JPH11112894A - テレビチューナ、チューナｉｃ、テレビチューナの制御方法 - Google Patents
テレビチューナ、チューナｉｃ、テレビチューナの制御方法Info
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- JPH11112894A JPH11112894A JP9266467A JP26646797A JPH11112894A JP H11112894 A JPH11112894 A JP H11112894A JP 9266467 A JP9266467 A JP 9266467A JP 26646797 A JP26646797 A JP 26646797A JP H11112894 A JPH11112894 A JP H11112894A
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- H03J5/00—Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner
- H03J5/24—Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with a number of separate pretuned tuning circuits or separate tuning elements selectively brought into circuit, e.g. for waveband selection or for television channel selection
- H03J5/242—Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with a number of separate pretuned tuning circuits or separate tuning elements selectively brought into circuit, e.g. for waveband selection or for television channel selection used exclusively for band selection
- H03J5/244—Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with a number of separate pretuned tuning circuits or separate tuning elements selectively brought into circuit, e.g. for waveband selection or for television channel selection used exclusively for band selection using electronic means
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- Signal Processing (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 二種類のフォーマットが存在するバンド切換
データに対して一種類のチューナ制御装置でチューナ装
置のＵＨＦモードとＶＨＦモードとを切換制御できるよ
うにする。 【解決手段】 バンド切換データのＶＨＦ用の二つのビ
ットデータを論理積してチューナ装置１０３の制御信号
とすることにより、ＵＨＦ用とＦＭ用のビットデータの
位置が入れ替わっても制御に影響がないようにした。
データに対して一種類のチューナ制御装置でチューナ装
置のＵＨＦモードとＶＨＦモードとを切換制御できるよ
うにする。 【解決手段】 バンド切換データのＶＨＦ用の二つのビ
ットデータを論理積してチューナ装置１０３の制御信号
とすることにより、ＵＨＦ用とＦＭ用のビットデータの
位置が入れ替わっても制御に影響がないようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＵＨＦモードおよ
びＶＨＦモードを切り換えてＵＨＦ帯域とＶＨＦ帯域と
の信号を受信するテレビチューナ、このようなテレビチ
ューナの動作モードを切換制御するチューナＩＣ、テレ
ビチューナの制御方法に関する。
びＶＨＦモードを切り換えてＵＨＦ帯域とＶＨＦ帯域と
の信号を受信するテレビチューナ、このようなテレビチ
ューナの動作モードを切換制御するチューナＩＣ、テレ
ビチューナの制御方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般的にテレビ放送の無線電波には三つ
の周波数帯域が利用されており、これはＶＨＦ−Ｌ帯域
とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域からなる。なお、以下で
は記述を簡略化するため、ＶＨＦ−Ｌ帯域をＶＬ帯、Ｖ
ＨＦ−Ｈ帯域をＶＨ帯、ＵＨＦ帯域をＵ帯、ＦＭ帯域を
ＦＭ帯と呼称し、ＶＬ帯とＶＨ帯とを総称してＶ帯と呼
称する。
の周波数帯域が利用されており、これはＶＨＦ−Ｌ帯域
とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域からなる。なお、以下で
は記述を簡略化するため、ＶＨＦ−Ｌ帯域をＶＬ帯、Ｖ
ＨＦ−Ｈ帯域をＶＨ帯、ＵＨＦ帯域をＵ帯、ＦＭ帯域を
ＦＭ帯と呼称し、ＶＬ帯とＶＨ帯とを総称してＶ帯と呼
称する。
【０００３】従来、いわゆるテレビチューナは、受信チ
ャネルをＬＣ(Ｌogical Ｃhannel)同調回路で選択する
が、上述した三つの帯域に一個のＬＣ同調回路で対応す
ることは困難である。そこで、従来の製品では三つの帯
域に個々に対応した三個のＬＣ同調回路を別個に設けて
切換制御しており、これは周波数変換部のＬＣ発振回路
でも同様である。
ャネルをＬＣ(Ｌogical Ｃhannel)同調回路で選択する
が、上述した三つの帯域に一個のＬＣ同調回路で対応す
ることは困難である。そこで、従来の製品では三つの帯
域に個々に対応した三個のＬＣ同調回路を別個に設けて
切換制御しており、これは周波数変換部のＬＣ発振回路
でも同様である。
【０００４】また、米国ではＦＭラジオの周波数帯域が
テレビ放送のＶＬ帯とＶＨ帯との間に位置するので、こ
れらＶ帯のテレビ電波の受信時にＦＭ帯のラジオ電波が
干渉して画像や音声の品質が劣化することがあり、これ
を防止するためにはＦＭ帯のラジオ電波をトラップする
必要がある。
テレビ放送のＶＬ帯とＶＨ帯との間に位置するので、こ
れらＶ帯のテレビ電波の受信時にＦＭ帯のラジオ電波が
干渉して画像や音声の品質が劣化することがあり、これ
を防止するためにはＦＭ帯のラジオ電波をトラップする
必要がある。
【０００５】しかし、やはり米国で普及しているケーブ
ルテレビの場合、有線放送する信号の周波数帯域が上述
のテレビ放送の無線電波と略同一であるが、ラジオ用の
ＦＭ帯まで割り当てられているので、ケーブルテレビの
利用時にはＦＭ帯をトラップすることはできない。
ルテレビの場合、有線放送する信号の周波数帯域が上述
のテレビ放送の無線電波と略同一であるが、ラジオ用の
ＦＭ帯まで割り当てられているので、ケーブルテレビの
利用時にはＦＭ帯をトラップすることはできない。
【０００６】このため、米国で利用されているテレビチ
ューナでは、テレビ電波を無線受信するアンテナにＦＭ
帯の信号をトラップするＦＭトラップ回路を接続し、こ
のＦＭトラップ回路をＶ帯のテレビ電波を無線受信する
ときには動作させ、ケーブルテレビの放送信号を有線受
信するときには休止させている。
ューナでは、テレビ電波を無線受信するアンテナにＦＭ
帯の信号をトラップするＦＭトラップ回路を接続し、こ
のＦＭトラップ回路をＶ帯のテレビ電波を無線受信する
ときには動作させ、ケーブルテレビの放送信号を有線受
信するときには休止させている。
【０００７】なお、現在のテレビチューナでは、Ｖ帯と
Ｕ帯との受信を切り換えるためにＬＣ同調回路のみ切り
換える構造でなく、Ｖ帯用とＵ帯用とを別個に形成した
高周波増幅回路や周波数変換回路などもＬＣ同調回路の
前段に接続してＶ帯受信回路とＵ帯受信回路とを形成し
ておき、このようなＶ帯受信回路とＵ帯受信回路との全
体を選択的に切り換えることが実行されている。
Ｕ帯との受信を切り換えるためにＬＣ同調回路のみ切り
換える構造でなく、Ｖ帯用とＵ帯用とを別個に形成した
高周波増幅回路や周波数変換回路などもＬＣ同調回路の
前段に接続してＶ帯受信回路とＵ帯受信回路とを形成し
ておき、このようなＶ帯受信回路とＵ帯受信回路との全
体を選択的に切り換えることが実行されている。
【０００８】このような構造のテレビチューナでは、回
路構造を簡単とすることができるとともに特性の劣化も
軽減することができ、回路を形成するトランジスタの雑
音指数や動作電流を使用帯域に対応して最適とすること
ができる。上述のようなＶ帯受信回路とＵ帯受信回路と
の切換制御は、最近では標準規格であるＩＩＬゲートを
使用してマイクロコンピュータにより標準化された動作
切換信号で実行されることが一般的である。
路構造を簡単とすることができるとともに特性の劣化も
軽減することができ、回路を形成するトランジスタの雑
音指数や動作電流を使用帯域に対応して最適とすること
ができる。上述のようなＶ帯受信回路とＵ帯受信回路と
の切換制御は、最近では標準規格であるＩＩＬゲートを
使用してマイクロコンピュータにより標準化された動作
切換信号で実行されることが一般的である。
【０００９】このようなテレビチューナの一従来例を図
４および図５を参照して以下に説明する。なお、図４は
テレビチューナの全体構造を示すブロック図であり、図
５はチューナＩＣの要部を示すブロック図である。
４および図５を参照して以下に説明する。なお、図４は
テレビチューナの全体構造を示すブロック図であり、図
５はチューナＩＣの要部を示すブロック図である。
【００１０】まず、ここで例示するテレビチューナ１
は、図４に示すように、高周波増幅部１００、チューナ
ＩＣ２００、ＬＣ部３００、制御回路４００、等を主要
部分として具備している。
は、図４に示すように、高周波増幅部１００、チューナ
ＩＣ２００、ＬＣ部３００、制御回路４００、等を主要
部分として具備している。
【００１１】高周波増幅部１００は、無線放送や有線放
送のテレビ信号を増幅し、チューナＩＣ２００は、増幅
されたテレビ信号を中間周波数に変換する。制御回路４
００は、適正な制御プログラムがソフトウェアとして実
装されたマイクロコンピュータからなり、上述のような
高周波増幅部１００やチューナＩＣ２００の動作を制御
する。
送のテレビ信号を増幅し、チューナＩＣ２００は、増幅
されたテレビ信号を中間周波数に変換する。制御回路４
００は、適正な制御プログラムがソフトウェアとして実
装されたマイクロコンピュータからなり、上述のような
高周波増幅部１００やチューナＩＣ２００の動作を制御
する。
【００１２】チューナＩＣ２００は、周波数変換部２を
具備しており、この周波数変換部２に、チューナ制御部
３が接続されている。チューナＩＣ２００の周波数変換
部２には、高周波増幅部１００のＵ帯用とＶ帯用との増
幅器４，５が前段に接続されているが、Ｖ帯用の増幅器
５のみＦＭトラップ回路６が前段に接続されている。
具備しており、この周波数変換部２に、チューナ制御部
３が接続されている。チューナＩＣ２００の周波数変換
部２には、高周波増幅部１００のＵ帯用とＶ帯用との増
幅器４，５が前段に接続されているが、Ｖ帯用の増幅器
５のみＦＭトラップ回路６が前段に接続されている。
【００１３】このＶ帯用の増幅器５が接続されたＦＭト
ラップ回路６とＵ帯用の増幅器４とは、一個の切換器７
に接続されており、この切換器７には入力端子８を介し
て無線放送用の受信アンテナや有線放送用の通信ケーブ
ル（ともに図示せず）が接続されている。
ラップ回路６とＵ帯用の増幅器４とは、一個の切換器７
に接続されており、この切換器７には入力端子８を介し
て無線放送用の受信アンテナや有線放送用の通信ケーブ
ル（ともに図示せず）が接続されている。
【００１４】チューナＩＣ２００の周波数変換部２は、
Ｕ帯用とＶ帯用との周波数混合手段である混合器１１，
１２を具備しており、これらの混合器１１，１２には、
局部発振手段であるＵ帯ＬＯ(Ｌocal Ｏscilator)１３
とＶ帯ＬＯ１４が接続されている。
Ｕ帯用とＶ帯用との周波数混合手段である混合器１１，
１２を具備しており、これらの混合器１１，１２には、
局部発振手段であるＵ帯ＬＯ(Ｌocal Ｏscilator)１３
とＶ帯ＬＯ１４が接続されている。
【００１５】これらのＬＯ１３，１４には、バッファ増
幅器１９を介してＰＬＬ(ＰhaseＬocked Ｌoop)部１５
が接続されており、このＰＬＬ部１５は、ＬＣ部３００
のＵ帯用とＶ帯用とのＬＣ１６，１７を介してＬＯ１
３，１４にフィードバック接続されている。
幅器１９を介してＰＬＬ(ＰhaseＬocked Ｌoop)部１５
が接続されており、このＰＬＬ部１５は、ＬＣ部３００
のＵ帯用とＶ帯用とのＬＣ１６，１７を介してＬＯ１
３，１４にフィードバック接続されている。
【００１６】上述のように増幅器４，５と混合器１１，
１２とＬＯ１３，１４とＬＣ１６，１７とがＵ帯用とＶ
帯用とで別個に形成されて順次接続されることで、ここ
にＵ帯受信手段であるＵ帯受信回路５００とＶ帯受信手
段であるＶ帯受信回路６００とが形成されている。
１２とＬＯ１３，１４とＬＣ１６，１７とがＵ帯用とＶ
帯用とで別個に形成されて順次接続されることで、ここ
にＵ帯受信手段であるＵ帯受信回路５００とＶ帯受信手
段であるＶ帯受信回路６００とが形成されている。
【００１７】Ｕ帯とＶ帯とのＬＯ１３，１４は所定の周
波数で各々発振し、混合器１１，１２は、Ｕ帯およびＶ
帯のテレビ信号をＬＯ１３，１４の発振周波数の混合に
より中間周波数に変換する。ＰＬＬ部１５は、Ｕ帯とＶ
帯とのＬＯ１３，１４の発振周波数に対応して制御電圧
をＬＣ１６，１７に出力し、これらのＬＣ１６，１７と
ともにＬＯ１３，１４の発振周波数を適正にフィードバ
ック制御する。
波数で各々発振し、混合器１１，１２は、Ｕ帯およびＶ
帯のテレビ信号をＬＯ１３，１４の発振周波数の混合に
より中間周波数に変換する。ＰＬＬ部１５は、Ｕ帯とＶ
帯とのＬＯ１３，１４の発振周波数に対応して制御電圧
をＬＣ１６，１７に出力し、これらのＬＣ１６，１７と
ともにＬＯ１３，１４の発振周波数を適正にフィードバ
ック制御する。
【００１８】ＰＬＬ部１５は、分周器４１、位相検出器
４２、基準発振器４３、チャージポンプ４４、バッファ
増幅器４５、等からなる。ＰＬＬ部１５の分周器４１
は、周波数変換部２のバッファ増幅器１９が出力する局
部発振信号を分周し、基準発振器４３は、所定の周波数
に設定された発振信号を出力する。
４２、基準発振器４３、チャージポンプ４４、バッファ
増幅器４５、等からなる。ＰＬＬ部１５の分周器４１
は、周波数変換部２のバッファ増幅器１９が出力する局
部発振信号を分周し、基準発振器４３は、所定の周波数
に設定された発振信号を出力する。
【００１９】位相検出器４２は、分周器４１が出力する
分周信号と基準発振器４３が出力する発振信号との位相
差に比例した電圧を出力し、チャージポンプ４４は、位
相検出器４２の出力電圧を所定の電圧まで昇圧する。バ
ッファ増幅器４５は、チャージポンプ４４で昇圧された
電圧の高周波成分を除去し、ＬＣ部３００のＵ帯とＶ帯
とのＬＣ１６，１７に制御電圧として出力する。
分周信号と基準発振器４３が出力する発振信号との位相
差に比例した電圧を出力し、チャージポンプ４４は、位
相検出器４２の出力電圧を所定の電圧まで昇圧する。バ
ッファ増幅器４５は、チャージポンプ４４で昇圧された
電圧の高周波成分を除去し、ＬＣ部３００のＵ帯とＶ帯
とのＬＣ１６，１７に制御電圧として出力する。
【００２０】なお、分周器４１は、受信チャネルに対応
して制御回路４００で指示される信号に対応して分周比
率を可変することができるので、その出力信号は受信周
波数に依存することなく一定の周波数となる。また、基
準発振器２６は、各地域の受信帯域やチャネル間隔に対
応するため、その発振周波数が制御回路４００の制御信
号に対応して切り換えられる。
して制御回路４００で指示される信号に対応して分周比
率を可変することができるので、その出力信号は受信周
波数に依存することなく一定の周波数となる。また、基
準発振器２６は、各地域の受信帯域やチャネル間隔に対
応するため、その発振周波数が制御回路４００の制御信
号に対応して切り換えられる。
【００２１】Ｕ帯用とＶ帯用との受信回路５００，６０
０の混合器１１，１２には、周波数変換部２の一個のＵ
Ｖ切換バッファ１８が接続されており、このＵＶ切換バ
ッファ１８にチューナ制御部３が接続されている。この
チューナ制御部３は、バンド切換バッファ２１を具備し
ており、このバンド切換バッファ２１には、Ｕ帯，ＦＭ
帯，ＶＨ帯，ＶＬ帯の制御信号の出力端子Ｐ１〜Ｐ４
が、この順番で一列に設けられている。
０の混合器１１，１２には、周波数変換部２の一個のＵ
Ｖ切換バッファ１８が接続されており、このＵＶ切換バ
ッファ１８にチューナ制御部３が接続されている。この
チューナ制御部３は、バンド切換バッファ２１を具備し
ており、このバンド切換バッファ２１には、Ｕ帯，ＦＭ
帯，ＶＨ帯，ＶＬ帯の制御信号の出力端子Ｐ１〜Ｐ４
が、この順番で一列に設けられている。
【００２２】Ｕ帯用の出力端子Ｐ４はＵ帯用の増幅器４
に接続されており、Ｖ帯用の二つの出力端子Ｐ１，Ｐ２
はＶ帯用の一個の増幅器５に共通に接続されている。Ｆ
Ｍ用の出力端子Ｐ３はＦＭトラップ回路６に接続されて
おり、Ｕ帯用の出力端子Ｐ４は増幅器４だけでなく周波
数変換部２のＵＶ切換バッファ１８にも接続されてい
る。
に接続されており、Ｖ帯用の二つの出力端子Ｐ１，Ｐ２
はＶ帯用の一個の増幅器５に共通に接続されている。Ｆ
Ｍ用の出力端子Ｐ３はＦＭトラップ回路６に接続されて
おり、Ｕ帯用の出力端子Ｐ４は増幅器４だけでなく周波
数変換部２のＵＶ切換バッファ１８にも接続されてい
る。
【００２３】チューナＩＣ２００のバンド切換バッファ
２１には、データ変換部２２が接続されており、このデ
ータ変換部２２には、ＰＬＬ部１５と制御回路４００と
が接続されている。より詳細には、図５に示すように、
制御回路４００とチューナ制御部３のデータ変換部２２
とは、ＩＩＣバス２３のデータ入力配線２４やクロック
入力配線２５などで接続されており、これらの入力配線
２４，２５は、データ変換部２２のシリアルパラレル変
換器２６に接続されている。
２１には、データ変換部２２が接続されており、このデ
ータ変換部２２には、ＰＬＬ部１５と制御回路４００と
が接続されている。より詳細には、図５に示すように、
制御回路４００とチューナ制御部３のデータ変換部２２
とは、ＩＩＣバス２３のデータ入力配線２４やクロック
入力配線２５などで接続されており、これらの入力配線
２４，２５は、データ変換部２２のシリアルパラレル変
換器２６に接続されている。
【００２４】このシリアルパラレル変換器２６は、ここ
では八個のＤ型のＦＦ回路２７…からなり、これらのＦ
Ｆ回路２７…の各々は、前段の入力端子と後段の正規出
力とがシリアルに順次接続されている。シリアルパラレ
ル変換器２６の最初の四個のＦＦ回路２７〜３０の正規
出力は、データラッチ回路３１の四個のＤ型のＦＦ回路
３２〜３５の入力端子にパラレルに接続されており、ク
ロック入力配線２５に接続された８クロックカウンタ３
６がデータラッチ回路３１の四個のＦＦ回路３２〜３５
の各々のコントロール端子に接続されている。
では八個のＤ型のＦＦ回路２７…からなり、これらのＦ
Ｆ回路２７…の各々は、前段の入力端子と後段の正規出
力とがシリアルに順次接続されている。シリアルパラレ
ル変換器２６の最初の四個のＦＦ回路２７〜３０の正規
出力は、データラッチ回路３１の四個のＤ型のＦＦ回路
３２〜３５の入力端子にパラレルに接続されており、ク
ロック入力配線２５に接続された８クロックカウンタ３
６がデータラッチ回路３１の四個のＦＦ回路３２〜３５
の各々のコントロール端子に接続されている。
【００２５】データラッチ回路３１の四個のＦＦ回路３
２〜３５の正規出力は、四ビットのバンド切換バッファ
３７にパラレルに接続されており、このバンド切換バッ
ファ３７が具備する四つのビットバッファが、前述した
Ｕ帯，ＦＭ帯，ＶＨ帯，ＶＬ帯の制御信号の出力端子Ｐ
１〜Ｐ４に接続されている。
２〜３５の正規出力は、四ビットのバンド切換バッファ
３７にパラレルに接続されており、このバンド切換バッ
ファ３７が具備する四つのビットバッファが、前述した
Ｕ帯，ＦＭ帯，ＶＨ帯，ＶＬ帯の制御信号の出力端子Ｐ
１〜Ｐ４に接続されている。
【００２６】従って、詳細には後述するが、制御回路４
００からチューナＩＣ２００のチューナ制御部３のシリ
アルパラレル変換器２６には、ＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈ
とＦＭとＵＨＦとの各々の選択の有無が一ビットで個々
に設定された八ビットの動作切換信号がシリアルに入力
され、チューナ制御部３バンド切換バッファ３７は、Ｖ
ＨＦ−ＬとＶＨＦ−ＨとＦＭとＵＨＦとの各々の選択の
有無が一ビットで個々に設定された少なくとも四ビット
の動作切換信号をパラレルに出力する。
００からチューナＩＣ２００のチューナ制御部３のシリ
アルパラレル変換器２６には、ＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈ
とＦＭとＵＨＦとの各々の選択の有無が一ビットで個々
に設定された八ビットの動作切換信号がシリアルに入力
され、チューナ制御部３バンド切換バッファ３７は、Ｖ
ＨＦ−ＬとＶＨＦ−ＨとＦＭとＵＨＦとの各々の選択の
有無が一ビットで個々に設定された少なくとも四ビット
の動作切換信号をパラレルに出力する。
【００２７】そこで、チューナＩＣ２００のチューナ制
御部３のバンド切換バッファ３７は、図４に示すよう
に、ＶＬ帯とＶＨ帯との設定データＤ１，Ｄ２を保持す
る第一第二のビットバッファＢ１，Ｂ２が高周波増幅部
１００のＶ帯用の増幅器５に接続されており、ＦＭ帯の
設定データＤ３を保持する第三のビットバッファＢ３が
ＦＭトラップ回路６に接続されている。Ｕ帯の設定デー
タＤ４を保持する第四のビットバッファＢ４は、Ｕ帯用
の増幅器４に接続されるとともに、制御出力配線３８を
介して周波数変換部２のＵＶ切換バッファ１８に接続さ
れている。
御部３のバンド切換バッファ３７は、図４に示すよう
に、ＶＬ帯とＶＨ帯との設定データＤ１，Ｄ２を保持す
る第一第二のビットバッファＢ１，Ｂ２が高周波増幅部
１００のＶ帯用の増幅器５に接続されており、ＦＭ帯の
設定データＤ３を保持する第三のビットバッファＢ３が
ＦＭトラップ回路６に接続されている。Ｕ帯の設定デー
タＤ４を保持する第四のビットバッファＢ４は、Ｕ帯用
の増幅器４に接続されるとともに、制御出力配線３８を
介して周波数変換部２のＵＶ切換バッファ１８に接続さ
れている。
【００２８】なお、バンド切換バッファ３７の第一第二
のビットバッファＢ１，Ｂ２は、高周波増幅部１００の
Ｖ帯増幅器５にも接続されており、第四のビットバッフ
ァＢ４は、Ｕ帯増幅器４に接続されるとともにインバー
タを介してＶ帯増幅器５にも接続されている。つまり、
Ｕ帯／Ｖ帯増幅器４，５は、Ｕ帯の設定データＤ４の選
択の有無に対応して一方のみ動作し、Ｖ帯増幅器５は、
ＶＬ帯とＶＨ帯との設定データＤ１，Ｄ２に対応して内
部のＬＣ同調回路（図示せず）の同調周波数帯がＶＬ帯
とＶＨ帯とに切り換わる。
のビットバッファＢ１，Ｂ２は、高周波増幅部１００の
Ｖ帯増幅器５にも接続されており、第四のビットバッフ
ァＢ４は、Ｕ帯増幅器４に接続されるとともにインバー
タを介してＶ帯増幅器５にも接続されている。つまり、
Ｕ帯／Ｖ帯増幅器４，５は、Ｕ帯の設定データＤ４の選
択の有無に対応して一方のみ動作し、Ｖ帯増幅器５は、
ＶＬ帯とＶＨ帯との設定データＤ１，Ｄ２に対応して内
部のＬＣ同調回路（図示せず）の同調周波数帯がＶＬ帯
とＶＨ帯とに切り換わる。
【００２９】上述した構造のテレビチューナ１は、例え
ば、米国でのテレビ信号の受信などに利用される。米国
の場合、ラジオ放送の無線電波のＦＭ帯がテレビ放送の
無線電波のＶＨ帯とＶＬ帯との間隙に割り当てられてい
るので、Ｖ帯の電波受信時には干渉を防止するためにＦ
Ｍ帯をトラップする必要がある。
ば、米国でのテレビ信号の受信などに利用される。米国
の場合、ラジオ放送の無線電波のＦＭ帯がテレビ放送の
無線電波のＶＨ帯とＶＬ帯との間隙に割り当てられてい
るので、Ｖ帯の電波受信時には干渉を防止するためにＦ
Ｍ帯をトラップする必要がある。
【００３０】一方、ケーブルテレビの送信信号の周波数
帯は上述のテレビ地上波と略同一であるが、そのチャネ
ルはＦＭ帯にも割り当てられているので、ケーブルテレ
ビの信号受信時にＦＭ帯をトラップすることはできな
い。そこで、このテレビチューナ１では、Ｖ帯の無線電
波の受信時とケーブルテレビの有線信号の受信時とで、
ＦＭトラップ回路６によるＦＭ帯のトラップの有無をチ
ューナ制御部３により切換制御している。
帯は上述のテレビ地上波と略同一であるが、そのチャネ
ルはＦＭ帯にも割り当てられているので、ケーブルテレ
ビの信号受信時にＦＭ帯をトラップすることはできな
い。そこで、このテレビチューナ１では、Ｖ帯の無線電
波の受信時とケーブルテレビの有線信号の受信時とで、
ＦＭトラップ回路６によるＦＭ帯のトラップの有無をチ
ューナ制御部３により切換制御している。
【００３１】また、上述したテレビ放送の無線電波やケ
ーブルテレビの有線信号は、Ｖ帯からＵ帯まで使用して
いるが、Ｕ帯とＶ帯とではハードウェアの兼用が困難で
ある。つまり、周波数変換部２は、Ｕ帯からＶ帯まで各
種帯域の信号を受信することができるが、このＵ帯とＶ
帯とでは受信に動作モードの切換制御が必要なので、こ
れもチューナ制御部３で実行している。
ーブルテレビの有線信号は、Ｖ帯からＵ帯まで使用して
いるが、Ｕ帯とＶ帯とではハードウェアの兼用が困難で
ある。つまり、周波数変換部２は、Ｕ帯からＶ帯まで各
種帯域の信号を受信することができるが、このＵ帯とＶ
帯とでは受信に動作モードの切換制御が必要なので、こ
れもチューナ制御部３で実行している。
【００３２】より詳細には、図５に示すように、ＶＬ帯
とＶＨ帯とＦＭ帯とＵ帯との各々の選択の有無が一ビッ
トで個々に設定された“Ｘ，Ｘ，Ｘ，Ｘ，Ｕ，ＦＭ，Ｖ
Ｈ，ＶＬ(Ｘは任意データ)”なる八ビットの動作切換信
号が、制御回路２からチューナ制御部３のデータ入力配
線２４に上述の順番でシリアルに入力される。
とＶＨ帯とＦＭ帯とＵ帯との各々の選択の有無が一ビッ
トで個々に設定された“Ｘ，Ｘ，Ｘ，Ｘ，Ｕ，ＦＭ，Ｖ
Ｈ，ＶＬ(Ｘは任意データ)”なる八ビットの動作切換信
号が、制御回路２からチューナ制御部３のデータ入力配
線２４に上述の順番でシリアルに入力される。
【００３３】この動作切換信号のシリアル入力はクロッ
ク信号に同期して実行されるので、入力開始から第八ク
ロックの信号入力が経過した時点では、シリアルパラレ
ル変換器２６の第一から第四のＦＦ回路２７〜３０に八
ビットの動作切換信号の最後の四ビットである“Ｕ，Ｆ
Ｍ，ＶＨ，ＶＬ”の部分が個々に保持されることにな
る。
ク信号に同期して実行されるので、入力開始から第八ク
ロックの信号入力が経過した時点では、シリアルパラレ
ル変換器２６の第一から第四のＦＦ回路２７〜３０に八
ビットの動作切換信号の最後の四ビットである“Ｕ，Ｆ
Ｍ，ＶＨ，ＶＬ”の部分が個々に保持されることにな
る。
【００３４】上述のように第八クロックが信号入力され
たとき、クロック信号を繰り返しカウントする８クロッ
クカウンタ３６がラッチ信号をデータラッチ部３１に出
力するので、シリアルパラレル変換器２６のＦＦ回路２
７〜３０で保持された動作切換信号の四ビットがデータ
ラッチ部３１の四個のＦＦ回路３２〜３５にパラレルに
取り込まれて保持される。
たとき、クロック信号を繰り返しカウントする８クロッ
クカウンタ３６がラッチ信号をデータラッチ部３１に出
力するので、シリアルパラレル変換器２６のＦＦ回路２
７〜３０で保持された動作切換信号の四ビットがデータ
ラッチ部３１の四個のＦＦ回路３２〜３５にパラレルに
取り込まれて保持される。
【００３５】このパラレルに変換された四ビットの動作
切換信号は、データラッチ回路３１の四個のＦＦ回路３
２〜３５で個々に保持されてからバンド切換バッファ３
７の四個のビットバッファにパラレルに入力される。こ
のようにバンド切換バッファ３７に入力されるパラレル
な四ビットの動作切換信号は、ＶＨ帯とＶＬ帯とＦＭ帯
とＵ帯との各々の選択の有無が一ビットで個々に設定さ
れている。
切換信号は、データラッチ回路３１の四個のＦＦ回路３
２〜３５で個々に保持されてからバンド切換バッファ３
７の四個のビットバッファにパラレルに入力される。こ
のようにバンド切換バッファ３７に入力されるパラレル
な四ビットの動作切換信号は、ＶＨ帯とＶＬ帯とＦＭ帯
とＵ帯との各々の選択の有無が一ビットで個々に設定さ
れている。
【００３６】例えば、受信帯域としてＵ帯が選択される
ときは、その設定データのみ“１”に設定され、他のＶ
Ｈ帯とＶＬ帯とＦＭ帯との設定データは“０”に設定さ
れる。そこで、バンド切換バッファ３７は、その第三の
ビットバッファに入力されるＵ帯用の設定データに対応
して、制御信号を制御出力配線３８から周波数変換部２
に出力する。
ときは、その設定データのみ“１”に設定され、他のＶ
Ｈ帯とＶＬ帯とＦＭ帯との設定データは“０”に設定さ
れる。そこで、バンド切換バッファ３７は、その第三の
ビットバッファに入力されるＵ帯用の設定データに対応
して、制御信号を制御出力配線３８から周波数変換部２
に出力する。
【００３７】このように制御信号が入力される周波数変
換部２では、入力される制御信号に対応してＵＶ切換バ
ッファ１８がＵ帯用とＶ帯用との混合器１１，１２およ
びＬＯ１３，１４を切り換えるので、Ｖ帯の信号受信に
対応したＶＨＦモードとＵ帯の信号受信に対応したＵＨ
Ｆモードとが切り換えられることになる。
換部２では、入力される制御信号に対応してＵＶ切換バ
ッファ１８がＵ帯用とＶ帯用との混合器１１，１２およ
びＬＯ１３，１４を切り換えるので、Ｖ帯の信号受信に
対応したＶＨＦモードとＵ帯の信号受信に対応したＵＨ
Ｆモードとが切り換えられることになる。
【００３８】前述のようにＶ帯増幅器５の同調周波数の
切換制御の都合から、動作切換信号にはＶＨＦ−ＬとＶ
ＨＦ−Ｈとが設定されているが、上述のようにＶＨＦモ
ードとＵＨＦモードとの切り換えはＵ帯の設定データの
選択の有無に基づいて実行しているので、動作切換信号
のＶＨ帯とＶＬ帯との設定データの何れが選択有りでも
関係なくＶＨＦモードを設定することができる。
切換制御の都合から、動作切換信号にはＶＨＦ−ＬとＶ
ＨＦ−Ｈとが設定されているが、上述のようにＶＨＦモ
ードとＵＨＦモードとの切り換えはＵ帯の設定データの
選択の有無に基づいて実行しているので、動作切換信号
のＶＨ帯とＶＬ帯との設定データの何れが選択有りでも
関係なくＶＨＦモードを設定することができる。
【００３９】なお、ＦＭ帯の設定データは、必然的にケ
ーブルテレビの有線信号の受信時のみ選択有りとなり、
テレビ放送の無線電波の受信時には選択無しとなる。そ
こで、チューナ制御部３のバンド切換器２１からＦＭ帯
の設定データが制御信号として入力される高周波増幅部
１００のＦＭトラップ回路６は、ＦＭ帯の設定データが
選択有りであるとＦＭ帯をトラップせず、ＦＭ帯の設定
データが選択無しであるとＦＭ帯をトラップする。
ーブルテレビの有線信号の受信時のみ選択有りとなり、
テレビ放送の無線電波の受信時には選択無しとなる。そ
こで、チューナ制御部３のバンド切換器２１からＦＭ帯
の設定データが制御信号として入力される高周波増幅部
１００のＦＭトラップ回路６は、ＦＭ帯の設定データが
選択有りであるとＦＭ帯をトラップせず、ＦＭ帯の設定
データが選択無しであるとＦＭ帯をトラップする。
【００４０】これでテレビ放送の無線電波の受信時には
ＦＭ帯がトラップされるので、これに帯域が隣接するＶ
Ｌ帯やＶＨ帯の無線電波がＶ帯受信回路６００により良
好に受信される。一方、ケーブルテレビの有線信号の受
信時にはＦＭ帯がトラップされないので、Ｖ帯受信回路
６００によりＦＭ帯の有線信号も良好に受信される。
ＦＭ帯がトラップされるので、これに帯域が隣接するＶ
Ｌ帯やＶＨ帯の無線電波がＶ帯受信回路６００により良
好に受信される。一方、ケーブルテレビの有線信号の受
信時にはＦＭ帯がトラップされないので、Ｖ帯受信回路
６００によりＦＭ帯の有線信号も良好に受信される。
【００４１】なお、上述のように動作するチューナＩＣ
２００としては、例えば、ＰＨＩＬＩＰＳ(登録商標)社
のＴＤＡ６４０２Ａなどがある(PHILIPS DATA SHEET TD
A6402A;TDA6403;TDA6403A 1997,Mar,06)。
２００としては、例えば、ＰＨＩＬＩＰＳ(登録商標)社
のＴＤＡ６４０２Ａなどがある(PHILIPS DATA SHEET TD
A6402A;TDA6403;TDA6403A 1997,Mar,06)。
【００４２】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなテレビチ
ューナ１では、チューナ制御部３が制御回路２から入力
される動作切換信号に対応して周波数変換部２の動作モ
ードを切り換えるので、この周波数変換部２がＵＨＦ信
号とＶＨＦ信号とを受信することができる。
ューナ１では、チューナ制御部３が制御回路２から入力
される動作切換信号に対応して周波数変換部２の動作モ
ードを切り換えるので、この周波数変換部２がＵＨＦ信
号とＶＨＦ信号とを受信することができる。
【００４３】しかし、上述のテレビチューナ１とはＵ帯
／Ｖ帯増幅器４，５やＦＭトラップ回路６の配置が相違
するテレビチューナ（図示せず）もあり、その場合には
前述のチューナＩＣ２００チューナ制御部３のバンド切
換バッファ３７と周波数変換部２とを接続するデータ配
線が交差することになる。
／Ｖ帯増幅器４，５やＦＭトラップ回路６の配置が相違
するテレビチューナ（図示せず）もあり、その場合には
前述のチューナＩＣ２００チューナ制御部３のバンド切
換バッファ３７と周波数変換部２とを接続するデータ配
線が交差することになる。
【００４４】現在ではテレビチューナのデータ配線はプ
リント基板に配線パターンで形成することが一般的であ
り、このようなデータ配線を交差させるためには、配線
パターンを多層構造に形成したりジャンパ線を結線する
必要があり、何れもテレビチューナの生産性を極度に低
下させることになる。
リント基板に配線パターンで形成することが一般的であ
り、このようなデータ配線を交差させるためには、配線
パターンを多層構造に形成したりジャンパ線を結線する
必要があり、何れもテレビチューナの生産性を極度に低
下させることになる。
【００４５】このデータ配線の交差を解消するため、上
述のようなレイアウトのテレビチューナでは、動作切換
信号のＵ帯用とＦＭ用との設定データの順番を入れ替え
ているが、これでは動作切換信号のＦＭ用の設定データ
に対応してチューナ制御部３から周波数変換部２に制御
信号が出力されることになる。
述のようなレイアウトのテレビチューナでは、動作切換
信号のＵ帯用とＦＭ用との設定データの順番を入れ替え
ているが、これでは動作切換信号のＦＭ用の設定データ
に対応してチューナ制御部３から周波数変換部２に制御
信号が出力されることになる。
【００４６】例えば、周波数変換部２とチューナ制御部
３とが別個の部品で形成されている場合には、これらの
結線構造を修正すれば良いが、周波数変換部２とチュー
ナ制御部３とが一個のチューナＩＣ２００として集積さ
れている場合、その結線構造を動作切換信号のフォーマ
ットに対応して修正することは困難である。
３とが別個の部品で形成されている場合には、これらの
結線構造を修正すれば良いが、周波数変換部２とチュー
ナ制御部３とが一個のチューナＩＣ２００として集積さ
れている場合、その結線構造を動作切換信号のフォーマ
ットに対応して修正することは困難である。
【００４７】これを解消するため、上述のようなフォー
マットの動作切換信号に対応したチューナＩＣ７００で
は、図６に示すように、バンド切換バッファ３７の第三
のビットバッファを制御出力配線３８に接続している。
このようなチューナＩＣの製品としては、例えば、前述
したＰＨＩＬＩＰＳ社のＴＤＡ６４０２などがある。
マットの動作切換信号に対応したチューナＩＣ７００で
は、図６に示すように、バンド切換バッファ３７の第三
のビットバッファを制御出力配線３８に接続している。
このようなチューナＩＣの製品としては、例えば、前述
したＰＨＩＬＩＰＳ社のＴＤＡ６４０２などがある。
【００４８】つまり、従来はテレビチューナの二種類の
レイアウトに対応して二種類のフォーマットの動作切換
信号が利用されており、この二種類の動作切換信号に対
応してチューナＩＣ２００，７００もＰＨＩＬＩＰＳ社
のＴＤＡ６４０２，ＴＤＡ６４０２Ａのように二種類を
用意している。
レイアウトに対応して二種類のフォーマットの動作切換
信号が利用されており、この二種類の動作切換信号に対
応してチューナＩＣ２００，７００もＰＨＩＬＩＰＳ社
のＴＤＡ６４０２，ＴＤＡ６４０２Ａのように二種類を
用意している。
【００４９】このため、従来はチューナＩＣ２００，７
００の総合的な生産性が低下しており、製造工程や在庫
管理の負担も増加している。また、上述のような二種類
のチューナＩＣ２００，７００は、例えば、樹脂パッケ
ージの金型やコネクタ形状などの互換性を維持するため
に外観を略同一に形成することが一般的なので、間違っ
て適正でないチューナＩＣ２００，７００をテレビチュ
ーナに組み込むことも発生している。
００の総合的な生産性が低下しており、製造工程や在庫
管理の負担も増加している。また、上述のような二種類
のチューナＩＣ２００，７００は、例えば、樹脂パッケ
ージの金型やコネクタ形状などの互換性を維持するため
に外観を略同一に形成することが一般的なので、間違っ
て適正でないチューナＩＣ２００，７００をテレビチュ
ーナに組み込むことも発生している。
【００５０】本発明は上述のような課題に鑑みてなされ
たものであり、二種類のフォーマットの動作切換信号に
一種類で対応できるテレビチューナ、チューナＩＣ、テ
レビチューナの制御方法を提供することを目的とする。
たものであり、二種類のフォーマットの動作切換信号に
一種類で対応できるテレビチューナ、チューナＩＣ、テ
レビチューナの制御方法を提供することを目的とする。
【００５１】
【課題を解決するための手段】本発明の一のテレビチュ
ーナは、ＶＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯域の信号を
受信するＶ帯受信手段と、ＵＨＦ帯域の信号を受信する
Ｕ帯受信手段と、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵ
ＨＦ帯域との各々の選択の有無が個々に設定された動作
切換信号の入力を受け付ける信号入力手段と、動作切換
信号のＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データ
の両方から選択無しを検知する設定検知手段と、該設定
検知手段の検知に対応して前記Ｕ帯受信手段を選択的に
動作させる動作切換手段と、を具備している。
ーナは、ＶＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯域の信号を
受信するＶ帯受信手段と、ＵＨＦ帯域の信号を受信する
Ｕ帯受信手段と、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵ
ＨＦ帯域との各々の選択の有無が個々に設定された動作
切換信号の入力を受け付ける信号入力手段と、動作切換
信号のＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データ
の両方から選択無しを検知する設定検知手段と、該設定
検知手段の検知に対応して前記Ｕ帯受信手段を選択的に
動作させる動作切換手段と、を具備している。
【００５２】従って、ＶＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ
帯域の信号はＶ帯受信手段により受信され、ＵＨＦ帯域
の信号はＵ帯受信手段により受信される。ＶＨＦ−Ｌ帯
域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々の選択の有無
が個々に設定された動作切換信号が信号入力手段に入力
されるので、動作切換信号のＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−
Ｈ帯域との設定データの両方から選択無しが設定検知手
段により検知されると、この検知に対応して動作切換手
段によりＵ帯受信手段が選択的に動作される。このた
め、動作切換信号のＵＨＦ帯域の設定データが位置変更
されても、これに関係なくＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ
帯域との設定データに基づいてＵ帯受信手段の動作の有
無が切り換えられる。
帯域の信号はＶ帯受信手段により受信され、ＵＨＦ帯域
の信号はＵ帯受信手段により受信される。ＶＨＦ−Ｌ帯
域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々の選択の有無
が個々に設定された動作切換信号が信号入力手段に入力
されるので、動作切換信号のＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−
Ｈ帯域との設定データの両方から選択無しが設定検知手
段により検知されると、この検知に対応して動作切換手
段によりＵ帯受信手段が選択的に動作される。このた
め、動作切換信号のＵＨＦ帯域の設定データが位置変更
されても、これに関係なくＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ
帯域との設定データに基づいてＵ帯受信手段の動作の有
無が切り換えられる。
【００５３】なお、本発明で云う各種手段は、その機能
を実現するよう形成されていれば良く、例えば、専用の
ハードウェア、適正な機能がプログラムにより付与され
たコンピュータ、適正なプログラムによりコンピュータ
の内部に実現された機能、これらの組み合わせ、等を許
容する。また、本発明で云う動作切換信号とは、例え
ば、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との
各々の選択の有無が一ビットで個々に設定された少なく
とも四ビットのストリームなどを許容し、そのＵＨＦと
ＦＭとの設定データが入れ替わった二種類のフォーマッ
トが存在することを許容する。
を実現するよう形成されていれば良く、例えば、専用の
ハードウェア、適正な機能がプログラムにより付与され
たコンピュータ、適正なプログラムによりコンピュータ
の内部に実現された機能、これらの組み合わせ、等を許
容する。また、本発明で云う動作切換信号とは、例え
ば、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との
各々の選択の有無が一ビットで個々に設定された少なく
とも四ビットのストリームなどを許容し、そのＵＨＦと
ＦＭとの設定データが入れ替わった二種類のフォーマッ
トが存在することを許容する。
【００５４】上述のようなテレビチューナにおける他の
発明としては、前記Ｕ帯受信手段が、所定の周波数で発
振する局部発振手段と、該局部発振手段の発振周波数と
受信信号の周波数とを混合して中間周波数に変換する周
波数混合手段と、を具備している。従って、局部発振手
段が所定の周波数で発振すると、この発振周波数と受信
信号の周波数とが周波数混合手段により混合されて中間
周波数に変換されるので、ＵＨＦ帯域の受信信号がＶＨ
Ｆ帯域と同様に取り扱える状態となる。
発明としては、前記Ｕ帯受信手段が、所定の周波数で発
振する局部発振手段と、該局部発振手段の発振周波数と
受信信号の周波数とを混合して中間周波数に変換する周
波数混合手段と、を具備している。従って、局部発振手
段が所定の周波数で発振すると、この発振周波数と受信
信号の周波数とが周波数混合手段により混合されて中間
周波数に変換されるので、ＵＨＦ帯域の受信信号がＶＨ
Ｆ帯域と同様に取り扱える状態となる。
【００５５】本発明の他のテレビチューナは、ＶＨＦ−
Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯域の受信信号を増幅するＶ帯
増幅手段と、該Ｖ帯増幅手段で増幅された受信信号の周
波数を変換するＶ帯変換手段と、ＵＨＦ帯域の受信信号
を増幅するＵ帯増幅手段と、該Ｕ帯増幅手段で増幅され
た受信信号の周波数を変換するＵ帯変換手段と、ＶＨＦ
−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々の選択
の有無が個々に設定された動作切換信号を出力する信号
出力手段と、動作切換信号のＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−
Ｈ帯域との設定データの両方から選択無しを検知する設
定検知手段と、該設定検知手段が動作切換信号のＶＨＦ
−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データの両方から選
択無しを検知すると前記Ｕ帯増幅手段を動作させるとと
もに前記Ｖ帯増幅手段を休止させる第一切換手段と、該
設定検知手段が動作切換信号のＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ
−Ｈ帯域との設定データの一方から選択有りを検知する
と前記Ｕ帯増幅手段を休止させるとともに前記Ｖ帯増幅
手段を動作させる第二切換手段と、を具備している。
Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯域の受信信号を増幅するＶ帯
増幅手段と、該Ｖ帯増幅手段で増幅された受信信号の周
波数を変換するＶ帯変換手段と、ＵＨＦ帯域の受信信号
を増幅するＵ帯増幅手段と、該Ｕ帯増幅手段で増幅され
た受信信号の周波数を変換するＵ帯変換手段と、ＶＨＦ
−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々の選択
の有無が個々に設定された動作切換信号を出力する信号
出力手段と、動作切換信号のＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−
Ｈ帯域との設定データの両方から選択無しを検知する設
定検知手段と、該設定検知手段が動作切換信号のＶＨＦ
−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データの両方から選
択無しを検知すると前記Ｕ帯増幅手段を動作させるとと
もに前記Ｖ帯増幅手段を休止させる第一切換手段と、該
設定検知手段が動作切換信号のＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ
−Ｈ帯域との設定データの一方から選択有りを検知する
と前記Ｕ帯増幅手段を休止させるとともに前記Ｖ帯増幅
手段を動作させる第二切換手段と、を具備している。
【００５６】従って、ＶＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ
帯域の受信信号はＶ帯増幅手段により増幅され、この増
幅された受信信号の周波数がＶ帯変換手段により変換さ
れる。また、ＵＨＦ帯域の受信信号はＵ帯増幅手段によ
り増幅され、この増幅された受信信号の周波数がＵ帯変
換手段により変換される。ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ
帯域とＵＨＦ帯域との各々の選択の有無が個々に設定さ
れた動作切換信号が信号出力手段から出力されると、動
作切換信号のＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定
データの両方が選択無しに設定されている場合、これが
設定検知手段により検知される。このように設定検知手
段が動作切換信号のＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域と
の設定データの両方から選択無しを検知すると、第一切
換手段によりＵ帯増幅手段が動作されるとともにＶ帯増
幅手段が休止される。一方、設定検知手段が動作切換信
号のＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データの
一方から選択有りを検知すると、第二切換手段によりＵ
帯増幅手段が休止されるとともにＶ帯増幅手段が動作さ
れる。このため、動作切換信号のＵＨＦ帯域の設定デー
タが位置変更されても、これに関係なくＶＨＦ−Ｌ帯域
とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データに基づいてＵ帯増幅手
段とＶ帯増幅手段との動作の有無が切り換えられる。
帯域の受信信号はＶ帯増幅手段により増幅され、この増
幅された受信信号の周波数がＶ帯変換手段により変換さ
れる。また、ＵＨＦ帯域の受信信号はＵ帯増幅手段によ
り増幅され、この増幅された受信信号の周波数がＵ帯変
換手段により変換される。ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ
帯域とＵＨＦ帯域との各々の選択の有無が個々に設定さ
れた動作切換信号が信号出力手段から出力されると、動
作切換信号のＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定
データの両方が選択無しに設定されている場合、これが
設定検知手段により検知される。このように設定検知手
段が動作切換信号のＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域と
の設定データの両方から選択無しを検知すると、第一切
換手段によりＵ帯増幅手段が動作されるとともにＶ帯増
幅手段が休止される。一方、設定検知手段が動作切換信
号のＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データの
一方から選択有りを検知すると、第二切換手段によりＵ
帯増幅手段が休止されるとともにＶ帯増幅手段が動作さ
れる。このため、動作切換信号のＵＨＦ帯域の設定デー
タが位置変更されても、これに関係なくＶＨＦ−Ｌ帯域
とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データに基づいてＵ帯増幅手
段とＶ帯増幅手段との動作の有無が切り換えられる。
【００５７】本発明の一のチューナＩＣは、ＶＨＦ−Ｌ
帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯域の電波を受信するＶＨＦモー
ドとＵＨＦ帯域の電波を受信するＵＨＦモードとを切換
制御するテレビチューナにおいて、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶ
ＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々の選択の有無が個々
に設定された動作切換信号のシリアルな入力を受け付け
る信号入力手段と、該信号入力手段にシリアルに入力さ
れた動作切換信号をパラレルに変換するデータ変換手段
と、該データ変換手段によりパラレルに変換された動作
切換信号を保持するデータ保持手段と、該データ保持手
段に保持された動作切換信号のＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈ
との二値の設定データを論理積する論理積手段と、該論
理積手段により論理積された設定データに対応して前記
テレビチューナのＵＨＦモードとＶＨＦモードとを切り
換えるモード切換手段と、を具備している。
帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯域の電波を受信するＶＨＦモー
ドとＵＨＦ帯域の電波を受信するＵＨＦモードとを切換
制御するテレビチューナにおいて、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶ
ＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々の選択の有無が個々
に設定された動作切換信号のシリアルな入力を受け付け
る信号入力手段と、該信号入力手段にシリアルに入力さ
れた動作切換信号をパラレルに変換するデータ変換手段
と、該データ変換手段によりパラレルに変換された動作
切換信号を保持するデータ保持手段と、該データ保持手
段に保持された動作切換信号のＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈ
との二値の設定データを論理積する論理積手段と、該論
理積手段により論理積された設定データに対応して前記
テレビチューナのＵＨＦモードとＶＨＦモードとを切り
換えるモード切換手段と、を具備している。
【００５８】従って、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域
とＵＨＦ帯域との各々の選択の有無が個々に設定された
動作切換信号が信号入力手段にシリアルに入力される
と、この動作切換信号がデータ変換手段によりパラレル
に変換されてデータ保持手段に保持される。
とＵＨＦ帯域との各々の選択の有無が個々に設定された
動作切換信号が信号入力手段にシリアルに入力される
と、この動作切換信号がデータ変換手段によりパラレル
に変換されてデータ保持手段に保持される。
【００５９】このように保持された動作切換信号のＶＨ
Ｆ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの二値の設定データが論理積手段
により論理積され、この論理積された設定データに対応
してモード切換手段によりテレビチューナのＵＨＦモー
ドとＶＨＦモードとが切り換えられるので、動作切換信
号のＵＨＦとＦＭとの設定データの位置が入れ替えられ
ても、これに関係なくＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定
データに基づいてテレビチューナのＵＨＦモードとＶＨ
Ｆモードとが切り換えられる。
Ｆ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの二値の設定データが論理積手段
により論理積され、この論理積された設定データに対応
してモード切換手段によりテレビチューナのＵＨＦモー
ドとＶＨＦモードとが切り換えられるので、動作切換信
号のＵＨＦとＦＭとの設定データの位置が入れ替えられ
ても、これに関係なくＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定
データに基づいてテレビチューナのＵＨＦモードとＶＨ
Ｆモードとが切り換えられる。
【００６０】本発明の他のチューナＩＣは、テレビチュ
ーナのＶＨＦモードとＵＨＦモードとを切り換える制御
信号を出力する制御出力配線を具備したチューナＩＣに
おいて、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域
との各々の選択の有無が一ビットで個々に設定された少
なくとも四ビットの動作切換信号がシリアルに入力され
るデータ入力配線と、該データ入力配線にシリアルに入
力された動作切換信号をパラレルに変換するシリアルパ
ラレル変換器と、該シリアルパラレル変換器によりパラ
レルに変換された動作切換信号を少なくとも四個のＦＦ
回路で保持するデータラッチ回路と、該データラッチ回
路の第一第二のＦＦ回路の反転出力の設定データを論理
積するワイヤードアンドと、該ワイヤードアンドにより
論理積された設定データを反転させる第一のＩＩＬゲー
トと、該第一のＩＩＬゲートにより反転された設定デー
タを再度反転させる第二のＩＩＬゲートと、該第二のＩ
ＩＬゲートにより再度反転された設定データに対応して
前記制御出力配線から制御信号を出力する切換バッファ
と、を具備している。
ーナのＶＨＦモードとＵＨＦモードとを切り換える制御
信号を出力する制御出力配線を具備したチューナＩＣに
おいて、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域
との各々の選択の有無が一ビットで個々に設定された少
なくとも四ビットの動作切換信号がシリアルに入力され
るデータ入力配線と、該データ入力配線にシリアルに入
力された動作切換信号をパラレルに変換するシリアルパ
ラレル変換器と、該シリアルパラレル変換器によりパラ
レルに変換された動作切換信号を少なくとも四個のＦＦ
回路で保持するデータラッチ回路と、該データラッチ回
路の第一第二のＦＦ回路の反転出力の設定データを論理
積するワイヤードアンドと、該ワイヤードアンドにより
論理積された設定データを反転させる第一のＩＩＬゲー
トと、該第一のＩＩＬゲートにより反転された設定デー
タを再度反転させる第二のＩＩＬゲートと、該第二のＩ
ＩＬゲートにより再度反転された設定データに対応して
前記制御出力配線から制御信号を出力する切換バッファ
と、を具備している。
【００６１】従って、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域
とＵＨＦ帯域との各々の選択の有無が一ビットで個々に
設定された少なくとも四ビットの動作切換信号がデータ
入力配線にシリアルに入力されると、このシリアルに入
力された動作切換信号がシリアルパラレル変換器により
パラレルに変換されてデータラッチ回路の少なくとも四
個のＦＦ回路で保持される。このデータラッチ回路の第
一第二のＦＦ回路の反転出力の設定データがワイヤード
アンドで論理積され、この論理積された設定データが第
一第二のＩＩＬゲートにより二回反転されてから切換バ
ッファに入力される。この切換バッファは入力された設
定データに対応して制御信号を制御出力配線から出力
し、この制御出力配線から出力される制御信号がテレビ
チューナに入力されるので、動作切換信号のＵＨＦとＦ
Ｍとの設定データの位置が入れ替えられても、これに関
係なくＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定データに基づい
てテレビチューナのＵＨＦモードとＶＨＦモードとが切
り換えられる。
とＵＨＦ帯域との各々の選択の有無が一ビットで個々に
設定された少なくとも四ビットの動作切換信号がデータ
入力配線にシリアルに入力されると、このシリアルに入
力された動作切換信号がシリアルパラレル変換器により
パラレルに変換されてデータラッチ回路の少なくとも四
個のＦＦ回路で保持される。このデータラッチ回路の第
一第二のＦＦ回路の反転出力の設定データがワイヤード
アンドで論理積され、この論理積された設定データが第
一第二のＩＩＬゲートにより二回反転されてから切換バ
ッファに入力される。この切換バッファは入力された設
定データに対応して制御信号を制御出力配線から出力
し、この制御出力配線から出力される制御信号がテレビ
チューナに入力されるので、動作切換信号のＵＨＦとＦ
Ｍとの設定データの位置が入れ替えられても、これに関
係なくＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定データに基づい
てテレビチューナのＵＨＦモードとＶＨＦモードとが切
り換えられる。
【００６２】なお、本発明で云うＦＦ回路の反転出力と
は、入力端子に入力された二値データを反転させて出力
する出力端子を意味しており、ＦＦ回路の正規出力と
は、入力端子に入力された二値データを反転させること
なく出力する出力端子を意味している。
は、入力端子に入力された二値データを反転させて出力
する出力端子を意味しており、ＦＦ回路の正規出力と
は、入力端子に入力された二値データを反転させること
なく出力する出力端子を意味している。
【００６３】本発明の他のチューナＩＣは、テレビチュ
ーナのＶＨＦモードとＵＨＦモードとを切り換える制御
信号を出力する制御出力配線を具備したチューナＩＣに
おいて、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域
との各々の選択の有無が一ビットで個々に設定された少
なくとも四ビットの動作切換信号がシリアルに入力され
るデータ入力配線と、該データ入力配線にシリアルに入
力された動作切換信号をパラレルに変換するシリアルパ
ラレル変換器と、該シリアルパラレル変換器によりパラ
レルに変換された動作切換信号を少なくとも四個のＦＦ
回路で保持するデータラッチ回路と、該データラッチ回
路の第一のＦＦ回路の正規出力の設定データを反転させ
る第一のＩＩＬゲートと、前記データラッチ回路の第二
のＦＦ回路の正規出力の設定データを反転させる第二の
ＩＩＬゲートと、前記第一第二のＩＩＬゲートで各々反
転された二つの設定データを論理積するワイヤードアン
ドと、該ワイヤードアンドにより論理積された設定デー
タを反転させる第三のＩＩＬゲートと、該第三のＩＩＬ
ゲートにより反転された設定データを再度反転させる第
四のＩＩＬゲートと、該第四のＩＩＬゲートにより再度
反転された設定データに対応して前記制御出力配線から
制御信号を出力する切換バッファと、を具備している。
ーナのＶＨＦモードとＵＨＦモードとを切り換える制御
信号を出力する制御出力配線を具備したチューナＩＣに
おいて、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域
との各々の選択の有無が一ビットで個々に設定された少
なくとも四ビットの動作切換信号がシリアルに入力され
るデータ入力配線と、該データ入力配線にシリアルに入
力された動作切換信号をパラレルに変換するシリアルパ
ラレル変換器と、該シリアルパラレル変換器によりパラ
レルに変換された動作切換信号を少なくとも四個のＦＦ
回路で保持するデータラッチ回路と、該データラッチ回
路の第一のＦＦ回路の正規出力の設定データを反転させ
る第一のＩＩＬゲートと、前記データラッチ回路の第二
のＦＦ回路の正規出力の設定データを反転させる第二の
ＩＩＬゲートと、前記第一第二のＩＩＬゲートで各々反
転された二つの設定データを論理積するワイヤードアン
ドと、該ワイヤードアンドにより論理積された設定デー
タを反転させる第三のＩＩＬゲートと、該第三のＩＩＬ
ゲートにより反転された設定データを再度反転させる第
四のＩＩＬゲートと、該第四のＩＩＬゲートにより再度
反転された設定データに対応して前記制御出力配線から
制御信号を出力する切換バッファと、を具備している。
【００６４】従って、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域
とＵＨＦ帯域との各々の選択の有無が一ビットで個々に
設定された少なくとも四ビットの動作切換信号がデータ
入力配線にシリアルに入力されると、このシリアルに入
力された動作切換信号がシリアルパラレル変換器により
パラレルに変換されてデータラッチ回路の少なくとも四
個のＦＦ回路で保持される。このデータラッチ回路の第
一のＦＦ回路の正規出力の設定データが第一のＩＩＬゲ
ートにより反転されるとともに、第二のＦＦ回路の正規
出力の設定データが第二のＩＩＬゲートにより反転さ
れ、これらの反転された二つの設定データがワイヤード
アンドにより論理積される。この論理積された設定デー
タが第三第四のＩＩＬゲートにより二回反転されてから
切換バッファに入力される。この切換バッファは入力さ
れた設定データに対応して制御信号を制御出力配線から
出力し、この制御出力配線から出力される制御信号がテ
レビチューナに入力されるので、動作切換信号のＵＨＦ
とＦＭとの設定データの位置が入れ替えられても、これ
に関係なくＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定データに基
づいてテレビチューナのＵＨＦモードとＶＨＦモードと
が切り換えられる。
とＵＨＦ帯域との各々の選択の有無が一ビットで個々に
設定された少なくとも四ビットの動作切換信号がデータ
入力配線にシリアルに入力されると、このシリアルに入
力された動作切換信号がシリアルパラレル変換器により
パラレルに変換されてデータラッチ回路の少なくとも四
個のＦＦ回路で保持される。このデータラッチ回路の第
一のＦＦ回路の正規出力の設定データが第一のＩＩＬゲ
ートにより反転されるとともに、第二のＦＦ回路の正規
出力の設定データが第二のＩＩＬゲートにより反転さ
れ、これらの反転された二つの設定データがワイヤード
アンドにより論理積される。この論理積された設定デー
タが第三第四のＩＩＬゲートにより二回反転されてから
切換バッファに入力される。この切換バッファは入力さ
れた設定データに対応して制御信号を制御出力配線から
出力し、この制御出力配線から出力される制御信号がテ
レビチューナに入力されるので、動作切換信号のＵＨＦ
とＦＭとの設定データの位置が入れ替えられても、これ
に関係なくＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定データに基
づいてテレビチューナのＵＨＦモードとＶＨＦモードと
が切り換えられる。
【００６５】本発明の他のチューナＩＣは、テレビチュ
ーナのＶＨＦモードとＵＨＦモードとを切り換える制御
信号を出力する制御出力配線を具備したチューナＩＣに
おいて、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域
との各々の選択の有無が一ビットで個々に設定された少
なくとも四ビットの動作切換信号がシリアルに入力され
るデータ入力配線と、該データ入力配線にシリアルに入
力された動作切換信号をパラレルに変換するシリアルパ
ラレル変換器と、該シリアルパラレル変換器によりパラ
レルに変換された動作切換信号を少なくとも四個のＦＦ
回路で保持するデータラッチ回路と、該データラッチ回
路の第一第二のＦＦ回路の反転出力の設定データを論理
積するＣＭＯＳのアンドゲートと、該アンドゲートによ
り論理積された設定データに対応して前記制御出力配線
から制御信号を出力する切換バッファと、を具備してい
る。
ーナのＶＨＦモードとＵＨＦモードとを切り換える制御
信号を出力する制御出力配線を具備したチューナＩＣに
おいて、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域
との各々の選択の有無が一ビットで個々に設定された少
なくとも四ビットの動作切換信号がシリアルに入力され
るデータ入力配線と、該データ入力配線にシリアルに入
力された動作切換信号をパラレルに変換するシリアルパ
ラレル変換器と、該シリアルパラレル変換器によりパラ
レルに変換された動作切換信号を少なくとも四個のＦＦ
回路で保持するデータラッチ回路と、該データラッチ回
路の第一第二のＦＦ回路の反転出力の設定データを論理
積するＣＭＯＳのアンドゲートと、該アンドゲートによ
り論理積された設定データに対応して前記制御出力配線
から制御信号を出力する切換バッファと、を具備してい
る。
【００６６】従って、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域
とＵＨＦ帯域との各々の選択の有無が一ビットで個々に
設定された少なくとも四ビットの動作切換信号がデータ
入力配線にシリアルに入力されると、このシリアルに入
力された動作切換信号がシリアルパラレル変換器により
パラレルに変換されてデータラッチ回路の少なくとも四
個のＦＦ回路で保持される。このデータラッチ回路の第
一第二のＦＦ回路の反転出力の設定データがＣＭＯＳの
アンドゲートで論理積され、この論理積された設定デー
タが切換バッファに入力される。この切換バッファは入
力された設定データに対応して制御信号を制御出力配線
から出力し、この制御出力配線から出力される制御信号
がテレビチューナに入力されるので、動作切換信号のＵ
ＨＦとＦＭとの設定データの位置が入れ替えられても、
これに関係なくＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定データ
に基づいてテレビチューナのＵＨＦモードとＶＨＦモー
ドとが切り換えられる。
とＵＨＦ帯域との各々の選択の有無が一ビットで個々に
設定された少なくとも四ビットの動作切換信号がデータ
入力配線にシリアルに入力されると、このシリアルに入
力された動作切換信号がシリアルパラレル変換器により
パラレルに変換されてデータラッチ回路の少なくとも四
個のＦＦ回路で保持される。このデータラッチ回路の第
一第二のＦＦ回路の反転出力の設定データがＣＭＯＳの
アンドゲートで論理積され、この論理積された設定デー
タが切換バッファに入力される。この切換バッファは入
力された設定データに対応して制御信号を制御出力配線
から出力し、この制御出力配線から出力される制御信号
がテレビチューナに入力されるので、動作切換信号のＵ
ＨＦとＦＭとの設定データの位置が入れ替えられても、
これに関係なくＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定データ
に基づいてテレビチューナのＵＨＦモードとＶＨＦモー
ドとが切り換えられる。
【００６７】本発明の他のチューナＩＣは、テレビチュ
ーナのＶＨＦモードとＵＨＦモードとを切り換える制御
信号を出力する制御出力配線を具備したチューナＩＣに
おいて、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域
との各々の選択の有無が一ビットで個々に設定された少
なくとも四ビットの動作切換信号がシリアルに入力され
るデータ入力配線と、該データ入力配線にシリアルに入
力された動作切換信号をパラレルに変換するシリアルパ
ラレル変換器と、該シリアルパラレル変換器によりパラ
レルに変換された動作切換信号を少なくとも四個のＦＦ
回路で保持するデータラッチ回路と、該データラッチ回
路の第一のＦＦ回路の正規出力の設定データを反転させ
る第一のインバータと、前記データラッチ回路の第二の
ＦＦ回路の正規出力の設定データを反転させる第二のイ
ンバータと、前記第一第二のインバータで各々反転され
た二つの設定データを論理積するＣＭＯＳのアンドゲー
トと、該アンドゲートにより論理積された設定データに
対応して前記制御出力配線から制御信号を出力する切換
バッファと、を具備している。
ーナのＶＨＦモードとＵＨＦモードとを切り換える制御
信号を出力する制御出力配線を具備したチューナＩＣに
おいて、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域
との各々の選択の有無が一ビットで個々に設定された少
なくとも四ビットの動作切換信号がシリアルに入力され
るデータ入力配線と、該データ入力配線にシリアルに入
力された動作切換信号をパラレルに変換するシリアルパ
ラレル変換器と、該シリアルパラレル変換器によりパラ
レルに変換された動作切換信号を少なくとも四個のＦＦ
回路で保持するデータラッチ回路と、該データラッチ回
路の第一のＦＦ回路の正規出力の設定データを反転させ
る第一のインバータと、前記データラッチ回路の第二の
ＦＦ回路の正規出力の設定データを反転させる第二のイ
ンバータと、前記第一第二のインバータで各々反転され
た二つの設定データを論理積するＣＭＯＳのアンドゲー
トと、該アンドゲートにより論理積された設定データに
対応して前記制御出力配線から制御信号を出力する切換
バッファと、を具備している。
【００６８】従って、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域
とＵＨＦ帯域との各々の選択の有無が一ビットで個々に
設定された少なくとも四ビットの動作切換信号がデータ
入力配線にシリアルに入力されると、このシリアルに入
力された動作切換信号がシリアルパラレル変換器により
パラレルに変換されてデータラッチ回路の少なくとも四
個のＦＦ回路で保持される。このデータラッチ回路の第
一のＦＦ回路の正規出力の設定データが第一のインバー
タにより反転されるとともに、第二のＦＦ回路の正規出
力の設定データが第二のインバータにより反転される。
これらの反転された二つの設定データがＣＭＯＳのアン
ドゲートにより論理積され、この論理積された設定デー
タが切換バッファに入力される。この切換バッファは入
力された設定データに対応して制御信号を制御出力配線
から出力し、この制御出力配線から出力される制御信号
がテレビチューナに入力されるので、動作切換信号のＵ
ＨＦとＦＭとの設定データの位置が入れ替えられても、
これに関係なくＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定データ
に基づいてテレビチューナのＵＨＦモードとＶＨＦモー
ドとが切り換えられる。
とＵＨＦ帯域との各々の選択の有無が一ビットで個々に
設定された少なくとも四ビットの動作切換信号がデータ
入力配線にシリアルに入力されると、このシリアルに入
力された動作切換信号がシリアルパラレル変換器により
パラレルに変換されてデータラッチ回路の少なくとも四
個のＦＦ回路で保持される。このデータラッチ回路の第
一のＦＦ回路の正規出力の設定データが第一のインバー
タにより反転されるとともに、第二のＦＦ回路の正規出
力の設定データが第二のインバータにより反転される。
これらの反転された二つの設定データがＣＭＯＳのアン
ドゲートにより論理積され、この論理積された設定デー
タが切換バッファに入力される。この切換バッファは入
力された設定データに対応して制御信号を制御出力配線
から出力し、この制御出力配線から出力される制御信号
がテレビチューナに入力されるので、動作切換信号のＵ
ＨＦとＦＭとの設定データの位置が入れ替えられても、
これに関係なくＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定データ
に基づいてテレビチューナのＵＨＦモードとＶＨＦモー
ドとが切り換えられる。
【００６９】本発明の他のチューナＩＣは、テレビチュ
ーナのＶＨＦモードとＵＨＦモードとを切り換える制御
信号を出力する制御出力配線を具備したチューナＩＣに
おいて、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域
との各々の選択の有無が一ビットで個々に設定された少
なくとも四ビットの動作切換信号がシリアルに入力され
るデータ入力配線と、該データ入力配線にシリアルに入
力された動作切換信号をパラレルに変換するシリアルパ
ラレル変換器と、該シリアルパラレル変換器によりパラ
レルに変換された動作切換信号を少なくとも四個のＦＦ
回路で保持するデータラッチ回路と、該データラッチ回
路の第一第二のＦＦ回路の正規出力の設定データを否定
論理和するＣＭＯＳのノアゲートと、該ノアゲートによ
り否定論理和された設定データに対応して前記制御出力
配線から制御信号を出力する切換バッファと、を具備し
ている。
ーナのＶＨＦモードとＵＨＦモードとを切り換える制御
信号を出力する制御出力配線を具備したチューナＩＣに
おいて、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域
との各々の選択の有無が一ビットで個々に設定された少
なくとも四ビットの動作切換信号がシリアルに入力され
るデータ入力配線と、該データ入力配線にシリアルに入
力された動作切換信号をパラレルに変換するシリアルパ
ラレル変換器と、該シリアルパラレル変換器によりパラ
レルに変換された動作切換信号を少なくとも四個のＦＦ
回路で保持するデータラッチ回路と、該データラッチ回
路の第一第二のＦＦ回路の正規出力の設定データを否定
論理和するＣＭＯＳのノアゲートと、該ノアゲートによ
り否定論理和された設定データに対応して前記制御出力
配線から制御信号を出力する切換バッファと、を具備し
ている。
【００７０】従って、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域
とＵＨＦ帯域との各々の選択の有無が一ビットで個々に
設定された少なくとも四ビットの動作切換信号がデータ
入力配線にシリアルに入力されると、このシリアルに入
力された動作切換信号がシリアルパラレル変換器により
パラレルに変換されてデータラッチ回路の少なくとも四
個のＦＦ回路で保持される。このデータラッチ回路の第
一第二のＦＦ回路の正規出力の設定データがＣＭＯＳの
ノアゲートで否定論理和され、この否定論理和された設
定データが切換バッファに入力される。この切換バッフ
ァは入力された設定データに対応して制御信号を制御出
力配線から出力し、この制御出力配線から出力される制
御信号がテレビチューナに入力されるので、動作切換信
号のＵＨＦとＦＭとの設定データの位置が入れ替えられ
ても、これに関係なくＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定
データに基づいてテレビチューナのＵＨＦモードとＶＨ
Ｆモードとが切り換えられる。
とＵＨＦ帯域との各々の選択の有無が一ビットで個々に
設定された少なくとも四ビットの動作切換信号がデータ
入力配線にシリアルに入力されると、このシリアルに入
力された動作切換信号がシリアルパラレル変換器により
パラレルに変換されてデータラッチ回路の少なくとも四
個のＦＦ回路で保持される。このデータラッチ回路の第
一第二のＦＦ回路の正規出力の設定データがＣＭＯＳの
ノアゲートで否定論理和され、この否定論理和された設
定データが切換バッファに入力される。この切換バッフ
ァは入力された設定データに対応して制御信号を制御出
力配線から出力し、この制御出力配線から出力される制
御信号がテレビチューナに入力されるので、動作切換信
号のＵＨＦとＦＭとの設定データの位置が入れ替えられ
ても、これに関係なくＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定
データに基づいてテレビチューナのＵＨＦモードとＶＨ
Ｆモードとが切り換えられる。
【００７１】本発明の他のテレビチューナは、上述のよ
うなチューナＩＣと、ＶＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ
帯域の信号を受信するＶ帯受信手段と、ＵＨＦ帯域の信
号を受信するＵ帯受信手段と、前記チューナＩＣが出力
する制御信号に対応して前記Ｖ帯受信手段と前記Ｕ帯受
信手段との一方を選択的に動作させる動作切換手段と、
を具備している。
うなチューナＩＣと、ＶＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ
帯域の信号を受信するＶ帯受信手段と、ＵＨＦ帯域の信
号を受信するＵ帯受信手段と、前記チューナＩＣが出力
する制御信号に対応して前記Ｖ帯受信手段と前記Ｕ帯受
信手段との一方を選択的に動作させる動作切換手段と、
を具備している。
【００７２】従って、ＶＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ
帯域の信号はＶ帯受信手段により受信され、ＵＨＦ帯域
の信号はＵ帯受信手段により受信される。動作切換信号
のＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定データに基づいてチ
ューナＩＣが制御信号を出力すると、これに対応して動
作切換手段によりＶ帯受信手段とＵ帯受信手段との一方
が選択的に動作される。
帯域の信号はＶ帯受信手段により受信され、ＵＨＦ帯域
の信号はＵ帯受信手段により受信される。動作切換信号
のＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定データに基づいてチ
ューナＩＣが制御信号を出力すると、これに対応して動
作切換手段によりＶ帯受信手段とＵ帯受信手段との一方
が選択的に動作される。
【００７３】本発明の一のテレビチューナの制御方法
は、ＶＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯域の信号を受信
するＶ帯受信手段と、ＵＨＦ帯域の信号を受信するＵ帯
受信手段とを具備したテレビチューナにおいて、ＶＨＦ
−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々の選択
の有無が個々に設定された動作切換信号の入力を受け付
け、入力される動作切換信号に対応して前記Ｖ帯受信手
段と前記Ｕ帯受信手段との一方を選択的に動作させる制
御方法であって、動作切換信号のＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨ
Ｆ−Ｈ帯域との設定データの両方から選択無しを検知す
ると前記Ｕ帯受信手段を動作させるようにした。
は、ＶＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯域の信号を受信
するＶ帯受信手段と、ＵＨＦ帯域の信号を受信するＵ帯
受信手段とを具備したテレビチューナにおいて、ＶＨＦ
−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々の選択
の有無が個々に設定された動作切換信号の入力を受け付
け、入力される動作切換信号に対応して前記Ｖ帯受信手
段と前記Ｕ帯受信手段との一方を選択的に動作させる制
御方法であって、動作切換信号のＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨ
Ｆ−Ｈ帯域との設定データの両方から選択無しを検知す
ると前記Ｕ帯受信手段を動作させるようにした。
【００７４】従って、動作切換信号のＵＨＦ帯域の設定
データが位置変更されても、これに関係なくＶＨＦ−Ｌ
帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データに基づいてＵ帯受
信手段の動作の有無が切り換えられる。
データが位置変更されても、これに関係なくＶＨＦ−Ｌ
帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データに基づいてＵ帯受
信手段の動作の有無が切り換えられる。
【００７５】本発明の他のテレビチューナの制御方法
は、少なくとも高周波増幅回路と周波数変換回路とを具
備してＶＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯域の信号を受
信するＶ帯受信手段と、少なくとも高周波増幅回路と周
波数変換回路とを具備してＵＨＦ帯域の信号を受信する
Ｕ帯受信手段とを具備したテレビチューナにおいて、Ｖ
ＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々の
選択の有無が個々に設定された動作切換信号の入力を受
け付け、入力される動作切換信号に対応して前記Ｖ帯受
信手段と前記Ｕ帯受信手段との一方を選択的に動作させ
る制御方法であって、動作切換信号のＶＨＦ−Ｌ帯域と
ＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データの両方から選択無しを検
知すると前記Ｕ帯増幅手段を動作させるとともに前記Ｖ
帯増幅手段を休止させ、動作切換信号のＶＨＦ−Ｌ帯域
とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データの一方から選択有りを
検知すると前記Ｕ帯増幅手段を休止させるとともに前記
Ｖ帯増幅手段を動作させるようにした。
は、少なくとも高周波増幅回路と周波数変換回路とを具
備してＶＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯域の信号を受
信するＶ帯受信手段と、少なくとも高周波増幅回路と周
波数変換回路とを具備してＵＨＦ帯域の信号を受信する
Ｕ帯受信手段とを具備したテレビチューナにおいて、Ｖ
ＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々の
選択の有無が個々に設定された動作切換信号の入力を受
け付け、入力される動作切換信号に対応して前記Ｖ帯受
信手段と前記Ｕ帯受信手段との一方を選択的に動作させ
る制御方法であって、動作切換信号のＶＨＦ−Ｌ帯域と
ＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データの両方から選択無しを検
知すると前記Ｕ帯増幅手段を動作させるとともに前記Ｖ
帯増幅手段を休止させ、動作切換信号のＶＨＦ−Ｌ帯域
とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データの一方から選択有りを
検知すると前記Ｕ帯増幅手段を休止させるとともに前記
Ｖ帯増幅手段を動作させるようにした。
【００７６】従って、動作切換信号のＵＨＦ帯域の設定
データが位置変更されても、これに関係なくＶＨＦ−Ｌ
帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データに基づいてＵ帯増
幅手段とＶ帯増幅手段との動作の有無が切り換えられ
る。
データが位置変更されても、これに関係なくＶＨＦ−Ｌ
帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データに基づいてＵ帯増
幅手段とＶ帯増幅手段との動作の有無が切り換えられ
る。
【００７７】本発明のテレビチューナの制御方法は、Ｖ
ＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯域の電波を受信するＶ
ＨＦモードとＵＨＦ帯域の電波を受信するＵＨＦモード
とを切換制御するテレビチューナの制御方法において、
ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々
の選択の有無が個々に設定された動作切換信号の入力を
受け付け、この入力された動作切換信号のＶＨＦ−Ｌと
ＶＨＦ−Ｈとの二値の設定データを論理積し、この論理
積された設定データに対応して前記テレビチューナのＵ
ＨＦモードとＶＨＦモードとを切り換えるようにした。
ＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯域の電波を受信するＶ
ＨＦモードとＵＨＦ帯域の電波を受信するＵＨＦモード
とを切換制御するテレビチューナの制御方法において、
ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々
の選択の有無が個々に設定された動作切換信号の入力を
受け付け、この入力された動作切換信号のＶＨＦ−Ｌと
ＶＨＦ−Ｈとの二値の設定データを論理積し、この論理
積された設定データに対応して前記テレビチューナのＵ
ＨＦモードとＶＨＦモードとを切り換えるようにした。
【００７８】従って、動作切換信号のＶＨＦ−ＬとＶＨ
Ｆ−Ｈとの設定データの論理積に基づいてテレビチュー
ナのＵＨＦモードとＶＨＦモードとが切り換えられるの
で、動作切換信号のＵＨＦとＦＭとの部分が入れ替えら
れても、これに関係なくテレビチューナのＵＨＦモード
とＶＨＦモードとが切り換えられる。
Ｆ−Ｈとの設定データの論理積に基づいてテレビチュー
ナのＵＨＦモードとＶＨＦモードとが切り換えられるの
で、動作切換信号のＵＨＦとＦＭとの部分が入れ替えら
れても、これに関係なくテレビチューナのＵＨＦモード
とＶＨＦモードとが切り換えられる。
【００７９】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第一の形態を図１
を参照して以下に説明する。なお、本実施の形態に関し
て前述した一従来例と同一の部分は、同一の名称等を使
用して詳細な説明は省略する。図面は本実施の形態のテ
レビチューナの一部であるチューナＩＣの要部を示すブ
ロック図である。
を参照して以下に説明する。なお、本実施の形態に関し
て前述した一従来例と同一の部分は、同一の名称等を使
用して詳細な説明は省略する。図面は本実施の形態のテ
レビチューナの一部であるチューナＩＣの要部を示すブ
ロック図である。
【００８０】まず、本実施の形態のテレビチューナ（図
示せず）のチューナＩＣ１０１も、チューナ制御部１０
２を具備しており、このチューナ制御部１０２には周波
数変換部１０３などが接続されている。この周波数変換
部１０３も、Ｕ帯用とＶ帯用との周波数混合手段である
混合器や局部発振手段であるＬＯ（ともに図示せず）と
ともに、これらを切換制御するＵＶ切換バッファ１０４
を具備している。
示せず）のチューナＩＣ１０１も、チューナ制御部１０
２を具備しており、このチューナ制御部１０２には周波
数変換部１０３などが接続されている。この周波数変換
部１０３も、Ｕ帯用とＶ帯用との周波数混合手段である
混合器や局部発振手段であるＬＯ（ともに図示せず）と
ともに、これらを切換制御するＵＶ切換バッファ１０４
を具備している。
【００８１】本実施の形態のチューナＩＣ１０１も、信
号入力手段であるデータ入力配線１１１とクロック入力
配線１１２とを具備しており、このチューナＩＣ１０１
の入力配線１１１，１１２には、動作切換信号を出力す
る信号出力手段である制御回路（図示せず）が接続され
ている。
号入力手段であるデータ入力配線１１１とクロック入力
配線１１２とを具備しており、このチューナＩＣ１０１
の入力配線１１１，１１２には、動作切換信号を出力す
る信号出力手段である制御回路（図示せず）が接続され
ている。
【００８２】入力配線１１１，１１２には、シリアルに
接続された八個のＤ型のＦＦ回路１１３…からなるデー
タ変換手段であるシリアルパラレル変換器１１７が接続
されており、このシリアルパラレル変換器１１７の最初
の四個のＦＦ回路１１３〜１１６は、データ保持手段で
あるデータラッチ回路１１８の四個のＤ型のＦＦ回路１
１９〜１２２にパラレルに接続されている。
接続された八個のＤ型のＦＦ回路１１３…からなるデー
タ変換手段であるシリアルパラレル変換器１１７が接続
されており、このシリアルパラレル変換器１１７の最初
の四個のＦＦ回路１１３〜１１６は、データ保持手段で
あるデータラッチ回路１１８の四個のＤ型のＦＦ回路１
１９〜１２２にパラレルに接続されている。
【００８３】データラッチ回路１１８の四個のＦＦ回路
１１９〜１２２の各々のコントロール端子には、クロッ
ク入力配線１１２に接続された８クロックカウンタ１２
が接続されており、四個のＦＦ回路１１９〜１２２の正
規出力は、四ビットのバンド切換バッファ１２４を介し
て出力端子Ｐ１〜Ｐ４にパラレルに接続されている。
１１９〜１２２の各々のコントロール端子には、クロッ
ク入力配線１１２に接続された８クロックカウンタ１２
が接続されており、四個のＦＦ回路１１９〜１２２の正
規出力は、四ビットのバンド切換バッファ１２４を介し
て出力端子Ｐ１〜Ｐ４にパラレルに接続されている。
【００８４】つまり、データラッチ回路１１８の第一の
ＦＦ回路１１９は、切換バッファ１２４の動作切換信号
のＶＬ帯の設定データＤ１を保持する第一のビットバッ
ファＢ１に接続されており、第二のＦＦ回路１２０は、
ＶＨ帯の設定データＤ２を保持する第二のビットバッフ
ァＢ２に接続されている。
ＦＦ回路１１９は、切換バッファ１２４の動作切換信号
のＶＬ帯の設定データＤ１を保持する第一のビットバッ
ファＢ１に接続されており、第二のＦＦ回路１２０は、
ＶＨ帯の設定データＤ２を保持する第二のビットバッフ
ァＢ２に接続されている。
【００８５】また、第三のＦＦ回路１２１は、Ｕ帯とＦ
Ｍ帯との一方の設定データＤ３を保持する第三のビット
バッファＢ３に接続されており、第四のＦＦ回路１２２
は、Ｕ帯とＦＭ帯との他方の設定データＤ４を保持する
第四のビットバッファＢ４に接続されている。
Ｍ帯との一方の設定データＤ３を保持する第三のビット
バッファＢ３に接続されており、第四のＦＦ回路１２２
は、Ｕ帯とＦＭ帯との他方の設定データＤ４を保持する
第四のビットバッファＢ４に接続されている。
【００８６】そして、データラッチ回路１１８の第一第
二のＦＦ回路１１９〜１２２の反転出力が論理積手段で
あるワイヤードアンド１２５に接続されており、このワ
イヤードアンド１２５に第一第二のＩＩＬゲート１２
６，１２７が直列に接続されており、このチューナ制御
部１０２の第二のＩＩＬゲート１２７が周波数変換部１
０３のＵＶ切換バッファ１０４に接続されている。
二のＦＦ回路１１９〜１２２の反転出力が論理積手段で
あるワイヤードアンド１２５に接続されており、このワ
イヤードアンド１２５に第一第二のＩＩＬゲート１２
６，１２７が直列に接続されており、このチューナ制御
部１０２の第二のＩＩＬゲート１２７が周波数変換部１
０３のＵＶ切換バッファ１０４に接続されている。
【００８７】なお、本実施の形態のチューナＩＣ１０１
を一部とするテレビチューナも、一従来例として前述し
たテレビチューナ１と同様に、Ｖ帯受信手段であるＶ帯
受信回路やＵ帯受信手段であるＵ帯受信回路を具備して
いる。Ｖ帯受信回路は、高周波増幅部のＶ帯増幅手段で
あるＶ帯増幅器、周波数変換部１０３のＶ帯混合器およ
びＶ帯ＬＯ、Ｖ帯ＬＣ等からなり、ＶＬ帯とＶＨ帯とＦ
Ｍ帯との無線／有線信号を受信する。Ｕ帯受信回路は、
高周波増幅部のＵ帯増幅手段であるＵ帯増幅器、周波数
変換部１０３のＵ帯混合器およびＵ帯ＬＯ、Ｕ帯ＬＣ等
からなり、Ｕ帯の無線／有線信号を受信する。
を一部とするテレビチューナも、一従来例として前述し
たテレビチューナ１と同様に、Ｖ帯受信手段であるＶ帯
受信回路やＵ帯受信手段であるＵ帯受信回路を具備して
いる。Ｖ帯受信回路は、高周波増幅部のＶ帯増幅手段で
あるＶ帯増幅器、周波数変換部１０３のＶ帯混合器およ
びＶ帯ＬＯ、Ｖ帯ＬＣ等からなり、ＶＬ帯とＶＨ帯とＦ
Ｍ帯との無線／有線信号を受信する。Ｕ帯受信回路は、
高周波増幅部のＵ帯増幅手段であるＵ帯増幅器、周波数
変換部１０３のＵ帯混合器およびＵ帯ＬＯ、Ｕ帯ＬＣ等
からなり、Ｕ帯の無線／有線信号を受信する。
【００８８】詳細には後述するが、制御回路からチュー
ナＩＣ１０１に入力される動作切換信号のＶＬ帯とＶＨ
帯との設定データＤ１，Ｄ２がワイヤードアンド１２５
により論理積され、これに対応してＵＶ切換バッファ１
０４によりＵ帯用とＶ帯用との混合器やＬＯが選択的に
動作されて高周波増幅部や周波数変換部１０３のＵＨＦ
モードとＶＨＦモードとが切り換えられるので、上述の
ＵＶ切換バッファ１０４等の部分が、モード切換手段、
設定検知手段、動作切換手段、第一切換手段、第二切換
手段、等に相当する。
ナＩＣ１０１に入力される動作切換信号のＶＬ帯とＶＨ
帯との設定データＤ１，Ｄ２がワイヤードアンド１２５
により論理積され、これに対応してＵＶ切換バッファ１
０４によりＵ帯用とＶ帯用との混合器やＬＯが選択的に
動作されて高周波増幅部や周波数変換部１０３のＵＨＦ
モードとＶＨＦモードとが切り換えられるので、上述の
ＵＶ切換バッファ１０４等の部分が、モード切換手段、
設定検知手段、動作切換手段、第一切換手段、第二切換
手段、等に相当する。
【００８９】上述のような構成において、本実施の形態
のテレビチューナ１０１でも、無線や有線で入力される
Ｕ帯とＶ帯との信号をＵ帯受信回路とＶ帯受信回路とで
受信することができ、Ｕ帯とＶ帯とを受信する動作モー
ドの切換制御をチューナ制御部１０２で実行する。
のテレビチューナ１０１でも、無線や有線で入力される
Ｕ帯とＶ帯との信号をＵ帯受信回路とＶ帯受信回路とで
受信することができ、Ｕ帯とＶ帯とを受信する動作モー
ドの切換制御をチューナ制御部１０２で実行する。
【００９０】その場合、ＶＬ帯とＶＨ帯とＦＭ帯とＵ帯
との各々の選択の有無が一ビットで個々に設定された八
ビットの動作切換信号が、制御回路２からチューナ制御
部１０２のデータ入力配線１１１にシリアルに入力さ
れ、このシリアルに入力された動作切換信号がシリアル
パラレル変換器１１７によりパラレルに変換される。
との各々の選択の有無が一ビットで個々に設定された八
ビットの動作切換信号が、制御回路２からチューナ制御
部１０２のデータ入力配線１１１にシリアルに入力さ
れ、このシリアルに入力された動作切換信号がシリアル
パラレル変換器１１７によりパラレルに変換される。
【００９１】このパラレルに変換された動作切換信号が
データラッチ回路１１８の四個のＦＦ回路１１９〜１２
２で保持されてからバンド切換バッファ１２４にパラレ
ルに入力されるので、このバンド切換バッファ１２４は
動作切換信号に対応した制御信号を高周波増幅部や周波
数変換部１０３等に出力する。
データラッチ回路１１８の四個のＦＦ回路１１９〜１２
２で保持されてからバンド切換バッファ１２４にパラレ
ルに入力されるので、このバンド切換バッファ１２４は
動作切換信号に対応した制御信号を高周波増幅部や周波
数変換部１０３等に出力する。
【００９２】つまり、Ｕ帯の設定データＤ３に対応した
制御信号が、バンド切換バッファ１２４の第三のビット
バッファＢ３から出力端子Ｐ３を介して高周波増幅部の
Ｕ帯とＶ帯との増幅器に出力されるので、これらの増幅
器が制御信号に対応して切換制御される。
制御信号が、バンド切換バッファ１２４の第三のビット
バッファＢ３から出力端子Ｐ３を介して高周波増幅部の
Ｕ帯とＶ帯との増幅器に出力されるので、これらの増幅
器が制御信号に対応して切換制御される。
【００９３】また、ＶＬ帯とＶＨ帯との設定データＤ
１，Ｄ２に各々対応した制御信号が、バンド切換バッフ
ァ１２４の第一第二のビットバッファＢ１，Ｂ２から出
力端子Ｐ１，Ｐ２を介して高周波増幅部のＶ帯増幅器に
出力されるので、このＶ帯増幅器は、ＶＬ帯とＶＨ帯と
の設定データＤ１，Ｄ２に対応して内部のＬＣ同調回路
の同調周波数帯がＶＬ帯とＶＨ帯とに切り換わる。
１，Ｄ２に各々対応した制御信号が、バンド切換バッフ
ァ１２４の第一第二のビットバッファＢ１，Ｂ２から出
力端子Ｐ１，Ｐ２を介して高周波増幅部のＶ帯増幅器に
出力されるので、このＶ帯増幅器は、ＶＬ帯とＶＨ帯と
の設定データＤ１，Ｄ２に対応して内部のＬＣ同調回路
の同調周波数帯がＶＬ帯とＶＨ帯とに切り換わる。
【００９４】さらに、ＦＭ用の設定データＤ４に対応し
た制御信号が、バンド切換バッファ１２４の第四のビッ
トバッファＢ４から出力端子Ｐ４を介して高周波増幅部
のＦＭトラップ回路に出力されるので、このＦＭトラッ
プ回路は、ＦＭ帯の設定データＤ４が選択有りであると
ＦＭ帯をトラップせず、ＦＭ帯の設定データが選択無し
であるとＦＭ帯をトラップする。
た制御信号が、バンド切換バッファ１２４の第四のビッ
トバッファＢ４から出力端子Ｐ４を介して高周波増幅部
のＦＭトラップ回路に出力されるので、このＦＭトラッ
プ回路は、ＦＭ帯の設定データＤ４が選択有りであると
ＦＭ帯をトラップせず、ＦＭ帯の設定データが選択無し
であるとＦＭ帯をトラップする。
【００９５】また、動作切換信号のＶＨ帯とＶＬ帯との
設定データＤ１，Ｄ２がデータラッチ回路１１８の第一
第二のＦＦ回路１１９，１２０で保持されるが、図１お
よび下記の表１に示すように、これら第一第二のＦＦ回
路１１９，１２０の反転出力の設定データＡ，Ｂがワイ
ヤードアンド１２５で論理積される。この論理積された
設定データが第一のＩＩＬゲート１２６により反転され
て設定データＣとされ、この設定データＣが第二のＩＩ
Ｌゲート１２７により再度反転されて設定データＤとさ
れてＵＶ切換バッファ１０４に入力される。
設定データＤ１，Ｄ２がデータラッチ回路１１８の第一
第二のＦＦ回路１１９，１２０で保持されるが、図１お
よび下記の表１に示すように、これら第一第二のＦＦ回
路１１９，１２０の反転出力の設定データＡ，Ｂがワイ
ヤードアンド１２５で論理積される。この論理積された
設定データが第一のＩＩＬゲート１２６により反転され
て設定データＣとされ、この設定データＣが第二のＩＩ
Ｌゲート１２７により再度反転されて設定データＤとさ
れてＵＶ切換バッファ１０４に入力される。
【００９６】
【表１】 上述のようにＵＶ切換バッファ１０４に入力される設定
データＤは、最初の動作切換信号のＶＨ帯とＶＬ帯との
両方が“０”の場合のみ“１”となるので、周波数変換
部１０３のＵＨＦモードとＶＨＦモードとの切り替えに
対応していることになる。
データＤは、最初の動作切換信号のＶＨ帯とＶＬ帯との
両方が“０”の場合のみ“１”となるので、周波数変換
部１０３のＵＨＦモードとＶＨＦモードとの切り替えに
対応していることになる。
【００９７】本実施の形態のチューナＩＣ１０１のテレ
ビチューナの制御方法では、上述のように周波数変換部
１０３のモード切換を動作切換信号のＶＨＦ−ＬとＶＨ
Ｆ−Ｈとの設定データに基づいて実行する。このため、
動作切換信号のＵ帯用とＦＭ用との設定データの位置が
入れ替えられても、これに関係なく周波数変換部１０３
のＵＨＦモードとＶＨＦモードとを切り換えることがで
きる。
ビチューナの制御方法では、上述のように周波数変換部
１０３のモード切換を動作切換信号のＶＨＦ−ＬとＶＨ
Ｆ−Ｈとの設定データに基づいて実行する。このため、
動作切換信号のＵ帯用とＦＭ用との設定データの位置が
入れ替えられても、これに関係なく周波数変換部１０３
のＵＨＦモードとＶＨＦモードとを切り換えることがで
きる。
【００９８】つまり、本実施の形態のチューナＩＣ１０
１は、二種類のフォーマットの動作切換信号に一種類で
対応することができるので、総合的な生産性が良好であ
る。特に、動作切換信号から周波数変換部１０３の制御
信号を生成する論理積手段をワイヤードアンド１２５で
形成しており、これに対するバッファを二個のＩＩＬゲ
ート１２６，１２７で形成している。このため、従来の
構造に追加する部分の回路規模が削減されており、チュ
ーナＩＣ１０１は生産性が良好で小型軽量である。
１は、二種類のフォーマットの動作切換信号に一種類で
対応することができるので、総合的な生産性が良好であ
る。特に、動作切換信号から周波数変換部１０３の制御
信号を生成する論理積手段をワイヤードアンド１２５で
形成しており、これに対するバッファを二個のＩＩＬゲ
ート１２６，１２７で形成している。このため、従来の
構造に追加する部分の回路規模が削減されており、チュ
ーナＩＣ１０１は生産性が良好で小型軽量である。
【００９９】しかも、テレビチューナでチューナＩＣ１
０１より外側の部分は変更や追加が必要ないので、テレ
ビチューナの生産性を良好に維持することができる。そ
して、動作切換信号のフォーマットが相違する二種類の
テレビチューナの両方に、本実施の形態の一種類のチュ
ーナＩＣ１０１を利用することができ、その場合にチュ
ーナＩＣ１０１のディップスイッチの切換設定なども必
要ないので、テレビチューナの生産時に動作切換信号の
フォーマットが相違するチューナＩＣを装着して不良品
を生産するようなこともない。
０１より外側の部分は変更や追加が必要ないので、テレ
ビチューナの生産性を良好に維持することができる。そ
して、動作切換信号のフォーマットが相違する二種類の
テレビチューナの両方に、本実施の形態の一種類のチュ
ーナＩＣ１０１を利用することができ、その場合にチュ
ーナＩＣ１０１のディップスイッチの切換設定なども必
要ないので、テレビチューナの生産時に動作切換信号の
フォーマットが相違するチューナＩＣを装着して不良品
を生産するようなこともない。
【０１００】つぎに、本発明の実施の第二の形態を図２
を参照して以下に説明する。なお、本実施の形態に関し
て上述した第一の形態と同一の部分は、同一の名称およ
び符号を使用して詳細な説明は省略する。図面は本実施
の形態のテレビチューナの一部であるチューナＩＣの要
部を示すブロック図である。
を参照して以下に説明する。なお、本実施の形態に関し
て上述した第一の形態と同一の部分は、同一の名称およ
び符号を使用して詳細な説明は省略する。図面は本実施
の形態のテレビチューナの一部であるチューナＩＣの要
部を示すブロック図である。
【０１０１】まず、本実施の形態のテレビチューナのチ
ューナＩＣ２０１も、前述したチューナＩＣ１０１と同
様に、チューナ制御部２０２が高周波増幅部や周波数変
換部１０３等に接続されている。
ューナＩＣ２０１も、前述したチューナＩＣ１０１と同
様に、チューナ制御部２０２が高周波増幅部や周波数変
換部１０３等に接続されている。
【０１０２】本実施の形態のチューナＩＣ２０１のチュ
ーナ制御部２０２は、データ変換手段であるシリアルパ
ラレル変換器１１７、データ保持手段であるデータラッ
チ回路１１８、バンド切換バッファ１２４、等の構造は
前述したチューナＩＣ１０１のチューナ制御部１０２と
同様であるが、データラッチ回路１１８と制御出力配線
１２９とを接続する部分の構造が前述したチューナ制御
部１０２とは相違している。
ーナ制御部２０２は、データ変換手段であるシリアルパ
ラレル変換器１１７、データ保持手段であるデータラッ
チ回路１１８、バンド切換バッファ１２４、等の構造は
前述したチューナＩＣ１０１のチューナ制御部１０２と
同様であるが、データラッチ回路１１８と制御出力配線
１２９とを接続する部分の構造が前述したチューナ制御
部１０２とは相違している。
【０１０３】つまり、データラッチ回路１１８の第一の
ＦＦ回路１１９の正規出力に第一のＩＩＬゲート２０３
が接続されるとともに、データラッチ回路１１８の第二
のＦＦ回路１２０の正規出力に第二のＩＩＬゲート２０
４が接続されており、これら第一第二のＩＩＬゲート２
０３，２０４が論理積手段である一個のワイヤードアン
ド２０５に接続されている。このワイヤードアンド２０
５には、第三第四のＩＩＬゲート２０６，２０７が直列
に接続されており、この第四のＩＩＬゲート２０７が周
波数変換部１０３のＵＶ切換バッファ１０４に接続され
ている。
ＦＦ回路１１９の正規出力に第一のＩＩＬゲート２０３
が接続されるとともに、データラッチ回路１１８の第二
のＦＦ回路１２０の正規出力に第二のＩＩＬゲート２０
４が接続されており、これら第一第二のＩＩＬゲート２
０３，２０４が論理積手段である一個のワイヤードアン
ド２０５に接続されている。このワイヤードアンド２０
５には、第三第四のＩＩＬゲート２０６，２０７が直列
に接続されており、この第四のＩＩＬゲート２０７が周
波数変換部１０３のＵＶ切換バッファ１０４に接続され
ている。
【０１０４】上述のような構成において、本実施の形態
のチューナＩＣ２０１も、前述したチューナＩＣ１０１
と同様に、動作切換信号の入力に対応して周波数変換部
１０３の動作モードを制御信号で切換制御する。
のチューナＩＣ２０１も、前述したチューナＩＣ１０１
と同様に、動作切換信号の入力に対応して周波数変換部
１０３の動作モードを制御信号で切換制御する。
【０１０５】その場合、データ入力配線１１１にシリア
ルに入力された動作切換信号が、シリアルパラレル変換
器１１７によりパラレルに変換されてからデータラッチ
回路１１８の四個のＦＦ回路１１９〜１２２で保持され
るので、動作切換信号のＶＨ帯とＶＬ帯との設定データ
がデータラッチ回路１１８の第一第二のＦＦ回路１１
９，１２０で保持される。
ルに入力された動作切換信号が、シリアルパラレル変換
器１１７によりパラレルに変換されてからデータラッチ
回路１１８の四個のＦＦ回路１１９〜１２２で保持され
るので、動作切換信号のＶＨ帯とＶＬ帯との設定データ
がデータラッチ回路１１８の第一第二のＦＦ回路１１
９，１２０で保持される。
【０１０６】そして、図２および下記の表２に示すよう
に、これら第一第二のＦＦ回路１１９，１２０の正規出
力の設定データが第一第二のＩＩＬゲート２０３，２０
４で各々反転されて設定データＡ，Ｂとされ、これらの
設定データＡ，Ｂがワイヤードアンド２０５で論理積さ
れる。
に、これら第一第二のＦＦ回路１１９，１２０の正規出
力の設定データが第一第二のＩＩＬゲート２０３，２０
４で各々反転されて設定データＡ，Ｂとされ、これらの
設定データＡ，Ｂがワイヤードアンド２０５で論理積さ
れる。
【０１０７】以下は前述した周波数変換部１０２の場合
と同様に、論理積された設定データが第三のＩＩＬゲー
ト２０６により反転されて設定データＣとされ、この設
定データＣが第四のＩＩＬゲート２０７により再度反転
されて設定データＤとされて周波数変換部１０３のＵＶ
切換バッファ１０４に入力される。
と同様に、論理積された設定データが第三のＩＩＬゲー
ト２０６により反転されて設定データＣとされ、この設
定データＣが第四のＩＩＬゲート２０７により再度反転
されて設定データＤとされて周波数変換部１０３のＵＶ
切換バッファ１０４に入力される。
【０１０８】
【表２】 上述のような設定データＤが入力されるＵＶ切換バッフ
ァ１０４は、入力された設定データＤに対応した制御信
号を制御出力配線１２９から出力するので、この制御信
号に対応して周波数変換部１０３のＵＨＦモードとＶＨ
Ｆモードとが切り換えられる。
ァ１０４は、入力された設定データＤに対応した制御信
号を制御出力配線１２９から出力するので、この制御信
号に対応して周波数変換部１０３のＵＨＦモードとＶＨ
Ｆモードとが切り換えられる。
【０１０９】本実施の形態のチューナＩＣ２０１も、前
述した第一の形態のチューナＩＣ１０１と同様に、上述
のように周波数変換部１０３のモード切換を動作切換信
号のＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定データに基づいて
実行するので、二種類のフォーマットの動作切換信号に
一種類で対応することができ、総合的な生産性が良好で
ある。
述した第一の形態のチューナＩＣ１０１と同様に、上述
のように周波数変換部１０３のモード切換を動作切換信
号のＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定データに基づいて
実行するので、二種類のフォーマットの動作切換信号に
一種類で対応することができ、総合的な生産性が良好で
ある。
【０１１０】ただし、本実施の形態のチューナＩＣ２０
１の場合、前述した第一の形態のチューナ制御部１０２
とは相違して、データラッチ回路１１８のＦＦ回路１１
９，１２０の正規出力をＩＩＬゲート２０３，２０４で
各々反転させてからワイヤードアンド２０５で論理積し
ている。
１の場合、前述した第一の形態のチューナ制御部１０２
とは相違して、データラッチ回路１１８のＦＦ回路１１
９，１２０の正規出力をＩＩＬゲート２０３，２０４で
各々反転させてからワイヤードアンド２０５で論理積し
ている。
【０１１１】このため、本実施の形態のチューナＩＣ２
０１は、前述した第一の形態のチューナ制御部１０２よ
り素子の個数が増加しているが、ＦＦ回路１１９，１２
０の反転出力に配線を接続する必要がない。このため、
例えば、ＦＦ回路１１９，１２０の正規出力とバンド切
換バッファ１２４とを接続する配線を分岐させてＩＩＬ
ゲート２０３，２０４に接続することにより、配線の占
有面積を簡略化して回路規模を縮小するようなことが可
能である。
０１は、前述した第一の形態のチューナ制御部１０２よ
り素子の個数が増加しているが、ＦＦ回路１１９，１２
０の反転出力に配線を接続する必要がない。このため、
例えば、ＦＦ回路１１９，１２０の正規出力とバンド切
換バッファ１２４とを接続する配線を分岐させてＩＩＬ
ゲート２０３，２０４に接続することにより、配線の占
有面積を簡略化して回路規模を縮小するようなことが可
能である。
【０１１２】つぎに、本発明の実施の第三の形態を図３
を参照して以下に説明する。なお、本実施の形態に関し
て前述した第一の形態と同一の部分は、同一の名称およ
び符号を使用して詳細な説明は省略する。図面は本実施
の形態のテレビチューナの一部であるチューナＩＣの要
部を示すブロック図である。
を参照して以下に説明する。なお、本実施の形態に関し
て前述した第一の形態と同一の部分は、同一の名称およ
び符号を使用して詳細な説明は省略する。図面は本実施
の形態のテレビチューナの一部であるチューナＩＣの要
部を示すブロック図である。
【０１１３】まず、本実施の形態のテレビチューナのチ
ューナＩＣ３０１も、前述したチューナＩＣ１０１等と
同様に、チューナ制御部３０２が周波数変換部１０３等
に接続されており、データラッチ回路１１８と制御出力
配線１２９とを接続する部分の構造が前述したチューナ
ＩＣ１０１等とは相違している。
ューナＩＣ３０１も、前述したチューナＩＣ１０１等と
同様に、チューナ制御部３０２が周波数変換部１０３等
に接続されており、データラッチ回路１１８と制御出力
配線１２９とを接続する部分の構造が前述したチューナ
ＩＣ１０１等とは相違している。
【０１１４】つまり、本実施の形態のチューナＩＣ３０
１のチューナ制御部３０２では、データラッチ回路１１
８の第一第二のＦＦ回路１１９，１２０の反転出力が論
理積手段である一個のＣＭＯＳのアンドゲート３０３に
接続されており、このアンドゲート３０３が周波数変換
部１０３のＵＶ切換バッファ１０４に接続されている。
１のチューナ制御部３０２では、データラッチ回路１１
８の第一第二のＦＦ回路１１９，１２０の反転出力が論
理積手段である一個のＣＭＯＳのアンドゲート３０３に
接続されており、このアンドゲート３０３が周波数変換
部１０３のＵＶ切換バッファ１０４に接続されている。
【０１１５】上述のような構成において、本実施の形態
のチューナＩＣ３０１も、前述したチューナ制御ＩＣ１
０１等と同様に、動作切換信号の入力に対応して周波数
変換部１０３の動作モードを制御信号で切換制御する。
その場合、図３および下記の表３に示すように、データ
ラッチ回路１１８の第一第二のＦＦ回路１１９，１２０
の反転出力の設定データＡ，Ｂがアンドゲート３０３で
論理積され、この論理積された設定データＤが周波数変
換部１０３のＵＶ切換バッファ１０４に入力される。
のチューナＩＣ３０１も、前述したチューナ制御ＩＣ１
０１等と同様に、動作切換信号の入力に対応して周波数
変換部１０３の動作モードを制御信号で切換制御する。
その場合、図３および下記の表３に示すように、データ
ラッチ回路１１８の第一第二のＦＦ回路１１９，１２０
の反転出力の設定データＡ，Ｂがアンドゲート３０３で
論理積され、この論理積された設定データＤが周波数変
換部１０３のＵＶ切換バッファ１０４に入力される。
【０１１６】
【表３】 上述のような設定データＤが入力されるＵＶ切換バッフ
ァ１０４は、入力された設定データＤに対応した制御信
号を制御出力配線１２９から出力するので、この制御信
号に対応して周波数変換部１０３のＵＨＦモードとＶＨ
Ｆモードとが切り換えられる。
ァ１０４は、入力された設定データＤに対応した制御信
号を制御出力配線１２９から出力するので、この制御信
号に対応して周波数変換部１０３のＵＨＦモードとＶＨ
Ｆモードとが切り換えられる。
【０１１７】本実施の形態のチューナＩＣ３０１も、前
述した第一の形態のチューナＩＣ１０１等と同様に、上
述のように周波数変換部１０３のモード切換を動作切換
信号のＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定データに基づい
て実行するので、二種類のフォーマットの動作切換信号
に一種類で対応することができ、総合的な生産性が良好
である。
述した第一の形態のチューナＩＣ１０１等と同様に、上
述のように周波数変換部１０３のモード切換を動作切換
信号のＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定データに基づい
て実行するので、二種類のフォーマットの動作切換信号
に一種類で対応することができ、総合的な生産性が良好
である。
【０１１８】ただし、本実施の形態のチューナＩＣ３０
１の場合、前述した第一の形態のチューナ制御部１０２
等とは相違して、データラッチ回路１１８のＦＦ回路１
１９，１２０の反転出力をＣＭＯＳのアンドゲート３０
３で論理積している。このため、本実施の形態のチュー
ナＩＣ３０１は、前述した第一の形態のチューナ制御部
１０２等より回路構造が複雑であるが、回路素子の個数
は削減されているので、この観点から生産性向上や小型
軽量化が可能である。
１の場合、前述した第一の形態のチューナ制御部１０２
等とは相違して、データラッチ回路１１８のＦＦ回路１
１９，１２０の反転出力をＣＭＯＳのアンドゲート３０
３で論理積している。このため、本実施の形態のチュー
ナＩＣ３０１は、前述した第一の形態のチューナ制御部
１０２等より回路構造が複雑であるが、回路素子の個数
は削減されているので、この観点から生産性向上や小型
軽量化が可能である。
【０１１９】なお、本発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許
容する。例えば、上述した第三の形態のチューナ制御部
３０２では、データラッチ回路１１８のＦＦ回路１１
９，１２０の反転出力をＣＭＯＳのアンドゲート３０３
で論理積することを例示したが、ＦＦ回路１１９，１２
０の正規出力を第一第二のインバータで各々反転させて
からＣＭＯＳのアンドゲート３０３で論理積すること
や、ＦＦ回路１１９，１２０の正規出力をＣＭＯＳのノ
アゲートで否定論理和することも可能である。
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許
容する。例えば、上述した第三の形態のチューナ制御部
３０２では、データラッチ回路１１８のＦＦ回路１１
９，１２０の反転出力をＣＭＯＳのアンドゲート３０３
で論理積することを例示したが、ＦＦ回路１１９，１２
０の正規出力を第一第二のインバータで各々反転させて
からＣＭＯＳのアンドゲート３０３で論理積すること
や、ＦＦ回路１１９，１２０の正規出力をＣＭＯＳのノ
アゲートで否定論理和することも可能である。
【０１２０】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【０１２１】請求項１記載の発明のテレビチューナは、
ＶＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯域の信号を受信する
Ｖ帯受信手段と、ＵＨＦ帯域の信号を受信するＵ帯受信
手段と、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域
との各々の選択の有無が個々に設定された動作切換信号
の入力を受け付ける信号入力手段と、動作切換信号のＶ
ＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データの両方か
ら選択無しを検知する設定検知手段と、該設定検知手段
の検知に対応して前記Ｕ帯受信手段を選択的に動作させ
る動作切換手段と、を具備していることにより、動作切
換信号のＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定データに基づ
いてテレビチューナの受信帯域をＵＨＦとＶＨＦとに切
り換えることができるので、二種類の動作切換信号に一
種類の構造で対応することができて総合的な生産性が良
好である。
ＶＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯域の信号を受信する
Ｖ帯受信手段と、ＵＨＦ帯域の信号を受信するＵ帯受信
手段と、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域
との各々の選択の有無が個々に設定された動作切換信号
の入力を受け付ける信号入力手段と、動作切換信号のＶ
ＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データの両方か
ら選択無しを検知する設定検知手段と、該設定検知手段
の検知に対応して前記Ｕ帯受信手段を選択的に動作させ
る動作切換手段と、を具備していることにより、動作切
換信号のＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定データに基づ
いてテレビチューナの受信帯域をＵＨＦとＶＨＦとに切
り換えることができるので、二種類の動作切換信号に一
種類の構造で対応することができて総合的な生産性が良
好である。
【０１２２】請求項２記載の発明は、請求項１記載のテ
レビチューナであって、前記Ｕ帯受信手段が、所定の周
波数で発振する局部発振手段と、該局部発振手段の発振
周波数と受信信号の周波数とを混合して中間周波数に変
換する周波数混合手段と、を具備していることにより、
Ｕ帯受信手段がＵＨＦ帯域の信号を簡単な構造で良好に
受信することができる。
レビチューナであって、前記Ｕ帯受信手段が、所定の周
波数で発振する局部発振手段と、該局部発振手段の発振
周波数と受信信号の周波数とを混合して中間周波数に変
換する周波数混合手段と、を具備していることにより、
Ｕ帯受信手段がＵＨＦ帯域の信号を簡単な構造で良好に
受信することができる。
【０１２３】請求項３記載の発明のテレビチューナは、
ＶＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯域の受信信号を増幅
するＶ帯増幅手段と、該Ｖ帯増幅手段で増幅された受信
信号の周波数を変換するＶ帯変換手段と、ＵＨＦ帯域の
受信信号を増幅するＵ帯増幅手段と、該Ｕ帯増幅手段で
増幅された受信信号の周波数を変換するＵ帯変換手段
と、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との
各々の選択の有無が個々に設定された動作切換信号を出
力する信号出力手段と、動作切換信号のＶＨＦ−Ｌ帯域
とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データの両方から選択無しを
検知する設定検知手段と、該設定検知手段が動作切換信
号のＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データの
両方から選択無しを検知すると前記Ｕ帯増幅手段を動作
させるとともに前記Ｖ帯増幅手段を休止させる第一切換
手段と、該設定検知手段が動作切換信号のＶＨＦ−Ｌ帯
域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データの一方から選択有り
を検知すると前記Ｕ帯増幅手段を休止させるとともに前
記Ｖ帯増幅手段を動作させる第二切換手段と、を具備し
ていることにより、動作切換信号のＶＨＦ−ＬとＶＨＦ
−Ｈとの設定データに基づいてテレビチューナの受信帯
域をＵＨＦとＶＨＦとに切り換えることができるので、
二種類の動作切換信号に一種類の構造で対応することが
できて総合的な生産性が良好である。
ＶＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯域の受信信号を増幅
するＶ帯増幅手段と、該Ｖ帯増幅手段で増幅された受信
信号の周波数を変換するＶ帯変換手段と、ＵＨＦ帯域の
受信信号を増幅するＵ帯増幅手段と、該Ｕ帯増幅手段で
増幅された受信信号の周波数を変換するＵ帯変換手段
と、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との
各々の選択の有無が個々に設定された動作切換信号を出
力する信号出力手段と、動作切換信号のＶＨＦ−Ｌ帯域
とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データの両方から選択無しを
検知する設定検知手段と、該設定検知手段が動作切換信
号のＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データの
両方から選択無しを検知すると前記Ｕ帯増幅手段を動作
させるとともに前記Ｖ帯増幅手段を休止させる第一切換
手段と、該設定検知手段が動作切換信号のＶＨＦ−Ｌ帯
域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データの一方から選択有り
を検知すると前記Ｕ帯増幅手段を休止させるとともに前
記Ｖ帯増幅手段を動作させる第二切換手段と、を具備し
ていることにより、動作切換信号のＶＨＦ−ＬとＶＨＦ
−Ｈとの設定データに基づいてテレビチューナの受信帯
域をＵＨＦとＶＨＦとに切り換えることができるので、
二種類の動作切換信号に一種類の構造で対応することが
できて総合的な生産性が良好である。
【０１２４】請求項４記載の発明のテレビチューナは、
ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々
の選択の有無が個々に設定された動作切換信号のシリア
ルな入力を受け付ける信号入力手段と、該信号入力手段
にシリアルに入力された動作切換信号をパラレルに変換
するデータ変換手段と、該データ変換手段によりパラレ
ルに変換された動作切換信号を保持するデータ保持手段
と、該データ保持手段に保持された動作切換信号のＶＨ
Ｆ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの二値の設定データを論理積する
論理積手段と、該論理積手段により論理積された設定デ
ータに対応して前記テレビチューナのＵＨＦモードとＶ
ＨＦモードとを切り換えるモード切換手段と、を具備し
ていることにより、動作切換信号のＶＨＦ−ＬとＶＨＦ
−Ｈとの設定データに基づいてテレビチューナのＵＨＦ
モードとＶＨＦモードとを切り換えることができるの
で、二種類の動作切換信号に一種類の構造で対応するこ
とができて総合的な生産性が良好である。
ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々
の選択の有無が個々に設定された動作切換信号のシリア
ルな入力を受け付ける信号入力手段と、該信号入力手段
にシリアルに入力された動作切換信号をパラレルに変換
するデータ変換手段と、該データ変換手段によりパラレ
ルに変換された動作切換信号を保持するデータ保持手段
と、該データ保持手段に保持された動作切換信号のＶＨ
Ｆ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの二値の設定データを論理積する
論理積手段と、該論理積手段により論理積された設定デ
ータに対応して前記テレビチューナのＵＨＦモードとＶ
ＨＦモードとを切り換えるモード切換手段と、を具備し
ていることにより、動作切換信号のＶＨＦ−ＬとＶＨＦ
−Ｈとの設定データに基づいてテレビチューナのＵＨＦ
モードとＶＨＦモードとを切り換えることができるの
で、二種類の動作切換信号に一種類の構造で対応するこ
とができて総合的な生産性が良好である。
【０１２５】請求項５記載の発明のテレビチューナは、
ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々
の選択の有無が一ビットで個々に設定された少なくとも
四ビットの動作切換信号がシリアルに入力されるデータ
入力配線と、該データ入力配線にシリアルに入力された
動作切換信号をパラレルに変換するシリアルパラレル変
換器と、該シリアルパラレル変換器によりパラレルに変
換された動作切換信号を少なくとも四個のＦＦ回路で保
持するデータラッチ回路と、該データラッチ回路の第一
第二のＦＦ回路の反転出力の設定データを論理積するワ
イヤードアンドと、該ワイヤードアンドにより論理積さ
れた設定データを反転させる第一のＩＩＬゲートと、該
第一のＩＩＬゲートにより反転された設定データを再度
反転させる第二のＩＩＬゲートと、該第二のＩＩＬゲー
トにより再度反転された設定データに対応して前記制御
出力配線から制御信号を出力する切換バッファと、を具
備していることにより、動作切換信号のＶＨＦ−ＬとＶ
ＨＦ−Ｈとの設定データに基づいてテレビチューナのＵ
ＨＦモードとＶＨＦモードとを切り換えることができる
ので、二種類の動作切換信号に一種類の構造で対応する
ことができて総合的な生産性が良好であり、論理積に必
要な素子がワイヤードアンドでバッファリングに必要な
素子が二個のＩＩＬゲートなので、これらの構造が簡単
で回路規模を削減することが可能である。
ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々
の選択の有無が一ビットで個々に設定された少なくとも
四ビットの動作切換信号がシリアルに入力されるデータ
入力配線と、該データ入力配線にシリアルに入力された
動作切換信号をパラレルに変換するシリアルパラレル変
換器と、該シリアルパラレル変換器によりパラレルに変
換された動作切換信号を少なくとも四個のＦＦ回路で保
持するデータラッチ回路と、該データラッチ回路の第一
第二のＦＦ回路の反転出力の設定データを論理積するワ
イヤードアンドと、該ワイヤードアンドにより論理積さ
れた設定データを反転させる第一のＩＩＬゲートと、該
第一のＩＩＬゲートにより反転された設定データを再度
反転させる第二のＩＩＬゲートと、該第二のＩＩＬゲー
トにより再度反転された設定データに対応して前記制御
出力配線から制御信号を出力する切換バッファと、を具
備していることにより、動作切換信号のＶＨＦ−ＬとＶ
ＨＦ−Ｈとの設定データに基づいてテレビチューナのＵ
ＨＦモードとＶＨＦモードとを切り換えることができる
ので、二種類の動作切換信号に一種類の構造で対応する
ことができて総合的な生産性が良好であり、論理積に必
要な素子がワイヤードアンドでバッファリングに必要な
素子が二個のＩＩＬゲートなので、これらの構造が簡単
で回路規模を削減することが可能である。
【０１２６】請求項６記載の発明のテレビチューナは、
ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々
の選択の有無が一ビットで個々に設定された少なくとも
四ビットの動作切換信号がシリアルに入力されるデータ
入力配線と、該データ入力配線にシリアルに入力された
動作切換信号をパラレルに変換するシリアルパラレル変
換器と、該シリアルパラレル変換器によりパラレルに変
換された動作切換信号を少なくとも四個のＦＦ回路で保
持するデータラッチ回路と、該データラッチ回路の第一
のＦＦ回路の正規出力の設定データを反転させる第一の
ＩＩＬゲートと、前記データラッチ回路の第二のＦＦ回
路の正規出力の設定データを反転させる第二のＩＩＬゲ
ートと、前記第一第二のＩＩＬゲートで各々反転された
二つの設定データを論理積するワイヤードアンドと、該
ワイヤードアンドにより論理積された設定データを反転
させる第三のＩＩＬゲートと、該第三のＩＩＬゲートに
より反転された設定データを再度反転させる第四のＩＩ
Ｌゲートと、該第四のＩＩＬゲートにより再度反転され
た設定データに対応して前記制御出力配線から制御信号
を出力する切換バッファと、を具備していることによ
り、動作切換信号のＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定デ
ータに基づいてテレビチューナのＵＨＦモードとＶＨＦ
モードとを切り換えることができるので、二種類の動作
切換信号に一種類の構造で対応することができて総合的
な生産性が良好であり、処理に必要な素子が一個のワイ
ヤードアンドと少なくとも四個のＩＩＬゲートであり、
ＦＦ回路の反転出力に専用の配線を結線する必要がない
ので、これらの構造が簡単で回路面積を削減することが
可能である。
ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々
の選択の有無が一ビットで個々に設定された少なくとも
四ビットの動作切換信号がシリアルに入力されるデータ
入力配線と、該データ入力配線にシリアルに入力された
動作切換信号をパラレルに変換するシリアルパラレル変
換器と、該シリアルパラレル変換器によりパラレルに変
換された動作切換信号を少なくとも四個のＦＦ回路で保
持するデータラッチ回路と、該データラッチ回路の第一
のＦＦ回路の正規出力の設定データを反転させる第一の
ＩＩＬゲートと、前記データラッチ回路の第二のＦＦ回
路の正規出力の設定データを反転させる第二のＩＩＬゲ
ートと、前記第一第二のＩＩＬゲートで各々反転された
二つの設定データを論理積するワイヤードアンドと、該
ワイヤードアンドにより論理積された設定データを反転
させる第三のＩＩＬゲートと、該第三のＩＩＬゲートに
より反転された設定データを再度反転させる第四のＩＩ
Ｌゲートと、該第四のＩＩＬゲートにより再度反転され
た設定データに対応して前記制御出力配線から制御信号
を出力する切換バッファと、を具備していることによ
り、動作切換信号のＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定デ
ータに基づいてテレビチューナのＵＨＦモードとＶＨＦ
モードとを切り換えることができるので、二種類の動作
切換信号に一種類の構造で対応することができて総合的
な生産性が良好であり、処理に必要な素子が一個のワイ
ヤードアンドと少なくとも四個のＩＩＬゲートであり、
ＦＦ回路の反転出力に専用の配線を結線する必要がない
ので、これらの構造が簡単で回路面積を削減することが
可能である。
【０１２７】請求項７記載の発明のテレビチューナは、
ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々
の選択の有無が一ビットで個々に設定された少なくとも
四ビットの動作切換信号がシリアルに入力されるデータ
入力配線と、該データ入力配線にシリアルに入力された
動作切換信号をパラレルに変換するシリアルパラレル変
換器と、該シリアルパラレル変換器によりパラレルに変
換された動作切換信号を少なくとも四個のＦＦ回路で保
持するデータラッチ回路と、該データラッチ回路の第一
第二のＦＦ回路の反転出力の設定データを論理積するＣ
ＭＯＳのアンドゲートと、該アンドゲートにより論理積
された設定データに対応して前記制御出力配線から制御
信号を出力する切換バッファと、を具備していることに
より、動作切換信号のＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定
データに基づいてテレビチューナのＵＨＦモードとＶＨ
Ｆモードとを切り換えることができるので、二種類の動
作切換信号に一種類の構造で対応することができて総合
的な生産性が良好であり、処理に必要な素子が一個のＣ
ＭＯＳのアンドゲートなので、回路規模を削減すること
が可能である。
ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々
の選択の有無が一ビットで個々に設定された少なくとも
四ビットの動作切換信号がシリアルに入力されるデータ
入力配線と、該データ入力配線にシリアルに入力された
動作切換信号をパラレルに変換するシリアルパラレル変
換器と、該シリアルパラレル変換器によりパラレルに変
換された動作切換信号を少なくとも四個のＦＦ回路で保
持するデータラッチ回路と、該データラッチ回路の第一
第二のＦＦ回路の反転出力の設定データを論理積するＣ
ＭＯＳのアンドゲートと、該アンドゲートにより論理積
された設定データに対応して前記制御出力配線から制御
信号を出力する切換バッファと、を具備していることに
より、動作切換信号のＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定
データに基づいてテレビチューナのＵＨＦモードとＶＨ
Ｆモードとを切り換えることができるので、二種類の動
作切換信号に一種類の構造で対応することができて総合
的な生産性が良好であり、処理に必要な素子が一個のＣ
ＭＯＳのアンドゲートなので、回路規模を削減すること
が可能である。
【０１２８】請求項８記載の発明のテレビチューナは、
ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々
の選択の有無が一ビットで個々に設定された少なくとも
四ビットの動作切換信号がシリアルに入力されるデータ
入力配線と、該データ入力配線にシリアルに入力された
動作切換信号をパラレルに変換するシリアルパラレル変
換器と、該シリアルパラレル変換器によりパラレルに変
換された動作切換信号を少なくとも四個のＦＦ回路で保
持するデータラッチ回路と、該データラッチ回路の第一
のＦＦ回路の正規出力の設定データを反転させる第一の
インバータと、前記データラッチ回路の第二のＦＦ回路
の正規出力の設定データを反転させる第二のインバータ
と、前記第一第二のインバータで各々反転された二つの
設定データを論理積するＣＭＯＳのアンドゲートと、該
アンドゲートにより論理積された設定データに対応して
前記制御出力配線から制御信号を出力する切換バッファ
と、を具備していることにより、動作切換信号のＶＨＦ
−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定データに基づいてテレビチュ
ーナのＵＨＦモードとＶＨＦモードとを切り換えること
ができるので、二種類の動作切換信号に一種類の構造で
対応することができて総合的な生産性が良好であり、処
理に必要な素子が一個のＣＭＯＳのアンドゲートと二個
のインバータであり、ＦＦ回路の反転出力に専用の配線
を結線する必要がないので、回路規模を削減することが
可能である。
ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々
の選択の有無が一ビットで個々に設定された少なくとも
四ビットの動作切換信号がシリアルに入力されるデータ
入力配線と、該データ入力配線にシリアルに入力された
動作切換信号をパラレルに変換するシリアルパラレル変
換器と、該シリアルパラレル変換器によりパラレルに変
換された動作切換信号を少なくとも四個のＦＦ回路で保
持するデータラッチ回路と、該データラッチ回路の第一
のＦＦ回路の正規出力の設定データを反転させる第一の
インバータと、前記データラッチ回路の第二のＦＦ回路
の正規出力の設定データを反転させる第二のインバータ
と、前記第一第二のインバータで各々反転された二つの
設定データを論理積するＣＭＯＳのアンドゲートと、該
アンドゲートにより論理積された設定データに対応して
前記制御出力配線から制御信号を出力する切換バッファ
と、を具備していることにより、動作切換信号のＶＨＦ
−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定データに基づいてテレビチュ
ーナのＵＨＦモードとＶＨＦモードとを切り換えること
ができるので、二種類の動作切換信号に一種類の構造で
対応することができて総合的な生産性が良好であり、処
理に必要な素子が一個のＣＭＯＳのアンドゲートと二個
のインバータであり、ＦＦ回路の反転出力に専用の配線
を結線する必要がないので、回路規模を削減することが
可能である。
【０１２９】請求項９記載の発明のテレビチューナは、
ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々
の選択の有無が一ビットで個々に設定された少なくとも
四ビットの動作切換信号がシリアルに入力されるデータ
入力配線と、該データ入力配線にシリアルに入力された
動作切換信号をパラレルに変換するシリアルパラレル変
換器と、該シリアルパラレル変換器によりパラレルに変
換された動作切換信号を少なくとも四個のＦＦ回路で保
持するデータラッチ回路と、該データラッチ回路の第一
第二のＦＦ回路の正規出力の設定データを否定論理和す
るＣＭＯＳのノアゲートと、該ノアゲートにより否定論
理和された設定データに対応して前記制御出力配線から
制御信号を出力する切換バッファと、を具備しているこ
とにより、動作切換信号のＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの
設定データに基づいてテレビチューナのＵＨＦモードと
ＶＨＦモードとを切り換えることができるので、二種類
の動作切換信号に一種類の構造で対応することができて
総合的な生産性が良好であり、処理に必要な素子が一個
のＣＭＯＳのノアゲートであり、ＦＦ回路の反転出力に
専用の配線を結線する必要がないので、回路規模を削減
することが可能である。
ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々
の選択の有無が一ビットで個々に設定された少なくとも
四ビットの動作切換信号がシリアルに入力されるデータ
入力配線と、該データ入力配線にシリアルに入力された
動作切換信号をパラレルに変換するシリアルパラレル変
換器と、該シリアルパラレル変換器によりパラレルに変
換された動作切換信号を少なくとも四個のＦＦ回路で保
持するデータラッチ回路と、該データラッチ回路の第一
第二のＦＦ回路の正規出力の設定データを否定論理和す
るＣＭＯＳのノアゲートと、該ノアゲートにより否定論
理和された設定データに対応して前記制御出力配線から
制御信号を出力する切換バッファと、を具備しているこ
とにより、動作切換信号のＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの
設定データに基づいてテレビチューナのＵＨＦモードと
ＶＨＦモードとを切り換えることができるので、二種類
の動作切換信号に一種類の構造で対応することができて
総合的な生産性が良好であり、処理に必要な素子が一個
のＣＭＯＳのノアゲートであり、ＦＦ回路の反転出力に
専用の配線を結線する必要がないので、回路規模を削減
することが可能である。
【０１３０】請求項１０記載の発明のテレビチューナ
は、請求項４ないし９の何れか一記載のチューナＩＣ
と、ＶＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯域の信号を受信
するＶ帯受信手段と、ＵＨＦ帯域の信号を受信するＵ帯
受信手段と、前記チューナＩＣが出力する制御信号に対
応して前記Ｖ帯受信手段と前記Ｕ帯受信手段との一方を
選択的に動作させる動作切換手段と、を具備しているこ
とにより、動作切換信号のＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの
設定データに基づいてテレビチューナの受信帯域をＵＨ
ＦとＶＨＦとに切り換えることができるので、二種類の
動作切換信号に一種類の構造で対応することができて総
合的な生産性が良好である。
は、請求項４ないし９の何れか一記載のチューナＩＣ
と、ＶＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯域の信号を受信
するＶ帯受信手段と、ＵＨＦ帯域の信号を受信するＵ帯
受信手段と、前記チューナＩＣが出力する制御信号に対
応して前記Ｖ帯受信手段と前記Ｕ帯受信手段との一方を
選択的に動作させる動作切換手段と、を具備しているこ
とにより、動作切換信号のＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの
設定データに基づいてテレビチューナの受信帯域をＵＨ
ＦとＶＨＦとに切り換えることができるので、二種類の
動作切換信号に一種類の構造で対応することができて総
合的な生産性が良好である。
【０１３１】請求項１１記載の発明のテレビチューナの
制御方法は、ＶＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯域の信
号を受信するＶ帯受信手段と、ＵＨＦ帯域の信号を受信
するＵ帯受信手段とを具備したテレビチューナにおい
て、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との
各々の選択の有無が個々に設定された動作切換信号の入
力を受け付け、入力される動作切換信号に対応して前記
Ｖ帯受信手段と前記Ｕ帯受信手段との一方を選択的に動
作させる制御方法であって、動作切換信号のＶＨＦ−Ｌ
帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データの両方から選択無
しを検知すると前記Ｕ帯受信手段を動作させるようにし
たことにより、動作切換信号のＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈ
との設定データに基づいてテレビチューナの受信帯域を
ＵＨＦとＶＨＦとに切り換えることができる。
制御方法は、ＶＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯域の信
号を受信するＶ帯受信手段と、ＵＨＦ帯域の信号を受信
するＵ帯受信手段とを具備したテレビチューナにおい
て、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との
各々の選択の有無が個々に設定された動作切換信号の入
力を受け付け、入力される動作切換信号に対応して前記
Ｖ帯受信手段と前記Ｕ帯受信手段との一方を選択的に動
作させる制御方法であって、動作切換信号のＶＨＦ−Ｌ
帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データの両方から選択無
しを検知すると前記Ｕ帯受信手段を動作させるようにし
たことにより、動作切換信号のＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈ
との設定データに基づいてテレビチューナの受信帯域を
ＵＨＦとＶＨＦとに切り換えることができる。
【０１３２】請求項１２記載の発明のテレビチューナの
制御方法は、少なくとも高周波増幅回路と周波数変換回
路とを具備してＶＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯域の
信号を受信するＶ帯受信手段と、少なくとも高周波増幅
回路と周波数変換回路とを具備してＵＨＦ帯域の信号を
受信するＵ帯受信手段とを具備したテレビチューナにお
いて、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域と
の各々の選択の有無が個々に設定された動作切換信号の
入力を受け付け、入力される動作切換信号に対応して前
記Ｖ帯受信手段と前記Ｕ帯受信手段との一方を選択的に
動作させる制御方法であって、動作切換信号のＶＨＦ−
Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データの両方から選択
無しを検知すると前記Ｕ帯増幅手段を動作させるととも
に前記Ｖ帯増幅手段を休止させ、動作切換信号のＶＨＦ
−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データの一方から選
択有りを検知すると前記Ｕ帯増幅手段を休止させるとと
もに前記Ｖ帯増幅手段を動作させるようにしたことによ
り、動作切換信号のＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定デ
ータに基づいてテレビチューナの受信帯域をＵＨＦとＶ
ＨＦとに切り換えることができる。
制御方法は、少なくとも高周波増幅回路と周波数変換回
路とを具備してＶＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯域の
信号を受信するＶ帯受信手段と、少なくとも高周波増幅
回路と周波数変換回路とを具備してＵＨＦ帯域の信号を
受信するＵ帯受信手段とを具備したテレビチューナにお
いて、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域と
の各々の選択の有無が個々に設定された動作切換信号の
入力を受け付け、入力される動作切換信号に対応して前
記Ｖ帯受信手段と前記Ｕ帯受信手段との一方を選択的に
動作させる制御方法であって、動作切換信号のＶＨＦ−
Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データの両方から選択
無しを検知すると前記Ｕ帯増幅手段を動作させるととも
に前記Ｖ帯増幅手段を休止させ、動作切換信号のＶＨＦ
−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設定データの一方から選
択有りを検知すると前記Ｕ帯増幅手段を休止させるとと
もに前記Ｖ帯増幅手段を動作させるようにしたことによ
り、動作切換信号のＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの設定デ
ータに基づいてテレビチューナの受信帯域をＵＨＦとＶ
ＨＦとに切り換えることができる。
【０１３３】請求項１３記載の発明のテレビチューナの
制御方法は、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ
帯域との各々の選択の有無が個々に設定された動作切換
信号の入力を受け付け、この入力された動作切換信号の
ＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの二値の設定データを論理積
し、この論理積された設定データに対応して前記テレビ
チューナのＵＨＦモードとＶＨＦモードとを切り換える
ようにしたことにより、動作切換信号のＶＨＦ−ＬとＶ
ＨＦ−Ｈとの設定データに基づいてテレビチューナのＵ
ＨＦモードとＶＨＦモードとを切り換えることができ
る。
制御方法は、ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ
帯域との各々の選択の有無が個々に設定された動作切換
信号の入力を受け付け、この入力された動作切換信号の
ＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈとの二値の設定データを論理積
し、この論理積された設定データに対応して前記テレビ
チューナのＵＨＦモードとＶＨＦモードとを切り換える
ようにしたことにより、動作切換信号のＶＨＦ−ＬとＶ
ＨＦ−Ｈとの設定データに基づいてテレビチューナのＵ
ＨＦモードとＶＨＦモードとを切り換えることができ
る。
【図１】本発明の実施の第一の形態のテレビチューナの
一部であるチューナＩＣの要部を示すブロック図であ
る。
一部であるチューナＩＣの要部を示すブロック図であ
る。
【図２】本発明の第二の形態のテレビチューナの一部で
あるチューナＩＣの要部を示すブロック図である。
あるチューナＩＣの要部を示すブロック図である。
【図３】本発明の第三の形態のテレビチューナの一部で
あるチューナＩＣの要部を示すブロック図である。
あるチューナＩＣの要部を示すブロック図である。
【図４】一従来例のテレビチューナを示すブロック図で
ある。
ある。
【図５】一従来例のチューナＩＣの要部を示すブロック
図である。
図である。
【図６】他の従来例のチューナＩＣの要部を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
１０２，２０２，３０２ チューナ制御部 １０３ 周波数変換部 １１１ 信号入力手段であるデータ入力配線 １１７ データ変換手段であるシリアルパラレル変換
器 １１８ データ保持手段であるデータラッチ回路 １１９〜１２２ 第一から第四のＦＦ回路 １２５，２０５ 論理積手段であるワイヤードアンド １２６，１２７ 第一第二のＩＩＬゲート １０４ モード切換手段に相当する切換バッファ １２９ 制御出力配線 ２０３，２０４，２０６，２０７ 第一から第四のＩ
ＩＬゲート ３０３ ＣＭＯＳのアンドゲート
器 １１８ データ保持手段であるデータラッチ回路 １１９〜１２２ 第一から第四のＦＦ回路 １２５，２０５ 論理積手段であるワイヤードアンド １２６，１２７ 第一第二のＩＩＬゲート １０４ モード切換手段に相当する切換バッファ １２９ 制御出力配線 ２０３，２０４，２０６，２０７ 第一から第四のＩ
ＩＬゲート ３０３ ＣＭＯＳのアンドゲート
Claims (13)
- 【請求項１】 ＶＨＦ−Ｌ(Ｖery Ｈigh Ｆrequency
−Ｌow)帯域およびＶＨＦ−Ｈ(ＶＨＦ−Ｈigh)帯域の信
号を受信するＶ帯受信手段と、 ＵＨＦ(Ｕltra Ｈigh Ｆrequency)帯域の信号を受信
するＵ帯受信手段と、 ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々
の選択の有無が個々に設定された動作切換信号の入力を
受け付ける信号入力手段と、 動作切換信号のＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設
定データの両方から選択無しを検知する設定検知手段
と、 該設定検知手段の検知に対応して前記Ｕ帯受信手段を選
択的に動作させる動作切換手段と、を具備しているテレ
ビチューナ。 - 【請求項２】 前記Ｕ帯受信手段が、 所定の周波数で発振する局部発振手段と、 該局部発振手段の発振周波数と受信信号の周波数とを混
合して中間周波数に変換する周波数混合手段と、 を具備している請求項１記載のテレビチューナ。 - 【請求項３】 ＶＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯域の
受信信号を増幅するＶ帯増幅手段と、 該Ｖ帯増幅手段で増幅された受信信号の周波数を変換す
るＶ帯変換手段と、 ＵＨＦ帯域の受信信号を増幅するＵ帯増幅手段と、 該Ｕ帯増幅手段で増幅された受信信号の周波数を変換す
るＵ帯変換手段と、 ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々
の選択の有無が個々に設定された動作切換信号を出力す
る信号出力手段と、 動作切換信号のＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設
定データの両方から選択無しを検知する設定検知手段
と、 該設定検知手段が動作切換信号のＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨ
Ｆ−Ｈ帯域との設定データの両方から選択無しを検知す
ると前記Ｕ帯増幅手段を動作させるとともに前記Ｖ帯増
幅手段を休止させる第一切換手段と、 該設定検知手段が動作切換信号のＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨ
Ｆ−Ｈ帯域との設定データの一方から選択有りを検知す
ると前記Ｕ帯増幅手段を休止させるとともに前記Ｖ帯増
幅手段を動作させる第二切換手段と、を具備しているテ
レビチューナ。 - 【請求項４】 ＶＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯域の
信号を受信するＶＨＦモードとＵＨＦ帯域の信号を受信
するＵＨＦモードとを切換制御するテレビチューナにお
いて、 ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々
の選択の有無が個々に設定された動作切換信号のシリア
ルな入力を受け付ける信号入力手段と、 該信号入力手段にシリアルに入力された動作切換信号を
パラレルに変換するデータ変換手段と、 該データ変換手段によりパラレルに変換された動作切換
信号を保持するデータ保持手段と、 該データ保持手段に保持された動作切換信号のＶＨＦ−
ＬとＶＨＦ−Ｈとの二値の設定データを論理積する論理
積手段と、 該論理積手段により論理積された設定データに対応して
前記テレビチューナのＵＨＦモードとＶＨＦモードとを
切り換えるモード切換手段と、を具備していることを特
徴とするチューナＩＣ(Ｉntegrated Ｃircuit)。 - 【請求項５】 テレビチューナのＶＨＦモードとＵＨＦ
モードとを切り換える制御信号を出力する制御出力配線
を具備したチューナＩＣにおいて、 ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々
の選択の有無が一ビットで個々に設定された少なくとも
四ビットの動作切換信号がシリアルに入力されるデータ
入力配線と、 該データ入力配線にシリアルに入力された動作切換信号
をパラレルに変換するシリアルパラレル変換器と、 該シリアルパラレル変換器によりパラレルに変換された
動作切換信号を少なくとも四個のＦＦ(Ｆlip Ｆlop)回
路で保持するデータラッチ回路と、 該データラッチ回路の第一第二のＦＦ回路の反転出力の
設定データを論理積するワイヤードアンドと、 該ワイヤードアンドにより論理積された設定データを反
転させる第一のＩＩＬ(Ｉntegrated Ｉnjection Ｌog
ic)ゲートと、 該第一のＩＩＬゲートにより反転された設定データを再
度反転させる第二のＩＩＬゲートと、 該第二のＩＩＬゲートにより再度反転された設定データ
に対応して前記制御出力配線から制御信号を出力する切
換バッファと、を具備していることを特徴とするチュー
ナＩＣ。 - 【請求項６】 テレビチューナのＶＨＦモードとＵＨＦ
モードとを切り換える制御信号を出力する制御出力配線
を具備したチューナＩＣにおいて、 ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々
の選択の有無が一ビットで個々に設定された少なくとも
四ビットの動作切換信号がシリアルに入力されるデータ
入力配線と、 該データ入力配線にシリアルに入力された動作切換信号
をパラレルに変換するシリアルパラレル変換器と、 該シリアルパラレル変換器によりパラレルに変換された
動作切換信号を少なくとも四個のＦＦ回路で保持するデ
ータラッチ回路と、 該データラッチ回路の第一のＦＦ回路の正規出力の設定
データを反転させる第一のＩＩＬゲートと、 前記データラッチ回路の第二のＦＦ回路の正規出力の設
定データを反転させる第二のＩＩＬゲートと、 前記第一第二のＩＩＬゲートで各々反転された二つの設
定データを論理積するワイヤードアンドと、 該ワイヤードアンドにより論理積された設定データを反
転させる第三のＩＩＬゲートと、 該第三のＩＩＬゲートにより反転された設定データを再
度反転させる第四のＩＩＬゲートと、 該第四のＩＩＬゲートにより再度反転された設定データ
に対応して前記制御出力配線から制御信号を出力する切
換バッファと、 を具備していることを特徴とするチューナＩＣ。 - 【請求項７】 テレビチューナのＶＨＦモードとＵＨＦ
モードとを切り換える制御信号を出力する制御出力配線
を具備したチューナＩＣにおいて、 ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々
の選択の有無が一ビットで個々に設定された少なくとも
四ビットの動作切換信号がシリアルに入力されるデータ
入力配線と、 該データ入力配線にシリアルに入力された動作切換信号
をパラレルに変換するシリアルパラレル変換器と、 該シリアルパラレル変換器によりパラレルに変換された
動作切換信号を少なくとも四個のＦＦ回路で保持するデ
ータラッチ回路と、 該データラッチ回路の第一第二のＦＦ回路の反転出力の
設定データを論理積するＣＭＯＳ(Ｃomplementary Ｍe
tal Ｏxide Ｓemiconductor)のアンドゲートと、 該アンドゲートにより論理積された設定データに対応し
て前記制御出力配線から制御信号を出力する切換バッフ
ァと、を具備していることを特徴とするチューナＩＣ。 - 【請求項８】 テレビチューナのＶＨＦモードとＵＨＦ
モードとを切り換える制御信号を出力する制御出力配線
を具備したチューナＩＣにおいて、 ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々
の選択の有無が一ビットで個々に設定された少なくとも
四ビットの動作切換信号がシリアルに入力されるデータ
入力配線と、 該データ入力配線にシリアルに入力された動作切換信号
をパラレルに変換するシリアルパラレル変換器と、 該シリアルパラレル変換器によりパラレルに変換された
動作切換信号を少なくとも四個のＦＦ回路で保持するデ
ータラッチ回路と、 該データラッチ回路の第一のＦＦ回路の正規出力の設定
データを反転させる第一のインバータと、 前記データラッチ回路の第二のＦＦ回路の正規出力の設
定データを反転させる第二のインバータと、 前記第一第二のインバータで各々反転された二つの設定
データを論理積するＣＭＯＳのアンドゲートと、 該アンドゲートにより論理積された設定データに対応し
て前記制御出力配線から制御信号を出力する切換バッフ
ァと、を具備していることを特徴とするチューナＩＣ。 - 【請求項９】 テレビチューナのＶＨＦモードとＵＨＦ
モードとを切り換える制御信号を出力する制御出力配線
を具備したチューナＩＣにおいて、 ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々
の選択の有無が一ビットで個々に設定された少なくとも
四ビットの動作切換信号がシリアルに入力されるデータ
入力配線と、 該データ入力配線にシリアルに入力された動作切換信号
をパラレルに変換するシリアルパラレル変換器と、 該シリアルパラレル変換器によりパラレルに変換された
動作切換信号を少なくとも四個のＦＦ回路で保持するデ
ータラッチ回路と、 該データラッチ回路の第一第二のＦＦ回路の正規出力の
設定データを否定論理和するＣＭＯＳのノアゲートと、 該ノアゲートにより否定論理和された設定データに対応
して前記制御出力配線から制御信号を出力する切換バッ
ファと、を具備していることを特徴とするチューナＩ
Ｃ。 - 【請求項１０】 請求項４ないし９の何れか一記載のチ
ューナＩＣと、 ＶＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯域の信号を受信する
Ｖ帯受信手段と、 ＵＨＦ帯域の信号を受信するＵ帯受信手段と、 前記チューナＩＣが出力する制御信号に対応して前記Ｖ
帯受信手段と前記Ｕ帯受信手段との一方を選択的に動作
させる動作切換手段と、を具備しているテレビチュー
ナ。 - 【請求項１１】 ＶＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯域
の信号を受信するＶ帯受信手段と、ＵＨＦ帯域の信号を
受信するＵ帯受信手段とを具備したテレビチューナにお
いて、 ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々
の選択の有無が個々に設定された動作切換信号の入力を
受け付け、入力される動作切換信号に対応して前記Ｖ帯
受信手段と前記Ｕ帯受信手段との一方を選択的に動作さ
せる制御方法であって、 動作切換信号のＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設
定データの両方から選択無しを検知すると前記Ｕ帯受信
手段を動作させるようにしたことを特徴とするテレビチ
ューナの制御方法。 - 【請求項１２】 少なくとも高周波増幅回路と周波数変
換回路とを具備してＶＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯
域の信号を受信するＶ帯受信手段と、少なくとも高周波
増幅回路と周波数変換回路とを具備してＵＨＦ帯域の信
号を受信するＵ帯受信手段とを具備したテレビチューナ
において、 ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々
の選択の有無が個々に設定された動作切換信号の入力を
受け付け、入力される動作切換信号に対応して前記Ｖ帯
受信手段と前記Ｕ帯受信手段との一方を選択的に動作さ
せる制御方法であって、 動作切換信号のＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設
定データの両方から選択無しを検知すると前記Ｕ帯増幅
手段を動作させるとともに前記Ｖ帯増幅手段を休止さ
せ、 動作切換信号のＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域との設
定データの一方から選択有りを検知すると前記Ｕ帯増幅
手段を休止させるとともに前記Ｖ帯増幅手段を動作させ
るようにしたことを特徴とするテレビチューナの制御方
法。 - 【請求項１３】 ＶＨＦ−Ｌ帯域およびＶＨＦ−Ｈ帯域
の信号を受信するＶ帯受信手段と、ＵＨＦ帯域の信号を
受信するＵ帯受信手段とを具備したテレビチューナにお
いて、 ＶＨＦ−Ｌ帯域とＶＨＦ−Ｈ帯域とＵＨＦ帯域との各々
の選択の有無が個々に設定された動作切換信号の入力を
受け付け、 この入力された動作切換信号のＶＨＦ−ＬとＶＨＦ−Ｈ
との二値の設定データを論理積し、 この論理積された設定データに対応して前記テレビチュ
ーナのＵＨＦモードとＶＨＦモードとを切り換えるよう
にしたことを特徴とするテレビチューナの制御方法。
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|---|---|---|---|
| JP26646797A JP3183332B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | テレビチューナ、チューナｉｃ、テレビチューナの制御方法 |
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|---|---|---|---|
| JP26646797A JP3183332B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | テレビチューナ、チューナｉｃ、テレビチューナの制御方法 |
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| EP (1) | EP0905891A1 (ja) |
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| KR (1) | KR100278489B1 (ja) |
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