層2を
有するリボン1さらにリードテープ4という順に接続テ
ープ5によってつながれている。
このようにした構成において、これをパンケーキ状態に
形成したときに、引出し部分のリードテープ4(第1図
の右端)の熱転写インク層2と接触する面に離型性層6
を形成してなるものである。
形成したときに、引出し部分のリードテープ4(第1図
の右端)の熱転写インク層2と接触する面に離型性層6
を形成してなるものである。
離型性層6としては、熱転写性インク層2と混和しない
物質、離型性の高い物質の中から適宜選択した材料を用
いる。かかる材料として最も適するものは、シリコーン
系の離型剤であって、例えばシリコーンオイル、シリコ
ーン樹脂、シリコーンゴムが挙げられる。その他の材料
としては、フッ素含有樹脂、フッ素含有オイル等が挙げ
られる。
物質、離型性の高い物質の中から適宜選択した材料を用
いる。かかる材料として最も適するものは、シリコーン
系の離型剤であって、例えばシリコーンオイル、シリコ
ーン樹脂、シリコーンゴムが挙げられる。その他の材料
としては、フッ素含有樹脂、フッ素含有オイル等が挙げ
られる。
次に具体的な実施例について説明する。
リードテープ基材として20μPETフィルムを用い、市販
のシリコーンオイルをトルエン1%の溶液にし、バーコ
ートによって、前記PETフィルムの片面にコートした。
のシリコーンオイルをトルエン1%の溶液にし、バーコ
ートによって、前記PETフィルムの片面にコートした。
熱転写リボンとしては、従来公知のものを用い、第1図
の構成となるように前記リードテープと連結しパンケー
キを調製した。リードテープの離型性層は、熱転写性イ
ンク層と接する側となるように配置する。
の構成となるように前記リードテープと連結しパンケー
キを調製した。リードテープの離型性層は、熱転写性イ
ンク層と接する側となるように配置する。
比較例として、前記PETフィルムの未処理のものを用い
て、実施例と同様に連結してパンケーキを調製した。
て、実施例と同様に連結してパンケーキを調製した。
このようにして得た両者のパンケーキを60℃恒温槽に24
時間にわたって保存したところ、実施例のものにはイン
クのブロッキングによる転写剥離は観察されなかった。
一方、比較例ではインクのブロッキングによる転写剥離
が発生し、リードテープと接した外周部分が不良となっ
た。上記実施例は、熱転写インク層がリボンの巻回時に
外側になるように設けてあるが、熱転写インク層がリボ
ンの巻回時に内側になるような場合には、リボンの巻始
め位置に接続してあるリードテープの熱転写性インク層
のインク層との接触面に離型性層を設ける。
時間にわたって保存したところ、実施例のものにはイン
クのブロッキングによる転写剥離は観察されなかった。
一方、比較例ではインクのブロッキングによる転写剥離
が発生し、リードテープと接した外周部分が不良となっ
た。上記実施例は、熱転写インク層がリボンの巻回時に
外側になるように設けてあるが、熱転写インク層がリボ
ンの巻回時に内側になるような場合には、リボンの巻始
め位置に接続してあるリードテープの熱転写性インク層
のインク層との接触面に離型性層を設ける。
[効果] この考案によれば、熱転写性インクの高温保存における
リードテープへのブロッキングが防止され、リボン不良
が発生しない。
リードテープへのブロッキングが防止され、リボン不良
が発生しない。
第1図はこの考案の実施例を示す一部省略正面図、第2
図は従来例の正面図である。 1……リボン、2……熱転写性インク層、3……リボン
コア、4……リードテープ、5……接続テープ、6……
離型性層。
図は従来例の正面図である。 1……リボン、2……熱転写性インク層、3……リボン
コア、4……リードテープ、5……接続テープ、6……
離型性層。
Claims (1)
- 【請求項1】リボンコアに熱転写性インク層を有するリ
ボンを巻回してなる熱転写リボンパンケーキにおいて、
熱転写リボンの端部に接続したリードテープの熱転写性
インク層との接触面に離型性層を形成してなることを特
徴とする熱転写リボン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987154650U JPH0716449Y2 (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | 熱転写リボン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987154650U JPH0716449Y2 (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | 熱転写リボン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0159657U JPH0159657U (ja) | 1989-04-14 |
JPH0716449Y2 true JPH0716449Y2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=31431574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987154650U Expired - Lifetime JPH0716449Y2 (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | 熱転写リボン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0716449Y2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57129789A (en) * | 1981-02-05 | 1982-08-11 | Fuji Kagakushi Kogyo Co Ltd | Heat sensitive transferring material |
JPS6193268U (ja) * | 1984-11-22 | 1986-06-16 | ||
JPS61164878A (ja) * | 1985-01-18 | 1986-07-25 | Nec Corp | 熱転写記録装置 |
JPS61130451U (ja) * | 1985-01-31 | 1986-08-15 | ||
JPS61130452U (ja) * | 1985-02-05 | 1986-08-15 | ||
JPS61192868U (ja) * | 1985-05-24 | 1986-12-01 | ||
JPH0245020Y2 (ja) * | 1985-05-27 | 1990-11-29 | ||
JPS6282074A (ja) * | 1985-10-07 | 1987-04-15 | Seiko Epson Corp | 熱転写記録媒体 |
-
1987
- 1987-10-12 JP JP1987154650U patent/JPH0716449Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0159657U (ja) | 1989-04-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0716449Y2 (ja) | 熱転写リボン | |
JPS5855963U (ja) | リボンカ−トリツジの余回転防止機構 | |
JP2552181Y2 (ja) | 転写フィルム供給体 | |
JPH0511036B2 (ja) | ||
JP2524253Y2 (ja) | 多数回印字熱転写シート | |
JP2585317Y2 (ja) | 熱転写記録用リボン | |
JPS6135535Y2 (ja) | ||
JP2745441B2 (ja) | 熱転写記録用リボンの製造方法 | |
JPH0534943Y2 (ja) | ||
JPH11115288A (ja) | 転写記録媒体及びその製造方法 | |
JPS6380152U (ja) | ||
JPH0370954U (ja) | ||
JPH0464156U (ja) | ||
JPS6010724U (ja) | 磁気記録媒体の包装用厚紙 | |
JPS604545U (ja) | 巻きロ−ル | |
JPS59122261U (ja) | 固体インクリボン収納カセツト | |
JPS59153235U (ja) | 感熱転写記録装置 | |
JPH0437373U (ja) | ||
JPS6399375U (ja) | ||
JPH0331560U (ja) | ||
JPS59124158U (ja) | 感熱転写フイルム用カセツトケ−ス | |
JPS58172445U (ja) | 複合寒冷紗テ−プ | |
JPS6137969U (ja) | 転写型感熱記録装置 | |
JPH0352812U (ja) | ||
JPS605863U (ja) | 転写型感熱記録装置のための転写紙 |