JPH11114625A - シャフト曲り修正装置およびシャフト曲り修正方法 - Google Patents

シャフト曲り修正装置およびシャフト曲り修正方法

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JPH11114625A
JPH11114625A JP27482197A JP27482197A JPH11114625A JP H11114625 A JPH11114625 A JP H11114625A JP 27482197 A JP27482197 A JP 27482197A JP 27482197 A JP27482197 A JP 27482197A JP H11114625 A JPH11114625 A JP H11114625A
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JP
Japan
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shaft
worm
tip
respect
bending
Prior art date
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Application number
JP27482197A
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English (en)
Inventor
Itsuo Ishii
井 五 男 石
Tsuguyoshi Kanazawa
沢 伝 良 金
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Jidosha Denki Kogyo KK
Original Assignee
Jidosha Denki Kogyo KK
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Publication date
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 曲りの修正率を高くすることができるシャフ
ト曲り修正装置およびシャフト曲り修正方法を提供す
る。 【解決手段】 シャフト本体50aに対して先端軸部5
0cおよびウオーム部50bが直線的に曲がっている場
合には、押圧手段15によりウオームシャフト50の先
端軸部50cの押圧制御を行う一方、シャフト本体50
aに対してウオーム部50bの曲りが小さく、且つ、先
端軸部50cがウオーム部50bに対して曲がっている
場合には、アンビル14aをウオーム部50bに当接さ
せながら押圧手段15による押圧制御を行うコントロー
ラ16を備えているシャフト曲り修正装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パワーウインド
モータなどのアーマチュアに備えられるウオームシャフ
トの曲りを修正するシャフト曲り修正装置およびシャフ
ト曲り修正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パワーウインドモータなどのアーマチュ
アに備えられるウオームシャフトの曲りを修正するシャ
フト曲り修正装置は、シャフト本体に対してウオーム部
が曲がって形成されたウオームシャフトのウオーム部を
押圧することにより、ウオーム部がシャフト本体に対し
て直線になるように修正していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のシャ
フト曲り修正装置においては、シャフト本体に対してウ
オーム部が曲がって形成されている場合、および、シャ
フト本体に対してウオーム部が曲がっておらず、ウオー
ム部の先端にある先端軸部がウオーム部に対して曲がっ
ている場合のいずれの場合にも、ウオームシャフトのウ
オーム部を押圧することにより、ウオーム部がシャフト
本体に対して直線になるように修正していたため、曲が
りの修正率が低いという問題点があった。
【0004】
【発明の目的】この発明に係わるシャフト曲り修正装置
は、シャフト本体に対するウオーム部の曲り量およびウ
オーム部に対する先端軸部の曲り量により、修正する箇
所を適宜変更することにより、曲りの修正率を高くする
ことができるシャフト曲り修正装置およびシャフト曲り
修正方法を提供することを目的としている。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わるシャフト曲り修正装置では、軸状のシャフト本体の
端部寄りにウオーム部が形成されているとともに、ウオ
ーム部の端部に先端軸部が形成されたウオームシャフト
の曲りを修正するシャフト曲り修正装置であって、ウオ
ームシャフトを回転可能に支持するローラと、ローラの
端部に配置された位置決めブロックと、ウオームシャフ
トを介して位置決めブロックに対向配置されたシャフト
位置決め手段と、シャフト位置決め手段により位置決め
ブロックに当接して位置決めされたウオームシャフトを
回転させるシャフト回転モータと、シャフト回転モータ
により回転しているウオームシャフトの回転位置を検出
して回転信号を発生するエンコーダと、シャフト回転モ
ータにより回転しているウオームシャフトの先端軸部ま
たはウオーム部に接触することにより、先端軸部または
ウオーム部のシャフト本体に対する曲り量を検出するゲ
ージと、ウオームシャフトの先端軸部を押圧可能に配置
された押圧手段と、ウオームシャフトのシャフト本体の
端部に当接可能に配置されるシャフト押さえ手段と、ウ
オームシャフトのウオーム部に接触可能にして、ウオー
ムシャフトを介して押圧手段に対向配置されたアンビル
と、シャフト本体に対して先端軸部およびウオーム部が
直線的に曲がっている場合、押圧手段によりウオームシ
ャフトの先端軸部の押圧制御を行う一方、シャフト本体
に対してウオーム部の曲りが小さく、且つ、先端軸部が
ウオーム部に対して曲がっている場合、アンビルをウオ
ーム部に当接させながら押圧手段による押圧制御を行う
コントローラを備えている構成としたことを特徴として
いる。
【0007】この発明の請求項2に係わるシャフト曲り
修正装置では、ゲージには、回転しているウオームシャ
フトの先端軸部に接触することにより該先端軸部のシャ
フト本体に対する最大の曲り量を検出する第1のゲージ
と、回転しているウオームシャフトのウオーム部に接触
することによりウオーム部のシャフト本体に対する最大
の曲り量を検出する第2のゲージとが備えられている構
成としたことを特徴としている。
【0008】この発明の請求項3に係わるシャフト曲り
修正装置では、コントローラは、シャフト本体に対して
先端軸部およびウオーム部が直線的に曲がっている場合
に、押圧手段によりウオームシャフトの先端軸部の押圧
制御を第1のゲージの検出値が小さくなるまで複数回行
う一方、シャフト本体に対してウオーム部の曲りが小さ
く、且つ、先端軸部がウオーム部に対して曲がっている
場合に、アンビルをウオーム部に当接させながら押圧手
段による押圧制御を第2のゲージの検出値が小さくなる
まで複数回行い、コントローラには、押圧手段による押
圧制御の回数を予め定められた回数まで計数するカウン
タ回路を備えている構成としたことを特徴としている。
【0009】この発明の請求項4に係わるシャフト曲り
修正方法では、軸状のシャフト本体の端部寄りにウオー
ム部が形成されているとともに、ウオーム部の端部に先
端軸部が形成されたウオームシャフトをローラ上に搬送
し、ウオームシャフトをシャフト位置決め手段で押圧す
ることにより、先端軸部を位置決めブロックに当接させ
てウオームシャフトの位置決めを行う第1工程と、ロー
ラ上に位置決めされたウオームシャフトをシャフト回転
モータにより1回転させながら、ウオームシャフトの回
転位置に応じてシャフト本体に対する先端軸部およびウ
オーム部の曲り量を測定する第2工程と、ウオームシャ
フトの先端軸部またはウオーム部の最大の曲り部分を押
圧手段側に配置させるとともに、ローラを支点として押
圧手段をウオームシャフトの先端軸部に当接させること
により、シャフト本体の端部をシャフト押さえ手段に当
接させる第3工程と、第2工程の測定結果により、ウオ
ームシャフトのウオーム部および先端軸部がシャフト本
体に対して直線的に曲がっていると検知された場合、測
定結果に応じた加圧力で押圧手段によりウオームシャフ
トの先端軸部を押圧する一方、第2工程の測定結果によ
り、シャフト本体に対してウオーム部の曲りが小さく、
且つ、先端軸部がウオーム部に対して曲がっている場
合、アンビルをウオーム部に当接させながら、測定結果
に応じた加圧力で押圧手段によりウオームシャフトの先
端軸部を押圧する第4工程とからなることを特徴として
いる。
【0010】
【発明の作用】この発明の請求項1に係わるシャフト曲
り修正装置において、先端軸部およびウオーム部が直線
的にしてシャフト本体に対して曲がっている場合、押圧
手段によりウオームシャフトの先端軸部の押圧制御が行
われ、これとは異なり、シャフト本体に対してウオーム
部の曲りが小さく、且つ、先端軸部がウオーム部に対し
て曲がっている場合、アンビルをウオーム部に当接させ
ながら押圧手段による押圧制御が行われる。それ故、シ
ャフト本体に対する先端軸部およびウオーム部の直線的
な曲がりも、シャフト本体に対するウオーム部の曲りが
小さい場合の先端軸部のウオーム部に対する曲がりも修
正モードの変更により簡潔に行われる。
【0011】この発明の請求項2に係わるシャフト曲り
修正装置において、第1のゲージが先端軸部のシャフト
本体に対する最大の曲り量を検出し、第2のゲージがウ
オーム部のシャフト本体に対する最大の曲り量を検出す
る。それ故、請求項1の作用に加え、シャフト本体に対
して先端軸部およびウオーム部が直線的に曲がっている
のか、あるいは、シャフト本体に対してウオーム部の曲
りが小さくて先端軸部がウオーム部に対して曲がってい
るのかの判別が同時に行われ、アンビルの使用の有無が
決定される。
【0012】この発明の請求項3に係わるシャフト曲り
修正装置において、先端軸部およびウオーム部が直線的
にしてシャフト本体に対して曲がっている場合、押圧手
段によりウオームシャフトの先端軸部の押圧制御を第1
のゲージの検出値が小さくなるまで複数回行い、これと
は異なり、シャフト本体に対してウオーム部の曲りが小
さくて先端軸部がウオーム部に対して曲がっている場
合、アンビルをウオーム部に当接させながら押圧手段に
よる押圧制御を第2のゲージの検出値が小さくなるまで
複数回行う。それ故、請求項2の作用に加え、ウオーム
シャフトは複数回の押圧制御によって確実に修正され
る。
【0013】この発明の請求項4に係わるシャフト曲り
修正方法において、第2工程によって、先端軸部および
ウオーム部が直線的にしてシャフト本体に対して曲がっ
ていることがゲージにより測定されると、第3工程によ
って、ウオームシャフトの先端軸部の最大の曲り部分が
押圧手段側に配置されるとともに、ローラを支点として
押圧手段がウオームシャフトの先端軸部に当接すること
により、シャフト本体の端部がシャフト押さえ手段に当
接し、第4工程によって、測定結果に応じた加圧力で押
圧手段によりウオームシャフトの先端軸部が押圧され
る。また、第2工程によって、シャフト本体に対してウ
オーム部の曲りが小さくて先端軸部がウオーム部に対し
て曲がっていることがゲージにより測定されると、第3
工程によって、ウオームシャフトの先端軸部の最大の曲
り部分が押圧手段側に配置されるとともに、ローラを支
点として押圧手段がウオームシャフトの先端軸部に当接
することにより、シャフト本体の端部がシャフト押さえ
手段に当接し、第4工程によって、アンビルがウオーム
部に当接しながら、測定結果に応じた加圧力で押圧手段
によりウオームシャフトの先端軸部が押圧される。それ
故、先端軸部およびウオーム部が直線的にしてシャフト
本体に対して曲がっている場合およびシャフト本体に対
してウオーム部の曲りが小さくて先端軸部がウオーム部
に対して曲がっている場合の修正が同一の工程内で順次
行われる。
【0014】
【実施例】図1ないし図14には、この発明に係わるシ
ャフト曲り修正装置の一実施例が示されている。
【0015】図示するシャフト曲り修正装置1は、搬送
台2のほぼ中央の修正工程に配置されており、主とし
て、シャフト支持用ローラ3、4、補助ローラ5、6、
位置決めブロック7、シャフトプッシュシリンダ8、シ
ャフト回転モータ9、ロータリーエンコーダ10、シャ
フト押さえシリンダ11、先端振れ測定用リニアゲージ
12、ウオーム振れ測定用リニアゲージ13、アンビル
シリンダ14、修正サーボ15、コントローラ16から
構成されている。
【0016】搬送台2には、3個の送り機構20、2
1、22が並べて配置されている。送り機構20、2
1、22は、図2中の右方側に配置された一端部が搬送
部入口20a、21a、22aになっており、図2中の
左方側に配置された他端部が搬送部出口20b、21
b、22bになっている。
【0017】搬送台2には、前の工程からウオームシャ
フト50が運ばれてくる。このウオームシャフト50に
は、軸状のシャフト本体50aの端部寄りにウオーム部
50bが転造加工により形成されているとともにウオー
ム部50bの端部に先端軸部50cが形成されている。
搬送台2は、搬送部入口20a、21a、22aに運ば
れてきたウオームシャフト50を、搬送上下シリンダ2
3、24および搬送前後シリンダ25によって搬送台2
の中央に配置されたシャフト曲り修正装置1に対してピ
ッチL1で順次送り、シャフト曲り修正装置1において
の修正が終了したウオームシャフト50を搬送部出口2
0b、21b、22bに送る。そして、修正が終了した
ウオームシャフト50を搬送部出口20b、21b、2
2bに送る際に、修正が不能なウオームシャフト50は
搬送部出口20b、21b、22bに配置された不良品
押上シリンダ26により不良品ストッカ27に収められ
る。搬送台2によって運ばれるウオームシャフト50は
コントローラ16によってそれぞれエントリー番号がセ
ットされて記憶されている。
【0018】搬送台2には、搬送部入口20a、21
a、22aにウオームシャフト50が在るか否かを判別
して判別結果をコントローラ16に転送する搬送部入口
センサ28、29、30がそれぞれ備えられているとと
もに、修正工程のシャフト支持用ローラ3、4、補助ロ
ーラ5、6上にウオームシャフト50が在るか否かを判
別して判別結果をコントローラ16に転送する修正位置
センサ31、32、33がそれぞれ備えられ、シャフト
曲り修正装置1による修正結果が不良となったウオーム
シャフト50が搬送部出口20b、21b、22bに在
るか否かを判別して判別結果をコントローラ16に転送
する搬送部出口センサ34、35、36が備えられてい
る。
【0019】シャフト曲り修正装置1では、シャフト支
持用ローラ3、4、補助用ローラ5、6は、図2中前方
に示されるシャフト支持用ローラ3、4と図2中後方の
図示しない補助用ローラ5、6が一対で配置されてお
り、シャフト支持用ローラ3、4および補助用ローラ
5、6上に搬送部入口20a、21a、22aから送ら
れてきたウオームシャフト50が置かれる。
【0020】シャフト支持用ローラ3、4は、ベルト9
cに連結され、このベルト9cが搬送台2の下方に配置
されたシャフト回転モータ9の出力シャフト9aに結合
されたプーリ9bに連結されているため、シャフト回転
モータ9の出力シャフト9aが回転することによって同
一の方向に回転して修正工程にあるウオームシャフト5
0を回転させる。
【0021】位置決めブロック7は、シャフト支持用ロ
ーラ3、4から離れて配置されており、この位置決めブ
ロック7は、図3、図4に示される第1工程において、
ウオームシャフト50の先端軸部50cが当接すること
によって第1の工程にあるウオームシャフト50の位置
決めを行うのに用いられる。位置決めブロック7にはウ
オームシャフト50の軸方向にシャフトプッシュシリン
ダ8が対向配置されている。
【0022】シャフトプッシュシリンダ8には、シリン
ダ本体8aと、ロッド8bに結合されたシャフト移動部
8cとが備えられている。シャフトプッシュシリンダ8
は、図3、図4に示される第1工程において、コントロ
ーラ16から指令信号を与えられることによってシャフ
ト移動部8cがシリンダ本体8aから突出してウオーム
シャフト50のシャフト本体50aに当接するため、シ
ャフト支持用ローラ3、4、補助用ローラ5、6上に置
かれているウオームシャフト50の先端軸部50cが位
置決めブロック7に衝突するまでウオームシャフト50
を押圧移動させ、ウオームシャフト50の先端軸部50
cが位置決めブロック7に衝突したところで、復帰位置
に戻る動作を行う。
【0023】シャフト回転モータ9は、コントローラ1
6に備えたスピードコントロールドライバ37に電気的
に接続されている。シャフト回転モータ9は、図5に示
される第2工程において、スピードコントロールドライ
バ37から回転電流を与えられることによって、図2に
示されるように、出力シャフト9aが回転し、プーリ9
bに連結されたベルト9cを介してシャフト支持用ロー
ラ3、4を同一の方向に回転してウオームシャフト50
を1回転させ、ウオームシャフト50が1回転する間
に、先端振れ測定用リニアゲージ12によりウオームシ
ャフト50のシャフト本体50aに対する先端軸部50
cの最大の曲り量が得られるとともに、ウオーム振れ測
定用リニアゲージ13によりウオームシャフト50のシ
ャフト本体50aに対するウオーム部50bの最大の曲
り量が得られ、それぞれの最大の曲り部分を修正サーボ
15側に向けて配置するようにコントローラ16より回
転電流が与えられる。
【0024】ロータリエンコーダ10は、シャフト押さ
えシリンダ11と一体的に移動するようになっており、
このロータリエンコーダ10は、図5に示される第2工
程において、シャフト支持用ローラ3、4が回転を開始
した際に、当接回転体10aが第2工程にあるウオーム
シャフト50のシャフト本体50aに接触することによ
ってウオームシャフト50の回転位置を位置信号に変換
してコントローラ16に与える。ロータリーエンコーダ
10が発生する位置信号は、ウオームシャフト50のシ
ャフト本体50aに接触することによって位置信号を最
初に発生した位置を測定スタート位置とし、ウオームシ
ャフト50の回転に同期して測定スタート位置より1パ
ルスづつ大きくなり、その後、測定スタート位置より小
さくなり、測定スタート位置に戻ることによって、ウオ
ームシャフト50の1回転による360度で333パル
スの位置信号を発生する。その際、変動の大きい0パル
ス付近での測定開始は誤カウントの原因になるため、1
5パルス以上ウオームシャフト50を回転方向に回転さ
せた位置を測定スタート位置を決定している。ロータリ
エンコーダ10より発生した位置信号はコントローラ1
6に与えられ、コントローラ16において、測定スター
ト位置、先端振れ最大位置、先端振れ最小位置、ウオー
ム振れ最大位置、ウオーム振れ最小位置、回転確認で使
用する位置が認識される。
【0025】先端振れ測定用リニアゲージ12は、位置
決めブロック7の近傍に配置されており、図5に示され
る第2工程において、シャフト支持用ローラ3、4、補
助用ローラ5、6上にウオームシャフト50が置かれて
いる際に、測定子12aがウオームシャフト50の先端
軸部50cに接触するように移動する。そして、シャフ
ト回転モータ9によってウオームシャフト50が1回転
するあいだにシャフト本体50aに対する先端軸部50
cの曲り量である先端の振れ量を測定し、測定したデー
タをコントローラ16に備えた振れ量検出回路39に与
える。先端振れ測定用リニアゲージ12が測定したデー
タの最大値と、その時のロータリーエンコーダ10によ
る位置信号とにより、ウオームシャフト50上でシャフ
ト本体50aに対する先端軸部50cの最大曲りのある
位置がコントローラ16によって検知される。
【0026】ウオーム振れ測定用リニアゲージ13は、
位置決めブロック7とシャフト支持用ローラ3、4の中
間に配置されており、図5に示される第2工程におい
て、シャフト支持用ローラ3、4、補助用ローラ5、6
上にウオームシャフト50が置かれている際に、測定子
13aがウオームシャフト50のウオーム部50bのほ
ぼ中間位置に接触するように移動する。そして、シャフ
ト回転モータ9によってウオームシャフト50が1回転
するあいだにシャフト本体50aに対するウオーム部5
0bの曲り量であるウオームの振れ量を測定し、測定し
たデータをコントローラ16に備えた振れ量検出回路3
9に与える。ウオーム振れ測定用リニアゲージ13が測
定したデータの最大値と、その時のロータリーエンコー
ダ10による位置信号とにより、ウオームシャフト50
上でシャフト本体50aに対するウオーム部50bの最
大曲りのある位置がコントローラ16によって検知され
る。
【0027】シャフト押さえシリンダ11には、シリン
ダ本体11aと、ロッド11bを介してシリンダ本体1
1aに移動可能に結合されたシャフトプッシャー11c
とが備えられている。シャフト押さえシリンダ11は、
コントローラ16に備えたシーケンスコントローラ45
に電気的に接続されている。
【0028】シャフト押さえシリンダ11は、図6に示
される第3工程において、修正サーボ15に備えた押矢
15aが修正工程にあるウオームシャフト50の先端軸
部50c側に移動していき、その後に、ウオームシャフ
ト50の先端軸部50cに当接することによって、シャ
フト支持用ローラ3、4を支点としてウオームシャフト
50のシャフト本体50aが持ち上がり、その結果、ウ
オームシャフト50のシャフト本体50cがシャフトプ
ッシャー11cに接触した当たり位置を押圧制御の原点
としてコントローラ16に与える。このとき、シャフト
支持用ローラ3、4上に配置した接触子がウオームシャ
フト50のシャフト本体50aを通じてシャフトプッシ
ャ11cの先端に配置した接触子に電気的に接続された
タイミングを押圧制御の原点に用いている。そして、図
6に示されるように、ウオームシャフト50は、シャフ
ト本体50aのウオーム部50b寄りの下方がシャフト
支持用ローラ3、4に支持されて支点となり、シャフト
本体50aのウオーム部50bとは反対側の上部がシャ
フトプッシャ11cにより移動不能に支持され、先端軸
部50cの上部が修正サーボ15に備えた押矢15aが
当接することによって三点支持で置かれる。
【0029】シャフト押さえシリンダ11は、ウオーム
シャフト50のシャフト本体50cがシャフトプッシャ
ー11cに接触することによって押圧制御の原点を検出
すると、シーケンスコントローラ45の内部カウンタが
カウンタ値をインクリメントすることによって曲り修正
の回数がコントローラ16によってカウントされる。
【0030】アンビルシリンダ14は、先端振れ測定用
リニアゲージ12とウオーム振れ測定用リニアゲージ1
3との中間にアンビル14aを配置している。このアン
ビルシリンダ14は、先端振れ測定用リニアゲージ12
およびウオーム振れ測定用リニアゲージ13による測定
結果により、ウオームシャフト50のシャフト本体50
aに対してウオーム部50bの曲りが小さく、且つ、先
端軸部50cがウオーム部50bに対して曲がっている
と判定された場合、図8に示される第4工程において、
シャフト支持用ローラ3、4によりシャフト本体50a
のウオーム部50b寄りを支持し、シャフトプッシャー
11cによりシャフト本体50aのウオーム部50bと
は反対側の上部を移動不能に支持した状態で、コントロ
ーラ16より与えられた駆動信号によってアンビル14
aをウオーム部50bの先端軸部50c寄りに当接さ
せ、修正サーボ15に備えた押矢15aが先端軸部50
cを押圧することによって先端軸部50cの曲り修正を
行う。
【0031】修正サーボ15には、ウオームシャフト5
0の先端軸部50cの上方に押矢15aが配置されてい
る。この修正サーボ15は、先端振れ測定用リニアゲー
ジ12およびウオーム振れ測定用リニアゲージ13によ
る測定結果により、ウオームシャフト50のウオーム部
50bおよび先端軸部50cがシャフト本体50aに対
して直線的に曲がっていると判定された場合、図7に示
される第4工程において、シャフト支持用ローラ3、4
によりシャフト本体50aのウオーム部50b寄りを支
持し、シャフトプッシャー11cによりシャフト本体5
0aのウオーム部50bとは反対側の上部を移動不能に
支持した状態で、測定結果に応じてコントローラ16に
より演算された加圧力で押矢15aが先端軸部50cを
押圧することによって先端軸部50cおよびウオーム部
50bの曲り修正を行う。
【0032】また、修正サーボ15は、先端振れ測定用
リニアゲージ12およびウオーム振れ測定用リニアゲー
ジ13による測定結果により、ウオームシャフト50の
シャフト本体50aに対してウオーム部50bの曲りが
小さく、且つ、先端軸部50cがウオーム部50bに対
して曲がっていると判定された場合、図8に示される第
4工程において、シャフト支持用ローラ3、4によりシ
ャフト本体50aのウオーム部50b寄りを支持し、シ
ャフトプッシャー11cによりシャフト本体50aのウ
オーム部50bとは反対側の上部を移動不能に支持し、
アンビル14aをウオーム部50bの先端軸部50c寄
りの下方に当接させた状態で、測定結果に応じてコント
ローラ16により演算された加圧力で押矢15aが先端
軸部50cを押圧することによって先端軸部50cの曲
り修正を行う。
【0033】一方、コントローラ16には、スピードコ
ントロールドライバ37、カウンタ回路38、振れ量検
出回路39、サーボドライバ40、位相検出ピーク検出
手段41、修正量算出手段42、サーボコントローラ4
3、データ保存回路44、シーケンスコントローラ45
が備えられている。
【0034】スピードコントロールドライバ37は、図
5に示される第2工程において、先端振れ測定用リニア
ゲージ12およびウオーム振れ測定用リニアゲージ13
による測定を行うため、シャフト回転モータ9に回転電
流を与える。
【0035】また、スピードコントロールドライバ37
は、先端振れ測定用リニアゲージ12により得られたシ
ャフト本体50aに対する先端軸部50cの最大の曲り
部分を修正サーボ15側に向けるため、ロータリーエン
コーダ10より得られた回転位置までシャフト回転モー
タ9に回転電流を与える一方、ウオーム振れ測定用リニ
アゲージ13により得られたシャフト本体50aに対す
るウオーム部50bの最大の曲り部分を修正サーボ15
側に向けるため、ロータリーエンコーダ10より得られ
た回転位置までシャフト回転モータ9に回転電流を与え
る。
【0036】シーケンスコントローラ45の内部カウン
タは、ウオームシャフト50のシャフト本体50cがシ
ャフトプッシャー11cに接触することによって押圧制
御の原点を検出すると、カウンタ値をインクリメントす
ることによって曲り修正の回数値をコントローラ16に
与える。シーケンスコントローラ45の内部カウンタ
は、10カウントを上限としている。
【0037】振れ量検出回路39は、先端振れ測定用リ
ニアゲージ12により測定された先端軸部50cの振れ
量のデータをコントローラ16に与える一方、ウオーム
振れ測定用リニアゲージ13により測定されたウオーム
部50bの振れ量のデータをコントローラ16に与え
る。
【0038】サーボドライバ40は、先端振れ測定用リ
ニアゲージ12により測定された先端軸部50cの最大
の振れ量のデータに基づいて修正量算出手段42および
サーボコントローラ43によって変換された加圧力に応
じた指令信号を修正サーボ15に与える一方、ウオーム
振れ測定用リニアゲージ13により測定されたウオーム
部50bの最大の振れ量のデータに基づいて修正量算出
手段42およびサーボコントローラ43によって変換さ
れた加圧力に応じた指令信号を修正サーボ15に与え
る。
【0039】位相検出ピーク検出手段41は、先端振れ
測定用リニアゲージ12により測定された先端軸部50
cの最大の振れ量のデータを修正量算出手段42に与え
る一方、ウオーム振れ測定用リニアゲージ13により測
定されたウオーム部50bの最大の振れ量のデータを修
正量算出手段42に与える。
【0040】修正量算出手段42は、位相検出ピーク検
出手段41より与えられた先端軸部50cの最大の振れ
量のデータを修正サーボ15の修正量となる加圧ストロ
ークに変換するための演算処理を行う一方、位相検出ピ
ーク検出手段41より与えられたウオーム部50bの最
大の振れ量のデータを修正サーボ15の修正量となる加
圧ストロークに変換するための演算処理を行う。
【0041】修正量算出手段42は、修正量を得るため
に、修正量(y)=振れ量(a)・乗算補正値(X)+
加算補正値(b)+補正値(c)を用いる。修正量算出
手段42により得られた修正量の値は、シーケンスコン
トローラ45に転送されて並べられたうえで、データ保
存回路44に転送されて所定の記憶エリアに格納され
る。
【0042】上記のシャフト曲り修正装置1は、図9な
いし図14に示される搬送ルーチン、測定ルーチン、修
正ルーチンに基づいて制御が行われる。
【0043】制御が開始され、前の工程から搬送台2の
搬送部入口20a、21a、22aにウオームシャフト
50が運ばれてくると、搬送部入口センサ28、29、
30によりウオームシャフト50が搬送部入口20a、
21a、22aに在ることが検出される。すると、ステ
ップ100においての判別で“搬送部入口20a、21
a、22aにウオームシャフト50があるので”ステッ
プ101に移行する。このとき、搬送部出口センサ3
4、35、36により修正結果が不良となったウオーム
シャフト50が搬送部出口20b、21b、22bに在
ることが検出されておらず、ステップ101においての
判別で“NG排出位置にシャフトがないので”ステップ
106に移行する。
【0044】ステップ101から移行したステップ10
6において搬送上下シリンダ23、24が上昇駆動され
てステップ107に移行し、ステップ107において搬
送前後シリンダ25が前進駆動されてステップ108に
移行し、ステップ108において搬送上下シリンダ2
3、24が下降駆動されてステップ109に移行し、ス
テップ109において搬送前後シリンダ25が後退駆動
されることによって、ウオームシャフト50が搬送台2
上をピッチL1で順次送られてくる。
【0045】ウオームシャフト50がシャフト支持用ロ
ーラ3、4、補助ローラ5、6上に運ばれてくるまでの
あいだは、修正位置センサ31、32、33によりウオ
ームシャフト50の存在が確認されず、ステップ109
から移行したステップ110においての判別で“修正位
置にウオームシャフト50がないので”ステップ100
に戻るルーチンが繰り返し行われ、搬送工程が続行され
る。
【0046】そして、ウオームシャフト50がシャフト
支持用ローラ3、4、補助ローラ5、6上に運ばれてく
ると、搬送工程に続いて図3、図4に示される第1工程
が実行される。この第1工程では修正位置センサ31、
32、33によりウオームシャフト50の存在が確認さ
れ、ステップ109から移行したステップ110におい
ての判別で“修正位置にウオームシャフト50があるの
で”ステップ111に移行する。
【0047】ステップ110から移行したステップ11
1においてシャフトプッシュシリンダ8が前進駆動され
る。このとき、シャフトプッシュシリンダ8が前進端に
くるまでのあいだは、ステップ111から移行したステ
ップ112においての判別で“シャフトプッシュシリン
ダ8が前進端にないので”ステップ112を繰り返し実
行し、シャフトプッシュシリンダ8が前進端までくる
と、ステップ112においての判別で“シャフトプッシ
ュシリンダ8が前進端にあるので”ステップ113に移
行する。シャフトプッシュシリンダ8が前進端までくる
ことによって、ウオームシャフト50の先端軸部50c
が位置決めブロック7に衝突してウオームシャフト50
が位置決めされて第1工程が終了する。
【0048】ステップ113から第2工程が実行され
る。この第2工程では、ステップ113においてシャフ
ト押さえシリンダ11が下降駆動されてステップ114
に移行し、ステップ114において修正サーボ15が待
機位置へ下降駆動されてステップ115に移行する。
【0049】シャフト押さえシリンダ11が下降端にく
るまでのあいだは、ステップ115においての判別で
“シャフト押さえシリンダ11が下降端にないので”ス
テップ115を繰り返し実行し、シャフト押さえシリン
ダ11が下降端までくると、ステップ115においての
判別で“シャフト押さえシリンダ11が下降端にきたの
で”ステップ116に移行する。
【0050】そして、ステップ116においてシャフト
プッシュシリンダ8が後退駆動されてステップ117に
移行し、ステップ117においてシャフト回転モータ9
に回転電流が供給されることによって回転が開始されて
ステップ118に移行する。ステップ118ではシャフ
ト回転モータ9の回転が安定するまで予め定められた時
間の経過をおいてステップ119に移行し、ステップ1
19において振れ量測定スタート位置が記憶されてステ
ップ120に移行し、ステップ120において先端振れ
測定用リニアゲージ12によりウオームシャフト50の
先端軸部50cの振れ量が測定されるとともに、ウオー
ム振れ測定用リニアゲージ13によりウオームシャフト
50のウオーム部50bの振れ量が測定されてステップ
121に移行する。
【0051】ステップ121においてロータリーエンコ
ーダ10の回転確認が開始されてステップ122に移行
する。このとき、ロータリーエンコーダ10の当接回転
体10aがウオームシャフト50のシャフト本体50a
に当接していなかったりしてロータリーエンコーダ10
より回転信号が発生しないと、ステップ122において
の判別で“ロータリーエンコーダ10は回転していない
ので”ステップ124に移行してアラームが表示されて
ステップ125に移行し、ステップ125において設備
の作動が停止される。
【0052】ロータリーエンコーダ10より回転信号が
発生すると、ステップ122においての判別で“ロータ
リーエンコーダ10は回転しているので”ステップ12
3に移行し、ステップ123においてロータリーエンコ
ーダ10が1回転するまでの時間の待機が実行されてス
テップ126に移行する。
【0053】ステップ126において先端振れ測定用リ
ニアゲージ12により測定されたウオームシャフト50
の先端軸部50cの振れ量が算出されるとともに、ウオ
ーム振れ測定用リニアゲージ13により測定されたウオ
ームシャフト50のウオーム部50bの振れ量が算出さ
れて第2工程が終了する。そして、ステップ126から
図6に示される第3工程が始まり、ステップ126から
移行したステップ127において算出されたそれぞれの
振れ量の値の判定が実行される。
【0054】振れ量の判定はステップ128において測
定された振れ量の値が予め定められ基準値に対して比較
されることによって行われる。このとき、ウオームシャ
フト50の先端部50cの振れ量およびウオーム部50
bの振れ量が基準値内にないと、ステップ134におい
てそのエントリー番号のウオームシャフトが修正必要と
してセットされてステップ135に移行し、図7に示さ
れる第4工程が実行される。
【0055】第4工程では、ステップ135においてシ
ーケンスコントローラ45の内部カウンタにより曲り修
正の回数がカウントされており、曲り修正の回数は1回
目であるから、ステップ135においての判別で“修正
回数がカウントアップしていないので”ステップ137
に移行して修正モードの確認が実行される。修正モード
の確認は、ウオームシャフト50に形成されたウオーム
部50bの創成方法により予め定められているので人為
的にセットされる。そして、先端軸部50cおよびウオ
ーム部50bが直線的にしてシャフト本体50aに対し
て曲がっていると測定されたことによって先端を先に修
正するモードになっている場合、ステップ138におい
ての判別でステップ140に移行して測定結果が規格内
にあるか否かが判別されることにより、ステップ141
に移行する。ステップ140では、先端を先に修正する
モードになっていて、先端軸部50cの曲り修正が行わ
れた結果、先端の振れ量が規格内に入った場合、ステッ
プ155に移行する。
【0056】ステップ140から移行したステップ14
1において先端軸部50cの最大の振れ部分を修正サー
ボ15側に向けて配置してステップ142に移行し、ス
テップ142においてモードの確認が行われる。このス
テップ142においてのモードの確認はアンビル14a
を使うモードか否かの確認であるため、ステップ142
から移行したステップ143においての判別で“アンビ
ルを使用するモードではないので”ステップ145に移
行する。
【0057】ステップ143から移行したステップ14
5において先端軸部50cの振れ量のデータがパソコン
へ転送されてステップ146に移行し、ステップ146
において修正サーボ15による加圧ストロークが計算さ
れてステップ147に移行し、ステップ147において
算出した修正量がシーケンスコントローラ45に転送さ
れてステップ148に移行する。
【0058】そして、ステップ148において修正サー
ボ15の押矢15aが先端軸部50cに当接するまで修
正サーボ15が下降駆動されてステップ149に移行す
る。ステップ149では、シャフトプッシャー11cと
によって押矢15aの当たり位置が検出されるから、当
たり位置が検出されるまでのあいだはステップ149を
繰り返し実行し、当たり位置が検出されたところでステ
ップ150に移行する。
【0059】ステップ150において修正サーボ15が
一時停止されてステップ151に移行し、ステップ15
1において既に算出されている修正量がパルス数に変換
されてステップ152に移行し、ステップ152におい
て修正サーボ15にパルス数が転送されてステップ15
3に移行する。
【0060】ステップ153において修正サーボ15が
下降駆動されるから、先端軸部50cに曲げ応力が与え
られてステップ154に移行し、ステップ154におい
て指示したパルス数の分で修正サーボ15が上昇駆動さ
れる。
【0061】そして、ステップ154からステップ11
9に移行して一回目の修正が終了したウオームシャフト
50の振れ量の測定が実行される。ステップ119にお
いて振れ量測定スタート位置が記憶されてステップ12
0に移行し、ステップ120において先端振れ測定用リ
ニアゲージ12によりウオームシャフト50の先端軸部
50cの振れ量が測定され、ウオーム振れ測定用リニア
ゲージ13によりウオームシャフト50のウオーム部5
0bの振れ量が測定されてステップ121に移行する。
【0062】ステップ121においてロータリーエンコ
ーダ10の回転確認が開始されてステップ122に移行
する。このとき、ロータリーエンコーダ10より回転信
号が発生しないと、ステップ122においての判別で
“エンコーダは回転していないので”ステップ124に
移行してアラームが表示されステップ125に移行し、
ステップ125において設備の作動が停止される。
【0063】ロータリーエンコーダ10より回転信号が
発生すると、ステップ122においての判別で“ロータ
リーエンコーダ10は回転しているので”ステップ12
3に移行し、ステップ123においてロータリーエンコ
ーダ10が1回転するまでの時間の待機が実行されてス
テップ126に移行する。
【0064】ステップ126において先端振れ測定用リ
ニアゲージ12により測定されたウオームシャフト50
の先端軸部50cの振れ量が算出されるとともに、ウオ
ーム振れ測定用リニアゲージ13により測定されたウオ
ームシャフト50のウオーム部50bの振れ量が算出さ
れる。ステップ126から移行したステップ127にお
いて算出されたそれぞれの振れ量の値の判定が実行され
る。
【0065】振れ量の判定はステップ128において測
定された振れ量の値が予め定められ基準値に対して比較
されることによって行われる。このとき、一回目の修正
によってウオームシャフト50の先端部50cの振れ量
およびウオーム部50bの振れ量が基準値内に入ると、
ステップ129に移行してこのエントリー番号のウオー
ムシャフト50が合格品として記憶されてステップ13
0に移行する。
【0066】そして、ステップ130においての判別で
“アンビル14aは使用していないので”ステップ13
2に移行し、ステップ132においてシャフト押さえシ
リンダ11が上昇駆動されてステップ133に移行し、
ステップ133において修正サーボ15が上昇駆動され
て曲り修正が終了する。
【0067】一方、ウオーム部50bがシャフト本体5
0aに対して曲がっておらず、先端軸部50cがウオー
ム部50bに対して曲がっていると測定されたことによ
ってウオームを先に修正するモードになっている場合、
図8に示される第4工程が実行される。第4工程では、
ステップ138においての判別でステップ139に移行
して測定結果が規格内にあるか否かが判別され、“ウオ
ーム振れが規格内にないので”ステップ155に移行す
る。ステップ139では、ウオームを先に修正するモー
ドになっていて、曲り修正の結果、ウオーム部50bの
振れが規格内に入った場合、ステップ141に移行す
る。
【0068】ステップ139から移行したステップ15
5においてウオーム部50bを先に規格に入れるモード
であるか否かが判別され、“ウオーム部50bを先に規
格に入れるモードになっているので”ステップ157に
移行し、ステップ157においてウオーム部50bの最
大の振れ部分を修正サーボ15側に向けて配置してステ
ップ158に移行し、ステップ158においてモードの
確認が行われる。このステップ158においてのモード
の確認はアンビル14aを使うモードか否かの確認であ
るため、ステップ158から移行したステップ159に
おいての判別で“アンビルを使用するモードであるの
で”ステップ160に移行する。ステップ155におい
ての判別でウオーム部50bを先に規格に入れるモード
になっていない場合、ステップ156に移行し、ステッ
プ156においてウオーム部50bの最大の振れ部分を
修正サーボ15とは反対側に向ける。
【0069】ステップ159から移行したステップ16
0においてウオーム部50bの振れ量のデータがパソコ
ンへ転送されてステップ162に移行し、ステップ16
2において修正サーボ15による加圧ストロークが計算
されてステップ163に移行し、ステップ163におい
て算出した修正量がシーケンスコントローラ45に転送
されてステップ148に移行する。
【0070】そして、ステップ148において修正サー
ボ15の押矢15aが先端軸部50cに当接するまで修
正サーボ15が下降駆動されてステップ149に移行す
る。ステップ149では、シャフトプッシャー11cと
によって押矢15aの当たり位置が検出されるから、当
たり位置が検出されるまではステップ149を繰り返し
実行し、当たり位置が検出されたところでステップ15
0に移行する。
【0071】ステップ150において修正サーボ15が
一時停止されてステップ151に移行し、ステップ15
1において算出されている修正量がパルスに変換されて
ステップ152に移行し、ステップ152において修正
サーボ15にパルス数が転送されてステップ153に移
行する。
【0072】ステップ153において修正サーボ15が
下降駆動されるから、先端軸部50cに曲げ応力が与え
られてステップ154に移行し、ステップ154におい
て指示したパルス数の分で修正サーボ15が上昇駆動さ
れる。
【0073】そして、ステップ154からステップ11
9に移行して一回目の修正が終了したウオームシャフト
50の振れ量の測定が実行される。ステップ119にお
いて振れ量測定スタート位置が記憶されてステップ12
0に移行し、ステップ120において先端振れ測定用リ
ニアゲージ12によりウオームシャフト50の先端軸部
50cの振れ量が測定され、ウオーム振れ測定用リニア
ゲージ13によりウオームシャフト50のウオーム部5
0bの振れ量が測定されてステップ121に移行する。
【0074】ステップ121においてロータリーエンコ
ーダ10の回転確認が開始されてステップ122に移行
する。このとき、ロータリーエンコーダ10より回転信
号が発生しないと、ステップ122においての判別で
“エンコーダは回転していないので”ステップ124に
移行してアラームが表示されステップ125に移行し、
ステップ125において設備の作動が停止される。
【0075】ロータリーエンコーダ10より回転信号が
発生すると、ステップ122においての判別で“ロータ
リーエンコーダ10は回転しているので”ステップ12
3に移行し、ステップ123においてロータリーエンコ
ーダ10が1回転するまで待機が実行されてステップ1
26に移行する。
【0076】ステップ126において先端振れ測定用リ
ニアゲージ12により測定されたウオームシャフト50
の先端軸部50cの振れ量が算出されるとともに、ウオ
ーム振れ測定用リニアゲージ13により測定されたウオ
ームシャフト50のウオーム部50bの振れ量が算出さ
れる。ステップ126から移行したステップ127にお
いて算出されたそれぞれの振れ量の値の判定が実行され
る。
【0077】振れ量の判定はステップ128において測
定された振れ量の値が予め定められ基準値に対して比較
されることによって行われる。このとき、一回目の修正
によってウオームシャフト50の先端軸部50cの振れ
量およびウオーム部50bの振れ量が基準値内に入る
と、ステップ129に移行してこのエントリー番号のウ
オームシャフト50が合格品として記憶されてステップ
130に移行する。
【0078】ステップ130においての判別で“アンビ
ル14aは使用しているので”ステップ131に移行
し、ステップ131においてアンビルシリンダ14が戻
り駆動されたステップ132に移行し、ステップ132
においてシャフト押さえシリンダ11が上昇駆動されて
ステップ133に移行し、ステップ133において修正
サーボ15が上昇駆動されて曲り修正が終了する。
【0079】上述した曲り修正のルーチンがシーケンス
コントローラ45の内部カウンタにより定められた5回
繰り返し行われたにも拘らず、振れ量が規格内に入らな
いと、ステップ128においての判別でステップ134
に移行し、ステップ134から移行したステップ135
においての判別でステップ136に移行するため、ステ
ップ136においてそのウオームシャフト50のエント
リー番号が不良品として記憶され、ステップ130、ス
テップ131、ステップ132、ステップ133が実行
され、その次の回のルーチンで、搬送部出口センサ3
4、35、36により修正結果が不良となったウオーム
シャフト50が搬送部出口20b、21b、22bに在
ることが検出されるため、ステップ100から移行した
ステップ101においての判別で“NG排出位置にシャ
フトがあるので”ステップ102に移行し、ステップ1
02においてそのウオームシャフト50のエントリー番
号が不良品として記憶されている否かが照合されるか
ら、ステップ102においての判別で“NGシャフトで
あるので”ステップ103に移行して不良品押上シリン
ダ26が上昇駆動されてステップ104に移行し、ステ
ップ104において不良品押上シリンダ26の上昇時間
が経過され、不良品押上シリンダ26が上昇端に到達す
ることによって、そのウオームシャフト50が不良品ス
トッカ21に収容され、ステップ105に移行して不良
品押上シリンダ26が下降駆動される不良品の除去工程
が行われる。
【0080】上述したように、ウオームシャフト50の
先端軸部50cおよびウオーム部50bが直線的にして
シャフト本体50aに対して曲がっている場合、修正サ
ーボ15の押矢15aによりウオームシャフト50の先
端軸部50cの押圧制御が行われ、これとは異なり、シ
ャフト本体50aに対してウオーム部50bの曲りが小
さく、且つ、先端軸部50cがウオーム部50bに対し
て曲がっている場合、アンビル14aをウオーム部50
bに当接させながら修正サーボ15の押矢15aによる
押圧制御が行われる。そのため、シャフト本体50aに
対する先端軸部50cおよびウオーム部50bの直線的
な曲がりも、シャフト本体50aに対するウオーム部5
0bの曲りが小さい場合の先端軸部50cのウオーム部
50bに対する曲がりも修正モードの変更により簡潔に
行われる。
【0081】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1に係わるシャフト曲がり修正装置によれば、先端
軸部およびウオーム部が直線的にしてシャフト本体に対
して曲がっている場合、押圧手段によりウオームシャフ
トの先端軸部の押圧制御が行われ、これとは異なり、シ
ャフト本体に対してウオーム部の曲りが小さく、且つ、
先端軸部がウオーム部に対して曲がっている場合、アン
ビルをウオーム部に当接させながら押圧手段による押圧
制御が行われる。それ故、シャフト本体に対する先端軸
部およびウオーム部の直線的な曲がりも、シャフト本体
に対するウオーム部の曲りが小さい場合の先端軸部のウ
オーム部に対する曲がりも修正モードの変更により簡潔
に行われる。よって、シャフト本体に対するウオーム部
の曲り量およびウオーム部に対する先端軸部の曲り量に
より、修正する箇所を適宜変更することにより、曲りの
修正率を高くすることができるという優れた効果を奏す
る。この発明の請求項2に係わるシャフト曲り修正装置
によれば、第1のゲージが先端軸部のシャフト本体に対
する最大の曲り量を検出し、第2のゲージがウオーム部
のシャフト本体に対する最大の曲り量を検出する。それ
故、請求項1の効果に加え、シャフト本体に対して先端
軸部およびウオーム部が直線的に曲がっているのか、あ
るいは、シャフト本体に対してウオーム部の曲りが小さ
くて先端軸部がウオーム部に対して曲がっているのかの
判別が同時に行われ、アンビルの使用の有無が決定され
るという優れた効果を奏する。
【0082】この発明の請求項3に係わるシャフト曲り
修正装置によれば、先端軸部およびウオーム部が直線的
にしてシャフト本体に対して曲がっている場合、押圧手
段によりウオームシャフトの先端軸部の押圧制御を第1
のゲージの検出値が小さくなるまで複数回行い、これと
は異なり、シャフト本体に対してウオーム部の曲りが小
さくて先端軸部がウオーム部に対して曲がっている場
合、アンビルをウオーム部に当接させながら押圧手段に
よる押圧制御を第2のゲージの検出値が小さくなるまで
複数回行う。それ故、請求項2の効果に加え、ウオーム
シャフトは複数回の押圧制御によって確実に修正される
という優れた効果を奏する。
【0083】この発明の請求項4に係わるシャフト曲り
修正方法によれば、第2工程によって、先端軸部および
ウオーム部が直線的にしてシャフト本体に対して曲がっ
ていることがゲージにより測定されると、第3工程によ
って、ウオームシャフトの先端軸部の最大の曲り部分が
押圧手段側に配置されるとともに、ローラを支点として
押圧手段がウオームシャフトの先端軸部に当接すること
により、シャフト本体の端部がシャフト押さえ手段に当
接し、第4工程によって、測定結果に応じた加圧力で押
圧手段によりウオームシャフトの先端軸部が押圧され
る。また、第2工程によって、シャフト本体に対してウ
オーム部の曲りが小さくて先端軸部がウオーム部に対し
て曲がっていることがゲージにより測定されると、第3
工程によって、ウオームシャフトの先端軸部の最大の曲
り部分が押圧手段側に配置されるとともに、ローラを支
点として押圧手段がウオームシャフトの先端軸部に当接
することにより、シャフト本体の端部がシャフト押さえ
手段に当接し、第4工程によって、アンビルがウオーム
部に当接しながら、測定結果に応じた加圧力で押圧手段
によりウオームシャフトの先端軸部が押圧される。それ
故、先端軸部およびウオーム部が直線的にしてシャフト
本体に対して曲がっている場合およびシャフト本体に対
してウオーム部の曲りが小さくて先端軸部がウオーム部
に対して曲がっている場合の修正が同一の工程内で順次
行われるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるシャフト曲り修正装置の一実
施例の概要図である。
【図2】図1に示したシャフト曲り修正装置の搬送台を
含む側面図である。
【図3】図1に示したシャフト曲り修正装置においての
第1工程の側面図である。
【図4】図1に示したシャフト曲り修正装置においての
第1工程の側面図である。
【図5】図1に示したシャフト曲り修正装置においての
第2工程の側面図である。
【図6】図1に示したシャフト曲り修正装置においての
第3工程の側面図である。
【図7】図1に示したシャフト曲り修正装置においての
第4工程の側面図である。
【図8】図1に示したシャフト曲り修正装置においての
第4工程の側面図である。
【図9】図1に示したシャフト曲り修正装置の制御動作
を説明するフローチャートである。
【図10】図1に示したシャフト曲り修正装置の制御動
作を説明するフローチャートである。
【図11】図1に示したシャフト曲り修正装置の制御動
作を説明するフローチャートである。
【図12】図1に示したシャフト曲り修正装置の制御動
作を説明するフローチャートである。
【図13】図1に示したシャフト曲り修正装置の制御動
作を説明するフローチャートである。
【図14】図1に示したシャフト曲り修正装置の制御動
作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 シャフト曲り修正装置 3 (ローラ)シャフト支持用ローラ 4 (ローラ)シャフト支持用ローラ 5 (ローラ)補助用ローラ 6 (ローラ)補助用ローラ 7 位置決めブロック 8 (シャフト位置決め手段)シャフトプッシュシリン
ダ 9 シャフト回転モータ 10 (エンコーダ)ロータリーエンコーダ 11 (シャフト押さえ手段)シャフト押さえシリンダ 12 (ゲージ)(第1のゲージ)先端振れ測定用リニ
アゲージ 13 (ゲージ)(第2のゲージ)ウオーム振れ測定用
リニアゲージ 14a アンビル 15 (押圧手段)修正サーボ 16 コントローラ 38 カウンタ回路 50 ウオームシャフト 50a シャフト本体 50b ウオーム部 50c 先端軸部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸状のシャフト本体の端部寄りにウオー
    ム部が形成されているとともに、該ウオーム部の端部に
    先端軸部が形成されたウオームシャフトの曲りを修正す
    るシャフト曲り修正装置であって、 上記ウオームシャフトを回転可能に支持するローラと、 上記ローラの端部に配置された位置決めブロックと、 上記ウオームシャフトを介して位置決めブロックに対向
    配置されたシャフト位置決め手段と、 上記シャフト位置決め手段により上記位置決めブロック
    に当接して位置決めされたウオームシャフトを回転させ
    るシャフト回転モータと、 上記シャフト回転モータにより回転している上記ウオー
    ムシャフトの回転位置を検出して回転信号を発生するエ
    ンコーダと、 上記シャフト回転モータにより回転している上記ウオー
    ムシャフトの先端軸部またはウオーム部に接触すること
    により、該先端軸部またはウオーム部のシャフト本体に
    対する曲り量を検出するゲージと、 上記ウオームシャフトの先端軸部を押圧可能に配置され
    た押圧手段と、 上記ウオームシャフトのシャフト本体の端部に当接可能
    に配置されるシャフト押さえ手段と、 上記ウオームシャフトのウオーム部に接触可能にして、
    ウオームシャフトを介して押圧手段に対向配置されたア
    ンビルと、 上記シャフト本体に対して先端軸部およびウオーム部が
    直線的に曲がっている場合、押圧手段によりウオームシ
    ャフトの先端軸部の押圧制御を行う一方、シャフト本体
    に対してウオーム部の曲りが小さく、且つ、先端軸部が
    ウオーム部に対して曲がっている場合、アンビルをウオ
    ーム部に当接させながら押圧手段による押圧制御を行う
    コントローラを備えていることを特徴とするシャフト曲
    り修正装置。
  2. 【請求項2】 ゲージには、回転しているウオームシ
    ャフトの先端軸部に接触することにより該先端軸部のシ
    ャフト本体に対する最大の曲り量を検出する第1のゲー
    ジと、回転している該ウオームシャフトのウオーム部に
    接触することにより該ウオーム部のシャフト本体に対す
    る最大の曲り量を検出する第2のゲージとが備えられて
    いることを特徴とする請求項1に記載のシャフト曲り修
    正装置。
  3. 【請求項3】 コントローラは、シャフト本体に対して
    先端軸部およびウオーム部が直線的に曲がっている場合
    に、押圧手段によりウオームシャフトの先端軸部の押圧
    制御を第1のゲージの検出値が小さくなるまで複数回行
    う一方、シャフト本体に対してウオーム部の曲りが小さ
    く、且つ、先端軸部がウオーム部に対して曲がっている
    場合に、アンビルをウオーム部に当接させながら押圧手
    段による押圧制御を第2のゲージの検出値が小さくなる
    まで複数回行い、 コントローラには、押圧手段による押圧制御の回数を予
    め定められた回数まで計数するカウンタ回路を備えてい
    ることを特徴とする請求項2に記載のシャフト曲り修正
    装置。
  4. 【請求項4】 軸状のシャフト本体の端部寄りにウオー
    ム部が形成されているとともに、該ウオーム部の端部に
    先端軸部が形成されたウオームシャフトをローラ上に搬
    送し、該ウオームシャフトをシャフト位置決め手段で押
    圧することにより、先端軸部を位置決めブロックに当接
    させてウオームシャフトの位置決めを行う第1工程と、 ローラ上に位置決めされたウオームシャフトをシャフト
    回転モータにより1回転させながら、ウオームシャフト
    の回転位置に応じてシャフト本体に対する先端軸部およ
    びウオーム部の曲り量を測定する第2工程と、 ウオームシャフトの先端軸部またはウオーム部の最大の
    曲り部分を押圧手段側に配置させるとともに、ローラを
    支点として押圧手段をウオームシャフトの先端軸部に当
    接させることにより、シャフト本体の端部をシャフト押
    さえ手段に当接させる第3工程と、 第2工程の測定結果により、ウオームシャフトのウオー
    ム部および先端軸部がシャフト本体に対して直線的に曲
    がっていると検知された場合、測定結果に応じた加圧力
    で押圧手段によりウオームシャフトの先端軸部を押圧す
    る一方、第2工程の測定結果により、シャフト本体に対
    してウオーム部の曲りが小さく、且つ、先端軸部がウオ
    ーム部に対して曲がっている場合、アンビルをウオーム
    部に当接させながら、測定結果に応じた加圧力で押圧手
    段によりウオームシャフトの先端軸部を押圧する第4工
    程とからなることを特徴とするシャフト曲り修正方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113102565A (zh) * 2021-02-21 2021-07-13 旺荣电子(深圳)有限公司 一种触片二次弯折装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113102565A (zh) * 2021-02-21 2021-07-13 旺荣电子(深圳)有限公司 一种触片二次弯折装置
CN113102565B (zh) * 2021-02-21 2023-03-17 旺荣电子(深圳)有限公司 一种触片二次弯折装置

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